JP5250335B2 - ランダムアクセス信号検出機能を備えた無線通信装置、及び無線通信システム並びにランダムアクセス信号検出方法 - Google Patents

ランダムアクセス信号検出機能を備えた無線通信装置、及び無線通信システム並びにランダムアクセス信号検出方法 Download PDF

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本発明は、ランダムアクセス信号検出機能を備えた無線通信装置、及び無線通信におけるランダムアクセス信号の検出方法、並びに当該方式を実現する通信システムに関する。
現在、次世代移動通信システムの標準として、非特許文献1にあるとおり、3GPP(the 3rd Generation Partnership Project)によりLTE(Long Term Evolution)が規格されている。すなわち、LTEシステムの上りリンク(端末から基地局への通信)における、変調信号のピーク電力と平均電力の比を抑え,端末の送信電力増幅器の負荷を低減し,端末のバッテリーライフの延長が可能なSC-FDMA (Single-Carrier Frequency Division Multiple Access) 方式が用いられている。SC-FDMAは周波数分割ベースの方式である。SC-FDMAの他に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)等は周波数分割ベースの方式である。
従来のSC-FDMA方式の無線通信システムでは、送信ランダムアクセス信号の時間領域あるいは周波数領域の相関特性を利用して信号が到来しているかどうかを判断する。図12と図13に従来の検出方式及び装置構成を示す。図12は、MF(Matched Filter)を用いた時間領域の検出方法の構成である。21は受信データ用フーリエ変換部、22はデータ復調処理部、41はMF(Matched Filter)部、42は時間領域既知系列保存部、43は判定部である。MF部41により、受信信号の時間領域における既知系列のデータとの相関を計算し、判定部43で判定する。時間領域既知系列保存部43に保持された既知系列のデータは、送信ランダムアクセス信号をサンプリングしたものである。ランダムアクセス信号の生成系列の長さは839であるため、既知系列のデータ長さを839以上とする必要がある。
一方、周波数領域での処理による検出方式の構成例を、図13に示す。51はランダムアクセス信号用フーリエ変換部、52は周波数領域既知系列保存部、53は乗算部、54はランダムアクセス信号用逆フーリエ変換部である。入力信号をランダムアクセス信号用フーリエ変換部51によりフーリエ変換による周波数領域信号に変換し,周波数領域既知系列保存部52に保持された既知系列のデータとを乗算部53で乗算し、その結果のデータ列をランダムアクセス信号用逆フーリエ変換部54で逆フーリエ変換により時間領域信号に戻す。周波数領域既知系列保存部52に保持された既知系列は送信ランダムアクセス信号において割当てられているサブキャリアにマッピングした系列信号と同じく、長さが839となる。時間領域の相関を周波数領域の乗算と等価なものにすることで,この逆フーリエ変換の出力は前述のMFの出力と等価なものとなる。
すなわち、図12、図13の各出力は、共に受信信号のDelay Profileに相当し、基地局の判定部43はこのDelay Profileによって、ランダムアクセス信号が到来しているかどうかを判断する。つまり、図14に示すように、Delay Profileの出力振幅において、雑音レベルより大きいピークが現れる時は、ランダムアクセス信号が到来していると判定される。
しかしながら、上記の従来方式では、基地局における計算量が多くなり実装コストが高い。特に、MFを用いた検出方式では、ウェイトの長さが839以上になり、そのまま実装することが困難なため、一般にタップ数が少ないMFを使ってウェイトを切り替える等のより複雑な工夫が必要とする。さらに、送信ランダムアクセス信号の時間領域と周波数領域のフォーマットは、データ信号のフォーマットと違うため、従来方式を使う基地局は、ランダムアクセス信号検出専用のMF、あるいはランダムアクセス信号のフォーマットに合う専用のフーリエ変換部、すなわちランダムアクセス信号の構成に合うフーリエ変換と逆フーリエ変換を必要とする。
