JP5237466B2 - Pucchリソースのための自己管理型のネットワーク制御 - Google Patents

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Description

ここに開示する技術は、自己管理型のネットワーク(self−organizing network)アルゴリズムの使用を通して行う、アップリンク通信サブフレームの物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel)上の負荷の制御に関する。
長期的進化(Long Term Evolution)(また「LTE」と呼ばれる)は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)(本明細書では今後「3GPP」と呼ぶ)によって標準化が進められている無線アクセス技術である。LTEにおいては、全てのサービスがパケット交換ドメインを通してサポートされる。LTEにおけるダウンリンク送信およびアップリンク送信は多元接続(multiple access)技術を使用する。これらは、ダウンリンクに対して直交周波数分割多元接続(「OFDMA」と呼ばれる)が使用され、アップリンクに対しては単一搬送波周波数分割多元接続(「SC−FDMA」と呼ばれる)が使用される。
図1は、OFDMA/SC−FDMA無線シグナリングのサブフレームの実施例をグラフとして表したものである。OFDMAおよびSC−FDMAのどちらにおいても、近接した周波数間隔で配置された多くの直交したサブキャリアが並行して送信される。従って、シグナリングは周波数エレメントと時間エレメントの両方によって規定される。
LTEにおいては、ユーザ装置(本明細書では今後と「UE」呼ぶ)とeNodeBとの間の無線通信が、規定された無線フレームを通して実行される。各フレームは10msの長さであり、それぞれが1msの長さの10のサブフレームに分割されている。各サブフレームは、さらに、それぞれが0.5msの継続時間を持つ2つのスロットに分割されている。従って、各スロットまたはサブフレームの中で送信される信号は、周波数ドメインにおける複数のサブキャリアおよび時間ドメインにおける複数のシンボルのリソースグリッドによって規定される。
図1には、LTEの無線リソースの1つのダウンリンク/アップリンクサブフレーム(すなわち、2つのスロット)が示されている。サブフレームは1つ以上の物理リソースブロック(physical resource block)(本明細書では今後「PRB」と呼ぶ)のユニットの中に割り当てられる。すなわち、PRBは、eNodeBが任意のUEに対して割り当てる無線リソースの最小単位(ユニット)である。その構成に依存して、各PRBは、周波数ドメインにおいては複数のサブキャリアにわたり、また時間ドメインにおいては、OFDMまたはSC−FDMAに対して、複数のシンボルにわたって配置される。1つのサブキャリアの上の1つのシンボルが1つのリソース要素(リソース・エレメント)(または単に「RE」)である。
各PRBの中には、周波数ドメインで12個の連続したサブキャリアが存在する。隣接したサブキャリアの間の正規の周波数間隔が15kHzであるので、各PRBの周波数帯域幅は180kHzになる。PRBは時間ドメインでは7シンボルにわたる。すなわち、PRBは1つのスロットまたは0.5msにわたる。
LTEではユーザデータを転送するのに専用の個別チャネルは使用しない。その代わり、ダウンリンクおよびアップリンクの両方に共有トランスポートチャネルリソースが使用される。アップリンクに対しては、アップリンク共有チャネルがeNodeBの上のスケジューラによって制御され、スケジューラは、ユーザデータのeNodeBに対する送信に対して、共有チャネルの異なる部分を異なるUEに対して割り当てる。アップリンク共有チャネルは、ダウンリンクSC−FDMAサブフレームの上の物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel)(本明細書では今後「PUSCH」と呼ぶ)にマッピングされる。PUSCHは主としてデータ転送に使用され、従って、高いデータレートを達成するように設計される。
SC−FDMAサブフレームは、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel)(本明細書では今後「PUCCH」と呼ぶ)を含む。PUCCHはUEからeNodeBにアップリンク制御情報(uplinl control information)(または簡単に「UCI」)を搬送するために使用される。これに関しては、以下で更に説明する。
図2はSC−FDMAサブフレームの単純化した図を示す。この図はPUSCHリソースおよびPUCCHリソースだけが示されているという点で単純化されている。SC−FDMAサブフレームは、PUSCHおよびPUCCHに加えて、物理ランダムアクセスチャネル(physical random access channel)(「PRACH」と呼ぶ)および参照信号もまた搬送することができるという点を理解できるであろう。しかし一般には、PRACHおよび参照信号に割り当てられるSC−FDMAサブフレームリソースの量は、PUSCHおよびPUCCHと比較して少量である。図2は、SC−FDMAサブフレームは、PUSCHおよびPUCCHの間で優先的に共有されるという観測を反映している。
PUSCHリソースは、SC−FDMA周波数スペクトラムの中位のサブキャリアを占有する。スペクトラム帯域の端に、コントロール・リージョン(制御領域)が配置され、そこでPUCCHが送信される。上記で述べたように、PUCCHが割り当てられて、それによりUEはUCIをeNodeBに転送することが可能になる。UCIは、以前にスケジューリングされて、eNodeBから送信されたダウンリンクユーザデータに対するUEからの、チャネル品質インジケーション(channel quality indication)報告、スケジューリング要求(scheduling request)、およびACK/NACK応答を含む。チャネル品質インジケーションおよびスケジューリング要求はまた、それぞれ、「CQI」および「SR」と呼ばれる。
PUCCHの効率のよいリソース利用を可能にするために、いくつかのUEのSR、CQI、およびACK/NACK応答は、符号分割多重(code division multiplexing)(また「CDM」と呼ばれる)によってPUCCHの上に多重化される。これによりいくつかのUEは、PUCCHの1つのPRBを共有することができるようになる。
以前に注記し、図2に示したように、アップリンクSC−FDMAサブフレームは主としてPUCCHおよびPDCCHの間で共有される。すなわち、SC−FDMAサブフレームのより大きな部分がPUCCHに対して割り当てられた場合には、PUSCHに対してはより小さな部分が利用可能となり、その逆も同様である。
PUSCHはユーザデータを搬送するので、ユーザデータスループットを増加させるためには、PUSCH割り当てが最大にならなければならない。これは、同一の時間−周波数リソースの上へのPUCCHの積極的な(aggressive)割り当てによって達成することができる。これは、例えば、同一の時間−周波数リソースの上に多くのCDM符号を割り当てて、多くのUEがCQI報告、SR、およびACK/NACK応答等を同時に送信できるようにする(すなわち、PUCCHの同一のPRBを共有することによりPUCCHを最小にして、それに対応してPUSCHを増加させる)ことである。しかしながら、多くのUEが同時に同一のPRBを使用することは、干渉によって許容できない誤差確率が生ずる危険性を孕む。これによって、システムおよび/またはユーザスループットを減少させ、そして総合的なシステム動作性能を低下させることがあるであろう。
一方で、不必要に慎重な割り当て(PUCCHに割り当てられるリソースの量を増加させるか、またはPUCCHの上で送信するシグナリングの量を低減することを通して行う)もまた危険性を孕む。PUCCH割り当てを増加させると、それに対応して、PUSCHに対して利用可能なアップリンクリソースは減少する。これはデータスループットの低減につながる可能性がある。シグナリング量の減少は、より頻度の低いSR機会によって引き起こされる遅延によって動作性能が低下すること、より頻度の低いCQI報告によってチャネル情報の正確さが損なわれること、ACK/NACK応答の数における柔軟性が低下することを招くため、スケジューラに制約条件が生ずることにつながる可能性がある。
PUCCHのサイズを自動的に調整する方法および装置の限定的でない実施例を記述する。これらは、PUCCHの半固定的な領域のサイズを自動的に調整する方法および装置を含む。1つの視点に従えば、この調整は、ある期間にわたるPUCCHの利用に基づいて実行される。調整は、無線端末(例えば、UE)とセルとの間の接続に基づいて、および/またはPUSCHの利用に基づいて実行することもできる。その結果、PUCCHの上での効率のよいリソース利用、および適切なサイズのPUCCH領域を得ることができる。
