JP5244124B2 - ホストおよびデータ蓄積装置間ファイル転送障害の回復 - Google Patents
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Description
ホストと周辺蓄積装置とのデータ転送プロセス(1つ以上のデータオブジェクトの転送プロセス)は、完了前に中断してはならない。
多くのUFD装置は、データ転送操作の完了時に視覚的表示を提供する。例えば、一部のUFD装置にはライトがあって、データ転送操作の完了時に点滅する。
このような事態が起きると、失敗したファイル転送の対象にあたる「目的」周辺蓄積装置に局在する「蓄積システムデータ構造」に損害がおよぶおそれがある。そのような「危険に晒される」蓄積システムデータ構造には、例えばファイルシステムテーブル(例えば、FAT32テーブル)、ディレクトリツリーデータ構造、フラッシュマッピングテーブル等があるが、これらに限定されず、いずれも「目的」周辺蓄積装置に「局在」することがある。残念ながら、そのような損害によって蓄積装置が壊れ、平均的なユーザにとって使い物にならなくなることがよくある。
通常の操作過程で、例えば目的蓄積装置50でユーザデータの書き込みや消去が行われるときには、目的蓄積装置50のコントローラ(図示せず)によって1つ以上の蓄積システムデータ構造75が修正されることがある。
図1の例では、データ転送管理部25によって、例えば実行時に(例えば、マイクロプロセッサ89による実行時に)発信データ転送操作を遂行する蓄積システムコード(例えば、ファイル指向蓄積システムまたはオブジェクト指向蓄積システムの蓄積システムコード)によって、装置間データ転送操作がホスト側で処理される。一つの具体例において、オペレーティングシステムコンポーネントとしてデータ転送管理部25を設ける。
1つ以上の蓄積システムデータ構造75を更新しているときにデータ転送操作が予期せず中断すると(例えば、装置が早まって脱離すること、停電、バッファの溢れ等による中断)、1つ以上の「部分的に修正された」蓄積システムデータ構造75が壊れるおそれがある。
この開示では、システムデータ領域70のうちのある特定の装置間データ転送操作のときに修正されない領域を蓄積装置50上の「クリーンロケーション」と呼ぶ。例えば、システムデータ構造75Bが常駐する領域が蓄積装置50上の「クリーンロケーション」の一例にあたる。
データ転送操作によっては、ある特定のデータ構造の一部分が修正され、ほかの部分が修正されずに残ることに理解すべきである。「修正されない」部分が常駐する領域も、装置間データ転送操作によって修正されない蓄積装置50上の「クリーンロケーション」の一例である。
ある実施形態によると、周辺装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のファイルシステムテーブルである。
ある実施形態によると、周辺装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のフラッシュマッピングテーブルである。
ある実施形態によると、この方法は、c)中断発信装置間データ転送操作による目的周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、i)データ転送操作の1つ以上のデータオブジェクトの1つ以上の識別子の記述および、ii)装置間データ転送操作の周辺蓄積装置目的位置データのうちの少なくとも一方を蓄積するステップと、d)破損をきたすデータ転送操作の後、ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、c)i)の記述およびc)ii)の目的位置データのうちの少なくとも一方を使用し、中断発信装置間データ転送操作を復元するステップと、をさらに含む。
ある実施形態によると、目的位置データはディレクトリパスデータを含む。
ある実施形態によると、i)少なくとも1つの回復用データオブジェクトは、周辺蓄積装置識別子に従い複数の回復用データオブジェクトにインデックスが付くホスト側インデックス付き回復用データ構造に蓄積され、ii)この方法は、c)中断データ転送操作によって周辺蓄積装置が破損した後、i)ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、周辺蓄積装置の装置識別子を検出するステップと、ii)周辺蓄積装置の検出済み装置識別子をインデックスとして使用し、ホスト側インデックス付き回復用データ構造から、目的装置の、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを回収するステップと、をさらに含む。
ある実施形態によると、i)この方法は、c)ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、破損周辺蓄積装置を修復するため、ユーザ承認を催促するステップをさらに含み、ii)ステップb)の破損周辺蓄積装置の修復するステップは、ユーザ承認催促に対するユーザ承認を受け取ることを条件とする。
ある実施形態によると、ステップb)の修復するステップは、ユーザ入力をともなわずに遂行される。
ある実施形態によると、システムデータ構造は、周辺蓄積装置のファイルシステムテーブルデータ構造である。
ある実施形態によると、システムデータ構造は、周辺蓄積装置のフラッシュ管理テーブルデータ構造である。
