JP5249275B2 - 参照信号シーケンス伝送方法 - Google Patents

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本発明は、参照信号シーケンス伝送方法に関するもので、より詳細には、単一または多重のリソースブロックの大きさに該当する多様な長さを有するシーケンスをグルーピングする方法、参照信号シーケンスを生成する方法、及びZadoff―Chu(ZC)シーケンスを用いた参照信号シーケンス伝送方法に関するものである。
以下では、主に3GPP LTEシステムの観点で説明するが、本発明は、3GPP LTEシステムに制限されるものでなく、3GPP LTEシステムは、従来技術の熟練者が本発明を明確に理解できるようにするための一例に過ぎない。
通信システムで信号を区分するためのID及び同期情報などを含む制御情報を伝送するために用いられるシーケンスとしては、様々なものがあるが、現在、3GPP LTEシステムの場合、CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)シーケンスがその基本をなしている。このようなCAZACシーケンスは、このシーケンスを用いて各種のIDや情報を抽出する各チャネルに使用可能である。これら各チャネルとしては、ダウンリンクの同期化のための同期チャネル(例えば、primary―SCH、secondary―SCH、BCH)、アップリンク同期化のための同期チャネル(例えば、RACH)、パイロットチャネル(例えば、データパイロット、チャネル品質パイロット)などがある。また、上述したCAZACシーケンスは、スクランブリングにも使用可能である。
CAZACシーケンスの種類としては、GCL CAZAC及びZadoff―Chu CAZACの二種類が大いに使用されている。これら二種類のCAZACシーケンスは互いに共役複素数関係にあり、GCL CAZACは、Zadoff―Chuの共役複素数を取ることで得られる。Zadoff―Chu CAZACは、次のように与えられる。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
ここで、kは、シーケンスインデックスを表し、Nは、生成されるCAZACシーケンスの長さを表し、Mは、シーケンスIDを表す。
上記の式(1)及び式(2)のように与えられるZadoff―Chu CAZACシーケンス及びこれと共役複素数関係にあるGCL CAZACシーケンスをc(k;N,M)で表すとき、全て次のような三つの特徴を有する。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
上記の式(3)は、CAZACシーケンスの大きさが常に1であることを意味し、式(4)は、CAZACシーケンスの自己相関関数がデルタ関数で表示されることを表す。ここで、自己相関は、循環相関に基づいている。また、式(5)は、交差相関関数が常に定数であることを表す。
以下では、これら二種類のCAZACシーケンスのうち、主にZadoff―Chu CAZACシーケンス(以下、「ZCシーケンス」という。)に重点をおいて説明する。
参照信号シーケンスとしてZCシーケンスを用いる3GPP LTEシステムで、ZCシーケンスの長さはリソースブロックの大きさと同一でなければならない。そして、一つのリソースブロックの大きさのシーケンスのみならず、多重リソースブロックの大きさに対応する長さを有する参照信号シーケンスも用いられる。
参照信号シーケンスは、単一セルの場合、各使用者機器(以下、"UE"という。)間の多重化のために地域的(localized)FDM方式で割り当てられる。一方、多重セルの場合、他のセルから来る各UEをNode Bが区分するようにCDM多重化を使用する。
このような多重化方式では、二つの形態の方法を用いることができる。一つは、異なるルートインデックスを有するZCシーケンスを用いるCDM方法で、他の一つは、異なるように適用される循環移動を有するZCシーケンスを用いるCDM方法である。
このような種類のZCシーケンスを用いる参照信号の長さが同一であるとき、前記二つのケースに対する交差相関値は大きくない。しかしながら、異なる長さの参照信号が他のセルから干渉として入ってきて、同一の周波数バンドまたはオーバーラップされた周波数バンドを通して伝送されるとき、前記交差相関値は重要である。
上述した問題点を解決するために、本発明の目的は、マルチセル環境で隣接セルから互いに異なる長さを有するシーケンスが同一のリソース領域に干渉として流入する場合にも、セル間干渉を最小化できるようにシーケンスを割り当てる方法を提供することにある。
このために、本発明は、それぞれのグループが高い交差相関値を有するシーケンスを構成し、参照信号として用いられる多様な長さのシーケンスを提供することで、効率的にシーケンスをグルーピングするための方法を提供する。
また、本発明は、上述したグルーピングに基づいて参照信号シーケンスを生成する方法を提供する。
上述した目的を達成するために、本発明の第1の特徴による単一または多重のリソースブロックの大きさに該当する多様な長さのシーケンスをグルーピングする方法を提案する。本発明の一実施例に係るシーケンスグルーピング方法は、それぞれのグループがそれぞれの長さに対して少なくとも一つ以上のシーケンスを含むようにグループに前記シーケンスをグルーピングし、前記グループ化されたシーケンスは、多様な循環移動値に該当する循環移動を支援するのに用いられる基本シーケンスで、前記循環移動される前記基本シーケンスは、参照信号シーケンスとして用いることができる。
好ましくは、前記グループの数は30である。
そして、前記グルーピングは、前記それぞれのグループが、前記リソースブロックの大きさの1倍〜5倍の長さに該当するシーケンスで各長さごとに1個の基本シーケンスを含み、前記リソースブロックの大きさの6倍以上の長さに該当するシーケンスで各長さごとに2個の基本シーケンスを含むように行われる。