また、既知系列データの保存部も必要であり、1つの既知系列の長さは最小839になる上、複数ユーザを対応する場合、必要とするメモリ量がさらに多くなる。そのため、従来方式によるランダムアクセス信号検出は、計算量が多く、実装するコストが高いという問題が存在する。
本発明が解決しようとする課題は、上りリンクにおいて、端末が送信要求を基地局に通知するために送信したランダムアクセス信号を基地局が検出する方式において、基地局の処理の軽量化と低コスト化を図ることにある。
上記課題を解決するために本発明では、送信ランダムアクセス信号のフォーマットと送信データ信号のフォーマットの違いを利用して、基地局がこのフォーマットの違いを反映できる電力変化パターンによるランダムアクセス信号の検出を行う。
本発明の代表的な構成を示すと次の通りである。本発明の無線通信装置は、受信系及び送信系を備えてなり、前記受信系は、全ての受信信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換するフーリエ変換部と、該フーリエ変換された前記周波数領域信号から前記受信信号を復調する復調処理部と、該フーリエ変換された前記周波数領域信号の中のランダムアクセス信号の周波数領域の信号を監視し、1つの送信時間間隔における該周波数領域の信号の変化パターンにより、前記ランダムアクセス信号の到来を検出するランダムアクセス検出機能とを備え、前記受信信号は、情報を伝送するためのデータ信号と、端末が送信要求を基地局に通知するために送信する前記ランダムアクセス信号とを含み、前記ランダムアクセス検出機能は、前記ランダムアクセス信号のフォーマットと前記データ信号のフォーマットの差を電力の変化パターンとして抽出し、前記ランダムアクセス信号を検出することを特徴とする。
本発明により、基地局の処理の軽量化、低コスト化を実現することができる。
以下、図に従って本発明の実施例を説明する。本発明は、移動通信システム、あるいはセルラーシステム、あるいは携帯電話システム等の無線通信システムに適用可能であるが、以下では、フェムトセルに適用した例について説明する。
まず、図1〜図9で本発明の第一の実施例を説明する。
まず、本発明の実施の形態を説明するにあたって、本発明で想定する端末から基地局への上りリンクのシステム構成について説明する。図1は、本発明で想定するフェムトセルにおける上りリンク及び下りリンクのイメージ図である。フェムトセルは、出力20mW程度で半径数十メートル程度の小さい範囲の通話エリアを持つ。基地局100に対して、同時接続可能な端末2(A,B,C)の数は4程度である。基地局100は、信号送受信制御の機能を備えたベースバンド部(BB)101、受信系(A/D変換部102、RFフロントエンド部103、及び、同期をとるためのクロック信号の発生源であるSCG104やCLK105)を有している。さらに、送信系としてA/D変換機能を含む送信信号生成部107、送信受信を切り替えるための送信受信切り替スイッチ108、及びアンテナ109を備えている。ベースバンド部101は、送信系及び受信系のそれぞれの一部を構成するものであり、送受信信号の生成、処理に関する各種機能に加えて、端末2等から受信した信号に含まれるランダムアクセス信号の有無を検出するためのランダムアクセス信号検出機能110を備えている。
また、各端末2は、送受信機能、アンテナ及び同期をとるべきクロック信号の発生源などを備えている。
上りリンクと下りリンクとは、周波数分割ベースの方式を採用している。この中、上りリンクでは,送信電力増幅器の所要ピーク電力を下げるために,ピーク対平均信号電力比の小さいSC−FDMA方式を採用している。SC−FDMA方式の上りリンクは,SC−データ信号と、ランダムアクセス信号とを含んでいる。一方、下りリンクでは、OFDMA を採用し、多数の直交サブキャリアを分割して複数ユーザに割り当てマルチアクセスを可能にしている。
端末2の送信系は、SC−FDMA方式を採用するために、図2に示すような構成になっている。すなわち、図2に示すように、送信側は、送信フーリエ変換部31、サブキャリアマッピング部32、送信逆フーリエ変換部33を備えている。