ある実施形態によると、ホスト装置は、e)データトランザクション用データ保管部であって、中断発信装置間データ転送操作による目的周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、装置インターフェイスのホスト側にて、i)データ転送操作の1つ以上のデータオブジェクトの1つ以上の識別子の記述、および、ii)装置間データ転送操作の周辺蓄積装置目的位置データのうちの少なくとも一方を蓄積するように作動する、データトランザクション用データ保管部と、f)データトランザクション復元部であって、i)破損をきたすデータ転送操作の後、ii)ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、e)i)の記述およびe)ii)の目的位置データを使用し、中断発信装置間データ転送操作を復元するように作動する、データトランザクション復元部と、をさらに備える。
ある実施形態によると、目的位置データは、ディレクトリパスデータを含む。
ある実施形態によると、i)ホスト装置は、e)装置インターフェイスを介して結合する結合目的周辺装置の識別子を検出するように作動する、周辺装置識別子検出部をさらに備え、ii)回復用データ保管部は、周辺装置識別子検出部から受け取る結合目的周辺装置の識別子に従って、周辺蓄積装置識別子に従い複数の回復用データオブジェクトにインデックスが付くホスト側インデックス付き回復用データ構造に、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを、蓄積するように作動し、iii)ホスト装置は、f)ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、結合目的周辺装置の識別子をインデックスとして使用し、ホスト側インデックス付き回復用データ構造から、目的周辺装置の、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを回収するように作動する、回復用データ回収部をさらに備える。
ある実施形態によると、i)ホスト装置は、f)ユーザインターフェイスをさらに備え、このユーザインターフェイスは、ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、A)破損周辺蓄積装置の修復にあたってユーザ承認を求める要請をユーザに提示するように作動し、B)提示された要請に対する応答を受け取るように作動し、ii)周辺装置修復部は、提示された要請に対し肯定的な応答を受け取ることを条件とし、破損目的周辺蓄積装置の修復を遂行するように作動する。
ある実施形態によると、周辺装置修復部は、ユーザ入力の受け取りとは無関係に、目的周辺蓄積装置の修復を遂行するように作動する。
ある実施形態によると、周辺装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のファイルシステムテーブルである。
ある実施形態によると、周辺装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のフラッシュマッピングテーブルである。
ある実施形態によると、プログラムコードは、c)中断発信装置間データ転送操作による目的周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、i)データ転送操作の1つ以上のデータオブジェクトの1つ以上の識別子の記述、および、ii)装置間データ転送操作の周辺蓄積装置目的位置データのうちの少なくとも一方を蓄積することと、d)破損をきたすデータ転送操作の後、ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、c)i)の記述c)ii)の目的位置データのうちの少なくとも一方を使用し、中断発信装置間データ転送操作を復元することと、をプロセッサに実行させるように作動する。
ある実施形態によると、目的位置データは、ディレクトリパスデータを含む。
ある実施形態によると、i)プログラムコードは、周辺蓄積装置識別子に従い複数の回復用データオブジェクトにインデックスが付くホスト側インデックス付き回復用データ構造に、少なくとも1つの回復用データオブジェクトが蓄積されるようにさらに作動し、ii)プログラムコードは、c)中断データ転送操作によって周辺蓄積装置が破損した後、i)ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、周辺蓄積装置の装置識別子を検出することと、ii)周辺蓄積装置の検出済み装置識別子をインデックスとして使用し、ホスト側インデックス付き回復用データ構造から、目的装置の、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを回収することと、をプロセッサに実行させるようにさらに作動する。 ある実施形態によると、i)プログラムコードは、c)ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、破損周辺蓄積装置を修復するためユーザ承認を催促することをプロセッサに実行させるようにさらに作動し、ii)プログラムコードは、ステップb)の破損周辺蓄積装置の修復にあたって、ユーザ承認催促に対するユーザ承認を受け取ることを条件とするように作動する。
ある実施形態によると、プログラムコードは、プロセッサによる実行時に、ステップb)の修復がユーザ入力なしで遂行されるように作動する。
