JP2011049701A - 携帯端末装置および無線lan接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続することができる接続方法。
【解決手段】携帯端末装置は、所定の基本サービスセット識別子の情報を記憶する除外リスト記憶部と、除外リスト記憶部に記憶された所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む信号を与えた親機を除く親機について、受信強度が高い親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、親機の信号に含まれた基本サービスセット識別子の情報を用いて接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うアソシエーション処理部と、アソシエーション処理が成功すると、接続試行対象の親機と協調して認証キーを用いて認証処理を行う認証処理部と、認証処理が失敗すると接続試行対象の親機の基本サービスセット識別子を所定の基本サービスセット識別子の1つとして除外リスト記憶部に記憶させる接続確立部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線LAN接続可能な携帯端末装置およびこの装置の無線LAN接続方法に関する。
携帯電話機やノートブック型パーソナルコンピュータなどの携帯端末装置には、無線LAN(Wireless Local Area Network、以下WLANという)を利用可能なものがある(たとえば特許文献1参照)。この種の携帯端末装置は、アクセスポイント(インフラストラクチャモード時)や他のWLAN接続可能な携帯端末装置(アドホックモード時)などの親機とWLANを構築することができる。このため、この種の携帯端末装置は、ファイルなどの各種データの無線通信による送受信が可能となるよう親機に対して接続する(以下、WLAN接続するという)ことができる。
WLAN接続を確立する際には、携帯端末装置と親機とは、携帯端末装置および親機により構築されるWLANのセキュリティを高めるため、互いに協調して認証プログラムを用いた認証処理を行うことが多い。特に最近では、認証プログラムとして、従来のWEP(Wired Equivalent Privacy)よりもセキュリティ強度の高いWiFi Protected Access(WPA、WPA2)が用いられることが多くなってきている。
認証プログラムとしてWPAまたはWPA2(以下、WPAと総称する)が用いられる場合には、携帯端末装置と親機とのWLAN接続は次の手順で確立される。まず、携帯端末装置は、自機の周辺に存在する親機を検出するために、WLANとして利用可能な周波数帯域をスキャンする。つぎに、携帯端末装置と検出された親機とは、サービスセット識別子(以下、SSID(Service Set Identifier)という)を用いてアソシエーション処理を行う。次に親機は、携帯端末装置から認証キーを受け、この認証キーを用いて例えば4-way handshakeなどにより認証処理を行う。そして親機は、携帯端末装置に対してIPアドレス割当て処理を行う。この結果、携帯端末装置は、親機とWLAN接続することができる。なお、サービスセット識別子(SSID)にはESSID(Extended SSID)を含むものとする。
特開2006−238272号公報
しかし、従来の技術では、同一のSSIDを有する複数の親機が存在する場合に十分に対応することができない。以下、同一のSSIDを有する複数の親機が存在する場合の一例として、第1の親機(所望の親機)と第2の親機(不要な親機)とが存在する場合について説明する。なお、携帯端末装置は、第1の親機に対して正当な認証キーを記憶している一方、第2の親機に対する正当な認証キーは記憶していないものとする。
たとえば、携帯端末装置が利用可能な周波数帯域をスキャンすることによって、自機に記憶されたSSIDと同一のSSIDを有する第1の親機および第2の親機を検出し、かつ、携帯端末装置が受信する第1の親機の信号強度(以下、RSSI(Received Signal Strength Indication)という)よりも第2の親機のRSSIのほうが高い場合を考える。この場合、まずRSSIが高い第2の親機と携帯端末装置とでSSIDを用いたアソシエーション処理が試みられる。このアソシエーション処理は、SSIDが一致することおよび認証キーを必要としないことから、成功する。一方、携帯端末装置が保持する認証キーは、第2の親機に対しては正当な認証キーではない。このため、携帯端末装置と第2の親機との認証処理は失敗に終わる。
ところが、従来の技術を利用する携帯端末装置は、第2の親機とのアソシエーション処理が成功している場合、たとえその後の認証処理が失敗しても、第1の親機を含む他の親機とのアソシエーション処理を試みず、ふたたび利用可能な周波数帯域をスキャンする手順に戻ってしまう。このため、第1の親機のRSSI(所望の親機)よりも第2の親機のRSSIのほうが高い場合、従来の技術では、携帯端末装置と第1の親機とをWLAN接続することができない。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続することができる携帯端末装置およびこの装置の無線LAN接続方法を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、上述した課題を解決するために、所望の親機の認証キーの情報を記憶した接続設定記憶部と、所定の基本サービスセット識別子の情報を記憶する除外リスト記憶部と、1または複数の親機のそれぞれから、サービスセット識別子の情報および基本サービスセット識別子の情報を含む信号の無線受信を試みるスキャン制御部と、前記1または複数の親機のそれぞれから受信した前記信号の受信強度を測定する受信信号強度測定部と、前記信号から前記サービスセット識別子の情報と前記基本サービスセット識別子の情報とを取得する識別子取得部と、前記除外リスト記憶部に記憶された前記所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む前記信号を与えた親機を除く前記1または複数の親機について、前記受信強度が高い前記信号を与えた親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記基本サービスセット識別子の情報を用いて前記接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うアソシエーション処理部と、前記アソシエーション処理が成功すると、前記接続試行対象の親機と協調して前記接続設定記憶部に記憶された前記認証キーを用いて認証処理を行う認証処理部と、前記認証処理が失敗すると、前記接続試行対象の親機から与えられた前記信号から前記識別子取得部が取得した前記基本サービスセット識別子を前記所定の基本サービスセット識別子の1つとして前記除外リスト記憶部に記憶させるとともに前記スキャン制御部に前記信号の無線受信を再度試行させるよう制御する一方、前記認証処理が成功すると、前記接続試行対象の親機を前記所望の親機と判断し、この親機と無線LAN接続を確立する接続確立部と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る携帯端末装置は、上述した課題を解決するために、所望の親機のサービスセット識別子の情報と認証キーの情報とを関連付けて記憶した接続設定記憶部と、所定の基本サービスセット識別子の情報を記憶する除外リスト記憶部と、1または複数の親機のそれぞれから、サービスセット識別子の情報および基本サービスセット識別子の情報を含む信号の無