JP5215171B2 - 大電力高速データ信号からの干渉を除去する方法および装置 - Google Patents

大電力高速データ信号からの干渉を除去する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムに関する。より詳細には、本発明は、ハイパワー(大電力)高速データ信号からの干渉を除去する方法および装置を対照とするが、それに限定する意図はない。
広帯域CDWA(WCDMA)は、主要かつグローバルな第三世代(3G)標準として浮上している。この仕様は、WCDMAアップリンクに拡張が導入されて進化しており、今では第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)リリース6の一部になっている。この進化を推進する主な要件は、遅延の減少、高ピークデータレート、および容量の増加である。これらの要件を満足するために、拡張としてデータ送信のための2msという短い送信時間間隔(TTI)、高速スケジューリング、および高速ハイブリッド自動再送要求(ARQ)が採用された。これらの拡張をサポートするために、新しいアップリンクトランスポートチャネルであるエンハンスト(拡張)専用チャネル(E−DCH)が導入された。E−DCHでは、個別のチャネル化コードのセットが、データおよび関連した制御シグナリングのために利用される。E−DCHを運ぶためのチャネライゼーション(チャネル分離)コードの数とその拡散率は、利用されるデータレートによって決まる。ハイブリッドARQおよびトランスポートフォーマットに関する情報を運ぶエンハンスト個別物理制御チャネル(E−DPCCH)は、新コードを使用する。これらのチャネルは、音声などの回線交換サービス用の10msのTTIを使用する以前のリリースの個別物理データチャネル(DPDCH)および個別物理制御チャネル(DPCCH)と符号多重化される。
図1は、1人の拡張アップリンクユーザ(ユーザ1)および1人の音声ユーザ(ユーザ2)に対する物理チャネルのフレーム構造の説明図である。エンハンスト個別物理データチャネル(E−DPDCH)は、TTIが2msに等しく、その中に3スロットを含む高速ユーザのデータチャネルである。簡潔化のために、図1は、1つのデータチャネルだけを示すが、実際には並列データチャネル数は、伝送されるデータレートによって決まる。E−DPCCHは、トランスポートフォーマットおよびハイブリッドARQに関する情報を運ぶ制御チャネルである。個別物理データチャネル(DPDCH)および個別物理制御チャネル(DPCCH)は、回線交換サービス用のTTIが10msのチャネルである。ユーザ2は、10msに等しいTTIで伝送する音声ユーザである。
通常、システムは、基地局に送信する複数のユーザを含む。高速大電力で送信するデータユーザもいるし、低速ユーザ(例えば、音声ユーザ)もいる。本明細書の説明では、高速ユーザおよび音声ユーザは、少ししかいないというシナリオを中心にする。従来の基地局受信機は、通常、異なるユーザを独立して処理する。受信アンテナからの信号はベースバンドサンプルに変換され、次いで各ユーザ信号は異なるチャネル要素で復調される。そのチャネル要素には、受信信号の様々なイメージの逆拡散および合成、ならびに誤り訂正復号化を通常含む。
高速スケジューリングにより、基地局は、端末が何時およびどれほどの最大レートで送信してもよいかを、制御可能になる。パケットデータ伝送は集中的であり、必要な送信電力は、一般にデータレートとともに増加する。アップリンクチャネルの状況を考慮して、少数の高速データユーザは、同時に送信するようにスケジューリングされてもよい。高速ユーザが送信するとき、その伝送の電力レベルが大きいことから、システム内の他のユーザは突然に干渉レベルの増加を経験し、その干渉はセル内の許容干渉レベルを超えることがある。干渉レベルが大きいと、チャネル推定品質および検出性能が悪化する。
ダイレクトシーケンス(直接拡散)方式のCDMAシステムでは、送信される情報ストリームはブロックに分割され、そのブロックは、符号化され、インタリーブされ、変調されたシンボルとして送信される。送信時のデータ信号は、拡散率に従ってデータを分割するための、より高速のデータレートビットシーケンス(チッピングコードとしても知られる)と合成される。冗長チッピングコードは、信号の耐干渉性を高め、データビットが伝送中に破損した場合、元のデータを回復することも可能にする。DS−CDMAは、WCDMA、cdma2000およびIS−95などの第2および第3世代デジタルセルラシステムで使用されている。DS−CDMAは、ある種のWLANシステムでも使用されている。
DS−CDMAシステム用の従来の受信機は、Rake受信機である。Rake受信機はマッチドフィルタであり、拡散、パルス波形フィルタリング、およびチャネルフィルタリングの動作を実行する。このマッチドフィルタは、干渉と雑音との和が白色雑音であるとき、その出力の信号対雑音比を最大にする。Rake受信機の合成重みは、チャネル係数ベクトルで与えられる。例えば、1人以上数人の高速データユーザにより生成される干渉などの有色干渉が存在している時は、Rake受信機は干渉を白色雑音としてモデル化するので、受信機性能は大幅に劣化する。