ここでの説明の文脈で便宜を図るため、様々な用語をここに提示する。ここか本願のどこかほかの場所で明示的に、あるいは暗示的に定義が下される限り、そのような定義は、当業者による用語の使用に整合するものと理解すべきである。また、そのような定義は、そのような使用に整合する可能な限り広い意味で解釈しなければならない。
ホスト装置が1つ以上の周辺蓄積装置に随時結合されうることを理解すべきである。データ転送操作の「目的」または「転送先」周辺装置とは、1つ以上のデータオブジェクトをコピーまたは転送する試みの対象となる周辺装置である。
図2Aは、いくつかの例示的な実施形態に従い失敗または中断発信装置間データ転送操作に対処する代表的な手法を説明するフローチャートである。図2Aにおけるステップの順序は単なる例示であって、これとは別の順序でステップを実行する実施形態も本発明者により企図されることに留意すべきである。これは図2Aばかりでなく、ルーチンのフローチャートが記載された他の図にも当てはまる(例えば、図3および図4)。
ステップS209では、検出されたデータ転送操作遂行要請に応じて1つ以上の回復用データオブジェクトをホスト側に蓄積する。後にステップS217で破損した周辺蓄積装置をステップS241で修復するときには、1つ以上の回復用データオブジェクトを使用する。以下回復用データオブジェクトをさらに詳しく説明する。
以上の例が、後にステップS241で周辺蓄積装置を修復するにあたって必要となる「最低限のデータ」を伝えるものであることに留意するべきである。実施形態によっては、ステップS209でこの最低限のデータより多くのデータをホスト側に蓄積し、後にS241で周辺蓄積装置を修復するときに使用できることを理解すべきである。
この場合、以降の発信データ転送操作によって修正される蓄積システムデータがどれなのかを事前にホスト装置で明確に判断する必要がないことを理解すべきである。しかし、実施形態によっては、ホスト側でそのような判断を事前に下すと有利な場合もある。状況によっては、例えば周辺装置50からホスト側へコピーしなければならない蓄積システムデータの量を最小限に抑えるのにこれを役立てることができる。
ステップS209で蓄積する1つ以上の回復用データオブジェクトは、ホスト装置上の任意の場所、あるいは「ホスト側」の任意の別の場所に蓄積でき、この場所を「回復用データ保管所35」と呼ぶことに留意するべきである。したがって、図2Bでは回復用データ保管所35がホスト装置10上にあるものとして示されているが、回復用データ保管所35はホスト装置10から分離することもある。回復用データ保管所35は、ホスト装置10の揮発性メモリ(例えば、RAM)および/または不揮発性メモリの任意の組み合わせで実施でき、例えば目的蓄積装置50とは別の不揮発性メモリ装置で実施できる。ホスト装置は、目的蓄積装置50とは別の不揮発性メモリ装置に回復用データ保管所35が常駐するこの例で、異なるデバイスインターフェイス(図示せず)を介して、すなわちホスト側インターフェイス20とは別のホスト側インターフェイスを介して、回復用データ保管所35が常駐するこの「別の不揮発性メモリ装置」(図示せず)と結合できる。とはいえ、ホスト10と目的蓄積装置50との通信リンク15の「ホスト側」に全面的に、この「別の不揮発性メモリ装置」(図示せず)が常駐することを理解すべきである。
ステップS213では発信データ転送操作が始まる。ステップS217ではこの発信データ転送操作が予期せず/途中で中断し、これにともない周辺蓄積装置50は破損する。 ファイル転送操作の中断によってホスト装置から周辺蓄積装置が「分離」または「脱離」することもあり、周辺蓄積装置はこの場合に、少なくともある程度の期間はホスト装置とデータを交換できなくなる。これは例えば、停電、ホスト側ポートからの周辺蓄積装置の分離、バッファの溢れ等に起因する。
周辺蓄積装置は破損(ステップS217)の後にステップS223で再びホスト装置と結合する。この時破損した周辺蓄積装置50が再びホスト装置10と通信することもある。
ステップS241では、ホスト側に蓄積された1つ以上の回復用データオブジェクトをホスト側の揮発性および/または不揮発性メモリから回収する。実施形態によっては、回復用データ保管所35から1つ以上の回復用データオブジェクトを回収する。
1つ以上の回復用データオブジェクトを回収した後には、これを使って周辺蓄積装置を修復する。一例において、ステップS209でホスト側へコピーした蓄積システムデータ構造75かこれの一部分を、装置修復のため再度周辺蓄積装置50にコピーする。
一非限定的な例において、発信データ転送操作S213が始まる前の周辺蓄積装置50の状態を表す蓄積システムデータを目的蓄積装置50の領域70に蓄積して残しておく。こうすることで、中断データ転送操作で被った「ダメージの挽回」が可能になる。
この開示で「データ転送操作の復元」とは、ステップS223で周辺蓄積装置50と再び結合した後のホスト装置が、発信データ転送操作(ステップS213で試みたもの)で指定された「目的」データオブジェクトを周辺蓄積装置50上の「目的位置」へコピーおよび/または移動するため措置を講じることを指す。
例えば、目的周辺装置へ部分的に転送(移動またはコピー)されたデータオブジェクトがある場合の「データ転送操作の復元」では、部分的に転送されたデータオブジェクトを周辺蓄積装置50の目的位置へ再送することがある。
図3のルーチンでは、図2Aのルーチンにはない2つのさらなるステップ、すなわちステップS211およびS245が、加わる。
