JP5235549B2 - 情報を提示する装置及び方法 - Google Patents
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例えば、自動車に搭載されるカーナビゲーションシステムでは、紙文書が主流であった地図を電子化して画面に表示し、タッチパネル等を用いて目的地等を入力できるようになっている。ところが、カーナビゲーションシステムの地図は、市販の道路地図等の地図帳と比べて、(1)画面が小さく、見られる範囲が限られる、(2)表示中の地図外への移動操作が煩わしい、(3)後部座席の人と地図を共有したり、車外で地図を参照したりすることが難しい、といった点で、もどかしさが残るユーザインターフェイスである。
かかる問題点の1つを解決するものとして、地図のページ替えに簡単に対処可能なナビゲーション装置が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、ページ替え要求が発生した時に、そのページ替え要求発生の直前のデータを記憶し、ページ替え要求直後のデータを直前のデータに換算している。
しかしながら、特許文献1の技術では、ページ替え後のページも、ページ替え後のページで最初にプロットすべき位置も分かっていることが前提となっており、あるページをめくって別のページを閲覧する作業を効率的に行えるようにするものではない。
尚、同様の問題点は、紙文書以外の媒体をユーザインターフェイスとして用いる場合においても指摘できる。
まず、本実施の形態が適用されるカーナビゲーションシステムについて説明する。
図1は、このようなカーナビゲーションシステムの全体構成を示した図である。
図示するように、このカーナビゲーションシステムは、カーナビゲーション端末10と、デジタルペン30と、受信機40とを含む。そして、地図帳情報DB50が、ネットワーク80を介してカーナビゲーション端末10に接続されている。
ネットワーク80は、例えば、インターネットである。
また、目的地を入力する際や、後述する情報提示を要求する際、地図帳の複数のページに跨ってデジタルペン30でなぞらなければならない場合がある。そこで、本実施の形態では、ページが変わる際に、飛び先のページ(以下、「飛び先ページ」という)と飛び先の位置(以下、「飛び先位置」という)とをユーザに知らせるようにする。
まず、このカーナビゲーション端末10の機能構成について説明する。
図2は、カーナビゲーション端末10の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、カーナビゲーション端末10は、操作受付部11と、地図帳ID記憶部12と、ページ番号記憶部13と、受信部14とを備える。また、通信部15と、座標変換部16と、電子地図記憶部17と、電子地図読出部18と、表示部19とを備える。更に、改ページフラグ記憶部21と、改ページ情報DB22と、改ページ処理部23と、音声出力部24とを備える。
ページ番号記憶部13は、操作受付部11が受け付けたページ番号を記憶する。
受信部14は、地図帳のページ上のデジタルペン30が指示した位置の座標(以下、「局所座標」という)を受信機40から受信する。本実施の形態では、位置情報を取得する位置情報取得部の一例として、受信部14を設けている。
座標変換部16は、検索キーである局所座標を通信部15に渡し、検索結果である大域座標を通信部15から受け取ることにより、局所座標から大域座標への座標変換を行う。
電子地図読出部18は、電子地図記憶部17に記憶された電子地図のうち指定された範囲の電子地図を切り出す。
表示部19は、電子地図読出部18が切り出した電子地図の範囲を表示したり、座標変換部16による座標変換で得られた大域座標の位置にマーク等を表示したりする。
改ページ情報DB22は、改ページ処理を行うために参照される改ページ情報を記憶したDBである。尚、改ページ情報DB22の具体的内容については後述する。本実施の形態では、複数のページの間の予め定められた接続関係を示す接続情報の一例として、改ページ情報を用いており、接続情報を取得する接続情報取得部の一例として、改ページ情報DB22を設けている。
音声出力部24は、改ページ処理部23により生成された飛び先ページ及び飛び先位置の情報に基づく音声メッセージを出力する。本実施の形態では、支援情報に基づくメッセージを出力する出力部の一例として、音声出力部24を設けている。
図3は、このときの地図帳上でのデジタルペン30を用いた操作の様子を示している。
(a)は、改ページ前のページ(Mページ)上でのデジタルペン30を用いた操作を示す。図示するように、デジタルペン30で道路をなぞっていき、ページの端部にある点301に達している。これにより、なぞった先がどのページにあるかを知らせる音声「次はNページです」が出力されている。
尚、図ではデジタルペン30の軌跡を太線で示しているが、デジタルペン30が実際に筆記を行う機構を備えていない場合には地図帳に軌跡は記入されない。
