JP5221622B2 - 無線ネットワーク制御装置、パケット交換機、回線交換機及び情報通知方法 - Google Patents

無線ネットワーク制御装置、パケット交換機、回線交換機及び情報通知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5221622B2
JP5221622B2 JP2010240059A JP2010240059A JP5221622B2 JP 5221622 B2 JP5221622 B2 JP 5221622B2 JP 2010240059 A JP2010240059 A JP 2010240059A JP 2010240059 A JP2010240059 A JP 2010240059A JP 5221622 B2 JP5221622 B2 JP 5221622B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
health check
switch
packet
msc
rnc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010240059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012095055A (ja
Inventor
敦夫 堀部
輝明 平賀
泰宏 河辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2010240059A priority Critical patent/JP5221622B2/ja
Priority to US13/279,897 priority patent/US20120099528A1/en
Priority to EP11186452A priority patent/EP2448360A3/en
Priority to CN2011103275394A priority patent/CN102457963A/zh
Publication of JP2012095055A publication Critical patent/JP2012095055A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5221622B2 publication Critical patent/JP5221622B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • H04W76/16Involving different core network technologies, e.g. a packet-switched [PS] bearer in combination with a circuit-switched [CS] bearer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/12Access point controller devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/04Interfaces between hierarchically different network devices
    • H04W92/14Interfaces between hierarchically different network devices between access point controllers and backbone network device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線ネットワーク制御装置、パケット交換機、回線交換機及び情報通知方法に関連する。
W−CDMAシステムは、主に無線アクセス制御を行う無線アクセスネットワーク(RAN)と、移動管理、呼制御、サービス制御等を行うコアネットワーク(CN)に分類される。RANには、無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)及び無線基地局(NodeB)が含まれる。CNは、回線交換(CS:Circuit Switched)ドメイン及びパケット交換(PS:Packet Switched)ドメインを含む。一般に、CSドメインは音声系サービスを提供し、PSドメインはデータ通信系サービスを提供する。移動局に対して、CSドメインのサービスを提供するノードは、回線交換機又は移動サービス交換機(MSC:Mobile−services Switching Center)である。移動局に対して、PSドメインのサービスを提供するノードは、パケット交換機又はサービングGPRSサポートノード(SGSN:Serving GPRS Support Node)である。MSC及びSGSNは、RNCに対するインターフェースを有し、RNC及びMSCの間、RNC及びSGNSの間のインターフェースは、まとめてIuインターフェースと呼ばれる。RNC及びMSC間のインターフェースは、Iu−CSと呼ばれる。RNC及びSGSN間のインターフェースは、Iu−PSと呼ばれる。さらに、MSC及びSGSN間のインターフェースは、Gsと呼ばれる。
呼接続手順において、接続先のドメインがPSであるのか(SGSNであるのか)、CSであるのか(MSCであるのか)についての情報は、移動局からRNCに通知される(これは、CN Domain Identity と呼ばれる。)。原理的には、1つのRNCが制御する交換機(MSC/SGSN)は1つである。CS又はPSドメイン内に複数の交換機が、存在していた場合、RNCは上り信号をどの交換機に接続すべきか判断できなくなってしまうからである。
しかしながら、呼接続時においてRNCがドメイン内の複数の交換機の内の1つを適宜選択できれば、コアネットワーク内の負荷分散を図ることが可能になる。また、ドメイン内の特定のコアノード(コアネットワーク内のノード。SGSNやMSCなど)に障害が発生している場合、別のコアノードを利用できれば、呼接続を中断せずに済み、コアノードの冗長化を図ることができる。このような観点から、3GPP標準仕様(非特許文献1、2)では、ドメイン内に複数のコアノードが存在するネットワークにおいて、RNCが接続先コアノードを決定する手法が規定されている。この手法はIu−Flexと呼ばれている。
3GPP TS23.236 v8.1.0(2009−12) 3GPP TS25.331 v8.10.0(2010−03)
Iu−Flex方式の場合、概して、移動局から送信されたアタッチ要求信号は、RNCを介して何れかのSGSNに届く。SGSNは、その移動局の通信に関するパケット交換機として機能する。SGSNは、何れかのMSCを選択し、選択したMSCにアタッチ要求信号を送信する。受信したアタッチ要求信号に基づいて、MSCは、移動局の加入者プロファイルを作成し、以後の回線交換網における交換機として機能する。SGSNが何れかのMSCを選択する場合、SGSN及びMSCの間で適切に通信できるMSCを選択する必要がある。これは、SGSN及びMSCの間の通信の状態を示すヘルスチェック状態に基づいて行われる。既存のIu−Flex方式の場合、あるMSCがSGSNとの間で適切に通信できたとしても、そのMSCがRNCとの間で適切に通信できるとは限らない。すなわち、SGSNが、MSCとの間の通信についてヘルスチェック状態が正常なMSCを選択したとしても、そのMSCとRNCとの間の通信のヘルスチェック状態が正常であるとは限らない。加入者プロファイルを作成したMSCが、RNCと適切に通信できないものであった場合において、移動局が回線交換網への発信(CS発信)をした場合、その発信は、RNCからそのMSCに接続できず、再び接続処理をやり直すことになり、CS発信を適切に接続できないという問題がある。さらに、再接続の際、SGNSは、MSCとの間のヘルスチェック状態にしたがってMSCを選択するので、RNCと適切に通信できないがSGSNとは適切に通信できるMSCを再び選択してしまうことも懸念される。このように従来のIu−Flex方式の場合、移動局の加入者プロファイルを作成する交換機として、ヘルスチェック状態が正常でない状態の交換機が選択されてしまうおそれがある。
本発明の課題は、Iu−Flex方式の移動通信システムにおいて、移動局の加入者プロファイルを作成する交換機として、ヘルスチェック状態が正常でない交換機が選択されてしまうことを防止することである。
一実施例による無線ネットワーク制御装置は、
移動通信網における無線ネットワーク制御装置であって、
パケット交換ドメインにおけるパケット交換機と通信する第1の通信部と、
回線交換ドメインにおける回線交換機と通信する第2の通信部と、
管理部と、
