JP5234377B2 - 通信システムにおける通信方法、移動局および基地局 - Google Patents
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Description
k = 0, 1, 2, 3, …, 4095
Cpre,n,s:プリアンブル部符号データ
Sr-pre,n: プリアンブル・スクランブリング符号
Csig,s:プリアンブル・シグネチャ
RACHメッセージデータ部の送信電力値 = Ppreamble,tx× TF_offset ・・・(3)
ここで、Ppreamble,txは、移動局20がAICHのACKを受信する直前に送信したプリアンブルの送信電力値であり、ΔPp-mは、Ppreamble,txに対する送信電力オフセット値である。TF_offsetは、使用するデータフォーマット(TF:Transport Format)に対する送信電力オフセット値である。
本発明の第1実施例による上り共通チャネルリソース割当方法では、基地局が無線状況に応じて共通割当リソース情報を移動局に送信し、移動局からのプリアンブルに対するAICHの応答通知がACKであれば、移動局は共通割当リソース情報に基づいてRACHメッセージ部の送信プロファイルを決定する。共通割当リソース情報に基づく送信プロファイルの決定は、後述するようにプリアンブル・シグネチャとプリアンブル・スクランブリング符号の組み合わせによるグループ情報に基づく移動局グループで行われ、このグループ以外の移動局は通常のデフォルトプロファイル情報に基づいて送信プロファイルを決定する。これによって、それぞれの移動局からのRACHメッセージ部の送信がデフォルトのリソースと共通割当リソースとに分散され、上り共通チャネルRACHの負荷均一化および品質安定化を達成することができる。
図8(A)は本発明の第1実施例によるリソース割当方法における、共通割当リソース情報に基づいて決定された送信プロファイルによるデータ送信シーケンス図、図8(B)はデフォルトプロファイル情報に基づくデータ送信シーケンス図である。
図8(B)には、応答通知AICHのACKを受信し、かつ有効な共通割当リソース情報Rcommonを保持しない場合あるいは受信したプリアンブルのPSIGとPSCRのセットが“共通割当リソース情報を受信しHARQを用いるデータ送信プロセスを実行可能である移動局”ではないと判定された場合が示されている(ステップS120)。この場合、送信データ制御部204は、プリアンブル送信時のPSCRおよびPSIG、送信タイミング、およびデフォルトプロファイル情報(使用可能なTFのセット、各TFに対応するTF_offset、ΔPp-m)に基づいてデフォルトの送信プロファイルを決定し(ステップS121)、デフォルト送信プロファイルによってRACHメッセージ部を基地局に送信する(ステップS109)。このように共通割当リソース情報Rcommonの有効期間外にRACHメッセージ部のデータを受信した場合は、受信処理部102はデータ受信を完了する(ステップS111)。
RACHメッセージ部の送信プロファイルTx_Profileは、以下の構成要素からなる。
ここで、ΔPp-mは、移動局がAICHのACKを受信する直前に送信したプリアンブルの送信電力量に対するRACHメッセージ制御部の送信電力オフセット値;
TF_offsetは、移動局がRACHメッセージ送信時に使用するデータフォーマットTFに対応する送信電力オフセット値;
TF_selectedは、移動局がRACHメッセージ送信時に使用するデータフォーマットであり、MAX_TFと、Buffer_sizeを収容できる最小のTFの収容可能データ量を比較し、収容可能データ量が小さい方のデータフォーマットをTF_selectedとする(すなわちmin{MAX_TF, Buffer_size}により決定される)。ここで、MAX_TFは基地局が割り当てた共通割当リソースRcommonで利用可能な最大のデータフォーマット(共通割当リソース情報Rcommonから算出)であり、Buffer_sizeは移動局がバッファリングしているデータ量である。
図9(A)は、基地局における共通割当リソース情報の割当動作を示すフローチャートであり、図9(B)は、その共通割当リソース情報の算出を説明するための全受信電力値Ncの変化を概念的に例示するグラフである。
Tx_offset: AICHのACKを受信する直前に送信したプリアンブルの送信電力値に対するRACHメッセージデータ部の送信電力オフセット値