汎用Rake(G−Rake)受信機は、有色雑音として干渉をモデル化する。G−Rake受信機については、G.E.Bottomley共著の「A Generalized Rake Receiver for Interference Suppression(干渉抑圧用汎用Rake受信機)」(IEEE J.Sel.Areas Commu.第18冊1536〜1545頁、2000年8月発行)に、より完全に記載されている。合成重みは、干渉と雑音との和の相関マトリクスの逆マトリクスを掛けたチャネル係数ベクトルにより与えられる。合成動作は、逆拡散した後の有色雑音に対するマッチドフィルタリングの動作として解釈されてもよい。G−RAke受信機は効果的に干渉を抑圧する能力があるが、さらに改善の余地がある。
干渉を抑圧するために、線形最小平均二乗誤差(LMMSE)受信機(MMSEチップイコライザとも呼ばれる)が使用されてもよい。この受信機とG−Rake受信機とは、両受信機がフィルタリングおよび相関動作を実行する点で均等物であるが、順序は異なる。LMMSE受信機は、パス毎に1つの相関器を設ける代わりに、全体として1つの相関器しか必要としないように、逆拡散の前にフィルタリングを組み合わせることで、Rake受信機に取って代わるものである。
図2は、マルチユーザ環境における既存の干渉軽減方法の工程を説明するフローチャートである。マルチユーザ検出技術に基づく受信機は、干渉を軽減するのに効果的であることがわかっている。図2では、干渉を連続的に除去することにより、干渉は軽減される。すなわち、信号強度が減少する順に、ユーザ信号が減算(除去)されていく。工程21で、受信機は、複数のユーザから電力レベルが変動する信号を受信する。工程22で、最大電力のユーザが選択され、工程23で、選択されたユーザは復調(または検波)される。工程24で、最大電力の寄与分が減算される。次いで工程25で、受信機は、次に電力の大きいユーザを選択する。次いで、本プロセスは、次に電力の大きいユーザを復調し取り除くなどを繰り返してもよい。並列減算として知られる代替のマルチユーザ検出技術では、より干渉の少ない信号を各ユーザに対して生成するために、干渉信号を作成し減算する。複数のユーザが一緒に復調されてもよい。しかし、マルチユーザ受信機の干渉を軽減するには、ユーザ数とともに直線的にまたは指数関数的にコンピュータ処理の複雑さが増大するという犠牲を伴う。
上記のように、先行技術の解決策の欠点は、性能と複雑さとの間に、トレードオフがあることである。解決策によっては、干渉を軽減する上で、理論的に非常に効果的なものもあるが、その複雑さのために実際に実施することが非常に困難になっている。他の解決策の中には、複雑さが少なくて実施するにはより適しているものもあるが、その性能は、複雑さの減少と引き換えに低下している。
一態様では、本発明は、第1のユーザおよび第2のユーザからの寄与を含む合成受信信号内の、第1のユーザ信号からの干渉を除去する、無線受信機の方法を対象とする。本方法は、第1のユーザ信号を正しく受信したかどうかを判定する工程と、第1のユーザ信号を正しく受信したと判定したときだけ、合成受信信号から第1のユーザ信号の寄与分を取り除く工程とを有する。第1のユーザ信号は、大電力信号であってもよく、第2のユーザ信号は第1のユーザ信号と比べて電力が小さい信号であってもよい。さらに、第1のユーザ信号は、巡回冗長検査(CRC)チェックサムを有してもよく、そのチェックサムは、第1のユーザ信号を正しく受信したかどうかを判定するために使用されてもよい。さらに、第1のユーザ信号の寄与分を取り除く工程は、チェックサムの全ビットが正しい場合、受信信号から大電力信号寄与分を硬減算(ハードサブトラクション)する工程と、チャックサム内のビットの中に正しくないビットがあるが、チェックサム内の正しいビット数が所定の閾値を超える場合、受信信号から大電力信号の寄与分を軟減算(ソフトサブトラクション)する工程とを有してもよい。
大電力信号とそれより電力が小さい小電力信号の両方が、大電力高速データチャネルとそれより電力が小さい音声チャネルで送信する1人のユーザに属する場合、本方法は、シンボルを生成するために大電力信号を再符号化する工程と、その大電力信号のシンボルをパイロットシンボルとして利用する工程も含み、同じユーザから到来するより電力が小さい音声信号を検出するのを容易にするために、チャネル係数推定を改善してもよい。
一実施形態では、受信機は汎用Rake(G−Rake)受信機であり、合成信号は、電力レベルの変動する複数の信号からの寄与を含んでもよい。合成信号に含まれる信号のうちで、最大電力の信号は、第1のユーザから送信された信号である。この場合、本方法は、第1のユーザ信号を除外するためにG−Rake受信機のパラメータを調整する工程と、残りの干渉に関連する干渉統計値を推定するためにG−Rake受信機を利用する工程と、残りの干渉を抑圧するために干渉統計推定値を利用する工程も含んでもよい。
また別の態様では、本発明は、第1のユーザからの大電力信号、第2のユーザからの小電力音声信号、および第2のユーザからの大電力信号もまた含む、電力レベルの変動する複数の信号からの寄与を含む合成受信信号内の大電力信号からの、第2のユーザ音声信号に対する干渉を除去する、無線受信機の方法を対象とする。本方法は、まず第2のユーザの大電力信号を復調する工程と、受信信号から第2のユーザの大電力信号の寄与分を取り除く工程と、第1のユーザの大電力信号を正しく受信したかどうかを判定する工程とを有する。第1のユーザの大電力信号を正しく受信しなかった場合、本方法は、受信信号内の第1のユーザの大電力信号の寄与分を維持し、G−Rake受信機を利用して、第1のユーザの大電力信号に関連する干渉統計値を推定し、その統計値を利用して、第2のユーザの音声信号の復調において第1のユーザの大電力信号を抑圧する。第1のユーザの大電力信号を正しく受信した場合、本方法は、受信信号から第1のユーザの大電力信号の寄与分を取り除き、G−Rake受信機を利用して、残りの干渉に関連する干渉統計値を推定し、その干渉統計推定値を利用して、第2のユーザの音声信号の復調において残りの干渉を抑圧する。
