JP5219543B2 - 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、データベースの構成を複数のレイアウト形式でグラフ表示する技術に関する。
データベースメタデータをグラフ表示するには、以下の3段階の処理が必要である。
(1)データの取得(データベース管理システムからのメタデータ読み込み)
(2)データ生成(データベース管理システムからは得られない派生的なデータの追加、データベース管理システムからは得られない派生的なレイアウトの作成)
(3)データ表示(表示位置の計算)
データベースメタデータはひとつのデータセットに対し複数のグラフレイアウトを持つ。
レイアウトの種別は一般的な有向グラフやツリー型グラフなどがあり、それぞれのレイアウトに対して、杉山アルゴリズム(非特許文献1)などの一般的な表示アルゴリズムを用いて表示されている。
また、グラフィックデータの処理方法として、特許文献1に記載の技術がある。
特開平06−215141号公報 K. Sugiyama and M. Misue, " Visualization of Structural Information: Automatic Drawing of Compound Digraphs," IEEE Trans. Syst. Man, Cybern., VOL. 21, NO. 4, JULYIAUGUST 1991 pp. 876−892.
従来のメタデータグラフの表示ソフトウェアでは、全てのデータに対して(1)から(3)までの全処理が完了してからグラフを表示するため、表示データ数が多い場合グラフが表示されるまで時間がかかるという課題があった。
また、大量のノードを含むグラフの場合、画面上に全てのノードを表示すると細かなグラフを画面表示することになる。これはデータベース構造の特徴を端的に現すメタデータを、視認性の高いグラフという表現方法を用いて捉えるという目的に反する結果を生ずる。
この発明は、上記のような課題を解決することを主な目的の一つとしており、データベースメタデータを複数のレイアウト形式でグラフデータとして表示する際の高速化を図ることを主な目的の一つとする。
また、大量のノードを含むグラフの場合であっても、視認性の高いグラフデータを表示することを主な目的の一つとする。
本発明に係る情報処理装置は、
データベースの構成を、それぞれ異なるレイアウト形式で、ノードの連結として示す複数種のデータベースノード情報を生成する情報処理装置であって、
前記データベースの構成要素を実ノードとし、レイアウト形式ごとに、データベースノード情報に含ませる候補となる実ノードを定義するとともに、候補として定義している各実ノードの属性と、候補として定義している実ノード間の連結関係とを定義するメタデータ情報を取得するメタデータ情報取得部と、
レイアウト形式ごとに、前記メタデータ情報において候補として定義されている各実ノードの属性及び実ノード間の連結関係を解析し、属性が近似する2以上の実ノードをグルーピングするための仮想ノードを生成し、生成した仮想ノードの属性を指定するとともに、生成した仮想ノードと連結するノードを指定する仮想ノード生成部と、
レイアウト形式ごとに、仮想ノードであるか否か及びノードの属性の少なくともいずれかを基準として、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの各々に対して優先度を設定する優先度設定部と、
レイアウト形式ごとに、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの中から、前記優先度設定部により設定された優先度の高い順に所定数のノードを優先表示ノードとして選択し、優先表示ノードをノード間の連結関係に基づいて連結してデータベースノード情報を生成するデータベースノード情報生成部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、データベースの構成を複数のレイアウト形式で表示する際に、レイアウト形式ごとにノードに優先度を設定し、レイアウト形式ごとに優先度の高い順にノードを選択し、選択したノードのみが示されるグラフデータを生成する。このため、各レイアウトの初期表示するデータから表示の必要性の低いノードが省かれ、各レイアウトの初期表示データを高速に生成することができる。また、各レイアウトの初期表示データには表示の必要性の高いノードが選別されて表示されるため、大量のノードを含む場合であっても、視認性の高いグラフデータを表示することができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るメタデータ表示システムの構成を示すブロック図である。
データベースメタデータグラフ生成装置160は、データベースシステム110からデータベースの構成を示すメタデータ情報(以下、単にメタデータという)を取得し、メタデータから複数種のグラフデータを生成する。
データベースメタデータグラフ生成装置160は、それぞれ異なる複数種のレイアウト形式で複数のグラフデータを生成し、各グラフデータはデータベースの構成をノードの連結として示す。グラフデータはデータベースノード情報とも表記する。
複数のレイアウト形式として、例えば、図18に示す形式がある。
また、データベースメタデータグラフ生成装置160は情報処理装置の例である。
メタデータ読込部120は、データベースシステム110から、メタデータを読み込む。メタデータ読込部120はメタデータ情報取得部の例である。
メタデータは、詳細は後述するが、例えば図2に示す情報である。
メタデータは、データベースの構成要素を実ノードとし、レイアウト形式ごとに、グラフデータに含ませる候補となる実ノードを定義するとともに、候補として定義している各実ノードの属性と、候補として定義している実ノード間の連結関係とが定義される情報である。
また、メタデータ読込部120が読み込んだ段階では、メタデータには実ノードのみが示され、後述するグラフデータ作成部130によって作成される仮想ノードは追加されていない。
