JP5222758B2 - Gear pump - Google Patents
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Description
本発明は、ギヤポンプに関する。 The present invention relates to a gear pump.
従来、ギヤポンプとして特許文献1記載の技術が公知となっている。この発明によれば、従動軸に従動ギヤを相対回転可能に固定することにより、従動軸に滑り軸受けの機能を持たせている。
Conventionally, the technique of
しかしながら、従来の発明にあっては、ギヤポンプの小型化を目的として従動軸の小径化や従動ギヤ(駆動ギヤ共)の薄肉化を行うと、従動軸と従動ギヤの摺動抵抗が増大してしまうという問題点があった。 However, in the conventional invention, if the diameter of the driven shaft is reduced or the driven gear (both the drive gear) is thinned for the purpose of reducing the size of the gear pump, the sliding resistance between the driven shaft and the driven gear increases. There was a problem of end.
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、ギヤポンプの小型化と製造コストの削減を実現できるギヤポンプを提供することである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a gear pump capable of realizing downsizing of the gear pump and reduction of manufacturing cost.
請求項1記載の発明では、少なくとも互いに噛合する2つのギヤを備え、これら各々のギヤを駆動する駆動軸及び従動軸が回転自在に装着されている外接式のギヤポンプであって、前記駆動軸の先端には駆動モータの先端と嵌合可能な嵌合凸部または嵌合凹部が設けられ、前記駆動軸及び従動軸には、それぞれ対応する前記各々のギヤを駆動可能な凸部が設けられ、前記各々のギヤには、それぞれ対応する前記駆動軸の凸部及び従動軸の凸部と嵌合可能な凹部が共通の位置に設けられ、前記ギヤポンプの組立時に、前記駆動軸の先端に設けられた凸部または凹部と前記従動軸の凸部の方向をあわせることで前記駆動軸の凸部と従動軸の凸部とが所定の位相差を持った位置になるよう設定し、前記各々のギヤの前記凹部を前記凸部に嵌合させることを特徴とする。
According to the first aspect of the present invention, there is provided an external gear pump including at least two gears meshing with each other , and a drive shaft and a driven shaft for driving each of the gears . The front end is provided with a fitting convex portion or a fitting concave portion that can be fitted with the front end of the drive motor, and the driving shaft and the driven shaft are provided with convex portions capable of driving the corresponding gears, respectively. Each gear is provided with a concave portion that can be fitted to the corresponding convex portion of the drive shaft and the convex portion of the driven shaft at a common position, and is provided at the tip of the drive shaft when the gear pump is assembled. By aligning the direction of the convex portion or concave portion with the convex portion of the driven shaft, the convex portion of the drive shaft and the convex portion of the driven shaft are set to a position having a predetermined phase difference. engaged to fitting of the concave portion to the convex portion And wherein the door.
請求項1記載の発明では、従動軸と従動ギヤが凸部と凹部により回り止めされてこれら両者間に摺動抵抗が発生しないため、従動軸の小径化や従動ギヤ(駆動ギヤ共)の薄肉化を行うことができ、ギヤポンプを小型化できる。 According to the first aspect of the present invention, the driven shaft and the driven gear are prevented from rotating by the convex portion and the concave portion, and no sliding resistance is generated between them. The gear pump can be miniaturized.