また別の態様で、本発明は、電力レベルが変動する複数の信号からの寄与を含む合成受信信号内で電力が最大の信号からの干渉を除去する、受信機の方法を対象とする。ここで、電力が最大の信号は、正しく受信されなかったデータパケットを再送信するために、自動再送要求(ARQ)を利用するデータ伝送プロトコルに従って送信される。本方法は、ARQプロセス後、電力が最大のデータパケットを正しく受信したと判定したときに、受信信号から電力が最大のデータパケットに関連した複数のARQ伝送の寄与分を取り除く工程を有する。
また別の態様で、本発明は、第1のユーザおよび第2のユーザからの寄与を含む合成受信信号に内包された第1のユーザ信号からの干渉を除去する、無線受信機において使用される装置を対象とする。その装置は、第1のユーザ信号を正しく受信したかどうかを判定する誤り検出メカニズムと、合成受信信号から第1のユーザ信号の寄与分を取り除く減算手段とを有する。減算手段は、第1のユーザ信号を正しく受信したと判定したときにだけ、第1のユーザ信号の寄与分を取り除く。第1のユーザ信号は大電力信号であってもよく、第2のユーザ信号は第1のユーザ信号に比べて電力が小さい信号であってもよい。一実施形態では、誤り検出メカニズムは、第1のユーザ信号に対してCRCチェックサムを形成する手段と、第1のユーザ信号に対するCRCチェックサムが正しいかどうかを判定する手段とを有する。
また別の態様で、本発明は、電力レベルの変動する複数の信号からの寄与を含む合成受信信号内で電力が最大の信号からの干渉を除去する受信機内装置を対象とする。ここで、電力が最大の信号は、正しく受信されなかったデータパケットを再送信するために、ARQを利用するデータ伝送プロトコルに従って送信される。その装置は、ARQプロセス後、電力が最大のデータパケットを正しく受信したかどうかを判定する誤り検出手段と、電力が最大のデータパケットを正しく受信したとの誤り検出手段からの指示に応答して、受信信号から電力が最大のデータパケットに関連する複数のARQ伝送の寄与分を取り除く減算手段とを含む。
本発明は、DS−CDMAシステムなどの無線システムにおいて重要な問題である、干渉抑圧に取り組んだ発明である。本実施形態に係る発明は、アップリンクまたはダウンリンクのどちらかで1人以上数人の高速データユーザにより生成される干渉を除去し、それにより容量を増加したり、受信品質を改善したりすることを特に目的とする。本実施形態に係る発明は、受信機が高速ユーザ信号と音声信号などの低速ユーザ信号との両方を復調する拡張WCDMAアップリンクに特に関係がある。ユーザ数は時間と共に変化するので、システム内の各ユーザが経験する干渉のレベルも変化する。高速データユーザは音声ユーザよりハイパワー(大電力)で送信し、その結果、少数の高速ユーザが、他のユーザに対し干渉レベルの大幅な増加を引き起こすことがある。また、高速伝送は、2msなどの所与の時間間隔で送信するようにスケジュールされるので、たいていバースト送信で行われる。次いで、システム内の音声ユーザは、干渉のレベルが時間と共に突然変化することを経験するが、その変化の範囲は大きいことがある。他の音声ユーザが原因となる干渉は、長期に渡ったより安定した干渉となる。
図3は、本発明の装置の一実施形態を説明する概略機能ブロック図である。本発明では、他のユーザを復調する前に、高速ユーザが復調され、復号され、減算される。フロントエンド処理部31は、受信無線信号rをフロントエンド処理し、その信号をベースバンドサンプルに変換する。例えば、フロントエンド処理部は、2つの受信アンテナのそれぞれに対してチップ当たり4サンプルを提供してもよい。これらのサンプルは、拡張アップリンク(EUL)信号すなわち高速データ信号を復調するために、EUL復調部32に提供される。EUL復調部は、EUL信号を復調し、復号する。さらに、EUL復調部は、逆拡散前にEUL信号の推定値を作成する。これは、Rake復調またはG−Rake復調を実行し、モデムシンボルについて硬判定または軟判定を実行して、次いでその結果を再拡散、チップパルス整形、チャネルフィルタリングすることにより行われてもよい。これは、前方誤り訂正(FEC)復号化の後に行われるのが好ましい。FECデコーダは、ターボ復号化の一部として行われるように、モデムビットに関する尤度情報を作成するように構成され、モデムシンボルの軟推定値を形成し、再拡散してもよい。
受信信号のベースバンドサンプルおよびEUL信号の推定値は、干渉除去(IC)制御部33に提供される。IC制御部は、相当数あるやり方の1つで干渉除去を実行する。1つの方法は、サンプルからEUL信号の推定値を単に減算することである。別の方法は、巡回冗長検査(CRC)などの誤り検出符号が誤りを検出したかどうかに応じて、条件付きでEUL信号の推定値を減算することである。例えば、CRCが誤りを検出した場合は、減算しない。誤りを検出しなかった場合は、減算する。他のパリティチェック符号または復調器若しくはデコーダ内の最終メトリックの比較などの他の形態の誤り検出が、受信機が検出した符号列の確実性をチェックするために使用されてもよいことに留意されたい。IC制御部から、信号は以後の処理のために復調器34に供給される。