1つの視点に従えば、これらの方法および装置は、長期スケール(1時間毎、1日毎、1週間毎、等)にわたるネットワークにおける変化に対してPUCCH領域を自律的に適合させる。長期の時間スケールにおける動作によって、これらの方法は自己管理型ネットワークアルゴリズム(本明細書では今後「SON」アルゴリズムと呼ぶ)の範疇の中に位置づけられる。
1つの視点に従えば、1つの方法は、無線ネットワークの中のセルのPUCCHリソースを1つ以上の無線端末に対してスケジューリングするスケジューラによって実行される。スケジューラは、基地局の一部分であることができて、ある期間にわたる、PUCCHの半固定的な領域の半固定的なUCI要素に対するPUCCH利用ファクタを判定する。この期間は、多くの規定した期間の内の1つであることができ、そして少なくとも1つの規定した期間は、1つのパターンで繰り返される。UCI要素に対するPUCCH利用ファクタは、そのUCI要素に対して割り当てられたPUCCHリソースの量の、その期間の間に利用可能なPUCCHリソースの量に対する相対的な尺度である。
1つの視点に従えば、スケジューラは、PUCCH利用ファクタに基づいて半固定的なPUCCH領域を調整する(増加させる、または減少させる)。スケジューラは、PUCCH利用ファクタがPUCCHターゲット範囲の上限よりも上にある場合には、半固定的なPUCCH領域を増加させ、そして、PUCCH利用ファクタがPUCCHターゲット範囲の下限よりも下にある場合には、半固定的なPUCCH領域を減少させる。
1つの視点に従えば、スケジューラは、コネクションファクタを判定し、判定したコネクションファクタに基づいて半固定的なPUCCHを調整する。コネクションファクタは、セルと無線端末との間でその期間にわたって経験される同時コネクションの量の尺度である。
1つの視点に従えば、スケジューラは、PUSCH利用ファクタを判定し、判定したPUSCH利用ファクタに基づいて半固定的なPUCCHを調整する。PUSCH利用ファクタは、その期間にわたるデータ転送に利用可能なPUSCHに対して、利用しているPUSCHの尺度である。
1つの視点に従えば、スケジューラは、調整した半固定的なPUCCH領域を将来の期間に対して適用する。1つの視点に従えば、スケジューラは、調整情報を使用してセルの運用プロファイルを更新し、将来の期間において、PUCCH領域の構成の初期設定が可能になるようにする。
本発明の、これまでに述べた、または他の目的、特徴、および利点は、好適な実施形態に関する以下のより詳細な記述から明らかであろう。好適な実施形態は、添付の図面で示されており、この中の参照記号は、種々の図を通して同一の部分を参照している。図面は必ずしも実際の寸法に対応しているものではなく、本発明の原理を示すための強調が加えられている。
3GPP無線通信サブフレームの実施例を示す図である。 PUCCHとPUSCHとの間に割り当てられた単純化したSC−FDMAサブフレームを示す図である。 基地局のスケジューラの実施形態の例を示す図である。 アップリンクサブフレームのPUCCHリソースを制御するためのSONアルゴリズムの表現例を示す図である。 PUCCHリソースをスケジューリングする方法の実施例を示す図である。 それぞれ、PUCCH利用ファクタ、コネクションファクタ、およびPUSCH利用ファクタを判定する方法の実施例を示す図である。 それぞれ、PUCCH利用ファクタ、コネクションファクタ、およびPUSCH利用ファクタを調整する方法の実施例を示す図である。 基地局の実施形態の例を示す図である。
以下の記述は、限定する目的ではなく、説明の目的で、特定のアーキテクチャ、インタフェース、技術等の、具体的詳細を記述し、本発明の十分な理解を提供するものである。しかしながら当業者には、本発明は、これらの具体的詳細とは異なる他の実施形態で実行することも可能であることが明らかであろう。すなわち当業者は、本発明の原理を具現化し、また本発明の精神および範囲に含まれる様々な構成(これらは本明細書の中で明白に記述されていない、または示されていないとしても)を案出することが可能であろう。
いくつかの事例では、不必要な詳細によって本発明の記述を蒙昧なものにしないために、公知のデバイス、回路、および方法に関する詳細な記述は省略してある。本発明の原理、視点、および実施形態を記述する本明細書における全ての言及は、それらの具体的な実施例と共に、それらの構造的および機能的な均等物の双方を包含することを意図している。さらに、これらの均等物は、現在公知である均等物と共に将来開発される均等物(すなわち、その構造に拘わらず、同一の機能を実行するように開発された任意の要素)の双方を含むことを意図している。
従って、例えば、当業者には、本明細書におけるブロック図は、本技術の原理を具現化している例示的回路の概念図を表すことができると理解されるであろう。同様に、以下の点が理解されるであろう。すなわち、いずれのフローチャート、状態遷移図、擬似符号等も、種々の処理を表し、これらは、コンピュータ読み取り可能な媒体の中で実質的に表現することができ、従って、コンピュータまたはプロセッサによって実行することができる(このようなコンピュータまたはプロセッサが明示されているか否かに拘わらず)という点である。
「プロセッサ」、または「制御装置」と名付けられた、または記述された機能ブロックを含む種々の要素の機能は、専用のハードウェアばかりでなく、適切なソフトウェアと連携してソフトウェアを実行する能力を有するハードウェアを使用することにより提供される。プロセッサによって提供される場合には、機能は単一の専用プロセッサによって、共有された単一のプロセッサによって、または複数の個別のプロセッサ(それらの内のいくつかは、共有または分布させることができる)によって提供することができる。さらに、「プロセッサ」または「制御装置」という用語を明白に使用した場合も、それは、ソフトウェアを実行する能力のあるハードウェアを排他的に言及していると解釈されるべきではなく、これは、ディジタル信号プロセッサハードウェア、ソフトウェアを記憶するための読み取り専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、および不揮発性のストレッジを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
以下の記述では、3GPPネットワーク、そして特に、LTEを使用して説明を行っている。しかしながら、範囲はそのように限定されるものではない。本明細書に記述した概念は、他のタイプの無線ネットワークにも適用可能である。従って、PUCCHという用語を使用している場合も、この用語は、無線ネットワークの中の無線端末から基地局へのアップリンク方向に制御信号を転送する能力を有する任意の物理チャネルもまた言及することができる。同様に、PUSCHは、無線端末の間で共有されて、無線端末から基地局へのアップリンク方向にユーザデータを転送する能力を有する、任意の物理チャネルを言及することができる。
PUCCHとPUSCHとの間にアップリンクサブフレーム(例えば、3GPPLTEのSC−FDMAサブフレーム)を割り当てる場合に、PUCCHのサイズを設定するための、積極的な手法および慎重な手法の双方に関連して危険が存在する。従って、アップリンクサブフレームの上で、PUCCHの上の品質規準とPUCCHのサイズとの間の適切なトレードオフを見いだすことが重要である。
しかしながら、PUSCHサイズとPUCCHサイズとの間の釣り合いのとれたトレードオフを見いだすことは困難である。現状技術では静的なトレードオフを見いだしている。または、PUCCHの品質およびサイズを規制するパラメータを手動で再調整している。しかし、ネットワーク負荷は時間を通して変化するので、1つの期間の間またはある瞬時において適切であるPUCCH割り当ては、過剰に慎重または過剰に積極的なものに素早く変わってしまう可能性がある。トレードオフは時間を通して変動する可能性があるので、システムが適切なサイズのPUCCHを有することを保証し、これにより制御シグナリングの信頼度を確保し、PUSCHリソースを最大にし、従ってULスループットを最大にするためには、静的な割り当ては望ましくはない。
時間に加えて、トレードオフはセルの間で変動する傾向が強い。従って、開示された技術の1つ以上の実施形態および/または方法は、適応チューニングアルゴリズムを実施することによりPUCCHのためにとっておくリソースに対してチューニングを行う。1つの視点に従えば、適応チューニングアルゴリズムは、セルの手動によるチューニングを回避して、時間を通してのセルの変化に対して自動的に追従するものである。適応チューニングは、比較的積極的、または比較的慎重であるように設定することができる。雑音がある環境の中のセルに対しては、比較的慎重な手法を選択することができる。反対に、比較的雑音がない環境に対しては、積極的な手法を容認することができる。
PUCCHは、動的に構成される領域と半固定的に構成される領域とを含む。動的に構成されたPUCCH領域においては、割り当てられたリソースはある特定な期間(1つのスロットまたはサブフレーム等)に対してだけ有効である。多くの場合は、無線端末(例えば、ユーザ装置)に対するACK/NACKリソースは、動的にスケジューリングされて、その結果、各受信者の無線端末は、物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel)(本明細書では今後「PDSCH」と呼ぶ)の上で搬送された、無線端末に向けたダウンリンクデータに対する応答を、以前に受信したOFDMサブフレームの上で提供することができる。