そして、好ましくは、前記リソースブロックの大きさの3倍以上に該当する長さを有する前記基本シーケンスは、Zadoff―Chu(ZC)シーケンスを用いて定義され、前記リソースブロックの大きさの1倍または2倍に該当する長さを有する前記基本シーケンスは、前記ZCシーケンスと異なるシーケンスを用いて定義される。
本発明の第2の特徴による一実施例に係る参照信号シーケンスを生成する方法を提案する。本発明の第2の特徴の一実施例に係る参照信号シーケンス生成方法は、単一または多重のリソースブロックの大きさに該当する多様な長さを有する単一または多重の基本シーケンスを定義し、前記定義された基本シーケンスに多様な循環移動値に該当する循環移動を適用し、前記基本シーケンスは複数個のグループに分割され、前記それぞれのグループは、前記それぞれの長さに対して少なくとも一つ以上のシーケンスを含むことができる。
ここで、前記基本シーケンスは、該当する参照信号シーケンスの大きさより小さい最大素数によって与えられた長さ(Nzc RS)を有するZCシーケンスの循環拡張によって定義される。また、前記基本シーケンスは、該当する参照信号シーケンスの大きさより大きい最小素数によって与えられた長さ(Nzc RS)を有するZCシーケンス切断によって定義される。
好ましくは、前記グループの数は30である。
そして、前記それぞれのグループは、前記リソースブロックの大きさの1倍〜5倍の長さに該当するシーケンスで各長さごとに1個の基本シーケンスを含み、前記リソースブロックの大きさの6倍以上の長さに該当するシーケンスで各長さごとに2個の基本シーケンスを含むことができる。
そして、前記リソースブロックの大きさの3倍以上に該当する長さを有する前記基本シーケンスは、特定のZCシーケンスインデックス(q)のZadoff―Chu(ZC)シーケンスを用いて定義され、前記リソースブロックの大きさの1倍または2倍に該当する長さを有する前記基本シーケンスは、前記ZCシーケンスと異なるシーケンスを用いて定義される。
好ましくは、前記特定のZCシーケンスインデックス(q)は、グループインデックス(u)の関数で、前記グループ内の基本シーケンスナンバーインデックス(v)である。
そして、前記循環移動を有して定義された基本シーケンスは、アップリンク参照信号シーケンスに対して用いられる。
さらに、前記実施例に対して、前記リソースブロックの大きさは、周波数ドメインで12個のサブキャリアの大きさに該当する。
本発明の第3の特徴によるZadoff―Chu(ZC)シーケンスを用いて参照信号シーケンスを生成する方法を提案する。本発明の第3の特徴による一実施例は、q番目のルートZCシーケンスを用いる特定の基本シーケンスを定義し、前記参照信号シーケンスを生成するために、前記基本シーケンスに多様な循環移動値に該当する循環移動を適用し、前記基本シーケンスは複数個のグループに分割され、前記“q”はグループインデックス(u)の関数及び前記グループ内の基本シーケンスナンバーインデックス(v)である。
この場合、前記特定のZCシーケンスインデックス(q)は、
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
のうちいずれか一つの式によって決定される。
ここで、Nzc RSは、前記該当する参照信号シーケンスの大きさより小さい最大素数によって与えられる長さで、NRS reference,zcは、前記該当する参照信号シーケンスの大きさで、“round(z)”は、zに最も近い整数に四捨五入したもので、“floor(z)”は、zより大きくない最大整数を作るものである。一方、Nzc RSは、本発明の他の実施例で前記該当する参照信号シーケンスより大きい最小素数によって与えられる。
また、前記特定のZCシーケンスインデックス(q)は、
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
のうちいずれか一つの式によって決定される。
ここで、Nzc RSは、前記該当する参照信号シーケンスの大きさより小さい最大素数によって与えられる長さで、NRS reference,zcは、前記該当する参照信号シーケンスの大きさで、“round(z)”は、zに最も近い整数に四捨五入したもので、“floor(z)”は、zより大きくない最大整数を作るものである。一方、Nzc RSは、本発明の他の実施例で前記該当する参照信号シーケンスより大きい最小素数によって与えられる。
本発明の一実施例で、それぞれのグループ内の前記基本シーケンスナンバーインデックス(v)の最大個数は、2に設定される。
そうすると、前記特定のZCシーケンスインデックス(q)は、
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
のうちいずれか一つの式によって決定されるか、または、
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
のうちいずれか一つの式によって決定される。
好ましくは、NRS reference,zcは31または37に設定されるが、NRS reference,zcは、他の類似した値にも設定可能である。
上述した本発明の各実施形態によると、循環移動を支援するための前記基本シーケンスがグループ化されるので、それぞれのグループは、それぞれの長さを有する少なくとも一つの基本シーケンスを含む。UEは、特定のグループが一つのセルやNode Bに割り当てられるとき、参照信号シーケンスとして多様な長さのシーケンスを用いることができる。さらに、それぞれのグループは、高い交差相関関係を有する基本シーケンスを含む。それぞれのグループが一つのセルやNode Bに割り当てられると、隣接セル干渉を最小化することができる。
切断型シーケンス生成方法を説明するための図である。 パッディング型シーケンス生成方式を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るグルーピングシーケンスを説明するための図である。 本発明の一実施例に係るグルーピングシーケンスを説明するための図である。 本発明の一実施例に係るグルーピングシーケンスを説明するための図である。