を有し、前記管理部は、前記パケット交換機と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック信号を前記第1の通信部を経由して前記パケット交換機に送信する場合び移動局からのアタッチ要求信号を前記第1の通信部を経由して前記パケット交換機に送信する場合のうち少なくとも一方の場合に、前記回線交換機と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック情報を前記パケット交換機に送信する、無線ネットワーク制御装置である。

一実施例によれば、Iu−Flex方式の移動通信システムにおいて、移動局の加入者プロファイルを作成する交換機として、ヘルスチェック状態が正常でない交換機が選択されてしまうことを防止することができる。
Iu−Flex方式のネットワークにおいて、移動局がアタッチを実施する場合のシーケンス図。 図1に示すアタッチ実施後に移動局がCS発信を行う場合のシーケンス図。 各コアノードに記憶されているNRIを示す図。 問題点を説明するためのシーケンス図。 問題点の説明において着目するノードを示す図。 RNCの機能ブロック図。 RNCの記憶部に保存されるヘルスチェック情報(Iu−CS)を示す図。 RNCの記憶部に保存されるヘルスチェック情報(Iu−PS)を示す図。 MSCの機能ブロック図。 MSCの記憶部に保存されるヘルスチェック情報(Iu−CS)を示す図。 MSCの記憶部に保存されるヘルスチェック情報(Gs)を示す図。 SGSNの機能ブロック図。 SGSNの記憶部に保存されるヘルスチェック情報(Gs)を示す図。 MSC及びRNCの組み合わせ毎に管理されるヘルスチェック情報を示す図。 RNCがIu−PS区間のヘルスチェック状態をSGSNに報告する際に、RNCがIu−CS区間のヘルスチェック状態を相乗りして報告する場合のシーケンス図。 アタッチの際に、RNCがIu−CS区間のヘルスチェック状態を相乗りして報告する場合のシーケンス図。 MSCがGs区間のヘルスチェック状態をSGSNに報告する際に、MSCがIu−CS区間のヘルスチェック状態を相乗りして報告する場合のシーケンス図。
本実施例によれば、RNC又はMSCが、Iu-CS区間ヘルスチェック状態に関する情報を、SGSNに通知する。これにより、SGSNは、アタッチ時に、Gs区間及びIu-CS区間のヘルスチェック状態を考慮して、加入者プロファイルを作成するMSCを選択することができる。
Iu-CS区間のヘルスチェック状態をSGSN側でも管理することが可能になる。これにより、アタッチの際、加入者プロファイルを作成するのに相応しいMSCを、Iu−CS区間のヘルスチェック状態が正常なMSCの中から選択することができ、アタッチ完了後のCS発着信動作を保証することができる。
以下の観点から実施例を説明する。
1.Iu−Flex
2.RNC
3.MSC
4.SGSN
5.動作例
5.1 RNCがヘルスチェック時にSGSNに通知
5.2 RNCがアタッチ時にSGSNに通知
5.3 MSCがヘルスチェック時にSGSNに通知
<1.Iu−Flex>
実施例において前提としているIu−Flex方式について説明する。上述したように、Iu−Flex方式では、1つのRNCに複数のコアノードが接続され、負荷分散性及び障害耐性を向上させる。RNCは、移動局が発した呼を接続する際(呼接続時に)、呼制御を行うコアノード又はサービングCN(Serving CN)を決定する。サービングCNは、発呼した移動局の加入者プロファイルを保持するコアノードである。加入者プロファイルは、発呼した移動局のユーザの契約情報等を含む。コアノードには識別子が付与されており、この識別子により、プールエリア(Pool Area)内で、CS及びPSドメイン各々において、コアノードを一意に特定することができる。この識別子はNRI(Network Resource Identifier)と呼ばれる。プールエリアとは、1つのRNCに接続されている複数のコアノード(すなわち、コアノードの選択肢)を示す。具体的には交換機であるコアノードは、移動通信システムのコアネットワークにおける処理を行い、例えば、加入者情報の管理、移動管理、発着信制御、課金制御、QoS制御等を行う。
図1は、Iu−Flex方式のネットワークにおいて、移動局40がアタッチを実施する場合の一般的なシーケンスを示す。RNC10の上位には、2つのパケット交換機SGSN20、SGSN21と、4つの回線交換機MSC30、MSC31、MSC32、MSC33とが接続されており、RNC10の配下に移動局40が存在する。簡明化のため図示してはいないが、実際には、移動局40と無線基地局が無線通信を行い、1つ以上の無線基地局がRNC10に接続されている。移動局40は、ユーザによる通信を可能にする適切な如何なるユーザ装置でもよく、例えば、携帯電話、情報端末、スマートフォン、パーソナルディジタルアシスタント、携帯用パーソナルコンピュータ等であるが、これらに限定されない。RNC10に接続されている交換機の数は、単なる一例にすぎず、接続数は任意である。
移動局40がアタッチを実施する場合、まず移動局40及びRNC10の間でRRCコネクション(無線接続)を確立する必要がある。このため、移動局40は、RRCコネクションリクエスト(RRC Connection Request)メッセージを送信し、RRCコネクションの確立を要求する。RNC10は移動局40に対してRRCコネクションの確立を指示するメッセージを送信する。このメッセージは、RRC CONNECTION SETUPと呼ばれる。
RRCコネクションが確立された後、移動局40は、アタッチ要求信号(Attach Request)をRNC10に送信する(Initial Direct Transfer)。送信の際、IDNNS(Intra Domain NAS Node Selector)と呼ばれる情報要素が、アタッチ要求信号に設定される。IDNNSは、移動局40をネットワーク内で識別するための識別情報であるTMSI、P−TMSI、IMSI及びIMEIの内のいずれかを使用して生成される10ビットのビット列情報と、その10ビットのビット列情報がTMSI、P−TMSI、IMSI及びIMEIの何れに基づくかを示す情報とで構成される。IDNNSの10ビットの情報は、ルーティングパラメータ(Routing Parameter)とも言及される。これらの識別子を使用する優先順位は、高い順に、TMSI、P−TMSI、IMSI及びIMEIである。概して、TMSI及びP−TMSIは交換機が払い出す識別子(ID)であり、IMSI及びIMEIは加入者や端末に固有に予め設定されている識別子(ID)である。TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identifier)は、回線交換ドメインの交換機が払い出す識別子である。P−TMSI(Packet TMSI)は、パケット交換ドメインの交換機が払い出す識別子である。IMSI(International Mobile Subscriber Identifier)は、ユーザに一意に割り当てられる加入者識別子である。IMEI(International Mobile Equipment Identifier)は、ユーザ装置のような端末に一意に割り当てられている端末識別子である。アタッチの場合、TMSIやP−TMSIは未だ払い出されていないので、使用可能な識別子はIMSI又はIMEIである。図示の例の場合、アタッチ要求信号のIDNNSには、IMSIが設定されている。
RNC10は、アタッチ要求信号(移動局からの発呼)に応答して、サービングCNを決定する。アタッチ要求信号に設定されているルーティングパラメータ(IDNNS)は、IMSIに設定されている。アタッチの場合、接続先の交換機は未だ決まっておらず、移動局の加入者プロファイルは、どの交換機にも登録されていない。そこで、RNC10は、任意のコアノードをランダムに選択する。アタッチ手順は一般的にはPSドメインで実施されるため、図示の例では、RNC10がSGSN20を選択し、RNC10は、移動局40から受信したアタッチ要求信号(Attach Request)をSGSN20へ転送する(Initial UE Message)。なお、アタッチがパケット交換ドメインにおいて行われることは必須ではなく、技術的には、アタッチが回線交換ドメインにおいて行われてもよい。
SGSN20は、受信したアタッチ要求信号に応答して、発呼した移動局の加入者プロファイルを作成することに加えて、P−TMSIを払い出す。P−TMSIには、SGSN20のNRI(PS−NRI)が埋め込まれる。具体的には、P−TMSIの14−23ビット目の10ビットの中に、SGSN20のNRIが含められる。例えば、SGSN20、21各々のNRIが、10進数で1、2であったとすると、SGSN20が払い出すP−TMSIには、NRI=1(2進法で"01")の情報が含まれている。
次に、SGSN20はCSドメインに対するアタッチを実施するため、複数の交換機MSC30−33の内、いずれか1つのMSCを選択する。選択する際、SGSN20との間で正常に通信できるMSCが選択され、通信を正常にできるか否かは、事前に行われるヘルスチェックにより判別される。目下の例の場合、どの交換機MSCにも移動局の加入者プロファイルは作成されていないので(サービングMSCは未定であるため)、通信可能な任意のMSCがランダムに選択される。図示の例では、MSC31が選択され、CSドメインへのアタッチ要求信号がMSC31に送信される(Location Update Request)。