それとは対照的に、半固定的にスケジューリングされたリソースは、セルの中の無線端末に対して、その無線端末が同期を失うまで、サービスセッションを終了するまで、ハンドオーバを実行するまで、またはリソースが取り消されるとしたらその時まで有効である。例えば、チャネル状態報告(例えば、CQI報告)およびスケジューリング要求を搬送するために割り当てられたPUCCHリソースは半固定的なものである。また、半固定的に割り当てることができるACK/NACKも存在する。
1つの視点に従えば、適応チューニングアルゴリズムの1つの例は、無線ネットワークのセルのスケジューラの上で実施される。スケジューラは通常では基地局に関連し(例えば、その一部分である)、「セル」は必ずしも、「基地局」に対する均等物ではないという点に注意を要する。しかしながら、セルと基地局とは、セルは基地局が提供する無線カバレッジエリアのことをいうという点において関連している。従って、セルのスケジューラは、そのセルに対応したカバレッジを提供する基地局のスケジューラであるということができる。
図3は、セルに対応した基地局のスケジューラ300の実施形態を示す。スケジューラ300は、処理ユニット310、利用判定ユニット320、PUCCH調整ユニット330、および記憶ユニット340を含む。この実施形態においては、処理ユニット310は、スケジューラ300の他のユニットの動作を調整および制御し、無線端末にスケジューリングサービスを提供するように構成される。スケジューラ300の種々のユニットによって提供される動作の詳細は、適応チューニングアルゴリズムの実施例を詳細に記述する中で以下に述べる。
しかし最初は、適応チューニングアルゴリズムの詳細を理解する状況を提供できるように、適応チューニングアルゴリズムの1つの例を一般的に記述する。一般的に、このアルゴリズムは、セルの、または一般的に無線システムの動作性能を評価する。そしてアルゴリズムは、その評価に基づいて、PUCCH領域を減少させるか、PUCCH領域を増加させるか、またはPUCCH領域を変化させないままにするかを判定する。
明確にするために、この場合でのPUCCH領域またはサイズは、具体的に他様に表現しない限り、半固定的に割り当てられたPUCCH領域をいうことにする。また、UCIコンポーネントは、他様に表現しない限り、半固定的なUCIコンポーネントのことをいい、半固定的なACK/NACKコンポーネントを含む。
PUCCH領域においては、アップリンクPRBリソースは、半永続的に(semi−persistently)スケジューリングされたダウンリンクデータに関連する、CQI、SR、およびACK/NACK応答を無線端末から搬送するために割り当てられる。無線端末はまた、半固定的なPUCCH領域のPRBの上で、事前符号化マトリックスインジケータおよびランクインジケーションを報告することができる。事前符号化マトリックスインジケータおよびランクインジケーションはまた、それぞれ「PMI]および「RI]と呼ぶことができる。
適応チューニングアルゴリズムの実施例は、長時間スケール(1時間、1日、1週間、等)にわたって動作する。半固定的なPUCCH割り当てに対しては、高速に変化する条件に対して即座に反応できることは決定的条件ではない。従って、このアルゴリズムは短時間スケールの上で応答することは必要ではない。従って、適応チューニングアルゴリズムのこの実施例は、SONアルゴリズムのタイプに分類される。これは、適応チューニングアルゴリズムは、おそらくは徐々にではあろうが、長時間スケールにわたる変化に対して適合するからである。PUCCH領域をチューニングする時には、長時間スケールにわたる歴史的動作性能をアルゴリズムの中で考慮することができる。
一般的に、PUCCH領域の自動的な設定は、PUCCH領域の負荷および容量に基づいて行われる。設定はまた、特に、PUSCHの上の負荷およびセルと無線端末との間の接続に基づくこともできる。アルゴリズムは、ネットワーク負荷における変化に対して、自律的にPUCCH領域を適合させることができる。その結果、PUCCHの効率のよいリソース利用を行うことができ、適切な寸法のPUCCH領域を得ることができる。
アルゴリズムの実施例によって、UCIコンポーネントの評価に基づいたPUCCH領域のサイズの自動的な設定が容易になる。SONアルゴリズムの1つの特定な適用例においては、CQIコンポーネントに対応したPUCCHリソースの利用は、時間を通して平均化され、閾値のセットと比較される。この比較に基づいて、PUCCHのサイズを増加させるべきか、減少させるべきか、または変化させないままにするかに関して判定を行う。
図4はSONアルゴリズムの実施例の機能ブロック図を示す。SONアルゴリズムはUCIコンポーネントの、SR、CQI、およびACK/NACKに対するPUCCHリソースの利用を評価し、その評価に基づいてPUCCH領域を調整するか否かを判定する。
図4は、SR、CQI、およびACK/NACKコンポーネントに対するアルゴリズムを具体的に示しているが、この評価はこれらのコンポーネントに限定されるものではない。利用はいずれのUCIコンポーネントに対しても評価することができる。更に、半固定的なUCIコンポーネントの任意の組み合わせに対しても利用を評価することができる。これは例えば、個々の利用を合成することにより行うことができる。また、評価処理は全てのUCIコンポーネントに対して同一である必要はない。すなわち、SR、CQI、ACK/NACK、PMI、およびRIのリソース割り当てに対する評価処理は互いに異なっていてもよい。
図5は、適応アルゴリズムを実行する方法M500の実施例を示す。1つの変形に従えば、方法M500はスケジューラ300によって実行され、スケジューラ300はセルのPUCCHリソースを無線ネットワークの中の1つ以上の無線端末にスケジューリングする。無線ネットワークは、例えば、LTE等の、3GPPネットワークであってよい。スケジューラ300は、セルに対応したカバレッジを提供するeNodeBの一部分であることができる。
本方法を実行するために、利用判定ユニット320は、ステップS510において、1つの期間に対するPUCCHリソース利用を判定する。利用判定ユニット320はまた、ステップS540において接続利用を判定することができる、および/またはステップS550において、その期間にわたるPUSCHリソース利用を判定することができるという点に注意を要する。ステップS510、S540、およびS550のおのおのは、共有アップリンクリソースの利用を判定する実施例である。
ステップS520においては、PUCCH調整ユニット330は、利用判定ユニット320によって判定された共有アップリンクリソース利用に基づいて、PUCCH領域を調整するか否かを判定する。調整すると判定した場合には、ステップS530において、PUCCH調整ユニット330は適切な調整を行う。例えば、PUCCH利用が判定された時に、PUCCH調整ユニット330は、PUCCH調整ユニット330が調整は必要であると判定した場合には、そのPUCCH利用に基づいてPUCCH領域を調整する。PUCCH調整ユニット330は、同様の判定を実行することができ、接続利用および/またはPUSCHリソース利用の片方または双方が判定されたときに、ステップS520およびS530において、それらを考慮に入れて適切な調整行動を取ることができる。
期間は、1時間、4時間、複数日、複数週、等の長時間スケールの期間であることもできる。また、期間は1つ以上の特定の期間の内の1つであることもできる。1つの特定の期間は、「7:00AM‐9:00AM」、および別の期間として、「4:00PM‐6:00PM」であってもよい。
更に、いくつかまたは全ての特定の期間は、1つのパターンで繰り返すことができる。例えば、「週日の朝のラッシュ」は、「月曜日‐金曜日の7:00AM‐9:00AM」と定義することができる。非常に単純な例では、1つの期間は、連続的に繰り返す「毎時の先頭からの1時間」と定義することもできる
処理ユニット310は、PUCCH領域に対する調整を将来の期間に適用する。例えば、月曜日の「7:00AM‐9:00AM」の間に行った評価に基づく調整を火曜日の同一の期間に適用することができる。これは、セルは同様に(例えば、双方ともに「週日の朝のラッシュ」の一部分の期間である)使用されるであろうという可能性が高いからである。繰り返す1つの期間の非常に単純な実施例では、以前の1時間に基づく処理ユニット310の調整を、次の1時間に適用することができる。
また、「平滑化」といったものを調整に適用し(処理ユニット310またはPUCCH調整ユニット330によって)、異常な事件が起きたことによる影響を小さくすることができる。例えば、道路が補修のために思いがけなく閉鎖された場合があり得る。この場合には、閉鎖された道路の近くのセルの利用は、「週日の朝のラッシュ」の期間の間であるに拘わらず、思いがけなく低くなるであろう。その期間の1つの評価だけに基づいて作られた調整を、次の日の「週日の朝のラッシュ」期間に対して適用することは、道路が開通したときには適切でない可能性がある。従って、PUCCH領域を調整するときには、スライド平均(移動平均)(例えば、「週日の朝のラッシュ」期間の過去5つの観測に基づく平均)等の形の平滑化を適用することができる。