グラフデータ作成部130は、メタデータ読込部120で得られたメタデータからグラフレイアウトデータを生成する。
より具体的には、グラフデータ作成部130は、レイアウト形式ごとに、メタデータにおいて候補として定義されている各実ノードの属性及び実ノード間の連結関係を解析し、仮想ノードを生成し、生成した仮想ノードの属性を指定するとともに、生成した仮想ノードと連結するノードを指定し、仮想ノードの属性及びノード間の連結関係をメタデータに追加する。
仮想ノードとは、属性が近似する2以上の実ノードをグルーピングするためノードであり、データベースの構成上の特徴を表すノードである。
また、グラフデータ作成部130は仮想ノード生成部の例である。
優先度設定部140は、グラフレイアウトデータ中のノードデータに対し表示優先度を計算する。
より具体的には、優先度設定部140は、レイアウト形式ごとに、メタデータにおけるノード間の連結関係の定義及びグラフデータ作成部130によるノード間の連結関係の指定に基づき、階層構造における各ノードの階層位置を判断し、仮想ノードであるか否か及びノードの属性の少なくともいずれか、及び各ノードの階層位置を基準として、仮想ノード及びメタデータにおいて候補として定義されている実ノードの各々に対して優先度を設定する。
グラフ表示位置計算部150は、グラフデータを画面表示する位置等を決定し、ディスプレイに出力する。
より具体的には、グラフ表示位置計算部150は、レイアウト形式ごとに、仮想ノード及びメタデータに候補として定義されている実ノードの中から、優先度設定部140により設定された優先度の高い順に所定数のノードを優先表示ノードとして選択し、優先表示ノードをノード間の連結関係に基づいて連結してグラフデータ(データベースノード情報)を生成する。
また、グラフ表示位置計算部150は、特定のレイアウト形式のグラフデータを、優先表示ノードを用いて、他のレイアウト形式のグラフデータの生成に先行して生成し、先行して生成したグラフデータを表示装置170に出力し、先行して生成したグラフデータを表示装置170に出力した後に、他のレイアウト形式のグラフデータを生成する。
また、グラフ表示位置計算部150は、複数種のレイアウト形式に対して、優先表示ノードが示されるグラフデータを生成した後、レイアウト形式ごとに、優先表示ノードよりも低い優先度のノードが追加されたグラフデータを生成し、生成したグラフデータを表示装置170に出力する。
グラフ表示位置計算部150はデータベースノード情報生成部の例である。
以上の各部の動作を概説すると以下のようになる。
メタデータ読込部120が、実ノードと実ノード間の連結を示すメタデータファイルを読込み、グラフデータ作成部130が、属性が共通する複数のノードにおける共通の特徴を表す仮想ノードを追加し、優先度設定部140が、仮想ノードの優先度を高くしつつ、表示の重要性に従って各ノードに優先度を設定する。
また、グラフ表示位置計算部150が、初期表示ノード数を決定し、初期表示ノード数の範囲で優先度の高い順にノードを選択し、選択したノードを連結して初期表示するグラフデータ200を生成し、表示装置170に出力する。
優先度の低いノードは、初期表示グラフデータの生成後に追加する。また、他のレイアウト形式のグラフデータ(初期表示するグラフデータ以外のグラフデータ)は、初期表示グラフデータの表示後に生成する。
なお、データベースメタデータグラフ生成装置160はコンピュータであり、120から150の機能は、例えば、コンピュータであるデータベースメタデータグラフ生成装置160上のソフトウェアとして動作し、表示位置計算結果は表示装置170に表示され、ユーザ180に対しデータベース構造図やテーブルの類似性をグラフ表示によって識別可能とする支援を行う。
また、データベースシステム110は、データベースメタデータグラフ生成装置160の内部に存在していてもよいし、外部に存在していてもよい。
図11は、データベース構造メタデータのグラフ構造の一例(図18のデータベース構造レイアウトの表示例)である。
代表的なメタデータであるデータベース構成要素メタデータは、スキーマ、テーブル、カラムなどの複数の種類の要素を含み、スキーマ→テーブル→カラムという階層構造を持っている。
図中央の矩形のノードはデータベース構成要素ではなく、グラフデータ作成部130で生成されたノードであり、仮想ノードである。
仮想ノードには、全ての階層の頂点となるルートノードやユーザが指定するルールでグループ化したグループノードなどが含まれる。
図11の例では仮想ノードは階層の中央のみにあるが、階層の途中に仮想ノードが追加される場合もある。
また、メタデータ読込部120が読み込んだ段階ではメタデータには実ノードのみが示されるため、メタデータにおける定義に従って実ノードを連結したとすると図20のようになる。この図20に対して、グラフデータ作成部130が仮想ノードを追加した場合に、仮想ノードと実ノード、仮想ノード同士を連結した状態が図11である。
なお、図20及び図11とも、表示装置170に表示される情報ではない。
図20及び図11は、メタデータ読込部120が読み込んだ段階のメタデータには仮想ノードが含まれておらず、グラフデータ作成部130が仮想ノードを追加することを説明するための図である。
また、グラフデータ作成部130のレイアウト生成処理は、メタデータ読込部120から得られたメタデータを元に全く新たなグラフレイアウトを作成することもある。
これを派生レイアウトと呼ぶ。派生レイアウトの例を図13に示す。
図13はテーブルを対象にノードの名称の先頭文字から同じ文字が使用されているものでクラスタリングした結果を表すレイアウトである。
例えば、テーブル211とテーブル212、テーブル22は全て先頭に2がつくため、グループ2のノードを作成し、3つのテーブルはそのグループノードの子ノードとなる。
さらに、テーブル211とテーブル212は2文字目が1で共通なため、グループ21のノードを作成しグループ2の子ノードとする。
この場合、グループノード間にも親子関係が発生する。