Ntarget: RTWPの目標値(基地局設定値)
Nc: 測定したRTWP値(基地局測定値)
ncommon: 共通割当リソース情報で同時に送信する移動局数の予想値(基地局設定値)
Tx_offset_max_c: 共通割当リソースにおける、移動局あたりの最大割当リソース量(基地局設定値)
k:全割当可能リソース量に対し、共通割当リソース情報で割り当てるリソースの割合(基地局設定値)
Ppreamble,rx:基地局が受信成功したプリアンブルの受信電力
A:プリアンブル受信成功時のプリアンブルの受信電力と測定RTWPの比の平均値(基地局設定値)
である。
図10は本発明の第1実施例における移動局の動作を示すフローチャートである。上述したように、所定の時間ごとに基地局10から受信したデフォルトプロファイル情報が保持されており、かつ、基地局10から受信した共通割当リソース情報Rcommonが所定時間(Tc)保持されているものとする。
図11は本発明の第1実施例における基地局の動作を示すフローチャートである。上述したように、基地局10から移動局20へデフォルトプロファイル情報が所定間隔で送信されており、さらに共通割当リソース情報Rcommonも所定時間ごとに繰り返し送信されているものとする。
本発明の第2実施例による上り共通チャネルリソース割当方法では、移動局からのプリアンブルに対するAICHの応答通知がACKであれば、基地局は所定の条件に従って個別割当リソース情報を移動局に送信する。個別割当リソース情報を受けた移動局はその個別割当リソース情報に基づいてRACHメッセージ部の送信プロファイルを決定し、個別割当リソース情報を受信しなかった移動局はデフォルトプロファイル情報に基づいて送信プロファイルを決定する。これによって、それぞれの移動局からのRACHメッセージ部の送信がデフォルトのリソースと個別割当リソースとに分散され、上り共通チャネルRACHの負荷均一化および品質安定化を達成することができる。
図13(A)は本発明の第2実施例によるリソース割当方法における、個別割当リソース情報に基づいて決定された送信プロファイルによるデータ送信シーケンス図、図13(B)はデフォルトプロファイル情報に基づくデータ送信シーケンス図である。図13(A)および(B)において、基地局10は、セル内の全移動局20に対し、所定の時間ごとにデフォルトプロファイル情報を送信している(ステップS601)。さらに、基地局10の無線品質測定部108は、全受信電力(RTWP)Ncを測定し、この全受信電力(RTWP)Ncの測定は所定時間間隔で繰り返されている。
このように個別割当リソース情報に基づいてデータ送信を行うのでデータ伝送品質および信頼性が向上し、さらにHARQプロセスにより高い信頼性を得ることができる。
図13(B)において、所定時間(Td)内に基地局10から個別割当リソース情報Rdedicatedを受信しなかった時には(ステップS620)、移動局20は、プリアンブル送信時のPSRCおよびPSIGと、送信タイミングと、デフォルトプロファイル情報とで決まるデフォルト送信プロファイルを用いてデータを送信し(ステップS621)、基地局10はデータ受信を完了する(ステップS623)。
RACHメッセージ部の送信プロファイルTx_Profileは、以下の構成要素からなる。
ここで、ΔPp-mは、移動局がAICHのACKを受信する直前に送信したプリアンブルの送信電力量に対するRACHメッセージ制御部の送信電力オフセット値;
TF_offsetは、移動局がRACHメッセージ送信時に使用するデータフォーマットTFに対応する送信電力オフセット値;
TF_selectedは、移動局がRACHメッセージ送信時に使用するデータフォーマットであり、MAX_TFと、Buffer_sizeを収容できる最小のTFの収容可能データ量を比較し、収容可能データ量が小さい方のデータフォーマットをTF_selectedとする(すなわちmin{MAX_TF, Buffer_size}により決定される)。ここで、MAX_TFは基地局が割り当てた個別割当リソースRdedicatedで利用可能な最大のデータフォーマット(個別割当リソース情報Rdedicatedから算出)であり、Buffer_sizeは移動局がバッファリングしているデータ量である。
上述した所定の個別割当リソース条件(図13(A)のステップS606)は、たとえば次のように設定することができる。
P > Pth かつ Nc < N1
ここで、
