JP5246685B2 - アロマデンドラン骨格またはエポキシカジネン骨格を有する化合物の誘導体および当該誘導体を含む香辛料 - Google Patents
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で表されるセスキテルペン炭化水素誘導体を製造するにあたり、
基質としての式(I):
で表される化合物を、上記誘導体を産生する能力を有するアスペルギルス属に属する微生物または当該微生物の生体内酵素と接触させることを特徴とする方法を提供する。
基質としての式(I):
化合物5:(+)−(1S,11S)−1,13−ジヒドロキシアロマデンドレン〕
または、式:
化合物6:(−)−5,11−エポキシカジン−1(10)−エン−14−オール〕
により表される(−)−エポキシカジネン誘導体を提供する。
化合物6:(−)−5,11−エポキシカジン−1(10)−エン−14−オール〕、
式:
化合物7:(+)−(10R,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エン〕
または、式:
化合物8:(+)−(10S,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エン〕
により表される(+)−レデン誘導体を提供する。
本明細書中において使用される用語は、指示がない限り、当業者によって通常理解される通りの意味で用いられている。
本発明の目的物質であるアロマデンドラン骨格またはエポキシカジネン骨格を有する化合物の誘導体を製造するには、基質としてのアロマデンドラン骨格を有する化合物(以下、基質1〜3と記す)を真菌の一種であるアスペルギルス属に属する当該誘導体産生菌またはその生体内酵素で処理し、産生された当該誘導体を採取すればよい。ここで言う「処理」とは、基質1〜3と菌体との接触、基質1〜3を菌体の培養培地に含有させて行う培養、発酵等の常套の微生物変換手段を含む意味で用いられており、「採取」とは、常套の分離、抽出および精製手段を含む工程を意味している。
官能評価は官能検査、官能試験とも呼ばれ、ヒトの感覚(視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚)を使って対象物を評価することである。特に香料の分野においては匂いや味・香りを評価する事が最も重要な課題である。官能評価はその目的により分析型官能評価と嗜好型官能評価に大別される。分析型官能評価は品質の差の検出、特性の分析など品質評価に、嗜好型官能評価は香料や食品などの嗜好調査に用いられる。官能評価に関する規格としては、官能評価分析―用語(規格番号JIS Z 8144:2004)、官能評価分析―方法(規格番号JIS Z 9080:2004)があり、海外では国際規格ISO やASTM(American Society for Testing and Materials)がある(特許庁平成18年度標準技術集「香料」)。
(+)−アロマデンドレン(1)、(−)−アロアロマデンドレン(2)および(+)−レデン(3)は、Flukaから購入した。簿層クロマトグラフィー(TLC)は、シリカゲル60GF254を塗布したTLCプレート(メルク製:層厚0.25mm)を用いた。シリカゲルカラムクロマトの展開溶媒は、ヘキサン−酢酸エチル(1:4)を用いた。
赤外吸収スペクトル(IR)はパーキン・エルマー製1760X型分光器により得た。
核磁気共鳴スペクトル(NMR)は、日本電子製FX−500(500MHz(1H)、125.65MHz(13C)を用い、TMS(1H)またはクロロホルム(13C)を内部標準とし、CDCl3で測定した。
4℃で保存されたアスペルギルス ウェンティー(NBRC8864)の胞子を、滅菌した培養培地(ショ糖1.5%、グルコース0.5%、ポリペプトン0.05%、硫酸マグネシウム(七水和物)0.05%、塩化カリウム0.05%、リン酸二カリウム0.1%、硫酸第一鉄(七水和物)0.001%、および蒸留水、pH7.2)を入れた振盪フラスコ中に植え付け、27℃で3日間培養した。
前培養したアスペルギルス ウェンティーの菌糸体を培養培地(50mLのペトリ皿中15mL)に移植し、2日間(菌糸体が培養培地の表面積の60〜80%を占めるまで)同じ条件下で培養した。アスペルギルス ウェンティーが成長した後、基質300mgを培地に加えて10日間培養を続けた。また、アスペルギルス ウェンティーが存在しない培地を、空試験のために調製した。代謝産物は、空試験で検出されなかった。
結果を、図1〜図3に示す。
(+)−アロマデンドレン(1)は、10日間の培養で一部が代謝され、(−)−(10S,11S)−10,13,14−トリヒドロキシアロマデンドラン(化合物4)を生じた(図1を参照のこと)。また、(−)−アロアロマデンドレンは、10日間の培養で一部が代謝され、(+)−(1S,11S)−1,13−ジヒドロキシアロマデンドレン(化合物5)および(−)−5,11−エポキシカジン−1(10)−エン−14−オール(化合物6)を生じた(図2を参照のこと)。(−)−アロアロマデンドレンは、10日間の培養で一部が代謝され、(−)−5,11−エポキシカジン−1(10)−エン−14−オール(化合物6)、(+)−(10R,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エン(化合物7)および(+)−(10S,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エン(化合物8)を生じた(図3を参照のこと)。いずれの場合においても、他の代謝産物は、TLCおよびGCで検出されなかった。