以下、本発明に係る好適な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。添付図面と共に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのもので、本発明が実施される唯一の実施形態を表すものではない。
以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解のために具体的な細部事項を含む。しかし、当業者であれば、本発明がこのような具体的な細部事項がなくても実施可能であることを理解できる。場合により、本発明の概念が曖昧になることを避けるために公知の構造及び装置が省略され、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図形式で図示される。また、本明細書の全体における同一の構成要素に対しては、同一の符号を使用して説明する。
上述したように、本発明は、隣接セルから来る互いに異なる長さを有する信号によって発生する干渉を最小化するための、参照信号シーケンスを伝送する方法に関するものである。
このために、CAZACシーケンスの長さを説明する。
現在、3GPP LTEのアップリンクの構造において、参照信号を含む全てのOFDMシンボルの基本送信単位であるリソースブロック(Resource Block;以下、"RB" という。)の大きさは、12個のサブキャリアを含むと仮定されている。結局、CAZACシーケンスとしてのZCシーケンスをアップリンク参照信号として使用する場合、長さ12のシーケンスが生成されて割り当てられる。
CAZACシーケンスの場合、互いに区別されるCAZACシーケンスインデックスの個数(M)は、シーケンスの長さ(N)と互いに素の個数で決定される。
そのため、CAZACシーケンスが長さ12を有して生成されるとき、異なるシーケンスインデックスを有するZCシーケンスの数は4である。一方、素数長さのシーケンスを有する場合、すなわち、Nが素数である場合、生成可能なZCシーケンスの数はN−1になる。したがって、素数長さでないシーケンスの長さに対して、シーケンスの個数を増加させるための多様な形態の方法が提案されている。
まず、切断型シーケンス生成方法を説明する。
図1は、切断型シーケンス生成方法によってシーケンスを生成する方法を説明するための図である。
図1を参照すると、要求されるCAZACシーケンスの長さが“L”であるとき、素数である“X”の長さ(ここで、X>L)を有するCAZACシーケンスが生成される。そして、長さ“X”を有して生成されたCAZACシーケンスが長さ“L”を有するように切断されながら、長さ“X−L”を有する前記シーケンスの一部が切断される。このような切断シーケンス生成方法(または切断型方式)によると、CAZACシーケンスの数を拡張可能であるが、上述した方法によって生成されたシーケンスはシーケンスの一部を切り出すので、式(4)及び(5)で説明されるCAZACシーケンスの自己相関及び交差相関特性は多少悪化する。そして、相関特性の良くないシーケンスが除去されるとき、シーケンスの実際の数は減少する。あわせて、生成されたCAZACシーケンスの一部を切り出すことで、低いPAPR特性を有するCAZACシーケンスの特性も劣化するおそれがある。
そのため、素数に基づいてCAZACシーケンスを生成する他の方法を提案する。このような方法の一つとして、通信システムで要求される長さ(L)以下の最大素数の長さ(X)を選択してCAZACシーケンスを生成し、L−Xの長さを有する部分にパッディング部を挿入する技術が提案されている。以下、このような方式を、説明の便宜のためにパッディング型シーケンス生成方式という。
図2は、パッディング型シーケンス生成方式によってシーケンスを生成する方法を説明するための図である。
図2を参照すると、要求されるCAZACシーケンスの長さが“L”であるとき、CAZACシーケンスは“L”より小さい最大素数である“X”の長さを有するように生成される。そして、“L−X”の長さを有するパッディング部分が、前記生成されたシーケンスに付加される。
このようなパッディング型シーケンス生成方式による場合、パッディング部分は0で構成される。このような方式によると、CAZACシーケンスの個数が最大化される。さらに、シーケンスが図2の“C1”の長さに設定されて区分されるとき、CAZACシーケンスの自己/交差相関特性は維持される。
そして、前記パッディング部分は、CAZACシーケンスの循環拡張になり得る。パッディング部分(C2)は、生成されたCAZACシーケンスの最初の部分の循環複写によって生成され、発生したシーケンスに付加される。その結果として生じるシーケンスは、全体のシーケンスの長さ“L”と見なされて区分されるときにも、良好な自己―交差相関特性を有することができる。そのため、この方式は、上述したようにパッディング部分を0として用いる方式に比べて有利である。
CAZACシーケンスを用いて参照信号シーケンスを発生する本発明は、主に上述した循環拡張によって生成されるパッディング部分を用いる生成方式に基づいている。しかし、この生成方法の制限は必須ではなく、本発明は、切断されたシーケンス生成方式及び0で構成されたパッディング部分を用いる生成方式に基づくこともある。
これに基づいて、異なる長さを有するシーケンスを用いることで発生するセル間干渉を説明する。
CAZACシーケンスが参照信号シーケンスとして用いられるとき、セル間干渉は、二つのシーケンス間の交差相関値に比例する。そのため、次の実施例で、交差相関値は、いずれかのリソース地域を通して伝送される本来の参照信号と、隣接セルから進入される前記本来の参照信号と異なる長さを有するシーケンスとの間のオーバーラッピングによって発生し、同一のリソース地域を通して伝送され、ZCシーケンスのインデックスと見なされる。
具体的に、以下の例では、シーケンスの長さが1RB、2RB及び3RBである場合について説明する。このとき、長さ1RB及び2RBを有する各シーケンスは、循環複写方式によって拡張されたZCシーケンスを使用すると仮定し、長さ3RBを有するシーケンスは、切断型方式によって生成されたZCシーケンスを使用すると仮定する。すなわち、使用しようとするRB長さのシーケンスは、各RB長さに最も近い素数長さに基づいて上述した三つの方式を用いて生成することができる。