線受信を試みるスキャン制御部と、前記1または複数の親機のそれぞれから受信した前記信号の受信強度を測定する受信信号強度測定部と、前記信号から前記サービスセット識別子の情報と前記基本サービスセット識別子の情報とを取得する識別子取得部と、前記接続設定記憶部に記憶された前記所望の親機のサービスセット識別子と同一のサービスセット識別子を含む前記信号を与えた親機のうち、前記除外リスト記憶部に記憶された前記所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む前記信号を与えた親機を除く前記1または複数の親機について、前記受信強度が高い前記信号を与えた親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記基本サービスセット識別子の情報を用いて前記接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うアソシエーション処理部と、前記アソシエーション処理が成功すると、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記サービスセット識別子を用いて前記接続設定記憶部を検索してこのサービスセット識別子に関連付けられた前記認証キーを抽出し、この抽出された認証キーを用いて前記接続試行対象の親機と協調して認証処理を行う認証処理部と、前記認証処理が失敗すると、前記接続試行対象の親機から与えられた前記信号から前記識別子取得部が取得した前記基本サービスセット識別子を前記所定の基本サービスセット識別子の1つとして前記除外リスト記憶部に記憶させるとともに前記スキャン制御部に前記信号の無線受信を再度試行させるよう制御する一方、前記認証処理が成功すると、前記接続試行対象の親機を前記所望の親機と判断し、この親機と無線LAN接続を確立する接続確立部と、を備えたことを特徴とするものである。
一方、本発明に係る無線LAN接続方法は、上述した課題を解決するために、所望の親機との無線LAN接続を行う携帯端末装置の無線LAN接続方法であって、所望の親機の認証キーの情報を接続設定記憶部に記憶させるステップと、所定の基本サービスセット識別子の情報を除外リスト記憶部に記憶させるステップと、1または複数の親機のそれぞれから、サービスセット識別子の情報および基本サービスセット識別子の情報を含む信号の無線受信を試みるステップと、前記1または複数の親機のそれぞれから受信した前記信号の受信強度を測定するステップと、前記信号から前記サービスセット識別子の情報と前記基本サービスセット識別子の情報とを取得するステップと、前記除外リスト記憶部に記憶された前記所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む前記信号を与えた親機を除く前記1または複数の親機について、前記受信強度が高い前記信号を与えた親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記基本サービスセット識別子の情報を用いて前記接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うアソシエーション処理部と、前記アソシエーション処理が成功すると、前記接続試行対象の親機と協調して前記接続設定記憶部に記憶された前記認証キーを用いて認証処理を行うステップと、前記認証処理を行うステップで前記認証処理が失敗すると、前記接続試行対象の親機から与えられた前記信号から取得された前記基本サービスセット識別子を前記所定の基本サービスセット識別子の1つとして前記除外リスト記憶部に記憶させるとともに前記信号の無線受信を試みるステップにもどるステップと、前記認証処理を行うステップで前記認証処理が成功すると、前記接続試行対象の親機を前記所望の親機と判断し、この親機と無線LAN接続を確立するステップと、を有することを特徴とする方法である。
また、本発明に係る無線LAN接続方法は、上述した課題を解決するために、所望の親機との無線LAN接続を行う携帯端末装置の無線LAN接続方法であって、所望の親機のサービスセット識別子の情報と認証キーの情報とを関連付けて接続設定記憶部に記憶させるステップと、所定の基本サービスセット識別子の情報を除外リスト記憶部に記憶させるステップと、1または複数の親機のそれぞれから、サービスセット識別子の情報および基本サービスセット識別子の情報を含む信号の無線受信を試みるステップと、前記1または複数の親機のそれぞれから受信した前記信号の受信強度を測定するステップと、前記信号から前記サービスセット識別子の情報と前記基本サービスセット識別子の情報とを取得するステップと、前記除外リスト記憶部に記憶された前記所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む前記信号を与えた親機を除く前記1または複数の親機について、前記受信強度が高い前記信号を与えた親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記基本サービスセット識別子の情報を用いて前記接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うステップと、前記アソシエーション処理が成功すると、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記サービスセット識別子を用いて前記接続設定記憶部を検索してこのサービスセット識別子に関連付けられた前記認証キーを抽出し、この抽出された認証キーを用いて前記接続試行対象の親機と協調して認証処理を行うステップと、前記認証処理を行うステップで前記認証処理が失敗すると、前記接続試行対象の親機から与えられた前記信号から取得された前記基本サービスセット識別子を前記所定の基本サービスセット識別子の1つとして前記除外リスト記憶部に記憶させるとともに前記信号の無線受信を試みるステップにもどるステップと、前記認証処理を行うステップで前記認証処理が成功すると、前記接続試行対象の親機を前記所望の親機と判断し、この親機と無線LAN接続を確立するステップと、を有することを特徴とする方法である。
本発明に係る携帯端末装置およびこの装置の無線LAN接続方法によれば、携帯端末装置は、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続することができる。
本発明に係る携帯端末装置の一実施形態を示す概略的な全体構成図。 携帯電話機および第1のAPの内部構成例を概略的に示すブロック図。 主制御部のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図。 リスト削除部により除外リスト記憶部に記憶されたデータが削除される条件の一例について示した説明図。 従来の技術における、同一のSSIDを有する複数の親機が存在した場合のWLAN接続試行の手順を示すフローチャート。 本実施形態に係る携帯電話機における、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続する手順の一例を示すフローチャート。 本実施形態に係る携帯電話機における、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続する手順の他の例を示すフローチャート。 接続設定記憶部の内容の変更指示があると除外リスト記憶部に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャート。 アクセスポイントの検索指示があると除外リスト記憶部に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャート。 アクセスポイントの指定接続指示があると除外リスト記憶部に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャート。 無線LAN接続に関連する機能の利用要求があると除外リスト記憶部に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャート。 WLANの圏外となることにより生じるアクセスポイントの自動検索処理の周期が最大になると除外リスト記憶部に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャート。 接続設定記憶部に記憶された他のSSIDを有するアクセスポイントが発見されると、除外リスト記憶部に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャート。