MSC31は、発呼した移動局の加入者プロファイルを作成することに加えて、TMSIを払い出す。TMSIには、MSC31のNRI(CS−NRI)が埋め込まれる。より具体的には、TMSIの14−23ビット目の10ビットの中に、MSC31のNRIが含められる。例えば、MSC30、MSC31、MSC32、MSC33各々のNRIが、10進数で1、2、3、4であったとすると、MSC31が払い出すTMSIには、NRI=2(2進法で"10")の情報が含まれている。
払い出されたTMSIは、MSC31からSGSN20へ通知される(Location Update Response)。
SGSN20は、作成したP−TMSI及び受信したTMSIを、アタッチ応答信号(Attach Accept)によりRNC10に通知する(Direct Transfer)。RNC10はアタッチ応答信号(Attach Accept)を移動局40に通知する(DL Direct Transfer)。
このようにして、アタッチ手順により、TMSI及びP−TMSIが払い出される。
図2は、図1によるアタッチ実施後の移動局40が、CS発信を行う場合の手順を示す。説明の簡明化のため、図2ではCS発信の場合しか示されていないが、同様に、PS発信を行うことができる。
まず、移動局40は、RNC10に対してRRCコネクションの確立を要求する(RRC Connection Request)。RRCコネクションの確立後、移動局40は、CS発信要求信号(CM SERVICE REQUEST)をRNC10に通知する(Initial Direct Transfer)。CS発信要求信号(CM SERVICE REQUEST)には、ルーティングパラメータ(IDNNS)が設定されている。移動局40が、TMSI又はP−TMSIからルーティングパラメータを生成する場合、TMSI又はP−TMSIの14−23ビット目の10ビットを抜き出し、その10ビットをルーティングパラメータとして設定する。上述したように、この10ビットの部分に接続先の交換機のNRIが含まれている。目下の例の場合、CS発信なので、IDNNSにはTMSIが設定されており、このTMSIには、MSC31のNRI(NRI=210=102)が含まれている。
CS発信要求信号を受信したRNC10は、接続先のMSCを決定するためにIDNNSを参照する。IDNNSは、TMSIの14−23ビット目の10ビットに設定されている。RNC10は、このルーティングパラメータ("10")を記憶する。RNC10は、交換機とNRIとの対応関係を予め記憶している(図3)。RNC10は、その対応関係を参照し、IDNNSに設定されていたNRIに対応するMSC31を、サービングCNとして指定する。RNC10は、指定されたMSC31に対して、CS発信要求信号を送信する(Initial UE Message)。そして、MSC31においてCS呼接続手順が実施される。
このように、Iu−Flex方式では、複数の交換機が存在することを許容し、適切な交換機を適宜指定することで、負荷分散性及び障害耐性を向上させることができる。
次に、従来のIu−Flex方式における問題点を詳細に説明する。
アタッチを実行するSGSNが、何れかのMSCを選択する際、SGSN及びMSCの間で正常に通信できるMSCを選択する必要がある。このため、SGSN及びMSCの間において、定期的ヘルスチェックが実行され、その結果のヘルスチェック状態がSGSNに保存される。これにより、SGSNは、ヘルスチェック状態がNGでないMSCを選択することができる。同様に、RNC及びMSCの間においても、定期的にヘルスチェックが実行され、その結果のヘルスチェック状態がRNCに保存される。これにより、RNCは、ヘルスチェック状態がNGでないMSCを選択することができる。しかしながら、従来の方式の場合、RNC及びMSC間のヘルスチェック状態は、SGSNに通知されず、SGSNにおいて管理されていない。SGSNは専らMSCとの通信経路に対するヘルスチェック結果を管理するにすぎない。その結果、以下に説明するような問題が生じるおそれがある。
図4は、問題点を説明するためのシーケンスを示す。図5は、問題点の説明において着目するノードを示す。図4のRNC10に関する黒丸●(S41)で示されているように、RNC10は、Iu−CS区間において、MSCとの間で正常に通信できるか否かを判定するためにヘルスチェックを行う。説明の便宜上、RNC10及びMSC30の間において正常に通信できること、RNC10及びMSC31の間において正常に通信できないこと、RNC10及びMSC32、MSC33の間において正常に通信できることが検出されたとする。また、図4のSGSN20に関する黒丸●(S42)で示されているように、SGSN20は、Gs区間において、MSCとの間で正常に通信できるか否かを判定するためにヘルスチェックを行う。説明の便宜上、SGSN20はどのMSC30−33とも正常に通信できることが検出されたとする。MSC31に着目すると、図5に示すように、ヘルスチェック状態は、RNC10及びMSC31間においてNGであり(通信不可能)、かつSGSN20及びMSC31間においてOKである(通信可能)。
図1を参照しながら説明したように、アタッチの際、SGSN20は、P−TMSIを払い出すとともに、MSCを選択する(S43、S44)。この場合、SGSN20及びMSC間のヘルスチェック状態が正常(OK)であるMSCが選択される。その結果、SGSN20がMSC31を選択したとする。従来のSGSN20は、Gs区間のヘルスチェック状態のみに基づいてMSCを選択するので、目下の例の場合、MSC30−33の何れのMSCも選択可能である。SGSN20は、アタッチ要求信号(Location Update Request)をMSC31に送信し、MSC31は、TMSI(NRI=2)を払い出すことに加えて、アタッチ要求信号を発信した移動局の加入者プロファイルを作成し、以後のCS発信に備える(S45)。
その後、移動局が、NRI=2であるTMSIとともにCS発信要求信号(CM Service Request)を送信したとすると、ステップS46において、RNC10は、CS発信要求信号を分析し、移動局が、転送先として、NRI=2であるMSC31を指定していることを確認する。しかしながら、RNC10とMSC31との間では正常に通信できないので、RNC10は、MSC31以外のヘルスチェック状態が正常なMSC(例えば、MSC33)を選択し、CS発信要求信号を送信する。MSC33は、この移動局の加入者プロファイルを所有していないので、アタッチの処理を行うべきことをRNC10に通知する。その結果、RNC10は、CS発信要求に応じることができなかったことを移動局に通知する(CM Service Reject)。
再度のアタッチ(S47)により、アタッチ要求信号(INITIAL UE MESSAGE)(Attach Request)を受信したSGSN20は、改めてMSCを選択することになる。この場合も、SGSN20及びMSC間のヘルスチェック状態に基づいて、MSCが選択される。したがって、SGSN20が、MSC31以外のMSCを選択した場合は、その後のCS発信を正常に処理することができる。しかしながら、SGSN20が再度MSC31を選択した場合は、RNC10及びMSC3の間のヘルスチェック状態は異常(NG)であるので、その後のCS発信処理を適切に完了することができなくなってしまう。
本実施例は、このような問題点に効果的に対処することができる。
<2.RNC>
図6は、実施例において使用される無線ネットワーク制御装置(RNC)を示す。このRNCは、上述のRNC10として使用可能である。RNC10は、MSC側通信部61、記憶部62、管理部63、SGSN側通信部64及び基地局側通信部65を有する。図6には、RNC10に備わる様々な機能要素の内、本実施例の説明に特に関連するものが示されている。
MSC側通信部61は、回線交換ドメインにおける複数の回線交換機MSC30−33に、通信インターフェースIu−CSを介して接続され、それらと通信を行う。図示の例では、4つの回線交換機に接続されているが、接続される交換機の数は任意である。MSC側通信部61は、Iu−CS区間において正常に通信できるか否かを定期的に又は(必要に応じて)不定期的に検査するために、ヘルスチェックを行う。例えば、MSC側通信部61は、ヘルスチェック信号を全ての回線交換機MSC30−33に送信し、各々からの応答信号を待機する。適切な応答信号を受信できた場合、その交換機との通信路は正常である。所定の時間内に応答信号が得られなかった場合や、応答信号の内容が適切でなかった等の場合、その交換機との通信路は正常でない(異常である)。正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック状態は、図7に示すように、回線交換機MSC30−33毎に記憶部62に記憶される。図示の例の場合、MSC30、MSC32、MSC33との通信は正常であるが、MSC31との通信は正常でないことが検出されている。