P:プリアンブルから識別した移動局の優先度
Pth:移動局の優先度閾値(基地局設定値)
Nc:測定したRTWP値(基地局測定値)
N1:割当リソースに使用できる割当限界値(基地局設定値)
この条件を満たすときに、基地局は、個別割当リソース情報Rdedicatedを下記の式に従って決定し移動局に送信する。
Tx_offset:AICHのACKを受信する直前に送信したプリアンブルの送信電力値に対するRACHメッセージデータ部の送信電力オフセット値
Ntarget:RTWPの目標値(基地局設定値)
Ndedicated:個別割当リソース情報で同時に受信する移動局数(基地局測定値)
Tx_offset_max_d:個別割当リソースにおける、移動局あたりの最大割当リソース量(基地局設定値)
k’:全割当可能リソース量に対し、個別割当リソース情報で割り当てるリソースの割合(基地局設定値)
Ppreamble,rx:基地局が受信成功したプリアンブルの受信電力
A:プリアンブル受信成功時のプリアンブルの受信電力と測定RTWPの比の平均値(基地局設定値)
プリアンブルの受信電力Ppreamble,rxの算出方法は、第1実施例と同様なので省略する。
Ndedicatedは、所定時間内に基地局が受信したプリアンブルのうち、個別割当リソース情報で制御対象となる移動局数を示す。
図15は本発明の第2実施例における移動局の動作を示すフローチャートである。まず、移動局20のバッファ205に上り送信データが発生すると(ステップS701)、送信データ制御部204は、使用可能なプリアンブル・シグネチャPSIGから1つを選択し、プリアンブル・スクランブリング符号PSCRとのセットからなるプリアンブル符号データを基地局10に送信する(ステップS702)。続いて、所定時間後に基地局10からAICHの応答通知ACKを受信すると(ステップS703)、所定時間Td内に個別割当リソース情報Rdedicatedを受信するか否かを判定する(ステップS704)。
図16は本発明の第2実施例における基地局の動作を示すフローチャートである。上述したように、基地局10から移動局20へデフォルトプロファイル情報が所定間隔で送信されているものとする。
本発明の第3実施例による上り共通チャネルリソース割当方法では、移動局からのプリアンブルに対するAICHの応答通知がACKであれば、移動局は通常のデフォルト送信プロファイルを適用してデータ送信を行うが、NACKであっても基地局は所定の条件に従って個別割当リソース情報を移動局に送信する。個別割当リソース情報を受けた移動局はその個別割当リソース情報に基づいてRACHメッセージ部の送信プロファイルを決定する。これによって、それぞれの移動局からのRACHメッセージ部の送信がデフォルトのリソースと個別割当リソースとに分散され、上り共通チャネルRACHの負荷均一化および品質安定化を達成することができる。
図17は本発明の第3実施例によるリソース割当方法における、個別割当リソース情報に基づいて決定された送信プロファイルによるデータ送信シーケンス図である。基地局10は、セル内の全移動局20に対し、所定の時間ごとにデフォルトプロファイル情報を送信している(ステップS901)。さらに、基地局10の無線品質測定部108は、全受信電力(RTWP)Ncを測定し、このNcの測定は所定時間間隔で繰り返されている。
図18は本発明の第3実施例によるリソース割当方法における、AICHがNACKの場合のプリアンブル再送手順を示すシーケンス図である。図17のシーケンスと同じステップには同一参照符号を付して説明は省略する。
RACHメッセージ部の送信プロファイルTx_Profileは、以下の構成要素からなる。
Tx_Profile =
{ΔPp-m, TF_offset, TF_selected, ScramblingCode, Tx_Timing, ChannelizationCode}
ここで、
ΔPp-m:移動局がAICHのACKを受信する直前に送信したプリアンブルの送信電力量に対するRACHメッセージ制御部の送信電力オフセット値
TF_offset: 移動局がRACHメッセージ部送信時に使用するデータフォーマットTFに対応する送信電力オフセット値
TF_selected: 移動局がRACHメッセージ部送信時に使用するデータフォーマット
Tx_Profile: RACHメッセージ部の送信プロファイル
MAX_TF: 基地局が割当てた個別割当リソースRdedicatedのうち、利用可能な最大データフォーマット(個別割当リソース情報Rdedicatedから算出)
Buffer_size: 移動局がバッファリングしているデータ量
ScramblingCode: RACHメッセージ部のスクランブリング符号
Tx_Timing: RACHメッセージ部の送信タイミング
ChannelizationCode: RACHメッセージ部のチャネライゼーション符号
である。
個別割当リソースの条件判断は第2実施例と同じなので省略する。個別割当リソース条件を満たすときに、個別割当リソース情報Rdedicatedは下記の式に従って決定し、移動局に送信する。
ただし、基地局は、ScramblingCodeと、Tx_Timingと、ChannelizationCodeとに対して、異なる移動局が使用していないリソースを個別割当リソース情報Rdedicatedに割り当てる。個別割当リソース情報Rdedicatedを構成するTx_offsetの算出方法は第2実施例と同様なので省略する。
図21は本発明の第3実施例における移動局の動作を示すフローチャートである。まず、移動局20のバッファ205に上り送信データが発生すると(ステップS950)、送信データ制御部204は再送カウンタMを初期化し(ステップS951)、使用可能なプリアンブル・シグネチャPSIGから1つを選択して、プリアンブル・スクランブリング符号PSCRとのセットからなるプリアンブル符号データを基地局10に送信する(ステップS952)。続いて、所定時間後に基地局10からAICHの応答通知NACKを受信すると(ステップS953)、所定時間Td内に個別割当リソース情報Rdedicatedを受信するか否かを判定する(ステップS954)。
図22は本発明の第3実施例における基地局の動作を示すフローチャートである。上述したように、基地局10から移動局20へデフォルトプロファイル情報が所定間隔で送信されているものとする。
本発明の第4実施例による上り共通チャネルリソース割当方法は、上述した第1実施例〜第3実施例による方法の1つの組み合わせ例である。以下、一例として説明するように、基地局が無線状況に応じて共通割当リソース情報を移動局に送信し、移動局からのプリアンブルに対するAICHの応答通知がACKの場合には、個別スケジューリング、共通スケジューリングおよびデフォルトスケジューリングが実行され、AICHの応答通知がNACKの場合には、個別スケジューリングおよびプリアンブル再送が実行される。これによって、それぞれの移動局からのRACHメッセージ部の送信がデフォルトのリソース、共通割当リソースおよび個別割当リソースに分散され、上り共通チャネルRACHの負荷均一化および品質安定化を達成することができる。
図24は本発明の第4実施例によるリソース割当方法における、ACK受信時に個別割当リソース情報に基づいて決定された送信プロファイルによるデータ送信シーケンス図である。移動局20へAICHを用いて応答通知ACKを送信すると(ステップ1110)、基地局10は、既に述べた所定の個別割当リソース条件を満たすか否かを判断し(ステップS1111)、所定の個別割当リソース条件を満たしていれば、識別された移動局20へ個別割当リソース情報Rdedicatedを送信する(ステップS1112)。移動局20は、個別割当リソース情報Rdedicatedを受信した場合、個別割当リソース情報RdedicatedでRACHメッセージ部の送信プロファイルTx_Profileを算出し(ステップS1113)、送信プロファイルTx_Profileを用いて基地局10へデータを送信する(ステップS1114)。
図25(A)は本発明の第4実施例によるリソース割当方法における、ACK受信時に共通割当リソース情報に基づいて決定された送信プロファイルによるデータ送信シーケンス図である。ここでは、図23のステップS1002で送信された共通割当リソース情報が有効に保持されているものとする。