テーブル211とテーブル212はグループ2に直結する子ノードとはせず、グループ21の子ノードとする。
このようにしてグループノードとして仮想ノードが追加される。
また、テーブルの子ノードとしてカラムをノードとしてレイアウトに加えてある。
図2は、データベースシステム110のメタデータ抽出インタフェースを用いて出力されるメタデータファイルの構成である。
データベースシステム110は、そこに構築されているデータベースのスキーマ名や、テーブル名、カラムの名称やそれらの型などのシステム構成要素情報としてメタデータを管理している。
また、クエリを用いて通常のデータを取り出すのと同様に、これらのメタデータを取り出すためのインタフェースを持つものとする。
本実施の形態ではこれらのインタフェースを用いてあらかじめメタデータがファイルに出力されているものとする。
メタデータファイルにはファイル情報2100、共通ノード情報2200、レイアウト情報2300が記載される。
ファイル情報2100には、ファイルタイプ2101、レイアウト数2102のふたつが含まれている。
ファイルタイプ2101はメタデータファイルのフォーマットを定義する型を表す。
レイアウト数2102はファイル中にいくつのレイアウトが含まれているのかを表す。
共通ノード情報2200は、全てのレイアウト中に含まれる各ノードについて、ノードID2201、ノード名2202、型2203、ステータス2204が記載される。
例えば、レイアウト情報1のノード一覧にノードAAA〜MMM、レイアウト情報2のノード一覧にノードNNN〜ZZZが示されているとすると、共通ノード情報2200には、ノードAAA〜ZZZの全ての情報が示される。
ノードID2201は、ノード情報を一意に示すものである。
ノード名2202は、データの内容を表すものであり、例えば、テーブル100、カラム101などが示される。
型2203は、スキーマ、テーブル、カラムといったデータベース構造の要素の種類をあらわすものである。
ステータス2204は各レイアウトに共通なノードの属性を表す。例えば、実ノードであるか仮想ノードであるか、縮退の可否等が示される。
レイアウト情報2300は、各レイアウトについて、そのレイアウトの属性2301〜2304、レイアウトに含まれるノード一覧2310、レイアウトに含まれるエッジ一覧2320が記載される。
レイアウトの属性には、レイアウトを一意に示すレイアウトID2301、レイアウト名2302、レイアウトタイプ2303、ステータス2304が記載される。
レイアウトタイプは、データベース構造レイアウト、分類型レイアウト等のレイアウト配置方法を特定するための情報である。
ノード一覧には、ノードID2311と、レイアウトに固有なステータス情報2312が記載される。
ノードID2311は共通ノード情報2200に記載のノード情報を指定するものである。つまり、共通ノード情報2200のノードID2201の欄に示されているノードIDのうち当該レイアウトに含まれるノードのノードIDがノードID2311の欄に示される。
ステータス情報2312は、共通ノード情報2200のステータス情報2204の欄に示されている情報と同様であり、例えば、実ノードであるか仮想ノードであるか、縮退の可否等が示される。
エッジ一覧2320には、始点ノードID2321、終点ノードID2322、ステータス情報2323などが記載される。始点ノード及び終点ノードは、実ノードの場合もあるし、仮想ノードの場合もある。
ステータス情報2323では、エッジの種類、エッジの矢印の向き、エッジの色等が定義される。
また、前述したように、メタデータ読込部120が読み込んだ段階のメタデータには仮想ノードが含まれておらず、グラフデータ作成部130が仮想ノードを共通ノード情報2200及びレイアウト情報2300に追加する。
図3から図10のフローチャートを用いて各機能ブロックの動作を説明する。
図3はメタデータ読込部120の動作手順(メタデータ情報取得ステップ)を表すフローチャートである。
まず、メタデータ読込部120は、メタデータファイルをオープンする(ST300)。
これは図2に示したファイルである。
次に、メタデータ読込部120は、メタデータファイルからレイアウト数2102を読む(ST310)。
次に、メタデータ読込部120は、共通ノード情報2200をメモリに展開する(ST320)。
次に、メタデータ読込部120は、レイアウト情報2300のノード一覧2310、エッジ一覧2320をメモリ展開する(ST330、ST340、ST350)。
ここで、全てのレイアウトについて読込が完了しているか調べる(ST360)。
完了していなければ次のレイアウトについて、ST330から繰り返す。
完了していればファイルをクローズする(ST370)。
図4は、グラフデータ作成部130の動作手順(仮想ノード生成ステップ)を表すフローチャートである。
まず、グラフデータ作成部130は、ひとつのレイアウトについて、レイアウトタイプを確認する(ST400)。
これは図2の2303に記載のメタデータタイプである。
図18にあるように、レイアウトの種別は数種類用意し、生成すべきグラフデータはレイアウトごとに異なる。そのため、種別毎のレイアウト生成処理(ST410)はレイアウトタイプによって切り替える必要があるが、メタデータファイルによって入力されたレイアウト情報に対して表示属性を与え、レイアウトタイプにあったグラフ構造となるように仮想ノードを追加する処理を行う。種別毎のレイアウト生成処理(ST410)の具体例は図5にて説明する。
ST410の終了後、グラフデータ作成部130は、全てのレイアウトについてグラフデータの生成が完了しているか調べる(ST420)。
完了していなければ次のレイアウトについてST400から繰り返す。
完了していれば処理を終了する。
図5は、レイアウト生成処理(ST410)の具体的内容を説明するフローチャートである。
ここでは例としてデータベース構造メタデータレイアウトの場合を挙げる。