調整を将来の期間に適用することを可能にするために、セルに対する運用プロファイルを保持する(例えば、記憶ユニット340の中に)ことができる。運用プロファイルの中には、1つ以上の特定の期間を定義することができる。そして、それぞれの特定の期間に対して、PUCCH領域に対する構成情報を規定することができる。ある特定の期間の始まりに、処理ユニット310は、その運用プロファイルに基づいて半固定的なPUCCH領域の構成の初期設定を行うことができる。その特定の期間を通しての評価の後に、PUCCH調整が必要であると考えられた場合には、PUCCH調整ユニット330は、その特定の期間に対して調整された半固定的なPUCCH領域に対する調整に関係した情報を使用して、運用プロファイルを更新することができる。そして、その特定の期間の次の時点で、PUCCH領域は、その調整を使用して初期設定を行うことができる。
これまでに述べたように、PUCCH領域を調整することに関する判定は、PUCCH利用に基づいて行うことができる。ある視点においては、1つ以上のUCIコンポーネントのPUCCH利用ファクタが判定される。ある特定のUCIコンポーネントに対するPUCCH利用ファクタは、利用可能なPUCCHリソースのどの位の部分が、その規定された期間の間に、その特定のUCIコンポーネントを搬送するために割り当てられるかを示す尺度であると見ることができる。1つの実施例として、CQIコンポーネントに対するPUCCH利用ファクタは、その期間の間に利用可能なPUCCHリソースの量に対する相対的な量として、CQI報告を搬送するために割り当てられたPUCCHリソースの量を反映するであろう。
図6Aは、UCIコンポーネントに対するPUCCH利用ファクタを判定するステップS510を実施するために利用判定ユニット320が実行する処理の一例を示す。ステップS610において、利用判定ユニット320は、その期間にわたって、複数のアップリンクサブフレームのそれぞれに対してUCIコンポーネントのUCIコンポーネントレートを判定する。任意の個別のアップリンクサブフレームに対して、UCIコンポーネントレートは、そのUCIコンポーネントに対して割り当てられた半固定的なPUCCHリソースの量の、アップリンクサブフレームの中で利用可能な半固定的なPUCCHリソースの全体量に対する相対的な比として定義することができる。
その後、利用判定ユニット320は、その期間にわたるUCIコンポーネントレートの分布に基づいてPUCCH利用ファクタを判定する。UCIコンポーネントレートの分布の、例えば、平均、スライド平均、中央値、モード等を、そのUCIコンポーネントに対するPUCCH利用ファクタとして判定することができる。その期間は、十分な数のデータ点(例えば、UCIコンポーネントレート)が収集できて、PUCCH利用ファクタを意味あるものにすることができる程度の継続時間であることが望ましい。すなわち、PUCCH利用ファクタは、その期間の間におけるセルの一般的な振る舞いの正確な表現であるという信用度があるべきである。
計算負荷を低減するために、UCIコンポーネントレートは、期間の間で、全てのアップリンクサブフレームに対して判定される必要はない。すなわち判定は、サブフレームのサブセットに対して行うことができる。期間の継続時間が長い(1時間等)場合には、サブフレームの数はかなり大きくなる。LTEにおいては、1時間に360万のSD−FDMAサブフレームが存在する。1000のサブフレームごとにUCIコンポーネントレートを判定したとしても、3,600のUCIコンポーネントレートを判定することができる。これはPUCCH利用ファクタを意味あるものとするのに十分であるとすることができる。アップリンクサブフレームのサブセットの選定は必要に応じてまたは希望に応じて変更することができる。
図6Aに示した処理の実施例では、1つのUCIコンポーネント(CQI等)に対するPUCCH利用ファクタが判定される。しかしながら、利用判定ユニット320は、処理を繰り返して、他のUCIコンポーネント(SR、ACK/NACK、PMI、RI等を含む)に対するPUCCH利用ファクタを判定することができるという点に注意すべきである。さらにいくつかまたは全ての(すなわち、2つ以上の)UCIコンポーネントに対するPUCCH利用ファクタを同一の期間の中で判定することができる。ステップS610の1つの変形では、利用判定ユニット320は、サブフレームのサブセットのそれぞれに対する複数のUCIコンポーネントに対して個々のUCIコンポーネントレートを判定することができる。
ステップS610の別の変形では、サブフレームのサブセットは、選択されて、選択された各サブフレームの中で、所定のコンポーネント数に対してUCIコンポーネントレートを判定する。これは計算負荷を分布させるという利点を有する。ある特別な場合では、所定のコンポーネント数は1に設定することができる。この事例では、利用判定ユニット320は、1つのサブフレームの中の単一のUCIコンポーネントに対するUCIコンポーネントレートを判定する。引き続くサブフレームの中では、他のコンポーネントに対するUCIコンポーネントレートを判定することができる。
例えば、期間のサブフレーム、sf(n)、sf(n+1)、sf(n+2)、およびsf(n+3)の中で、CQI、SR、ACK/NACK、およびPMIに対するコンポーネントレートをそれぞれ判定することができる。この処理は繰り返されて、期間の間のいくつかまたは全てのUCIコンポーネントに対する比の分布を求めることができる。また、連続したサブフレームを使用する必要はない。すなわち、サブフレーム、sf(n+1)、sf(n+2)、sf(n+3)等はsf(n+a)、sf(n+b)、sf(n+c)等と一般化することができ、ここでは「a」、「b」、「c」等は必ずしも連続はしていない。
UCIコンポーネントに対するPUCCH利用ファクタが判定された後に、ステップS520において、PUCCH調整ユニット330は、PUCCH領域が調整されるべきか否かを判定する。図7Aは、PUCCH調整ユニット330がステップS520を遂行するために実行する処理の一例を示す。ここに示すように、PUCCH調整ユニット330は、ステップS710において、PUCCH利用ファクタをそのUCIコンポーネントに対するターゲットPUCCH範囲と比較する。PUCCH利用ファクタがターゲットPUCCH範囲の上限よりも上にある場合には、PUCCH調整ユニット330は、ステップS720において、PUCCH領域を増加させるべきであると判定する。その逆に、PUCCH利用ファクタがターゲットPUCCH範囲の下限よりも下にある場合には、PUCCH調整ユニット330は、ステップS730において、PUCCH領域を減少させるべきであると判定する。PUCCH利用ファクタがそのコンポーネントに対するターゲット範囲の中にある場合には、PUCCH調整ユニット330は、ステップS740において、調整は必要でないと判定する。
ターゲットPUCCH範囲は、全てのUCIコンポーネントに対して同一である必要はない。1つの実施例として、CQIおよびSRに対するターゲットPUCCH範囲は同一である必要はない。また、各UCIコンポーネントは、期間に対して有効な、対応したターゲットPUCCH範囲を有することができる。1つの実施例として、CQIのターゲットPUCCH範囲は、期間によって異なっていてもよい。
1つの実施形態においては、ターゲットPUCCH範囲に関する情報は、各期間に対して、各UCIコンポーネントに対して、運用プロファイルの中に記録することができる。ある特定の期間が開始されると、その特定の期間の間に適切な評価が実行できるように、PUCCH調整ユニット330に対して適切なターゲットPUCCH範囲を提供することができる。
ステップS510、S520、およびS530は、期間の間に2つ以上のUCIコンポーネントに対して実行することができるという点に注意を要する。同様に、ステップS540およびS550(これらについては以下でさらに詳細に記述する)もまた、同一の期間の間に実行することができる。
図5に戻ると、また以前に注記したように、PUCCH領域を調整するという判定はまた、ステップS540において判定された接続利用に基づいて行うこともできる。接続利用の1つの例は、セルのコネクションファクタであり、コネクションファクタは、セルと無線端末との間で経験される同時コネクションの数の尺度であると見ることができる。
図6Bは、所定期間の間に、利用判定ユニット320がセルのコネクションファクタを判定するために実行する処理の一例を示す。図示されているように、ステップS612において、利用判定ユニット320は、アップリンクサブフレームの中でのセルと無線端末との間の同時コネクションを所定期間にわたって追跡する。例えば、利用判定ユニット320は、複数のアップリンクサブフレームのそれぞれに対して、セルと無線端末との間に存在する同時コネクションの数を期間にわたって判定する。
