JP5233914B2 - ノイズ低減装置およびノイズ低減プログラム - Google Patents
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Description
図3は、実施例2に係るノイズ低減装置の構成を示す図である。なお、以下では、実施例2に係るノイズ低減装置を、ショッピングセンタなどの公共スペースにおいて、音声コミュニケーションを使った対人サービスを行う対人サービスロボットに適用した場合の一実施形態について説明する。
図5は、実施例2に係るノイズ低減装置により処理の流れを示す図である。同図に示すように、マイク110〜130により音声の入力が受け付けられると(ステップS1肯定)、フーリエ変換部141〜143は、マイク110〜130から入力された各音声データをフーリエ変換し、周波数ごとのパワーを算出する(ステップS2)。
上述してきたように、実施例2によれば、ノイズ低減装置140は、指向性の角度が重ならないように配置されたマイク110〜130から音声をそれぞれ入力し、入力された各音声のパワーを処理対象となる周波数ごとに比較する。そして、ノイズ低減装置140は、入力される音声が認識処理の対象となるメインマイクを選択する。メインマイクの選択後、ノイズ低減装置140は、処理対象周波数ごとに、メインマイクから入力された音声のパワーと、サブマイクから入力された音声のパワーとの差をそれぞれ算出する。パワー差の算出後、ノイズ低減装置140は、算出したパワー差が所定の閾値を越えているか否かを処理対象周波数ごとに判定する。そして、ノイズ低減装置140は、メインマイクから入力された音声が有する周波数成分のうち、パワー差が所定の閾値以下であると判定された時の処理対象周波数に対応する周波数成分を抑制する。
上述した実施例2では、ノイズ低減装置140は、マイク110〜130から入力される各音声データのパワーを各音声データが有する所定周波数ごとに加算し、加算された値が各所定周波数において最も大きいマイクをメインマイクとして選択する場合を説明した。しかしながら、ノイズ低減装置140によるメインマイクの選択方法は、これに限定されるものではない。
例えば、図2に示したノイズ低減装置140の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、ノイズ低減装置140の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、周波数パワー比較部144bおよびノイズ抑制処理部144cを機能的および/または物理的に統合する。このように、ノイズ低減装置140の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、例えば、上記の実施例で説明したノイズ低減装置140の各種の処理(例えば、図5等参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。
前記音声入力部を介して入力された各音声の入力値を当該各音声が有する所定周波数ごとに比較し、当該比較結果に基づいて、前記複数の音声入力装置から音声入力装置を一つ選択する選択部と、
所定周波数ごとに、前記選択部により選択された音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声の入力値と、前記選択された音声入力装置以外の音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声の入力値との差をそれぞれ算出する算出部と、
前記算出部により所定周波数ごとに算出された入力値の差が所定の閾値を越えているか否かを当該所定周波数ごとに判定する判定部と、
前記選択された音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声が有する周波数成分のうち、前記判定部により前記入力値の差が所定の閾値以下であると判定された時の所定周波数に対応する成分を抑制する抑制部と
を有することを特徴とするノイズ低減装置。
指向性の角度が重ならないように配置される複数の音声入力装置から入力された各音声の入力値を当該各音声が有する所定周波数ごとに比較し、当該比較結果に基づいて、前記複数の音声入力装置から音声入力装置を一つ選択する選択手順と、
所定周波数ごとに、前記選択手順により選択された音声入力装置を介して入力された音声の入力値と、前記選択された音声入力装置以外の音声入力装置を介して入力された音声の入力値との差をそれぞれ算出する算出手順と、
前記算出手順により所定周波数ごとに算出された入力値の差が所定の閾値を越えているか否かを当該所定周波数ごとに判定する判定手順と、
前記選択された音声入力装置を介して入力された音声が有する周波数成分のうち、前記判定部により前記入力値の差が所定の閾値以下であると判定された時の所定周波数に対応する成分を抑制する抑制手順と
を実行させることを特徴とするノイズ低減プログラム。
前記音声入力部を介して入力された各音声の入力値を当該各音声が有する所定周波数ごとに比較し、当該比較結果に基づいて、前記複数の音声入力装置から音声入力装置を一つ選択する選択部と、
