JP5247918B1 - 端末装置及びその接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、所定のアクセスポイントを接続対象から確実に除外することを可能とする携帯端末及びその接続方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る接続方法は、処理部(25)が、対象リストに登録されているネットワークについてスキャンを実行し、検知されたアクセスポイントから除外リストに登録されているアクセスポイントを差し引いて接続可能なアクセスポイントを特定し、接続可能なアクセスポイントが特定されない場合は、除外リストを初期化した後に、再度、接続可能なアクセスポイントを特定し、特定された接続可能なアクセスポイントのうちの一つとの接続を開始し、除外リストの複製に登録されているアクセスポイントとの接続開始が検知された場合に、アクセスポイントとの接続を切断すると共に、対応するネットワークを対象リストから削除する。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置及びその接続方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータを始め、携帯電話、ポータブルゲーム機等の様々な携帯端末への無線LAN(Local Area Network)通信機能の標準搭載が進みつつある(例えば、特許文献1を参照)。
携帯端末がアクセスポイントを介してバックボーンネットワークに接続し、さらにゲートウェイを介してインターネット等に接続しようとする場合に、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格の無線通信方式では、携帯端末とアクセスポイントとの間でアソシエーションと呼ばれる予め定められた手順が行われ、アクセスポイントに対して携帯端末の存在を識別させることが規定されている。
さらに、携帯端末とゲートウェイとの間で認証(例えば、ウェブ認証)と呼ばれる手順が行われ、ゲートウェイに対してユーザを識別させ、そのユーザの携帯端末のみをインターネット等に接続させることも一般的である。
図8は、携帯端末が、アクセスポイントとの間でアソシエーション(接続)を確立し、さらにゲートウェイとの間でウェブ認証を行う手順の一例を示す図である。
携帯端末は、自身が接続したいESSID(Extended Service Set Identifier)を対象リストから取得し、そのESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする(ステップS800)。
アクセスポイントは、プローブ要求に含まれるESSIDが自身のESSIDと同じ、又は「ANY」であれば、プローブ応答を返信する(ステップS802)。プローブ応答には、BSSID(Basic Service Set Identifier)、暗号方式、認証方式、通信速度等のパラメータが含まれる。
携帯端末は、プローブ応答を受信しなければ、他のESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする(ステップS800)。
一方、携帯端末は、プローブ応答を受信すると、プローブ応答に含まれるBSSIDが除外リストに登録されているか否かを判定する。そして、そのBSSIDが除外リストに登録されていれば、携帯端末は、他のESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする(ステップS800)。
以上の手順によりアクセスポイントが特定されなければ、携帯端末は、除外リストを初期化(登録されているBSSIDを削除)した後に、再度、以上の手順を繰り返す。
一方、そのBSSIDが除外リストに登録されていなければ、携帯端末は、アクセスポイントに認証要求を送信する(ステップS804)。
アクセスポイントは、所定のアルゴリズムを用いて携帯端末を認証するか否かを決定し、その結果を含む認証応答を返信する(ステップS806)。一般に、携帯端末のMAC(Media Access Control)アドレスを識別子として認証が行われる。
携帯端末は、アクセスポイントにより認証されたことを確認すると、アクセスポイントにアソシエーション要求を送信する(ステップS808)。アソシエーション要求には、ESSID、サポートレート、ポーリング利用要否等のパラメータが含まれる。
アクセスポイントは、認証されたMACアドレスであり、アソシエーション要求に含まれるパラメータがすべて自身に対応していることを確認すると、アソシエーション応答を返信する(ステップS810)。
以上の手順により、携帯端末は、アクセスポイントを介してバックボーンネットワークに接続し、データフレームを送信できるようになる。しかしながら、この時点ではまだ、ユーザがゲートウェイにより認証されていないため、携帯端末は、ゲートウェイを介してインターネット等に接続することができない。一方、携帯端末が携帯電話網にも接続していれば、この時点で、携帯電話網との接続は切断される。
携帯端末は、ゲートウェイに、ログインページのURL(Uniform Resource Locator)を含むページ取得要求を送信する(ステップS812)。
ゲートウェイは、ページ取得要求に含まれるURLに対応するページ、即ちログインページを返信する(ステップS814)。
携帯端末は、ゲートウェイに認証要求を送信する(ステップS816)。認証要求には、ユーザの識別番号(ID)、パスワード等のパラメータが含まれる。なお、それらのデータは、設定ファイル等から自動的に取得されるものとする。
ゲートウェイは、その認証要求を認証サーバに転送する(ステップS818)。