但し、本実施の形態の動作は、改ページ情報DB22で管理される改ページ情報が差分情報であるか全体情報であるかによって異なってくる。このうち、差分情報とは、個々のページを中心として他のページの接続関係を定義した改ページ情報である。また、全体情報とは、電子地図上に設定された大域座標を用いてページ間の接続関係を定義した改ページ情報である。そこで、以下では、改ページ情報を差分情報で管理した場合の動作を第1の動作例として、改ページ情報を全体情報で管理した場合の動作を第2の動作例として説明する。
まず、この第1の動作例の前提となる改ページ情報について説明する。
図4は、この場合の地図帳のページの接続関係と改ページ情報の例とを示した図である。
(a)に、地図帳のページの接続関係を示す。図中、破線がページの境界を示し、破線で囲まれた矩形内に記した数字がページ番号を示している。
図5は、このときのカーナビゲーション端末10の動作を示したフローチャートである。尚、このフローチャートは、カーナビゲーション端末10が受信機40から1つの局所座標を受信したときの動作を示しているが、実際には、受信機40からカーナビゲーション端末10へ一定の時間間隔で局所座標が送られてくるので、同様の動作が定期的に繰り返されるものとする。
また、この動作に先立ち、ユーザが現在使用している地図帳の地図帳ID及び現在開いているページのページ番号を入力し、これを操作受付部11が受け付けて、地図帳IDを地図帳ID記憶部12に、ページ番号をページ番号記憶部13にそれぞれ記憶しているものとする。
次に、座標変換部16が、受信部14から受け渡された局所座標を、カーナビゲーション端末10が保持する電子地図上の座標である大域座標に変換する(ステップ102)。即ち、通信部15が局所座標をキーとして地図帳情報DB50を検索することにより、大域座標を取得して座標変換部16に受け渡す。そして、座標変換部16は、ここで得た大域座標を表示部19に受け渡す。
そして、表示部19は、例えば、地図帳上で指示された位置を、受け渡された大域座標に基づいて画面に表示する(ステップ103)。
そして、局所座標が境界領域内にないと判定されれば、処理を終了する。
また、局所座標が境界領域内にあると判定されれば、改ページ処理部23は、改ページフラグ記憶部21に記憶された改ページフラグが「ON」であるかどうかを判定する(ステップ105)。尚、改ページフラグとは、ページ番号記憶部13に記憶されていたページ番号と異なるページ番号を操作受付部11で受け付けることにより、ページ番号記憶部13に記憶されるページ番号が変更された場合に「ON」に設定され、改ページ後に一定の操作があると「OFF」に書き換えられるフラグである。
この場合、改ページ処理部23は、まず、境界領域の位置に基づいて改ページ後の飛び先ページを求める(ステップ106)。例えば、デジタルペン30で指示された位置がページの上側の境界領域内にあれば、改ページ情報における上ページ番号で示されるページを飛び先ページとし、ページの下側の境界領域内にあれば、改ページ情報における下ページ番号で示されるページを飛び先ページとする。また、デジタルペン30で指示された位置がページの左側の境界領域内にあれば、改ページ情報における左ページ番号で示されるページを飛び先ページとし、ページの右側の境界領域内にあれば、改ページ情報における右ページ番号で示されるページを飛び先ページとする。尚、このようにして求めた飛び先ページは、ページ内の指示された位置のページの中心からの寄り方向に応じたページの一例である。
この場合、改ページ処理部23は、まず、座標変換部16から受け取った局所座標が飛び先位置の座標(飛び先座標)と一致するかどうかを判定する(ステップ109)。
ここで、局所座標が飛び先座標と一致すると判定されれば、改ページ処理部23は、その旨を音声出力部24に伝え、音声出力部24が、飛び先位置への到達を音声で出力する(ステップ110)。或いは、局所座標が飛び先座標と一致することを条件にするのではなく、例えば、局所座標と飛び先座標との距離が所定の閾値以下であることを条件にしてもよい。その後、改ページ処理部23は、改ページフラグ記憶部21に記憶された改ページフラグを「OFF」に書き換える(ステップ111)。
また、この第1の動作例において、改ページ前は、飛び先ページの情報のみを通知するようにした。しかしながら、改ページ前に、飛び先位置の情報を、例えば、地図帳に各ページを更に分割したブロックを示す記号等を用いて通知するようにしてもよい。
まず、この第2の動作例の前提となる改ページ情報について説明する。
図6は、この場合の地図帳のページの接続関係と改ページ情報の例とを示した図である。
(a)に、地図帳のページの接続関係を示す。図中、破線がページの境界を示し、破線の周りの網かけを施した部分が境界領域を示し、破線で囲まれた矩形内に記した数字がページ番号を示している。