まず、長さ1RBを有するシーケンスと長さ2RBを有するシーケンスとが同一のリソース領域で重なる場合について説明する。
長さ1RBを有するシーケンスと長さ2RBを有するシーケンスは、次のように表すことができる。
Figure 0005249275
ここで、s1、s2は、シーケンスの長さと互いに素のインデックスを意味する。ただし、ここでは、長さ1RBと長さ2RBに対して、各長さ以下の素数長さに基づいてシーケンスを生成し、これを循環複写方式で拡張することを仮定したので、s1=1,2,…,10で、s2=1,2,…,22である。また、N1=11、N2=23である。
このように長さ1RBのシーケンスと長さ2RBのシーケンスとが同一のリソース領域で重なる場合のうち、まず、長さ2RBのシーケンス上端の12個のサブキャリア部分で両シーケンスが重なる場合の交差相関値(c(d;s1,s2))は、次のように整理することができる。
Figure 0005249275
上記の式(7)によると、シーケンスインデックス(s1及びs2)の組み合わせが、(s2/23-s1/11)項が0に近くなる状況を満足すると、このようなシーケンスインデックスによって指示されるシーケンスは高い交差相関をもたらす。
したがって、本発明の一実施例は、各グループに含まれたシーケンスが互いに高い交差相関関係を有するように、シーケンスグルーピングを行うことを提案する。そして、長さ1RBを有するシーケンスと長さ2RBを有するシーケンスが考慮されると、(s2/23-s1/11)項が0に近くなる状況を満足するシーケンスインデックスの組み合わせをグルーピングすることを提案する。
一方、シーケンスグルーピングに対するより一般的な状況を判断するために、他の実施例を考慮する。1RBシーケンスが2RBシーケンスの最後の12個のサブキャリア領域でオーバーラップされるとき、両シーケンスの交差相関値(c(d;s1,s2))は、次のように説明することができる。
Figure 0005249275
上記の式(8)によると、シーケンスインデックス(s1及びs2)の組み合わせが、(s2/23-s1/11)項が0に近くなる状況を満足すると、両シーケンスインデックスによって指示されるシーケンスは高い交差相関をもたらす。そのため、長さ1RBを有するシーケンスと長さ2RBを有するシーケンスが考慮されると、オーバーラッピングが発生する位置は前記グルーピング状態を変更しない。
次に、長さ1RBを有するシーケンスと長さ3RBを有するシーケンスとが同一のリソース領域で重なる場合を考慮する。
まず、長さ1RBを有するシーケンスと長さ3RBを有するシーケンスは、一般的に次のように表すことができる。
Figure 0005249275
ここで、s1、s3は、シーケンスの長さ(Nまたは3N)に対する互いに素のルートシーケンスインデックスを意味し、ここでは、長さ1RBを有するシーケンスに対しては、シーケンスの長さ以下の最大素数の長さに基づいてシーケンスを生成した後、循環複写によって拡張する方式を仮定し、長さ3RBのシーケンスに対しては、シーケンスの長さ以上の最小素数の長さに基づいてシーケンスを生成した後、切断を通してシーケンスを生成する方式を仮定したので、s1=1,2,…,10で、s3=1,2,…,36である。また、N1=11、N3=37である。
これに基づいて、まず、長さ3RBを有するシーケンスの上端の12個のサブキャリア領域で両長さのシーケンスが重なる場合を説明する。このときの交差相関値は、次のように表すことができる。
Figure 0005249275
上記の式(10)によると、シーケンスインデックス(s1及びs3)の組み合わせが、(s3/37-s1/11)項が0に近くなる状況を満足すると、両シーケンスインデックスによって指示されるシーケンスは高い交差相関をもたらす。そのため、長さ1RBを有するシーケンスと長さ3RBを有するシーケンスを考慮すると、(s3/37-s1/11)項が0に近くなる状況を満足するシーケンスインデックスの組み合わせをグルーピングすることを提案する。
そして、オーバーラッピングが発生する位置との関連性を明確にするために、長さ1RBのシーケンスが長さ3RBのシーケンスの2番目の12個のサブキャリア領域にオーバーラップされる場合を考慮する。この場合、このような両シーケンス間の交差相関値は、次のように説明される。
Figure 0005249275
そして、長さ1RBを有するシーケンスが長さ3RBを有するシーケンスの最後の12個のサブキャリア領域にオーバーラップされるとき、交差相関値は、次のように説明される。
Figure 0005249275
上記の式(11)及び(12)によると、シーケンスインデックス(s1及びs3)の組み合わせが、(s3/37-s1/11)項が0に近くなる状況を満足すると、両シーケンスインデックスによって指示されるシーケンスは高い交差相関をもたらす。そのため、長さ1RBを有するシーケンスと長さ3RBを有するシーケンスが考慮されると、オーバーラッピングが発生する位置は前記グルーピング状態を変更しない。
上述した実施例によると、本発明の一実施例は、N1及びN2の長さを有する二つのシーケンスが考慮されるとき、同一のグループにグループ化された全てのシーケンスインデックスのうち二つのシーケンスインデックスが、(s2/N2−s1/N1)項が0に近くなる状況を満足するように、シーケンスグルーピングを行うことを提案する。ここで、N1及びN2は、結果参照信号シーケンスより小さい最大の互いに素の数になる。そして、s1及びs2は、ZCシーケンスのルートインデックスを意味し、1〜(N1−1)及び1〜(N2−1)の範囲内で選択される。
これに基づいて、多様な長さのシーケンスを考慮するより一般的なシーケンスグルーピングを考慮する。
図3乃至図5は、本発明の一実施例に係るシーケンスグルーピングを説明するための図である。
本発明の実施例によると、図3に示した1RB、2RB、3RB…のような多様な長さのシーケンスのうち、上述したように高い交差相関状態を満足するインデックスを有するシーケンスは、同一のグループ内にグルーピングされることもある。そして、それぞれのシーケンスグループは、同一のセルまたはNode Bに割り当てられる。