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
以下、実施例1を説明する。
図1、2に示すように、実施例1のギヤポンプ1は、自動車のブレーキ液圧制御用のアクチュエータに用いられるものであって、ハウジング2と、このハウジング2に収容されたポンプ組立体3とが備えられている。
Example 1 will be described below.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[ハウジングについて]
次に、ハウジング2について説明する。ハウジング2は略矩形状に形成される他、その外面には図示しない切換えバルブやセンサが取り付けられる取付孔2aが複数形成されている。ハウジング2の前面略中央には径の異なる段付きの略円柱状に凹設されたポンプ室4が形成され、ここにポンプ組立体3が収容されている。
[About housing]
Next, the
[ポンプ組立体について]
次に、ポンプ組立体3について説明する。尚、ポンプ室4の開口端側(後述の第2ポンプ9側)を前方とし、ポンプ室4の底部側(後述の第1ポンプ8側)を後方として記載する。図3、4に示すように、ポンプ組立体3は、プラグ部材5と、カバー部材6と、シール部材7と、第1ポンプ8及び第2ポンプ9等を有する。プラグ部材5は、略円盤状に形成され、その中央には六角柱形状に貫通形成された貫通孔5aが形成されている。また、プラグ部材5の後端部には、後述するカバー部材6と当接する後面5dと、この後面5dの外周を取り囲み、後方へ環状に突出した環状突起部5bとが形成されている。さらに、プラグ部材5の外周には雄螺子溝5cが形成されている。この雄螺子溝5cはポンプ室4の内周部に形成された雌螺子溝4aに螺合されている。カバー部材6は、略円盤状に形成され、プラグ部材5と当接する前面6eと、前面6eの外周全体に亘って切り欠かれた段部6fを有する。そして、プラグ部材5の螺合による軸力により前面6eが後方へ押圧されることにより、前面6eがプラグ部材5の後面5dに当接し、さらに、プラグ部材5の環状突起部5bと段部6fとが嵌合した状態で所定位置に配設されている。カバー部材6の外周には、ポンプ室4の内周と略同一径の高さを有し、環状突起部5bと略同じ径方向高さを有する凸部6gが形成されている。また、カバー部材6の外周であって凸部6gの後方にはシール溝6hが形成されている。凸部6gと環状突起部5bとの間には、ポンプ室4の内周とのシール性を確保するための環状のシールS1が備えられ、シール溝6hにはポンプ室4の内周とのシール性を確保するための環状のシールS2が備えられている。すなわち、シールS1,S2は、前後に離間した位置に装着されている。カバー部材6の偏芯位置には、内径が異なる段付きの貫通孔6bが形成されている。この貫通孔6bには駆動軸10が隙間6aを有して挿通されている。一方、貫通孔6bの大径側と小径側に位置して、駆動軸10とのシール性を確保するための環状のシールS3がそれぞれ装着されている。さらに、カバー部材6の後端部には前方へ環状に凹設された凹部6dと、この凹部6dから後方へ環状に突出した環状突起部6cが形成されている。環状突起部6cの内周には内周全体に亘って切り欠かれた段部6iが形成されている。
[About pump assembly]
Next, the
図5、6に示すように、シール部材7は略円盤状に形成される他、図中上下に離間して2つの貫通孔7a,7bがそれぞれ円形状の開口断面を有して前後方向に貫通形成されている。また、シール部材7の前後面には、貫通孔7a,7bの周囲に沿って軸方向へ突出したサイドシール部7dがそれぞれ形成されると共に、その一側面には一対の係合凸部7eが側方へ突設されている。各サイドシール部7dには、貫通孔7aと同軸上で環状に厚み方向内側へ凹設されたリング収容部7fがそれぞれ形成されている。さらに、シール部材7の後面のリング収容部7fの厚み方向内側には、リング収容部7fと連続して環状に凹設された小径のシール収容部7gが形成されている。その他、シール部材7の外周には、径方向内側へ環状に凹設されたシール収容溝7hが形成され、その前端部には前方へ環状に突設された環状突起部7iが形成されている。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