図25(B)は本発明の第4実施例によるリソース割当方法における、ACK受信時のデフォルト送信プロファイルによるデータ送信シーケンス図である。移動局20へAICHを用いて応答通知ACKを送信すると(ステップ1110)、基地局10は、既に述べた所定の個別割当リソース条件を満たすか否かを判断する(ステップS1111)。この条件を満たさなかった場合、個別割当リソース情報は移動局20へ送信されない。したがって、所定時間Td内に個別割当リソース情報Rdedicatedを受信しなければ(ステップS1120)、移動局20の割当リソース情報処理部203は有効な共通割当リソース情報Rcommonを保持しているか否かを判断し、有効な共通割当リソース情報Rcommonを保持していなければ(ステップS1130)、送信データ制御部204は、プリアンブル送信時のPSCRおよびPSIG、送信タイミング、およびデフォルトプロファイル情報(使用可能なTFのセット、各TFに対応するTF_offset、ΔPp-m)に基づいてデフォルトの送信プロファイルを決定し(ステップS1131)、デフォルト送信プロファイルによってRACHメッセージ部を基地局に送信する(ステップS1132)。このように共通割当リソース情報Rcommonの有効期間外にRACHメッセージ部のデータを受信した場合は、基地局10の受信処理部102はデータ受信を完了する(ステップS1133)。
図26は本発明の第4実施例によるリソース割当方法における、NACK受信時に個別割当リソース情報に基づいて決定された送信プロファイルによるデータ送信シーケンス図である。移動局20に対してAICHを用いて応答通知NACKを送信すると(ステップS1210)、基地局10は、既に述べた所定の個別割当リソース条件を満たすか否かを判断し(ステップS1211)、所定の個別割当リソース条件を満たしていれば、識別された移動局20へ個別割当リソース情報Rdedicatedを送信する(ステップS1212)。移動局20は、個別割当リソース情報Rdedicatedを受信した場合、個別割当リソース情報RdedicatedでRACHメッセージ部の送信プロファイルTx_Profileを算出し(ステップS1213)、送信プロファイルTx_Profileを用いて基地局10へデータを送信する(ステップS1214)。
図27は本発明の第4実施例によるリソース割当方法における、AICHがNACKの場合のプリアンブル再送手順を示すシーケンス図である。ただし、図23のシーケンスと同じステップには同一参照符号を付して説明は省略する。
図28は本発明の第4実施例における移動局の動作を示すフローチャートである。まず、移動局20のバッファ205に上り送信データが発生すると(ステップS2001)、送信データ制御部204は再送カウンタMを初期化し(ステップS2002)、使用可能なプリアンブル・シグネチャPSIGから1つを選択して、プリアンブル・スクランブリング符号PSCRとのセットからなるプリアンブル符号データを基地局10に送信する(ステップS2003)。続いて、所定時間後に基地局10からAICHの応答通知ACKを受信すると(ステップS2004)、所定時間Td内に個別割当リソース情報Rdedicatedを受信するか否かを判定する(ステップS2005)。
図29は本発明の第4実施例における基地局の動作を示すフローチャートである。上述したように、基地局10から移動局20へデフォルトプロファイル情報が所定間隔で送信されているものとする。
以上述べたところから、本発明によるシステムは、第一の移動局は基地局に第一のプリアンブルを送信し、基地局はプリアンブルの受信に応じて移動局に応答通知を送信し、移動局は受信した応答通知に応じて基地局にデータを送信するシステムであって、基地局は、所定の送信プロファイルを送信し、さらに割当リソース情報を送信する手段を有し、移動局は割当リソース情報を受信した場合には基地局へのデータ送信時に当該割当リソース情報に基づいて決定した送信プロファイルを用い、割当リソース情報を受信しない場合には基地局へのデータ送信時に所定の送信プロファイルを用いる。
第一の移動局は、第一のプリアンブルを基地局に送信し、基地局は、前記第一のプリアンブルを受信し、所定の第二応答通知送信条件を満足しないときに、第一の応答通知(ACKに相当)を第一の移動局に送信し、所定の第二応答通知送信条件を満足するときに、第二の応答通知(NACKに相当)を第一の移動局に送信し、さらに所定の割当リソース条件を満足するときに、個別割当リソース情報を第一の移動局に送信し、第一の移動局は、前記個別割当リソース情報を受信した場合に、上り共通チャネルにおいて、前記個別割当リソース情報に基づいて決定した送信プロファイルを用いて基地局にデータを送信する。
20 移動局
101 無線通信部
102 受信処理部
103 送信処理部
104 通信部
105 受信処理部
106 送信処理部
107 移動局識別部
108 無線品質測定部
109 割当リソース制御部
201 無線通信部
202 受信処理部
203 割当リソース情報処理部
204 送信データ制御部
205 バッファ