一般的に、FDMは、セルまたはNode B単位で行われるが、異なる長さを有するシーケンスを用いることで発生する干渉は、一つのセルまたはNode B内で最小化される。そのため、同一のセルまたはNode Bに高い交差相関関係を有するシーケンスを割り当てることで、異なる長さのシーケンスを用いることで発生するセル間干渉は最小化される。
そして、本発明の他の実施例は、それぞれのグループがそれぞれの長さに該当する少なくとも一つのシーケンスを含むようにグルーピングを行うことを提案する。そのようにすることで、シーケンスグループが同一のセルまたはNode Bに割り当てられると、セルまたはNode Bに割り当てられたUE(s)は多様な長さの参照信号シーケンスを用いるために提供される。一方、特定のグルーピング方法は多様に定義される。
第一に、一つのグループに割り当てられるシーケンスの個数は、参照信号シーケンスの長さに該当するRBの個数に比例する。図3を参照すると、長さ1RBを有するシーケンスに対して一つのシーケンスがグループ化され、長さ2RBを有するシーケンスに対して2個のシーケンスがグループ化され、長さ3RBを有するシーケンスに対して3個のシーケンスがグループ化される。
第二に、一つのグループに割り当てられるシーケンスの個数は定数になり得る。図4を参照すると、各RB長さのシーケンスに対する一つのシーケンスは同一のグループにグループ化される。
そして、本発明の実施例は、一つのグループに割り当てられるシーケンスの個数がシーケンスの長さに比例せず、一定の定数でもないようにグルーピングを行うものと定義される。図5は、長さ1RBのシーケンスに対して1個のシーケンスが、長さ2RBのシーケンスに対して2個のシーケンスが、長さ3RBのシーケンスに対して2個のシーケンスが、長さ4RBのシーケンスに対して3個のシーケンス、…などが一つのグループにグルーピングされる、シーケンスグルーピングの一例を示す。
上述したように、それぞれのグループは、各RB長さを有する少なくとも一つのシーケンスを含むと、グループ単位でシーケンスの最大個数が定義される。グループ当たりシーケンスの最大個数が定義されるとき、制限されたシーケンス個数内でZCシーケンスのルートインデックスを選択する方法は、次のように定義される。
各RB長さを有するシーケンス当たり一つのシーケンスが選択され、s1インデックスのN1長さを有する一つの特定のシーケンスがそのグループに対して既に選択された場合、(s2インデックスを有する)各RB長さ当たり一つのシーケンス((S2/N2−S1/N1)項が0に近くなるようにするインデックスを有する)が選択される。ここで、N2は、前記考慮されたRB長さに対応するシーケンスの長さである。そして、いずれかのRB長さを有するシーケンスに対して2個のシーケンスが選択され、s1インデックスのN1長さを有する一つの特定のシーケンスがそのグループに対して既に選択された場合、(S2/N2−S1/N1)項が0に近くなるようにするために、RB長さ当たり2個のシーケンスが選択される。各RB長さ当たり最大のシーケンス個数“X”は、より一般化される。
そして、他のグルーピング方法は、次のように定義される。各RB長さを有するシーケンスに対して一つのシーケンスが選択され、s1インデックスのN1長さを有する一つの特定のシーケンスがそのグループに対して既に選択された場合、まず、(S2/N2−S1/N1)項が特定の値に近くなるようにする各シーケンスのうちy個のシーケンスを選択する。その次に、s1インデックスを有するシーケンスに対して高い交差相関関係を有するyシーケンスのうち一つのシーケンスを選択する。そして、特定のRB長さを有するシーケンスに対して2個のシーケンスが選択され、s1インデックスのN1長さを有する一つの特定のシーケンスがそのグループに対して既に選択された場合、まず、(S2/N2−S1/N1)項が特定の値に近くなるようにする各シーケンスのうちy個のシーケンスを選択する。その次に、s1インデックスを有するシーケンスに対して高い交差相関関係を有するyシーケンスのうち2個のシーケンスを選択する。各RB長さ当たり最大のシーケンス個数“X”は、より一般化される。
上述した実施例で、s1インデックスのN1長さを有する一つの特定のシーケンスは、最初に選択され、前記シーケンスの残り部分を選択するのにリファレンスとなる。このような参照シーケンスは、長さ1RBを有するシーケンス、長さ2RBを有するシーケンス、長さ3RBを有するシーケンスなどに定義される。一方、次の実施例で、参照シーケンスは、長さ3RBを有するシーケンスであると仮定する。そして、長さ3RB当たりのシーケンスインデックスの個数が30であるので、本発明の一実施例によってシーケンスをグルーピングするためのグループの個数は30になる。
長さ3RBを有するシーケンスに対するルートインデックスの個数が30であることを考慮しながら、特定のグループに対して選択されたルートインデックスの個数は、次のように決定される。
round(特定のRB長さを有するシーケンスに対するルートインデックスの個数/30)・・・・・(13)
ここで、“round(Z)”は、zに最も近い整数に四捨五入するものを表す。
式(13)によって、長さ3RB及び4RBに対して1個のシーケンス、長さ5RB〜6RBに対して2個のシーケンス、長さ6RBより大きい長さに対して3個以上のシーケンスがそれぞれ選択される。そして、本発明の一実施例によると、長さ3RBより小さい長さを有するシーケンスは、ZCシーケンスを用いない場合のように、異なるように定義される。そのようにすることで、長さ1RB及び長さ2RBで選択されたシーケンスの個数は1に決定される。
すなわち、前記実施例によると、グループ当たりシーケンスの個数は、次のように定義される。
{1RB,2RB,3RB,4RB,5RB,6RB,8RB,9RB,10RB,12RB,15RB,16RB,18RB,20RB,24RB,25RB,…}={1,1,1,1,1,2,2,3,3,4,5,6,7,7,9,9,…} (14)