管理部63は、MSC毎のヘルスチェック状態を管理し、ヘルスチェック状態が正常でない(異常な)MSCが存在する場合、移動局からのCS発信要求信号やアタッチ要求信号等の接続先として、通信路が正常なMSCの何れかを選択する。選択は、一例として、ランダムな選択でもよいし、ラウンドロビン方式による選択でもよい。管理部63は、何らかの適切なタイミングにおいて、RNC10及び各MSC間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSN20に報告するように、SGSN側通信部64を制御する。例えば、RNC10がIu−PS区間のヘルスチェック信号をパケット交換機SGSN20に送信する際に、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSN20に報告してもよい。あるいは、RNC10が移動局からのアタッチ要求信号をSGSN20に送信する際に、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSN20に報告してもよい。さらには、RNC10がIu−PS区間のヘルスチェック状態を、RNC10がパケット交換機SGSN20に報告する場合に加えて、RNC10が移動局からのアタッチ要求信号をSGSN20に送信する場合にも、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSN20に報告してもよい。
SGSN側通信部64は、パケット交換ドメインにおける複数のパケット交換機SGSN20、21に、通信インターフェースIu−PSを介して接続され、それらと通信を行う。図示の例では、2つの回線交換機に接続されているが、接続される交換機の数は任意である。SGSN側通信部64は、Iu−PS区間において正常に通信できるか否かを定期的に又は(必要に応じて)不定期的に検査するために、ヘルスチェックを行う。例えば、SGSN側通信部64は、ヘルスチェック信号を全てのパケット交換機に送信し、各々からの応答信号を待機する。適切な応答信号を受信できた場合、その交換機との通信路は正常である。所定の時間内に応答信号が得られなかった場合や、応答信号の内容が適切でなかった等の場合、その交換機との通信路は正常でない(異常である)。通信できるか否かを示すヘルスチェック状態は、図8に示すように、パケット交換機SGSN20、21毎に記憶部62に記憶される。図示の例の場合、SGSN20、21との通信は正常であることが検出されている。
SGSN側通信部64は、管理部63の指示にしたがって、記憶部62に記憶されているヘルスチェック状態の情報をSGSN20に報告する。例えば、Iu−PS区間のヘルスチェック信号をパケット交換機SGSN20に送信する際に、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSN20に報告してもよい。あるいは、RNC10が移動局からのアタッチ要求信号をSGSN20に送信する際に、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSN20に報告してもよい。さらには、Iu−PS区間のヘルスチェック信号を、RNC10がパケット交換機SGSN20に送信する場合に加えて、RNC10が移動局からのアタッチ要求信号をSGSN20に送信する場合にも、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSN20に報告してもよい。
基地局側通信部65は、1つ以上の基地局に接続され、それらと通信を行う。例えば、移動局からのアタッチ要求信号、PS発信要求信号、CS発信要求信号等を、移動局から基地局(図示せず)を介して受信し、パケット交換機又は回線交換機に送信する。
<3.MSC>
図9は、実施例において使用される回線交換機(MSC)を示す。このMSCは、上述の回線交換ドメインにおける交換機MSC30−33として使用可能である。回線交換機は、RNC側通信部91、記憶部92、管理部93及びSGSN側通信部94を有する。図9には、回線交換機に備わる様々な機能要素の内、本実施例の説明に特に関連するものが示されている。
RNC側通信部91は、複数のRNC10−12に、回線交換網側のインターフェースIu−CSを介して接続され、それらと通信を行う。図示の例では、3つのRNCに接続されているが、接続されるRNCの数は任意である。RNC側通信部91は、Iu−CS区間において正常に通信できるか否かを定期的に又は(必要に応じて)不定期的に検査するために、ヘルスチェックを行ってもよい。ヘルスチェックを行った場合、正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック状態は、図10に示すように、RNC10−12毎に記憶部92に記憶される。図示の例の場合、RNC11、RNC12との通信は正常であるが、RNC10との通信は正常でないことが検出されている。
管理部93は、何らかの適切なタイミングにおいて、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機に報告するように、SGSN側通信部94を制御する。例えば、Gs区間のヘルスチェック信号を、MSCがパケット交換機SGSNに送信する際に、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSNに報告してもよい。
SGSN側通信部94は、パケット交換ドメインにおける複数のパケット交換機SGSN20、21に、通信インターフェースGsを介して接続され、それらと通信を行う。図示の例では、2つの回線交換機に接続されているが、接続される交換機の数は任意である。SGSN側通信部94は、Gs区間において正常に通信できるか否かを定期的に又は(必要に応じて)不定期的に検査するために、ヘルスチェックを行ってもよい。ヘルスチェックを行った場合、正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック状態は、図11に示すように、パケット交換機SGSN20、21毎に記憶部92に記憶される。図示の例の場合、SGSN20、21との通信は正常であることが検出されている。
SGSN側通信部94は、管理部93の指示にしたがって、記憶部92に記憶されているヘルスチェック状態の情報をSGSNに報告する。例えば、Gs区間のヘルスチェック信号を、MSCがパケット交換機SGSNに送信する際に、Iu−CS区間のヘルスチェック状態をパケット交換機SGSNに報告してもよい。
<4.SGSN>
図12は、実施例において使用されるパケット交換機(SGSN)を示す。このSGSNは、上述のSGSN20、21として使用可能である。SGSNは、MSC側通信部121、記憶部122、管理部123及びRNC側通信部124を有する。図12には、SGSNに備わる様々な機能要素の内、本実施例の説明に特に関連するものが示されている。
MSC側通信部121は、回線交換ドメインにおける複数の回線交換機MSC30−33に、通信インターフェースGsを介して接続され、それらと通信を行う。図示の例では、4つの回線交換機に接続されているが、接続される交換機の数は任意である。MSC側通信部121は、Gs区間において通信を正常に行えるか否かについて、ヘルスチェックを行ってもよいし、行わなくてもよい。MSC側通信部121がヘルスチェックを行わない場合、MSC側通信部121は、Gs区間のヘルスチェック状態の情報を、回線交換機MSC30−33から受信し、記憶部122に記憶する。MSC側通信部121がヘルスチェックを行う場合、結果のヘルスチェック状態の情報を、記憶部122に記憶する。このヘルスチェック状態は、図13に示すように、回線交換機MSC30−33毎に記憶部122に記憶される。図示の例の場合、MSC30−32との通信は正常であるが、MSC33との通信は正常でないことが検出されている。
管理部123は、ヘルスチェック状態を管理し、移動局からのアタッチ要求信号やCS発信要求信号等の接続先として、通信路が正常でないMSC以外の正常なMSCの内の何れかを選択する。選択は、一例として、ランダムな選択でもよいし、ラウンドロビン方式による選択でもよい。
RNC側通信部124は、パケット交換ドメインにおける複数のRNC10−12に、通信インターフェースIu−PSを介して接続され、それらと通信を行う。図示の例では、3つのRNCに接続されているが、接続されるRNCの数は任意である。RNC側通信部124は、Iu−PS区間において通信を正常に行えるか否かについて、ヘルスチェックを行ってもよいし、行わなくてもよい。RNC側通信部124がヘルスチェックを行わない場合、RNC側通信部124は、Iu−PS区間のヘルスチェック状態の情報を、RNC10−12から受信し、記憶部122に記憶する。RNC側通信部124がヘルスチェックを行う場合、結果のヘルスチェック状態の情報を、記憶部122に記憶する。ヘルスチェック状態は、RNC10−12毎に記憶部122に記憶される。ヘルスチェック状態は、図13のように交換機毎に管理されてもよいし、MSC及びRNCの組み合わせ毎に管理されてもよい。いずれにせよ、本実施例におけるSGSNは、従来とは異なり、Gs区間だけでなく、Iu−CS区間のヘルスチェック状態も記憶部122に保存し、総合的に管理する。