そして、図3、4に示すように、シール部材7は、プラグ部材5の螺合による軸力によってカバー部材6を介して後方へ押圧される。これにより、シール部材7の環状突起部7iがカバー部材6の段部6iに嵌合し、さらに、その後面の一部がポンプ室4の段部4bに当接した状態で所定位置に配設(位置決め)されている。また、シール部材7の貫通孔7aには駆動軸10が挿通される一方、貫通孔7bには従動軸11が挿入配置されている。シール部材7のシール収容部7gには、環状の回転シール部材12(Xリング等)が介装され、駆動軸10と後述する第1ポンプ室P1とのシール性が確保されている。さらに、シール部材7の後面のリング収容部7fには回転シール部材12のシール収容部7gを閉塞した状態で第1シールリング13aが介装されている。また、前面のリング収容部7fには環状の第2シールリング13bが介装されている。尚、各シールリング13a,13bは、少なくともシール部材7よりも硬質で耐久性が高い素材で形成されている。また、シール部材7のシール収容溝7hには、ポンプ室4内周に密着し、第1ポンプ室P1と第2ポンプ室P2との間のシール性を確保するための環状のシールS4が装着されている。そして、ポンプ室4の段部4bから後方へ環状に凹設された凹部4cとシール部材7との間には、閉空間となる第1ポンプ室P1が形成され、ここに第1ポンプ8が配設されている。一方、カバー部材6の凹部6dとシール部材7との間には、閉空間となる第2ポンプ室P2が形成され、ここに第2ポンプ9が配設されている。第1ポンプ8には、シール部材7と後述の第1サイドプレート14とによって前後面及び歯先をシールされた第1ギヤ15が配設されている。先ず、第1サイドプレート14について説明する。図7〜9に示すように、第1サイドプレート14は、樹脂製で正面視略三角形状に形成されている。また、略三角形状の頂点付近には、3つの貫通孔14a,14b,14cが貫通形成されている。第1サイドプレート14の前面において、貫通孔14a,14bの周囲には前方へ突出したサイドシール部14dが形成されている。また、第1サイドプレート14の前面には略三角形状に前方へ突出したシールブロック14eが形成されている。シールブロック14eには、貫通孔14cに連続して中心側へ向かう開口部を形成する通路部14fと、この通路部14fを挟んだ両側に形成され、サイドシール部14dの一部と連続した一対の湾曲面状の歯先シール部14gと、各歯先シール部14gの前方側に位置する係合部14hとが形成されている。さらに、シールブロック14eには、歯先シール部14gの外周から貫通穴14cを囲むように内側へ凹設された溝14iが形成されている。一方、第1サイドプレート14の後面(図9参照)には各貫通孔を取り囲むように略三角形状に屈曲した形状のシール収容溝14jが凹設されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
そして、図4に示すように、第1サイドプレート14の貫通孔14aには駆動軸10が径方向に所定の隙間を有した状態で回転可能に挿通されている。一方、貫通孔14bには従動軸11が径方向に所定の隙間を有した状態で挿通されている。また、シール収容溝14jにはシールS5が介装されて、第1ポンプ室P1の低圧側と高圧側とのシール性が確保されている。
As shown in FIG. 4, the
次に、第1ギヤ15について説明する。図10に示すように、第1ギヤ15は、駆動軸10が挿通された駆動ギヤ16と、従動軸11が挿通された従動ギヤ17で構成され、これら両ギヤ16,17の歯先16a,17a同士は歯合部18で噛合されている。駆動軸10における駆動ギヤ16と対応する位置には内側に凹設された凹部10aが形成され、ここに該駆動軸10の軸心から半径方向に伸びた円柱状の駆動ピン10bの先端側が挿入されている。駆動ピン10bの基端側は、駆動ギヤ16の内周に切欠形成された凹部16bに係合されている。一方、従動軸11における従動ギヤ17と対応する位置には内側に凹設された凹部11aが形成され、ここに該従動軸11の軸心から半径方向に伸びた円柱状の従動ピン11bの先端側が挿入されている。従動ピン11bの基端側は、従動ギヤ17の内周に切欠形成された凹部17bに係合されている。さらに、図11(a)、(b)に示すように、駆動軸10の前端部には、二面幅の嵌合凸部19が形成される一方、モータM1(駆動源)の回転軸20aの先端部には、該嵌合凸部19と凹凸係合して回転軸20aに連結可能な嵌合凹部20bが形成されている。これにより、駆動軸10は、モータM1の駆動によって軸周り方向に回転駆動可能に構成されている。また、駆動ギヤ16は駆動ピン10bとの係合により駆動軸10に回り止めされるため、駆動軸10の回転駆動に伴って駆動ギヤ16が駆動軸10と同じ回転方向に回転する。一方、駆動ギヤ16と噛合した従動ギヤ17は、従動ピン11bとの係合により従動軸11に回り止めされるため、従動軸11と共に駆動軸10とは反対方向に回転する。
Next, the