認証サーバは、認証要求に含まれるID及びパスワードに基づいてユーザを認証するか否かを決定し、その結果を含む認証応答を返信する(ステップS820)。
ゲートウェイは、その認証応答を携帯端末に転送する(ステップS822)。
以上の手順により、ユーザがゲートウェイにより認証されると、携帯端末は、ゲートウェイを介してインターネット等に接続し、サーバに接続要求を送信できるようになる(ステップS824)。
特開2011−259159号公報
除外リストは、接続対象から除外したいアクセスポイントを登録するものである。アプリケーション等が、何らかの理由(例えば、接続に時間を要する、通信速度が低い等)により接続対象から除外したいアクセスポイントを、除外リストに登録しておくことにより、そのアクセスポイントは、上記の手順により、接続対象から自動的に除外される。
しかしながら、上記の手順によれば、アクセスポイントが特定されない場合に、除外リストは強制的に初期化されてしまう。したがって、接続対象から除外したいアクセスポイントが特定されてしまう可能性があり、ユーザの利便性が大きく損なわれる可能性があった。
本発明は、このような従来の課題を解決すべくなされたものであり、所定のアクセスポイントを接続対象から確実に除外することを可能とする携帯端末及びその接続方法を提供することを目的とする。
本発明に係る接続方法は、無線LANのアクセスポイントに無線により接続可能な携帯端末であって、接続対象のネットワークを含む対象リスト、接続対象から除外すべきアクセスポイントを含む除外リスト、及び除外リストの複製である複製除外リストを記憶する記憶部、並びに処理部を有する携帯端末における接続方法であって、処理部は、対象リストに登録されているネットワークについてスキャンを実行し、検知されたアクセスポイントから除外リストに登録されているアクセスポイントを差し引いて接続可能なアクセスポイントを特定し、接続可能なアクセスポイントが特定されない場合は、除外リストを初期化した後に、再度、接続可能なアクセスポイントを特定し、特定された接続可能なアクセスポイントのうちの一つとの接続を開始し、複製除外リストに登録されているアクセスポイントとの接続開始が検知された場合に、アクセスポイントとの接続を切断すると共に、対応するネットワークを対象リストから削除する。
また、本発明に係る接続方法において、処理部は、任意のネットワークについてスキャンを実行し、複製除外リストに登録されているアクセスポイントが検知されない場合に、削除されたネットワークを対象リストに登録することが好ましい。
また、本発明に係る接続方法において、処理部は、削除されたネットワークが所定のネットワークである場合に、所定時間内は、任意のネットワークについてスキャンを実行しないことが好ましい。
本発明に係る携帯端末は、無線LANのアクセスポイントに無線により接続可能な携帯端末であって、アクセスポイントに接続する通信部と、接続対象のネットワークを含む対象リスト、接続対象から除外すべきアクセスポイントを含む除外リスト、及び除外リストの複製である複製除外リストを記憶する記憶部と、対象リストに登録されているネットワークについてスキャンを実行し、検知されたアクセスポイントから除外リストに登録されているアクセスポイントを差し引いて接続可能なアクセスポイントを特定し、接続可能なアクセスポイントが特定されない場合は、除外リストを初期化した後に、再度、接続可能なアクセスポイントを特定し、特定された接続可能なアクセスポイントのうちの一つに接続するように通信部を制御し、複製除外リストに登録されているアクセスポイントとの接続開始が検知された場合に、アクセスポイントとの接続を切断すると共に、対応するネットワークを対象リストから削除する処理部と、を有する。
本発明に係る携帯端末及びその接続方法は、除外リストの複製を保持し、除外リストの複製に登録されているアクセスポイントとの接続開始が検知された場合に、アクセスポイントとの接続を切断すると共に、対応するネットワークを対象リストから一時的に削除することにより、所定のアクセスポイントを接続対象から確実に除外することを可能とする。
無線LAN通信システムの概略構成の一例を示す図である。 携帯端末の概略構成の一例を示す図である。 無線LAN通信システムの動作シーケンスの一例を示す図である。 無線LAN通信システムの動作シーケンスの他の一例を示す図である。 携帯端末の概略構成の一例を示す図である。 無線LAN通信システムの動作シーケンスの一例を示す図である。 無線LAN通信システムの動作シーケンスの他の一例を示す図である。 携帯端末が、アクセスポイントとの間でアソシエーションを確立し、さらにゲートウェイとの間でウェブ認証を行う手順の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(第1の実施形態)
本実施形態では、携帯端末は、除外リストの複製(以下「複製除外リスト」という。)を保持する。また、複製除外リストに登録されているアクセスポイント(以下「除外アクセスポイント」という。)との接続開始が検知された場合に、携帯端末は、除外アクセスポイントとの接続を切断すると共に、対応するネットワークを対象リストから一時的に削除する。一時的に削除されたネットワークは、所定のタイミングで、対象リストに再登録される。
図1は、無線LAN通信システム1の概略構成の一例を示す図である。
無線LAN通信システム1は、無線LAN通信機能を有する携帯端末2と、無線LANのアクセスポイント3とを有する。携帯端末2は、アクセスポイント3と、そのサービスエリア内で無線通信を行うことができる。
また、アクセスポイント3は、バックボーンネットワーク4に接続される。バックボーンネットワーク4には、イーサネット(登録商標)等の有線LANにより、バックボーンネットワーク4とインターネット7とを中継するゲートウェイ5と、ユーザを認証する認証サーバ6とが接続される。