CRCは、EUL復調部でも利用されてもよい。CRCが一致する場合、モデムビットに対する硬判定に基づき、EUL信号推定値が形成される。再符号化ビットが正しいことは確実である。CRCが一致しない場合、EUL信号の推定値はモデムビットの軟推定値を使用して形成できよう。1未満の倍率によりその推定値をさらに縮小することは役立つことがある。
図4は、本発明に係る方法の第1の実施形態を説明するフローチャートである。既存の干渉逐次除去方法は、信号強度が最大である最強信号の寄与分を常に取り除くのに対して、本発明は、基地局が高速データ(E−DPDCH)信号を正しく受信したかどうかをまず判定し、信号を正しく受信した場合だけ、E−DPDCH信号から寄与分を取り除く。信号を誤って受信したのに取り除いてしまえば、プロセスは、信号を改善するどころか、劣化させることがあると、本発明では理解している。
それ故、工程41で、基地局は、複数のユーザからE−DPDCH信号を含む信号を受信する。工程42で、E−DPDCH信号は復調され、CRCチェックサムが形成される。E−DPDCH信号は、通常、誤り訂正符号化と誤り検出符号化の両方を有する。本発明は、E−DPDCH信号を正しく受信したかどうかを、工程43で検出するように、誤り検出符号化(例えば、CRCフィールド)を利用する。CRCが一致する(すなわち、E−DPDCH信号を正しく受信した)場合、プロセスは工程44に進み、受信信号からE−DPDCH信号の寄与分を取り除く。減算後、残余信号はより綺麗な信号となり、次いで受信機は他の信号の復調または検出に進んでもよい。しかし、CRCが一致しない(すなわち、E−DPDCH信号を正しく受信しなかった)場合、プロセスは工程45に進み、E−DPDCH信号の寄与分をそのまま維持する。工程46で、他の信号が復調される。G−Rake復調が使用される場合、信号を正しく受信したかどうかに応じてE−DPDCH信号を用いるか又は用いずに、雑音共分散マトリクスが推定される。
図5は、図4に示す方法を実行する受信機装置の概略機能ブロック図である。受信信号rは、受信機フロントエンド50でまず処理される。次いでE−DPDCH信号は、E−DPDCH復調器51で復調される。次いでCRCチェッカ52は、他の信号を復調する前にE−DPDCH干渉除去53が実行されるか否かを決定するスイッチの機能を果たす。CRCが一致する場合、E−DPDCH信号の干渉除去が実行され、残余信号は復調器54に送信され、他の信号が復調される。CRCが一致しない場合、E−DPDCH信号は取り除かれず、信号全部が復調器54に送信される。
図6は、本発明に係る方法の第2の実施形態を説明するフローチャートである。工程61で、基地局は、複数のユーザからE−DPDCH信号を含む信号を受信する。工程62で、E−DPDCH信号は復調され、CRCチェックサムが形成される。工程63で、E−DPDCH信号用のCRCが一致するかどうかが判定される。一致する場合、プロセスは工程64に進み、E−DPDCH信号の寄与分が受信信号からハードサブトラクション(硬減算)される。次いで残余信号は、工程65で別の信号を復調するために使用される。CRCが一致しない場合、プロセスは工程66に進み、E−DPDCHパケットの受信ビットは再組み立てされる(すなわち、復号化ビットが再符号化される)。次いで再符号化ビットは分析され、工程67で正しく受信したビットの数が所定の閾値を超えるかどうかが判定される。例えば、E−DPDCHパケットのほとんどのビットを正しく受信したかどうか判定されてもよい。正しく受信したビット数が閾値を超えない場合、プロセスは工程68に進み、E−DPDCH信号の寄与分は維持され、受信信号全体が工程65で復調される。それに対して、正しく受信したビットの数が所定の閾値を超える場合、プロセスは工程69に進み、E−DPDCH信号の寄与分は受信信号からソフトサブトラクション(軟減算)される。軟減算では、ビットを完全に取り除くのではなく、中間の値(例えば、+1または−1ではなくて0.9)を使用して一部取り除く。代わりに、工程66、67、68は、省略されてもよく、その場合、CRCが一致しないときは、軟減算がいつも使用される。
図7は、図6に示す方法を実行する受信機装置の概略機能ブロック図である。受信信号rは、受信機フロントエンド50でまず処理され、E−DPDCH信号は、E−DPDCH復調器51で復調される。次いでCRCチェッカは、受信信号からE−DPDCH信号の寄与分を、硬減算するかまたは軟減算するかを決定するスイッチの機能を果たす。CRCが一致する場合、E−DPDCH信号の寄与分は硬減算モジュール71により受信信号から減算され、残余信号は復調器54に送られ、他の信号が復調される。CRCが一致しない場合、E−DPDCH信号の寄与分は軟減算モジュール72に送られる。軟減算モジュール72は、受信信号からE−DPDCH信号を軟減算するか、またはE−DPDCH信号の寄与分をそのまま維持するかどうかを判定する。次いで、残余信号かまたは元の信号は、復調器54に送られる。
EULリンクは、ARQ手順も利用してよい。その結果、正しい信号を受信するまでに、信号は1回を超えて送信されてもよい。2回目の送信は、1回目と同じ情報であってもよいし、また関連情報を供給してもよい。これを取り扱う1つの方法は、各送信を個別に扱うことである。第2の方法は、E−DPDCH信号のもっとよい推定値を取得するために復調の前に、例えばチェイス合成を実行し、過去の送信も考慮に入れることである。第3の方法は、除去が実行されたとき、遅延させることにより過去と未来の送信も考慮に入れることである。この方法は、他の信号に対す送信時間間隔(TTI)よりE−DPDCH信号に対するTTIが非常に小さいとき妥当である。例えば、E−DPDCH信号に対するTTIは2msであってもよいのに対して、他の信号は10msのTTIを有する。CRCチェックを通過するのにE−DPDCH信号の送信を2回必要とし、送信間の時間が2TTI(すなわち、4ms)である場合、他の信号の復調を4TTI(すなわち、8ms)だけ遅らせ、他の処理遅延を考慮することにより、E−DPDCH信号の両方とも、1つまたは両方のイメージを使用する復調に基づき、除去され、受信信号から正確に取り除かれてもよい。
図8は、本発明に係る方法の第3の実施形態を実行する受信機装置の簡潔化機能ブロック図である。図1も参照して、低速データユーザ2のTTIの10ms中に、ユーザ1の高速データチャネルは4つのTTIで送信するようにスケジュールされると想定する。この実施形態によれば、ユーザ2は、CRCチェックを通過する各TTIの受信E−DPDCH信号を減算することにより、ユーザ1の干渉寄与分を取り除く。2人のユーザからの受信信号rを考慮する。この信号は次式で与えられる。
=rE−DPDCH+rE−DPCCH+rDPDCH1+rDPCCH1+rDPDCH2+rDPCCH2+n
上式で、nは雑音ベクトルを表す。以下の説明を簡潔にするために、rE−DPCCH、rDPDCH1およびrDPCCH1は、nに含まれるものとする。その理由は、実際には、これらの信号の電力はrE−DPDCHの電力よりはるかに小さいからである。従って、受信信号は次のようにモデル化されてもよい。
=rE−DPDCH+rDPDCH2+rDPCCH2+n
ユーザ1の2回目の2msのTTIが首尾よくCRCチェックを通過する場合、2回目の2msのTTIに対する受信信号は、再組み立てされ、rから減算される。その時間間隔にユーザ2により処理された受信信号は、次式で表せる。
Figure 0005215171
ここで、
Figure 0005215171
は、E−DPDCH受信信号の推定値である。rにおける干渉レベルよりrにおける干渉レベルが小さいので、音声ユーザ(ユーザ2)の性能は改善する。
Figure 0005215171
は、E−DPDCH受信信号の推定値であることに留意されたい。信号の再組み立てで使用されるチャネル係数は、DPCCH1のパイロットシンボルからの推定値であるからである。それ故、E−DPDCH信号の減算は、完全ではない。
引き続き図8を参照して、2人のユーザからの受信信号rが、受信機フロントエンド50で受信される。その信号は、E−DPDCH復調器51およびE−DPDCH減算モジュール81の両方に送られる。E−DPDCHの復調に続いて、CRCスイッチ82が、CRCチェックを実行する。CRCが一致する場合、E−DPDCHパケット内の受信信号は、パケット再組み立てモジュール83により再組み立てされる(すなわち、復号化ビットは再符号化、再拡散およびチャネルフィルタリングされる)。次いでE−DPDCH減算モジュール81は、E−DPDCH信号の寄与分を減算する。次いでDPDCH復調器84は、残余DPDCH信号を復調する。減算後、音声ユーザ(ユーザ2)がRake受信機を使用する場合、ある時間間隔に対する受信信号の干渉がより低いレベルであると、Rake合成器の出力における軟値の干渉レベルはより低くなる。これにより性能は改善する。
例えばG−Rake受信機などの高度な受信機が使用される場合、雑音共分散マトリクスが推定されなければならない。雑音共分散マトリクスは、受信機で認められる干渉レベルによって決まり、E−DPDCHシンボルが減算されたか否かに応じて異なってモデル化される。例えば、CRCが首尾よく一致しなかったので、E−DPDCH信号が所与のTTIに対して減算されない場合、G−Rake受信機の雑音共分散マトリクスは、次のようにモデル化されてもよい。
R=EE−DPDCH+N0RAWGN
上式で、EはE−DPDCHチャネルのエネルギー、RE−DPDCHはE−DPDCHが寄与する相関マトリクス、N0はAWGN電力、RAWGNはAWGNが寄与する相関マトリクスである。ここで、N0には、E−DPCCH、DPDCH1、DPCCH1、DPDCH2、DPCCH2に加えて、受信信号内に存在する他の干渉もまた含むことに留意されたい。E−DPDCH信号が硬減算されたTTIに相当する時間間隔に対して、G−Rakeマトリクスは雑音だけによって決まり、次式で与えられる。
R=N0RAWGN
他の干渉源が存在する場合(例えば、所望の受信者が音声ユーザではなくて、複数の符号および低拡散率で高速送信するときの自己干渉)、合成重みを計算するための逆相関マトリクスは追加の項を含む。
図9は、本発明に係る方法の第4の実施形態を説明するフローチャートである。この実施形態では、E−DPDCHとDPDCHの両方とも、高速データチャネルと音声チャネルの両方で送信するただ1人のユーザに属する。E−DPDCH信号がCRCチェックを通過する場合、受信機はE−DPDCH信号の符号化ビットについて非常によい知識を有している。受信信号からE−DPDCH信号を減算するのに加えて、受信機はE−DPDCH信号を再符号化して、E−DPDCHシンボルをパイロット信号として使用し、E−DPDCH信号をより正確に推定するのを容易にしてチャネル係数推定を改善し、同じユーザから到来する低速データ信号をよく検出してもよい。