図14は、MSC及びRNCの組み合わせ毎に総合的に管理されるヘルスチェック情報を示す。図示の例の場合、SGSNとMSC30−32との通信は正常であるが、SGSNとMSC33との通信は正常でない。さらに、SGSNの記憶部122は、Iu−CS区間におけるヘルスチェック情報も管理している。MSC30及びRNC10−12の間の通信は何れも正常である。MSC31及びRNC10−12の間の通信は何れも正常でない。MSC32及びRNC10−12の間の通信は何れも正常である。MSC33及びRNC10、RNC12の間の通信は何れも正常であるが、MSC33及びRNC11の間の通信は正常でない。このように、SGSNの管理部123は、Gs区間だけでなく、Iu−CS区間におけるヘルスチェック状態をも総合的に管理し、移動局からのCS発信等において、何れの区間でも正常である組み合わせ(MSC及びRNC)のMSCを選択し、接続を行う。この点、Gs区間におけるヘルスチェック状態のみに基づいてMSCを選択していた従来方法と大きく異なる。従来方法の場合、Gs区間のヘルスチェック状態しか考慮しないので、MSC33を除くMSC30−32のどれでもが選択可能になり、RNC10に対して、Iu−CS区間のヘルスチェックが正常でないMSC31を選択してしまうおそれがある。Gs区間及びIu−CS区間双方におけるヘルスチェック状態が正常であるMSC30及びMSC32が、CS発信等の接続先として選択される。本実施例によれば、Gs区間だけでなく、Iu−CS区間におけるヘルスチェック状態をも考慮して、CS発信等の接続先のMSCを適切に選択することができる。
<5.動作例>
以下、動作例を説明する。上述したように、SGSNは、Gs区間だけでなく、Iu−CS区間におけるヘルスチェック状態をも考慮して、CS発信等の接続先のMSCを適切に選択する。したがって、SGSNは、Gs区間におけるヘルスチェック状態の情報と、Iu−CS区間におけるヘルスチェック状態の情報とを取得する必要がある。Gs区間におけるヘルスチェック状態の情報は、MSCから、例えばヘルスチェック時及び他の時点において取得することができる。あるいは、SGSNが自らGs区間のヘルスチェックを行って記憶してもよい。これに対して、Iu−CS区間におけるヘルスチェック状態の情報をSGSNが取得できるタイミングとしては、いくつかの選択肢が存在する。以下の3つの選択肢が、全て行われることは必須でない。少なくとも何れか1つの選択肢が実行されればよい。あるいは、冗長性を増すために、2つ以上の選択肢が併用されてもよい。
以下、それぞれの選択肢における動作例を説明する。
<5.1 RNCがヘルスチェック時にSGSNに通知>
図15は、RNCがIu−PS区間のヘルスチェック信号をSGSNに送信する際に、RNCが、Iu−CS区間のヘルスチェック状態を相乗りして報告する場合の動作例を示す。
ステップS151において、RNC10及びMSC30−33により、Iu−CS区間のヘルスチェックが行われる。ヘルスチェックは、一例として、RNC10がヘルスチェック信号を全てのMSC30−33に送信し、各々からの応答信号を待機し、適切な応答信号を受信できたか否かにより、通信路の正常/異常を判定してもよい。ヘルスチェック信号は、RNC側から送信されてもよいし、MSC側から送信されてもよい。いずれにせよ、Iu−CS区間におけるMSC及びRNCの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともRNC10に保存される(MSC各々に保存されてもよい。)。
ステップS152において、RNC10及びSGSN20、21により、Iu−PS区間のヘルスチェックが行われる。ヘルスチェックは、一例として、RNC10がヘルスチェック信号を全てのSGSN20、21に送信し、各々からの応答信号を待機し、適切な応答信号を受信できたか否かにより、通信路の正常/異常を判定してもよい。ヘルスチェック信号は、RNC側から送信されてもよいし、SGSN側から送信されてもよい。いずれにせよ、Iu−PS区間におけるRNC及びSGSNの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともRNC10に保存される(SGSNに保存されてもよい。)。RNC10は、Iu−PS区間のヘルスチェック信号を、SGSNに送信する際に、Iu−CS区間のヘルスチェック情報もSGSNに報告する。例えば、Iu−PS区間のヘルスチェック信号を、SGSNに送信するメッセージの中に、Iu−CS区間のヘルスチェック情報がともに含まれていてもよい。これにより、SGSNは、Gs区間及びIu−CS区間双方のヘルスチェック情報を総合的に管理することができる(図14)。
ステップS153において、SGSN20、21及びMSC30−33により、Gs区間のヘルスチェックが行われる。ヘルスチェックは、一例として、SGSNがヘルスチェック信号を全てのMSC30−33に送信し、各々からの応答信号を待機し、適切な応答信号を受信できたか否かにより、通信路の正常/異常を判定してもよい。ヘルスチェック信号は、SGSN側から送信されてもよいし、MSC側から送信されてもよい。いずれにせよ、Gs区間におけるSGSN及びMSCの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともSGSNに保存される(MSCに保存されてもよい。)。
Iu−CS区間、Iu−PS区間及びGs区間のヘルスチェックは、定期的に及び/又は(必要に応じて)不定期的に行われる。
ステップS154において、移動局がアタッチ要求信号をRNC10に送信するために、移動局がRRCコネクションリクエストを送信し(図示せず)、RRCコネクションが確立される。その後、移動局は、アタッチ要求信号(Attach Request)をRNC10に送信する。この場合におけるIDNNSは、未だTMSIやP−TMSIが払い出されていないので、IMSIを使用している。RNC10は、Iu−PS区間においてヘルスチェック状態が正常であるSGSN20を選択し、SGSN20にアタッチ要求信号(Attach Request)を送信する。
ステップS155において、SGSN20は、移動局の加入者プロファイルを作成することに加えて、P−TMSIを払い出す。さらに、SGSN20は、CS発信に備えて何れかのMSCを選択する。この選択は、Gs区間だけでなく、Iu−CS区間におけるヘルスチェック状態も加味して行われ、Gs区間及びIu−CS区間の双方においてヘルスチェック状態が正常なMSCが選択される。説明の便宜上、MSC32が選択されたものとする。
ステップS156において、SGSN20は選択したMSC32にアタッチ要求信号を送信する(Location Update Request)。これに応じて、MSC32は、アタッチ要求信号を発した移動局の加入者プロファイルを作成することに加えて、TMSIを払い出し、SGSN20に返す。SGSN20は、払い出したP−TMSI及び受信したTMSIを移動局に返すことで、アタッチを完了する。
ステップS157において、移動局がCS発信を行うために、RRCコネクションリクエストを送信し(図示せず)、RRCコネクションが確立される。その後、移動局は、CS発信要求信号(CM Service Request)をRNC10に送信する。この場合におけるIDNNSは、通知されたTMSIを使用している。
ステップS158において、RNC10は、IDNNSのTMSIを分析することで、接続先としてMSC32を選択する。本動作例では、Gs区間及びIu−CS区間の双方の通信路が正常であるMSC32が選択されるので、CS発信要求信号(CM Service Request)は、MSC32に送信される。
ステップS159において、MSC32は、かつて作成した加入者プロファイルに基づいて、その移動局からのCS発信要求信号を処理する。
<5.2 RNCがアタッチ時にSGSNに通知>
図16は、RNCがアタッチを行う際に、RNCが、Iu−CS区間のヘルスチェック状態を相乗りして報告する場合の動作例を示す。
ステップS161において、図15のステップS151 と同様に、RNC10及びMSC30−33により、Iu−CS区間のヘルスチェックが行われる。Iu−CS区間におけるMSC及びRNCの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともRNC10に保存される(MSC各々に保存されてもよい。)。
ステップS162 において、図15のステップS152と同様に、RNC10及びSGSN20、21により、Iu−PS区間のヘルスチェックが行われる。Iu−PS区間におけるRNC及びSGSNの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともRNC10に保存される(SGSNに保存されてもよい。)。
