JP5230410B2 - 気体超微粒気泡を含有する水を有する、植物、樹木、及び造園の地下潅漑 - Google Patents

気体超微粒気泡を含有する水を有する、植物、樹木、及び造園の地下潅漑 Download PDF

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Description

本発明は、超微粒気泡として懸濁される(suspended)気体を含有する水を有する、植物、樹木、及び造園の地下潅漑に係る。該気体は、植物、樹木の栽培、及び造園の助成に対して(for nourishment of growing plants, trees, and landscape)あるいは、土壌の処置に対して、有用であり得る。
溶存酸素、及びミキサー注入器によって水へと注入される空気の超微粒気泡を含有する水を有する作物の地下潅漑は、本願の発明者、Angelo L. Mazzeiによる、2001年1月16日発行、米国特許第6,173,526号明細書(特許文献1)において示される。
根が水及び酸素の両方を有することは、根付いた植物、樹木の栽培、及び造園にとっては基本的なことである。通例の酸素の源は、空気である。従来の栽培手順は、地面の表面に対して水を与える。水は、その中になんらかの溶存酸素を有し、根まで運ばれる。これは通常は不十分であり、地面は、次の潅漑又は散水によって根まで運ばれる空気をその構造へと受け入れるよう、乾燥される。これは、周期的なオペレーションであり、農業従事者の収益性は、この目的を達成するよう十分な水及び空気を与えることに大きく依存する。
水の過多は、作物を文字通り溺れさせ得る。水の不足は、作物の立ち枯れ病及び衰弱、又は少なくとも品質及び生産量の低減をもたらす。資源としての真水供給が減少したため、水の浪費は、好ましくなく且つ高価である。
前出の特許文献1(Mazzeiの特許)中に記載されるシステム及び工程は、地面の表面からの水の浸潤に依存することなく作物の根域に対して直接に酸素を(通常は空気から)供給することによって、状況を改善する。その代わり、当初は極大気圧(super−atmospheric pressure)における酸素を含有する水、及び、水をミキサー注入器(mixer−injector)に通すことによって生成される超微粒気泡において運ばれる空気は、水の驚くべき安定的なストリーム(stable stream)を作る。大変小さな気泡は、水中に溶存する酸素と共に土壌へと注入される。
このストリームは、地下導管(subsurface conduit)を介して通る。しばしば細流潅漑テープ又は管(本願中は「管(“tube”)」)であるこの導管は、地中に埋められる。特徴的な設置において、この導管は、しばしば苺や胡椒等である作物の条播(列、rows)に沿って、複数メートル(ヤード)延在する。管は、溶存気体を有する水、及び通常は空気である気体の混入する超微粒気泡を有する水を放出する。故に、正しい量の水、及び正しい量の気体が必要とされる根域において解放され、付随する蒸発(attendant evaporation)、流出する浪費(run−off wastage)、及び他の複雑な事態を伴って表面を冠水する必要はない。
特許文献1中に示されるシステムは、作物の収穫高及び品質における大幅な向上を生み出し、オペレーションに成功している。場合によっては、該システムは、作物の成熟を加速させ、栽培者は早期の市場に供給し得る。早期の市場は、特別な価格に値する。
田畑の最も面倒である部分に対応するよう(to supply the most troublesome parts of a field area)、適度にフィルター処理された水及び空気(及び使用される場合は添加剤)を与えるように農業用又は造園用細流潅漑システムを使用することは、慣習的である。例えば、ある範囲が立ち枯れ病の問題を示す場合、システム全体の供給は、全ての範囲が十分に供給されことを確実にするよう、増大される。これは、既に十分有している領域にとっては過剰供給となることを意味する。