チャネル係数の推定を容易にするために、既知のパイロット信号を使用することは、周知のことである。パイロット信号を利用するシステムでは、送信エネルギーの一部は既知量のパイロット信号を送信するために使用され、受信機は、それをチャネルに何が起こっているかを判定するための基準として使用できる。それに対して本発明では、受信信号は、復調および復号化以前はわからない。しかし、E−DPDCH信号がCRCチェックを通過した場合、E−DPDCH信号の符号化ビットから、チャネルの状態について多くのことがわかってもよい。E−DPDCH信号のTTIは音声のTTIより非常に短いので、音声のTTIの終了前にチャネル推定を改善するために、E−DPDCH信号から得た知識を使用する時間がある。
それ故、工程91で、E−DPDCH信号と音声信号の両方の信号を、ユーザ1から受信する。工程92で、E−DPDCH信号が復調され、CHCチェックサムが形成される。工程93では、E−DPDCH信号に対するCRCが一致するかどうかが判定される。一致しない場合、プロセスは工程94に進み、E−DPDCH信号の寄与分が維持される。次いで受信信号は、工程95で復調され、G−Rake受信機が利用されていると想定すると、雑音共分散マトリクスが推定される。
それに対して、E−DPDCH信号に対するCRCが一致する場合、プロセスは工程96に進み、E−DPDCH信号の寄与分は取り除かれ、残余信号は音声信号を復調するために使用される。工程97では、E−DPDCH信号が再生成され、次いでE−DPDCHシンボルはパイロットシンボルとして利用され、そのTTI(減算前)に対するチャネル推定を改善する。次いで音声信号は工程98で復調される。
図10は、図9に示す方法を実行する受信機装置の簡潔化機能ブロック図である。CRCチェックを通過した高速データE−DPDCH信号101を、エンコーダ102は再符号化し、それをチャネル推定器103に渡す。その一方で、低速データDPCCH信号104は、相対的により長いTTIにわたって受信され、同じくチャネル推定器に渡される。E−DPDCHシンボルとDPCCHシンボルの両方とも、チャネル推定を改善するために、チャネル推定器でパイロットシンボルとして利用される。
図11は、干渉信号を抑圧する既存の方法を説明するフローチャートである。工程111で、基地局受信機は、ユーザ1からのE−DPDCH信号を含む、複数のユーザからの信号を受信する。工程112で、ユーザ2の受信機は、G−Rake受信機を利用し、ユーザ1に関連する干渉統計値を推定する。その後、工程113で、ユーザ2は、統計値を利用し、ユーザ1からの信号を抑圧する。
図12は、本発明に係る方法の第5の実施形態を説明するフローチャートである。この実施形態では、工程121で基地局受信機が、ユーザ1からのE−DPDCH信号を含む、複数のユーザからの信号を受信し、E−DPDCH信号を復調し、CRCチェックサムを形成する。工程122で、E−DPDCH信号用のCRCが一致するかどうかが判定される。一致しない場合、本方法は、ユーザ1に関連する(ユーザ1の干渉および他の干渉源を含む)干渉統計値を推定し、その統計値を使用してユーザ1からの信号を抑圧する既知のプロセスを利用する。従って、CRCが一致しない場合、プロセスは工程123に進み、ユーザ1のE−DPDCH信号の寄与分は維持される。工程124で、ユーザ2の信号を復調する復調器は、G−Rake受信機を利用し、ユーザ1に関連する干渉統計値を推定する。その後、工程125で、ユーザ2の信号用の復調器は、干渉統計推定値を利用し、ユーザ1からの信号を抑圧する。
それに対して、E−DPDCH信号に対するCRCが一致する場合、プロセスは工程126に進み、ユーザ1のE−DPDCH信号の寄与分は受信信号から取り除かれる。次いで工程127で、ユーザ2の信号用の復調器は、G−Rake受信機のパラメータを調整し、ユーザ1を除外する。代わりに、減算が完全でない場合、ユーザ1を一部除外するように、パラメータが調整されてもよい。次いでユーザ2の信号用の復調器は、そのG−Rake受信機および雑音共分散マトリクスを使用して、他の干渉を抑圧してもよいが、ユーザ1を抑圧する必要はない。従って、工程128で、ユーザ2の信号用の復調器は、G−Rake受信機を利用し、残りの干渉に関連する干渉統計値を推定する。工程129で、ユーザ2の信号用の復調器は、干渉統計推定値を利用し、残りの干渉源からの信号を抑圧する。従って、広い意味において、ユーザ2の復調は、ユーザ1に何が起こったかによって決まる。ユーザ1の寄与分が減算される場合、ユーザ2の信号用の復調器は、他の干渉源を抑圧するための処置を取る。ユーザ1の寄与分が減算されない場合、ユーザ2の信号用の復調器は、ユーザ1もまた抑圧するための処置を取る。
図13は、本発明に係る方法の第6の実施形態を説明するフローチャートである。この実施形態では、ユーザ2は、音声ユーザでかつE−DPDCHユーザであり、基地局受信機は、ユーザ2の小電力音声信号を処理する。工程131で、基地局受信機は、ユーザ1からのE−DPDCH信号、ユーザ2の小電力音声信号、およびユーザ2自身のE−DPDCH信号を含む、複数のユーザからの信号を受信する。工程132で、ユーザ2のE−DPDCH信号は復調され、その寄与分は受信信号から減算される。工程133で、ユーザ1からのE−DPDCH信号は復調され、CRCチェックサムが形成される。工程134で、ユーザ1のE−DPDCH信号が一致するかどうかが判定される。一致しない場合、プロセスは工程135に進み、ユーザ1のE−DPDCH信号の寄与分は維持される。工程136で、ユーザ2の信号用の音声復調器は、G−Rake受信機を利用し、ユーザ1に関連する干渉統計値を推定する。その後、工程137で、ユーザ2の信号用の音声復調器は、その統計値を利用し、ユーザ1からの信号を抑圧する。