送信信号である時間領域のデータに対して送信フーリエ変換部31で離散フーリエ変換DFT(Discrete Fourier Transform)により周波数領域の信号に変換した後、サブキャリアマッピング部32に入力する。ここで、システム帯域において、割当てられているサブキャリアにこの周波数信号をマッピングし、割当てられていないサブキャリアにゼロ信号を挿入する。その出力を、送信逆フーリエ変換部33に入力する。送信逆フーリエ変換部33でこの入力した周波数領域の信号を逆高速フーリエ変換IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)により時間領域信号に変換し、その出力の先頭にサイクリックプリフィックスCPを挿入し、送信シンボルSC-FDMAを作成する。連続に出力した複数の送信シンボルが1つの送信サブフレームになる。送信サブフレームはA/D変換機能によりA/D変換され、1つの送信時間間隔の中でアンテナから送信される。
LTE規格のシステムの上りリンクでは、上述のSC-FDMA方式により生成される2種の送信信号がある。1つは情報データを伝送するためのデータ信号であり、1つはそのデータ信号を送信するため、端末がこの送信要求を基地局に通知するため送信するランダムアクセス信号である。この2つの信号のフォーマットが異なる。LTEにおいて、このランダムアクセス信号の周波数領域の構成が規格化されている。
図3に、このSC−FDMA方式の送信信号(周波数領域)の通信プロトコルの一部を示す。第一層は、1.5MHz〜20MHzのデータ信号の層、第二層、第三層は1.08MHzのランダムアクセス信号となっている。
図4に、データ信号のサブフレームのフォーマットを示す。データ信号の1つのサブフレームは、14個の送信シンボルを送信し、1つの送信時間間隔の時間長と一致する。
図5に、ランダムアクセス信号のフォーマットを示す。定義されたランダムアクセス信号は、1つのサブフレームが1つの送信シンボルのみを含む。サイクリックプリフィックスCPとプリアンブルと呼ばれる信号本体との時間長が、1つの送信時間間隔の時間長より97.4μs短く、つまり、ガードタイムと呼ばれる97.4μsの時間には信号が送信されない。ランダムアクセス信号の帯域幅は1080kHz である。その中、両側は各15kHzのガード帯域であり,信号がない。中心の帯域は,連続の839個サブキャリアで構成され,変調信号が送信される。サブキャリア間隔は1.25kHz である。変調信号は、長さが839のZadoff-Chu系列信号から生成される。
図1に示した本発明の想定するシステムでは、端末2から基地局100への上りリンクは、送信時間間隔が一定の時間により仕切られたシステム構成になっている。各送信時間間隔では、音声及びディジタル情報を送信するデータ信号や、端末が基地局にこの送信要求を通信するためのランダムアクセス信号が送信される。
1つの送信時間間隔の中、端末の送信要求があるかどうかということを、基地局が分らないため、基地局は常にランダムアクセス信号が到来しているかどうかを判断する必要がある。以下、基地局がこのランダムアクセス信号が到来しているかどうかを判断すること、すなわち、ランダムアクセス信号検出に適応させて、本発明の実施の形態について説明する。
本発明を適用した受信系の実施例を図6に示す。図6において、21は受信データ用フーリエ変換部、22はデータ復調処理部、23はランダムアクセス帯域電力測定部、24はランダムアクセス信号検出判定部である。ランダムアクセス帯域電力測定部23及びランダムアクセス信号検出判定部24で、受信データ用フーリエ変換部21の出力を入力とする、ランダムアクセス信号検出機能110を構成している。
受信信号は全てデータ受信用のフーリエ変換部21に入力され、高速フーリエ変換FFT(Fast Fourier Transform)により周波数領域の信号に変換され、その出力をデータ復調処理部22に入力して復調処理する。一方、データ受信用のフーリエ変換部21の全出力を、ランダムアクセス信号帯域の電力測定部23にも入力し、ランダムアクセス信号が使う帯域部分の電力が観測される。ランダムアクセス信号検出判定部24では、電力値の状態により、ランダムアクセス信号が到来しているかどうかを判断する。