図7は、このときのカーナビゲーション端末10の動作を示したフローチャートである。尚、このフローチャートは、カーナビゲーション端末10が受信機40から1つの局所座標を受信したときの動作を示しているが、実際には、受信機40からカーナビゲーション端末10へ一定の時間間隔で局所座標が送られてくるので、同様の動作が定期的に繰り返されるものとする。
また、この動作に先立ち、ユーザが現在使用している地図帳の地図帳ID及び現在開いているページのページ番号を入力し、これを操作受付部11が受け付けて、地図帳IDを地図帳ID記憶部12に、ページ番号をページ番号記憶部13にそれぞれ記憶しているものとする。
次に、座標変換部16が、受信部14から受け渡された局所座標を、カーナビゲーション端末10が保持する電子地図上の座標である大域座標に変換する(ステップ152)。即ち、通信部15が局所座標をキーとして地図帳情報DB50を検索することにより、大域座標を取得して座標変換部16に受け渡す。そして、座標変換部16は、ここで得た大域座標を表示部19に受け渡す。
そして、表示部19は、例えば、地図帳上で指示された位置を、受け渡された大域座標に基づいて画面に表示する(ステップ153)。
そして、大域座標が境界領域内にないと判定されれば、処理を終了する。
また、大域座標が境界領域内にあると判定されれば、改ページ処理部23は、改ページフラグ記憶部21に記憶された改ページフラグが「ON」であるかどうかを判定する(ステップ155)。尚、改ページフラグとは、ページ番号記憶部13に記憶されていたページ番号と異なるページ番号を操作受付部11で受け付けることにより、ページ番号記憶部13に記憶されるページ番号が変更された場合に「ON」に設定され、改ページ後に一定の操作があると「OFF」に書き換えられるフラグである。
この場合、改ページ処理部23は、まず、境界領域に対応するページと現在ページとから飛び先ページを求める(ステップ156)。即ち、大域座標を含むと判定された境界領域を規定する端点座標1及び端点座標2をキーとして改ページ情報を検索し、境界領域が跨る2つのページのページ番号を取得する。そして、この2つのページ番号のうち、ページ番号記憶部13に記憶されている現在ページのページ番号ではない方を飛び先ページのページ番号とする。尚、このようにして求めた飛び先ページは、ページ内の指示された位置のページの中心からの寄り方向に応じたページの一例である。
この場合、改ページ処理部23は、まず、座標変換部16から受け取った大域座標が飛び先位置の座標(飛び先座標)と一致するかどうかを判定する(ステップ159)。
ここで、大域座標が飛び先座標と一致すると判定されれば、改ページ処理部23は、その旨を音声出力部24に伝え、音声出力部24が、飛び先位置への到達を音声で出力する(ステップ160)。或いは、大域座標が飛び先座標と一致することを条件にするのではなく、例えば、大域座標と飛び先座標との距離が所定の閾値以下であることを条件にしてもよい。その後、改ページ処理部23は、改ページフラグ記憶部21に記憶された改ページフラグを「OFF」に書き換える(ステップ161)。
また、この第1の動作例において、改ページ前は、飛び先ページの情報のみを通知するようにした。しかしながら、改ページ前に、飛び先位置の情報を、例えば、地図帳に各ページを更に分割したブロックを示す記号等を用いて通知するようにしてもよい。
しかしながら、実際の地図帳の中には、異なる縮尺の地図が掲載されたページが混在しているものもある。このような地図帳では、ある縮尺の地図が掲載されたページから別の縮尺の地図が掲載されたページへ移動する処理(以下、「縮尺変更処理」という)を行うことが考えられる。この縮尺変更処理には、次の2つがある。
第1の動作例では、例えば、改ページ情報DB22において異なる縮尺の地図が掲載されたページ間の接続関係を管理することで、このような処理は実現可能である。即ち、図4(b)に示した項目に加え、上ページ、下ページ、左ページ、右ページにおける縮尺を管理し、ページ間の接続位置の算出を、ズレ量だけではなく、この縮尺も用いて行えばよい。
第2の動作例では、まず、改ページ情報DB22において改ページ情報を縮尺ごとにレイヤ化して管理し、図7の動作を同じ縮尺のレイヤの改ページ情報を参照して行う。そして、ステップ156で飛び先ページが存在しない場合に、一段階小さい縮尺のレイヤの改ページ情報に切り替える。その後、切り替え後の改ページ情報を参照して同様の処理を行うことにより、飛び先ページ及び飛び先位置を求めるとよい。
この場合も、改ページ情報DB22において改ページ情報を縮尺ごとにレイヤ化して管理するとよい。この状態で、あるページの任意の位置をデジタルペン30で指定してボタン等を押すボタン等を押す、もしくは、デジタルペン30による特定のジェスチャーを行うと、広域地図や詳細地図があるかどうかがユーザに通知される。具体的には、縮尺ボタンを押すと、「広域地図があります」等の音声が出力される。これは、例えば、現在の縮尺のページ内の局所座標を変換して得られた大域座標が、より小縮尺又は大縮尺のページ内の局所座標に対応付けられているかどうかを判定することで実現される。また、広域ボタンを押すと、「XXページへ移動して下さい」等の音声を出力する。これは、その対応付けられていた小縮尺のページのページ番号を取得することで実現可能である。尚、上記のジェスチャー(ペンの動き)は、加速度センサ、回転センサ、傾きセンサ等を用いて検出すればよい。
図8は、このような情報提示を行う場合の地図帳上でのデジタルペン30を用いた操作の様子を示している。
図中、区間351において渋滞が発生しているとする。すると、区間351をデジタルペン30でなぞる操作に応じて、「渋滞エリアです」等の音声が出力される。この場合、提示する情報は、渋滞情報だけでなく、工事の情報や、既に存在しない道路の情報等であってもよい。尚、このような情報の提示は、情報を提示すべき事象が発生している場所の電子地図上での座標を管理しておくことで実現可能である。
尚、図ではデジタルペン30の軌跡を太線で示しているが、デジタルペン30が実際に筆記を行う機構を備えていない場合には地図帳に軌跡は記入されない。
図9は、このようなカーナビゲーションシステムの全体構成を示した図である。
図示するように、このカーナビゲーションシステムは、カーナビゲーション端末10と、デジタルペン30と、受信機40とを含む。そして、地図帳情報DB50と、情報誌記事DB60とが、ネットワーク80を介してカーナビゲーション端末10に接続されている。
即ち、まず、ユーザは、情報誌の名前や現在開いているページのページ番号をカーナビゲーション端末10に入力しておく。そして、地図帳上をデジタルペン30でなぞる場合と同様、情報誌上をデジタルペン30でなぞることにより、受信機40がページ内の座標をカーナビゲーション端末10に送信する。すると、カーナビゲーション端末10は、情報誌記事DB60を参照して、ユーザが入力した情報誌の該当ページにおける受信した座標に対応する電子地図上の座標を取得する。これにより、カーナビゲーション端末10の画面上で情報誌の記事に関連する位置に情報を提示することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきた。
また、本実施の形態では、デジタルペン30の位置を特定する方法として、音波を用いる方法を採用したが、超音波、赤外線、電波、レーザーを用いる方法等、様々な形態が考えられる。
また、改ページの際の飛び先ページや飛び先位置の取得や、飛び先ページや飛び先位置を知らせるための音声の出力等の処理は、カーナビゲーション端末10やデジタルペン30に限らず、一般のコンピュータで行うようにしてもよい。
図10は、このようなコンピュータのハードウェア構成の一例を示した図である。図示するように、コンピュータは、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)90aと、M/B(マザーボード)チップセット90bを介してCPU90aに接続されたメインメモリ90cと、同じくM/Bチップセット90bを介してCPU90aに接続された表示機構90dとを備える。また、M/Bチップセット90bには、ブリッジ回路90eを介して、ネットワークインターフェイス90fと、磁気ディスク装置(HDD)90gと、音声機構90hと、キーボード/マウス90iと、フレキシブルディスクドライブ90jと、外部インターフェイス90kとが接続されている。
Claims (11)
- 媒体上の位置を指示するユーザ操作に応じて情報を提示する装置であって、
前記媒体の複数のページの間の予め定められた接続関係を示す接続情報を取得する接続情報取得部と、
前記媒体のページを特定するページ情報を取得するページ情報取得部と、
前記媒体のページ内の指示された位置を特定する位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記ページ情報取得部により取得された前記媒体の第1のページを特定する前記ページ情報と、前記位置情報取得部により取得された当該第1のページ内の指示された位置を特定する前記位置情報と、前記接続情報取得部により取得された前記接続情報とに基づいて、当該第1のページをめくって当該第1のページとの接続関係が予め定められた第2のページを閲覧する作業を支援するための支援情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記支援情報に基づくメッセージを出力する出力部と
を備えた、装置。 - 前記生成部は、前記第2のページを特定する飛び先ページ情報を前記支援情報として生成し、
前記出力部は、前記第1のページをめくる前に、前記飛び先ページ情報に基づくメッセージを出力する、請求項1の装置。 - 前記生成部は、前記位置情報取得部により取得された前記位置情報が特定する前記第1のページ内の指示された位置の当該第1のページの中心からの寄り方向に応じた前記第2のページを特定する前記飛び先ページ情報を生成する、請求項2の装置。
- 前記接続情報取得部は、前記複数のページ内の位置の接続関係を示す前記接続情報を取得し、
前記生成部は、前記位置情報取得部により取得された前記位置情報が特定する前記第1のページ内の指示された位置との接続関係が予め定められた前記第2のページ内の位置を特定する飛び先位置情報を前記支援情報として生成する、請求項1の装置。 - 前記出力部は、前記第1のページをめくった後に、前記飛び先位置情報に基づくメッセージを出力する、請求項4の装置。
- 前記出力部は、前記位置情報取得部により取得された前記第2のページ内の指示された位置を特定する前記位置情報に基づいて、前記メッセージを出力する、請求項5の装置。
- 前記出力部は、前記第1のページ内の指示された位置との接続関係が予め定められた前記第2のページ内の第1の位置と、当該第2のページ内の指示された第2の位置との距離が、所定の閾値以下である場合に、当該第2の位置が当該第1の位置であることを示す前記メッセージを出力する、請求項6の装置。
- 前記出力部は、前記第1のページ内の指示された位置との接続関係が予め定められた前記第2のページ内の第1の位置と、当該第2のページ内の指示された第2の位置との距離が、所定の閾値以上である場合に、当該第2の位置から当該第1の位置へ誘導する前記メッセージを出力する、請求項6の装置。
- 媒体上の位置を指示するユーザ操作に応じて情報を提示する装置であって、
前記媒体の複数のページ及び当該複数のページ内の位置の予め定められた接続関係を示す接続情報を取得する接続情報取得部と、
前記媒体のページを特定するページ情報を取得するページ情報取得部と、
前記媒体のページ内の指示された位置を特定する位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記ページ情報取得部により取得された前記媒体の第1のページを特定する前記ページ情報と、前記位置情報取得部により取得された当該第1のページ内の指示された位置を特定する前記位置情報と、前記接続情報取得部により取得された前記接続情報とに基づいて、当該第1のページ内の指示された位置との接続関係が予め定められた第2のページ内の第1の位置を特定する飛び先位置情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記飛び先位置情報が特定する前記第2のページ内の前記第1の位置と、前記位置情報取得部により取得された前記位置情報が特定する前記第2のページ内の指示された第2の位置との距離が、所定の閾値以下である場合に、当該第2の位置が当該第1の位置であることを示すメッセージを出力する出力部と
を備えた、装置。 - 媒体上の位置を指示するユーザ操作に応じて情報を提示する方法であって、
前記媒体の複数のページの間の予め定められた接続関係を示す接続情報を取得するステップと、
前記媒体のページを特定するページ情報を取得するステップと、
前記媒体のページ内の指示された位置を特定する位置情報を取得するステップと、
取得された前記媒体の第1のページを特定する前記ページ情報と、取得された当該第1のページ内の指示された位置を特定する前記位置情報と、取得された前記接続情報とに基づいて、当該第1のページをめくって当該第1のページとの接続関係が予め定められた第2のページを閲覧する作業を支援するための支援情報を生成するステップと、
生成された前記支援情報に基づくメッセージを出力するステップと
を含む、方法。 - 媒体上の位置を指示するユーザ操作に応じて情報を提示する装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記媒体の複数のページの間の予め定められた接続関係を示す接続情報を取得する接続情報取得部と、
前記媒体のページを特定するページ情報を取得するページ情報取得部と、
前記媒体のページ内の指示された位置を特定する位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記ページ情報取得部により取得された前記媒体の第1のページを特定する前記ページ情報と、前記位置情報取得部により取得された当該第1のページ内の指示された位置を特定する前記位置情報と、前記接続情報取得部により取得された前記接続情報とに基づいて、当該第1のページをめくって当該第1のページとの接続関係が予め定められた第2のページを閲覧する作業を支援するための支援情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記支援情報に基づくメッセージを出力する出力部と
して機能させる、プログラム。
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