まず、グラフデータ作成部130はレイアウトに含まれるノードにデータベースシステム110でのメタデータには含まれていない、表示に関する情報(色など)を付加する(ST500)。
次に、全てのノードについて設定が完了したか調べる(ST510)。
完了していなければ次のノードについてST500から繰り返す。
完了していれば全てのノードにルートとなるノードが存在したかどうかを確認する(ST520)。
ルートノードが無ければ、新たに仮想ノードとしてルートノードを生成、表示設定(始点ノード、終点ノードの指定等)して(ST530)終了する。ルートノードがあれば処理を終了する。
また、図11に示すようにルートノードのほかに「参考」、「対象」等の仮想ノードを生成する場合は、これら仮想ノードを生成し、表示設定(始点ノード、終点ノードの指定等)を行う。また、仮想ノードの生成、表示設定を行った場合は、仮想ノードの追加により連結関係に変更が生じる実ノードに対して始点ノード、終点ノードの設定を更新する。
なお、仮想ノードの生成は、既存の生成方法を利用することができる。
図6は、優先度設定部140の動作手順(優先度設定ステップ)を表すフローチャートである。
まず、優先度設定部140は、レイアウトに含まれるノードに対して、仮想ノードであるか否か、階層の深さ、表示種別の3つのノード属性について設定値を割り付ける(ST600)。
優先度設定部140は、図19に示す優先度基準値テーブルを有しており、この優先度基準値テーブルに示される値を割り付ける。
なお、図19の優先度基準値テーブルは、図11に示すデータベース構造メタデータのグラフ構造の表示の際に使用する優先度基準値を示す。
図19(a)は、仮想ノードであるか否かについての優先度基準値を示しており、仮想ノードは「1」、実ノードは「10」となる例を示している。
グラフデータ作成部130が追加する仮想ノードについては、いずれのレイアウトにおいてもレイアウトの内容を概念として表すために追加されているものであり、実ノードよりも高い優先度で表示するべきである。そのため、仮想ノードに「1」、実ノードには「10」を割り当てている。なお、本実施の形態では、数値が低いほど優先度が高いものとする。
図19(b)は、ノードの階層ついての優先度基準値を示しており、階層が高い(数字が小さい)ほど優先度基準値が小さい(高優先度)。
ノード間に親子関係がある場合は階層(最も上位となるノードからの距離)属性を持たせることができる。階層が上位のノードであるほど全体の概念を表すことは自明である。
そのため本例では、階層の深さと同じ値を割り付けている。
なお、階層は、例えば、ルートノードを階層1とし、優先度設定部140がメタデータファイル(図2)の始点ノードID2321、終点ノードID2322の記載を解釈して、各ノードのルートノードからの距離(階層位置)を調査して、各ノードの優先度基準値を判断する。
図19(c)は、ノード表示種別についての優先度基準値を示しており、仮想ノード、スキーマノード、テーブルノードは「1」、カラムノードは「10」となる例を示している。
ノードの種別ごとに値を設定することにより、表示しないノードを設定することも可能である。
本例では、カラムノードは全て縮退表示となるように優先度基準値を高く設定している(低優先度)。
図12は、図11のデータベース構造メタデータのグラフ構造の表示の際に使用する優先度重み付け表である。
優先度設定部140は、図19に示す優先度基準値テーブルに示される値に基づいて、各ノードの属性に対し数値を当てる。
例えば、ルートノード(root)は、仮想ノードであり、階層1に属するため、図19(a)より「1」が、図19(b)より「1」が、図19(c)より「1」が設定される。
また、例えば、スキーマ1は、実ノードであり、階層3に属するため、図19(a)より「10」が、図19(b)より「3」が、図19(c)より「1」が設定される。
また、図14は図13の名称によるグループ化グラフ構造の表示の際に使用する優先度重み付け表である。
図13の例ではグループノードがそれに属するテーブルの名前と言う特徴をより端的に表しているため、テーブルノード、カラムノードの表示優先度が低くなるようノード種別属性値を高く設定している。
次に、優先度設定部140は、割り付けられた値を元に優先度の計算・設定を行う(ST610)。
具体的には、各項目の優先度基準値の乗算によって優先度を算出する。
図12に示すように、ルートノード(root)は、1×1×1=1より、優先度「1」となる。
また、スキーマ1は、10×3×1=30より、優先度「30」となる。
前述したように、この例での数値は、小さい方がより高優先度となる。
次に、優先度設定部140は、全てのノードに対して優先度設定が完了したかどうかを確認する(ST620)。完了していなければ次のノードに対してST600から繰り返す。
完了していれば、全てのレイアウトについて優先度設定が完了しているか調べる(ST6300)。
完了していなければ次のレイアウトについてST600から繰り返す。
完了していれば処理を終了する。
図7は、グラフ表示位置計算部150の動作手順(データベースノード情報生成ステップ)を表すフローチャートである。
まず、グラフ表示位置計算部150は、最初に表示すべきグラフデータのレイアウトを決定する(ST7000)。
次に、グラフ表示位置計算部150は、最初に表示するレイアウトにおける初期表示ノードの配置を決定する(S7010)。
初期表示ノードとは、優先的に表示するノードであり、優先度設定部140により高い優先度(低い数値)が設定されているノードである。
初期表示ノードは、優先表示ノードの例である。
初期表示ノードの配置決定処理(S7010)の詳細を図8に表す。
まず、グラフ表示位置計算部150は、初期表示レイアウトのノードリストを優先度の高い順にソートする(ST7110)。初期表示レイアウトのノードリストとは、初期表示レイアウトに含まれるノードを示すリストであり、例えば、図12に示す情報である。
次に、グラフ表示位置計算部150は、グラフ表示に関わる各種パラメータ(例として、グラフ表示エリアの大きさ、表示フォントの大きさ)などから表示可能ノード数を割り出し、初期表示ノードの数を決定する(ST7120)。
表示可能ノード数と同数の初期表示ノード数としてもよいし、表示可能ノード数に所定の計数(1.0未満)を乗算して得られる数を初期表示ノード数としてもよい。
また、表示可能ノード数を用いる代わりに、各ノードの優先度を所定の閾値と比較して用いて初期表示ノード数を決定してもよい。例えば、図12の例において、優先度50以下のノードを初期表示ノードとするようにしてもよい。
次に、グラフ表示位置計算部150は、各ノードに対しノードの表示位置を計算する。
既に他のノードが配置されている場合はそれらの再配置位置も含めて計算する(ST7130)。
ここで、全ての位置設定したノードが初期表示ノード数に達しているかどうか確認する(ST7140)。
達していなければ次のノードに対してST7130から繰り返す。
達していれば、初期表示ノードの配置処理は完了する。
図7の説明に戻る。
次に、グラフ表示位置計算部150は、すでにいずれかのレイアウト形式のグラフデータが表示されているかどうかを確認する(ST7020)。
表示されていなければ、グラフ表示位置計算部150は、作成したグラフデータの画面表示を行う(ST7030)。
表示されていれば、当該グラフデータの画面表示は行わず、全てのレイアウトについて初期表示ノードの配置が完了しているかどうかを確認する(ST7040)。
配置が完了していなければ次のレイアウトについてST7010から繰り返す。
つまり、複数種のレイアウト形式のうち、特定のレイアウト形式のグラフデータ(ST7000で決定された初期表示レイアウトのグラフデータ)を他のレイアウト形式のグラフデータに先行して生成し、先行して生成したグラフデータを優先して表示する。そして、先行して生成したグラフデータの表示の後に、他のレイアウト形式のグラフデータを生成する。
また、ST7040の判断において、全てのレイアウトについて初期表示ノードの配置が完了していれば、グラフ表示位置計算部150は、引き続き全ての縮退不可ノードの配置が完了しているか調べる(ST7050)。
つまり、初期表示ノードの対象にはならなかった縮退不可ノードがあるかどうかを調べる。
なお、縮退可能ノードはその後の展開操作で表示できるため、個々での表示の必要は無い。
縮退不可ノードとは、表示の省略ができないノードである。他方、縮退可能ノードとは、表示の省略が可能なノードである。縮退不可ノードであるか否かは、メタデータファイル(図2)のステータス情報2304に示されている。
なお、縮退の詳細な意味については後述する。
そして、全ての縮退不可ノードの配置が完了していなければ、表示されていない縮退不可ノードの配置、表示を行う(ST7060)。
全ての縮退不可ノードの配置が完了したら処理を終了する。
また、初期画面(ST7000で決定された初期表示レイアウトのグラフデータ)の表示後は表示画面に対するマウス等の入力装置からの処理要求が可能になる。
初期レイアウト表示後のグラフ表示位置計算部150の処理には、レイアウトの切り替え処理と縮退ノードの展開処理がある。
図9を用いて、画面に表示されているレイアウト以外のレイアウトに対してグラフデータの表示要求があった場合(レイアウトの切り替え処理)について説明する。
まず、グラフ表示位置計算部150は、対象レイアウト(ユーザから指定されたレイアウト)の配置に着手しているかを確認する(ST7200)。つまり、対象レイアウトについて図7のST7010の処理を開始しているか否かを判断する。
配置に着手していなければ初期表示ノードの配置処理を行う(ST7210)。
初期ノードの配置処理は図8で説明したのと同様である。
一方、初期表示ノードの配置処理に着手していれば配置処理が完了するのを待つ(ST7230)。
配置処理が完了したら、グラフ表示位置計算部150は、配置完了後画面表示を行う(ST7240)。
次に、図10を用いて縮退ノードの展開処理について説明する。
ここで縮退について説明する。
縮退とは、ふたつのノード間に親子関係がある場合、親ノードに子ノードを代表させ、子ノードの表示を省略することを指す。
図15に示すように、縮退可能ノードの場合はユーザからの表示指示(ノードのクリックなど)があった時点で表示する。その際グラフの再配置が必要な場合は他ノードの表示位置の再計算を行う。
縮退不可ノードの場合は初期表示ノードの表示完了後、順次追加表示を行う(図7のST7050、ST7060)。
図10に示すように、画面表示後に縮退ノード(子ノードを代表している親ノード)に対する操作があった場合に、グラフ表示位置計算部150は、縮退ノードの子ノードに対して、位置設定とそれに伴う他ノードの再配置処理を行う(ST7300)。
次に、グラフ表示位置計算部150は、縮退ノードの全ての子ノードの配置が完了しているかを確認する(ST7310)。
完了していなければ次の子ノードに対してST7300から繰り返す。
完了していれば画面表示を行う(ST7320)。
図11、図12に示したデータベース構造メタデータグラフレイアウトの場合の初期表示イメージは図16のようになる。つまり、カラムノードは優先度が低く初期表示ノードとして選択されないため、カラムノードは表示されない。
なお、カラムノードが縮退不可ノードであれば、複数のレイアウト形式に対して、初期表示ノードの配置が完了した(初期表示ノードのみが示されるグラフデータが生成された)後に、図7のST7060の段階でカラムノードが追加される。
また、カラムノードが縮退可能ノードであれば、ユーザからの要求により図10のフローに従って表示される。
なお、図16に示す初期表示では、図11に示している階層を示す数値(階層1、階層2)等、階層を区切る線(楕円)が表示されないが、ユーザからの要求により追加して表示していもよい。
また、図13、図14に示した名前によるグループ化レイアウトの場合の初期表示イメージは図17のようなる。
図17の例では、仮想ノードのみが初期表示される。
このように、本実施の形態によれば、データベースメタデータを複数のレイアウト形式でグラフデータとして表示する際に、レイアウト形式ごとにノードに優先度を設定し、レイアウト形式ごとに優先度の高い順に初期表示するノードを選択し、選択したノードのみが示されるグラフデータを生成する。このため、各レイアウトの初期表示グラフデータから表示の必要性の低いノードが省かれ、各レイアウトの初期表示グラフデータを高速に生成することができる。
また、データベースの構成上の特徴を示す仮想ノードの優先度を高くしており、各レイアウトの初期表示グラフデータには仮想ノードが含まれることになる。このため、初期表示グラフデータが表示されると、ユーザは、初期表示グラフデータの仮想ノードの表示から、早期にデータベースの構成上の特徴を把握することができる。
また、特定のレイアウト形式のグラフデータを他のグラフデータに先行して生成し、表示するため、ユーザにとって最も重要なグラフデータを優先して早期に表示することができる。
また、各レイアウトの初期表示グラフデータには表示の必要性の高いノードが選別されて表示されるため、大量のノードを含むグラフの場合であっても、視認性の高いグラフデータを表示することができる。
また、縮退可能なノードはユーザの指示があった場合のみ表示されるため、大量のノードを含むグラフの場合であっても、視認性の高いグラフデータを表示することができる。
以上、本実施の形態では、スキーマ、テーブル、カラム等のデータベース構成要素であるメタデータの関係性の理解を助けるため、前記の要素をノード、関係性をエッジとして表示するグラフデータの生成装置であって、
情報システムからデータベース構成要素であるメタデータを読み込むメタデータ読込部と、
得られたメタデータに対し、属性が共通する複数のノードにおける共通の特徴を表す仮想のノードを追加したグラフレイアウトを作成するグラフデータ作成部と、
ノードに対し、仮想ノード優先、階層の深さ、ノード種別の観点で表示優先度を決定する優先度設定部と、
あらかじめ定めた閾値を上回る優先度のノードのみを対象として表示位置を計算し、高優先度の表示が完了後、もしくは表示済みノードに対する操作が行われた際に優先度の低いノードの表示位置を含めたグラフの表示位置の再計算・表示を行うグラフ表示位置計算部とを備えたデータベースメタデータグラフ生成装置について説明した。
また、本実施の形態では、データベースメタデータグラフ生成装置が、情報システムからデータベース構成要素メタデータをそのまま用いたオリジナルのレイアウトに加えて、分類法則に基づいて派生レイアウトを作成するグラフデータ作成部と、それらのレイアウトを表示するグラフ表示位置計算部を備えていることも説明した。
また、データベースメタデータグラフ生成装置が、オリジナルのレイアウトのグラフのみを対象として表示位置を計算し、表示が完了後派生レイアウトのグラフの表示位置の計算・表示を行うグラフ表示位置計算部を備えていることも説明した。
また、データベースメタデータグラフ生成装置が、グラフデータを作成する際に、ノード名称やノード種別などの複数のレイアウトに共通するデータと、エッジデータやノードの表示色などレイアウトに固有の属性といったレイアウト毎に異なるデータを、共通データと固有データとして分けて生成するグラフデータ作成部を備えていることも説明した。
また、データベースメタデータグラフ生成装置が、レイアウト毎にあらかじめ決められた優先度を設定する優先度設定部を備えていることも説明した。
最後に、実施の形態1に示したデータベースメタデータグラフ生成装置160のハードウェア構成例について説明する。
図21は、実施の形態1に示すデータベースメタデータグラフ生成装置160のハードウェア資源の一例を示す図である。
なお、図21の構成は、あくまでもデータベースメタデータグラフ生成装置160のハードウェア構成の一例を示すものであり、データベースメタデータグラフ生成装置160のハードウェア構成は図21に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
図21において、データベースメタデータグラフ生成装置160は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。
CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード(登録商標)読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
通信ボード915、キーボード902、マウス903、スキャナ装置907、FDD904などは、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力装置の一例である。
通信ボード915は、ネットワークに接続されている。例えば、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。
プログラム群923のプログラムは、CPU911がオペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922を利用しながら実行する。
また、RAM914には、CPU911に実行させるオペレーティングシステム921のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。
また、RAM914には、CPU911による処理に必要な各種データが格納される。
また、ROM913には、BIOS(Basic Input Output System)プログラムが格納され、磁気ディスク装置920にはブートプログラムが格納されている。
データベースメタデータグラフ生成装置160の起動時には、ROM913のBIOSプログラム及び磁気ディスク装置920のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムによりオペレーティングシステム921が起動される。