所定周波数ごとに、前記選択部により選択された音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声の入力値と、前記選択された音声入力装置以外の音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声の入力値との差をそれぞれ算出する算出部と、
前記算出部により所定周波数ごとに算出された入力値の差が所定の閾値を越えているか否かを当該所定周波数ごとに判定する判定部と、
前記選択された音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声が有する周波数から、前記判定部により前記入力値の差が所定の閾値以下であると判定された所定周波数の成分を抑制する抑制部と、
前記選択された音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声が有する周波数成分のうち、前記抑制部により前記入力値の差が所定の閾値以下であると判定された時の所定周波数に対応する成分を抑制された音声を認識する認識部と
を有することを特徴とする音声認識装置。
110〜130 マイク
140 ノイズ低減装置
141〜143 フーリエ変換部
144 ノイズ低減制御部
144a メインマイク選択処理部
144b 周波数パワー比較部
144c ノイズ抑制処理部
150 音声認識部
160 ロボットコンローラ
170 スピーカ
200 ハンズフリーフォン
210〜230 マイク
240 ノイズ低減装置
241〜243 フーリエ変換部
244 ノイズ低減制御部
244a メインマイク選択処理部
244b 周波数パワー比較部
244c ノイズ抑制処理部
250 逆フーリエ変換部
300 コンピュータ
310 入出力制御部
320 HDD(Hard Disk Drive)
321 ノイズ低減プログラム
322 ノイズ低減用データ
330 RAM(Random Access Memory)
331 ノイズ低減プロセス
340 CPU(Central Processing Unit)
400 バス
Claims (5)
- 指向性の角度が重ならないように配置される複数の音声入力装置から音声をそれぞれ入力する音声入力部と、
前記音声入力部を介して入力された各音声の入力値を当該各音声が有する所定周波数ごとに比較し、当該比較結果に基づいて、前記複数の音声入力装置から音声入力装置を一つ選択する選択部と、
所定周波数ごとに、前記選択部により選択された音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声の入力値と、前記選択された音声入力装置以外の音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声の入力値との差をそれぞれ算出する算出部と、
前記算出部により所定周波数ごとに算出された入力値の差が所定の閾値を越えているか否かを当該所定周波数ごとに判定する判定部と、
前記選択された音声入力装置から前記音声入力部を介して入力された音声が有する周波数成分のうち、前記判定部により前記入力値の差が所定の閾値以下であると判定された時の所定周波数に対応する成分を抑制する抑制部と
を有することを特徴とするノイズ低減装置。 - 前記選択部は、前記音声入力部を介して入力された音声ごとに、各音声が有する所定周波数ごとの入力値を加算し、当該加算された値が最大である音声の入力が行われた音声入力装置を選択することを特徴とする請求項1に記載のノイズ低減装置。
- 前記選択部は、前記音声入力部を介して入力された各音声の入力値の差を当該各音声が有する所定周波数ごとに算出し、当該算出した入力値の差が所定の閾値を超える所定周波数に対応する前記各音声の入力値を当該各音声ごとに加算し、当該加算された値が最大である音声の入力が行われた音声入力装置を選択することを特徴とする請求項1に記載のノイズ低減装置。
- 前記選択部は、前記音声入力部を介して一定時間内に入力された音声ごとに音圧の平均値を算出し、当該算出された音圧の平均値が最大である音声の入力が行われた音声入力装置を選択することを特徴とする請求項1に記載のノイズ低減装置。
- コンピュータに、
指向性の角度が重ならないように配置されて複数の音声入力装置から入力された各音声の入力値を当該各音声が有する所定周波数ごとに比較し、当該比較結果に基づいて、前記複数の音声入力装置から音声入力装置を一つ選択する選択手順と、
所定周波数ごとに、前記選択手順により選択された音声入力装置を介して入力された音声の入力値と、前記選択された音声入力装置以外の音声入力装置を介して入力された音声の入力値との差をそれぞれ算出する算出手順と、
前記算出手順により所定周波数ごとに算出された入力値の差が所定の閾値を越えているか否かを当該所定周波数ごとに判定する判定手順と、
前記選択された音声入力装置を介して入力された音声が有する周波数成分のうち、前記判定部により前記入力値の差が所定の閾値以下であると判定された時の所定周波数に対応する成分を抑制する抑制手順と
を実行させることを特徴とするノイズ低減プログラム。
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