206 送信処理部
Claims (6)
- 第1無線通信装置が、データ送信に関連する所定リソース情報を、第2無線通信装置へ送信する通信システムの通信方法であって、
前記第2無線通信装置は、前記第2無線通信装置が前記第1無線通信装置へ送信するプリアンブルに対する応答が肯定応答である場合、前記所定リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記データ送信を行い、
前記プリアンブルに対する応答が否定応答でありかつ前記第1無線通信装置から割当リソース情報を受信している場合には、前記割当リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記データ送信を行う、
ことを特徴とする通信方法。 - 第1無線通信装置が、データ送信に関連する所定リソース情報を、第2無線通信装置へ送信する通信システムであって、
前記第2無線通信装置は、前記第2無線通信装置が前記第1無線通信装置へ送信するプリアンブルに対する応答が肯定応答である場合には前記所定リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記データ送信を行い、前記プリアンブルに対する応答が否定応答でありかつ前記第1無線通信装置から割当リソース情報を受信している場合には前記割当リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記データ送信を行う、ことを特徴とする通信システム。 - データ送信に関連する所定リソース情報を基地局から受信する移動局における通信方法であって、
前記基地局へ送信したプリアンブルに対する応答を受信し、
前記プリアンブルに対する応答が肯定応答である場合には、前記所定リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記データ送信を行い、
前記プリアンブルに対する応答が否定応答でありかつ前記基地局から割当リソース情報を受信している場合には、前記割当リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記データ送信を行う、
ことを特徴とする移動局における通信方法。 - データ送信に関連する所定リソース情報を基地局から受信する移動局であって、
前記基地局へプリアンブルを送信し、前記プリアンブルに対する応答を受信する通信手段と、
前記プリアンブルに対する応答が肯定応答である場合には前記所定リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記データ送信を行い、前記プリアンブルに対する応答が否定応答でありかつ前記基地局から割当リソース情報を受信している場合には前記割当リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記データ送信を行うデータ送信制御手段と、
を有することを特徴とする移動局。 - データ送信に関連する所定リソース情報を移動局へ送信する基地局における通信方法であって、
前記移動局から受信するプリアンブルに対する応答が肯定応答である場合には、前記所定リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記移動局からデータを受信し、
前記プリアンブルに対する応答が否定応答でありかつ前記基地局から割当リソース情報を受信している場合には、前記割当リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記移動局からデータを受信する、
ことを特徴とする基地局における通信方法。 - データ送信に関連する所定リソース情報を移動局へ送信する基地局であって、
前記移動局からプリアンブルを受信し、前記プリアンブルに対する応答を送信する通信手段と、
前記プリアンブルに対する応答が肯定応答である場合には、前記所定リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記移動局からデータを受信し、前記プリアンブルに対する応答が否定応答でありかつ前記基地局から割当リソース情報を受信している場合には、前記割当リソース情報に基づいて決定されたリソースを用いて前記移動局からデータを受信する受信手段と、
を有することを特徴とする基地局。
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