上記プログラム群923には、実施の形態1の説明において「〜部」として説明している機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、実施の形態1の説明において、「〜の判断」、「〜の計算」、「〜の比較」、「〜の評価」、「〜の更新」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、実施の形態1の説明において「〜部」として説明しているものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、実施の形態1の「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、実施の形態1の「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、実施の形態1に示すデータベースメタデータグラフ生成装置160は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス、通信ボード等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータであり、上記したように「〜部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
実施の形態1に係るデータベースメタデータグラフ生成装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係るメタデータファイルの構成例を示す図。 実施の形態1に係るメタデータ読込部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るグラフデータ作成部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るデータベース構造レイアウト生成処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る優先度設定部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る表示位置計算部の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る表示位置計算部の初期表示ノード配置処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る表示位置計算部のレイアウト切り替え処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る表示位置計算部のレイアウト切り替え処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係るデータベース構造メタデータの例を示す図。 実施の形態1に係るデータベース構造メタデータグラフレイアウトの優先度重み付け表の例を示す図。 実施の形態1に係る名称によるグループ化レイアウトの例を示す図。 実施の形態1に係る名称によるグループ化グラフレイアウトの優先度重み付け表の例を示す図。 実施の形態1に係る縮退ノードの展開例を示す図。 実施の形態1に係るデータベース構造メタデータレイアウト表示結果の例を示す図。 実施の形態1に係る名称によるグループ化レイアウト表示結果の例を示す図。 実施の形態1に係るレイアウトタイプ定義の例を示す図。 実施の形態1に係る優先度基準値テーブルの例を示す図。 実施の形態1に係る実ノードの連結例を示す図。 実施の形態1に係るデータベースメタデータグラフ生成装置のハードウェア構成例を示す図。
符号の説明
110 データベースシステム、120 メタデータ読込部、130 グラフデータ作成部、140 優先度設定部、150 グラフ表示位置計算部、160 データベースメタデータグラフ生成装置、170 表示装置、180 ユーザ、200 グラフデータ。

Claims (9)

  1. データベースの構成を、それぞれ異なるレイアウト形式で、ノードの連結として示す複数種のデータベースノード情報を生成する情報処理装置であって、
    前記データベースの構成要素を実ノードとし、レイアウト形式ごとに、データベースノード情報に含ませる候補となる実ノードを定義するとともに、候補として定義している各実ノードの属性と、候補として定義している実ノード間の連結関係とを定義するメタデータ情報を取得するメタデータ情報取得部と、
    レイアウト形式ごとに、前記メタデータ情報において候補として定義されている各実ノードの属性及び実ノード間の連結関係を解析し、属性が近似する2以上の実ノードをグルーピングするための仮想ノードを生成し、生成した仮想ノードの属性を指定するとともに、生成した仮想ノードと連結するノードを指定する仮想ノード生成部と、
    レイアウト形式ごとに、仮想ノードであるか否か及びノードの属性を基準として、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの各々に対して優先度を設定する優先度設定部と、
    レイアウト形式ごとに、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの中から、前記優先度設定部により設定された優先度の高い順に所定数のノードを優先表示ノードとして選択し、優先表示ノードをノード間の連結関係に基づいて連結してデータベースノード情報を生成するデータベースノード情報生成部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記優先度設定部は、
    実ノードの優先度よりも仮想ノードの優先度を高く設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データベースノード情報生成部は、
    特定のレイアウト形式のデータベースノード情報を、優先表示ノードを用いて、他のレイアウト形式のデータベースノード情報の生成に先行して生成し、先行して生成したデータベースノード情報を表示装置に出力し、先行して生成したデータベースノード情報を表示装置に出力した後に、他のレイアウト形式のデータベースノード情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記データベースノード情報生成部は、
