JP5225627B2 - 排気弁 - Google Patents

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Description

本発明は、配管に水を送り込むときに開弁して配管内の空気を排気し、排気が終われば閉弁し、また配管系の圧力が低下して真空状態となったときに開弁して外部空気を導入することにより真空状態を破壊する排気弁に関する。
従来の排気弁は、ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、弁室と流出口の間に弁座を形成し、弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を連通する通孔を設けたフロート受けを固定し、フロート受け内にフロートを自由状態で配したものである。この排気弁は、先ず配管に水を送り込むときにはフロートが弁座から離座して降下した開弁状態であり、流入口から弁室内に流入してくる配管内の空気をリブの間の空間からフロート受け上端を通して及び通孔からフロート受け内を通して流出口に排気する。そして排気が終わって配管内の水が流入口から弁室内に流入してくると、リブの間の空間からフロート受け上端を通して及び通孔を通してフロート受け内に流入する水によってフロートが浮上して弁座に着座し閉弁する。また配管系の圧力が低下して真空状態となったときにはフロートが弁座から離座して降下し、流出口から弁室内に流入してくる外部空気をフロート受け内から通孔を通して及びフロート受け上端からリブの間の空間を通して流入口から配管内に導入することにより真空状態を破壊する。
上記従来の排気弁は、水が流入口から弁室内に急激に流入してくると、流出口から漏水してしまう問題点があった。これは、フロート受け底部の通孔の開口面積が小さいので、フロート受け内の水位の上昇が遅れるために、フロートの浮上が遅れ、リブの間の空間からフロート受け上端を通過する水の一部が漏水するためである。また、上記従来の排気弁は、真空状態を破壊するときにフロートが充分に降下せず、半開状態になったりあるいは小刻みな開閉弁を繰り返すために、真空破壊能力が小さく真空破壊に時間がかかると言う問題点があった。これは、流出口から弁室内に流入する外部空気の大半が直進してフロート受け内に入り、フロート受けの底部に当たって跳ね返るために、フロートが浮き上がるためである。またフロート受け内に入った外部空気が通孔を通過しきれないために、フロート受け内のフロート下方の圧力が上昇し、フロートが浮き上がるためである。
実公昭53−1622号公報
従って本発明の技術的課題は、水が流入口から弁室内に急激に流入してきても漏水を生じることがなく、また、真空破壊能力が大きく速やかに真空破壊できる排気弁を提供することである。
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、弁室と流出口の間に弁座を形成し、弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を連通する通孔を設けたフロート受けを配し、フロート受け内にフロートを自由状態で配したものにおいて、フロート受けを上下に変位自在に配置し、流入口から弁室内に空気が流入するときはフロート受けが流入口側に変位し流入口から弁室内に流入する水の流速による力がフロート受けの重量よりも大きくなるとフロート受けが流出口側に変位し流出口から弁室内に流入する外部空気の勢いでフロート受けが流入口側に変位して弁室内に流入してくる外部空気を流入口に導入することを特徴とするものである。
本発明は、流入口から弁室内に流入する水の流速による力がフロート受けの重量よりも大きくなるとフロート受けが流出口側に変位することにより、フロート受け内の少しの水位上昇よりフロートが弁座に着座し閉弁するので、漏水を生じることがないという優れた効果を生じる。また、本発明は、上下に変位自在に配したフロート受けが流出口から弁室内に流入する外部空気の勢いで流入口側に変位して弁室内に流入してくる外部空気を流入口に導入することにより、フロートが浮き上がっても、フロートと弁座との間に充分な流路を確保でき、真空破壊能力が大きく速やかに真空破壊できるという優れた効果を生じる。
本発明は、フロート受けを上下に変位自在に配置し、流入口から弁室内に流入する水の流速による力がフロート受けの重量よりも大きくなるとフロート受けが流出口側に変位し流出口から弁室内に流入する外部空気の勢いでフロート受けが流入口側に変位して弁室内に流入してくる外部空気を流入口に導入するものである。そのため、フロート受けの流出側への変位に伴ってフロートも流出口側へ変位するので、通孔を通してフロート受け内に流入する水によるフロート受け内の少しの水位上昇よりフロートが弁座に着座し閉弁する。そのため、漏水を生じることがない。また、フロート受けの底部に当たって跳ね返る外部空気により、あるいはフロート受け内のフロート下方の圧力上昇により、フロートが浮き上がっても、フロートと弁座との間に充分な流路を確保できる。そのため、真空破壊能力が大きく速やかに真空破壊できる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。本体1に蓋2をボルトで締結して内部に弁室3を有するケーシングを形成する。本体1の下部に流入口4を形成し、蓋2の上部に流出口5を形成する。蓋2に弁座6を間に挟んで取付部材7をネジで固定する。
本体1は弁室3の内壁に内側に突出した複数のリブ9を一体に有し、リブ9の内側に有底のほぼ円筒形状のフロート受け10を上下に変位自在に配置する。フロート受け10はその底部に内外を連通する小さな開口面積の通孔11を有する。フロート受け10内に球形のフロート12を自由状態で配置する。フロート受け10は、流入口4から弁室3内に空気が流入するときや水が緩やかに流入するときは流入口4側に変位してリブ9の段部14で係止され、流入口4から弁室3内に水が急激に流入するときは水の勢いで流出口5側に変位して、上端がスナップリング15で係止され、真空破壊時には流出口5から弁室3内に流入する外部空気の勢いで流入口4側に変位してリブ9の段部14で係止される。
上記実施例の排気弁の動作は下記の通りである。先ず配管に水を送り込むときにはフロート受け10は流入口4側に変位してリブ9の段部14で係止されている。フロート12は弁座6から離座して降下しフロート受け10の底壁に載った開弁状態である。これにより、弁室3内に流入してくる配管内の空気をリブ9の間の空間からフロート受け10上端を通して及び通孔11からフロート受け10内を通して流出口5に排気する。
そして排気が終わって配管内の水が流入口4から弁室3内に緩やかに流入してくると、フロート受け10はリブ9の段部14で係止された状態を維持する。また、配管内の水が流入口4から弁室3内に急激に流入してくると、フロート受け10は水の勢いで流出口5側に変位してフロート12を弁座6に近付ける。フロート12はリブ9の間の空間からフロート受け10上端を通して及び通孔11を通してフロート受け10内に流入する水によって浮上して弁座6に着座し閉弁する。これにより、水の漏出を防止する。
配管系の圧力が低下して真空状態となったときにはフロート12が弁座6から離座して降下しフロート受け10の底壁に載った開弁状態となる。これにより、弁室3内に流入してくる外部空気をフロート受け10上端からリブ9の間の空間を通して及びフロート受け10内から通孔11を通して流入口4から配管内に導入することにより真空状態を破壊する。このとき、フロート受け10は流出口5から弁室3内に流入する外部空気の勢いで流入口4側に変位してリブ9の段部14で係止されている。そのため、フロート受け10の底部に当たって跳ね返る外部空気により、またフロート受け10内のフロート12下方の圧力上昇により、フロート12が浮き上がっても、フロート12と弁座6との間に充分な流路を確保できる。
本発明の実施例の排気弁の断面図。
符号の説明
1 本体
2 蓋
3 弁室
4 流入口
5 流出口
6 弁座
9 リブ
10 フロート受け
11 通孔
12 フロート

Claims (1)

  1. ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、弁室と流出口の間に弁座を形成し、弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を連通する通孔を設けたフロート受けを配し、フロート受け内にフロートを自由状態で配したものにおいて、フロート受けを上下に変位自在に配置し、流入口から弁室内に空気が流入するときはフロート受けが流入口側に変位し流入口から弁室内に流入する水の流速による力がフロート受けの重量よりも大きくなるとフロート受けが流出口側に変位し流出口から弁室内に流入する外部空気の勢いでフロート受けが流入口側に変位して弁室内に流入してくる外部空気を流入口に導入することを特徴とする排気弁。
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