本発明に係る携帯端末装置およびこの装置の無線LAN接続方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る携帯端末装置の一実施形態を示す概略的な全体構成図である。なお、本発明は、無線LAN接続可能な種々の携帯端末装置に適用することができる。本実施形態では、本発明に係る携帯端末装置として携帯電話機を用いる場合の一例について示す。
携帯電話機10は、IEEE802.11シリーズ(IEEE802.11a/b/g/j/nなど)の各方式に従ってアクセスポイント(以下、APという)とWLAN接続を確立することによりアクセスポイント(以下、APという)や他のWLAN接続可能な携帯端末装置(アドホックモード時)などの親機とWLAN接続を確立することにより無線通信(以下、WLAN通信という)によりデータの送受信を行うことができる。
以下の説明では、携帯電話機10の周辺に、親機としての第1のAP11、第2のAP12および第3のAP13が存在する場合の例について示す。なお、第1のAP11および第3のAP13は、ユーザの所望の親機であり、第2のAP12はユーザにとって未知の不要な親機であるものとする。図1には、携帯電話機10が、第1のAP11および第2のAP12とWLAN通信可能な位置であり、かつ第3のAP13とはWLAN通信不能な位置に存在する場合の例について示した。
AP11〜13は、LAN100を構築する。このLAN100は、有線または無線によりインターネット網101に接続されている。
各AP11〜13はそれぞれSSID(サービスセット識別子、ESSIDを含む)、およびMACアドレスなどにより構成される各機器固有の基本サービスセット識別子(Basic SSID、以下BSSIDという)を有する。以下の説明では、便宜上、SSIDおよびBSSIDともに三桁のアルファベット文字列で表現するものとする。
図1に示すように、所望の親機としての第1のAP11は、SSIDとしてABCを、BSSIDとしてabcを有する。不要な親機としての第2のAP12は、第1のAP11と同一のSSIDであるABCを、BSSIDとしてdefを有する。また、所望の親機としての第3のAP13は、SSIDとしてXYZを、BSSIDとしてxyzを有する。なお、不要な親機とは、所望の親機とのWLAN接続処理を妨害するおそれのある親機をいうものとする。
携帯電話機10は、第1のユニット21、第2のユニット22および第2のユニット22に対し第1のユニット21を開閉自在に連結する連結部23を有する。
図1に示すように、第2のユニット22は、第1のユニット21に対して、開閉軸を中心として開閉自在となるように、連結部23(ヒンジ)を介して連結される。第2の筐体22が開閉軸を中心として回転することにより、携帯電話機20は、開いている状態(図1参照)と閉じた状態とで位置決めすることができる。
第1のユニット21は、薄い箱形の筐体を有し、この筐体の上面の表面上には、入力部24およびマイクロフォン25が設けられる。第2のユニット22は、薄い箱形の筐体を有し、この筐体上面の表面上には、表示部26およびレシーバ27が設けられる。
入力部24は、たとえばテンキー、タッチパネルなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの入力操作に対応した信号を出力する。なお、入力部24の一部を回転入力部により構成してもよい。回転入力部は、回転操作に応じた信号を出力する入力装置であり、たとえば磁気式ロータリーエンコーダなどにより構成される。この回転入力部は、たとえば回転リングを介してユーザにより操作され、所定の回転量だけ回転するごとに、正逆の回転方向に応じて回転信号を出力する。
マイクロフォン25は、ユーザによって入力された音声をディジタル音声信号に変換する。
表示部26は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Device)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、表示部26の背景画像(壁紙)、壁紙に重畳表示される電池残量や電波強度を概略的に示す画像などの各種アイコンや、着信時に表示される画像および映像などを表示する。
レシーバ27は、受話音声をはじめとした各種の情報に対応した音声を出力する。
図2は、携帯電話機10および第1のAP11の内部構成例を概略的に示すブロック図である。なお、第2のAP12および第3のAP13の構成については第1のAP11と同様であるため説明を省略する。
携帯電話機10は、図1に示した入力部24、マイクロフォン25、表示部26、レシーバ27などのほか、少なくとも移動体通信用アンテナ31、移動体通信部32、WLAN通信用アンテナ33、WLAN通信部34、受信信号強度測定部35、接続設定記憶部36、除外リスト記憶部37および主制御部38を有する。
第1のAP11は、WLAN通信用アンテナ41、WLAN通信部42、接続制御部43および識別子記憶部44を有する。
移動体通信部32は、主制御部38に制御されて、移動体通信用アンテナ31を介して、移動体通信網102を介した音声およびデータの送受信を行う。
WLAN通信部34は、主制御部38に制御されて、WLAN通信用アンテナ33を介して親機とWLAN通信によるデータの送受信を行う。たとえば、WLAN通信部34は、WLAN通信用アンテナ33および第1のAP11のWLAN通信用アンテナ部41を介して、第1のAP11のWLAN通信部42とデータの送受信を行う。
第1のAP11の接続制御部43は、携帯電話機10からのprobe requestに応じて、識別子記憶部44に記憶された自機のSSID(ABC)およびBSSID(abc)の情報を含む信号により構成されたprobe responseを、携帯電話機10に送信する。
受信信号強度測定部35は、WLAN通信用アンテナ33が受信した第1〜第3のAP11〜13などの親機からの信号の受信強度(RSSI)を測定し、このRSSIの値を主制御部38に与える。
接続設定記憶部36は、所望の親機のSSIDの情報と認証キーの情報とを関連付けてあらかじめ記憶しておく。本実施形態では、接続設定記憶部36に、第1のAP11のSSID(ABC)および認証キー(abc)と、第3のAP13のSSID(XYZ)および認証キー(xyz)とがあらかじめ記憶されている場合の例について説明する。
除外リスト記憶部37は、主制御部38により制御されて、所定のBSSIDを記憶する。所定のBSSIDとは、ユーザにとって不要な親機のBSSIDをいう。
主制御部38は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、携帯電話機10の動作を制御する。