これに基づいて、次の表1乃至表5は、各グループが式(14)によるシーケンス個数を含む場合のようなシーケンスグルーピングに対する実施例を表す。そして、各グループ当たり選択されたシーケンスは、上述したように高い交差相関関係を満足する。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
表1乃至表5において、長さ1RB及び2RBを有するシーケンスは、異なるように定義されるので表れない。
そして、他の実施例で長さ3RBを有するシーケンスに対するルートインデックスの個数が30であることを考慮しながら、特定のグループに対して選択されたルートインデックスの個数は、次のように決定される。
Floor(特定のRB長さを有するシーケンスに対するルートインデックスの個数/30) (15)
ここで、floor(Z)は、zより大きくない最大の整数を作るものを表す。
式(15)によって、長さ3〜5RBに対して1個のシーケンス、長さ6〜8RBに対して2個のシーケンス、長さ9RBより大きい長さに対して3個以上のシーケンスがそれぞれ選択される。そして、本発明の一実施例によると、長さ3RBより小さい長さのシーケンスは、ZCシーケンスを用いない場合のように、異なるように定義される。そのようにすることで、長さ1RB及び2RBに対して選択されたシーケンスの個数は1に決定される。
すなわち、本発明によると、グループ当たりシーケンスの個数は次のように定義される。
{1RB,2RB,3RB,4RB,5RB,6RB,8RB,9RB,10RB,12RB,15RB,16RB,18RB,20RB,24RB,25RB,…}={1,1,1,1,1,2,2,3,3,4,5,6,7,7,9,9,…} (16)
これに基づいて、次の表6乃至表8は、各グループが式(16)によるシーケンス個数を含む場合のようなシーケンスグルーピングに対する実施例を表す。そして、各グループ当たりに選択されたシーケンスは、上述したように高い交差相関関係を満足する。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
上記の表1乃至表5の場合と同様に、前記表6乃至表8で長さ1RB及び2RBを有するシーケンスは、異なるように定義されるので表れない。
本発明の他の実施例で、各グループ当たりシーケンスの最大個数は、多様に予め設定される。次の表9及び表10は、グループ当たりシーケンスの最大個数が5に制限される場合の一例を表す。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
そして、他の実施例で、シーケンスの最大個数は予め4に設定される。次の表11及び12は、このような場合を表す。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
そして、他の実施例で、シーケンスの最大個数は予め3に設定される。次の表13及び表14は、このような場合を表す。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
そして、他の実施例で、シーケンスの最大個数は予め2に設定される。次の表15及び表16は、このような場合を表す。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
そして、他の実施例で、シーケンスの最大個数は予め1に設定される。次の表17は、このような場合を表す。
Figure 0005249275
多様な長さの参照信号シーケンスを用いるためにUE(s)支援に対する設定の複雑性及び流動性を考慮しながら、本発明の一実施例は、それぞれのグループが1〜5RBの各長さに対応する一つの基本シーケンス、及び6RB以上の各長さに対応する2個の基本シーケンスを含むようにグルーピングを行うことを提案する。これは、表15及び表16に対応する。
ここで、基本シーケンスは、ルートインデックスによって指示されるZCシーケンスを意味し、多様な循環移動値に対応する循環移動を支援するのに用いられる。そして、循環移動で用いられる基本シーケンスは、参照信号シーケンスとして用いられる。
前記表1乃至表17は、(s1/N1−s2/N2)項を用いることでルートインデックスが選択される場合である。一方、本発明の他の実施例で、前記ルートインデックスは、実際の交差相関値の計算によって選択される。次の表18〜20は、前記表6〜8に対応するが、ルートインデックスは実際の交差相関値の計算によって選択された。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
この場合に、各グループ当たりシーケンスの最大個数が予め5に設定されると、前記グルーピングは、次の表21及び表22に表す通りに行われる。表21及び表22も、基本シーケンスが実際の交差相関値の計算によって選択される場合である。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
他の実施例で、各グループ当たりシーケンスの最大個数が予め4に設定されると、グルーピングは、次の表23及び表24に表す通りに行われる。表23及び表24も、基本シーケンスが実際の交差相関値の計算によって選択される場合である。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
他の実施例で、各グループ当たりシーケンスの最大個数が予め3に設定されると、グルーピングは、次の表25及び表26に表す通りに行われる。表25及び表26も、基本シーケンスが実際の交差相関値の計算によって選択される場合である。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
他の実施例で、各グループ当たりシーケンスの最大個数が予め2に設定されると、グルーピングは、次の表27に表す通りに行われる。表27も、基本シーケンスが実際の交差相関値の計算によって選択される場合である。
Figure 0005249275
他の実施例で、各グループ当たりシーケンスの最大個数が予め1に設定されると、グルーピングは、次の表28に表す通りに行われる。表28も、基本シーケンスが実際の交差相関値の計算によって選択される場合である。