次にステップS622において、利用判定ユニット320は、同時コネクションの追跡に基づいてコネクションファクタを判定する。PUSCH利用ファクタを判定するために実行した操作と同様に、コネクションファクタは、追跡した同時コネクションの分布に基づいて判定することができる。計算負荷を低減するために、アップリンクサブフレームのサブセットに対して同時コネクションの数を追跡することができる。コネクションファクタを意味あるものとするために、サブフレームの数は十分であることが望ましい。ステップS612において同時コネクションを追跡するために使用される個々のサブフレームは、ステップS610においてUCIコンポーネントレートを判定するために使用されるサブフレームとは同一のサブフレームである必要はないという点に注意すべきである。
コネクションファクタが判定されたときには、図7Bに示すように、PUCCH調整ユニット330は、判定されたコネクションファクタに基づいて、PUCCH領域は調整されるべきであるか否かを判定する(ステップS520)。すなわち、PUCCH調整ユニット330は、コネクションファクタをターゲットコネクション範囲と比較する(ステップS712)。コネクションファクタがターゲットコネクション範囲の上限より上にある場合には、PUCCH調整ユニット330は、PUCCH領域を増加させるべきであると判定する(ステップS722)。そして、コネクションファクタがターゲットコネクション範囲の下限より下にある場合には、PUCCH領域を減少させるべきであると判定する(ステップS732)。コネクションファクタがターゲット範囲の中にある場合には、調整は必要ではない(ステップS742)。
コネクションファクタを組み込むことの背後にある論理で、一般的には接続利用を組み込むことに対する論理は、PUCCHに対する要求条件は同時ユーザの数とともに一般的には増加し、従ってそのような場合には、多くのまたは全ての無線端末はどのくらいかのPUCCH割り当てを有することになるであろうということである。少数の同時コネクションに対しては、PUCCH領域を減少させて、その代わりスループットを増加させるためにPUSCH領域を増加させるということは正当化される可能性がある。例えば、同時コネクションの数が期間の間に10かその位の値より小さければ、PUCCH領域は帯域の端あたり1つのPRBを低減することもできるであろう。期間にわたってその数が20より大きな値を保つならば、PUCCH領域は帯域の端あたり2つのPRBを増加させることもできるであろう。生成されるPUCCH負荷はユーザの間で変動するので、これは完全な尺度ではないとしても、他では得られないレベルの適合性を提供するものである。
再び戻って図5を参照すると、PUCCH領域を調整するという判定は、ステップS550において判定されるPUSCH利用に基づいて更に行うことができる。PUSCH利用の1つの例は、セルのPUSCH利用ファクタであり、これは、利用可能な共有チャネルリソースの量に対して、ユーザデータを転送するために使用するPUSCHの利用の尺度であると見ることができる。ステップS550においては、無線端末がユーザデータをセルに転送するために使用するPUSCHのPUSCH利用ファクタを判定することができる。
図6Cは、期間にわたってPUSCH利用ファクタを判定するために利用判定ユニット320が実行する処理の一例を示す。図示されているように、ステップS614において、利用判定ユニット320は一般的なPUSCH使用を判定する。PUSCH使用は、使用されるPUSCHリソースの、期間にわたる複数のアップリンクサブフレームのそれぞれに対して利用可能なPUSCHリソースの量に対する相対的な比を含む。計算負荷を低減するために、この複数のサブフレームは、期間におけるアップリンクサブフレームのサブセットであってよい。ステップS624において、利用判定ユニット320は、比の分布に基づいてPUSCH利用ファクタを判定する。PUSCH利用ファクタを意味あるものにするために、サブフレームの数は十分であることが望ましい。ステップS614においてPUSCH使用を判定するために使用する個々のサブフレームは、ステップS612において同時コネクションを追跡するために使用するサブフレーム、またはステップS610においてUCIコンポーネントレートを判定するために使用するサブフレームと同一のサブフレームである必要はないという点に注意すべきである。
そして図7Cに示すように、PUCCH調整ユニット330は、PUSCH利用ファクタに基づいて、PUCCH領域は調整されるべきであるか否かを判定する(ステップS520)。PUCCH調整ユニット330は、PUSCH利用ファクタをターゲットPUSCH範囲と比較する(ステップS714)。この事例では、PUCCH調整ユニット330は、PUSCH利用ファクタがターゲットPUSCH範囲の下限より下にある場合には、PUCCH領域を増加させるべきであると判定する(ステップS724)。そして、PUSCH利用ファクタがターゲットPUSCH範囲の上限より上にある場合には、PUCCH領域を減少させるべきであると判定する(ステップS734)。PUSCH利用ファクタがターゲット範囲の中にある場合には調整は必要ではない(ステップS744)。
PUSCH利用ファクタを組み込むことの背後にある論理で、一般的にはPUSCH利用を組み込むことに対する論理は以下の通りである。PUSCHが密度低く利用されている(すなわち、PUSCH利用ファクタが低い)場合には、PUCCH領域が増加することによって動作性能はそれほどには低下しない。これはPUCCH領域をより大きくすることのコストは比較的小さいということを意味する。一方で、PUSCHが密度高く利用されている(すなわち、PUSCH利用ファクタが高い)場合には、アップリンクスループットは、PUCCH領域の増加によって負方向に影響を受ける可能性がある。
上記で記述した方法は、セルの動作性能を評価し、その評価に基づいてPUCCH領域を調整するものである。1つ以上の実施形態に従えば、1つの期間で実行した評価は別の期間におけるPUCCH領域の調整に使用する。
この評価では、セル利用ファクタをターゲットパラメータと比較する。ターゲットパラメータは、ターゲットPUCCH範囲、ターゲットコネクション範囲、およびターゲットPUSCH範囲等である。PUCCH領域の調整を将来の期間に適用するのと丁度同じように、ターゲットパラメータもまた同様に、調整してそれを将来の期間に使用することができる。これによって、ターゲットパラメータもまた同様に経時的に、PUCCH領域に対する調整に対して自動的に適合することができる。
図5では、ステップS560において処理ユニット310は、いずれかのターゲットパラメータが調整されるべきであるか否かを判定する。そして、調整されるべきであると判定した場合には、ステップS570においてターゲットパラメータを調整する。1つの実施形態においては、処理ユニット310は、ターゲットパラメータに対する調整を今後の期間に適用する。別の実施形態においては、利用判定ユニット320は、調整されたターゲットパラメータに関係する情報を使用して運用プロファイルを更新する。任意の特定の期間において、処理ユニット310は、適切な比較を行うために利用判定ユニット320が使用したターゲットパラメータを含めて、PUCCH領域を適切に構成することができる。
図8は、基地局800の実施形態を示す。基地局(例えば、eNodeB)は、制御ユニット810、通信ユニット820、スケジューラ830を含む。この実施形態においては、制御ユニット810は、基地局800の他のユニットの動作を調整および制御し、無線端末にサービスを提供するように構成される。通信ユニット820は、PUSCHリソースおよびPUCCHリソースを介してアップリンクデータおよび制御報告を受信することを含めて、無線端末と通信を行うように構成される。スケジューラ830は、ネットワークの中の無線端末に対して、セルのPUCCHのスケジューリング含めて、スケジューリングサービスを提供するように構成される。1つの視点では、スケジューラ830は、図3に示したスケジューラ300と同一の機能を実行するように構成される。
多くの利点の内の1つとして、開示された技術は、これを使用することにより、個々のセルに対するPUCCH領域の手動チューニングを回避することができる。また、トラフィック特性の変化に対して、より規則的にPUCCH領域を適合させることができる。その結果、PUCCHリソースを効率よく利用することができ、ネットワークにおける大容量化の確保に繋げることができる。
上記の記述は多くの具体的事例を含むが、これらは本発明の範囲を限定するものであると解釈されるべきではなく、単に好適な実施形態のいくつかの例示を提供するものであると解釈されるべきである。従って、本発明の範囲は他の実施形態も十分に包含するものであり、従って本発明の範囲は限定されるべきではないと理解されるであろう。通常の当業者には公知の、上記で記述した好適な実施形態のコンポーネントに対する全ての構造的、および機能的均等物は、参照によって、明白に本明細書の中に組み込まれ、それにより包含されると意図される。さらに、デバイスまたは方法は、本明細書に包含されるので、本明細書に記述した、または本技術によって解決されることを目的とした、それぞれおよび全ての問題を解決する必要はない。さらに、本開示におけるいずれの成分、コンポーネント、または行為の方法も、一般公衆に開放されることは意図されていない。