図10に示すように、各ギヤ16,17の歯先16a,17aは第1サイドプレート14のシールブロック14eのそれぞれ対応する歯先シール部14gに液密に当接しながら摺動可能になっている。また、図12、13に示すように、シール部材7の後面の一対の係合凸部7eは、シールブロック14eのそれぞれ対応する係合部14hの曲面に密着した状態で係合され、これにより、各ギヤ16,17の歯先16a,17aを第1サイドプレート14のサイドシール部14dとの間でシールする。さらに、シールブロック14eの外周に形成された溝14iとシール部材7の対応するサイドシール部7dに掛けて略三角形形状に保持部材21が装着されている(図4参照)。なお、図示を省略するが、ポンプ室4には、第1サイドプレート14の貫通孔14cに連通した吸入ポートと、第1ポンプ室P1に連通した吐出ポートが設けられている。一方、第2ポンプ9は、シール部材7を中心として第1ポンプ8と対称構成になっている。即ち、シール部材7と第2サイドプレート22によって前後面をシールされた第2ギヤ23が配設されている。なお、第2サイドプレート22及び第2ギヤ23は、第1サイドプレート14及び第1ギヤ15と左右対称の同一形状であるため、その説明は省略する。
As shown in FIG. 10, the
そして、図4に示すように、第2サイドプレート22の貫通孔22aには駆動軸10が径方向に所定の隙間を有した状態で回転可能に挿通される一方、貫通孔22bには従動軸11が径方向に所定の隙間を有した状態で挿通されている。また、シール収容溝22jにはシールS6が介装されて、第2ポンプ室P2の高圧側と低圧側とのシール性が確保されている。
As shown in FIG. 4, the
その他、第2ポンプ9において、ポンプ室4には、第2サイドプレート22における上述した第1サイドプレート14の貫通孔14cに相当する貫通孔(図示せず)とカバー部材6の油路を介して連通された図示しない吸入ポートと、カバー部材6に形成された油路を介して第2ポンプ室P2に連通された図示しない吐出ポートが設けられていること以外は第1ポンプ8と略同じ構成である。また、各サイドプレート14,22の貫通穴14a,22aの直径は駆動軸10の直径よりも大きく設定されると共に、貫通穴14b,22bの直径は従動軸11の直径よりも大きく設定されている。即ち、駆動軸10及び従動軸11はそれぞれ対応する各サイドプレート14,22の貫通穴14a,22a及び貫通穴14b,22bと僅かな隙間を介して挿通されている。
In addition, in the
[駆動ギヤと従動ギヤの位相関係について]
次に、第1ギヤ15の駆動ギヤ16と従動ギヤ17の位相関係と、第2ギヤ23の駆動ギヤ26と従動ギヤ27の位相関係について説明する。なお、両ギヤ15,23は同じ構成であるため、第2ギヤ23における駆動ギヤ26と従動ギヤ27の位相関係についてのみ図示して説明する。図14に示すように、第2ギヤ23の両ギヤ26,27は、凹部26b,27bを共通位置に有する同一形状部品で構成され、角度αだけ位相をずらして互いに組み付けられている。また、駆動軸10の嵌合凸部19の横断面長手方向L1(以下、嵌合凸部19の配置方向L1と称す)と、従動ピン11dの突出方向L2(以下、従動ピン11dの配置方向L2と称す)とは0度方向の等しい角度に設定されている。各ギヤ26,27の歯数をzとすると、嵌合凸部19の配置方向L1と駆動ピン10eの突出方向との角度αには、下記の式(1)、式(2)が成立している。
α=360/2z=180/z・・・(1)
(2n−1)α<360 (n=1、2、3・・・)・・・(2)
なお、実施例1では各ギヤ26,27の歯数は18個であり、αは10度に設定されているが、この値については適宜設定でき、この限りではない。
[Phase relationship between drive gear and driven gear]
Next, the phase relationship between the
α = 360 / 2z = 180 / z (1)
(2n-1) α <360 (n = 1, 2, 3...) (2)
In the first embodiment, the
次に、実施例1の作用を説明する。
[ギヤポンプの組み立てについて]
次に、ギヤポンプ1の組み立てについて説明する。上述のように構成されたギヤポンプ1を組み立てる際には、先ず、シールS4が予め装着されたシール部材7のシール収容部7gに回転シール部材12を挿入して仮固定する。次に、シール部材7の貫通孔7aに駆動軸10を挿通する一方、貫通孔7bに従動軸11を挿入する。次に、シール部材7の各リング収容部7fにそれぞれ対応するシールリング13a,13bを挿入する。この際、第1シールリング13aで回転シール部材12が押圧されることにより、回転シール部材12が駆動軸10に良好に密着した状態となる。次に、駆動ピン10b,10e及び従動ピン11b,11dをそれぞれ対応する駆動軸10の凹部10a,10d及び従動軸11の凹部11a,11cに挿入する。次に、駆動ギヤ16,26及び従動ギヤ17,27をそれぞれ対応する駆動軸10及び従動軸11に組み付ける。
Next, the operation of the first embodiment will be described.