図7で、ランダムアクセス信号の検出及び判定の処理フローを説明する。この処理フローは、1つの送信時間間隔(例えば1ms)が所定の時間間隔により仕切られたサブ送信時間間隔、例えば14分割された基準タイミング(=1/14ms)毎に起動される(S700)。最初にN=0に設定する。次に、自局宛に受信した全ての入力信号をデータ受信用のフーリエ変換部21で周波数領域信号にフーリエ変換する(S704)。次に、ランダムアクセス信号検出機能110において、この周波数領域信号の中のある帯域(ランダムアクセス帯域)に含まれる電力をあらかじめ設定された閾値と比較する(S706)。そして、ランダムアクセス帯域に含まれる電力が閾値よりも大きな時は、N=N+1とし(S708)、さらに、14回目の出力であるか否かチェックする(S710)。14回目未満の場合、S704に戻る。一方、ランダムアクセス帯域に含まれる電力が閾値よりも小さい時は、14回目の出力であるか否かチェックする(S712)。S710で14回目の出力である場合、ランダムアクセス信号は到来していないと判定する(S714)。一方、S712で14回目の出力である場合、ランダムアクセス信号が到来していると判定する(S716)。これで、1回の基準タイミングに対応する処理が終了する(S718)。
すなわち、ランダムアクセス信号は、図8に示すように、基準タイミングが13回目までは、電力が高のレベルを維持しているが、14回目になると電力が低のレベルに変わる特性がある。一方、データ信号は、14回目でも電力が高のレベルにある。このように、2種の信号の特徴を利用して、基準タイミングごとに、データ受信用のフーリエ変換部21でフーリエ変換された受信信号の帯域電力レベルをランダムアクセス信号検出機能110においてチェックすることで、受信した信号がランダムアクセス信号であるか否かの判定を行うことができる。換言すると、ランダムアクセス信号の信号フォーマットに合う専用のMF、あるいはフーリエ変換と逆フーリエ変換を省略できる。
次に、本実施例による、フェムトセル内で通信を行う例を、図9のタイムチャートで説明する。ここでは、フェムトセル内の端末Aと端末Cで通信する場合を例に説明する。本発明のシステムでは、端末Aから基地局への上りリンクは、各送信時間間隔(例えば1ms)が一定の時間間隔で細かいサブ時間間隔に仕切られている。端末Aは、この送信時間間隔を利用して、ランダムアクセス信号により基地局へ送信要求を行う。しかし、1つの送信時間間隔の中、端末の送信要求があるかどうかということを、基地局自体は分らない。そのため、基地局は図7に示した方法で、常にランダムアクセス信号が到来しているかどうかを判断し、自局宛のランダムアクセス信号を検出する。ランダムアクセス信号が検出された場合、下りリンクを介してフェムトセル内の全端末に対して、肯定応答を送る。これを受けて、端末Aから端末C宛のデータ信号、すなわち、音声及びディジタル情報が送信される。
このデータ信号を受信した端末Cが端末Aへデータを送信したい場合も、同様に、まず、端末Cが基地局へランダムアクセス信号を送り、基地局が図7に示した方法で、自局宛のランダムアクセス信号を検出する。このようにして、端末Aと端末C間の通信が実現される。
このように、本実施例によれば、特にユーザの数が少ないフェムトセル環境、例えば、屋内やオフィス内に運用する小型基地局おいて、計算の軽量化と装置コストの低減ができる。特に、端末が送信したランダムアクセス信号を、基地局が検出する方式において、ランダムアクセス信号の信号フォーマットに合う専用のMF、あるいはフーリエ変換と逆フーリエ変換が省略できる。また、相関計算、あるいは乗算の計算も省略できる。従って、本実施例によれば、基地局の軽量化、低コスト化を実現することができる。
以上の記述の中では、完全な理解を提供するために、上りリンクがSC-FDMA方式を採用する実施形態を説明される。上りリンクが他の周波数分割ベースの方式(例えば、OFDM、OFDMA)を採用するシステムは、図5に示すフォーマットを備えるランダムアクセス信号を生成することができるため、本発明を実行できることは、明確であろう。
次に、図10〜図11で本発明の第二の実施例になる無線通信システムを説明する。
本発明は、異なるフェムトセル間での通信にも適用できる。例えば、図10に示すように、2つのフェムトセルが、通信ネットワークを介して、例えばセンタを有する有線のマクロセルを介して相互にアクセス可能に構成されている場合が考えられる。基地局Aを有する1つのフェムトセル内の端末Taと基地局Bを有する他のフェムトセル内の端末Tbとは、図11に示すようにして、通信が確立される。すなわち、各フェムトセル内の通信は、夫々端末が基地局へランダムアクセス信号を送り、基地局が図7に示した方法で、自局宛のランダムアクセス信号を検出する。そして、基地局A、センタ、基地局Bを介して、端末Taと端末Tb間の通信が実現される。