ステップS163において、図15のS153と同様に、SGSN20、21及びMSC30−33により、Gs区間のヘルスチェックが行われる。Gs区間におけるSGSN及びMSCの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともSGSNに保存される(MSCに保存されてもよい。)。
Iu−CS区間、Iu−PS区間及びGs区間のヘルスチェックは、定期的に及び/又は不定期的に行われる。
ステップS164において、移動局がアタッチ要求信号をRNC10に送信するために、移動局がRRCコネクションリクエストを送信し(図示せず)、RRCコネクションが確立される。その後、移動局は、アタッチ要求信号(Attach Request)をRNC10に送信する。この場合におけるIDNNSは、TMSI及びP−TMSIが未だ払い出されていないので、IMSIを使用している。RNC10は、Iu−PS区間においてヘルスチェック状態が正常であるSGSN20を選択し、SGSN20にアタッチ要求信号(Attach Request)を送信する。本動作例の場合、このアタッチ要求信号は、移動局がアタッチしようとしていることを示すことに加えて、ステップS161において取得したIu−CS区間のヘルスチェック状態の情報も含む。これにより、アタッチ要求信号を受信したSGSN20は、Gs区間及びIu−CS区間双方のヘルススチェック情報を総合的に管理することができる(図14)。
ステップS165において、図15のステップS155と同様に、SGSN20は、移動局の加入者プロファイルを作成することに加えて、P−TMSIを払い出す。さらに、SGSN20は、CS発信に備えて何れかのMSCを選択する。この選択は、Gs区間だけでなく、Iu−CS区間におけるヘルスチェック状態も加味して行われ、Gs区間及びIu−CS区間の双方においてヘルスチェック状態が正常なMSCが選択される。本動作例の場合、Iu−CS区間のヘルスチェック情報は、受信したアタッチ要求信号に含まれている。説明の便宜上、MSC32が選択されたものとする。
ステップS166において、図15のステップS156と同様に、SGSN20は選択したMSC32にアタッチ要求信号を送信する(Location Update Request)。これに応じて、MSC32は、アタッチ要求信号を発した移動局の加入者プロファイルを作成することに加えて、TMSIを払い出し、SGSN20に返す。SGSN20は、払い出したP−TMSI及び受信したTMSIを移動局に返すことで、アタッチを完了する。
ステップS167において、図15のステップS157と同様に、移動局がCS発信を行うために、RRCコネクションリクエストを送信し(図示せず)、RRCコネクションが確立される。その後、移動局は、CS発信要求信号(CM Service Request)をRNC10に送信する。この場合におけるIDNNSは、通知されたTMSIを使用している。
ステップS168において、図15のステップS158と同様に、RNC10は、IDNNSのTMSIを分析することで、接続先としてMSC32を選択する。本動作例では、Gs区間及びIu−CS区間の双方の通信路が正常であるMSC32が選択されるので、CS発信要求信号(CM Service Request)は、MSC32に送信される。
ステップS169において、図15のステップS159と同様に、MSC32は、かつて作成した加入者プロファイルに基づいて、その移動局からのCS発信要求信号を処理する。
<5.3 MSCがヘルスチェック時にSGSNに通知>
図17は、MSCがヘルスチェック状態をSGSNに報告する際に、MSCが、Iu−CS区間のヘルスチェック状態を相乗りして報告する場合の動作例を示す。
ステップS171において、図15のステップS151 と同様に、RNC10及びMSC30−33により、Iu−CS区間のヘルスチェックが行われる。Iu−CS区間におけるMSC及びRNCの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともMSC各々に保存される(RNC各々に保存されてもよい。)。
ステップS172 において、図15のステップS152と同様に、RNC10及びSGSN20、21により、Iu−PS区間のヘルスチェックが行われる。Iu−PS区間におけるRNC及びSGSNの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともRNC10に保存される(SGSNに保存されてもよい。)。
ステップS173において、図15のS153と同様に、SGSN20、21及びMSC30−33により、Gs区間のヘルスチェックが行われる。Gs区間におけるSGSN及びMSCの組み合わせ毎に、ヘルスチェック状態の情報が、少なくともSGSNに保存される(MSCに保存されてもよい。)。MSC30−33の各々は、Gs区間のヘルスチェック信号を、SGSNに送信する際に、Iu−CS区間のヘルスチェック情報をSGSNに報告する。例えば、Gs区間のヘルスチェック情報を、SGSNに報告するメッセージの中に、Iu−CS区間のヘルスチェック情報が含まれていてもよい。これにより、SGSNは、Gs区間及びIu−CS区間双方のヘルススチェック情報を総合的に管理することができる(図14)。
Iu−CS区間、Iu−PS区間及びGs区間のヘルスチェックは、定期的に及び/又は不定期的に行われる。
ステップS174において、図15のステップS154と同様に、移動局がアタッチ要求信号をRNC10に送信するために、移動局がRRCコネクションリクエストを送信し(図示せず)、RRCコネクションが確立される。その後、移動局は、アタッチ要求信号(Attach Request)をRNC10に送信する。この場合におけるIDNNSは、IMSIを使用している。RNC10は、Iu−PS区間においてヘルスチェック状態が正常であるSGSN20を選択し、SGSN20にアタッチ要求信号(Attach Request)を送信する。
ステップS175において、図15のステップS155と同様に、SGSN20は、移動局の加入者プロファイルを作成することに加えて、P−TMSIを払い出す。さらに、SGSN20は、CS発信に備えて何れかのMSCを選択する。この選択は、Gs区間だけでなく、Iu−CS区間におけるヘルスチェック状態も加味して行われ、Gs区間及びIu−CS区間の双方においてヘルスチェック状態が正常なMSCが選択される。説明の便宜上、MSC32が選択されたものとする。
ステップS176において、図15のステップS156と同様に、SGSN20は選択したMSC32にアタッチ要求信号を送信する(Location Update Request)。これに応じて、MSC32は、アタッチ要求信号を発した移動局の加入者プロファイルを作成することに加えて、TMSIを払い出し、SGSN20に返す。SGSN20は、払い出したP−TMSI及び受信したTMSIを移動局に返すことで、アタッチを完了する。
ステップS177において、図15のステップS157と同様に、移動局がCS発信を行うために、RRCコネクションリクエストを送信し(図示せず)、RRCコネクションが確立される。その後、移動局は、CS発信要求信号(CM Service Request)をRNC10に送信する。この場合におけるIDNNSは、通知されたTMSIを使用している。
ステップS178において、図15のステップS158と同様に、RNC10は、IDNNSのTMSIを分析することで、接続先としてMSC32を選択する。本動作例では、Gs区間及びIu−CS区間の双方の通信路が正常であるMSC32が選択されるので、CS発信要求信号(CM Service Request)は、MSC32に送信される。
ステップS179において、図15のステップS159と同様に、MSC32は、かつて作成した加入者プロファイルに基づいて、その移動局からのCS発信要求信号を処理する。
このように、SGSNは、Gs区間及びIu−CS区間双方のヘルススチェック情報を総合的に管理することで、MSCを適切に選択することができる。
以上本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、それらは単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。例えば、本発明は、無線ネットワーク制御装置(RNC)が複数の交換機に接続される適切な如何なる移動通信システムに適用されてもよい。例えば本発明は、W−CDMA方式のシステム、HSDPA/HSUPA方式のW−CDMAシステム等に適用されてもよい。また、Iu-Flex方式を採用するあらゆる移動通信システムに適用可能であり、上述したIu-Flex方式の動作例以外のあらゆるIu-Flex方式の動作態様(たとえば、各プール内のノードの数・ノードの種類・ヘルスチェック方式・ヘルスチェックの実行タイミング・ヘルスチェック結果が保持される装置、など)に対して、すべて本発明が効果的に実施し得る限り適用可能である。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。実施例又は項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある実施例又は項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。ソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に用意されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
