JP5246371B1 - 文書処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】文書の編集内容に応じて複数の文書の要素間の関連付けを更新し、編集内容に対応する関連文書の要素を特定する。
【解決手段】文書処理装置2は、文書の第1のひな形を構成する1又は複数の要素と、文書の第2のひな形を構成する1又は複数の要素との関連付けをそれぞれ設定し、第1のひな形に基づいて生成された第1の文書に要素が追加されるか、又は該第1の文書に含まれる要素が更新された場合に、第2のひな形に基づいて生成された第2の文書に対して、第1の文書について追加又は更新された要素について関連付けが設定された要素を追加又は更新する。
【選択図】図2
【解決手段】文書処理装置2は、文書の第1のひな形を構成する1又は複数の要素と、文書の第2のひな形を構成する1又は複数の要素との関連付けをそれぞれ設定し、第1のひな形に基づいて生成された第1の文書に要素が追加されるか、又は該第1の文書に含まれる要素が更新された場合に、第2のひな形に基づいて生成された第2の文書に対して、第1の文書について追加又は更新された要素について関連付けが設定された要素を追加又は更新する。
【選択図】図2
Description
本発明は、文書処理装置及びプログラムに関する。
複数の文書にそれぞれ含まれる要素を関連付けることがある。例えば、下記の特許文献1では、定型文書の書式ごとに関連付けを設定しておくことで、定型文書に基づいて生成した文書の要素間の関連付けを行う技術が開示されている。
文書を編集して、新たに要素を追加したり、複数の要素を統合したりすると、文書の要素の間で関連付けが適切でない箇所が生じることがある。
本発明の目的は、文書の編集内容に応じて複数の文書の要素間の関連付けを更新し、編集内容に対応する関連文書の要素を特定することができる文書処理装置及びプログラムを提供することにある。
請求項1に係る発明は、文書の第1のひな形を構成する1又は複数の要素と、文書の第2のひな形を構成する1又は複数の要素との関連付けをそれぞれ設定する設定手段と、前記第1のひな形に基づいて生成された第1の文書に要素が追加されるか、又は該第1の文書に含まれる要素が更新された場合に、前記第2のひな形に基づいて生成された第2の文書に対して、前記第1の文書について追加又は更新された要素について前記設定手段により関連付けが設定された要素を追加又は更新する更新手段と、を含むことを特徴とする文書処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記第1のひな形に基づいて第1の文書が生成された場合に、該第1の文書に含まれる要素のそれぞれに対して前記設定手段により関連付けが設定された要素があるか否かを判定する判定手段と、前記第1の文書に含まれる要素であって、前記判定手段により関連付けが設定された要素があると判定された要素について前記設定手段により関連付けが設定された要素を含む前記第2の文書を生成する生成手段と、をさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記判定手段は、前記第1の文書に要素が追加されるか、又は該第1の文書に含まれる要素が更新された場合に、該追加又は更新された要素に対して前記設定手段により関連付けが設定された要素があるか否かを判定し、前記更新手段は、前記第2の文書に対して、前記第1の文書に追加又は更新された要素であって、前記判定手段により関連付けが設定された要素があると判定された要素について前記設定手段により関連付けが設定された要素を追加又は更新することを特徴とする請求項2に記載の文書処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記判定手段は、前記第2の文書に要素が追加されるか、又は該第2の文書に含まれる要素が更新された場合に、該追加又は更新された要素に対して前記設定手段により関連付けが設定された要素があるか否かを判定し、前記更新手段は、前記第1の文書に対して、前記第2の文書に追加又は更新された要素であって、前記判定手段により関連付けが設定された要素があると判定された要素について、前記設定手段により関連付けが設定された要素を追加又は更新することを特徴とする請求項2又は3に記載の文書処理装置である。
請求項5に係る発明は、文書の第1のひな形を構成する1又は複数の要素と、文書の第2のひな形を構成する1又は複数の要素との関連付けをそれぞれ設定する設定手段と、前記第1のひな形に基づいて生成された第1の文書に要素が追加されるか、又は該第1の文書に含まれる要素が更新された場合に、前記第2のひな形に基づいて生成された第2の文書に対して、前記第1の文書について追加又は更新された要素について前記設定手段により関連付けが設定された要素を追加又は更新する更新手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
請求項1及び5に係る発明によれば、文書の編集内容に応じて複数の文書の要素間の関連付けを更新し、編集内容に対応する関連文書の要素を特定することができる。
請求項2に係る発明によれば、関連付けが設定された複数の文書のうち一方の文書を生成することで対応する他方の文書のひな形を生成できる。
請求項3に係る発明によれば、複数の文書のうち一方の文書について編集された要素のうち他方の文書に反映させるべき要素に基づいて複数の文書の要素間の関連付けを更新することができる。
請求項4に係る発明によれば、複数の文書の双方についての編集内容に応じて相互の文書の要素間の関連付けを更新することができる。
以下、本発明を実施するための実施の形態(以下、実施形態という)を、図面を参照しながら説明する。
[システム構成]
図1には、本実施形態に係る文書処理システム1のシステム構成図を示した。図1に示されるように、文書処理システム1は、文書処理装置2、入力装置3、表示装置4を含み、文書処理装置2と、入力装置3及び表示装置4とはデータ通信可能に接続されている。
図1には、本実施形態に係る文書処理システム1のシステム構成図を示した。図1に示されるように、文書処理システム1は、文書処理装置2、入力装置3、表示装置4を含み、文書処理装置2と、入力装置3及び表示装置4とはデータ通信可能に接続されている。
文書処理装置2は、入力装置3から受け付けた操作入力に基づいて文書編集を行うとともに、編集に係る文書を表示装置4に表示させるコンピュータである。なお、文書処理装置2の構成及び文書処理装置2において行われる処理の詳細については後述する。
表示装置4は、液晶ディスプレイ等により実現され、文書処理装置2による情報処理の結果(画面)を表示する。
入力装置3は、キーボード、マウス等の入力デバイスにより実現され、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力を文書処理装置2に出力する。
文書処理装置2は、入力装置3、表示装置4をそれぞれ内蔵しておくこととしてもよく、その場合には、入力装置3と表示装置4とをタッチパネルにより構成することとしても構わない。
[機能ブロック]
図2には、文書処理装置2の機能ブロック図を示した。図2に示されるように、文書処理装置2は、入力受付部21、テンプレート構造定義データ格納部22、文書編集部23、テンプレート生成部24、文書格納部25、関連文書取得部26、関連判定部27、関連データ登録部28、関連データ格納部29、及び表示制御部30を備える。
図2には、文書処理装置2の機能ブロック図を示した。図2に示されるように、文書処理装置2は、入力受付部21、テンプレート構造定義データ格納部22、文書編集部23、テンプレート生成部24、文書格納部25、関連文書取得部26、関連判定部27、関連データ登録部28、関連データ格納部29、及び表示制御部30を備える。
文書処理装置2に備えられる上記の各部の機能は、CPU等の制御手段、メモリ等の記憶手段、外部デバイスとデータを送受信する入出力手段等を備えたコンピュータが、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムを読み込み実行することで実現されるものとしてよい。なお、プログラムは光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の情報記憶媒体によってコンピュータたる文書処理装置2に供給されることとしてもよいし、インターネット等のデータ通信網を介して文書処理装置2に供給されることとしてもよい。
入力受付部21は、入力装置3から受信した操作入力を受け付ける入力インターフェースであり、入力装置3から受け付けた操作入力を文書編集部23に出力する。
テンプレート構造定義データ格納部22は、文書のテンプレートを構成する1又は複数の要素の定義情報を含むテンプレート構造定義データ(文書スキーマ)を格納するとともに、複数のテンプレート構造定義データにそれぞれ含まれる要素間の関連性の情報を格納する。
図3及び図4には、テンプレート構造定義データ格納部22に格納されるデータの一例を示した。
図3に示したのは、文書スキーマ関連テーブルの一例であり、図3に示した文書スキーマ関連テーブルには、主キー、関連元の文書スキーマ、関連先の文書スキーマの情報を相互に関連付けて記憶される。
図4に示したのは、要素関連テーブルの一例であり、図4に示した要素関連テーブルには、識別子、関連元の文書スキーマの要素(関連元要素)、関連先の文書スキーマの要素(関連先要素)、対応関係、外部キーの情報が関連付けて記憶される。要素関連テーブルにおける対応関係が「1:1」とは、関連元要素が1つに対して、関連先要素が1つ対応していることを示し、対応関係が「1:*」とは、関連元要素が1つに対して、関連先要素が1又は複数対応していることを示している。また、要素関連テーブルにおいて外部キーが「X」のレコードには、文書スキーマ関連テーブルの主キーが「X」の文書スキーマの要素間の関連性についての情報が記憶されている。
文書編集部23は、入力受付部21から受け付けた操作入力に基づいて文書編集を行う。例えば、文書編集部23は、文書の新規作成時においては、テンプレート構造定義データ格納部22に格納される文書スキーマに基づいてテンプレート生成部24により生成された文書テンプレートを利用して文書編集を行うこととしてよい。また、文書編集部23は、文書の更新時においては、文書格納部25に格納された文書を取得し、取得した文書を編集することとしてよい。
テンプレート生成部24は、テンプレート構造定義データ格納部22に格納される文書スキーマに基づいて文書テンプレートを作成する。例えば、テンプレート生成部24は、関連元の文書スキーマに基づいて文書(関連元文書)が文書編集部23において作成された場合には、文書スキーマ関連テーブルに基づいて関連先の文書スキーマを特定するとともに、関連元の文書スキーマと関連先の文書スキーマの要素間の関連性を格納した要素関連テーブルに基づいて、関連先文書の文書テンプレートを作成する。
以下、図5を参照しながら、文書テンプレートの生成処理の具体例について説明する。まず、図5(A)には、関連元の文書スキーマと、関連先の文書スキーマの(オブジェクト)要素間の対応関係が示されており、図5(B)には、関連元の文書スキーマに基づいて作成された関連元文書の一例が示されている。ここで、テンプレート作成部は、要素関連テーブルに基づいて、関連元文書の各要素に対応する関連先文書の要素を決定し、決定した要素を含む関連先文書テンプレート(図5(C)参照)を生成し、文書編集部23に出力する。文書編集部23は、テンプレート生成部24から入力された関連先文書テンプレートの各要素に情報を入力して関連先文書を作成することとしてよい。なお、文書スキーマの要素と文書の要素とはそれぞれ、クラス(型)とインスタンス(実体)との関係にあるとしてよい。
文書格納部25は、文書編集部23により編集(作成・更新)された文書を格納する。
関連文書取得部26は、文書編集部23により文書編集が行われた場合に、編集に係る文書と関連する文書とを関連文書(群)として取得する。例えば、関連文書取得部26は、文書スキーマ関連テーブルに関連性が定められた文書スキーマに基づいて、文書編集部23により関連元文書と関連先文書の両方が編集された場合には、編集に係る関連元文書と関連先文書とを関連文書として取得することとしてもよいし、関連元文書又は関連先文書の一方が編集された場合であって、他方の文書が既に編集済みであるときには、他方の文書を文書格納部25から取得することで、関連文書を取得するようにしてよい。
関連判定部27は、関連文書取得部26により取得された関連文書(群)に基づいて、関連元文書の要素と、関連先文書の要素との関連性を判定する。例えば、関連判定部27は、関連元文書において編集に係る要素を抽出し、抽出した要素(関連元要素)について要素関連テーブルで関連する要素が定義されている場合には、関連元要素に対する編集内容(追加/コピー/統合)に応じて、関連元要素に対応する関連先要素を関連先文書に追加/コピー/統合すると判定する。
関連データ登録部28は、関連判定部27による判定結果に応じて関連先文書を更新し、更新後の関連元文書と関連先文書の要素間の関係性を関連データ格納部29に登録する。
関連データ登録部28により関連先文書を更新後に、関連判定部27は、更新後の関連先文書の要素と、関連元文書の要素との関連性を判定することとしてよい。例えば、関連判定部27は、関連先文書において更新された要素を抽出し、抽出した要素(関連先要素)について要素関連テーブルで関連する要素が定義されている場合には、関連先要素に対する編集内容(追加/コピー/統合)に応じて、関連先要素に対応する関連元要素を関連元文書に追加/コピー/統合すると判定する。そして、関連データ登録部28は、関連判定部27による判定結果に応じて関連元文書を更新し、更新後の関連元文書と関連先文書の要素間の関係性を関連データ格納部29に登録する。
関連データ格納部29は、関連元文書と関連先文書の要素間の関係性を格納する。ここで、図6には、関連データ格納部29に格納される関連要素格納テーブルの一例を示した。図6に示されるように、関連要素格納テーブルには、レコードの識別子、関連元文書、関連元文書に含まれる要素(関連元要素)、関連先文書、関連先文書に含まれる要素(関連先要素)がそれぞれ関連付けられて記憶される。
表示制御部30は、文書処理装置2における情報処理の結果を表示する表示画面を表示装置4に表示させる。例えば、表示制御部30は、文書編集部23による編集に係る文書を表示する表示情報を表示装置4に出力して表示させることとしてよい。
[フローチャート]
次に、図7〜8に示されたフローチャートを参照しながら、文書処理システム1において行われる処理の流れについて説明する。
次に、図7〜8に示されたフローチャートを参照しながら、文書処理システム1において行われる処理の流れについて説明する。
[文書作成時の関連文書のテンプレート作成処理]
まず、図7を参照しながら、文書作成後に行われる関連文書の文書テンプレート(ひな型)作成処理の流れについて説明する。このフローは、作成した文書に関連する文書についてまだ文書作成が行われていない場合に実行されるものとしてよい。
まず、図7を参照しながら、文書作成後に行われる関連文書の文書テンプレート(ひな型)作成処理の流れについて説明する。このフローは、作成した文書に関連する文書についてまだ文書作成が行われていない場合に実行されるものとしてよい。
図7に示されるように、文書処理装置2は、文書スキーマ(関連元スキーマ)に基づき編集(作成)された文書Dを取得し(S101)、関連元スキーマに関連する文書スキーマ(関連先スキーマ)を選択する(S102)。
文書処理装置2は、文書Dに含まれる要素(D1,・・・,DN)を抽出し(S103)、変数iの初期値を1に設定して、要素Diを選択する(S104)。
文書処理装置2は、文書スキーマ関連テーブルを参照して、関連元スキーマと関連元スキーマについての主キーを特定し、要素関連テーブルにおいて、上記特定した主キーを外部キーとするレコードを参照する。そして、文書処理装置2は、参照したレコードの中に、要素Diについての関連性を定義したレコードがある場合には(S105:Y)、当該レコードに基づいて要素Diに対応する要素Tiを作成する(S106)とともに、上記作成した要素Tiを、関連先スキーマに対応する文書テンプレートTに追加する(S107)。そして、文書処理装置2は、要素Diと要素Tiとの関連性を登録する(S108)。
文書処理装置2は、S108の後、又は、S105において、参照したレコードの中に、要素Diについての関連性を定義したレコードがない場合(S105:N)には、S109に進む。ここで、文書処理装置2は、変数iがNに達していない(すなわち文書Dに未処理の要素が残っている)場合には(S109:N)、変数iをインクリメントして(S110)、S104に戻る。また、文書処理装置2は、変数iがNに達している場合には(S109:Y)、文書テンプレートの作成処理を終了する。
上記の文書テンプレートの作成処理によれば、文書スキーマに基づいて作成した文書に関連する文書のテンプレートが、予め定められた文書スキーマの関連情報及び文書スキーマの要素間の関連情報に基づいて生成されることとなる。
[文書作成時の関連文書の更新処理]
次に、図8を参照しながら、文書作成後に行われる関連文書の更新処理の流れについて説明する。このフローは、作成した文書に関連する文書が既に作成されている場合に実行されるものとしてよい。
次に、図8を参照しながら、文書作成後に行われる関連文書の更新処理の流れについて説明する。このフローは、作成した文書に関連する文書が既に作成されている場合に実行されるものとしてよい。
図8に示されるように、文書処理装置2は、文書スキーマ(関連元スキーマ)に基づき作成された文書D(関連元文書)を取得するとともに(S201)、関連元スキーマに関連する関連先スキーマに基づいて作成された文書d(関連先文書)を取得する(S202)。
文書処理装置2は、文書Dに含まれる要素(D1,・・・,DN)を抽出し(S203)、変数iの初期値を1に設定して、要素Diを選択する(S204)。
文書処理装置2は、文書スキーマ関連テーブルを参照して、関連元スキーマと関連元スキーマについての主キーを特定し、要素関連テーブルにおいて、上記特定した主キーを外部キーとするレコードを参照する。そして、文書処理装置2は、参照したレコードの中に、要素Diについての関連性を定義したレコードがある場合には(S205:Y)、S206に進み、参照したレコードの中に、要素Diについての関連性を定義したレコードがない場合には(S205:N)、S209に進む。
文書処理装置2は、S206において、要素Diに関連する要素が文書dにあるか否かを判定し(S206)、あると判定する場合には(S206:Y)、S209に進み、ないと判定する場合には(S206:N)、要素Diに対応する要素diを作成し、文書dに追加する(S207)。そして、文書処理装置2は、要素Diと要素diとの関連性を登録する(S208)。
文書処理装置2は、S208の後、S205においてNの場合、又は、S206においてYの場合には、変数iがNに達していない(すなわち文書Dに未処理の要素が残っている)ときには(S209:N)、変数iをインクリメントして(S210)、S204に戻る。また、文書処理装置2は、変数iがNに達している場合には(S209:Y)、関連文書の更新処理を終了する。
上記の関連文書の更新処理によれば、文書スキーマに基づいて作成した文書に存在する要素に対応する要素のうち、関連する文書に未追加の要素がある場合には、予め定められた文書スキーマの関連情報及び文書スキーマの要素間の関連情報に基づいて追加されることとなる。
[文書更新時の関連文書の更新処理]
次に、図9を参照しながら、文書更新後に行われる関連文書の更新処理の流れについて説明する。このフローは、更新した文書に関連する文書が既に作成されている場合に実行されるものであり、一方又は両方の文書に更新がある場合に適用されることとしてよい。
次に、図9を参照しながら、文書更新後に行われる関連文書の更新処理の流れについて説明する。このフローは、更新した文書に関連する文書が既に作成されている場合に実行されるものであり、一方又は両方の文書に更新がある場合に適用されることとしてよい。
図9に示されるように、文書処理装置2は、更新された文書D(関連元文書)を取得するとともに(S301)、文書Dに関連する文書d(関連先文書)を取得する(S302)。ここで、文書Dと文書dとは、それぞれの文書スキーマが文書スキーマ関連テーブルにおいて互いに関連付けられていることとしてよい。
文書処理装置2は、文書Dに含まれる要素のうち編集された要素(D1,・・・,DN)を抽出し(S303)、変数iの初期値を1に設定して、要素Diを選択する(S304)。
文書処理装置2は、要素Diの編集内容が追加である場合には(S305:Y)、要素関連テーブルに基づいて、文書dについて要素Diに対応する要素を追加し(S306)、文書D及び文書dの要素間の関連性を更新する(S307)。
文書処理装置2は、要素Diの編集内容が追加でない場合には(S305:N)、要素Diの編集内容がコピーであるか否かを判定する(S308)。ここで、文書処理装置2は、要素Diの編集内容がコピーである場合には(S308:Y)、要素関連テーブルに基づいて、文書dについて要素Diに対応する要素をコピーし(S309)、文書D及び文書dの要素間の関連性を更新する(S310)。
文書処理装置2は、要素Diの編集内容がコピーでない場合には(S308:N)、要素Diの編集内容が統合であるか否かを判定する(S311)。ここで、文書処理装置2は、要素Diの編集内容が統合である場合には(S308:Y)、要素関連テーブルに基づいて、文書dについて要素Diに対応する要素を統合し(S312)、文書D及び文書dの要素間の関連性を更新する(S313)。
文書処理装置2は、S313の後、又は要素Diの編集内容が統合でない場合(S313:N)に、変数iがNに達していないときには(S314:N)、iをインクリメントして(S315)、S304に戻る。一方で、S314において、変数iがNに達しているときには(S314:Y)、S316に進む。
文書処理装置2は、文書dに含まれる要素のうち編集された要素(d1,・・・,dM)を抽出し(S316)、変数jの初期値を1に設定して、要素djを選択する(S317)。ここで、編集された要素には、文書Dの編集に対応して追加/コピー/統合された要素を含むこととしてよい。
文書処理装置2は、要素diの編集内容が追加である場合には(S318:Y)、要素関連テーブルに基づいて、文書Dについて要素djに対応する必要要素を追加し(S319)、文書D及び文書dの要素間の関連性を更新する(S320)。ここで、必要要素とは、要素djに対応して文書Dに追加/コピー/統合すべき要素であって、文書Dに未だ含まれていない要素のことである。
文書処理装置2は、要素djの編集内容が追加でない場合には(S318:N)、要素djの編集内容がコピーであるか否かを判定する(S321)。ここで、文書処理装置2は、要素djの編集内容がコピーである場合には(S321:Y)、要素関連テーブルに基づいて、文書Dについて要素djに対応する必要要素をコピーし(S322)、文書D及び文書dの要素間の関連性を更新する(S323)。
文書処理装置2は、要素djの編集内容がコピーでない場合には(S321:N)、要素djの編集内容が統合であるか否かを判定する(S324)。ここで、文書処理装置2は、要素djの編集内容が統合である場合には(S324:Y)、要素関連テーブルに基づいて、文書Dについて要素djに対応する必要要素を統合し(S325)、文書D及び文書dの要素間の関連性を更新する(S326)。
文書処理装置2は、S326の後、又は要素djの編集内容が統合でない場合(S324:N)に、変数jがMに達していないときには(S327:N)、jをインクリメントして(S328)、S317に戻る。一方で、S327において、変数jがMに達しているときには(S327:Y)、文書更新後に行われる関連文書の更新処理を終了する。
上記の関連文書の更新処理によれば、更新した関連元文書と関連先文書とについて編集により未追加・コピー・統合の要素がある場合には、予め定められた文書スキーマの関連情報及び文書スキーマの要素間の関連情報に基づいて追加・コピー・統合されることとなる。
図10には、関連元文書に要素の追加を行った場合に更新される関連先文書の具体例を説明する図を示した。図10(A)及び(B)はそれぞれ、更新前の関連元文書及び関連先文書を示しており、図10(C)に示されるように、編集により関連元文書に「機能C」及び「GUI−C」の要素が追加されると、図10(D)に示されるように、関連先文書に対しても、対応する「機能C説明」の要素が追加される。ここで、図10(C)において、「機能C」(又は「GUI−C」)のみが追加された場合には、関連先文書に「機能C説明」が追加された後に、追加された「機能C説明」に基づいて関連元文書に「GUI−C」(又は「機能C」)が追加されることとなる。
図11には、関連元文書に要素のコピーを行った場合に更新される関連先文書の具体例を説明する図を示した。図10(A)及び(B)はそれぞれ、更新前の関連元文書及び関連先文書を示しており、図10(C)に示されるように、編集により関連元文書に「機能B」及び「GUI−B」の要素がコピーされると、図10(D)に示されるように、関連先文書に対しても、対応する「機能B説明」の要素がコピーされる。ここで、図10(C)において、「機能B」(又は「GUI−B」)のみがコピーされた場合には、関連先文書に「機能B説明」がコピーされた後に、コピーされた「機能B説明」に基づいて関連元文書に「GUI−B」(又は「機能B」)がコピーされることとなる。
図12には、関連元文書において要素の統合を行った場合に更新される関連先文書の具体例を説明する図を示した。図10(A)及び(B)はそれぞれ、更新前の関連元文書及び関連先文書を示しており、図10(C)に示されるように、編集により関連元文書の「機能A」と「機能B」、「GUI−A」と「GUI−B」の要素がそれぞれ統合されると、図10(D)に示されるように、関連先文書に対しても、対応する「機能A説明」と「機能B説明」の要素が統合される。ここで、図10(C)において、「機能A」と「機能B」(又は「GUI−A」と「GUI−B」)のみが統合された場合には、関連先文書に「機能A説明」と「機能B説明」が統合された後に、統合された「機能AB説明」に基づいて関連元文書に「GUI−A」と「GUI−B」(又は「機能A」と「機能B」)が統合されることとなる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、関連元文書と関連先文書とは1対1に対応している場合に限らず、関連元文書と関連先文書とが1対N(Nは2以上の整数)に対応していてもよい。この場合においても、関連元文書と関連先文書とのそれぞれの組については、1対1に対応している場合と同様に処理すればよい。
1 文書処理システム、2 文書処理装置、3 入力装置、4 表示装置、21 入力受付部、22 テンプレート構造定義データ格納部、23 文書編集部、24 テンプレート生成部、25 文書格納部、26 関連文書取得部、27 関連判定部、28 関連データ登録部、29 関連データ格納部、30 表示制御部。
Claims (3)
- 文書の第1のひな形を構成する1又は複数の要素の型と、文書の第2のひな形を構成する1又は複数の要素の型との関連付けをそれぞれ設定する設定手段と、
前記第1のひな形を構成する要素の型に基づいて作成された要素を含む第1の文書が生成された場合に、該第1の文書に含まれる要素の型のそれぞれに対して前記設定手段により関連付けが設定された前記第2のひな型を構成する要素の型があるか否かを判定する判定手段と、
前記第1の文書に含まれる要素であって、前記判定手段により該要素の型と関連付けが設定された前記第2のひな型を構成する要素の型があると判定された要素について、該判定された要素の型に対して前記設定手段により関連付けが設定された前記第2のひな型を構成する要素の型に基づいて作成された要素を含む第2の文書を生成する生成手段と、
前記第1の文書に要素が追加されるか、又は該第1の文書に含まれる要素が更新された場合に、前記第2の文書に対して、前記第1の文書について追加又は更新された要素に対応する前記第1のひな型を構成する要素の型について前記設定手段により関連付けが設定された前記第2のひな型を構成する要素に基づいて作成された要素を追加又は更新する更新手段と、を含む
ことを特徴とする文書処理装置。 - 前記判定手段は、前記第2の文書に要素が追加されるか、又は該第2の文書に含まれる要素が更新された場合に、該追加又は更新された要素に対応する前記第2のひな型を構成する要素の型に対して前記設定手段により関連付けが設定された前記第1のひな型を構成する要素の型があるか否かを判定し、
前記更新手段は、前記第1の文書に対して、前記第2の文書に追加又は更新された要素であって、前記判定手段により関連付けが設定された要素の型があると判定された要素について、該判定された要素の型に対して前記設定手段により関連付けが設定された前記第1のひな型を構成する要素の型に基づいて作成された要素を追加又は更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 文書の第1のひな形を構成する1又は複数の要素の型と、文書の第2のひな形を構成する1又は複数の要素の型との関連付けをそれぞれ設定する設定手段と、
前記第1のひな形を構成する要素の型に基づいて作成された要素を含む第1の文書が生成された場合に、該第1の文書に含まれる要素の型のそれぞれに対して前記設定手段により関連付けが設定された前記第2のひな型を構成する要素の型があるか否かを判定する判定手段と、
前記第1の文書に含まれる要素であって、前記判定手段により該要素の型と関連付けが設定された前記第2のひな型を構成する要素の型があると判定された要素について、該判定された要素の型に対して前記設定手段により関連付けが設定された前記第2のひな型を構成する要素の型に基づいて作成された要素を含む第2の文書を生成する生成手段と、
前記第1の文書に要素が追加されるか、又は該第1の文書に含まれる要素が更新された場合に、前記第2の文書に対して、前記第1の文書について追加又は更新された要素に対応する前記第1のひな型を構成する要素の型について前記設定手段により関連付けが設定された前記第2のひな型を構成する要素に基づいて作成された要素を追加又は更新する更新手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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