本実施例によれば、各フェムトセル内の端末が送信したランダムアクセス信号を各基地局が検出する方式において、ランダムアクセス信号の信号フォーマットに合う専用のMF、あるいはフーリエ変換と逆フーリエ変換が省略でき、基地局の処理の軽量化と装置の低コスト化ができる。相関計算、あるいは乗算の計算も省略できる。特にユーザの数が少ないセル環境、例えば、屋内やオフィス内に運用する小型基地局おいて、計算の軽量化と装置コストの低減ができる。
また、本発明は、受信機構成に関する発明であるため、既に方式が定められた無線通信システムに適用することは容易に実現できる。さらに、本発明は受信機構成に関する発明であるため、例えばユーザ数が多い環境に運用する大型基地局でも、従来の技術との併用が可能である。
本発明の第一の実施例で想定する無線通信システムを説明する図である。 本発明の第一の実施例に用いるSC−FDMA方式を説明する図である。 SC−FDMA方式の送信信号の通信プロトコルの一部を示す図である。 データ信号のサブフーレムフォーマットを示す図である。 ランダムアクセス信号のサブフーレムフォーマットを示す図である。 本発明の第一の実施例を適用した受信機の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施例におけるランダムアクセス信号の検出及び判定の処理フローである。 ランダムアクセス信号の検出及び判定の動作を説明する図である。 本実施例により、フェムトセル内で端末が通信を行う例を示すタイムチャートである。 本発明の第二の実施例で想定する無線通信システムを説明する図である。 本発明の第二の実施例により、端末間で通信を行う例を示すタイムチャートである。 従来のランダムアクセス信号検出装置の例を示す図である。 従来のランダムアクセス信号検出装置の例を示す図である。 従来のランダムアクセス信号検出装置で得られる出力の例を示す図である。
符号の説明
2…端末、
21…受信データ用フーリエ変換部、
22…データ復調処理部、
23…ランダムアクセス帯域電力測定部、
24…ランダムアクセス信号検出判定部、
31…送信フーリエ変換部、
32…サブキャリアマッピング部、
33…送信逆フーリエ変換部、
41…MF(Matched Filter)部、
42…時間領域既知系列保存部、
43…判定部、
51…ランダムアクセス信号用フーリエ変換部、
52…周波数領域既知系列保存部、
53…乗算部、
54…ランダムアクセス信号用逆フーリエ変換部、
100…基地局、
101…ベースバンド部、
102…A/D変換部、
103…RFフロントエンド部、
104…SCG、
105…CLK、
107…送信信号生成部、
108…送信受信切り替スイッチ、
109…アンテナ、
110…ランダムアクセス信号検出機能。

Claims (11)

  1. 受信系及び送信系を備えてなり、
    前記受信系は、全ての受信信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換するフーリエ変換部と、
    該フーリエ変換された前記周波数領域信号から前記受信信号を復調する復調処理部と、
    該フーリエ変換された前記周波数領域信号の中のランダムアクセス信号の周波数領域の信号を監視し、1つの送信時間間隔における該周波数領域の信号の変化パターンにより、前記ランダムアクセス信号の到来を検出するランダムアクセス検出機能とを備え、
    前記受信信号は、情報を伝送するためのデータ信号と、端末が送信要求を基地局に通知するために送信する前記ランダムアクセス信号とを含み、
    前記ランダムアクセス検出機能は、前記ランダムアクセス信号のフォーマットと前記データ信号のフォーマットの差を電力の変化パターンとして抽出し、前記ランダムアクセス信号を検出する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1において、
    前記フーリエ変換部はデータ信号用のフーリエ変換部であり、
    前記ランダムアクセス検出機能は、前記受信信号を前記データ信号用のフーリエ変換部により周波数領域信号に変換された信号について、前記ランダムアクセス信号の使用帯域の電力を監視し、前記1つの送信時間間隔の中の前記電力の変化パターンを利用して、前記ランダムアクセス信号の到来の有無を検出する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項において、
    前記受信信号は周波数分割ベースの方式(例えば、シングルキャリアFDMA、OFDM、OFDMA)の信号であり、
    前記ランダムアクセス検出機能は、