Figure 0005249275
前記表28は、各グループ当たりに割り当てられたシーケンスの個数及びそれぞれのシーケンスの長さによって再構成される。
本発明の他の実施例に対して、前記表28は、長さ100RBまで拡張可能であり、次の表は、その実施例を表す。この実施例で、長さ5RB以下の場合、ルートインデックスナンバー(v)の最大個数は1に設定され、5RBより長い長さに対するルートインデックスナンバー(v)の最大個数は2に設定される。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
これに基づいて、本発明は、次のようにZCシーケンスを用いる参照信号シーケンスを発生するための方法を提案する。
参照信号シーケンスを生成するために、本発明の一実施例は、循環移動適用に関する特定の基本シーケンスを定義する。この実施例で、前記基本シーケンスは、ZCシーケンスを用いて特定のルートインデックス(以下、“q”という。)に定義される。そして、前記特定の基本シーケンスは前記基本シーケンスグループから選択され、それぞれの基本シーケンスグループは、上述したように高い交差相関関係を有する基本シーケンスを含む。そのため、“q”インデックスで前記特定の基本シーケンスを選択しようとする場合、前記“q”は、グループインデックス(以下、“u”という。)及び各グループ内の基本シーケンスナンバーインデックス(以下、“v”という。)を考慮するものに選択されるべきである。“q”は、“u”及び“v”の関数になるべきである。
そして、ルートインデックス“q”の特定の基本シーケンスが選択された後、多様な循環移動値に該当する循環移動は、前記選択された基本シーケンスに適用される。
“q”、“u”及び“v”の間の関係がより特定的に考慮されると、“q”は、次の式によって獲得される。次の式(17)及び(18)は、(s1/N1−s2/N2)項が0に近くなる状態を満足するためのインデックス“q”を選択するためのものである。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
ここで、Nzc RSは、q番目のルートZCシーケンスを生成するのに用いられるターゲットZCシーケンス生成長さである。そして、Nzc RSは、前記該当する参照信号シーケンスの大きさより小さい最大素数によって与えられる。前記基本シーケンスは、循環拡張方法によって生成される。
そして、NRS reference,zcは、例えば、長さ3RBのような、参照シーケンスの大きさより小さい最大素数によって与えられる長さである。グルーピングが長さ3RBに基づく場合、NRS reference,zcは31になる。前記“round(z)”は、zに最大に近い整数に四捨五入したもので、“floor(z)”は、zより大きくない最大の整数を作るものである。
そして、本発明の他の実施例によると、ZCシーケンスが切断シーケンス生成方法に基づいて生成されると、Nzc RSは、前記対応する参照信号シーケンスの大きさより大きい最小素数によって与えられる。そして、この場合、NRS reference,zcは、例えば、長さ3RBのような、参照シーケンスの大きさより大きい最小素数によって与えられる。グルーピングが長さ3RBに基づく場合、NRS reference,zcは37になる。
そして、前記式(17)及び(18)によると、“q”番目のZCシーケンス(xq(m))の“m”番目の構成要素は、次のように表現される。
Figure 0005249275
“round(y)”及び“floor(y+0.5)”は実質的に同等であるので、前記式(17)及び(18)は同一の意味を持つ。式(17)及び(18)において、(−1)floor(round(y)-y)項は、“y”がその少数位で0.5またはそれ以上の値を有すると、(−1)floor(round(y)-y)は“1”に計算され、“y”がその少数位で0.5より小さい値を有すると、(−1)floor(round(y)-y)は“−1”に計算されることを意味する。そのため、(−1)floor(round(y)-y)は、(−1)floor(round(y))+1または同一の意味を有する類似した任意の形態の項に置き換えられる。
上述した実施例で、長さ3RBに基づいて長さ3RBより大きい長さに対してグルーピングが行われるとき、及び、ZCシーケンスが循環拡張方法に基づいて生成されるとき、NRS reference,zcは31になる。さらに、ZCシーケンスが切断型シーケンス生成方法に基づいて生成されるとき、NRS reference,zcは37になる。
また、長さ4RBに基づいて長さ4RBより大きい長さに対してグルーピングが行われるとき、そして、ZCシーケンスが循環拡張方式に基づいて生成されるとき、NRS reference,zcは47になる。さらに、ZCシーケンスが切断型シーケンス生成方法に基づいて生成されるとき、NRS reference,zcは49になる。これは、他の長さに基づいたグルーピングを行う場合に容易に使用される。
上述した各表は、式(17)及び(18)によって獲得される。次の各実施例は、前記式(17)及び(18)によってルートインデックスを選択することの一部である。
第一に、Nreference,zc=31であると、1)Nzc=47、2)Nzc=71、3)Nzc=211であるとき、最初のグループを選択する方法は次の通りである。次の実施例で、式(18)が用いられる。
1)Nreference,zc=31、Nzc RS=47、u=0、v=0;y=47/31、
Figure 0005249275
長さ4RBに対して、最初のグループ(u=0)で最初の基本シーケンスナンバー(v=0)は2である(q=2)。
2)Nreference,zc=31、Nzc RS=71、u=0、v=0;y=71/31、
Figure 0005249275
長さ6RBに対して、最初のグループ(u=0)で最初の基本シーケンスナンバー(v=0)は2である(q=2)。
3)Nreference,zc=31、Nzc RS=211、u=0、v=0;y=211/31、
Figure 0005249275
