JP5246053B2 - 無線通信システム - Google Patents

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    • H04W36/0072Transmission or use of information for re-establishing the radio link of resource information of target access point

Description

本発明は、無線通信システムに関する。無線通信システムとして、例えば、移動体通信システムが含まれる。
移動端末に求められる機能として、移動端末が特定のキャリア(通信サービス事業者が運営する無線ネットワーク)と通信中に、他キャリアの探索が必要となる場合がある。例えば、地域により移動端末の契約キャリアの電波が見つからないが、接続可能なローミングキャリアが存在する場合である。
ローミングによって無線通信を行うことは、本来契約している通信料金よりも費用がかさむことになるので、移動端末では、ローミングキャリアに接続して通信を行いつつも、一定時間毎に契約キャリアの電波を探すことになり、契約キャリアが見つかった時点で契約キャリアへの再接続を行う。
このようなキャリア切替制御では、一般に、移動端末が既知または未知の周波数への同期を試み、同期がとれた基地局を通じて、基地局から定期的に広告(Broadcast)されている網構成情報を取得する。
網構成情報とは、ユーザに様々なインタネットサービスを提供するNSP(Network Service Provider)に対して、どのNSPにキャリア(キャリアはNAP(Network Access Provider)とも呼ばれる)が接続しているかを示す情報である。移動端末は、基地局を通じて、この網構成情報を取得して、接続するに足るキャリアであるか否かを判断する。
一方、広帯域無線アクセスシステムの1つであるWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access:IEEE 802.16e 2005、802.16Rev2 D8、WiMAX Forum WiMAX End-to-End Network Systems Architecture(Stage 3: Detailed Protocols and Procedures))においては、上記のような、移動端末がキャリアを探して、望むキャリアと接続するための手順を、Network Discovery(以下、NWDと略す)と呼ばれるプロトコルで規定している。
NWDの手順としては、移動端末は、予め登録されている周波数または使用しているRF(Radio Frequency)プロファイルにおける全周波数に対して、順次同期を試みる。同期できた場合、移動端末は、キャリアが定期的にブロードキャストするSII−ADV(Service Identity Information Advertisement)メッセージ(網構成情報に該当)を受信する。
なお、キャリア切替に関する従来技術としては、例えば、特許文献1が挙げられる。
特表2008−521352号公報(段落番号〔0016〕、第3図)
移動端末が、現在接続しているキャリアから他キャリアへ切り替える場合は、現在接続中のキャリアとの通信を一旦中断することになり、その中断期間において、例えば、WiMAXではNWDのようなキャリア切替制御を行って、SII−ADVなどの網構成情報を取得することになる(ちなみに、同じキャリアで運用される基地局bs1、bs2があって、現在接続中の基地局bs1から他基地局bs2へ、通信が途絶えないように切り替える制御はハンドオーバと呼ばれ、サービスプロバイダを切り替えるキャリア切替とは異なるものである)。
しかし、従来では、移動端末がキャリアに接続している状態で、他キャリアへの切替制御を実行した場合、接続中キャリアの通信遮断時間が長くなってしまう恐れがあり、通信品質を低下させてしまうといった問題があった。
図15は従来のキャリア切替制御のシーケンスを示す図である。WiMAXを例にしたキャリア切替制御について以下説明する。なお、基地局BS1は、移動端末MSが現在接続中のキャリア#1の基地局とし、基地局BS2は、キャリア#2(キャリア#1とは異なるプロバイダ)の基地局とする。
〔通信期間t1〕移動端末MSは、基地局BS1と接続して無線通信を行っている。
〔通信期間t2〕移動端末MSは、キャリア切替を行う場合、NWDにより他キャリアの探索を実行する。具体的には、基地局BS1との通信を一旦中断し、予め登録されている周波数または使用しているRFプロファイルにおける全周波数の切り替えを行って、他基地局に対して順次同期を試みる。
基地局BS2と同期がとれたとすると、基地局BS2と通信を行うための様々な初期化パラメータが記載されたDL−MAP(Down Link−MAP)情報を基地局BS2から受信し、その後、定期的に広告されるSII−ADV(網構成情報)を受信する。