    前記1つの送信時間間隔を14等分したサブ送信時間間隔毎の比較において、前記ランダムアクセス信号をフーリエ変換して得られる前記フォーマットの最後のサブ送信時間間隔の出力が低である場合、前記ランダムアクセス信号が到来していると判定する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項3において、
    前記ランダムアクセス信号はフェムトセル内で送受される信号である
    ことを特徴とする無線通信装置。
  5. 基地局と複数の端末とを備えてなり、
    前記各端末から前記基地局への上りリンクの通信が周波数分割ベースの方式で行われる無線通信システムであって、
    前記基地局は、受信系及び送信系を備え、
    前記受信系は、全ての受信信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換する機能と、
    前記周波数領域信号の1つの送信時間間隔の時間長における、前記周波数分割ベースの方式で規定されたデータ信号のサブフレームのフォーマットとランダムアクセス信号のフォーマットの差に基づいて、前記ランダムアクセス信号の到来の有無を検出するランダムアクセス検出機能を有する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項5において、
    前記受信系は、全ての受信信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換するフーリエ変換部と、
    該フーリエ変換された周波数領域信号から前記受信信号を復調する復調処理部とを備え、
    前記ランダムアクセス検出機能は、前記フーリ変換部でフーリエ変換された周波数領域信号の中のランダムアクセス信号の周波数領域の信号を監視し、前記1つの送信時間間隔の中の該周波数領域の前記ランダムアクセス信号のフォーマットと前記データ信号のフォーマットの差を電力の変化パターンとして抽出し該電力の変化パターンにより、前記ランダムアクセス信号の到来を検出するランダムアクセス検出機能とを備えた
    ことを特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項において、
    前記基地局と前記複数の端末により1つフェムトセルが構成されている
    ことを特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項において、
    複数の前記フェムトセルが通信ネットワークで接続されている
    ことを特徴とする無線通信システム。
  9. 端末がデータ信号を送信する要求を基地局に通知するために送信するランダムアクセス信号を、前記基地局が検出する、無線通信システムにおけるランダムアクセス信号検出方法であって、
    前記端末から前記基地局への上りリンクの通信が周波数分割ベースの方式で行われ、
    前記基地局の受信系において、
    全ての受信信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換し、
    前記周波数領域信号の1つの送信時間間隔の時間長における、前記データ信号のサブフレームのフォーマットと前記ランダムアクセス信号のフォーマットの差に基づいて、前記ランダムアクセス信号の到来の有無を検出する
    ことを特徴とする無線通信システムにおけるランダムアクセス信号検出方法。
  10. 請求項9において、
    前記基地局が受信した信号を全てデータ信号用のフーリエ変換部により周波数領域信号に変換し、該周波数領域信号により前記ランダムアクセス信号が使う帯域の電力を監視し、
    1つの送信時間間隔の中、前記ランダムアクセス信号のフォーマットと前記データ信号のフォーマットの差を電力の変化パターンとして抽出し該電力の変化パターンにより、前記ランダムアクセス信号が到来しているかどうかを判断する
    ことを特徴とする無線通信システムにおけるランダムアクセス信号検出方法。
  11. 請求項において、
    前記端末は前記基地局との間でフェムトセルを構成するものであり、
    前記端末から前記基地局への上りリンクの通信が周波数分割ベースの方式で行われる
    ことを特徴とする無線通信システムにおけるランダムアクセス信号検出方法。
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