長さ18RBに対して、最初のグループ(u=0)で最初の基本シーケンスナンバー(v=0)は7である(q=7)。
前記実施例で、選択されたルートインデックス(q)は、長さ3RBに基づいて生成された表6〜8にあるデータに対応する。他の実施例で、Nreference,zc=47(長さ4RBに基づく)であると、1)Nzc=59、2)Nzc=107、3)Nzc=139であるとき、2番目のグループ(“u”=1)を選択する方法は次の通りである。次の実施例で、式(18)が用いられる。
1)Nreference,zc=47、Nzc RS=59、u=1、v=0;y=59/47*2、
Figure 0005249275
長さ5RB対して、2番目のグループ(u=1)で最初の基本シーケンスナンバー(v=0)は3である(q=3)。
2)Nreference,zc=47、Nzc RS=107、u=1、v=0;y=107/47*2、
Figure 0005249275
長さ9RBに対して、2番目のグループ(u=1)で最初の基本シーケンスナンバー(v=0)は5である(q=5)。
3)Nreference,zc=47、Nzc RS=139、u=1、v=0;y=139/47*2、
Figure 0005249275
長さ12RBに対して、2番目のグループ(u=1)で最初の基本シーケンスナンバー(v=0)は6である(q=6)。
本発明の他の実施例で、前記式(17)及び(18)は次のように置き換えられる。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
“round(y)”及び“floor(y+0.5)”は実質的に同等であるので、式(20)及び(21)は同一の意味を有する。
本発明の他の実施例で、前記式(17)及び(18)は次のように置き換えられる。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
これら各式は、上述した表で説明された多様なグルーピング方法に該当する。
一つのグループにグルーピングされるシーケンスの最大個数が予め2に設定されると、式(17)―(18)、(20)―(21)、(22)―(23)は、それぞれ次のように簡単化される。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
式(17)―(18)、(20)―(21)、(22)―(23)は、(s1/N1−s2/N2)項が0に近くなる状態を満足するZCルートインデックスを選択するためのものである。そして、式(24)―(29)は、それぞれの長さのグループ当たりシーケンスの最大個数が2に制限されるとき、ZCルートインデックスを選択するためのものである。
一方、(s1/N1−s2/N2)項が特定の値(T)に近くなる場合のように、より一般化するためにこれらの式を作ると、次の式が得られる。この場合、“T”値は、0、1/2、−1/2、1/3、−1/3になり得る。さらに、“T”値は、他の値を有することもできる。
次の式で、式(30)及び(31)は、それぞれの長さのグループ当たりシーケンスの最大個数が最大になるとき、ZCルートインデックスを選択するためのものである。そして、式(32)及び(33)は、それぞれの長さのグループ当たりシーケンスの最大個数が2に制限されるとき、ZCルートインデックスを選択するためのものである。
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
Figure 0005249275
上述したように開示された本発明の好適な実施形態に対する詳細な説明は、当業者が本発明を具現・実施できるように提供された。以上では本発明の好適な実施形態を参照して説明したが、当該技術分野の熟練した当業者であれば、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更可能であることを理解することができる。したがって、本発明は、上述した各実施形態に制限されるものでなく、開示された原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えるものである。

Claims (5)

  1. 伝送パーティでZadoff―Chu(ZC)シーケンスを用いて参照信号シーケンスを伝送する方法であって、
    複数の基本シーケンスの中でq番目のルートZCシーケンスを用いて基本シーケンスを取得し、
    前記参照信号シーケンスを生成するために、前記取得された基本シーケンスに多様な循環移動値に該当する循環移動を適用し、
    前記参照信号シーケンスを受信パーティに伝送し、
    前記複数の基本シーケンスは複数個のグループに分割され、前記qは前記シーケンスグループの中でシーケンスグループインデックスu及び基本シーケンスナンバーインデックスvの関数であり、
    前記特定のZCシーケンスインデックスqは、下記の式
    Figure 0005249275
    によって決定され、
    zc RS は、前記q番目のルートZCシーケンスを生成するのに用いられるルートZCシーケンス生成長さで、N zc RS は、前記取得された基本シーケンスの大きさより小さい最大素数によって与えられ、N RS reference,zc は特定の参照素数で、floor(z)は、zより大きくない最大整数を作るものである、
    ことを特徴とする参照信号シーケンス伝送方法。
  2. 前記uの個数は30であり、前記vの個数は前記基本シーケンスの大きさに基づいて与えられる、請求項1に記載の参照信号シーケンス伝送方法。
  3. それぞれのシーケンスグループ内の前記基本シーケンスの最大個数は2であり、
    前記ZCシーケンスインデックスqは、下記の式
    Figure 0005249275
    によって決定される、請求項1に記載の参照信号シーケンス伝送方法。
  4. 前記特定の参照素数は31である、請求項に記載の参照信号シーケンス伝送方法。
  5. 前記特定の参照素数は31である、請求項に記載の参照信号シーケンス伝送方法。
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