移動端末MSは、取得したSII−ADVにもとづいて、接続した基地局BS2が所望のキャリアの基地局であるか否かを判断する。基地局BS2が所望のキャリアの基地局であると認識したならば、そのまま基地局BS2と接続して無線通信を行う。また、基地局BS2が所望のキャリアの基地局でなければ、基地局BS2との接続は切断し、再び基地局BS1と接続して無線通信を行う。
〔通信期間t3〕基地局BS2が所望のキャリアの基地局でないと判断しており、移動端末MSは、基地局BS2との接続を切断し、再び基地局BS1と接続して無線通信を行っている。
上記のように、従来のキャリア切替制御では、同期のとれた基地局BS2からDL−MAPを受信し、その後に網構成情報を受信するといった構成であった。このため、基地局BS2との通信接続の時間が長くなり、網構成情報を取得するまで、長いときは30秒近く基地局BS2と接続する場合があった(30秒近く基地局BS1との通信が不通となる)。
このように、移動端末がキャリアに接続している状態で、他キャリアへの切替制御を実行した際、接続中キャリアとの通信が不通となる通信遮断時間が、極めて大きくなる可能性があったため、通信品質の劣化を引き起こしていた。
なお、上記では、WiMAXを例にして説明したが、その他の無線方式によるキャリア切替制御であっても同様の問題が生じえる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、移動端末のキャリア探索時間を短縮化して、通信品質の向上を図った無線通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、無線通信システムが提供される。この無線通信システムは、第1の無線ネットワークに位置する第1の無線基地局と、第2の無線ネットワークに位置する第2の無線基地局と、無線通信の制御を行う通信制御部を含む移動局とを備える。
ここで、通信制御部は、第1の無線基地局に接続して第1の無線ネットワークで通信を行っているときに、第2の無線ネットワークへの通信切替を試みる場合、一時的に第2の無線基地局と同期して、第2の無線基地局から、第2の無線ネットワークの網構成の情報を含む網構成情報を取得するためのアドレスポインタを入手し、アドレスポインタの入手後は、第1の無線基地局に再接続し、第1の無線ネットワークを経由して、アドレスポインタで指定されるデータ取得先にアクセスして、網構成情報を取得する。
接続中の無線ネットワークとの通信が不通となる時間を短縮化して、他無線ネットワークへの通信切替を試みることができ、通信品質の向上を図ることが可能になる。
無線通信システムの構成例を示す図である。 無線通信システムの動作シーケンスを示す図である。 無線ネットワークの構成例を示す図である。 基地局の構成例を示す図である。 移動端末の構成例を示す図である。 キャリア切替の動作を示すシーケンス図である。 キャリア切替の動作を示すシーケンス図である。 周波数情報テーブルの構成例を示す図である。 Server Pointer IEメッセージのフォーマット例を示す図である。 SII−ADV要求メッセージのフォーマット例を示す図である。 SII−ADVメッセージのフォーマット例を示す図である。 網構成情報テーブルの設定例を示す図である。 Preferred NSPリストの構成例を示す図である。 Preferred NAPリストの構成例を示す図である。 従来のキャリア切替制御のシーケンスを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム1は、無線ネットワーク#1(第1の無線ネットワーク)に位置する基地局20−1(第1の無線基地局)と、無線ネットワーク#2(第2の無線ネットワーク)に位置する基地局20−2(第2の無線基地局)と、移動端末(移動局)10とを備える。
移動端末10は、無線通信の制御を行う通信制御部12を含む。通信制御部12は、基地局20−1に接続して無線ネットワーク#1で通信を行っているときに、無線ネットワーク#2への通信切替を試みる場合、一時的に基地局20−2と同期して、基地局20−2から、無線ネットワーク#2の網構成の情報を含む網構成情報を取得するためのアドレスポインタ(ポインタ情報)を入手する。そして、アドレスポインタの入手後は、基地局20−1に再接続し、無線ネットワーク#1経由でアドレスポインタで指定されるデータ取得先にアクセスして、網構成情報を取得する。
次に無線通信システム1をWiMAXの無線ネットワークに適用した場合について以降説明する。図2は無線通信システム1の動作シーケンスを示す図である。
〔通信期間t11〕移動端末10は、キャリア#1(無線ネットワーク#1に該当)に位置する基地局20−1と接続して無線通信を行っている。
〔スキャン期間t12〕移動端末10は、キャリア切替を行う場合、まず、スキャン期間を要求する。このスキャン期間の設定は、IEEE 802.16eの仕様に規定されているもので、IEEE 802.16eの規定では、現在接続中のキャリア#1内における基地局20−1以外の他基地局を探索するためのものであるが、本システムでは、このスキャン期間を用いて、他のキャリア#2(無線ネットワーク#2に該当)の基地局を探す。