上記のように、基質300mgを培地に加えて10日間培養を続けた後、濾過により培養液と菌糸体を分離した。培養液を塩化ナトリウムで飽和し、酢酸エチルで抽出した。さらに菌糸体を酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル抽出物を混ぜ、硫酸ナトリウムで脱水後、減圧下に溶媒を留去し、粗抽出物を得た。抽出物をヘキサン−酢酸エチル混液とシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに供した。未反応の基質が回収され、各々、代謝産物が単離された。
化合物4、(+)−(10S,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エンの構造は以下のMS、IR、およびNMRデータから決定した。
化合物4([α]D 26.0 −11.1°(c 0.42 CHCl3))は、無色油状物として得られた。化合物4のHR−FABMSでは、m/z値253.1815、分子式C15H26O3であった。
化合物4のIRスペクトルでは、水酸基(3398 cm-1)の存在が示された。
1H−NMRおよび13C−NMRでは、2個の1級アルコール[δH 3.58 (1H, d, J=10.6 Hz), 3.38 (1H, d, J=10.6 Hz); δC 70.6 (CH2), δH 3.36 (1H, d, J=10.8 Hz), 3.28 (1H, d, J=10.8 Hz); δC 73.5 (CH2)]および3級アルコール[δC 74.2 (C)]の存在が示された。
化合物4は、二次元NMR(HMBC:heteronuclear multiple bond correlation)スペクトルの帰属において、(i) H-13/C-6と C-7、(ii) H-14/C-1とC-9の間に相関シグナルが観察された。化合物4は、NOEsスペクトルの解析より(i) H-12/H-5、(ii) H-13/H-6とH-7の間で相関が見られた。(S体)としての化合物4のC-10の配置を、H-14/H-1間のNOEsから推定した。これらのデータから、化合物4を、新規化合物(−)−(10S,11S)−10,13,14−トリヒドロキシアロマデンドランとして決定した。
化合物5、(+)−(1S,11S)−1,13−ジヒドロキシアロマデンドレンの構造は以下のMS、IR、およびNMRデータから決定した。
化合物5([α]D 25.4 +26.2°(c 0.42 CHCl3))は、無色油状物として得られた。化合物8のHR−EIMS(高分解能電子衝撃型四重極質量分析法)では、m/z値236.1763、分子式C15H24O2であった。
化合物5のIRスペクトルでは、水酸基(3336 cm-1)の存在が示された。
1H−NMRおよび13C−NMRでは、1級アルコールの存在が示された[δH 3.45 (1H, d, J=10.9 Hz), 3.34 (1H, d, J=10.9 Hz); δC 73.4 (CH2)]および3級アルコール[δC 85.4 (C)]。
化合物5は、二次元NMR(HMBC:heteronuclear multiple bond correlation)スペクトルの帰属において、(i) H-2/C-1、(ii) H-13/C-6とC-7、(iii) H-14/C-1とC-9の間に相関シグナルが観察された。化合物5は、NOEsスペクトルの解析より(i) H-12/H-5、(ii) H-13/H-6とH-7の間で相関が見られた。シクロプロパン水素(H-6およびH-7)の1H-化学シフトは、アロマデンドレンのそれらに類似しており(H-6; 0.60 ppm, H-7; 0.67 ppm)、アロアロマデンドレンのそれに類似していなかった(H-6; 0.24 ppm, H-7; 0.55 ppm)。スピン脱カップリングは、1α−ヒドロキシ基を有するアロマデンドレン骨格の存在を指示した。これらのデータから、化合物5を、新規化合物(+)−(1S,11S)−1,13−ジヒドロキシアロマデンドレンとして決定した。
化合物6、(−)−5,11−エポキシカジン−1(10)−エン−14−オールの構造は以下のMS、IR、およびNMRデータから決定した。
化合物6([α]D 26.7 −9.2°(c 0.42 CHCl3))は、無色油状物として得られた。化合物6のHR−EIMSでは、m/z値236.1802、分子式C15H24O2であった。
化合物6のIRスペクトルでは、水酸基(3396 cm-1)の存在が示された。
1H−NMRおよび13C−NMRでは、1級アルコールの存在が示された[δH 4.13 (1H, d, J=11.4 Hz), δH 4.08 (1H, d, J=11.4 Hz); δC 61.8 (CH2)]。