ゲートウェイ5を介して、認証サーバ6によりユーザが認証されることにより、携帯端末2は、ゲートウェイ5を介して、インターネット7に接続することができる。したがって、携帯端末2は、インターネット7に接続されるサーバ8と情報通信を行うことができる。
図2は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、アクセスポイント3、バックボーンネットワーク4、ゲートウェイ5、及びインターネット7を介してサーバ8に接続し、サーバ8と情報通信を行う。そのために、携帯端末2は、通信部21と、記憶部22と、操作部23と、表示部24と、処理部25とを有する。
通信部21は、IEEE802.11規格の無線通信方式で用いられる2.4GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を有し、携帯端末2をバックボーンネットワーク4に接続する。通信部21は、アクセスポイント3との間でIEEE802.11規格の無線通信方式による無線通信回線を確立し、アクセスポイント3との間で情報通信を行う。そして、通信部21は、アクセスポイント3から受信したデータを、処理部25に引き渡す。また、通信部21は、処理部25から受け取ったデータを、アクセスポイント3に送信する。
記憶部22は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを有する。記憶部22は、処理部25での処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部22は、ドライバプログラムとして、IEEE802.11規格の無線通信方式を実行する通信ドライバプログラム、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、記憶部22は、オペレーティングシステムプログラムとして、IEEE802.11規格の無線通信方式での認証等を行う接続制御プログラム等を記憶する。また、記憶部22は、アプリケーションプログラムとして、ウェブ認証を行う認証プログラム、接続制御に係る設定を初期化する設定初期化プログラム、ウェブページを取得及び表示するウェブブラウザプログラム、電子メールを送信及び受信する電子メールプログラム等を記憶する。また、記憶部22は、データとして、接続対象のネットワークのESSIDを含む対象リスト、対象リストから一時的に削除されたESSIDを含む退避リスト、除外アクセスポイント3のBSSIDを含む除外リスト、除外リストの複製である複製除外リスト、接続中又は接続済みのアクセスポイント3のBSSID及び対応するESSID、映像データ、画像データ等を記憶する。さらに、記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを、一時的に記憶してもよい。
操作部23は、携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパッド、キーボード等である。ユーザは、このデバイスを用いて、文字、数字等を入力することができる。操作部23は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、ユーザの指示として、処理部25に入力される。
表示部24も、映像、画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部24は、処理部25から供給される映像データに応じた映像、画像データに応じた画像等を表示する。
処理部25は、1個または複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。即ち、処理部25は、携帯端末2の各種の処理が記憶部22に記憶されているプログラム、操作部23の操作等に応じて適切な手順で実行されるように、通信部21、表示部24等の動作を制御する。処理部25は、記憶部22に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
処理部25は、認証部251と、設定初期化部252と、オペレーティングシステム253と、接続制御部254と、通信ドライバ255とを有する。処理部25が有するこれらの各部は、処理部25が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、処理部25が有するこれらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
認証部251は、ゲートウェイ5との間でウェブ認証を行う。また、認証部251は、アクセスポイント3のBSSIDを、除外リスト及び複製除外リストに登録する。また、認証部251は、ネットワークのESSIDを、対象リストから削除し、退避リストに登録する。さらに、認証部251は、接続中又は接続済みのアクセスポイント3との接続を切断する。なお、処理の詳細については後述する。
設定初期化部252は、接続制御に係る設定を初期化する。即ち、設定初期化部252は、所定のタイミングでスキャンを実行し、除外アクセスポイント3が検知されなければ、除外リスト、複製除外リスト、対象リスト、及び退避リストを初期化する。なお、処理の詳細については後述する。
オペレーティングシステム253は、アプリケーションから共通して利用される基本的な機能を実現し、携帯端末2全体を制御するものであり、例えば、Android(登録商標)OS、iOS(登録商標)等である。また、オペレーティングシステム253は、認証部251及び設定初期化部252と、接続制御部254との間で、除外リストの登録要求及び初期化要求、対象リストの登録要求及び削除要求、アクセスポイント3との接続状態(接続開始、接続完了等)、切断要求、スキャン要求及びスキャン応答等の通知を中継する。