主制御部38のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶されたWLAN接続プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、このプログラムに従って、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続する処理を実行する。
主制御部38のRAMは、主制御部38のCPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。
主制御部38のROMをはじめとする記憶媒体は、携帯電話機10の起動プログラム、WLANアプリケーションプログラム、WLANプロトコル制御プログラム、IP管理プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
なお、ROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体や半導体メモリやや図示しないカードスロットに装着されたUIM(User Identity Module)カードなどの、CPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
ここで電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、有線/無線LANやインターネット網101のほか、BT通信により構築された通信網、移動体通信回線網102を含む電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
図3は、主制御部38のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図である。なお、この機能実現部は、CPUを用いることなく回路などのハードウエアロジックによって構成してもよい。
主制御部38のCPUは、WLANアプリケーションプログラムによってWLAN通信管理部51として機能するとともに、WLANプロトコル制御プログラムによってWLANプロトコル制御部52として機能する。このWLANプロトコル制御部は、スキャン制御部53、識別子取得部54、接続対象リスト作成部55、アソシエーション処理部56、認証処理部57、接続確立部58およびリスト削除部59を有する。また、主制御部38のCPUは、IP管理プログラムによってIP管理部60として機能する。この各部51〜60は、RAMの所要のワークエリアを、データの一時的な格納場所として利用する。
WLAN通信管理部51は、携帯電話機10のWLAN接続を含むWLAN通信に関する情報の全般を管理する。WLAN通信管理部51は、WLAN通信に関する情報について表示部26を介してユーザに提示したり、WLAN接続に関する各種設定についてのユーザからの指示を受け付けたりする。具体的には、たとえば、WLAN通信管理部51は、WLAN接続の各種設定を行うための画像を表示部26に表示する。ユーザは、この画像にもとづいて入力部24を介して指示を行うことにより、WLANプロトコル制御部52およびWLAN通信部34を介して親機の手動検索を実行させ、あるいは所望の親機の登録情報(SSIDおよび認証キーなど)を編集したりなどの、WLAN接続に関する各種指示を携帯電話機10に対して行うことができる。
WLANプロトコル制御部52は、WLAN通信管理部51により制御されて、WLAN通信部34と協調して親機とのWLAN通信を行う。
スキャン制御部53は、WLAN通信管理部51に制御されて利用可能な周波数帯域をスキャンし、WLAN通信可能な距離に存在する親機のそれぞれから、SSIDの情報およびBSSIDの情報を含む信号の無線受信を試みる。
たとえば、WLAN通信管理部51によりSSID指定によるアクティブスキャンを行うべき旨の指示があると、スキャン制御部53は、接続設定記憶部36に記憶されたSSIDをブロードキャストしてprobe requestを行い、このブロードキャストしたSSIDを有する親機からのprobe responseを待つ。probe responseは、親機のSSIDおよびBSSIDの情報を含む信号により構成される。いわゆるANYによるアクティブスキャンを行う場合には、スキャン制御部53は、ANY接続許可の親機からのprobe responseを待つことになる
また、スキャン制御部53は、パッシブスキャンを行ってもよい。パッシブスキャンを行う場合、ビーコンにSSIDの情報が含まれていないときは、スキャン制御部53は、ビーコンを発信した親機に対して接続設定記憶部36に記憶されたSSIDを送信する。また、ビーコンにSSIDの情報が含まれているときは、接続設定記憶部36にはSSIDが1つも含まれず認証キーの情報のみが記憶されていてもよく、スキャン制御部53は、このビーコンに含まれたSSIDを送信する。SSIDが合致した場合、親機は、SSIDおよびBSSIDを含む信号を携帯電話機10に送信する。
識別子取得部54は、親機から受信した信号からSSIDとBSSIDとを抽出して取得し、接続対象リスト作成部55に与える。
接続対象リスト作成部55は、受信信号強度測定部35から、親機ごとのRSSI(受信信号強度)の情報を受ける。また、識別子取得部54からSSIDとBSSIDの情報を受ける。接続対象リスト作成部55は、これらの情報にもとづいて、接続設定記憶部に記憶されたSSIDと同一のSSIDを含む信号を送信した親機からなる接続試行対象のリスト(以下、接続リストという)を作成する。接続対象リスト作成部55は、この接続リストのうち、RSSI強度が高いものから順に優先度を付加する。
アソシエーション処理部56は、接続対象リスト作成部55により作成された接続リストに存在する親機について、優先度が高い(RSSIが高い)親機から順に接続試行対象とし、親機と協調してBSSIDを利用してアソシエーション処理を試みる。除外リスト記憶部37に記憶されたBSSIDがある場合は、アソシエーション処理部56は、この除外リスト記憶部37に記憶されたBSSIDを送信した親機を処理対象から除外する。
認証処理部57は、アソシエーション処理が成功した親機について、この親機から受信した信号から識別子取得部54が取得したSSIDを用いて接続設定記憶部36を検索し、このSSIDに関連付けられた認証キーを抽出する。認証処理部57は、この認証キーを用いて、親機と協調してWPAによる認証を行う。
接続確立部58は、認証処理部57による認証処理が失敗すると、この失敗した接続試行対象の親機のBSSIDを除外リスト記憶部37に記憶させるとともに、スキャン制御部53を制御してWLAN通信可能な距離に存在する親機のそれぞれからSSIDの情報およびBSSIDの情報を含む信号の無線受信を再度試みさせる。一方、認証処理部57による認証処理が成功すると、接続確立部58は、IP管理部60と協調して親機からIPアドレス割当てを受け、親機とのWLAN接続を確立する。
図4は、リスト削除部59により除外リスト記憶部37に記憶されたデータが削除される条件の一例について示した説明図である。
リスト削除部59は、所定の条件(図4参照)に応じて除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する。
所望の親機のBSSIDであっても、所望の親機との認証処理中に何らかのトラブルにより認証が失敗してしまうと除外リスト記憶部37に記憶されてしまう場合がある。この場合、所望の親機とWLAN接続を確立することができない。そこで、リスト削除部59は、様々な機会をとらえて除外リスト記憶部37のデータを削除するとよい。除外リスト記憶部37のデータを削除することにより再度不要な親機とアソシエーション処理を行う時間を要してしまうことは欠点ではあるものの、この欠点よりも、所望の親機とWLAN接続できなくなってしまう欠点のほうが重大だと考えられるためである。
次に、本実施形態に係る携帯電話機10の動作の一例について説明する。なお、以下の説明においては、携帯電話機10が、第1のAP11および第2のAP12とWLAN通信可能な位置であり、かつ第3のAP13とはWLAN通信不能な位置に存在する場合の例(図1参照)について示す。また、接続設定記憶部36には、第1のAP11のSSID(ABC)および認証キー(abc)と、第3のAP13のSSID(XYZ)および認証キー(xyz)とがあらかじめ記憶されているものとする。さらに、親機の検索は、接続設定記憶部36に記憶されたSSIDを指定したアクティブスキャンにより行うものとする。
まず、従来の技術における、同一のSSIDを有する複数の親機が存在した場合のWLAN接続試行処理について説明する。
図5は、従来の技術における、同一のSSIDを有する複数の親機が存在した場合のWLAN接続試行の手順を示すフローチャートである。
従来の技術では、同一のSSIDを有する複数の親機が存在する場合、不要な親機のRSSIのほうが高いと、所望の親機とのWLAN接続を確立することができない。以下詳細に説明する。
ステップS1において、WLAN通信管理部51は、WLANプロトコル制御部52に対し、接続設定記憶部36に記憶されたSSIDであるABCおよびXYZについてのアクティブスキャン要求を行う。
次に、ステップS2において、スキャン制御部53は、WLAN通信部34に対し、接続設定記憶部36に記憶されたSSIDであるABCおよびXYZについてのアクティブスキャン要求を行う。
次に、ステップS3において、WLAN通信部34は、スキャン制御部53と協調して、接続設定記憶部36に記憶されたSSIDであるABCおよびXYZについてのアクティブスキャンを行う。
次に、ステップS4において、スキャン制御部53は、WLAN通信部34を介してアクティブスキャンの結果を受ける。本実施形態においては、携帯電話機10が、第1のAP11および第2のAP12とWLAN通信可能な位置であり、かつ第3のAP13とはWLAN通信不能な位置に存在する。このため、SSID(XYZ)を有する第3のAP13からのprobe responseはない。一方、第1のAP11および第2のAP12は、接続設定記憶部36に記憶されたSSIDと同一のSSID(ABC)を有するため、probe responseとして自機のSSIDおよびBSSIDの情報を含む信号を送信する。スキャン制御部53は、この信号を識別子取得部54に与える。
次に、ステップS5において、接続対象リスト作成部55は、識別子取得部54から第1のAP11および第2のAP12のSSIDとBSSIDの情報を受ける。また、受信信号強度測定部35から、第1のAP11および第2のAP12から受信した信号のRSSIの情報を受ける。図1に示す例では、携帯電話機10に対して第1のAP11よりも第2のAP12のほうが近い位置に存在するため、第1のAP11からの受信信号よりも第2のAP12からの受信信号のRSSIのほうが高い。このため、接続対象リスト作成部55は、第1のAP11および第2のAP12のSSIDおよびBSSIDにより構成され、第2のAP12の接続試行優先度のほうが高い接続リストを作成する。なお、ステップS5においては、まだ除外リスト記憶部37には何も記憶されていない。
次に、ステップS6において、アソシエーション処理部56は、接続対象リスト作成部55により作成された接続リストに存在する親機について、優先度が高い(RSSIが高い)親機(第2のAP12)から順に接続試行対象とし、第2のAP12と協調してBSSID(xyz)を利用してアソシエーション処理を試みる。第2のAP12の正確なBSSID(xyz)は既に識別子取得部54により取得されているため、このアソシエーション処理は成功する。
次に、ステップS7において、認証処理部57は、第2のAP12から受信した信号から識別子取得部54が取得したSSID(ABC)を用いて接続設定記憶部36を検索し、このSSID(ABC)に関連付けられた認証キー(abc)を抽出する。認証処理部57は、この認証キーを用いて、第2のAP12と協調してWPAによる認証を行う。
接続設定記憶部36には、所望の親機である第1のAP11のSSID(ABC)に対応する認証キー(abc)が記憶されている。この認証キー(abc)は、第2のAP12の正当な認証キー(xyz)とは異なる。認証キーは、各親機に固有の情報だからである。したがって、この認証処理は失敗に終わる。
次に、ステップS8において、WLAN通信部53は、第2のAP12から認証が失敗した旨の信号であるDeauth(entication)信号を受信する。
次に、ステップS9において、認証確立部58は、WLAN通信部53から認証失敗またはアソシエーション失敗の旨の信号であるDeauth(entication)/Disassoc(iation)信号を受信する。
次に、ステップS10において、認証確立部58は、WLAN通信管理部51に対し、Disassoc信号を送信する。
次に、ステップS11において、WLAN通信管理部51は、認証確立部58からDisassoc信号を受信すると、再びステップS1と同様に、WLANプロトコル制御部52に対し、接続設定記憶部36に記憶されたSSIDであるABCおよびXYZについてのアクティブスキャン要求を行う。
これ以降、ステップS2からステップS11(ステップS1からステップS10)の手順が繰り返される。
以上の手順から明らかなように、1つの親機とのアソシエーション処理が成功している場合、たとえその後の認証処理が失敗しても、ふたたび利用可能な周波数帯域をスキャンする手順に戻ってしまう。このため、従来の技術では、携帯電話機は、同一のSSIDを有する複数の親機が存在する場合、不要な親機のRSSIのほうが高いと、この不要な親機に対するWLAN接続を試みては失敗することを繰り返してしまい、所望の親機とのWLAN接続を確立することができない。
そこで、本実施形態に係る携帯電話機10は、アソシエーション処理が成功した後に認証処理が失敗した場合には、このWLAN接続試行対象の親機のBSSIDを除外リストに加えてしまい、次回以降のWLAN接続試行の対象から外すようにする。
図6は、本実施形態に係る携帯電話機10における、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続する手順の一例を示すフローチャートである。図5と同等のステップには同一符号を付し、重複する説明を省略する。
ステップS9でWLAN通信部53から認証失敗またはアソシエーション失敗の旨の信号であるDeauth(entication)/Disassoc(iation)信号を受信すると、ステップS21において、認証確立部58は、この失敗した接続試行対象の親機である第2のAP12のBSSID(xyz)を除外リスト記憶部37に記憶させる。
ステップS11、S22〜S24において、ステップS1〜S4と同等の手順が実行された後、ステップS25において、接続対象リスト作成部55は、ステップS5で作成したのと同一の接続リストを作成する。
次に、ステップS26において、アソシエーション処理部56は、接続対象リスト作成部55により作成された接続リストに存在する親機について、優先度が高い(RSSIが高い)親機から順に接続試行対象とする。このとき、アソシエーション処理部56は、このリストの親機のうち、除外リスト検索部37に記憶されたBSSID(xyz)を送信した親機である第2のAP12を処理対象から除外する。この結果、第1のAP11が最初の接続試行対象となる。このため、アソシエーション処理部56は、第1のAP11と協調してBSSID(abc)を利用してアソシエーション処理を試みる。第1のAP12の正確なBSSID(abc)は既に識別子取得部54により取得されているため、このアソシエーション処理は成功する。