それに対して、ユーザ1のE−DPDCH信号に対するCRCが一致する場合、プロセスは工程138に進み、ユーザ1のE−DPDCH信号の寄与分は受信信号から取り除かれる。次いで工程139では、ユーザ2の信号用の音声復調器は、G−Rake受信機のパラメータを調整し、ユーザ1のE−DPDCH信号とユーザ2のE−DPDCH信号の寄与分を除外する。次いでユーザ2の信号用の音声復調器は、G−Rake受信機および雑音共分散マトリクスを使用して、他の干渉を抑圧してもよいが、ユーザ1のE−DPDCH信号もユーザ2のE−DPDCH信号も抑圧する必要はない。従って、工程140で、ユーザ2の信号用の音声復調器は、G−Rake受信機を利用し、残りの干渉に関連する干渉統計値を推定する。工程141で、ユーザ2の信号用の音声復調器は、その統計値を利用し、残りの干渉源からの信号を抑圧する。
図14は、本発明に係る方法の第7の実施形態を説明するフローチャートである。この実施形態では、E−DPDCHパケットに対して自動再送要求(ARQ)が利用され、最初のE−DPDCHパケットを正しく受信しなかった場合、受信機は、現在の音声フレーム内に、できるだけ多くの再送信パケットのCRCを一致させる。現在の音声フレームの終了前に、再送信パケットのCRCが一致した場合、受信機は、受信信号から最初のE−DPDCHパケットおよび再送信パケットの寄与分を減算し、残余信号を処理する。現在の音声フレームの終了前に、再送信パケットを正しく受信しなかった場合、E−DPDCH信号の寄与分は維持され、G−Rake受信機と雑音共分散マトリクスとを利用して抑圧される。音声フレームの継続期間は、データを復調する前に、受信機がどのくらい長く待ってもよいかによって決まる。音声フレームは、異なる継続期間を有してもよい数スロットまたは数フレームに相当してもよい。
工程143で、基地局受信機は、ユーザ1からの最初のE−DPDCHパケット含む、複数のユーザからの信号を受信し、最初のE−DPDCHパケットを復調し、CRCチェックサムを形成する。工程144では、最初のE−DPDCHパケットを正しく受信したかどうかを判定するために、最初のE−DPDCHパケットに対しCRCチェックを実行する。最初のパケットを正しく受信した場合、プロセスは工程145に進み、最初のE−DPDCHパケットの寄与分は、受信信号から硬減算される。工程146で、ユーザ2の信号用の復調器は、G−Rake受信機のパラメータを調整し、ユーザ1のE−DPDCH信号を除外する。工程147で、ユーザ2の信号用の復調器は、G−Rake受信機を利用し、残りの干渉に関連する干渉統計値を推定する。工程148で、ユーザ2の信号用の復調器は、その統計値を利用し、残りの干渉源からの信号を抑圧する。
それに対して、工程144で、最初のE−DPDCHパケットに対するCRCが一致しない場合、プロセスは工程149に進み、現在の音声フレームが終了したかどうかが判定される。音声フレームが終了していた場合、プロセスは工程151に進み、ユーザ1のE−DPDCH信号の寄与分はそのまま維持される。工程152で、ユーザ2の信号用の復調器は、G−Rake受信機を利用し、ユーザ1に関連する干渉統計値を推定する。その後工程153で、ユーザ2の信号用の復調器は、干渉統計推定値を利用し、ユーザ1からの信号を抑圧する。現在の音声フレームが終了していない場合、プロセスは、工程149から工程150に進み、間違って受信した最初のE−DPDCHパケットに対する再送信パケットを受信したかどうか判定する。再送信パケットを受信していない場合、プロセスは、工程149に戻り、受信予定の再送信パケットかまたは現在の音声フレームの終了のどちらか早いほうを待つ。
それに対して、工程150で再送信パケットが受信された場合、プロセスは工程154に進み、CRCチェックを実行し、再送信パケットを正しく受信したかどうかを判定する。正しく受信しなかった場合、プロセスは工程149に戻り、現在の音声フレームが終了していない場合、プロセスは、受信予定の再送信パケットかまたは現在の音声フレームの終了のどちらか早いほうを待つ。それに対して、再送信パケットに対するCRCが一致する場合、プロセスは工程155に進み、最初のE−DPDCHパケットおよび再送信パケットの寄与分は、受信信号から減算される。次いでプロセスは、工程146に進み、工程146〜148を実行する。
図15は、本発明に係る方法の第8の実施形態を説明するフローチャートである。この実施形態では、E−DPDCHパケットに対してARQが再び利用され、最初のE−DPDCHパケットを正しく受信しなかった場合、受信機は、現在の音声フレーム内にできるだけ多くの再送信パケットのCRCを一致させる。正しく受信した再送信パケットはないが、最初のパケットと再送信パケットに一致するビットがある場合、受信機は一致するビットを減算してもよい。これは、硬減算であってもよいし、また軟減算であってもよい。ほとんどのビットが一致する場合、受信機は一致しないビットも軟減算してもよい。
工程161で、基地局受信機は、ユーザ1からの最初のE−DPDCHパケットを含む、複数のユーザからの信号を受信し、最初のE−DPDCHパケットを復調し、CRCチェックサムを形成する。工程162で、最初のE−DPDCHパケットにCRCチェックを実行し、それを正しく受信したかどうかを判定する。最初のパケットを正しく受信した場合、プロセスは工程163に進み、最初のE−DPDCHパケットの寄与分は受信信号から硬減算される。工程164で、ユーザ2の信号用の復調器は、G−Rake受信機のパラメータを調整し、ユーザ1のE−DPDCH信号を除外する。工程165で、ユーザ2の信号用の復調器は、G−Rake受信機を利用し、残りの干渉に関連する干渉統計値を推定する。工程166で、ユーザ2の信号用の復調器は、その統計値を利用し、残りの干渉源からの信号を抑圧する。