    複数種のレイアウト形式に対して、優先表示ノードが示されるデータベースノード情報を生成した後、レイアウト形式ごとに、優先表示ノードよりも低い優先度のノードが追加されたデータベースノード情報を生成し、生成したデータベースノード情報を前記表示装置に出力することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記メタデータ情報取得部は、
    実ノードの属性として、データベースノード情報への表示の省略可否を定義するメタデータ情報を取得し、
    前記データベースノード情報生成部は、
    複数種のレイアウト形式に対して、優先表示ノードが示されるデータベースノード情報を生成した後、レイアウト形式ごとに、優先表示ノードよりも低い優先度のノードであって、メタデータ情報においてデータベースノード情報への表示の省略ができないと定義されているノードが追加されたデータベースノード情報を生成することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、更に、
    データベースノード情報が表示装置に表示された後、データベースノード情報への表示が省略されているノードに対する表示要求を入力する入力部を有し、
    前記データベースノード情報生成部は、
    前記入力部によりいずれかのノードに対する表示要求が入力された場合に、表示要求の対象のノードが追加されたデータベースノード情報を生成することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、
    階層構造を有するデータベースを対象とし、
    前記優先度設定部は、
    レイアウト形式ごとに、前記メタデータ情報におけるノード間の連結関係の定義及び前記仮想ノード生成部によるノード間の連結関係の指定に基づき、前記階層構造における各ノードの階層位置を判断し、仮想ノードであるか否か及びノードの属性の少なくともいずれか、及び各ノードの階層位置を基準として、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの各々に対して優先度を設定することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. データベースの構成を、それぞれ異なるレイアウト形式で、ノードの連結として示す複数種のデータベースノード情報をコンピュータが生成する情報処理方法であって、
    前記データベースの構成要素を実ノードとし、レイアウト形式ごとに、データベースノード情報に含ませる候補となる実ノードを定義するとともに、候補として定義している各実ノードの属性と、候補として定義している実ノード間の連結関係とを定義するメタデータ情報を前記コンピュータが取得するメタデータ情報取得ステップと、
    前記コンピュータが、レイアウト形式ごとに、前記メタデータ情報において候補として定義されている各実ノードの属性及び実ノード間の連結関係を解析し、属性が近似する2以上の実ノードをグルーピングするための仮想ノードを生成し、生成した仮想ノードの属性を指定するとともに、生成した仮想ノードと連結するノードを指定する仮想ノード生成ステップと、
    前記コンピュータが、レイアウト形式ごとに、仮想ノードであるか否か及びノードの属性を基準として、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの各々に対して優先度を設定する優先度設定ステップと、
    前記コンピュータが、レイアウト形式ごとに、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの中から、前記優先度設定ステップにより設定された優先度の高い順に所定数のノードを優先表示ノードとして選択し、優先表示ノードをノード間の連結関係に基づいて連結してデータベースノード情報を生成するデータベースノード情報生成ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  9. データベースの構成を、それぞれ異なるレイアウト形式で、ノードの連結として示す複数種のデータベースノード情報を生成するコンピュータに、
    前記データベースの構成要素を実ノードとし、レイアウト形式ごとに、データベースノード情報に含ませる候補となる実ノードを定義するとともに、候補として定義している各実ノードの属性と、候補として定義している実ノード間の連結関係とを定義するメタデータ情報を取得するメタデータ情報取得処理と、
    レイアウト形式ごとに、前記メタデータ情報において候補として定義されている各実ノードの属性及び実ノード間の連結関係を解析し、属性が近似する2以上の実ノードをグルーピングするための仮想ノードを生成し、生成した仮想ノードの属性を指定するとともに、生成した仮想ノードと連結するノードを指定する仮想ノード生成処理と、
    レイアウト形式ごとに、仮想ノードであるか否か及びノードの属性を基準として、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの各々に対して優先度を設定する優先度設定処理と、
    レイアウト形式ごとに、生成した仮想ノード及び候補として定義されている実ノードの中から、前記優先度設定処理により設定された優先度の高い順に所定数のノードを優先表示ノードとして選択し、優先表示ノードをノード間の連結関係に基づいて連結してデータベースノード情報を生成するデータベースノード情報生成処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
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