次に、ステップS27において、認証処理部57は、第1のAP11から受信した信号から識別子取得部54が取得したSSID(ABC)を用いて接続設定記憶部36を検索し、このSSID(ABC)に関連付けられた認証キー(abc)を抽出する。認証処理部57は、この認証キーを用いて、第1のAP11と協調してWPAによる認証を行う。この認証キー(abc)は、第1のAP11の正当な認証キー(abc)と等しい。このため、この認証処理は成功する。
次に、ステップS28において、接続確立部58は、IP管理部60と協調して第1のAP11からIPアドレス割当てを受け、第1のAP11とのWLAN接続を確立する。
以上の手順により、一度認証処理に失敗した親機のBSSIDを除外リストに加えることで、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続することができる。
図7は、本実施形態に係る携帯電話機10における、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続する手順の他の例を示すフローチャートである。図6と同等のステップには同一符号を付し、重複する説明を省略する。
ステップS6でアソシエーション処理が成功した後、ステップS31において、認証処理部57は、ステップS7と同様に、認証キー(abc)を用いて、第2のAP12と協調してWPAによる認証を行う。
図5および図7のステップS7では、認証処理そのものは正常に実行されたものの、認証キーが異なるためにDeauth(entication)信号が出力された(準正常終了)。
一方、ステップS31では、認証処理そのものが正常に実行されない(異常終了)。この原因としては、たとえば親機の駆動ソフトウエアの不具合(バグ)などが挙げられる。
この場合、第2のAP12からの応答が無いなどして協調した認証処理が行えないため、ステップS32において、認証処理部57は、認証処理が失敗した旨の信号を認証確立部58に与える。
次に、ステップS33において、認証確立部58は、ステップS21と同様に、この認証処理に失敗した接続試行対象の親機である第2のAP12のBSSID(xyz)を除外リスト記憶部37に記憶させる。
次に、ステップS34において、認証確立部58は、第2のAP12に対してDisassoc信号を出力する。
以上の手順によれば、第2のAP12と協調することができずに認証処理に失敗した場合であっても、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても確実に所望の親機とWLAN接続することができる。
本実施形態に係る携帯電話機10は、アソシエーション処理が成功した後に認証処理が失敗した場合には、このWLAN接続試行対象の親機のBSSIDを除外リストに加えてしまい、次回以降のWLAN接続試行の対象から外すようにする。このため、この携帯電話機10によれば、同一のSSIDを有する複数の親機が存在しても、極めて容易かつ確実に所望の親機とWLAN接続することができ、非常に利便性が高い。
続いて、所定の条件(図4参照)に応じて除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する手順について説明する。
所望の親機のBSSIDであっても、所望の親機との認証処理中に何らかのトラブルにより認証が失敗してしまった場合や、ユーザが認証キーを誤って登録した場合などには、除外リスト記憶部37に記憶されてしまう場合がある。この場合、所望の親機とWLAN接続を確立することができない。
除外リストはスキャン動作に付随して容易に作成されるものである。このため、所望の親機とWLAN接続できなくなってしまう欠点を重視し、できるだけ多様な機会をとらえて除外リスト記憶部37のデータを削除するとよい。
図8〜図11は、ユーザによる入力部の操作を起因として除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する場合の例である。また、図12および図13は、その他の条件を起因として除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する場合の例である。
図8は、接続設定記憶部36の内容の変更指示があると除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、ユーザにより入力部24を介して接続設定記憶部36の内容であるアクセスポイントの登録情報に対する変更指示があると(ステップS41)、WLAN通信管理部51はこのユーザの指示に従って接続設定記憶部36の内容を変更する(ステップS42)。WLANプロトコル制御部52のリスト削除部59は、WLAN通信管理部51からアクセスポイントの登録情報を変更した旨の情報を受け(ステップS43)、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する(ステップS44)。
図9は、アクセスポイントの検索指示があると除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャートである。
ユーザにより入力部24を介してアクセスポイントの検索指示があると(ステップS51)、WLAN通信管理部51はこのユーザの指示に従ってWLANプロトコル制御部52に対してアクセスポイントの検索要求を行う(ステップS52)。この検索要求を受け、リスト削除部59は、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除し(ステップS53)、スキャン制御部53は、アクセスポイントの検索を行う(ステップS54)。
図10は、アクセスポイントの指定接続指示があると除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャートである。
ユーザにより入力部24を介してアクセスポイントの指定接続指示(SSID指定のアクティブスキャン指示)があると(ステップS61)、WLAN通信管理部51はリスト削除部59に対して、除外リスト記憶部37に記憶されたデータの削除を要求する(ステップS62)。この要求を受けて、リスト削除部59は、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する(ステップS63)。続いて、WLAN通信管理部51はWLANプロトコル制御部52に対してアクセスポイントの指定接続要求を行う(ステップS64)。この要求を受けて、スキャン制御部53は、指定されたアクセスポイントの検索を行う(ステップS65)。
図11は、無線LAN接続に関連する機能の利用要求があると除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャートである。
ユーザにより入力部24を介して無線LAN接続に関連する機能の利用要求があると(ステップS71)、WLAN通信管理部51は、WLAN通信に関する情報を内容とする画像について表示部26を介してユーザに提示する(ステップS72)。この種の画像としては、無線LANに関する設定を行うための設定メニュー、接続メニュー、登録情報メニューなどの画像を挙げることができる。これらの無線LANに関する設定を行うための画像の表示指示を受けると、WLAN通信管理部51は、リスト削除部59に対して、除外リスト記憶部37に記憶されたデータの削除を要求する(ステップS73)。この要求を受けて、リスト削除部59は、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する(ステップS74)。