接続制御部254は、IEEE802.11規格の無線通信方式での認証等を行う。また、接続制御部254は、アクセスポイント3のBSSIDを除外リストに登録し、また、除外リストを初期化する。また、接続制御部254は、ネットワークのESSIDを、対象リストに登録し、また、対象リストから削除する。また、接続制御部254は、アクセスポイント3との接続状態を通知する。また、接続制御部254は、接続中又は接続済みのアクセスポイント3との接続を切断する。さらに、接続制御部254は、スキャンを実行し、その結果を応答する。なお、処理の詳細については後述する。
通信ドライバ255は、IEEE802.11規格の無線通信方式を実行する。
以下、認証部251による処理について説明する。
所定のアクセスポイント3が検知されると、認証部251は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、そのBSSIDの除外リストへの登録を要求する。また、認証部251は、記憶部22に記憶されている複製除外リストにも、そのBSSIDを登録する。さらに、認証部251は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、接続中又は接続済みのアクセスポイント3との接続の切断を要求する。なお、所定のアクセスポイント3は、接続に要する時間が所定のタイムアウト時間を超えるアクセスポイント3とする。
オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254から、アクセスポイント3との接続を開始した旨が通知されると、認証部251は、記憶部22に記憶されている複製除外リストを参照し、そのBSSIDが登録されているか否かを判定する。そして、そのBSSIDが登録されていれば、認証部251は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、対応するESSIDの対象リストからの削除を要求する。また、認証部251は、記憶部22に記憶されている退避リストに、そのESSIDを登録する。さらに、認証部251は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、接続中のアクセスポイント3との接続の切断を要求する。
以下、設定初期化部252による処理について説明する。
記憶部22に記憶されている複製除外リストに、少なくとも一つのBSSIDが登録されていれば、所定のタイミングで、設定初期化部252は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、スキャンの実行を要求する。なお、所定のタイミングは、無線LANへの接続がオンにされている場合において、表示部24がオンにされたときとする。
オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254から、スキャンの実行結果が応答されると、設定初期化部252は、その実行結果と、記憶部22に記憶されている複製除外リストとを照合し、除外アクセスポイント3が検知されたか否かを判定する。そして、除外アクセスポイント3が検知されなければ、設定初期化部252は、再度、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、スキャンの実行を要求する。
オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254から、スキャンの実行結果が応答されると、設定初期化部252は、その実行結果と、記憶部22に記憶されている複製除外リストとを照合し、除外アクセスポイント3が検知されたか否かを判定する。そして、再度、除外アクセスポイント3が検知されなければ、設定初期化部252は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、除外リストの初期化を要求する。また、設定初期化部252は、記憶部22に記憶されている複製除外リストも初期化(BSSIDを削除)する。さらに、設定初期化部252は、記憶部22に記憶されている退避リストからESSIDを取得し、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、そのESSIDの対象リストへの登録を要求する。そして、設定初期化部252は、記憶部22に記憶されている退避リストを初期化(ESSIDを削除)する。
以下、接続制御部254による処理について説明する。
所定のタイミングで、接続制御部254は、記憶部22に記憶されている対象リストからESSIDを一つ取得し、通信ドライバ255を介して、そのESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする。なお、所定のタイミングは、無線LANへの接続がオンにされている場合において、アクセスポイント3との接続が切断されたときとする。通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3からプローブ応答を受信しなければ、接続制御部254は、記憶部22に記憶されている対象リストから他のESSIDを一つ取得し、通信ドライバ255を介して、そのESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする。一方、通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3からプローブ応答を受信すると、接続制御部254は、プローブ応答に含まれるBSSIDが、記憶部22に記憶されている除外リストに登録されているか否かを判定する。