発信データ転送操作の開始に先立つステップS211では、1つ以上の「データ転送操作復元用オブジェクト」をホスト側、例えば揮発性および/または不揮発性メモリに保存する。これらの「データ転送操作復元用オブジェクト」は、後にステップ245でデータ転送操作の復元に使われる。
ステップS245では、データ復元用オブジェクトを使ってデータ転送操作を復元する。例えば、ステップS211で識別子を保存した種々のファイルやその他のデータオブジェクトを、(i)ホスト側から回収し、かつ(ii)目的周辺蓄積装置50、例えばステップ211でホスト側に保存した1つ以上の目的位置へ書き込むことができる。
図4は、ある特定のホスト装置10が2つ以上の周辺蓄積装置50と結合し、それぞれの周辺蓄積装置50を相手に発信データ転送操作を試みるが、発信データ転送操作は結局失敗し、周辺蓄積装置50を破損することになるユースケースに関係する。
その後、ホスト装置10は、いずれか1つの周辺蓄積装置50(つまり、多数の失敗発信データ転送操作に関与していたかもしれない周辺蓄積装置)との事後結合に応じて「当該」周辺蓄積装置50を識別してこれを「思い出し」(つまり、当該周辺蓄積装置を、「当該」蓄積装置の中断データ転送操作の前か後に中断した別のデータ転送操作に関与していたほかの周辺蓄積装置と「混同」せず)、再結合した周辺蓄積装置50に対応する「適切な」回復用データオブジェクトを使用し、事後結合した破損周辺蓄積装置を「適切に」修復する。
これを果たすには、(i)2つ以上の周辺蓄積装置の回復用データオブジェクトを蓄積する、(ii)周辺蓄積装置を識別する「識別子」に従って回復用データオブジェクトにインデックスを付ける、および(iii)いずれかの破損周辺蓄積装置50と「再結合」するときに、周辺蓄積装置の識別子を「インデックス」または「キー」として使用し、「該当する」回復用データオブジェクト(ホスト側)を回収すると、有利である。
図4のルーチンでは、4つのさらなるステップS203、S210、S227、S240が加わる。
ステップS203では周辺蓄積装置50の識別子を検出する。例えば、多くのUFDデバイスはAPIを提供し、ホストはUFDを一意に識別する「一意な電子シリアル番号」を読み取ることができる。当業者であればこれとは別の実施例も可能であることを理解すべきである。
後にステップS223で再結合した後には、ステップS227で再結合周辺蓄積装置の装置識別子を検出する(例えば、APIを起動し一意な装置識別子にアクセスする)。ステップS240では、あらかじめ蓄積しインデックスを付けておいた当該再結合周辺蓄積装置50の1つ以上の回復用データオブジェクト(ステップS209で蓄積し、ステップS210でインデックスを付けたもの)を、装置識別子(再結合後に読み取られたもの)を使って回収する。
この回収(ステップS240)は、インデックス付きデータ構造の中で「一致する装置識別子」を探し(完全な一致、最良の一致、凡その一致、または当技術分野で公知の他の何らかの一致手法を使用)、一致する装置識別子が見つかったら、周辺蓄積装置に対応する1つ以上のインデックス付き回復用データオブジェクトを回収する。
実施形態によっては、周辺蓄積装置の修復にあたってユーザの入力や行為を要求せず(例えば、ステップS223の装置再結合後にユーザの入力や行為を要求せず)、図2A、図2B、図3、および図4に記載された手法を実施することもできる。こうすれば、この点について特別な知識を持つ、および/または行動を起こす、必要から「ユーザを解放」することができる。
しかし、これが必須の制限ではないことに留意するべきである。実施形態によっては、蓄積装置を修復し、かつ/またはデータ転送操作を復元するプロセスの前および/または最中に、ユーザ入力を催促することが望ましい場合もある。
一例において、装置の修復および/またはトランザクションの復元を望むか否かをユーザに尋ねて「肯定」回答を得ることが、装置修復および/またはデータ転送操作復元の条件となる。
図5Aから図5Cは、いくつかの例示的な実施形態による代表的なシステム構成のブロック図である。
図5Aのホスト装置10はデータトランザクション用データ保管部92を含み、このデータトランザクション用データ保管部は、中断発信装置間データ転送操作による目的周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、装置インターフェイスのホスト側にて、i)データ転送操作の1つ以上のデータオブジェクトの1つ以上の識別子の記述、およびii)装置間データ転送操作の周辺蓄積装置目的位置データのうちの少なくとも一方を蓄積するように作動する。図5Aのホスト装置10はさらにデータトランザクション復元部94を備え、このデータトランザクション復元部は、i)破損をきたすデータ転送操作の後、ii)ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、i)データ転送操作の1つ以上のデータオブジェクトの1つ以上の識別子の記述、および/またはii)装置間データ転送操作の周辺蓄積装置目的位置データを使用し、中断発信装置間データ転送操作を復元するように作動する。
実施形態によっては、図3に記載されたルーチンの遂行に図5Aのシステムを役立てることができる。