以下、本実施例により教示される手段を例示的に列挙する。
(第1項)
複数の交換機と、複数の交換機に接続された無線ネットワーク制御局(RNC)とを有する移動通信システムにおいて、
RNCにて保持しているIu-CS区間ヘルスチェック状態((a)MSC30−RNC10、(b)MSC31−RNC10、(c)MSC32−RNC10、(d)MSC33−RNC10)に関する情報を、Iu-PS区間ヘルスチェック手順に相乗りして定期的にSGSNに通知する手段を有するRNCと、
前記RNCから通知されたIu-CS区間ヘルスチェック状態に関する情報を対向RNC及びMSC毎に管理し、アタッチ手順時のCSドメインに対する加入者プロファイルを作成するMSCを選択する際に、Iu-CS区間のヘルスチェック状態が正常でないMSCを避けて選択する手段を有するSGSNと
を有する移動通信システム。
(第2項)
複数の交換機と、複数の交換機に接続された無線ネットワーク制御局(RNC)とを有する移動通信システムにおいて、
RNCが保持しているIu-CS区間のヘルスチェック状態の情報を、Iu-PS区間のヘルスチェック手順に相乗りして定期的にSGSNに通知する手段を有するRNCと、
MSCが保持しているIu-CS区間のヘルスチェック状態の情報を、Gs区間のヘルスチェック手順に相乗りして定期的にSGSNに通知する手段を有するMSCと、
前記MSCから通知されたIu-CS区間のヘルスチェック状態の情報を対向RNC及びMSC毎に管理し、アタッチ手順時のCSドメインに対する加入者プロファイルを作成するMSCを選択する際に、Iu-CS区間のヘルスチェック状態が正常でないMSCを避けて選択する手段を有するSGSNと
を有する移動通信システム。
(第3項)
複数の交換機と、複数の交換機に接続された無線ネットワーク制御局(RNC)とを有する移動通信システムにおいて、
RNCが保持しているIu-CS区間のヘルスチェック状態の情報を、アタッチ手順時にSGSNに通知する手段を有するRNCと、
アタッチ手順時のCSドメインに対する加入者プロファイルを作成するMSCを選択する際に、前記RNCから通知されたIu-CS区間のヘルスチェック状態の情報を考慮し、Iu-CS区間のヘルスチェック状態が正常でないMSCを避けて選択する手段を有するSGSNと
を有する移動通信システム。
61 MSC側通信部
62 記憶部
63 管理部
64 SGSN側通信部
65 基地局側通信部
91 RNC側通信部
92 記憶部
93 管理部
94 SGSN側通信部
121 MSC側通信部
122 記憶部
123 管理部
124 RNC側通信部

Claims (6)

  1. 移動通信網における無線ネットワーク制御装置であって、
    パケット交換ドメインにおけるパケット交換機と通信する第1の通信部と、
    回線交換ドメインにおける回線交換機と通信する第2の通信部と、
    管理部と、
    を有し、前記管理部は、前記パケット交換機と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック信号を前記第1の通信部を経由して前記パケット交換機に送信する場合び移動局からのアタッチ要求信号を前記第1の通信部を経由して前記パケット交換機に送信する場合のうち少なくとも一方の場合に、前記回線交換機と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック情報を前記パケット交換機に送信する、無線ネットワーク制御装置。
  2. 移動通信網のパケット交換ドメインにおけるパケット交換機であって、
    無線ネットワーク制御装置が当該パケット交換機と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック信号を前記無線ネットワーク制御装置から受信する場合び移動局からのアタッチ要求信号を前記無線ネットワーク制御装置から受信する場合のうち少なくとも一方の場合に、前記無線ネットワーク制御装置が1つ以上の回線交換機と正常に通信できるか否かを示す第1のヘルスチェック情報を受信する第1の通信部と、
    回線交換ドメインの回線交換機とパケット交換ドメインのパケット交換機との間で正常に通信できるか否かを示す第2のヘルスチェック情報を記憶する記憶部と、
    を有し、
    前記アタッチ要求信号を前記無線ネットワーク制御装置から受信した場合、前記第1及び第2のヘルスチェック状態に基づいて、前記移動局の加入者プロファイルを作成する回線交換機を選択する管理部と、
    選択された回線交換機へ前記アタッチ要求信号を送信する通信する第2の通信部と
    を有する、パケット交換機。
  3. 回線交換ドメインの回線交換機及び無線ネットワーク制御装置の間で正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック情報を、前記無線ネットワーク制御装置が取得し、
    前記無線ネットワーク制御装置及びパケット交換機の間で正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック信号を前記パケット交換機に送信する場合び移動局からのアタッチ要求信号を前記パケット交換機に送信する場合のうち少なくとも一方の場合に、前記無線ネットワーク制御装置が、前記ヘルスチェック情報を前記パケット交換機に送信するステップ
    を有する情報通知方法。
  4. 移動通信網の回線交換ドメインにおける回線交換機であって、
    パケット交換ドメインにおけるパケット交換機と通信する第1の通信部と、
    無線ネットワーク制御装置と通信する第2の通信部と、
    を有し、前記第1の通信部は、前記パケット交換機と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック信号を前記パケット交換機に送信する際、前記無線ネットワーク制御装置と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック情報を前記パケット交換機に送信する、回線交換機。
  5. 移動通信網のパケット交換ドメインにおけるパケット交換機であって、
    回線交換ドメインにおける回線交換機が当該パケット交換機と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック信号を前記回線交換機から受信する際、前記回線交換機が無線ネットワーク制御装置と正常に通信できるか否かを示すヘルスチェック情報を受信する通信部と、
    前記アタッチ要求信号を前記RNCから受信した場合、前記回線交換機と前記パケット交換機との間のヘルスチェック状態および前記回線交換機と前記無線ネットワーク制御装置との間のヘルスチェック状態に基づいて、移動局の加入者プロファイルを作成する回線交換機を選択する管理部と
    を有し、前記通信部は、選択された回線交換機へ前記アタッチ要求信号を送信する、パケット交換機。
  6. 回線交換ドメインの回線交換機とパケット交換ドメインのパケット交換機との間で正常に通信できるか否かを示す第1のヘルスチェック情報を、前記パケット交換機が管理し、
    前記回線交換機及び無線ネットワーク制御装置の間で正常に通信できるか否かを示す第2のヘルスチェック情報を、前記回線交換機が取得し、
    前記回線交換機が、ヘルスチェック信号を前記パケット交換機に送信する際、前記第2のヘルスチェック情報を前記パケット交換機に送信するステップ
    を有する情報通知方法。
JP2010240059A 2010-10-26 2010-10-26 無線ネットワーク制御装置、パケット交換機、回線交換機及び情報通知方法 Expired - Fee Related JP5221622B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010240059A JP5221622B2 (ja) 2010-10-26 2010-10-26 無線ネットワーク制御装置、パケット交換機、回線交換機及び情報通知方法
US13/279,897 US20120099528A1 (en) 2010-10-26 2011-10-24 Radio network control device, packet switching device, circuit switching device, and information reporting method