そして、そのBSSIDが除外リストに登録されていれば、接続制御部254は、記憶部22に記憶されている対象リストから他のESSIDを一つ取得し、通信ドライバ255を介して、そのESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする。以上の手順によりアクセスポイント3が特定されなければ、接続制御部254は、除外リストを初期化した後に、再度、以上の手順を繰り返す。一方、そのBSSIDが除外リストに登録されていなければ、接続制御部254は、そのBSSID及び対応するESSIDを、記憶部22に格納する。また、接続制御部254は、通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3に認証要求を送信する。さらに、接続制御部254は、オペレーティングシステム253を介して、認証部251に、アクセスポイント3との接続を開始した旨を通知する。
オペレーティングシステム253を介して、認証部251から、接続中又は接続済みのアクセスポイント3との接続の切断が要求されると、接続制御部254は、通信ドライバ255に、そのアクセスポイント3との接続の切断を要求する。
オペレーティングシステム253を介して、認証部251から、BSSIDの除外リストへの登録が要求されると、接続制御部254は、そのBSSIDを、記憶部22に記憶されている除外リストに登録する。また、オペレーティングシステム253を介して、設定初期化部252から、除外リストの初期化が要求されると、接続制御部254は、記憶部22に記憶されている除外リストを初期化(BSSIDを削除)する。
オペレーティングシステム253を介して、設定初期化部252から、ESSIDの対象リストへの登録が要求されると、接続制御部254は、そのESSIDを、記憶部22に記憶されている対象リストに登録する。また、オペレーティングシステム253を介して、認証部251から、ESSIDの対象リストからの削除が要求されると、接続制御部254は、そのESSIDを、記憶部22に記憶されている対象リストから削除する。
オペレーティングシステム253を介して、設定初期化部252から、スキャンの実行が要求されると、接続制御部254は、通信ドライバ255を介して、ESSID「ANY」を含むプローブ要求をブロードキャストする。また、通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3からプローブ応答を受信すると、接続制御部254は、プローブ応答からBSSIDを取得し、オペレーティングシステム253を介して、設定初期化部252に、そのBSSIDを応答する。
図3は、無線LAN通信システム1の動作シーケンスの一例を示す図である。なお、以下に説明する動作シーケンスは、予め記憶部22等に記憶されているプログラムに基づいて、主に処理部25等により、携帯端末2及びアクセスポイント3の各要素と協働して実行される。
所定のアクセスポイント3が検知されると(ステップS300−Yes)、認証部251は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、そのBSSIDの除外リストへの登録を要求する(ステップS302)。
認証部251は、記憶部22に記憶されている複製除外リストにも、そのBSSIDを登録する(ステップS304)。
認証部251は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、接続中又は接続済みのアクセスポイント3との接続の切断を要求する(ステップS306)。
オペレーティングシステム253を介して、認証部251から、接続中又は接続済みのアクセスポイント3との接続の切断が要求されると、接続制御部254は、通信ドライバ255に、そのアクセスポイント3との接続の切断を要求する(ステップS308)。
所定のタイミングで、接続制御部254は、記憶部22に記憶されている対象リストからESSIDを一つ取得し、通信ドライバ255を介して、そのESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする(ステップS800)。
アクセスポイント3は、プローブ要求に含まれるESSIDが自身のESSIDと同じ、又は「ANY」であれば、プローブ応答を返信する(ステップS802)。
通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3からプローブ応答を受信しなければ、接続制御部254は、記憶部22に記憶されている対象リストから他のESSIDを一つ取得し、通信ドライバ255を介して、そのESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする(ステップS800)。
一方、通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3からプローブ応答を受信すると、接続制御部254は、プローブ応答に含まれるBSSIDが、記憶部22に記憶されている除外リストに登録されているか否かを判定する。そして、そのBSSIDが除外リストに登録されていれば、接続制御部254は、記憶部22に記憶されている対象リストから他のESSIDを一つ取得し、通信ドライバ255を介して、そのESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする(ステップS800)。
ステップS800〜802によりアクセスポイント3が特定されなければ、接続制御部254は、除外リストを初期化した後に、再度、ステップS800〜802を繰り返す。