図5Bのホスト装置10は、装置インターフェイスを介して結合される結合目的周辺装置の識別子を検出するように作動する、周辺装置識別部96と、回復用データ回収部98とを備え、同回復用データ回収部は、ホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、結合目的周辺装置の識別子をインデックスとして使用し、ホスト側のインデックス付き回復用データ構造から、検出済み識別子に対応する当該目的周辺装置の、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを回収するように作動する。
実施形態によっては、図4に記載されたルーチンの遂行に図5Bのシステムを役立てることができる。
また、図との関係で前述した操作を実施する命令および/またはデータをコンピュータ可読媒体で受信すること、送信すること、または蓄積することを、前述した実施形態のいずれかに盛り込むことができることに留意するべきである。コンピュータ可読媒体は一般的に、磁気またはフラッシュまたは光媒体等の蓄積媒体やメモリ媒体、例えばディスクまたはCD−ROM、RAM、ROM等の揮発性または不揮発性蓄積媒体を含むほか、ネットワークおよび/または無線リンク等の通信媒体を介して伝達される電気、電磁、またはデジタル信号等の伝送媒体または信号を含む。
Claims (24)
- ターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させるホスト装置からターゲットとなる周辺蓄積装置への中断発信装置間データ転送操作から回復する方法であって、
a)ターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、
i)後に中断データ転送操作により破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
ii)前記システムデータが常駐し、後に中断発信データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積するステップと、
b)中断発信データ転送操作による周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、破損した周辺蓄積装置を修復するステップと、
c)中断発信装置間データ転送操作によるターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、前記データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、
i)データ転送操作の1つ以上のデータオブジェクトの1つ以上の識別子の記述、および、
ii)装置間データ転送操作の周辺蓄積装置目的位置データのうちの少なくとも一方を蓄積するステップと、
d)破損をきたすデータ転送操作の後、ホスト装置と周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、c)i)の前記記述およびc)ii)の前記目的位置データのうちの少なくとも一方を使用し、中断発信装置間データ転送操作を復元するステップと、
を含む方法。 - ターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させるホスト装置からターゲットとなる周辺蓄積装置への中断発信装置間データ転送操作から回復する方法であって、
a)ターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、
i)後に中断データ転送操作により破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
ii)前記システムデータが常駐し、後に中断発信データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積するステップと、
b)中断発信データ転送操作による周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、破損した周辺蓄積装置を修復するステップと、
i)前記少なくとも1つの回復用データオブジェクトは、周辺蓄積装置識別子に従い複数の回復用データオブジェクトにインデックスが付くホスト側インデックス付き回復用データ構造に蓄積され、
ii)前記方法は、
c)中断データ転送操作によって周辺蓄積装置が破損した後、
i)ホスト装置と周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、周辺蓄積装置の装置識別子を検出するステップと、
ii)周辺蓄積装置の前記検出済み装置識別子をインデックスとして使用し、前記ホスト側インデックス付き回復用データ構造から、ターゲットとなる周辺蓄積装置の、前記少なくとも1つの回復用データオブジェクトを回収するステップと、
を含む方法。 - ターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させるホスト装置からターゲットとなる周辺蓄積装置への中断発信装置間データ転送操作から回復する方法であって、
a)ターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、
i)後に中断データ転送操作により破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
ii)前記システムデータが常駐し、後に中断発信データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積するステップと、
b)中断発信データ転送操作による周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、破損した周辺蓄積装置を修復するステップと、
i)前記方法は、
c)ホスト装置と周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、破損した周辺蓄積装置を修復するため、ユーザ承認を催促するステップをさらに含み、
ii)ステップb)の前記破損した周辺蓄積装置を修復するステップは、前記ユーザ承認催促に対する前記ユーザ承認を受け取ることを条件とする方法。 - 請求項1,2または3記載の方法において、
前記周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のディレクトリツリーを記述する方法。 - 請求項1,2または3記載の方法において、
前記周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のファイルシステムテーブルである方法。 - 請求項1,2または3記載の方法において、
前記周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のフラッシュマッピングテーブルである方法。 - 請求項1記載の方法において、
前記目的位置データは、ディレクトリパスデータを含む方法。 - 請求項1,2または3記載の方法において、
ステップb)の前記修復するステップは、ユーザ入力をともなわずに遂行される方法。 - ホスト装置であって、
a)周辺蓄積装置と結合する装置インターフェイスと、
b)前記装置インターフェイスを介して装置間データ転送操作を管理するデータ転送管理部と、
c)回復用データ保管部であって、
i)中断発信装置間データ転送操作に先立ち、すなわち
A)前記装置インターフェイスを介して前記ホスト装置へ結合されるターゲットとなる周辺蓄積装置との、
B)後に前記結合したターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させる、中断発信装置間データ転送操作に先立ち、
ii)前記発信装置間データ転送操作の開始要請に応じて、前記装置インターフェイスのホスト側にて、
iii)中断データ転送操作により後に破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
iv)前記システムデータが常駐し、後に中断データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積するように作動する、回復用データ保管部と、
d)前記中断発信データ転送操作による前記周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、前記破損したターゲットとなる周辺蓄積装置を修復するように作動する、周辺蓄積装置修復部と、
e)データトランザクション用データ保管部であって、前記中断発信装置間データ転送操作による前記ターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、前記データ転送操作開始要請に応じて、前記装置インターフェイスの前記ホスト側にて、
i)データ転送操作の1つ以上のデータオブジェクトの1つ以上の識別子の記述、および、
ii)装置間データ転送操作の周辺蓄積装置目的位置データのうちの少なくとも一方を蓄積するように作動する、データトランザクション用データ保管部と、
f)データトランザクション復元部であって、
i)破損をきたすデータ転送操作の後、
ii)ホスト装置と前記周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、e)i)の前記記述およびe)ii)の前記目的位置データを使用し、前記中断発信装置間データ転送操作を復元するように作動する、データトランザクション復元部と、
を備えるホスト装置。 - ホスト装置であって、
a)周辺蓄積装置と結合する装置インターフェイスと、
b)前記装置インターフェイスを介して装置間データ転送操作を管理するデータ転送管理部と、
c)回復用データ保管部であって、
i)中断発信装置間データ転送操作に先立ち、すなわち
A)前記装置インターフェイスを介して前記ホスト装置へ結合されるターゲットとなる周辺蓄積装置との、
B)後に前記結合したターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させる、中断発信装置間データ転送操作に先立ち、
ii)前記発信装置間データ転送操作の開始要請に応じて、前記装置インターフェイスのホスト側にて、
iii)中断データ転送操作により後に破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
iv)前記システムデータが常駐し、後に中断データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積するように作動する、回復用データ保管部と、
d)前記中断発信データ転送操作による前記周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、前記破損したターゲットとなる周辺蓄積装置を修復するように作動する、周辺蓄積装置修復部と、
i)ホスト装置は、
e)前記装置インターフェイスを介して結合する前記結合したターゲットとなる周辺蓄積装置の識別子を検出するように作動する、周辺蓄積装置識別子検出部をさらに備え、
ii)前記回復用データ保管部は、前記周辺蓄積装置識別子検出部から受け取る前記結合したターゲットとなる周辺蓄積装置の前記識別子に従って、周辺蓄積装置識別子に従い複数の回復用データオブジェクトにインデックスが付くホスト側インデックス付き回復用データ構造に、前記少なくとも1つの回復用データオブジェクトを、蓄積するように作動し、
iii)ホスト装置は、
f)ホスト装置と周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、前記結合したターゲットとなる周辺蓄積装置の前記識別子をインデックスとして使用し、前記ホスト側インデックス付き回復用データ構造から、前記ターゲットとなる周辺蓄積装置の、前記少なくとも1つの回復用データオブジェクトを回収するように作動する、回復用データ回収部を備えるホスト装置。 - ホスト装置であって、
a)周辺蓄積装置と結合する装置インターフェイスと、
b)前記装置インターフェイスを介して装置間データ転送操作を管理するデータ転送管理部と、
c)回復用データ保管部であって、
i)中断発信装置間データ転送操作に先立ち、すなわち
A)前記装置インターフェイスを介して前記ホスト装置へ結合されるターゲットとなる周辺蓄積装置との、
B)後に前記結合したターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させる、中断発信装置間データ転送操作に先立ち、
ii)前記発信装置間データ転送操作の開始要請に応じて、前記装置インターフェイスのホスト側にて、
iii)中断データ転送操作により後に破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
iv)前記システムデータが常駐し、後に中断データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積するように作動する、回復用データ保管部と、
d)前記中断発信データ転送操作による前記周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、前記破損したターゲットとなる周辺蓄積装置を修復するように作動する、周辺蓄積装置修復部と、
i)ホスト装置は、
f)ユーザインターフェイスをさらに備え、前記ユーザインターフェイスは、ホスト装置と周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、
A)破損した周辺蓄積装置の修復にあたってユーザ承認を求める要請をユーザに提示するように作動し、
B)前記提示された要請に対する応答を受け取るように作動し、
ii)前記周辺蓄積装置修復部は、前記提示された要請に対して肯定的な前記応答を受け取ることを条件とし、前記破損したターゲットとなる周辺蓄積装置の前記修復を遂行するように作動するホスト装置。 - 請求項9,10または11記載のホスト装置において、
前記システムデータ構造は、周辺蓄積装置のディレクトリツリーを記述するホスト装置。 - 請求項9,10または11記載のホスト装置において、
前記システムデータ構造は、周辺蓄積装置のファイルシステムテーブルデータ構造であるホスト装置。 - 請求項9,10または11記載のホスト装置において、
前記システムデータ構造は、周辺蓄積装置のフラッシュ管理テーブルデータ構造であるホスト装置。 - 請求項9記載のホスト装置において、
前記目的位置データは、ディレクトリパスデータを含むホスト装置。 - 請求項9,10または11記載のホスト装置において、
前記周辺蓄積装置修復部は、ユーザ入力の受け取りとは無関係に、前記ターゲットとなる周辺蓄積装置の前記修復を遂行するように作動するホスト装置。 - ターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させる、ホストコンピュータ装置からターゲットとなる周辺蓄積装置への中断発信装置間データ転送操作からホストコンピュータ装置を回復させるためのコンピュータ可読プログラムコードを蓄積する、コンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードは、
a)ターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、
i)後に中断データ転送操作により破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
ii)前記システムデータが常駐し、後に中断発信データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積することと、
b)中断発信データ転送操作による周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、破損した周辺蓄積装置を修復することと、をプロセッサに実行させるように作動し、
プログラムコードは、
c)中断発信装置間データ転送操作によるターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、前記データ転送操作開始要請に応じて、前記ホスト側にて、
i)データ転送操作の1つ以上のデータオブジェクトの1つ以上の識別子の記述、および、
ii)装置間データ転送操作の周辺蓄積装置目的位置データのうちの少なくとも一方を蓄積することと、
d)破損をきたすデータ転送操作の後、ホスト装置と周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、c)i)の前記記述およびc)ii)の前記目的位置データのうちの少なくとも一方を使用し、中断発信装置間データ転送操作を復元することと、をプロセッサに実行させるように作動するコンピュータ可読媒体。 - ターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させる、ホストコンピュータ装置からターゲットとなる周辺蓄積装置への中断発信装置間データ転送操作からホストコンピュータ装置を回復させるためのコンピュータ可読プログラムコードを蓄積する、コンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードは、
a)ターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、
i)後に中断データ転送操作により破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
ii)前記システムデータが常駐し、後に中断発信データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積することと、
b)中断発信データ転送操作による周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、破損した周辺蓄積装置を修復することと、をプロセッサに実行させるように作動し、
i)プログラムコードは、周辺蓄積装置識別子に従い複数の回復用データオブジェクトにインデックスが付くホスト側インデックス付き回復用データ構造に、前記少なくとも1つの回復用データオブジェクトが蓄積されるように作動し、
ii)プログラムコードは、
c)中断データ転送操作によって周辺蓄積装置が破損した後、
i)ホスト装置と周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、周辺蓄積装置の装置識別子を検出することと、
ii)周辺蓄積装置の前記検出済み装置識別子をインデックスとして使用し、前記ホスト側インデックス付き回復用データ構造から、ターゲットとなる周辺蓄積装置の、前記少なくとも1つの回復用データオブジェクトを回収することと、をプロセッサに実行させるように作動するコンピュータ可読媒体。 - ターゲットとなる周辺蓄積装置を破損させる、ホストコンピュータ装置からターゲットとなる周辺蓄積装置への中断発信装置間データ転送操作からホストコンピュータ装置を回復させるためのコンピュータ可読プログラムコードを蓄積する、コンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードは、
a)ターゲットとなる周辺蓄積装置の破損に先立ち、データ転送操作開始要請に応じて、ホスト側にて、
i)後に中断データ転送操作により破損する周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造のシステムデータと、
ii)前記システムデータが常駐し、後に中断発信データ転送操作によって上書きされない周辺蓄積装置上クリーンロケーションのハンドル(物理アドレス,論理アドレスまたはデータオブジェクトの識別子)と、からなるグループから選ばれる、少なくとも1つの回復用データオブジェクトを蓄積することと、
b)中断発信データ転送操作による周辺蓄積装置の破損後に起こるホスト装置と周辺蓄積装置との事後結合に応じて、前記ホスト側に蓄積された少なくとも1つの前記回復用データオブジェクトを使用し、破損した周辺蓄積装置を修復することと、をプロセッサに実行させるように作動し、
i)プログラムコードは、
c)ホスト装置と周辺蓄積装置との前記事後結合に応じて、破損した周辺蓄積装置を修復するためユーザ承認を催促することをプロセッサに実行させるように作動し、
ii)プログラムコードは、ステップb)の破損した周辺蓄積装置の前記修復にあたって、前記ユーザ承認催促に対する前記ユーザ承認を受け取ることを条件とするようにさらに作動するコンピュータ可読媒体。 - 請求項17,18または19記載のコンピュータ可読媒体において、
前記周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のディレクトリツリーを記述するコンピュータ可読媒体。 - 請求項17,18または19記載のコンピュータ可読媒体において、
前記周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のファイルシステムテーブルであるコンピュータ可読媒体。 - 請求項17,18または19記載のコンピュータ可読媒体において、
前記周辺蓄積装置常駐蓄積システムデータ構造は、周辺蓄積装置のフラッシュマッピングテーブルであるコンピュータ可読媒体。 - 請求項17記載のコンピュータ可読媒体において、
前記目的位置データは、ディレクトリパスデータを含むコンピュータ可読媒体。 - 請求項17,18または19記載のコンピュータ可読媒体において、
プログラムコードは、プロセッサによる実行時に、ステップb)の前記修復がユーザ入力なしで遂行されるように作動するコンピュータ可読媒体。
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