13C-NMRは、1個の四置換二重結合[δC 135.3 (C), δC 127.6 (C)]およびエーテル架橋[δC 82.7 (CH), δC 82.6 (C)]を示した。1H-NMRは、3個のメチル基[1個の二重項 (δH 1.03 (3H, d, J=7.0 Hz))、2個の一重項(δH 1.28 (3H, s), δH 1.23 (3H, s))]に対するシグナルを示した。1個の二重項−二重項シグナルに加えて、CH-O-C-プロトンに対する[δH 3.52 (1H, dd, J=4.6, 11.4 Hz)]が、割り当てられた。
化合物6は、二次元NMR(HMBC:heteronuclear multiple bond correlation)スペクトルの帰属において、(i) H-4/C-5、(ii) H-5/C-11、(iii) H-14/C-1とC-10の間に相関シグナルが観察された。スピン脱カップリングは、以前、Vassoura oilおよびLabdanum oilで発見された、5,11-エポキシカジネンに関して報告されたものと類似した(化学シフトおよび結合定数において)配列を与えた。これらのデータから、化合物6を、新規化合物(−)−5,11−エポキシカジン−1(10)−エン−14−オールとして決定した。
化合物7、(+)−(10R,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エンの構造は以下のMS、IR、およびNMRデータから決定した。
化合物7([α]D 28.9+29.5°(c 1.0 CHCl3))は、無色油状物として得られた。化合物7のHR−EIMSでは、m/z値236.1798、分子式C15H24O2であった。
化合物7のIRスペクトルでは、水酸基(3374 cm-1)の存在が示された。
1H−NMRおよび13C−NMRでは、1級アルコールの存在が示された[δH 3.41 (1H, d, J=10.9 Hz), 3.28 (1H, d, J=10.9 Hz); δC 73.3 (CH2)] および3級アルコール[δC 74.1 (C)]。
化合物7は、二次元NMR(HMBC:heteronuclear multiple bond correlation)スペクトルの帰属において、(i) H-2/C-4とC-10、(ii) H-13/C-6とC-7、(iii) H-14/C-1とC-9の間に相関シグナルが観察された。化合物8は、NOEsスペクトルの解析より(i) H-5/H-12とH-14、(ii) H-13/H-6と7の間で相関が見られた。(R)としての化合物7のC-10の配置を、H-14/H-5間のNOEsから推定した。これらのデータから、化合物7を、新規化合物(+)−(10R,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エンとして決定した。
化合物8、(+)−(10S,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エンの構造は以下のMS、IR、およびNMRデータから決定した。
化合物8([α]D 29.0 +42.4°(c 1.0 CHCl3))は、無色油状物として得られた。化合物8のHR−EIMSでは、m/z値236.1780、分子式C15H24O2であった。
化合物8のIRスペクトルでは、水酸基(3366 cm-1)の存在が示された。
1H−NMRおよび13C−NMRでは、1級アルコールの存在が示された[δH 3.40 (1H, d, J=10.9 Hz), 3.28 (1H, d, J=10.9 Hz); δC 73.5 (CH2)]および3級アルコール[δC 71.4 (C)]。
化合物8は、二次元NMR(HMBC:heteronuclear multiple bond correlation)スペクトルの帰属において、(i) H-2/C-4とC-10、(ii) H-13/C-6とC-7、(iii) H-14/C-1とC-9の間に相関シグナルが観察された。化合物8は、NOEsスペクトルの解析より(i) H-5/H-12、(ii) H-13/H-6と7の間で相関が見られた。化合物8のHMBCスペクトルは、化合物7のHMBCスペクトルに類似していた。化合物8は、化合物7のジアステレオマーとして同定した。これらのデータから、化合物8を、新規化合物(+)−(10S,11S)−10,13−ジヒドロキシアロマデンドル−1−エンとして決定した。
基質および変換物(化合物4〜8)について官能評価を行った。試料1 mgを水およびエタノール0.1 mlに溶解し、評価用試料とした。水、エタノールを標準試料として、13名のパネラーによって、甘味、酸味、塩味、苦味、および旨味について評価した。評価基準は、標準試料を1とし、非常に強い味を5とした場合の5段階評価とした。その結果を表2に示す。
Claims (10)
- 式(II):
で表されるセスキテルペン炭化水素誘導体を製造する方法であって、
基質としての式(I):
で表される化合物を、上記誘導体を産生する能力を有するアスペルギルス属に属する微生物または当該微生物の生体内酵素と接触させることを特徴とする方法。 - セスキテルペン炭化水素誘導体を産生する能力を有するアスペルギルス属に属する微生物がアスペルギルス ウェンティーである、請求項1または2に記載の方法。
- アスペルギルス ウェンティーが寄託番号NBRC8864の株種である、請求項3に記載の方法。
- 請求項5〜9のいずれかに記載のセスキテルペン炭化水素誘導体を含有する、香辛料。
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