米国特許第6,173,526号明細書 米国特許第965,895号明細書 米国特許第1,989,427号明細書 米国特許第3,302,408号明細書 米国特許第3,757,469号明細書 米国特許第3,917,166号明細書 米国特許第3,917,174号明細書 米国特許第4,930,934号明細書 米国特許第5,192,027号明細書 米国特許第6,173,526号明細書 米国特許第6,290,429号明細書 米国特許第6,890,126号明細書 米国特許第6,959,882号明細書
本発明は、導管(conduitry)の全長にわたってより均等な配給(distribution)を与えることによってMazzeiのシステム(特許文献1)を向上させること、及び、放出が位置決めされる植物に対して適切な領域において発生し得るようにすること、を目的とする。
気体の超微粒気泡は、流れるストリームにおける懸濁(suspension in a flowing stream)として運ばれ、ストリームが流れている間、気体が分離又は融合する傾向、又は、フィルターを通過し得たフィルター処理されない細かな粒子(本願中、「微粉(fines)」)が沈殿する傾向がある。極端な例では(Reduced to absurdity)、淀んだストリームはすぐに、混合混入空気(mixed entrained air)を融合させ、不均等又はそれ以下の配給を引き起こし得、水と共に拡散することなく表面まで流れる気体の流れとしての放出をもたらす。微粉が管において沈殿する場合、管は、水を有して定期的に濯がれなければならず、水は浪費される。その結果、気体の利点の大半が失われる。
しかしながら、ストリームが安定的である場合、超微粒気泡の容積が最も高い際に空気が分離する、というより大きな傾向がある。空気は、下流より上流により大きな量が存在する、という傾向がある。
本発明の目的は、導管を与え、該導管において、気体の放出は、プロットの長さにわたって平均する(“avergae out”)、ことである。
本発明の他の目的は、便利に製造される構造における導管を与えること、及び、関連されるエミッタ及び導管の一部の選択的位置を与えること、である。
本発明の更に他の特性は、融合がより発生し易いヘッダー(ヘッダー管、header)においてではなく、ある程度特定の領域の近くにおいて超微粒気泡を与えること、である。
本発明の他の目的は、燻蒸剤等である他の有利な特性を有する気体を与えること、である。
本発明は、前出の特許文献1(Mazzei特許)中に示されるシステムの改善である。該発明は、植物の近くにおける地下土壌に対して圧力を受けて水を供給する細流潅漑システムである。水が地下の導管から解放されるまで、水はシステム圧力下(under system pressure)に残る。導管に入る前に、水は、ミキサー注入器を通過する。該ミキサー注入器は、通常は空気である気体の超微粒気泡を入っていくストリームへともたらすが、オゾン又は燻蒸剤等である他の処理気体、及び多種の気体の混合物は、代わりに使用され得る。ミキサー注入器から、ストリームは、その長さに沿ってエミッタを備えられる導管へと流れる。ストリームは、エミッタを通って出て、水は、水中に溶存された気体、及び混入した超微粒気泡を運ぶ。これは、基本的なMazzeiシステムであり、本発明はこれに対する改善である。
本発明によれば、導管は、適切な場所においてかかる流体を放出するよう経路に置かれる。該適切な場所は、個別の植物、茂み、又は樹木の近くであり得るか、あるいは全経路に沿って流体を供給するよう条播に沿って設置され得る。この導管は、第1の前進長さ(forward length)、及び第2の戻り長さ(return length)を有する。これらの長さは、ミキサー注入器から最も離れた範囲において流動的に接合される。かかる配置を有して、長さに沿った放出における差異は、長さが対向して方向付けられるが互いに対して適度に近い際に、平均される。
かかる長さは、別個の導管であり得るか、あるいは、U字型を形成するよう遠端において湾曲された単一の導管であり得る。
本発明の更に他の望ましいが任意である特性によれば、エミッタは、更に供給を平均するよう長さに沿ってねじれ形(staggered)又は位置合わせされた位置において間隔を離され得る。
本発明の更に他の任意の目的によれば、導管は、接合されて与えられる際、選択された領域をまたぐよう局所的に離され得る一方で、長さの残りの部分にわたって本発明の利点を享受する。