一方、そのBSSIDが除外リストに登録されていなければ、接続制御部254は、そのBSSID及び対応するESSIDを、記憶部22に格納する。また、接続制御部254は、通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3に認証要求を送信する(ステップS804)。
接続制御部254は、オペレーティングシステム253を介して、認証部251に、アクセスポイント3との接続を開始した旨を通知する(ステップS310)。
オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254から、アクセスポイント3との接続を開始した旨が通知されると、認証部251は、記憶部22に記憶されている複製除外リストを参照し、そのBSSIDが登録されているか否かを判定する。そして、そのBSSIDが登録されていれば(ステップS312−Yes)、認証部251は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、対応するESSIDの対象リストからの削除を要求する(ステップS314)。
認証部251は、記憶部22に記憶されている退避リストに、そのESSIDを登録する(ステップS316)。
認証部251は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、接続中のアクセスポイント3との接続の切断を要求する(ステップS318)。
オペレーティングシステム253を介して、認証部251から、接続中のアクセスポイント3との接続の切断が要求されると、接続制御部254は、通信ドライバ255に、そのアクセスポイント3との接続の切断を要求する(ステップS320)。
図4は、無線LAN通信システム1の動作シーケンスの他の一例を示す図である。
記憶部22に記憶されている複製除外リストに、少なくとも一つのBSSIDが登録されていれば、所定のタイミングで、設定初期化部252は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、スキャンの実行を要求する(ステップS400)。
オペレーティングシステム253を介して、設定初期化部252から、スキャンの実行が要求されると、接続制御部254は、通信ドライバ255を介して、ESSID「ANY」を含むプローブ要求をブロードキャストする(ステップS402)。
アクセスポイント3は、プローブ要求に含まれるESSIDが自身のESSIDと同じ、又は「ANY」であれば、プローブ応答を返信する(ステップS404)。
通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3からプローブ応答を受信すると、接続制御部254は、プローブ応答からBSSIDを取得し、オペレーティングシステム253を介して、設定初期化部252に、そのBSSIDを応答する(ステップS406)。
オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254から、スキャンの実行結果が応答されると、設定初期化部252は、その実行結果と、記憶部22に記憶されている複製除外リストとを照合し、除外アクセスポイント3が検知されたか否かを判定する。そして、除外アクセスポイント3が検知されなければ(ステップS408−Yes)、設定初期化部252は、再度、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、スキャンの実行を要求する(ステップS410)。
オペレーティングシステム253を介して、設定初期化部252から、スキャンの実行が要求されると、接続制御部254は、記憶部22に記憶されている対象リストからESSIDを取得し、通信ドライバ255を介して、そのESSIDを含むプローブ要求をブロードキャストする(ステップS412)。
アクセスポイント3は、プローブ要求に含まれるESSIDが自身のESSIDと同じ、又は「ANY」であれば、プローブ応答を返信する(ステップS414)。
通信ドライバ255を介して、アクセスポイント3からプローブ応答を受信すると、接続制御部254は、プローブ応答からBSSIDを取得し、オペレーティングシステム253を介して、設定初期化部252に、そのBSSIDを応答する(ステップS416)。
オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254から、スキャンの実行結果が応答されると、設定初期化部252は、その実行結果と、記憶部22に記憶されている複製除外リストとを照合し、除外アクセスポイント3が検知されたか否かを判定する。そして、再度、除外アクセスポイント3が検知されなければ(ステップS418−Yes)、設定初期化部252は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、除外リストの初期化を要求する(ステップS420)。
設定初期化部252は、記憶部22に記憶されている複製除外リストも初期化する(ステップS422)。
設定初期化部252は、記憶部22に記憶されている退避リストからESSIDを取得し、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、そのESSIDの対象リストへの登録を要求する(ステップS424)。
設定初期化部252は、記憶部22に記憶されている退避リストを初期化する(ステップS426)。
以上説明してきたように、除外リストの複製を保持し、除外リストの複製に登録されているアクセスポイントとの接続開始が検知された場合に、アクセスポイントとの接続を切断すると共に、対応するネットワークを対象リストから一時的に削除することにより、所定のアクセスポイントを接続対象から確実に除外することが可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、所定のタイミングでスキャンを実行し、除外アクセスポイントが検知されなければ、携帯端末は、一時的に削除されたネットワークを対象リストに再登録した。しかしながら、ステルス設定されている除外アクセスポイントはスキャンにより検知されないため、携帯端末は、除外アクセスポイントが周囲に存在するにもかかわらず、一時的に削除されたネットワークを対象リストに再登録してしまう可能性があった。そこで、本実施形態では、所定のネットワークが対象リストから一時的に削除された場合に、携帯端末は、所定時間内はスキャンを実行しないようにする。
図5は、携帯端末2’の概略構成の一例を示す図である。なお、この概略構成のうち、通信部21、操作部23、表示部24、オペレーティングシステム253、接続制御部254、及び通信ドライバ255については、図2に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
記憶部22’は、図2に示される記憶部22に記憶されているものに加えて、アプリケーションプログラムとして、時間を計時する計時プログラム等を記憶する。また、記憶部22’は、データとして、スキャン抑制対象のネットワークのESSIDを含む抑制対象リスト、スキャン実行の抑制時間等を記憶する。
認証部251’は、図2に示される認証部251により実行される処理に加えて、ネットワークに応じて抑制時間を設定する処理を実行する。即ち、記憶部22’に記憶されている複製除外リストに、アクセスポイント3のBSSIDが登録されていれば、認証部251’は、記憶部22’に記憶されている抑制対象リストを参照し、対応するESSIDが登録されているか否かを判定する。そして、そのESSIDが登録されていれば、認証部251’は、記憶部22’から抑制時間を取得し、その抑制時間を引数として、計時部256に、計時の開始を指示する。一方、そのESSIDが登録されていなければ、抑制時間「0」を引数として、計時部256に、計時の開始を指示する。
計時部256は、時間を計時する。即ち、計時部256は、所定時間を引数として、計時の開始が指示されると、時計をリセットして計時を開始する。また、計時部256は、時間経過の判定が指示されると、引数として与えられた所定時間が経過したか否かを判定し、その結果を返戻する。
設定初期化部252’は、図2に示される設定初期化部252により実行される処理に加えて、抑制時間内はスキャンを実行しないように制御する処理を実行する。即ち、記憶部22’に記憶されている複製除外リストに、少なくとも一つのBSSIDが登録されていれば、所定のタイミングで、設定初期化部252’は、計時部256に、時間経過の判定を指示する。そして、計時部256から、抑制時間が経過した旨が返戻されると、設定初期化部252’は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、スキャンの実行を要求する。
図6は、無線LAN通信システム1’の動作シーケンスの一例を示す図である。なお、この動作シーケンスのうち、ステップS300〜320、及び800〜804については、図3に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
記憶部22’に記憶されている複製除外リストに、アクセスポイント3のBSSIDが登録されていれば、認証部251’は、記憶部22’に記憶されている抑制対象リストを参照し、対応するESSIDが登録されているか否かを判定する。そして、そのESSIDが登録されていれば、認証部251’は、記憶部22’から抑制時間を取得し、その抑制時間を引数として、計時部256に、計時の開始を指示する(ステップS600)。
一方、そのESSIDが登録されていなければ、抑制時間「0」を引数として、計時部256に、計時の開始を指示する(ステップS600)。
図7は、無線LAN通信システム1’の動作シーケンスの他の一例を示す図である。なお、この動作シーケンスのうち、ステップS402〜426については、図4に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
記憶部22’に記憶されている複製除外リストに、少なくとも一つのBSSIDが登録されていれば、所定のタイミングで、設定初期化部252’は、計時部256に、時間経過の判定を指示する。そして、計時部256から、抑制時間が経過した旨が返戻されると(ステップS700−Yes)、設定初期化部252’は、オペレーティングシステム253を介して、接続制御部254に、スキャンの実行を要求する(ステップS400)。
以上説明してきたように、所定のネットワークが対象リストから一時的に削除された場合に、所定時間内はスキャンを実行しないようにすることにより、ステルス設定されている所定のアクセスポイントを接続対象から確実に除外することが可能となる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、第1の実施形態では、除外リスト等には、接続に要する時間が所定のタイムアウト時間を超えるアクセスポイント3が登録されるとしたが、他のアクセスポイント3が登録されてもよい。例えば、ゲートウェイ5による認証に要する時間が所定のタイムアウト時間を超えるアクセスポイント3等が登録されてもよい。これにより、様々なアクセスポイント3を接続対象から除外することが可能となる。