図12は、WLANの圏外となることにより生じるアクセスポイントの自動検索処理の周期が最大になると除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャートである。
WLANの圏外となることにより生じるアクセスポイントの自動検索処理(圏外スキャン)の間隔が最大時間となると(ステップS81)、WLAN通信管理部51は、リスト削除部59に対して、除外リスト記憶部37に記憶されたデータの削除を要求する(ステップS82)。この要求を受けて、リスト削除部59は、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除し(ステップS83)、スキャン制御部53はアクセスポイントの検索を行う(ステップS84)。
図13は、接続設定記憶部36に記憶された他のSSIDを有するアクセスポイントが発見されると、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する場合の手順を示すフローチャートである。
たとえば、図1に示す例では、携帯電話機10が第3のAP13に近づくことにより、SSID(ABC)とは異なるSSID(XYZ)を有する第3のAP13を発見した場合に、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除するようにする。
WLAN通信管理部51は、WLANプロトコル制御部52に対し、接続設定記憶部36に記憶されたSSIDであるABCおよびXYZについてのアクティブスキャン要求またはANYによるアクティブスキャン要求などを行う(ステップS91)。次に、WLAN通信部34は、スキャン制御部53と協調して、アクティブスキャンを行う(ステップS92)。この結果、接続対象リスト作成部55により作成された接続リストに新たなアクセスポイントが含まれると(ステップS93)、リスト削除部59は、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する(ステップS94)。そして、アソシエーション処理をはじめとする接続試行が開始される(ステップS95)。
図13に示した例は、接続対象リスト作成部55により作成された接続リストに新たなアクセスポイントが含まれると除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除する手順の一例である。このため、ステップS91のスキャン要求はパッシブスキャン要求でも構わない。
以上の手順により、様々な条件のもと、除外リスト記憶部37に記憶されたデータを削除することができる。このため、ユーザの意図に反して所望のアクセスポイントのBSSIDが除外リスト記憶部37に記憶されてしまっても、多様な機会を捉えてこの除外リスト記憶部37の内容を削除することにより、所望のアクセスポイントに接続できない弊害を防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
たとえば、本発明は、本実施形態で説明した携帯電話機10のほかにも、様々な携帯端末装置に適用可能であり、特に、ノートブック型のパーソナルコンピュータPDA(Personal Digital Assistant)、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機などの携帯端末装置に適用することが可能である。
また、上記実施形態では親機としてアクセスポイントが適用される場合の例について示したが、アドホックモードに対応した機器同士であれば、親機は携帯端末装置であってもよい。
また、本発明の実施形態では、フローチャートの各ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
10 携帯電話機
11 第1のアクセスポイント(所望の親機)
12 第2のアクセスポイント
13 第3のアクセスポイント(所望の親機)
21 第1のユニット
22 第2のユニット
23 連結部
24 入力部
25 マイクロフォン
26 表示部
27 レシーバ
31 移動体通信用アンテナ
32 移動体通信部
33 WLAN通信用アンテナ
34 WLAN通信部
35 受信信号強度測定部
36 接続設定記憶部
37 除外リスト記憶部
38 主制御部
41 WLAN通信用アンテナ
42 WLAN通信部
43 接続制御部
44 識別子記憶部
51 WLAN通信管理部
52 WLANプロトコル制御部
53 スキャン制御部
54 識別子取得部
55 接続対象リスト作成部
56 アソシエーション処理部
57 認証処理部
58 接続確立部
59 リスト削除部
60 IP管理部
100 LAN
101 インターネット網
102 移動体通信網

Claims (8)

  1. 所望の親機の認証キーの情報を記憶した接続設定記憶部と、
    所定の基本サービスセット識別子の情報を記憶する除外リスト記憶部と、
    1または複数の親機のそれぞれから、サービスセット識別子の情報および基本サービスセット識別子の情報を含む信号の無線受信を試みるスキャン制御部と、
    前記1または複数の親機のそれぞれから受信した前記信号の受信強度を測定する受信信号強度測定部と、
    前記信号から前記サービスセット識別子の情報と前記基本サービスセット識別子の情報とを取得する識別子取得部と、
    前記除外リスト記憶部に記憶された前記所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む前記信号を与えた親機を除く前記1または複数の親機について、前記受信強度が高い前記信号を与えた親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記基本サービスセット識別子の情報を用いて前記接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うアソシエーション処理部と、
    前記アソシエーション処理が成功すると、前記接続試行対象の親機と協調して前記接続設定記憶部に記憶された前記認証キーを用いて認証処理を行う認証処理部と、
    前記認証処理が失敗すると、前記接続試行対象の親機から与えられた前記信号から前記識別子取得部が取得した前記基本サービスセット識別子を前記所定の基本サービスセット識別子の1つとして前記除外リスト記憶部に記憶させるとともに前記スキャン制御部に前記信号の無線受信を再度試行させるよう制御する一方、前記認証処理が成功すると、前記接続試行対象の親機を前記所望の親機と判断し、この親機と無線LAN接続を確立する接続確立部と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 所望の親機のサービスセット識別子の情報と認証キーの情報とを関連付けて記憶した接続設定記憶部と、
    所定の基本サービスセット識別子の情報を記憶する除外リスト記憶部と、
    1または複数の親機のそれぞれから、サービスセット識別子の情報および基本サービスセット識別子の情報を含む信号の無線受信を試みるスキャン制御部と、
    前記1または複数の親機のそれぞれから受信した前記信号の受信強度を測定する受信信号強度測定部と、
    前記信号から前記サービスセット識別子の情報と前記基本サービスセット識別子の情報とを取得する識別子取得部と、