本発明の更に他の任意の特性によれば、別個の注入器は、各導管に対して与えられ得る。
本発明の上述及び他の特性は、以下の詳細な説明及び添付の図面から完全に理解される。
本発明の目的は、栽培する植物の根域における土壌に対して、水及び酸素、及び/又は他の潜在的に有益な気体の供給、あるいは、特定の作物を植える前に燻蒸剤の供給を与えることである。その使用の現在望ましい例は、細流潅漑におけるものである。該細流潅漑において、図2中に示される通り、植物20は、表面22を有する土壌21において栽培される。作物によっては、プラスチックシート23(その雑草抵抗能力により「マルチ(根覆い、mulch)」と称される)又は有機マルチは、植物の近くにおける土壌の表面にわたって適用される。このシステムによって供給される水は、通常、本発明に従った管を通って土壌表面の下方約1−20インチ又はそれより多く(2−50cm)に放出される。
図示される通り、細流潅漑管25は、条播26に沿って延在する。間を置いて、その壁は、エミッタ60によって穿刺される(図1,2,3及び4)。エミッタは、単純になんらかの開口であり、該開口を介して水は、指定されたシステム圧力下で規制された速度において、管から土壌領域へと流れる。システム圧力からエミッタにわたって、通常は約10−20psig(ゲージ圧69−140KPa)から大気圧まで、圧力は低下する。かかるエミッタは、管に沿って間隔をあけられる。
放出場所における圧力低下は、本発明にとって大きな重要性を有する。その理由は、配給の初めには存在するより高い容積の酸素及び/又は他の気体である。しかしながら、農業用水供給は頻繁に、酸素が十分に飽和されていないため、それ以上の理由がある(there is more to it than that)。本発明では、システム圧力における過飽和が保証され得、余分な酸素(又は他の気体)は、他の有益な気体を有する空気が注入される際に作られる超微粒気泡を有する気体としての追加的な酸素(又は他の気体)を加えて、圧力が低下する際に溶液から解放される。この水のストリームは、気体に大変富んでいる。
井戸、池、又は給水本管等である水源30は、システム圧力においてポンプ32によって加圧される水を供給する。水源が本管であり、本管における圧力が適度である場合、ポンプは、不要である。水源からの出力は、従来の弁、レギュレータ、及び適切であり得る他の制御等を有する配給システム33に対して与えられる。システムは通常、作物の条播26の先頭に沿って延在するヘッダー34を有する。ヘッダーから、細流潅漑管25は、エミッタ60が位置付けられる条播に沿って、あるいは他の所望の位置に対して延在する。条播における以外の適用は、例えば樹木又は一連の樹木の周囲におけるエミッタの群において、考えられる。
図1中に最もよく示されている通り、管25は、第1の長さ25a及び第2の長さ25bを与えるよう、それ自体上で曲げ戻され、管状湾曲部25cによって接合され、ストリームがその上流端部25dから下流端部25eに向かって流れるようにする。下流端部25eは、システムがフラッシュされる際を除いては、通常閉じられている。かかる長さは、望ましくは互いに対して平行であるが、これは本発明を制限するものではない。
図1中に概略的に示されるミキサー注入器35は、所望される選別された水(beneficiated water)を作る。ミキサー注入器は、圧力下においてポンプからの水を受け、それを配給システムへと送る。その周知の機能は、水のストリームと混合する際に吸引部(throat)35aへと気体を注入することである。
ヘッダーに対して供給される水に気体を供給する単一の注入器を与えることは可能であるが、各管に対して注入器35aを与えるようにする方が更によく、ヘッダーから水を受け、夫々の管へと注入される気体超微粒気泡を有して圧力下で水を送る。このような場合、単一の注入器35は、省略される。注入器35aの各々は、同様に機能するが、夫々の管における水に対してのみである。かかる局所注入器の使用は、空気がヘッダーにおいて融合し得るという懸念を排除する。該使用は、全ての条播においてより均等な作物をもたらす。
望ましい注入器の種類は、図6中の最もよく例示される通り、キャビテーション(cavitating)型である。該種類は、酸素及び/又は他の気体を有する気体をストリームへと引き込むこと、及び超微粒気泡を作ることによって、水が有する酸素及び/又は他の気体を上昇させる。ミキサー注入器の多くの実施例は、本発明において有用である。しかしながら、図6中に示されるミキサー注入器における増大される乱流及び剪断は、より小さな超微粒気泡を作り、それらを更によく配給する。したがって、ベーンによって与えられる剪断及びねじり力のために、向上されより安定的な混合を与え、結果的に、気体気泡を融合する傾向がある低減された回転力を有する回転流をもたらす。全てのキャビテーションミキサー注入器は、酸素及び/又は他の気体の飽和が得られることを確実にし、また、気泡が大変小さく、これら等のシステムを通る流れにおいて一般的に有されるタイムスパンにおいて水からでる気体を最小限にすることを確実にする。図6中に示される特定なミキサー注入器は、図1中に示される基本形に対してより向上された結果を与える。
ミキサー注入器35(図6)は、入口ポート38及び出口ポート39から延在する流路37を有するボディ36を有する。流路を形成する内側壁40は、入口ポートからこの順番で、円筒形入口部41、狭窄(constriction)部42及び注入器部43、及び、出口ポート39で終了する拡張部42を有する。
注入ポート45は、狭窄部の近くにおける注入部に入る。該ポートは、望ましくは、内側壁において円周溝46として存在し、周囲空気等から流路においてストリームに対して与えられる処理気体を受ける通路47と連通する。絞り弁55及び逆止め弁56(図1)は、正しい量の気体を有する単向性の流れを与えるよう、通路47において位置付けられる。
ミキサー注入器にわたるバイパス通路59におけるレギュレータ弁58(その代わりに流れ制限器であってもよい)を介する流れ及び圧力低下を確立することによって、圧力及び速度を制限することは、便利である。
ねじりベーン48は、個別の尾根(crests)を有するベーンの群(8枚が最適である)として与えられる。該ベーンは、流路の中心軸50に沿って延在するため、該ベーンを通る平面に対して鋭角に延在し、また、中心軸を有する。ベーンは、入口部から狭窄部まで上昇する。ベーンは、中心軸に交差しない。ベーンは、ストリームの外側領域に対してねじりを与えるため、注入ポートに交差する際、ストリームの中心「コア」(ねじられていない)と外側部(ねじられている)との合流によって引き起こされる増大された乱流を有する。乱流の増大は、水と処理気体とのより効率的且つより完全な混合、及び超微粒気泡の寸法の低減をもたらし、全てがこの工程にとって有利となる。
これが達成されると、遠心力下で混合する超微粒気泡の傾向を低減させるよう、スピンする構成要素が低減されることは有利である一方、乱れた回転運動を与える。これは、拡張部に沿って延在する矯正ベーン49の群によって達成される。該ベーンは、望ましくは中心軸と平行である尾根51を有し、そこから間隔をあけられる。出口ポート39から、ストリームは、ヘッダー又は管に対して延在する配給システムに入る。
前述された通り、エミッタ60は、管の長さに沿って間隔をあけられる。エミッタの特徴は、管から心土への水及び超微粒気泡のゆっくりとした流出を与えること、である。かかるエミッタは、周知であり、複数の種類を有する。エミッタは、実際には、ブリード弁を有する。ブリード弁は、そこを通る流体の大変制限された流速を可能にし、管における圧力は実質的に低減されず、内容物はシステムにわたる圧力を受け続ける。
典型的に有用であるエミッタ60は、細流潅漑管25の一部として形成されるよう図示される。このエミッタでは、主要な通路62は、壁63によって形成される。壁の長手方向エッジ部64,65は、重畳されたマージン67,68間において制限されたチャネル66を残すよう重畳される。一連の入口ポート69は、通路62からチャネル66へと形成される。かかるポートは小さく、重畳部に沿って複数の位置において入る。チャネルは更に、内部ダイバータによって、あるいは蛇行性の通路によって、更に制限され得、チャネル66を介する水の流速を更に低減させる。チャネル66の一端において、外側重畳部を介するスリット71は、チャネル66から大気に水を解放する。
エミッタには、管の壁を通る小さな開口を有する他の種類がある。通路62から流体の規制された流速を確立することができるエミッタは、許容可能である。
所定の取付けの個人の要求に依存して、長さ25a及び25cは、管の別個の部分であり得るか、別個の溝に置かれ得るか、あるいは、単一の溝において離されて覆われ得る。該長さは、一般的には互いに対して平行であり、通常は、放出の領域が交差してある程度結合する(to a degree combine)よう互いに対して十分に近い。一般的には、長さは、互いに対して大変近く位置付けられる。
供給から離れた端部は、湾曲部25cによって流動的に接続され、継続的な流れが結合された長さを介して発生し得る。
一組の接合された対の管70,71(図5)として管を与えることは、しばしば更に便利である。該管は、延在され得るか、接合する織布(ウェブ)72を有して作られ得るか、あるいは、所望される通り共通壁を有し得る。織布が与えられる場合、織布は、スリットを入れられ得、目標物をまたぐよう、あるいは放出の方向を変えるよう、管の局所的分離を可能にし得る。従来通り、U字型湾曲管(図示せず)は、結合された長さを介する流れを与えるよう、管の遠隔端部を接合する。
長さに沿ったエミッタの位置は、任意である。一般的には、エミッタ管の既知の間隔が与えられる。長さのエミッタは、互いに対して軸方向に位置合わせされ得るか、所望される場合はねじれ形にされ(staggered)得るか、あるいは異なった間隔をあけられ得る。対の管が使用される際、超微粒気泡の放射をより正確に平均することを目的として、第2の長さの下流領域におけるよりも第1の長さにおける上流領域において、より制限された放射を与えることは、可能である。
本願中に開示される、ストリームの流れがそれ自体において折り返される「戻り」コンセプトは、長い長さにわたって非常に効率的に水及び空気を供給するよう効果的な手段であることが分かっている。
これはまた、気体/液体混合物の作用により、恒例として、潅漑ラインを定期的にフラッシュするよう必要とされる水の低減をもたらす。この目的に対して、長さ25bの遠位端部は、例えば弁又は取外し可能なプラグによって、開放される。
水源の特性により、細流システムにおいて水をフィルター処理することには、日常的に注意が払われる。これは、目立つ大きな粒子、及び中程度の寸法の粒子まで処理する。依然として、全ての微粒子(「微粉」)を除去し得る実用的なフィールドシステムはないため、定期的にシステムはフラッシュされる。システムがフラッシュされる度に、水は浪費される。しかしながら、それは、管の開放を維持するよう必要なことである。
沈殿は、流速が低い際により早く発生する。微粉が沈殿しなかった場合、その大半は端にエミッタを通り過ぎる。本発明は、更なる乱流を有する流れを高速化することによって状況を改善し、それによって微粉が沈殿する傾向を低減し、エミッタを通過する機会を増大させる。故に、フラッシングの必要はより少なくされる。
図6中に示されるミキサー注入器におけるベーンは、システムの機能を向上させるが、必至であるわけではない。図1は、ベーンを有さない同一の種類のミキサー注入器を概略的に示し、該注入器は、依然として、本発明を有して有用であるストリームの供給を与える。
ヘッダーを供給する単一の大きなミキサー注入器を与えることが有用である一方、一般的には、各管のすぐ前方に個別のミキサー注入器を与えることは、望ましい。かかる適用に対する小さな注入器は、米国カリフォルニア州、ベイカーズフィールド在、Mazzei Injector Corporation社から市販されている。ヘッダーから下流におけるミキサー注入器の使用は、ヘッダーにおいて気泡が形成されないため、ヘッダーにおける気泡の融合を排除する。
図示される通り関連付けられる長さにおいて管を与えることは、潅漑における相違を大幅に低減し(reduces differences in irrigation)、フラッシングの必要性が少ないシステムを与える。
本発明は、制限的ではなく例証するよう与えられる図面中に示され且つ明細書中に記載される実施例によって制限されることはなく、添付の請求項の範囲に従って制限されるのみである。
本発明に従ったシステムの概略的レイアウトである。 図1中の線2−2における断面図である。 図1中の管の長さの長手方向断面図である。 図3中の線4−4における断面図である。 本発明を有して有用である他の実施例の管の断面図である。 現在望ましいミキサー注入器の断面図である。 図6中の線7−7における左手側端面図である。 図6中の線8−8における右手側端面図である。

Claims (7)

  1. 気体の超微粒気泡を有する水が直線状に延在する管に沿ってエミッタから注入される地下潅漑システムであって、
    前記管は、前記管の第1の長さと、前記管の第2の長さとを有し、
    前記長さは、互いに対して実質的に直線状に位置合わせをされ、前記各長さは、その直線状の範囲に沿って間隔をあけられたエミッタを有し、該エミッタは、一方の長さ上のエミッタと他方の長さ上の隣接するエミッタとの間の距離が既知であるよう、配列及び配置され、前記管は、管状湾曲部によって夫々の端部において接合され、前記湾曲部を通る前記第1の長さを介して前記第2の長さへの流体通路を与えるようにし、前記湾曲部から最も離れた前記第2の長さの端部は、流れるよう潅漑オペレーション中に閉じられ得、フラッシングオペレーション中に開放され得、前記長さは、前記直線状の位置合わせを実質的に保持するよう直線状の範囲の少なくとも一部分にわたって接合される、
    地下潅漑システム。
  2. 前記長さは、前記長さの局所的分離を可能にする中間ジョインダーによって接合される、
    請求項記載のシステム。
  3. 前記長さは、直線状の範囲の大部分にわたって連続的に接合される、
    請求項記載のシステム。
  4. 前記エミッタは、前記長さの両方に沿って均等に間隔をあけられる、
    請求項1記載のシステム。
  5. 地下潅漑の方法であって、
    キャビテーションミキサー注入器によって注入された気体の超微粒気泡を有する水が直線状に延在する管へと注入され、また地下土壌へと配給するよう前記管から注入される、地下潅漑システムであって、
    前記管は、前記管の第1の長さと、前記管の第2の長さとを有し、
    前記長さは、管状湾曲部によって夫々の端部において接合され、前記長さは、互いに対して実質的に直線状に位置合わせをされて延在し、流れるよう配給オペレーション中は閉じられ、フラッシングオペレーション中は開放される、前記湾曲部から取り除かれる第2の長さの端部を有し、前記長さは、前記直線状の位置合わせを実質的に保持するよう直線状の範囲の少なくとも一部分にわたって最初は接合され、前記各長さは、その直線状の範囲に沿って間隔をあけられたエミッタを有し、該エミッタは、一方の長さ上のエミッタと他方の長さ上の隣接するエミッタとの間の距離が既知であるよう、配列及び配置される、地下潅漑システムを操作する段階を有し、流れるよう閉じられた前記湾曲部から取り除かれる前記第2の長さの前記端部を有する潅漑オペレーションに対し、前記地下土壌に対して前記水及び気体の超微粒気泡を与えるようにする、方法。
  6. 地下潅漑の方法であって、
    キャビテーションミキサー注入器によって注入された気体の超微粒気泡を有する水が直線状に延在する管へと注入され、また地下土壌へと配給するよう前記管から注入される、地下潅漑システムであって、
    前記管は、前記管の第1の長さと、前記管の第2の長さとを有し、
    前記長さは、管状湾曲部によって夫々の端部において接合され、前記長さは、互いに対して実質的に直線状に位置合わせをされて延在し、流れるよう配給オペレーション中は閉じられ、フラッシングオペレーション中は開放される、前記湾曲部から取り除かれる第2の長さの端部を有し、前記長さは、前記直線状の位置合わせを実質的に保持するよう直線状の範囲の少なくとも一部分にわたって最初は接合され、前記各長さは、その直線状の範囲に沿って間隔をあけられたエミッタを有し、該エミッタは、一方の長さ上のエミッタと他方の長さ上の隣接するエミッタとの間の距離が既知であるよう、配列及び配置される、地下潅漑システムを操作する段階を有し、流れるよう開放される前記第2の長さの前記第2の端部を有するフラッシングオペレーションに対し、前記管に対して前記水及び気体の超微粒気泡を与えるようにする、方法。
  7. 請求項1に記載の地下潅漑システムであり、さらに気体の超微粒気泡がキャビテーションミキサー注入器によって注入される、地下潅漑システム。
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