また、第1の実施形態では、スキャンは、無線LANへの接続がオンにされている場合において、表示部24がオンにされたときに実行されるとしたが、他のタイミングで実行されてもよい。例えば、無線LANへの接続がオンにされている場合において、認証部251等が起動されたとき、アクセスポイント3に接続している場合において、表示部24がオンにされ、その後、オフにされるまでの期間等に実行されてもよい。これにより、電池の消費量を抑えることが可能となる。また、スキャン実行の時間間隔及び/又は回数は、ユーザ及び/又はシステムが設定ファイル等により変更可能としてもよい。これにより、様々な通信環境等に対応することが可能となる。
また、第1の実施形態では、BSSIDの複製除外リストへの登録及びESSIDの退避リストへの登録を異なるタイミングで行うとしたが、BSSIDの複製除外リストへの登録時にESSIDの退避リストへの登録を行ってもよい。同様に、複製除外リストの初期化及び退避リストの初期化を異なるタイミングで行うとしたが、複製除外リストの初期化を退避リストの初期化時に行ってもよい。これにより、除外アクセスポイント3との接続の切断並びに除外リスト及び対象リストの初期化を速やかに行うことが可能となる。
また、第2の実施形態では、所定のネットワークが対象リストから一時的に削除された場合に、抑制時間内は、スキャンを実行しないようにしたが、抑制時間内は、スキャンにより除外アクセスポイント3が一つも検知されなければ、一時的に削除されたネットワークを対象リストに再登録しないようにしてもよい。これによっても、ステルス設定されている所定のアクセスポイントを接続対象から確実に除外することが可能となる。また、抑制時間は、ネットワークに応じて変更してもよく、ユーザ及び/又はシステムが設定ファイル等により変更可能としてもよい。これにより、様々な通信環境等に対応することが可能となる。
また、除外リスト、複製除外リスト、対象リスト、及び退避リストは、無線LANへの接続がオフにされた場合、除外アクセスポイント3の登録件数が上限を超えた場合等に初期化されてもよい。また、登録件数が上限は、ユーザ及び/又はシステムが設定ファイル等により変更可能としてもよい。これにより、記憶部22、22’を有効に利用することが可能となる。
また、処理部25、25’が有する各機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムは、磁気記録媒体、光記録媒体等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録された形で提供されてもよい。
なお、当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 無線LAN通信システム
2、2’ 携帯端末
21 通信部
22、22’ 記憶部
23 操作部
24 表示部
25、25’ 処理部
251、251’ 認証部
252、252’ 設定初期化部
253 オペレーティングシステム
254 接続制御部
255 通信ドライバ
256 計時部
3 アクセスポイント
4 バックボーンネットワーク
5 ゲートウェイ
6 認証サーバ
7 インターネット
8 サーバ

Claims (4)

  1. 無線LANのアクセスポイントに無線により接続可能な携帯端末であって、接続対象のネットワークを含む対象リスト、接続対象から除外すべきアクセスポイントを含む除外リスト、及び除外リストの複製である複製除外リストを記憶する記憶部、並びに処理部を有する携帯端末における接続方法であって、
    前記処理部は、
    前記対象リストに登録されているネットワークについてスキャンを実行し、
    検知されたアクセスポイントから前記除外リストに登録されているアクセスポイントを差し引いて接続可能なアクセスポイントを特定し、
    接続可能なアクセスポイントが特定されない場合は、前記除外リストを初期化した後に、再度、接続可能なアクセスポイントを特定し、
    特定された接続可能なアクセスポイントのうちの一つとの接続を開始し、
    前記複製除外リストに登録されているアクセスポイントとの接続開始が検知された場合に、アクセスポイントとの接続を切断すると共に、対応するネットワークを前記対象リストから削除する、
    ことを特徴とする接続方法。
  2. 前記処理部は、任意のネットワークについてスキャンを実行し、前記複製除外リストに登録されているアクセスポイントが検知されない場合に、削除されたネットワークを前記対象リストに登録する、
    請求項1に記載の接続方法。
  3. 前記処理部は、削除されたネットワークが所定のネットワークである場合に、所定時間内は、任意のネットワークについてスキャンを実行しない、
    請求項2に記載の接続方法。
  4. 無線LANのアクセスポイントに無線により接続可能な携帯端末であって、
    アクセスポイントに接続する通信部と、
    接続対象のネットワークを含む対象リスト、接続対象から除外すべきアクセスポイントを含む除外リスト、及び除外リストの複製である複製除外リストを記憶する記憶部と、
    前記対象リストに登録されているネットワークについてスキャンを実行し、検知されたアクセスポイントから前記除外リストに登録されているアクセスポイントを差し引いて接続可能なアクセスポイントを特定し、接続可能なアクセスポイントが特定されない場合は、前記除外リストを初期化した後に、再度、接続可能なアクセスポイントを特定し、特定された接続可能なアクセスポイントのうちの一つに接続するように前記通信部を制御し、前記複製除外リストに登録されているアクセスポイントとの接続開始が検知された場合に、アクセスポイントとの接続を切断すると共に、対応するネットワークを前記対象リストから削除する処理部と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
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