スキャン期間において、キャリア#2内で同期できる基地局を探し、その基地局が基地局20−2であった場合、基地局20−2と一時的に同期をとって、基地局20−2からアドレスポインタが含まれるDL−MAPを受信する。なお、スキャン期間は数十msec単位の時間である。
〔通信期間t13〕移動端末10は、アドレスポインタが付与されたDL−MAPを入手すると、再度、キャリア#1の基地局20−1と接続して、アドレスポインタで指定されるデータ取得先に通信セッションを開設し、元々接続していたキャリア#1経由で、キャリア#2の網構成情報を取得する。
ここで、接続中キャリアから他キャリアへ切り替える場合、従来では、移動端末は、同期がとれる他キャリアの基地局を探して見つけると、該基地局に接続したままの状態で、該基地局から定期的に送信される他キャリアの網構成情報を待ち続けるものであった。
これに対し、本システムでは、移動端末10は、同期がとれるキャリア#2の基地局を探して、同期がとれる基地局20−2を見つけると、キャリア#2の網構成情報の取得先を示すアドレスポインタを基地局20−2から取得して、基地局20−2の接続を切断する。そして、元のキャリア#1の基地局20−1に再接続し、キャリア#1を通じてアドレスポインタで指定されるデータ取得先にアクセスして、移動端末10自身が接続中キャリア#1を通じて網構成情報を取得しにいく構成とした。
これにより、移動端末10とキャリア#2との通信時間は、スキャン期間のわずかな時間のみとなるので、接続中キャリア#1との通信が不通となる時間を大幅に短縮化することが可能になり、通信品質の向上を図ることが可能になる。
次にWiMAXの具体的な無線ネットワークを示して動作についてさらに詳しく説明する。図3は無線ネットワークの構成例を示す図である。WiMAX通信を行う2つのキャリア#1、キャリア#2が近接している場合のネットワーク構成を示している。
キャリア#1は、ASN−GW(Access Service Network−Gateway:ゲートウェイ装置)1aと、基地局BS10〜BS12とを含む無線アクセス網である。ASN−GW1aは、基地局BS10〜BS12に接続し、配下の基地局BS10〜BS12にアドレスポインタを配布する。また、基地局BS10〜BS12は、それぞれ中心周波数f0〜f2を用いてフレームの送受信を行う。
キャリア#2は、ASN−GW2aと、基地局BS20〜BS22とを含む無線アクセス網である。ASN−GW2aは、基地局BS20〜BS22に接続し、配下の基地局BS20〜BS22にアドレスポインタを配布する。また、基地局BS20〜BS22は、それぞれ中心周波数f3〜f5を用いてフレームの送受信を行う。
一方、キャリア#1のASN−GW1aと、キャリア#2のASN−GW2aは、それぞれバックボーンネットワーク3で接続しており、相互に通信が可能である。さらに、キャリア#1は、NSP網であるNSP#11、NSP#12に接続し、キャリア#2は、NSP#12、NSP#13に接続している。
キャリア#1は、キャリアを識別する情報として、NAP−ID(NAP−Idntifier)を持ち、NAP−ID=0x111111が割り当てられている。キャリア#2は、キャリアを識別するNAP−IDとして、NAP−ID=0x222222が割り当てられている。
さらに、NSP#11、NSP#12、NSP#13は、NSPを識別するための識別子として、NSP−ID=0xAAAAAA、0xBBBBBB、0xCCCCCCがそれぞれ割り当てられている。
図4は基地局の構成例を示す図である。基地局20は、エア区間送受信処理部21、通信制御部22、バックボーン送受信部23及び網構成情報テーブル24を備え、通信制御部22は、網構成情報広告処理部22−1を含む。
エア区間送受信処理部21は、各種メッセージを電波に変換して移動端末に送信する。また、移動端末から受信した電波を電気信号に変換しメッセージを取り出して各処理部へ渡す。
通信制御部22は、ゲートウェイ装置(ASN−GW)との制御メッセージの交換、または移動端末との制御メッセージの交換を行い、移動端末の通信を維持・制御するための処理を行う。また、エア区間送受信処理部21にメッセージを送信し、移動端末からの制御メッセージをエア区間送受信処理部21から受信する。さらに、ASN−GWとは、バックボーン送受信部23を介して通信を行う。
バックボーン送受信部23は、バックボーンネットワーク3を介して、他の基地局とメッセージを交換するための送受信処理を行う。網構成情報テーブル24は、現在のキャリアがどのNSPに接続しているかをキャッシュするテーブルである。アドレスポインタ保持部25は、網構成情報の取得先アドレス情報を示すアドレスポインタを格納する。
網構成情報広告処理部22−1は、ASN−GWからの指示に従い、移動端末に隣接基地局の構成情報を含む網構成情報(SII−ADVメッセージ(またはSBC−RSP(Subscriber Station Basic Capability Response)メッセージ))を、エア区間送受信処理部21を介して移動端末へ送信する。また、バックボーンネットワーク3経由で、移動端末からの網構成情報の取得要求があった場合には、該移動端末に対して網構成情報を送信する。
図5は移動端末の構成例を示す図である。移動端末10は、エア区間送受信処理部11、通信制御部12及びデータ送受信部13を備え、通信制御部12は、スキャン処理部12−1、アドレスポインタ受信部12−2及び網構成情報取得部12−3を含む。また、テーブルとして、周波数情報テーブル14a、網構成情報テーブル14b、Preferred NSPリスト14c及びPreferred NAPリスト14dを備える。
エア区間送受信処理部11は、基地局からのフレームに同期し、無線区間に対しフレームの送受信を行う。通信制御部12は、基地局と制御メッセージを交換し、基地局との通信を維持・制御するための処理を行う。また、エア区間送受信処理部11にメッセージを送信し、基地局からの制御メッセージをエア区間送受信処理部11から受信する。
スキャン処理部12−1は、基地局が送信する網構成情報へのアドレスポインタを取得するために、一時的に現在のキャリアの接続を中断して、他のキャリアに同期する時間を、現在のキャリアの基地局とネゴシエーションする処理を行う。スキャン処理時には、スキャン要求メッセージを基地局へ送信し、スキャン応答メッセージを基地局より受信する。
アドレスポインタ受信部12−2は、基地局が送信するアドレスポインタを取得する。網構成情報取得部12−3は、現在接続中のキャリア経由で他のキャリアの網構成情報を取得するために、現在のキャリア経由での通信セッション(例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のセッション)の開設、網構成情報の取得などをデータ送受信部13に要求する。
データ送受信部13は、キャリアに対して、サービスフローを生成すると共に、アドレスポインタで指定されるデータ取得先に対し通信セッションを開き、網構成情報を取得する。
周波数情報テーブル14aは、地域により定められたライセンスバンドにおいて基地局が使用している中心周波数を登録するテーブルである。網構成情報テーブル14bは、網構成情報取得部12−3が取得した、キャリアの網構成情報を登録し保持するためのテーブルである。
Preferred NSPリスト14cは、移動端末に予めプリセットされたNSPの優先度リストである。本リストは、ユーザが使用したいNSPに応じて設定される。Preferred NAPリスト14dは、移動端末に予めプリセットされたNAPの優先度リストである。本リストは、ユーザが使用したいNAPに応じて設定される。
次に、図3で示した無線ネットワークにおいて、移動端末10がキャリア#1しかアクセスできないA地点から、キャリア#1、キャリア#2のカバーエリアが重複するB地点に移動して、キャリア#2を発見する場合を想定したときの動作について説明する。
ここで、A地点において、移動端末10は、本来接続を期待しているキャリアとは異なるローミングキャリア(キャリア#1)経由でホームNSPに接続しているとする。
なお、ホームNSPとは、最も優先度が高いNSPを指す。NSPの優先度は、Preferred NSPリスト14cに登録されている。この例では、NSP#12が移動端末10のホームNSPとする。
また、移動端末10は、最も優先度が高いキャリア(NAP)を本来契約しているキャリアとする。NAPの優先度は、Preferred NAPリスト14dに登録されている。この例では、A地点においては、地理的な条件等により本来契約しているNAPが見つからず、Preferred NAPリスト14dに登録されている優先度が2番目以降のNAP(キャリア#1)を選択してローミング接続しているものとする。
図6、図7はキャリア切替の動作を示すシーケンス図である。
〔S1〕ローミングキャリア(キャリア#1)と接続した移動端末10は、ホームキャリアが存在するか否かをチェックするためのタイマをセットする。タイマがエクスパイアすることにより、他キャリアを探索するためのトリガが定期的に発生する。
〔S2〕移動端末10は、キャリア#1の基地局BS11に対し、他のキャリアをスキャンするために、キャリア#1から自己宛のデータ送信を停止する時間を設けるためのスキャン期間を要求する。
〔S2a〕移動端末10がスキャン期間の要求を行う場合、具体的には、スキャン要求メッセージであるMOB SCN−REQに対して、要求するスキャン期間を書き込んで、基地局BS11へ送信する。
〔S2b〕基地局BS11は、MOB SCN−REQを受信すると、スキャン応答メッセージであるMOB SCN−RSPで応答してスキャンを許可する。なお、MOB SCN−REQとMOB SCN−REQは、IEEE 802.16eで規定されているメッセージである。
〔S3〕基地局BS11は、スキャン開始時刻になると、移動端末10宛のデータ送信を一時的に中断する。なお、1回のデータ送信の一時的中断は、高々255frameである(1frameが5msecの場合、せいぜい1.25msecである)。
また、移動端末10は、複数のスキャン期間を1回のMOB SCN−REQでまとめて要求することもできる。この場合、基地局BS11は、データ送信の一時的中断と送信再開とを交互に指定された回数繰り返すこととなる。
〔S4〕移動端末10は、他基地局を探索するための制御を行う。スキャン期間において、移動端末10のスキャン処理部12−1では、周波数情報テーブル14aを参照してサーチする周波数を決定する。
ここで、周波数情報テーブル14aについて説明する。図8は周波数情報テーブル14aの構成例を示す図である。周波数情報テーブル14aは、項番、中心周波数(GHz)、バンド幅(MHz)の項目を有している。移動端末10が、その地域で使用されている中心周波数を全て判っている場合には、周波数情報テーブル14aに全中心周波数が保持される。
移動端末10は、現在接続しているキャリアの中心周波数を除き(現在通信中のキャリアについては、例えば、MOB NBR−ADV等の制御メッセージにより、そのキャリアがどの中心周波数を使用しているかがわかる)、順番に同期可能な基地局が存在するかどうかをチェックする。
すなわち、ここの例では、現在接続中のキャリア#1が項番4〜6の中心周波数2.531GHz、2.541GHz、2.551GHzであったとすると、移動端末10は、項番1〜3について同期可能かどうかを試みることになる。
〔S4a、S4b〕移動端末10は、中心周波数f5の2.501GHz(項番1)に同期を試みるが同期できず、次に中心周波数f3の2.511GHz(項番2)に同期を試みるとする。
〔S4c〕移動端末10は、中心周波数2.511GHz(項番2)に同期することができたとする。すると、アドレスポインタであるServer Pointer IEを含むDL−MAPを、基地局BS20を介して受信する。
〔S4d〕移動端末10は、さらに中心周波数f4の2.521GHz(項番3)に同期を試みるが同期できなかったとする。
ここで、アドレスポインタに該当するServer Pointer IEのフォーマットについて説明する。図9はServer Pointer IEメッセージのフォーマット例を示す図である。Server Pointer IEは、DL−MAPと共に基地局より送信されるInformation Element(IE)であって、Extended DIUC(Downlink Interval Usage Code)、Length、SII ADV version及びServer FQDN(Fully Qualified Domain Name)の各フィールド情報を含む。
ここの例では、Server Pointer IEは、キャリアの網構成情報を取得可能な機器(サーバ)のドメイン名(Server FQDN)を含むものとし、該サーバは、基地局BS20に存在しているとする。なお、SII ADV versionとは、網構成情報であるSII−ADVメッセージの版数情報である。
〔S5〕移動端末10は、スキャン期間が終了すると、キャリア#1に周波数を一旦戻し、キャリア#1からのデータ通信を再開する。
〔S6〕基地局BS11は、移動端末10宛のデータ送信を再開する。
〔S7〕移動端末10は、取得したServer Pointer IEに含まれるドメイン名から、例えばDNS(Domain Name System)を利用して(DNSは、例えば、NSP#2内に配置されている)、該サーバのIPアドレスを取得し、該サーバにキャリア#1経由で、該IPアドレスに対して通信セッションを開設する。ここではTCP/IPセッションを開設するものとする。開設された通信セッションの経路を示すと、移動端末10―基地局BS11−ASN−GW1a―バックボーンネットワーク3−ASN−GW2a―基地局BS20となる。
〔S8〕TCP/IPセッションの開設を完了すると、移動端末10は、該セッションを通してSII−ADV要求メッセージを送信する。
ここで、SII−ADV要求メッセージのフォーマットについて説明する。図10はSII−ADV要求メッセージのフォーマット例を示す図である。SII−ADV要求メッセージは、Management message type(=70)と、TLV(Type Length Value)type(=150)、Length、MS IP Addressと、TLV type(=151)、Length、NAP−IDとの各フィールド情報を含む。
SII−ADV要求メッセージは、移動端末10のIPアドレス(MS IP Address)と、移動端末10がどのNAPのSII−ADVを要求しているのかを示すNAP−IDを含んでいる。なお、本メッセージは、TCPのデータとして送信するため、WiMAXのメッセージとは異なるフォーマットでも構わない。
〔S9〕SII−ADV要求メッセージを受信したキャリア#2の基地局BS20は、SII−ADVメッセージを、バックボーンネットワーク3を介した該TCP/IPセッション経由で、移動端末10へ送信する。
ここで、SII−ADVメッセージのフォーマットについて説明する。図11はSII−ADVメッセージのフォーマット例を示す図である。SII−ADVメッセージは、Management Message Type、TLV type(=133)、Length、NSP−ID(1)〜(N)、TLV type(=132)、Verbose NSP Name Length 、Verbose NSP Name Lengthの各フィールド情報を含む。各フィールド情報について以下説明する。
Management Message Type:SII−ADVメッセージであることを示すメッセージタイプであり、IEEE802.16e-2005では0x68と規定されている。
TLV type(=133):NAPからアクセス可能なNSPの識別子を列挙するためのTLVを示す。
Length:NAPからアクセス可能なNSPの識別子のサイズの総和を示す。
NSP−ID(1)〜(N):のNAPからアクセス可能なNSPを識別する識別子である。
TLV type(=132):NAPからアクセス可能なNSPの名前を示すためのTLVを意味する。
Verbose NSP Name Length(1)〜(N):NAPからアクセス可能なNSPの名前を示す情報要素のサイズの総和を示す。
Verbose NSP Name(1)〜(N):NAPからアクセス可能なNSPの詳細な名前である。
〔S10〕移動端末10の網構成情報取得部12−3は、SII−ADVメッセージを受信し、網構成情報テーブル14bにメッセージ内容を登録する。
ここで、網構成情報テーブル14bの設定例について説明する。図12は網構成情報テーブル14bの設定例を示す図である。網構成情報テーブル14bは、NAP−ID(24bit)、接続先、NSP−ID(24bit)、Verbose NSP Nameの各項目を備える。
この例では、移動端末10は、中心周波数f3を持つ基地局BS20に同期できたので、キャリア#2から取得できた網構成情報のみを、網構成情報テーブル14bに登録することになる。
まず、移動端末10は、NAP−IDをステップS4cで受信したDL−MAPから知ることができる。次に移動端末10はDL−MAPを受信できたキャリアのServer Pointer IEの示すサーバから取得したSII−ADVメッセージにおいて、SII−ADVメッセージに含まれる情報からNSP−ID及びVerbose NSP Nameを設定する。
この例では1番目にNSP−ID=0xBBBBBBである「Nocty Communication」という名前を持つプロバイダが含まれており、2番目にNSP−ID=0xCCCCCCである「BAGLOBE Corporation」という名前を持つプロバイダが含まれていた場合に生成されるテーブルを示している。
〔S11〕移動端末10は、Preferred NSPリスト14cを参照し、発見したキャリアが、現在接続中のキャリアよりも接続優先度が高いかどうかをチェックする。キャリア#2がキャリア#1よりも接続優先度が高ければステップS12へいく。そうでなければキャリア#1との通信を継続する。
ここで、Preferred NSPリスト14c及びPreferred NAPリスト14dについて説明する。図13はPreferred NSPリスト14cの構成例を示す図である。Preferred NSPリスト14cは、優先度、Preferred NSP、NSP−ID(24bit)の各項目を備える。
Preferred NSPリスト14cは、予めユーザまたはオペレータにより設定されるものである。ここでは第1優先度にNocty(NSP−ID=0xBBBBBB)、第2優先度にBAGLOBE (NSP−ID=0xCCCCCC)が登録されている。
図14はPreferred NAPリスト14dの構成例を示す図である。Preferred NAPリスト14dは、優先度、Preferred NAP、NAP−ID(24bit)の各項目を備える。Preferred NAPリスト14dも予めユーザまたはオペレータにより設定されるものである。ここでは第1優先度にTTC(NAP−ID=0x333333)、第2優先度にWireless ONE(NAP −ID=0x222222)、そして第3優先度にEastern Telecom(NAP −ID=0x111111)が登録されている。
なお、ここの例では、まずPreferred NSPリスト14cの第1優先度であるNSP(NSP−ID=0xBBBBBB)をキーとして網構成情報テーブル14bを検索すると1項目に見つかり、網構成情報テーブル14bによるとNSP(NSP−ID=0xBBBBBB)は、NAP(NAP−ID=0x22222)経由で到達できることがわかる。
次にPreferred NAPリスト14dを参照すると、第1優先度のNAP(NAP−ID=0x333333)ではアクセスできないが、第2優先度の0x222222でアクセスでき、かつ現在接続しているキャリア#1(NAP−ID=0x111111)よりも優先度が高いことがわかる。よって、移動端末10の通信制御部12では、NAP(NAP−ID=0x222222)経由でNSP(NSP−ID=0xBBBBBB)にアクセスすることに決定する。
〔S12〕移動端末10は、キャリア#1からの切断要求を行う。
〔S12a〕移動端末10は、切断要求メッセージであるDREG−REQを送信する。
〔S12b〕移動端末10は、切断応答メッセージであるDREG−RSPを送信して切断する。なお、DREG−REQとDREG−RSPは、IEEE 802.16eで規定されているメッセージである。
〔S13〕移動端末10は、キャリア#1の同期を解除する。
〔S14〕移動端末10は、キャリア#2への接続を開始する。
〔S15〕移動端末10は、キャリア#2と接続するためのプロトコルを、基地局BS20間で実行する。なお、ネットワークエントリの具体的なプロトコルについて示すと、移動端末10は、RNG-REQをキャリア#2の基地局BS20へ送信し、基地局BS20は、RNG-REQを受信できたらRNG-RSPメッセージを移動端末10に送信する。
そして、移動端末10は、SBC-REQ/RSPメッセージ、PKM-REQ/RSPメッセージ、REG-REQ/RSPメッセージを基地局BS20と交換して、ネットワークエントリを完了することになる。
なお、上記では、Server Pointer IEは、キャリアの網構成情報を取得可能なサーバのドメイン名を含むものとし、該サーバは、基地局BS20に存在するとしたが、ASN−GW2aに該サーバが存在するとしてもよい。この場合は、移動端末10からキャリア#1経由でASN−GW2aにアクセスがあった場合、ASN−GW2aは、バックボーンネットワーク3及びキャリア#1経由で、SII−ADVメッセージを移動端末10へ送信する。なお、Server Pointer IEは、サーバのドメイン名に限らず、ネットワーク上でアサインされるサーバのアドレスそのものであってもよいし、基地局やASN−GWを区別するために割り当てられる識別子であってもよい。さらに、こうしたサーバへのポインタ情報を端末に予め複数登録した上で、Server Pointer IEは、端末が複数保持するポインタ情報の中からいずれかを特定するインデックスを指定するようにしてもよい。
また、図9に示したように、Server Pointer IEには、SII−ADVメッセージの版数情報が含まれている。移動端末10では、この版数情報を利用して最新のSII−ADVメッセージを取得するようにする。すなわち、過去に取得したServer Pointer IEに含まれるSII−ADVメッセージの版数情報と、現在取得したServer Pointer IEに含まれるSII−ADVメッセージの版数情報との比較を行う。そして、版数情報が更新されている場合には、新しい版数情報を含むServer Pointer IEにアクセスし直して、最新のSII−ADVメッセージを取得する。
以上説明したように、無線通信システム1において、接続中キャリア#1から他キャリア#2への探索を行う場合、移動端末10は、一時的にキャリア#2の無線を受信してキャリア#2の網構成情報の取得するためのアドレスポインタを入手し、接続中キャリア#1を経由して、アドレスポインタで指定されるデータ取得先にアクセスし、キャリア#2の網構成情報を取得する構成とした。これにより、移動端末10は、接続中キャリア#1との通信が不通となる時間を抑制することができ、通信遮断時間が大幅に短縮化することになるので、通信品質の向上を図ることが可能になる。
次に変形例について説明する。上記の説明では、移動端末10は、Server Pointer IEをキャリア#2の基地局BS20から受信すると、基地局BS20との接続を切断し、キャリア#1の基地局BS11と再接続する。そして、移動端末10は、キャリア#2のSII−ADVメッセージを、バックボーンネットワーク3を介して、キャリア#1の基地局BS10を通じて取得するものとした。
これに対し、変形例では、移動端末10は、Server Pointer IEをキャリア#2の基地局BS20から受信すると、基地局BS20との接続を切断せずに、基地局BS20からServer Pointer IEで指定されるデータ取得先にアクセスし、基地局BS20からキャリア#2のSII−ADVメッセージを取得するものである。
キャリア#2に関する無線通信状態として、キャリア#2に接続する移動端末数が多くASN−GW2aの負荷が重い場合や、またはバックボーンネットワーク3のトラフィックが混雑している場合などがある。このような通信状態の場合には、移動端末10は、ASN−GW2a及びバックボーンネットワーク3を介さずに、キャリア#2の基地局BS20からSII−ADVメッセージを直接受信するようにしてもよい。
1 無線通信システム
#1、#2 無線ネットワーク
10 移動端末
12 通信制御部
20−1、20−2 無線基地局

Claims (8)

  1. 第1の無線ネットワークに位置する第1の無線基地局と、
    第2の無線ネットワークに位置する第2の無線基地局と、
    無線通信の制御を行う通信制御部を含む移動局とを備え、
    前記通信制御部は、
    前記第1の無線基地局に接続して前記第1の無線ネットワークで通信を行っているときに、前記第2の無線ネットワークへの通信切替を試みる場合、
    一時的に前記第2の無線基地局と同期して、前記第2の無線基地局から、前記第2の無線ネットワークの網構成の情報を含む網構成情報を取得するためのアドレスポインタを入手し、
    前記アドレスポインタの入手後は、前記第1の無線基地局に再接続し、前記第1の無線ネットワークを経由して、前記アドレスポインタで指定されるデータ取得先にアクセスして、前記網構成情報を取得する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記アドレスポインタで指定されるデータ取得先が、前記第2の無線基地局を示す場合、
    前記通信制御部は、前記第1の無線ネットワークの経由で前記第2の無線基地局まで通信セッションを生成し、前記通信セッションを通じて、前記第2の無線基地局で保持されている前記網構成情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記アドレスポインタは、前記網構成情報の版数情報を含み、
    前記通信制御部は、過去に取得した前記アドレスポインタに含まれる前記版数情報と、現在取得した前記アドレスポインタに含まれる前記版数情報とを比較して、前記版数情報が更新されている場合には、新しい前記版数情報を含む前記アドレスポインタにアクセスし直して、前記網構成情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記第2の無線ネットワークは、前記アドレスポインタを送信するよう配下の前記第2の無線基地局に対してコマンドを送信するゲートウェイ装置をさらに備え、
    前記アドレスポインタで指定されるデータ取得先が前記ゲートウェイ装置を示し、前記移動局から前記第1の無線ネットワーク経由で前記ゲートウェイ装置にアクセスがあった場合は、前記ゲートウェイ装置は、前記第1の無線ネットワーク経由で前記網構成情報を前記移動局へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 移動局において、
    無線信号の送受信を行う送受信部と、
    無線通信の制御を行う通信制御部とを備え、
    前記通信制御部は、
    第1の無線ネットワークに含まれる第1の無線基地局に接続して、前記第1の無線ネットワークで通信を行っているときに、第2の無線基地局を含む第2の無線ネットワークへの通信切替を試みる場合、
    一時的に前記第2の無線基地局と同期して、前記第2の無線基地局から、前記第2の無線ネットワークの網構成の情報を含む網構成情報を取得するためのアドレスポインタを入手し、
    前記アドレスポインタの入手後は、前記第1の無線基地局に再接続し、前記第1の無線ネットワークを経由して、前記アドレスポインタで指定されるデータ取得先にアクセスして、前記網構成情報を取得する、
    ことを特徴とする移動局。
  6. 無線基地局において、
    移動局と無線通信を行う通信制御部と、
    自無線基地局が配置される無線ネットワークの網構成の情報を含む網構成情報の通信を行う網構成情報通信部と、
    前記網構成情報の取得先を示すアドレスポインタを保持するアドレスポインタ保持部とを備え、
    前記通信制御部は、前記アドレスポインタを前記移動局へ送信し、
    前記網構成情報通信部は、前記アドレスポインタで指定されるデータ取得先が前記自無線基地局を示す場合には、前記移動局が接続している無線ネットワークを介して、前記網構成情報を前記移動局へ送信する、
    ことを特徴とする無線基地局。
  7. 無線通信方法において、
    第1の無線ネットワークに位置する第1の無線基地局と、第2の無線ネットワークに位置する第2の無線基地局と、無線通信の制御を行う通信制御部を含む移動局とを有し、
    前記通信制御部は、
    前記第1の無線基地局に接続して前記第1の無線ネットワークで通信を行っているときに、前記第2の無線ネットワークへの通信切替を試みる場合、
    一時的に前記第2の無線基地局と同期して、前記第2の無線基地局から、前記第2の無線ネットワークの網構成の情報を含む網構成情報を取得するためのアドレスポインタを入手し、
    前記アドレスポインタの入手後は、前記第1の無線基地局に再接続し、前記第1の無線ネットワークを経由して、前記アドレスポインタで指定されるデータ取得先にアクセスして、前記網構成情報を取得する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  8. 第1の無線ネットワークに位置する第1の無線基地局と、
    第2の無線ネットワークに位置する第2の無線基地局と、
    無線通信の制御を行う通信制御部を含む移動局とを備え、
    前記通信制御部は、
    前記第1の無線基地局に接続して前記第1の無線ネットワークで通信を行っているときに、前記第2の無線ネットワークへの通信切替を試みる場合、
    一時的に前記第2の無線基地局と同期して、前記第2の無線基地局から、前記第2の無線ネットワークの網構成の情報を含む網構成情報を取得するためのアドレスポインタを入手し、
    前記アドレスポインタの入手後は、前記第2の無線基地局を経由して、前記アドレスポインタで指定されるデータ取得先にアクセスして、前記網構成情報を取得する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
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