    前記接続設定記憶部に記憶された前記所望の親機のサービスセット識別子と同一のサービスセット識別子を含む前記信号を与えた親機のうち、前記除外リスト記憶部に記憶された前記所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む前記信号を与えた親機を除く前記1または複数の親機について、前記受信強度が高い前記信号を与えた親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記基本サービスセット識別子の情報を用いて前記接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うアソシエーション処理部と、
    前記アソシエーション処理が成功すると、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記サービスセット識別子を用いて前記接続設定記憶部を検索してこのサービスセット識別子に関連付けられた前記認証キーを抽出し、この抽出された認証キーを用いて前記接続試行対象の親機と協調して認証処理を行う認証処理部と、
    前記認証処理が失敗すると、前記接続試行対象の親機から与えられた前記信号から前記識別子取得部が取得した前記基本サービスセット識別子を前記所定の基本サービスセット識別子の1つとして前記除外リスト記憶部に記憶させるとともに前記スキャン制御部に前記信号の無線受信を再度試行させるよう制御する一方、前記認証処理が成功すると、前記接続試行対象の親機を前記所望の親機と判断し、この親機と無線LAN接続を確立する接続確立部と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 前記1または複数の親機の1つとの無線LAN接続の設定に関する入力操作を受け付ける入力部と、
    前記入力部を介して無線LAN接続の設定に関する入力操作が受け付けられると、前記除外リスト記憶部から前記所定の基本サービスセット識別子の情報を削除するリスト削除部と、
    をさらに備え、
    前記無線LAN接続の設定に関する入力操作は、
    少なくとも前記認証キーの編集、前記スキャン制御部に対する前記信号の無線受信の試行指示、およびこれらの無線LANに関する設定を行うための画像の表示指示を含む、
    請求項1または2記載の携帯端末装置。
  4. 少なくとも前記スキャン制御部による前記信号の無線受信が所定の時間以上不調である場合、前記除外リスト記憶部から前記所定の基本サービスセット識別子の情報を削除するリスト削除部、
    をさらに備えた、
    請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  5. 所望の親機との無線LAN接続を行う携帯端末装置の無線LAN接続方法であって、
    所望の親機の認証キーの情報を接続設定記憶部に記憶させるステップと、
    所定の基本サービスセット識別子の情報を除外リスト記憶部に記憶させるステップと、
    1または複数の親機のそれぞれから、サービスセット識別子の情報および基本サービスセット識別子の情報を含む信号の無線受信を試みるステップと、
    前記1または複数の親機のそれぞれから受信した前記信号の受信強度を測定するステップと、
    前記信号から前記サービスセット識別子の情報と前記基本サービスセット識別子の情報とを取得するステップと、
    前記除外リスト記憶部に記憶された前記所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む前記信号を与えた親機を除く前記1または複数の親機について、前記受信強度が高い前記信号を与えた親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記基本サービスセット識別子の情報を用いて前記接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うアソシエーション処理部と、
    前記アソシエーション処理が成功すると、前記接続試行対象の親機と協調して前記接続設定記憶部に記憶された前記認証キーを用いて認証処理を行うステップと、
    前記認証処理を行うステップで前記認証処理が失敗すると、前記接続試行対象の親機から与えられた前記信号から取得された前記基本サービスセット識別子を前記所定の基本サービスセット識別子の1つとして前記除外リスト記憶部に記憶させるとともに前記信号の無線受信を試みるステップにもどるステップと、
    前記認証処理を行うステップで前記認証処理が成功すると、前記接続試行対象の親機を前記所望の親機と判断し、この親機と無線LAN接続を確立するステップと、
    を有することを特徴とする無線LAN接続方法。
  6. 所望の親機との無線LAN接続を行う携帯端末装置の無線LAN接続方法であって、
    所望の親機のサービスセット識別子の情報と認証キーの情報とを関連付けて接続設定記憶部に記憶させるステップと、
    所定の基本サービスセット識別子の情報を除外リスト記憶部に記憶させるステップと、
    1または複数の親機のそれぞれから、サービスセット識別子の情報および基本サービスセット識別子の情報を含む信号の無線受信を試みるステップと、
    前記1または複数の親機のそれぞれから受信した前記信号の受信強度を測定するステップと、
    前記信号から前記サービスセット識別子の情報と前記基本サービスセット識別子の情報とを取得するステップと、
    前記除外リスト記憶部に記憶された前記所定の基本サービスセット識別子と同一の基本サービスセット識別子の情報を含む前記信号を与えた親機を除く前記1または複数の親機について、前記受信強度が高い前記信号を与えた親機から順に無線LAN接続の試行対象とし、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記基本サービスセット識別子の情報を用いて前記接続試行対象の親機と協調してアソシエーション処理を行うステップと、
    前記アソシエーション処理が成功すると、この接続試行対象の親機から与えられた前記信号に含まれた前記サービスセット識別子を用いて前記接続設定記憶部を検索してこのサービスセット識別子に関連付けられた前記認証キーを抽出し、この抽出された認証キーを用いて前記接続試行対象の親機と協調して認証処理を行うステップと、
    前記認証処理を行うステップで前記認証処理が失敗すると、前記接続試行対象の親機から与えられた前記信号から取得された前記基本サービスセット識別子を前記所定の基本サービスセット識別子の1つとして前記除外リスト記憶部に記憶させるとともに前記信号の無線受信を試みるステップにもどるステップと、
    前記認証処理を行うステップで前記認証処理が成功すると、前記接続試行対象の親機を前記所望の親機と判断し、この親機と無線LAN接続を確立するステップと、
    を有することを特徴とする無線LAN接続方法。
  7. 前記1または複数の親機の1つとの無線LAN接続の設定に関する入力操作が受け付けられると、前記除外リスト記憶部から前記所定の基本サービスセット識別子の情報を削除するステップ、
    をさらに有し、
    前記無線LAN接続の設定に関する入力操作は、
    少なくとも前記認証キーの編集、前記スキャン制御部に対する前記信号の無線受信の試行指示およびこれらの無線LANに関する設定を行うための画像の表示指示を含む、
    請求項5または6記載の無線LAN接続方法。
  8. 少なくとも前記スキャン制御部による前記信号の無線受信が所定の時間以上不調である場合、前記除外リスト記憶部から前記所定の基本サービスセット識別子の情報を削除するステップ、
    をさらに有する、
    請求項5または6記載の無線LAN接続方法。
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