[Assembly of gear pump]
Next, assembly of the
[駆動ギヤと従動ギヤの組立について]
ここで、各ギヤ16,26,17,27はそれぞれ対応する各軸10,11に1つずつ組み付けるが、この際、各ギヤ15,23において駆動ギヤ16,26と従動ギヤ17,27を歯合させる際に厚み方向に衝突するのを回避する必要がある。即ち、互いに歯合させる駆動ギヤ16,26と従動ギヤ17,27との相対回転角度を角度αに設定しなければ、歯合させることができない。そこで、角度αの設定を駆動ピン10b,11bと従動ピン11b,11dによって行うことが考えられるが、角度αは作業者の目視により感覚的に設定困難な角度(実施例1では10度)であるため、実際上の作業は困難となる。これに対し、実施例1では、嵌合凸部19の配置方向L1と従動ピン11b,11dの配置方向L2を0度方向に一致させるだけで、駆動ギヤ16,26と従動ギヤ17,27の相対回転角度を角度αに目視より簡単に設定できる。従って、駆動ギヤ16,26と従動ギヤ17,27を互いに歯合させる際に厚み方向に衝突するのを回避でき、各ギヤ16,26,17,27の組み付け性を向上できる。
[Assembly of drive gear and driven gear]
Here, the
(組み付け例1)
例えば、組み付け例1としては、先ず、従動軸11の従動ピン11b,11dに従動ギヤ17,27の凹部17b,27bを係合させて該従動ギヤ17,27を従動軸11に組み付ける。次に、駆動軸10の駆動ピン10b,10eに駆動ギヤ16,26の凹部16b,26bを係合させて該駆動ギヤ16,26を駆動軸10に組み付けるが、この際、嵌合凸部19の配置方向L1と従動ピン11b,11dの配置方向L2とを0度方向に一致させる。これにより、駆動ギヤ16,26をそれぞれ対応する従動ギヤ17,27に厚み方向に衝突させることなく歯合させることができる。なお、駆動ギヤ16,26を駆動軸10に組み付けた後、従動ギヤ17,27を従動軸11に組み付けても同様の作用・効果を得ることができる。
(Assembly example 1)
For example, as an assembly example 1, first, the driven gears 11 and 27 are assembled to the driven
(組み付け例2)
組み付け例2としては、先ず、従動軸11の従動ピン11dに従動ギヤ27の凹部27bを係合させて該従動ギヤ27を従動軸11に組み付ける。次に、駆動軸10の駆動ピン10eに駆動ギヤ26の凹部26bを係合させて該駆動ギヤ26を駆動軸10に組み付けるが、この際、嵌合凸部19の配置方向L1と従動ピン11dの配置方向L2とを0度方向に一致させる。これにより、駆動ギヤ26を従動ギヤ27に厚み方向に衝突させることなく歯合させることができる。なお、駆動ギヤ26を駆動軸10に組み付けた後、従動ギヤ27を従動軸11に組み付けても良い。次に、駆動軸10の駆動ピン10bに駆動ギヤ16の凹部16bを係合させて該駆動ギヤ16を駆動軸10に組み付けた後、従動ピン11bに従動ギヤ17の凹部17bを係合させて該従動ギヤ17を従動軸11に組み付ける。この際、前工程で駆動ギヤ26と従動ギヤ27の歯合により両軸10,11の相対回転角度が既に決定しているため、従動ギヤ17を駆動ギヤ16に厚み方向に衝突させることなく歯合させることができる。なお、駆動ギヤ16を駆動軸10に組み付けた後、従動ギヤ17を従動軸11に組み付けても同様の作用・効果を得られる。このように、実施例1では、駆動ギヤ16,26と従動ギヤ17,27の組立時に、駆動軸10の先端に設けられた嵌合凸部19と従動軸11の従動ピン11b,11dにより各ギヤ16,17,26,27の位置決めを目視により簡単に行うことができ、組み付け性を向上できる。
(Assembly example 2)
As an assembly example 2, first, the driven
[従動軸の共用化について]
また、従動ギヤ17,27にそれぞれ独立した従動軸を設けた場合には、位置決めを行う工程数が増えてしまうのに対し、実施例1では、従動ギヤ17,27が従動軸11を共用しているため、組立効率を向上できる上、部品点数を削減して製造コストを削減できる。
[About sharing of driven shaft]
In addition, when the driven gears 17 and 27 are provided with independent driven shafts, the number of positioning steps increases, whereas in the first embodiment, the driven gears 17 and 27 share the driven
続いて、駆動ギヤ16,26と従動ギヤ17,27の組立後において、シールS5,S6及び保持部材21,23が予め装着された各サイドプレート14,22に駆動軸10及び従動軸11を挿通させてシール部材7に組み付ける。この際、シール部材7の第1サイドプレート14側において、一対の係合凸部7eを第1サイドプレート14のそれぞれ対応する係合部14hに係合させることにより、これら両者を位置決めした状態で容易に組み付けることができる。また、保持部材21によって、シール部材7と第1サイドプレート14とを一時的に保持した状態で固定できる。さらに、保持部材21は予めシール部材7に装着した状態で、その後、拡径させて第1サイドプレート14に掛けることができ、装着性が良い。同様に、第2サイドプレート22側において、シール部材7の一対の係合凸部7eを第2サイドプレート22のそれぞれ対応する係合部22gに係合させることによって、これら両者を位置決めした状態で容易に組み付けることができる。また、保持部材24によって、シール部材7と第1サイドプレート14とを一時的に保持した状態で固定できる。さらに、保持部材23は予めシール部材7に装着した状態で、その後、拡径させて第2サイドプレート22に掛けることができ、装着性が良い。
Subsequently, after the drive gears 16 and 26 and the driven gears 17 and 27 are assembled, the
次に、シールS1,S2が予め装着されたカバー部材6の貫通孔6aに駆動軸10を挿通しつつ、該カバー部材6の環状突起部6cをシール部材7に嵌合させて、カバー部材6とシール部材7を組み付けることにより、ポンプ組立体3を組み立てる。
Next, the
次に、このように組み付けられたポンプ組立体3をハウジング2のポンプ室4に挿入した後、プラグ部材5をポンプ室4に螺合して固定する。この際、プラグ部材5の螺合による軸力でシール部材7をポンプ室4の段部4bに密着させて安定した状態で固定でき、各部材の前後方向位置を正確に配置できると同時に、後述する作動油の圧力変動に伴うがたつきを防止できる。加えて、シールS1がプラグ部材5の環状突起部5bに押圧されることにより、ポンプ室4とカバー部材6とのシール性が良好となる。このように、実施例1のギヤポンプ1では、ポンプ組立体3を仮組みした状態でハウジング2に収容でき、組み立て作業の簡素化を図ることができる。
Next, after inserting the
[ギヤポンプとモータとの連結について]
このように構成されたギヤポンプ1は、図11(a)、(b)に示すように、円柱状の駆動軸10の先端に横断面長孔形状に切欠開口された嵌合凸部19がモータM1の回転軸20aの嵌合凹部20bに連結される。この際、嵌合凹部20bの横断面長手方向は、嵌合凸部19の配置方向L1と等しい0度方向に予め設定されている。従って、駆動軸10と回転軸20aを軸方向に相対移動させる作業でもって両軸10,19を連結でき、ギヤポンプ1とモータM1を簡単に連結できる。なお、嵌合凸部19と嵌合凹部20bの凹凸形状を逆にしても良い。
[Connection between gear pump and motor]
As shown in FIGS. 11 (a) and 11 (b), the
[ギヤポンプの作動について]
次に、ギヤポンプ1の作動について説明する。図10に示すように、モータM1の駆動により駆動軸10が図中矢印方向に回転駆動されると、第1ポンプ8において、駆動ギヤ16を介して従動ギヤ17が駆動される。この作用によって吸入ポートと連通する第1サイドプレート14のシールブロック14eの貫通孔14cから低圧の作動油が導入され、ポンプ室P1に高圧の作動油が出力される。この高圧の作動油は対応する吐出ポートから出力される。また、第2ポンプ9では第1ポンプ8と同様に、駆動ギヤ18aを介して従動ギヤ18bが駆動されることにより、第2サイドプレート22における第1サイドプレート14の貫通孔14cに相当する貫通孔(図示せず)から低圧(負圧)の作動油が導入され、ポンプ室P2に高圧の作動油が出力される。この高圧の作動油は対応する吐出ポートに出力される。このように、ギヤポンプ1は、両ポンプ室P1,P2において異なる配管系統の作動油の吸入と吐出とが行われることとなり、所謂タンデム式の外接ギヤポンプとして機能する。なお、通常、第1ポンプ室P1に導入される第1配管系統の作動油は、自動車の左前方車輪及び右後方車輪、あるいは右前方車輪及び左後方車輪のいずれか一方に対応し、第2ポンプ室P2に導入される第2配管系統の作動油は、自動車の左前方車輪及び右後方車輪、あるいは右前方車輪及び左後方車輪のいずれか他方に対応する。
[About operation of gear pump]
Next, the operation of the
[ギヤの共通化について]
前述したように、駆動ギヤ16,27と従動ギヤ26,27は同一形状部品で構成され、角度αだけ位相をずらして互いに組み付けられるため、全てのギヤ16,17,26,27を1種類の部品に共通化でき、製造コストを削減できる上、組み付けミスを無くすことができる。
[Gear sharing]
As described above, since the drive gears 16 and 27 and the driven gears 26 and 27 are composed of the same shape parts and are assembled with each other with the phase shifted by an angle α, all the
[ギヤポンプの小型化・軽量化について]
前述したように、各ギヤ16,26,17,27はそれぞれ対応する駆動軸10及び従動軸11に回り止めされているため、これら両者間に摺動抵抗が発生しない。これにより、従動軸11の小径化や従動ギヤ17,27(駆動ギヤ16,26共)の薄肉化を行うことができ、ギヤポンプ1を小型化・軽量化できる。なお、実施例1のようにタンデム式の外接ギヤポンプの場合は2つのギヤ15,23が並設されて特に大型化し易いため、小型化・軽量化による効果は大きく、好適となる。
[About downsizing and weight reduction of gear pump]
As described above, since the
最後に、実施例1の効果を請求項1〜3に対応する(1)〜(3)と共に列記する。
(1)駆動ギヤ16,26及び従動ギヤ17,27を備え、これら駆動ギヤ16,26及び従動ギヤ17,27を駆動する駆動軸10及び従動軸11が回転自在に装着されている外接式のギヤポンプ1であって、駆動軸10及び従動軸11には、それぞれ対応する駆動ギヤ16,26及び従動ギヤ17,27を駆動可能な駆動ピン10b,10e及び従動ピン11b,11dが設けられ、駆動ギヤ16,26及び従動ギヤ17,27には、それぞれ対応する駆動軸10の駆動ピン10b,10e及び従動軸11の従動ピン11b,11dと嵌合可能な凹部16b,17b,26b,27bが共通の位置に設けられ、駆動ギヤ16,26及び従動ギヤ17,27は、凹部16b,17b,26b,27bの位相をずらして互いに組み付けられることとした。これにより、ギヤポンプ1の小型化と製造コストの削減を実現できる。
Finally, the effect of Example 1 is listed with (1)-(3) corresponding to Claims 1-3.
(1) A
(2)駆動軸10の先端には、駆動モータM1と嵌合可能な嵌合凸部19が設けられ、駆動モータM1の先端には、駆動軸10の先端に設けられた嵌合凸部19と嵌合可能な嵌合凹部20bが設けられ、ギヤポンプ1の組立時に、駆動軸10の先端に設けられた嵌合凸部19と従動軸10の嵌合凹部20bにより駆動ギヤ16,26及び従動ギヤ17,27の位置決めが行われることとした。これにより、ギヤポンプ1の組立時に、駆動ギヤ16,26と従動ギヤ17,27の厚み方向の接触を回避でき、組み付け性を向上できる。
(2) A
(3)ギヤポンプ1と駆動モータM1の組立時に、駆動軸10の先端に設けられた嵌合凸部19と、駆動モータM1の嵌合凹部20bとが位置決めされていることとした。これにより、ギヤポンプ1とモータM1を簡単に連結できる。
(3) When the
以下、実施例2を説明する。
実施例2において、実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
Example 2 will be described below.
In the second embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, the description thereof will be omitted, and only the differences will be described in detail.
図15に示すように、実施例2の発明では、実施例1で説明した嵌合凸部19の配置方向L1を90度方向にしているという点が実施例1と異なる。従って、嵌合凸部19の配置方向L1と従動軸11の従動ピン11b,11dの配置方向L2とが直交する方向に設定するという作業でもって各ギヤ16,17,26,27の位置決めを簡単にでき、実施例1と同様の作用・効果を得られる。
As shown in FIG. 15, the invention of the second embodiment is different from the first embodiment in that the arrangement direction L <b> 1 of the fitting
以下、実施例3を説明する。
実施例3において、実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。図16、17に示すように、実施例3の発明では、駆動ギヤ26及び従動ギヤ27がそれぞれ対応する軸10,11に対して、各々に形成されたセレーション溝30,31によって結合されている。なお、駆動ギヤ16及び従動ギヤ27と軸10,11の構成も同様であるため、その図示説明は省略する。従って、各ギヤ16,26,17,27をそれぞれ対応する従動軸10及び従動軸11に回り止めできると同時に、駆動ギヤ16,26と従動ギヤ17,27の位相の位置決めをでき、実施例1と同様の作用・効果を得られる。
Example 3 will be described below.
In the third embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, the description thereof will be omitted, and only differences will be described in detail. As shown in FIGS. 16 and 17, in the invention of the third embodiment, the
以上、実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例で説明した駆動軸の回転方向を逆方向にすると、作動油が吐出ポート側から吸入ポート側に向かって流れることは言うまでもない。また、ギヤポンプは、タンデム式の外接ギヤポンプに限らず、特許文献1に記載の発明と同様のシングル式の外接ギヤポンプや、その他の複数の従動軸及び従動ギヤを有するギヤポンプに採用することができる。さらに、従動ギヤにそれぞれ独立した従動軸を設けることもできる。
Although the embodiments have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and design changes and the like within the scope not departing from the gist of the present invention are included in the present invention.
For example, when the rotation direction of the drive shaft described in the embodiment is reversed, it goes without saying that the hydraulic oil flows from the discharge port side toward the suction port side. The gear pump is not limited to a tandem external gear pump, and can be employed in a single external gear pump similar to that of the invention described in
10 駆動軸
10b、10e 駆動ピン
11 従動軸
11b、11d 従動ピン
16b、17b、26b、27b 凹部
17、27 従動ギヤ
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記駆動軸の先端には駆動モータの先端と嵌合可能な嵌合凸部または嵌合凹部が設けられ、
前記駆動軸及び従動軸には、それぞれ対応する前記各々のギヤを駆動可能な凸部が設けられ、
前記各々のギヤには、それぞれ対応する前記駆動軸の凸部及び従動軸の凸部と嵌合可能な凹部が共通の位置に設けられ、
前記ギヤポンプの組立時に、前記駆動軸の先端に設けられた凸部または凹部と前記従動軸の凸部の方向をあわせることで前記駆動軸の凸部と従動軸の凸部とが所定の位相差を持った位置になるよう設定し、前記各々のギヤの前記凹部を前記凸部に嵌合させることを特徴とするギヤポンプ。 A circumscribed gear pump comprising at least two gears meshing with each other, and a drive shaft and a driven shaft for driving each of the gears are rotatably mounted,
The front end of the drive shaft is provided with a fitting convex part or a fitting concave part that can be fitted with the tip of the drive motor,
The drive shaft and the driven shaft are provided with convex portions capable of driving the corresponding gears, respectively.
Each of the gears is provided with a concave portion that can be fitted to the corresponding convex portion of the drive shaft and the convex portion of the driven shaft at a common position.
When the gear pump is assembled, the convex portion of the drive shaft and the convex portion of the driven shaft are aligned by aligning the direction of the convex portion or concave portion provided at the tip of the drive shaft with the convex portion of the driven shaft. A gear pump characterized in that the concave portion of each gear is fitted to the convex portion .
前記ギヤポンプと前記駆動モータの組立時に、前記駆動軸の先端に設けられた凸部または凹部と、前記駆動モータの凹部または凸部とが位置決めされていることを特徴とするギヤポンプ。 The gear pump according to claim 1, wherein
A gear pump characterized in that, when the gear pump and the drive motor are assembled, a convex portion or a concave portion provided at the tip of the drive shaft and a concave portion or a convex portion of the drive motor are positioned .
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