EP11186452A EP2448360A3 (en) 2010-10-26 2011-10-25 Radio network control device, packet switching device, circuit switching device, and information reporting method
CN2011103275394A CN102457963A (zh) 2010-10-26 2011-10-25 无线网络控制装置、分组和线路交换机以及信息通知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010240059A JP5221622B2 (ja) 2010-10-26 2010-10-26 無線ネットワーク制御装置、パケット交換機、回線交換機及び情報通知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012095055A JP2012095055A (ja) 2012-05-17
JP5221622B2 true JP5221622B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=44860262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010240059A Expired - Fee Related JP5221622B2 (ja) 2010-10-26 2010-10-26 無線ネットワーク制御装置、パケット交換機、回線交換機及び情報通知方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20120099528A1 (ja)
EP (1) EP2448360A3 (ja)
JP (1) JP5221622B2 (ja)
CN (1) CN102457963A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5536694B2 (ja) * 2011-02-25 2014-07-02 株式会社Nttドコモ 移動通信システム、無線ネットワーク制御装置、サービス提供gprsサポートノード、および、移動通信方法
CN106817700B (zh) * 2017-03-02 2019-06-28 中国人民解放军信息工程大学 基于多重完整性远程证明的异常节点检测方法
JP7186565B2 (ja) * 2018-09-26 2022-12-09 住友重機械工業株式会社 射出成形システム、射出成形機

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7881287B2 (en) * 2004-07-30 2011-02-01 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and device for session control in hybrid telecommunications network
KR20060105447A (ko) * 2005-03-29 2006-10-11 엘지전자 주식회사 네트워크 노드의 과부하 관리 방법 및 시스템
CN1327728C (zh) * 2005-06-27 2007-07-18 华为技术有限公司 一种实现移动交换中心双归属的方法
JP4830935B2 (ja) * 2007-03-22 2011-12-07 日本電気株式会社 移動通信システム及び移動局の強制位置登録方法
CN101370177B (zh) * 2007-08-16 2011-08-10 华为技术有限公司 注册到电路域核心网的方法、用户设备及系统
CN101296518B (zh) * 2008-06-16 2013-01-16 中兴通讯股份有限公司 电路域业务寻呼实现方法和装置
US8340081B2 (en) * 2009-03-23 2012-12-25 Motorola Mobility Llc Communication apparatus for providing services to a communication device through a private base station
US20110235505A1 (en) * 2010-03-29 2011-09-29 Hitachi, Ltd. Efficient deployment of mobility management entity (MME) with stateful geo-redundancy
US20110299429A1 (en) * 2010-06-02 2011-12-08 Kundan Tiwari Methods for handling ps and cs communication service
US9220110B2 (en) * 2010-07-22 2015-12-22 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Node selection in a packet core network
US20120040643A1 (en) * 2010-08-13 2012-02-16 John Diachina Network access control based on serving node identifiers

Also Published As

Publication number Publication date
CN102457963A (zh) 2012-05-16
JP2012095055A (ja) 2012-05-17
EP2448360A3 (en) 2013-03-06
US20120099528A1 (en) 2012-04-26
EP2448360A2 (en) 2012-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105554789B (zh) 通信系统、方法和装置
US9014708B2 (en) Network entity for mobile communications towards a mobile station
US8331950B2 (en) Mobile communication system, radio network controller and method
JP6737283B2 (ja) 監視装置、基地局、及び監視方法
US7554940B2 (en) Mobile communication system, method of controlling operation thereof, and node used for the system
JP5221622B2 (ja) 無線ネットワーク制御装置、パケット交換機、回線交換機及び情報通知方法
JP2008236529A (ja) 移動通信システム及び移動局の強制位置登録方法
WO2016178373A1 (ja) 移動管理交換機、通信システム及び通信制御方法
JP5002038B2 (ja) 無線ネットワーク制御装置及び方法
JP5262662B2 (ja) コアネットワーク装置、無線ネットワーク制御装置、位置登録方法、及び無線ネットワークシステム
WO2018066402A1 (ja) ゲートウェイ装置、通信方法、及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
JP6611173B2 (ja) ゲートウェイ装置、通信方法、及び、プログラム
WO2016167222A1 (ja) Sip制御装置、移動通信システム及び緊急呼制御方法
CN101820616A (zh) 用户设备及其寻呼处理方法、无线网络控制器
JP6769656B2 (ja) 通信システム、通信方法、及びプログラム
JP6645660B2 (ja) 中継ノード装置、通信制御方法、及び、プログラム
JP5289404B2 (ja) 交換機、通信制御システム、及び、通信制御方法
CN102547866A (zh) 无线优先级业务的处理方法及装置
CN106686662B (zh) 一种实现mme池的方法及系统
WO2008100184A1 (en) Network pooling improvemen
KR20130036640A (ko) 전송 제어 시그널링 메시지 처리방법 및 그 네트워크 노드
JP2017152770A (ja) 通信システム、通信方法、及び、プログラム
JP2014225747A (ja) ガイダンス装置、ガイダンスシステム、ガイダンス方法
JP2012178631A (ja) 移動通信システム、無線ネットワーク制御装置、サービス提供gprsサポートノード、および、移動通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5221622

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees