JP5229905B2 - 無線通信システム、移動局装置、基地局装置、およびチャネル割当方法 - Google Patents

無線通信システム、移動局装置、基地局装置、およびチャネル割当方法 Download PDF

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本発明は、無線通信システム、移動局装置、基地局装置、およびチャネル割当方法に関し、特に、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance:搬送波感知多重アクセス/衝突回避)方式により無線チャネルの割り当て制御を行う無線通信システム、その無線通信システムを構成する移動局装置と基地局装置、およびその無線通信システムにおけるチャネル割当方法に関する。
無線通信システムの中には、CSMA/CA方式により無線チャネルの割り当て制御を行うものがある。
たとえば無線LAN(IEEE802.11)システム、PHS(Personal Handy-phone System)、XGP(eXtended Global Platform:次世代PHS)では、電波干渉による通信品質の低下やシステムスループットの低下を回避するために、基地局が、キャリアセンスによる空きチャネル判定を行い、干渉レベル(干渉波の受信レベル)が所定の閾値(以下「チャネル割当閾値」という)以下である無線チャネルを移動局に割り当てるようにしている。
なお、特許文献1には、ハンドオーバ中かどうかを示す移動局単位のハンドオーバ情報に基づいて、セル内の移動局の全部または一部に対して無線リソースを割り当てる基地局が開示されている。
国際公開第2005/084066号パンフレット
しかしながら、隣接セル間で同一の周波数帯域を使用するマルチセル環境下でCSMA/CA方式による無線チャネルの割り当て制御を行うと、各セルに対する無線リソースの配分に偏りが生じやすい。その理由を、図7に示す無線通信システム70を例に挙げて説明する。
無線通信システム70は、複数の移動局72(ここでは移動局72−1〜72−3のみを示す)と複数の基地局74(ここでは基地局74−1〜74−3のみを示す)とを含んで構成され、マルチセル環境を提供する。各基地局74は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)方式を採用しており、無線通信システム70に割り当てられた周波数帯域には、8つのサブチャネル(サブチャネル0〜7)が規定されているものとする。
ここで、セル76−2内に位置する移動局72−2がサブチャネル0,1,3〜5,7を介して基地局74−2と通信中であり、セル76−3内に位置する移動局72−3がサブチャネル2,6を介して基地局74−3と通信中であるものとすると、基地局74−1で得られるキャリアセンス結果はたとえば図8のようになる。すなわち、セル76−1の隣接セル76−2,76−3内にそれぞれ位置する移動局72−2,72−3から送信される無線信号が干渉波となって基地局74−1に到来し、サブチャネル0〜7の受信レベルすべてがチャネル割当閾値を超過している。
この場合、セル76−1内に位置する移動局72−1が最寄りの基地局74−1と新たに通信を開始しようとしても、サブチャネル0〜7の中に干渉レベルがチャネル割当閾値以下の空きチャネルがないため、基地局74−1は移動局72−1に対して無線チャネルを割り当てることができない。
このように、無線通信システム70では、先に通信を開始したセルが無線リソースを占有できるという、いわゆる「早い者勝ち」の仕組みにより、各セルに対する無線リソースの配分に偏りが生じやすくなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、各セルに対する無線リソースの配分の偏りを低減することができる無線通信システム、移動局装置、基地局装置、およびチャネル割当方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る無線通信システムは、移動局装置と、第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置の周辺に配置された第2の基地局装置と、を含み、前記第1の基地局装置および前記第2の基地局装置は、所定の周波数帯域に属する複数の無線チャネルのうち干渉レベルが所定の閾値以下である無線チャネルを使用する、無線通信システムであって、前記移動局装置は、前記第1の基地局装置に対して無線チャネルの割り当てを要求する第1の制御信号を送信するチャネル割当要求手段と、前記第1の基地局装置により前記無線チャネルの割り当てが拒否された場合に、前記第2の基地局装置に対して無線チャネルの開放を要求する第2の制御信号を送信するチャネル開放要求手段と、を含み、前記第2の基地局装置は、前記移動局装置から送信される前記第2の制御信号に基づいて、当該第2の基地局装置が使用している無線チャネルの少なくとも1つを開放するチャネル開放手段、を含み、前記チャネル割当要求手段は、前記第1の制御信号を送信してから所定時間後に、前記第1の基地局装置に対して前記第1の制御信号を再送信することを特徴とする。
本発明では、第1の基地局装置に無線チャネルの割り当てを拒否された移動局装置が、第1の基地局装置の周辺に配置された第2の基地局装置に対して無線チャネルの開放を直接要求する。そして、第2の基地局装置は、移動局装置からの要求に基づいて、自局が使用している無線チャネルの少なくとも1つを開放する。そうすると、その開放された無線チャネルの第1の基地局装置における干渉レベルが所定の閾値以下になる確率が高くなる。すなわち、第2の基地局装置により開放された無線チャネルが空きチャネルであると判定され、移動局装置に割り当てられる確率が高くなる。このため、本発明によれば、各セルに対する無線リソースの配分の偏りを低減することができる。
また、本発明の一態様では、前記第2の制御信号は、前記移動局装置が行う通信の優先度を示す優先度情報を含み、前記チャネル開放手段は、前記第2の制御信号に含まれる前記優先度情報が示す優先度に応じた数の無線チャネルを開放する。
この態様によれば、通信の優先度に応じた数の無線チャネルが移動局装置に割り当てられやすくなる。
また、本発明の一態様では、前記チャネル開放手段は、前記第2の基地局装置が使用している無線チャネルの数が所定数未満である場合に、前記無線チャネルの開放を制限する。
この態様によれば、各セルに対する無線リソースの配分の偏りをより好適に低減することができる。
また、本発明の一態様では、前記第2の制御信号の到達距離は、前記第1の制御信号の到達距離より長い。
この態様によれば、移動局装置から送信される第2の制御信号が、第1の基地局装置よりも移動局装置から離れた位置に配置された第2の基地局装置に到達しやすくなる。
なお、この態様では、前記第2の制御信号の帯域幅は、前記第1の制御信号の帯域幅より狭くてもよい。こうすれば、移動局装置の送信電力を上昇させることなく(雑音電力を増やすことなく)、第2の制御信号の到達距離を第1の制御信号の到達距離より伸ばすことができる。
また、本発明の一態様では、前記第1の基地局装置および前記第2の基地局装置には、所定の周期で繰り返される互いに異なる第1の制御信号受信タイミングおよび第2の制御信号受信タイミングがそれぞれ割り当てられており、前記第1の制御信号および前記第2の制御信号は、前記第1の制御信号受信タイミングのいずれかでそれぞれ送信され、前記第2の基地局装置は、前記第2の制御信号受信タイミングとは異なるタイミングで受信される制御信号を前記第2の制御信号として認識する。
この態様によれば、制御信号に第1の制御信号と第2の制御信号とを区別するための識別する識別情報を含めることなく、第1の制御信号と第2の制御信号とを区別することができるようになる。
また、本発明に係る移動局装置は、所定の周波数帯域に属する複数の無線チャネルのうち干渉レベルが所定の閾値以下である無線チャネルを使用する複数の基地局装置のうち第1の基地局装置に対して、無線チャネルの割り当てを要求する第1の制御信号を送信するチャネル割当要求手段と、前記第1の基地局装置により前記無線チャネルの割り当てが拒否された場合に、前記第1の基地局装置の周辺に配置された第2の基地局装置に対して、無線チャネルの開放を要求する第2の制御信号を送信するチャネル開放要求手段と、を含み、前記チャネル割当要求手段は、前記第1の制御信号を送信してから所定時間後に、前記第1の基地局装置に対して前記第1の制御信号を再送信することを特徴とする。
また、本発明に係る基地局装置は、所定の周波数帯域に属する複数の無線チャネルのうち干渉レベルが所定の閾値以下である無線チャネルを使用する基地局装置であって、当該基地局装置の周辺に配置された他の基地局装置に無線チャネルの割り当てを拒否された移動局装置から当該基地局装置に対して送信される無線チャネルの開放要求に基づいて、当該基地局装置が使用している無線チャネルの少なくとも1つを開放するチャネル開放手段を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るチャネル割当方法は、移動局装置と、第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置の周辺に配置された第2の基地局装置と、を含み、前記第1の基地局装置および前記第2の基地局装置は、所定の周波数帯域に属する複数の無線チャネルのうち干渉レベルが所定の閾値以下である無線チャネルを使用する、無線通信システムにおけるチャネル割当方法であって、前記移動局装置が、前記第1の基地局装置に対して無線チャネルの割り当てを要求する第1の制御信号を送信するステップと、前記第1の基地局装置により前記無線チャネルの割り当てが拒否された場合に、前記移動局装置が、前記第2の基地局装置に対して無線チャネルの開放を要求する第2の制御信号を送信するステップと、前記第2の基地局装置が、前記移動局装置から送信される前記第2の制御信号に基づいて、当該第2の基地局装置が使用している無線チャネルの少なくとも1つを開放するステップと、前記第1の制御信号を送信してから所定時間後に、前記移動局装置が、前記第1の基地局装置に対して前記第1の制御信号を再送信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システムにおけるチャネル構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線チャネル(PRU)の割り当て方法の一例を示すシーケンス図である。 狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)の送信を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動局および基地局の機能ブロック図である。 狭帯域レンジングチャネルに含まれるシンボルパターンと通信優先度との対応関係の一例を示す図である。 マルチセル環境を提供する従来の無線通信システムの構成を示す図である。 従来の基地局で得られるキャリアセンス結果の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム10の構成を示す図である。同図に示すように、無線通信システム10は、複数の移動局12(ここでは移動局12−1〜12−3のみを示す)と複数の基地局14(ここでは基地局14−1〜14−3のみを示す)とを含んで構成され、マルチセル環境を提供する。たとえば、基地局14−1は、そのセル16−1が基地局14−2のセル16−2と基地局14−3のセル16−3に隣接するよう、基地局14−2,14−3の周辺に配置されている。
また、各基地局14は、OFDMA方式およびTDMA/TDD(Time Division Multiple Access/Time Division Duplex:時分割多元接続/時分割複信)方式を採用しており、自局のセル16内に位置する移動局12と無線通信を行う。
図2は、無線通信システム10におけるチャネル構成を示す図である。同図に示すように、無線通信システム10では、TDMAフレーム(5ms)が上りサブフレーム(2.5ms)と下りサブフレーム(2.5ms)とに区分され、さらに各サブフレームがそれぞれ4つのタイムスロット(スロット1〜スロット4)に均等に区分されている。また、所定の周波数帯域に複数(たとえば18)のOFDMAサブチャネルが規定されている。なお、移動局12と基地局14との通信に割り当てられる無線チャネルの最小単位はPRU(Physical Resource Unit)と呼ばれ、8つのタイムスロットのいずれかと複数のサブチャネルのいずれかとに属する。
なお、無線通信システム10では、各基地局14に対して、所定の周期で繰り返される互いに異なる共通チャネル(Common Channel:CCH)の送受信タイミング(以下単に「CCHタイミング」という)が割り当てられている。具体的には、連続する20のTDMAフレームに含まれる80のタイムスロット対(4対の上下タイムスロット×20フレーム)のいずれか1つがCCHタイミングとして各基地局14に割り当てられている。さらに、無線通信システム10では、特定のサブチャネル(たとえば図2に示すサブチャネル0)が、共通チャネル専用のサブチャネルとして規定されている。
すなわち、各基地局14は、20フレーム周期で繰り返される自局のCCHタイミングで、共通チャネル専用のサブチャネルを介して共通チャネルを送受信する。なお、後述するように、共通チャネルには、報知チャネル(Broadcast Control Channel:BCCH)、レンジングチャネル(「タイミング補正チャネル(Timing Correct Channel:TCCH)」ともいう、第1の制御信号)、シグナリング制御チャネル(Signaling Control Channel:SCCH)、狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH、第2の制御信号)、およびチャネル割当(SCCH)などが含まれる。
図3は、無線通信システム10における無線チャネル(PRU)の割り当て方法の一例を示すシーケンス図である。ここでは、基地局14−2がセル16−2内に位置する1以上の移動局12(移動局12−2など)と所定数以上のサブチャネルを介して通信しており、基地局14−3がセル16−3内に位置する1以上の移動局12(移動局12−3など)と所定数以上のサブチャネルを介して通信しているものとする(図1参照)。
基地局14−1〜14−3はそれぞれ、自局のCCHタイミングで、自局のセル16内に位置する移動局12に対して、基地局ID(Base Statoin ID:BSID)などのシステム情報を含む報知チャネル(BCCH)を送信している。
たとえば、基地局14−1のセル16−1内に位置する移動局12−1は、基地局14−1から周期的に送信される報知チャネルを受信する(S100)。ここで、移動局12−1が基地局14−1との通信を開始する場合、移動局12−1はまず、基地局14−1に対してPRUの割り当てを要求するレンジングチャネル(TCCH)を基地局14−1のCCHタイミングで送信する(S102)。
基地局14−1は、移動局12−1からのレンジングチャネルを受信すると、CSMA/CA方式により移動局12−1に対するPRUの割り当て制御を行う。すなわち、基地局14−1は、キャリアセンスによる空きチャネル判定を行い(S104)、干渉レベルがチャネル割当閾値以下のPRU(空きPRU)が存在するか否かを確認する。ここで、空きPRUが存在すれば、基地局14−1は、移動局12−1にその空きPRUを割り当てるが、隣接セル16−2,16−3からの干渉波などによって空きPRUが存在しなければ、移動局12−1に対してPRUの割り当てを拒否するシグナリング制御チャネル(SCCH)を返信する(S106)。
本実施形態では、基地局14−1によりPRUの割り当てが拒否された場合、図4に示すように、移動局12−1は、基地局14−1の周辺に配置された基地局14(基地局14−2,14−3など)に対してPRUの開放を要求する狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)を基地局14−1のCCHタイミングで送信する(S108)。
基地局14−2,14−3は、他局のCCHタイミング(自局のCCHタイミングとは異なるCCHタイミング)で移動局12(ここでは移動局12−1)から共通チャネルを受信すると、その共通チャネルをPRUの開放を要求する狭帯域レンジングチャネルとして認識する。そして、基地局14−2,14−3は、受信された狭帯域レンジングチャネルに基づいて、自局が通信チャネルとして使用しているPRUの少なくとも1つを開放する(S110)。その後、基地局14−2,14−3は、開放されたPRUが割り当てられていた移動局12(ここでは移動局12−2,12−3とする)に対して、PRUの割り当て変更(削減)を通知する個別制御チャネル(Individual Control Channel:ICCH)をそれぞれ送信する(S112)。
一方、S106で基地局14−1にPRUの割り当てを拒否された移動局12−1は、S108で狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)を送信してから所定時間τだけ待機した後に(S114)、基地局14−1に対してPRUの割り当てを要求するレンジングチャネル(TCCH)を再送信する(S116)。
基地局14−1は、移動局12−1からのレンジングチャネル(TCCH)を受信すると、S104と同様、キャリアセンスによる空きチャネル判定を行う(S118)。ただし、S110では基地局14−2,14−3によって少なくとも1つのPRUがそれぞれ開放されているため、開放されたPRUの基地局14−1における干渉レベルがチャネル割当閾値以下になっている確率は高い。すなわち、S118において空きPRUが存在すると判定される可能性はS104におけるそれより高い。ここで、空きチャネルが存在すれば、基地局14−1は、移動局12−1に対してPRUを割り当てるためのチャネル割当(SCCH)を返信する(S120)。
このように、無線通信システム10では、空きPRUの不足によってある基地局14にPRUの割り当てを拒否された移動局12が、その基地局14の周辺に配置された基地局14に対してPRUの開放を要求する狭帯域レンジングチャネルを送信する。そして、その狭帯域レンジングチャネルを受信した基地局14は、自局が通信チャネルとして使用しているPRUの少なくとも1つを開放する。このため、いわゆる「早い者勝ち」の仕組みによる各セルに対する無線リソースの配分の偏りを低減することができる。
以下では、上記処理を実現するために移動局12および基地局14が備える構成について説明する。図5は、移動局12および基地局14の機能ブロック図である。
図5(左側)に示すように、移動局12は、アンテナ20、受信RF部22、受信ベースバンド部24、通信優先度決定部26、狭帯域レンジングチャネル決定部28、送信ベースバンド部30、および送信RF部32を含んで構成される。このうち、通信優先度決定部26および狭帯域レンジングチャネル決定部28は、たとえばCPU(Central Processing Unit)およびCPUの動作を制御するプログラムで構成される。
アンテナ20は、無線信号を受信し、受信された無線信号を受信RF部22に出力する。また、アンテナ20は、送信RF部32から供給される無線信号を基地局14に対して送信する。
受信RF部22は、低雑音増幅器、周波数変換器、帯域通過フィルタ、およびA/D変換器を含んで構成される。受信RF部22は、アンテナ20から入力される無線信号を低雑音増幅器で増幅し、中間周波数信号にダウンコンバートしてから、ディジタルに変換された信号を受信ベースバンド部24に出力する。
受信ベースバンド部24は、たとえばDSP(Digital Signal Processor)で構成され、受信RF部22から入力されるディジタル信号(OFDM信号)に対して1次復調(FFT:Fast Fourier Transform)や2次復調(シンボルデマッピング)などを行い、基地局14からの受信データを取得する。そして、受信ベースバンド部24は、取得された受信データを上位層(図示せず)や狭帯域レンジングチャネル決定部28などに出力する。
通信優先度決定部26は、移動局12が基地局14との通信を開始する前(または基地局14との通信中)に、その通信の優先度を決定する。本実施形態では、通信優先度決定部26は、通信の種別(音声通信、データ通信など)、通信に求められるQoS(Quality of Service:サービス品質)、送信ベースバンド部30に入力される送信データの量などに基づいて、通信の優先度(1:高、2:中、3:低)を決定する。
狭帯域レンジングチャネル決定部28は、移動局12が基地局14にPRUの割り当てを拒否された場合(受信ベースバンド部24からPRUの割り当てを拒否するシグナリング制御チャネル(SCCH)の受信データが入力された場合)に、通信優先度決定部26により決定される通信の優先度に基づいて、狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)に含めるシンボルパターンを決定する。
無線通信システム10では、図6に示すように、通信の優先度(1,2,3)ごとに、互いに連続波形が異なり相互相関の低いシンボルパターン(シンボルパターン1,2,3)が予め規定されている。そこで、狭帯域レンジングチャネル決定部28は、同図に示す対応関係に基づいて、通信の優先度に対応するシンボルパターンを狭帯域レンジングチャネルに含めるシンボルパターンとして決定する。なお、ここではシンボルパターンを通信の優先度を示す優先度情報として用いているが、移動局12が必要とするPRUの数など、シンボルパターン以外の情報を優先度情報として用いてもよい。
送信ベースバンド部30は、たとえばDSPで構成され、上位レイヤ(図示せず)から入力される基地局14宛ての送信データに対して1次変調(シンボルマッピング)や2次変調(IFFT)などを行い、得られたディジタル信号(OFDM信号)を送信RF部32に出力する。
特に、移動局12が基地局14にPRUの割り当てを拒否された場合、送信ベースバンド部30は、狭帯域レンジングチャネル決定部28で決定されるシンボルパターンを含む狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)を生成する。なお、レンジングチャネルが接続先として選択された基地局14(主に最寄りの基地局14)に対して送信される共通チャネル(CCH)であるのに対し、狭帯域レンジングチャネルは接続先として選択された基地局14の周辺に配置された基地局14(最寄りの基地局14よりも移動局12から離れた位置に配置された基地局14)に対して送信される共通チャネルである。このため、送信ベースバンド部30で生成される狭帯域レンジングチャネルの帯域幅(ここではサブキャリアの数)は、レンジングチャネル(TCCH)の帯域幅よりも狭い方が望ましい。そうすれば、移動局12の送信電力を上昇させることなく(雑音電力を増やすことなく)、狭帯域レンジングチャネルの到達距離をレンジングチャネルの到達距離より伸ばすことができるからである。
送信RF部32は、電力増幅器、周波数変換器、帯域通過フィルタ、およびD/A変換器を含んで構成される。送信RF部32は、送信ベースバンド部30から入力されるディジタル信号をアナログ信号に変換した後、無線信号にアップコンバートし、電力増幅器で送信出力レベルまで増幅してから、アンテナ20に供給する。
一方、図5(右側)に示すように、基地局14は、アンテナ40、受信RF部42、受信ベースバンド部44、狭帯域レンジングチャネル処理部46、キャリアセンス処理部48、チャネル割当制御部50、送信ベースバンド部52、および送信RF部54を含んで構成される。このうち、狭帯域レンジングチャネル処理部46、キャリアセンス処理部48、およびチャネル割当制御部50は、たとえばCPUおよびCPUの動作を制御するプログラムで構成される。
アンテナ40は、無線信号を受信し、受信された無線信号を受信RF部42に出力する。また、アンテナ40は、送信RF部54から供給される無線信号を移動局12に対して送信する。
受信RF部42は、低雑音増幅器、周波数変換器、帯域通過フィルタ、およびA/D変換器を含んで構成される。受信RF部42は、アンテナ40から入力される無線信号を低雑音増幅器で増幅し、中間周波数信号にダウンコンバートしてから、ディジタルに変換された信号を受信ベースバンド部44に出力する。
受信ベースバンド部44は、たとえばDSP(Digital Signal Processor)で構成され、受信RF部42から入力されるディジタル信号(OFDM信号)に対して1次復調(FFT)や2次復調(シンボルデマッピング)などを行い、各移動局12からの受信データを取得する。そして、受信ベースバンド部44は、取得された受信データを上位層(図示せず)などに出力する。
なお、移動局12からの共通チャネル(CCH)が受信された場合、受信ベースバンド部44は、自局のCCHタイミングで受信された共通チャネルをレンジングチャネル(TCCH)として認識し、他局のCCHタイミングで受信された共通チャネルを狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)として認識する。そして、受信ベースバンド部44は、狭帯域レンジングチャネルとして認識された共通チャネルのシンボルデータを狭帯域レンジングチャネル処理部46に出力する。
一方、共通チャネル専用のサブチャネル(たとえばサブチャネル0)を除く各サブチャネルのシンボルデータについては、キャリアセンス処理部48に出力される。
狭帯域レンジングチャネル処理部46は、移動局12からの狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)が受信された場合(受信ベースバンド部44から狭帯域レンジングチャネルのシンボルデータが入力された場合)に、受信された狭帯域レンジングチャネルに含まれるシンボルパターンに基づいて、移動局12の通信の優先度を特定する。
具体的には、狭帯域レンジングチャネル処理部46は、受信ベースバンド部44から入力される狭帯域レンジングチャネルのシンボルデータと、予め保持している3つのシンボルパターン1〜3(図6参照)のそれぞれと、の相関をとり、その相関に基づいて狭帯域レンジングチャネルに含まれるシンボルパターンを検出する。そして、狭帯域レンジングチャネル処理部46は、検出されたシンボルパターンに基づいて、移動局12が行う通信の優先度(ここでは、高、中、低のいずれか)を特定する。
キャリアセンス処理部48は、キャリアセンスによる空きチャネル判定を行う。たとえば、キャリアセンス処理部48は、受信ベースバンド部44から入力される各サブチャネルのシンボルデータに基づいて各サブチャネルの受信レベルを算出し、算出された受信レベルが所定フレーム(たとえば4フレーム)の間連続してチャネル割当閾値以下であるサブチャネルを空きチャネルであると判定する。なお、キャリアセンス処理部48は、所定フレームにわたる受信レベルの平均値がチャネル割当閾値以下であるサブチャネルを空きチャネルであると判定してもよいし、その他の判定基準に基づいて空きチャネル判定を行ってもよい。
チャネル割当制御部50は、キャリアセンス処理部48による空きチャネルの判定結果(キャリアセンス結果)に基づいて、移動局12に対するPRUの割り当てを制御する。たとえば、チャネル割当制御部50は、PRUの割り当てを要求するレンジングチャネル(TCCH)を送信した移動局12に対して、キャリアセンス処理部48により空きチャネルであると判定されたPRU(空きPRU)の少なくとも1つを割り当てる。
一方、移動局12からの狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)が受信された場合、チャネル割当制御部50は、基地局14が通信チャネルとして使用しているPRUの少なくとも1つを開放する。このとき、チャネル割当制御部50は、狭帯域レンジングチャネル処理部46により特定される通信の優先度(ここでは、高、中、低のいずれか)に応じた数のPRUを開放する。たとえば、通信の優先度が「高」であれば3つのPRUが開放され、通信の優先度が「低」であれば1つのPRUが開放される。なお、移動局12からの狭帯域レンジングチャネル(拡張TCCH)が受信された場合であっても、基地局14が通信チャネルとして使用しているPRUの数が所定数未満である場合には、チャネル割当制御部50は、PRUの開放を制限してもよい。こうすれば、PRUの使用数が少ない基地局14が必要以上にPRUを開放することを防ぐことができる。
送信ベースバンド部52は、たとえばDSPで構成され、チャネル割当制御部50により決定されたPRUの割り当て結果に従って、上位層(図示せず)から入力される移動局12宛ての送信データに対して1次変調(シンボルマッピング)や2次変調(IFFT)などを行い、得られたディジタル信号(OFDM信号)を送信RF部54に出力する。
送信RF部54は、電力増幅器、周波数変換器、帯域通過フィルタ、およびD/A変換器を含んで構成される。送信RF部54は、送信ベースバンド部52から入力されるディジタル信号をアナログ信号に変換した後、無線信号にアップコンバートし、電力増幅器で送信出力レベルまで増幅してから、アンテナ40に供給する。
以上説明した無線通信システム10によれば、空きPRUの不足によってある基地局14にPRUの割り当てを拒否された移動局12が、その基地局14の周辺に配置された基地局14に対してPRUの開放を要求する狭帯域レンジングチャネルを直接送信する。そして、その狭帯域レンジングチャネルを受信した基地局14は、自局が通信チャネルとして使用しているPRUの少なくとも1つを開放する。このため、いわゆる「早い者勝ち」の仕組みによる各セルに対する無線リソースの配分の偏りを低減することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態では、移動局が基地局との通信を開始する場面を例に挙げて説明をしたが、基地局と通信中の移動局が、空きPRUの不足を理由にその基地局からPRUのさらなる割り当てを拒否された場合に狭帯域レンジングチャネルを送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、OFDMA方式およびTDMA/TDD方式を採用する基地局を含む無線通信システムに本発明を適用した例を示したが、本発明は、隣接セル間で同一の周波数帯域を使用するマルチセル環境下でCSMA/CA方式による無線チャネルの割り当て制御を行う無線通信システム全般に広く適用可能である。
10,70 無線通信システム、12,72 移動局、14,74 基地局、16,76 セル、20,40 アンテナ、22,42 受信RF部、24,44 受信ベースバンド部、26 通信優先度決定部、28 狭帯域レンジングチャネル決定部、30,52 送信ベースバンド部、32,54 送信RF部、46 狭帯域レンジングチャネル処理部、48 キャリアセンス処理部、50 チャネル割当制御部。

Claims (9)

  1. 移動局装置と、第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置の周辺に配置された第2の基地局装置と、を含み、前記第1の基地局装置および前記第2の基地局装置は、所定の周波数帯域に属する複数の無線チャネルのうち干渉レベルが所定の閾値以下である無線チャネルを使用する、無線通信システムであって、
    前記移動局装置は、
    前記第1の基地局装置に対して無線チャネルの割り当てを要求する第1の制御信号を送信するチャネル割当要求手段と、
    前記第1の基地局装置により前記無線チャネルの割り当てが拒否された場合に、前記第2の基地局装置に対して無線チャネルの開放を要求する第2の制御信号を送信するチャネル開放要求手段と、
    を含み、
    前記第2の基地局装置は、
    前記移動局装置から送信される前記第2の制御信号に基づいて、当該第2の基地局装置が使用している無線チャネルの少なくとも1つを開放するチャネル開放手段、
    を含み、
    前記チャネル割当要求手段は、前記第1の制御信号を送信してから所定時間後に、前記第1の基地局装置に対して前記第1の制御信号を再送信する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記第2の制御信号は、前記移動局装置が行う通信の優先度を示す優先度情報を含み、
    前記チャネル開放手段は、前記第2の制御信号に含まれる前記優先度情報が示す優先度に応じた数の無線チャネルを開放する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1または2に記載の無線通信システムにおいて、
    前記チャネル開放手段は、前記第2の基地局装置が使用している無線チャネルの数が所定数未満である場合に、前記無線チャネルの開放を制限する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、
    前記第2の制御信号の到達距離は、前記第1の制御信号の到達距離より長い、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項4に記載の無線通信システムにおいて、
    前記第2の制御信号の帯域幅は、前記第1の制御信号の帯域幅より狭い、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、
    前記第1の基地局装置および前記第2の基地局装置には、所定の周期で繰り返される互いに異なる第1の制御信号受信タイミングおよび第2の制御信号受信タイミングがそれぞれ割り当てられており、
    前記第1の制御信号および前記第2の制御信号は、前記第1の制御信号受信タイミングのいずれかでそれぞれ送信され、
    前記第2の基地局装置は、前記第2の制御信号受信タイミングとは異なるタイミングで受信される制御信号を前記第2の制御信号として認識する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  7. 所定の周波数帯域に属する複数の無線チャネルのうち干渉レベルが所定の閾値以下である無線チャネルを使用する複数の基地局装置のうち第1の基地局装置に対して、無線チャネルの割り当てを要求する第1の制御信号を送信するチャネル割当要求手段と、
    前記第1の基地局装置により前記無線チャネルの割り当てが拒否された場合に、前記第1の基地局装置の周辺に配置された第2の基地局装置に対して、無線チャネルの開放を要求する第2の制御信号を送信するチャネル開放要求手段と、
    を含み、
    前記チャネル割当要求手段は、前記第1の制御信号を送信してから所定時間後に、前記第1の基地局装置に対して前記第1の制御信号を再送信する、
    ことを特徴とする移動局装置。
  8. 所定の周波数帯域に属する複数の無線チャネルのうち干渉レベルが所定の閾値以下である無線チャネルを使用する基地局装置であって、
    当該基地局装置の周辺に配置された他の基地局装置に無線チャネルの割り当てを拒否された移動局装置から当該基地局装置に対して送信される無線チャネルの開放要求に基づいて、当該基地局装置が使用している無線チャネルの少なくとも1つを開放するチャネル開放手段を含む、
    ことを特徴とする基地局装置。
  9. 移動局装置と、第1の基地局装置と、前記第1の基地局装置の周辺に配置された第2の基地局装置と、を含み、前記第1の基地局装置および前記第2の基地局装置は、所定の周波数帯域に属する複数の無線チャネルのうち干渉レベルが所定の閾値以下である無線チャネルを使用する、無線通信システムにおけるチャネル割当方法であって、
    前記移動局装置が、前記第1の基地局装置に対して無線チャネルの割り当てを要求する第1の制御信号を送信するステップと、
    前記第1の基地局装置により前記無線チャネルの割り当てが拒否された場合に、前記移動局装置が、前記第2の基地局装置に対して無線チャネルの開放を要求する第2の制御信号を送信するステップと、
    前記第2の基地局装置が、前記移動局装置から送信される前記第2の制御信号に基づいて、当該第2の基地局装置が使用している無線チャネルの少なくとも1つを開放するステップと、
    前記第1の制御信号を送信してから所定時間後に、前記移動局装置が、前記第1の基地局装置に対して前記第1の制御信号を再送信するステップと、
    を含むことを特徴とするチャネル割当方法。
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