いくつかの実施形態は、無線ネットワークにおいて1つ以上の無線端末にセルのPUCCHをスケジューリングする方法に関連する。本方法は、半固定的PUCCH領域における半固定的UCIコンポーネントについてのPUCCH利用ファクタと、前記セルにおけるコネクションファクタと、所定期間における前記セルでのPUSCH利用ファクタとの1つ以上を含む共有アップリンク利用情報を決定する決定ステップを有する。また、本方法は、前記決定された共有アップリンク利用情報に基づいて前記半固定的PUCCH領域を調整すべきかどうかを判定する判定ステップと、前記半固定的PUCCH領域を調整すべきと判定されると、前記半固定的PUCCHを調整する調整ステップとを有する。
いくつかの実施形態によれば、前記所定期間は、1つまたは複数の指定期間のうちの1つの指定期間であり、前記1つまたは複数の指定期間の少なくとも1つはパターンに従って繰り返す期間である。
いくつかの実施形態によれば、前記調整された半固定的PUCCH領域は今後の期間に適用される。
いくつかの実施形態によれば、前記調整ステップにおいて、前記セルの運用プロファイルは、前記半固定的PUCCH領域に対して適用される調整に関連した情報を用いて更新され、前記セルの運用プロファイルは、前記所定期間において前記セルの前記半固定的PUCCH領域の構成を初期設定するために使用される。
いくつかの実施形態によれば、前記決定ステップは、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについての前記半固定的UCIコンポーネントのUCIコンポーネントレートを決定するステップと、
前記所定期間における前記UCIコンポーネントレートの分布に基づいて前記PUCCH利用ファクタを決定するステップと
を含み、
前記UCIコンポーネントレートは、1つあたりのアップリンクサブフレームにおいて利用可能な半固定的PUCCHリソースの全体量に対する、前記半固定的UCIコンポーネントに対して割り当てられている前記半固定的PUCCHリソースの量の比である。
いくつかの実施形態によれば、前記半固定的UCIコンポーネントは、チャネル品質インジケーションと、スケジューリング要求と、事前符号化マトリックスインジケーションと、ランクインジケーションと、半固定的ACK/NACKを含む。
いくつかの実施形態によれば、前記PUCCH利用ファクタは、前記UCIコンポーネントレートの平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として決定される。
いくつかの実施形態によれば、前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における全部のアップリンクサブフレームの数よりは少ない。
いくつかの実施形態によれば、前記判定ステップは、
前記半固定的UCIコンポーネントについての目標PUCCH範囲の上限を前記PUCCH利用ファクタが超えている場合、前記半固定的PUCCH領域を増加するべきと判定するステップと、
前記半固定的UCIコンポーネントについての前記目標PUCCH範囲の下限を前記PUCCH利用ファクタが下回っている場合、前記半固定的PUCCH領域を減少するべきと判定するステップと
を含む。
いくつかの実施形態によれば、前記半固定的UCIコンポーネントのそれぞれは、前記所定期間において有効な対応する目標PUCCH範囲を付与されている。
いくつかの実施形態によれば、前記決定ステップは、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについて前記セルと前記1つ以上の無線端末と間に同時に確立されている同時コネクションを追跡するステップと、
前記所定期間における前記同時コネクションの数の分布に基づいて前記コネクションファクタを求めるステップと
を含む。
いくつかの実施形態によれば、前記コネクションファクタは、前記同時コネクションの数の平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として求められる。
いくつかの実施形態によれば、前記判定ステップは、
前記コネクションファクタが目標コネクション範囲の上限を超えている場合、前記半固定的PUCCH領域を増加させるべきと判定するステップと、
前記コネクションファクタが前記目標コネクション範囲の下限を下回っている場合、前記半固定的PUCCH領域を減少させるべきと判定するステップと
を含む。
いくつかの実施形態によれば、前記決定ステップは、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについてPUSCHの利用率を求めるステップと、
前記所定期間における前記PUSCHの利用率の分布に基づいて前記PUSCH利用ファクタを求めるステップと
を含み、
前記PUSCHの利用率は、1つのアップリンクサブフレームあたりで利用可能なPUSCHリソースの量に対する、使用中の前記PUSCHリソースの比として決定される。
いくつかの実施形態によれば、前記PUSCH利用ファクタは、前記PUSCH利用率の平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として求められ、
前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における全部のアップリンクサブフレームの数よりも少ない。
いくつかの実施形態によれば、前記判定ステップは、
前記PUSCH利用ファクタが目標PUSCH範囲の下限を下回っている場合、前記半固定的PUCCH領域を増加させるべきと判定するステップと、
前記PUSCH利用ファクタが前記目標PUSCH範囲の上限を超えている場合、前記半固定的PUCCH領域を減少させるべきと判定するステップと
を含む。
いくつかの実施形態によれば、目標パラメータには、前記目標PUCCH範囲と、前記目標コネクション範囲と、前記目標PUSCH範囲とが含まれており、
前記方法は、さらに、
調整すべき1つ以上の目標パラメータを決定するステップと、
前記1つ以上の目標パラメータを調整すべきと決定した場合、前記1つ以上の目標パラメータを調整するステップと
を有し、
前記調整すべき1つ以上の目標パラメータを決定するステップは、
前記PUCCH利用ファクタが前記目標PUCCH範囲内に収まっていないときに、当該目標PUCCH範囲を調整すべきと判定するステップと、
前記コネクションファクタが前記目標コネクション範囲内に収まっていないときに、当該目標コネクション範囲を調整すべきと判定するステップと、
前記PUSCH利用ファクタが前記目標PUSCH範囲内に収まっていないときに、当該目標PUSCH範囲を調整すべきと判定するステップと
のうち少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態によれば、前記調整された1つ以上の目標パラメータは今後の期間に適用される。
いくつかの実施形態は、無線ネットワークのセルに設けられ、前記無線ネットワークにおいて1つ以上の無線端末に前記セルのPUCCHをスケジューリングするスケジューリングサービスを当該1つ以上の無線端末に提供するスケジューラ装置に関する。スケジューラ装置は、
半固定的PUCCH領域における半固定的UCIコンポーネントについてのPUCCH利用ファクタと、前記セルにおけるコネクションファクタと、所定期間における前記セルでのPUSCH利用ファクタとの1つ以上を含む共有アップリンク利用情報を決定する利用情報決定部と、
前記決定された共有アップリンク利用情報に基づいて前記半固定的PUCCH領域を調整すべきかどうかを判定し、前記半固定的PUCCH領域を調整すべきと判定すると前記半固定的PUCCHを調整するPUCCH調整部と
を備えている。
いくつかの実施形態によれば、前記所定期間は、1つまたは複数の指定期間のうちの1つの指定期間であり、前記1つまたは複数の指定期間の少なくとも1つはパターンに従って繰り返す期間である。
いくつかの実施形態によれば、スケジューラ装置は、前記調整された半固定的PUCCH領域は今後の期間に適用し、前記セルの運用プロファイルに基づき、前記所定期間において前記セルの前記半固定的PUCCH領域の構成を初期設定し、前記半固定的PUCCH領域に対して適用される調整に関連した情報を用いて前記セルの運用プロファイルを更新する処理部をさらに備えている。
いくつかの実施形態によれば、前記利用情報決定部は、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについての前記半固定的UCIコンポーネントのUCIコンポーネントレートを決定し、
前記所定期間における前記UCIコンポーネントレートの分布に基づいて前記PUCCH利用ファクタを決定することによって、前記所定期間における前記半固定的UCIコンポーネントについて前記PUCCHの利用ファクタを決定し、
前記UCIコンポーネントレートは、1つあたりのアップリンクサブフレームにおいて利用可能な半固定的PUCCHリソースの全体量に対する、前記半固定的UCIコンポーネントに対して割り当てられている前記半固定的PUCCHリソースの量の比である。
いくつかの実施形態によれば、前記利用情報決定部は、前記UCIコンポーネントレートの平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として前記PUCCH利用ファクタを決定する。
いくつかの実施形態によれば、前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における前記アップリンクサブフレームの全部の数よりも少ない。
いくつかの実施形態によれば、前記PUCCH調整部は、前記PUCCH利用ファクタが、前記半固定的UCIコンポーネントについての目標PUCCH範囲の上限を超えているか、または、下限を前記PUCCH利用ファクタが下回っている場合、それぞれ前記半固定的PUCCH領域を増加または減少するべきと判定し、
前記半固定的UCIコンポーネントのそれぞれは、前記所定期間において有効な対応する目標PUCCH範囲を付与されている。
いくつかの実施形態によれば、前記利用情報決定部は、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについて前記セルと前記1つ以上の無線端末と間に同時に確立されている同時コネクションを追跡し、
前記所定期間における前記同時コネクションの数の分布に基づいて前記コネクションファクタを求めることによって、前記所定期間における前記セルの前記コネクションファクタを決定し、
前記コネクションファクタは、前記同時コネクションの数の平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として求められ、
前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における全部のアップリンクサブフレームの数よりも少ない。
いくつかの実施形態によれば、前記PUCCH調整部は、前記コネクションファクタが目標コネクション範囲の上限を超えているか、または、前記コネクションファクタが前記目標コネクション範囲の下限を下回っている場合、それぞれ前記半固定的PUCCH領域を増加または減少させるべきと判定する。
いくつかの実施形態によれば、前記利用情報決定部は、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについてPUSCHの利用率を求め、
前記所定期間における前記PUSCHの利用率の分布に基づいて前記PUSCH利用ファクタを求めることによって、前記所定期間における前記セルの前記PUSCH利用ファクタを決定し、
前記PUSCHの利用率は、1つのアップリンクサブフレームあたりで利用可能なPUSCHリソースの量に対する、使用中の前記PUSCHリソースの比であり、
前記PUSCH利用ファクタは、前記PUSCH利用率の平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として求められ、
前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における全部のアップリンクサブフレームの数よりも少ない。
いくつかの実施形態によれば、前記PUCCH調整部は、前記PUSCH利用ファクタが目標PUSCH範囲の下限を下回っているか、または、前記PUSCH利用ファクタが前記目標PUSCH範囲の上限を超えている場合、それぞれ前記半固定的PUCCH領域を増加させるかまたは減少させるべきと判定する。
いくつかの実施形態によれば、目標パラメータには、前記目標PUCCH範囲と、前記目標コネクション範囲と、前記目標PUSCH範囲とが含まれており、
前記処理部は、
調整すべき1つ以上の目標パラメータを決定し、前記1つ以上の目標パラメータを調整すべきと決定した場合、前記1つ以上の目標パラメータを調整し、前記調整された1つ以上の目標パラメータを今後の期間に適用し、前記調整された1つ以上の目標パラメータに関連した情報を用いて、記憶部内において、前記セルの運用プロファイルを更新する。
いくつかの実施形態は、無線ネットワークに設けられた基地局であって、当該基地局のサービス提供範囲であるセルのPUCCHを前記無線ネットワークにおける1つ以上の無線端末にスケジューリングするスケジューリングサービスを当該1つ以上の無線端末に提供する基地局に関連する。当該基地局は、
前記基地局の動作をコーディネートおよび制御することで前記無線端末にサービスを提供する制御部と、
PUSCHリソースとPUCCHリソースを介してアップリンクデータと制御レポートを受信することを含み、前記無線端末と通信する通信部と、
前記無線ネットワークにおける前記無線端末に前記セルのスケジューリングサービスを提供するスケジューラ装置と
を備え、
前記スケジューラ装置は、
半固定的PUCCH領域における半固定的UCIコンポーネントについてのPUCCH利用ファクタと、前記セルにおけるコネクションファクタと、所定期間における前記セルでのPUSCH利用ファクタとの1つ以上を含む共有アップリンク利用情報を決定し、
前記決定された共有アップリンク利用情報に基づいて前記半固定的PUCCH領域を調整すべきかどうかを判定し、
前記半固定的PUCCH領域を調整すべきと判定すると前記半固定的PUCCHを調整する。
いくつかの実施形態によれば、前記スケジューラ装置は、前記調整された半固定的PUCCH領域は今後の期間に適用し、前記セルの運用プロファイルに基づき、前記所定期間において前記セルの前記半固定的PUCCH領域の構成を初期設定し、前記半固定的PUCCH領域に対して適用される調整に関連した情報を用いて前記セルの運用プロファイルを更新する。
いくつかの実施形態によれば、前記スケジューラ装置は、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについての前記半固定的UCIコンポーネントのUCIコンポーネントレートを決定し、
前記所定期間における前記UCIコンポーネントレートの分布に基づいて前記PUCCH利用ファクタを決定することによって、前記所定期間における前記半固定的UCIコンポーネントについて前記PUCCHの利用ファクタを決定し、
前記UCIコンポーネントレートは、1つあたりのアップリンクサブフレームにおいて利用可能な半固定的PUCCHリソースの全体量に対する、前記半固定的UCIコンポーネントに対して割り当てられている前記半固定的PUCCHリソースの量の比であり、
前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における前記アップリンクサブフレームの全部の数よりも少なく、
前記PUCCH利用ファクタは、前記UCIコンポーネントレートの平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として決定される。
いくつかの実施形態によれば、前記スケジューラ装置は、
前記PUCCH調整部は、前記PUCCH利用ファクタが、前記半固定的UCIコンポーネントについての目標PUCCH範囲の上限を超えているか、または、下限を前記PUCCH利用ファクタが下回っている場合、それぞれ前記半固定的PUCCH領域を増加または減少するべきと判定し、
前記半固定的UCIコンポーネントのそれぞれは、前記所定期間において有効な対応する目標PUCCH範囲を付与されている。
いくつかの実施形態によれば、前記スケジューラ装置は、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについて前記セルと前記1つ以上の無線端末と間に同時に確立されている同時コネクションを追跡し、
前記所定期間における前記同時コネクションの数の分布に基づいて前記コネクションファクタを求めることによって、前記所定期間における前記セルの前記コネクションファクタを決定し、
前記コネクションファクタは、前記同時コネクションの数の平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として求められ、
前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における全部のアップリンクサブフレームの数よりも少ない。
いくつかの実施形態によれば、前記スケジューラ装置は、前記PUSCH利用ファクタが目標PUSCH範囲の下限を下回っているか、または、前記PUSCH利用ファクタが前記目標PUSCH範囲の上限を超えている場合、それぞれ前記半固定的PUCCH領域を増加させるかまたは減少させるべきと判定する。
いくつかの実施形態によれば、前記スケジューラ装置は、
前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについてPUSCHの利用率を求め、
前記所定期間における前記PUSCHの利用率の分布に基づいて前記PUSCH利用ファクタを求めることによって、前記所定期間における前記セルの前記PUSCH利用ファクタを決定し、
前記PUSCHの利用率は、1つのアップリンクサブフレームあたりで利用可能なPUSCHリソースの量に対する、使用中の前記PUSCHリソースの比であり、
前記PUSCH利用ファクタは、前記PUSCH利用率の平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として求められ、
前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における全部のアップリンクサブフレームの数よりも少ない。
いくつかの実施形態によれば、前記スケジューラ装置は、前記PUCCH調整部は、前記コネクションファクタが目標コネクション範囲の上限を超えているか、または、前記コネクションファクタが前記目標コネクション範囲の下限を下回っている場合、それぞれ前記半固定的PUCCH領域を増加または減少させるべきと判定する。

Claims (15)

  1. 無線ネットワークにおいて1つ以上の無線端末にセルのPUCCHをスケジューリングする方法であって、
    半固定的PUCCH領域における半固定的UCIコンポーネントについてのPUCCH利用ファクタと、前記セルにおけるコネクションファクタと、所定期間における前記セルでのPUSCH利用ファクタとの1つ以上を含む共有アップリンク利用情報を決定する決定ステップと、
    前記決定された共有アップリンク利用情報に基づいて前記半固定的PUCCH領域を調整すべきかどうかを判定する判定ステップと、
    前記半固定的PUCCH領域を調整すべきと判定されると、前記半固定的PUCCHを調整する調整ステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記所定期間は、1つまたは複数の指定期間のうちの1つの指定期間であり、前記1つまたは複数の指定期間の少なくとも1つはパターンに従って繰り返す期間であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記調整された半固定的PUCCH領域は今後の期間に適用されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記調整ステップにおいて、前記セルの運用プロファイルは、前記半固定的PUCCH領域に対して適用される調整に関連した情報を用いて更新され、前記セルの運用プロファイルは、前記所定期間において前記セルの前記半固定的PUCCH領域の構成を初期設定するために使用されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記決定ステップは、
    前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについての前記半固定的UCIコンポーネントのUCIコンポーネントレートを決定するステップと、
    前記所定期間における前記UCIコンポーネントレートの分布に基づいて前記PUCCH利用ファクタを決定するステップと
    を含み、
    前記UCIコンポーネントレートは、1つあたりのアップリンクサブフレームにおいて利用可能な半固定的PUCCHリソースの全体量に対する、前記半固定的UCIコンポーネントに対して割り当てられている前記半固定的PUCCHリソースの量の比であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記半固定的UCIコンポーネントは、チャネル品質インジケーションと、スケジューリング要求と、事前符号化マトリックスインジケーションと、ランクインジケーションと、半固定的ACK/NACKを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記PUCCH利用ファクタは、前記UCIコンポーネントレートの平均値、中央値、移動平均、または、分布のモードもしくは範囲として決定されることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記複数のアップリンクサブフレームの数は、前記所定期間における全部のアップリンクサブフレームの数よりは少ないことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記判定ステップは、
    前記半固定的UCIコンポーネントについての目標PUCCH範囲の上限を前記PUCCH利用ファクタが超えている場合、前記半固定的PUCCH領域を増加するべきと判定するステップと、
    前記半固定的UCIコンポーネントについての前記目標PUCCH範囲の下限を前記PUCCH利用ファクタが下回っている場合、前記半固定的PUCCH領域を減少するべきと判定するステップと
    を含むことを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記半固定的UCIコンポーネントのそれぞれは、前記所定期間において有効な対応する目標PUCCH範囲を付与されていることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記決定ステップは、
    前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについて前記セルと前記1つ以上の無線端末と間に同時に確立されている同時コネクションを追跡するステップと、
    前記所定期間における前記同時コネクションの数の分布に基づいて前記コネクションファクタを求めるステップと
    を含むことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記決定ステップは、
    前記所定期間における複数のアップリンクサブフレームのそれぞれについてPUSCHの利用率を求めるステップと、
    前記所定期間における前記PUSCHの利用率の分布に基づいて前記PUSCH利用ファクタを求めるステップと
    を含み、
    前記PUSCHの利用率は、1つのアップリンクサブフレームあたりで利用可能なPUSCHリソースの量に対する、使用中の前記PUSCHリソースの比として決定されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 目標パラメータには、前記目標PUCCH範囲と、前記目標コネクション範囲と、前記目標PUSCH範囲とが含まれており、
    前記方法は、さらに、
    調整すべき1つ以上の目標パラメータを決定するステップと、
    前記1つ以上の目標パラメータを調整すべきと決定した場合、前記1つ以上の目標パラメータを調整するステップと
    を有し、
    前記調整すべき1つ以上の目標パラメータを決定するステップは、
    前記PUCCH利用ファクタが前記目標PUCCH範囲内に収まっていないときに、当該目標PUCCH範囲を調整すべきと判定するステップと、
    前記コネクションファクタが前記目標コネクション範囲内に収まっていないときに、当該目標コネクション範囲を調整すべきと判定するステップと、
    前記PUSCH利用ファクタが前記目標PUSCH範囲内に収まっていないときに、当該目標PUSCH範囲を調整すべきと判定するステップと
    のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 無線ネットワークのセルに設けられ、前記無線ネットワークにおいて1つ以上の無線端末に前記セルのPUCCHをスケジューリングするスケジューリングサービスを当該1つ以上の無線端末に提供するスケジューラ装置であって、
    半固定的PUCCH領域における半固定的UCIコンポーネントについてのPUCCH利用ファクタと、前記セルにおけるコネクションファクタと、所定期間における前記セルでのPUSCH利用ファクタとの1つ以上を含む共有アップリンク利用情報を決定する利用情報決定部と、
    前記決定された共有アップリンク利用情報に基づいて前記半固定的PUCCH領域を調整すべきかどうかを判定し、前記半固定的PUCCH領域を調整すべきと判定すると前記半固定的PUCCHを調整するPUCCH調整部と
    を備えたことを特徴とするスケジューラ装置。
  15. 無線ネットワークに設けられた基地局であって、当該基地局のサービス提供範囲であるセルのPUCCHを前記無線ネットワークにおける1つ以上の無線端末にスケジューリングするスケジューリングサービスを当該1つ以上の無線端末に提供する基地局であって、
    前記基地局の動作をコーディネートおよび制御することで前記無線端末にサービスを提供する制御部と、
    PUSCHリソースとPUCCHリソースを介してアップリンクデータと制御レポートを受信することを含み、前記無線端末と通信する通信部と、
    前記無線ネットワークにおける前記無線端末に前記セルのスケジューリングサービスを提供するスケジューラ装置と
    を備え、
    前記スケジューラ装置は、
    半固定的PUCCH領域における半固定的UCIコンポーネントについてのPUCCH利用ファクタと、前記セルにおけるコネクションファクタと、所定期間における前記セルでのPUSCH利用ファクタとの1つ以上を含む共有アップリンク利用情報を決定し、
    前記決定された共有アップリンク利用情報に基づいて前記半固定的PUCCH領域を調整すべきかどうかを判定し、
    前記半固定的PUCCH領域を調整すべきと判定すると前記半固定的PUCCHを調整することを特徴とする基地局。
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