それに対して、工程162で、最初のE−DPDCHパケットに対するCRCが一致しない場合、プロセスは工程167に進み、現在の音声フレームが終了したかどうかが判定される。音声フレームが終了していた場合、プロセスは工程169に進み、ユーザ1のE−DPDCH信号の寄与分はそのまま維持される。工程170で、ユーザ2の信号用の復調器はG−Rake受信機を利用し、ユーザ1に関連する干渉統計値を推定する。その後工程171で、ユーザ2の信号用の復調器は、統計値を利用し、ユーザ1からの信号を抑圧する。工程167で現在の音声フレームが終了していない場合、プロセスは工程168に進み、間違って受信した最初のE−DPDCHパケットに対する再送信パケットを受信したかどうかを判定する。再送信パケットを受信していない場合、プロセスは工程167に戻り、受信予定の再送信パケットかまたは現在の音声フレームの終了のどちらか早いほうを待つ。
それに対して、工程168で再送信パケットを受信していた場合、プロセスは工程172に進み、CRCチェックを実行し、再送信パケットを正しく受信したかどうかを判定する。CRCが一致する場合、プロセスは工程173に進み、最初のE−DPDCHパケットと再送信パケットの両方の寄与分が受信信号から硬減算される。次いでプロセスは、工程164に進み、工程164〜166を実行する。
それに対して、工程172で再送信パケットのCRCが一致しない場合、プロセスは工程174に進み、最初のE−DPDCHパケットと再送信パケットに一致するビットがあるかどうかが判定される。一致するビットがない場合、プロセスは工程167に戻り、受信予定の再送信パケットかまたは現在の音声フレームの終了のどちらか早いほうを待つ。しかし、工程174で、最初のE−DPDCHパケットと再送信パケットに一致するビットがある場合、プロセスは工程175に進み、受信機は一致するビットを硬減算する。代わりに、一致するビットは軟減算されてもよい。次いでプロセスは工程176に進み、一致するビットの割合が所定の閾値を超えるかどうかが判定される。閾値を超えない場合、工程177で一致しないビットは維持される。次いでプロセスは、工程170に進み、工程170、171を実行する。一致しないビットに対して工程170、171を実行し、一致して減算されたビットに対して工程164〜166を実行するのが好ましい。
それに対して、工程176で一致するビットの割合が所定の閾値を超える場合、プロセスは工程178に進み、一致しないビットは軟減算される。次いでプロセスは、工程164に戻り、工程164〜166を実行する。
当業者には当然のことながら、本願に記述された発明コンセプトは、広範囲に適用される中で修正および変形されてもよい。それ故、本発明の技術的範囲は、上記の特定の例示や教示のいずれかに限定されるべきではなく、特許請求の範囲により規定される。
(先行技術)複数ユーザに対するアップリンクチャネル内の送信時間間隔(TTI)の説明図である。 (先行技術)マルチユーザ環境における既存の干渉軽減方法の工程を説明するフローチャートである。 本発明の装置の一実施形態を説明する簡潔化機能ブロック図である。 本発明に係る方法の第1の実施形態を説明するフローチャートである。 図4に示す方法を実行する受信機装置の簡潔化機能ブロック図である。 本発明に係る方法の第2の実施形態を説明するフローチャートである。 図6に示す方法を実行する受信機装置の簡潔化機能ブロック図である。 本発明に係る方法の第3の実施形態を実行する受信機装置の簡潔化機能ブロック図である。 本発明に係る方法の第4の実施形態を説明するフローチャートである。 図9に示す方法を実行する受信機装置の簡潔化機能ブロック図である。 (先行技術)干渉信号を抑圧する既存の方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る方法の第5の実施形態を説明するフローチャートである。 本発明に係る方法の第6の実施形態を説明するフローチャートである。 本発明に係る方法の第7の実施形態を説明するフローチャートである。 本発明に係る方法の第8の実施形態を説明するフローチャートである。

Claims (9)

  1. 受信機において、受信電力レベルが変動する複数の信号からの寄与分を含んだ合成信号における電力が最大の電力の信号からの干渉を除去する方法であって、前記電力が最大の信号は、自動再送要求(ARQ)を使用して、正しく受信されなかったデータパケットを再送するデータ伝送プロトコルに準拠して送信された信号であり、
    前記方法は、
    電力が最大のデータパケットだけを復調するステップ(143)と
    前記ARQを処理した後で、電力が最大のデータパケットを正しく受信できたか否かを判定するステップ(144)と、
    前記電力が最大のデータパケットを正しく受信できたと判定されたときは、前記電力が最大のデータパケットに関連した複数回のARQによる再送信からのすべての寄与分を前記合成信号から取り除くステップ(145)と
    前記電力が最大のデータパケットが正しく受信されなかったと判定されたときに、再送された電力が最大のデータパケットを正しく受信できたか否かを判定するステップ(154)と、
    前記再送された電力が最大のデータパケットも正しく受信されなかったと判定されたときに、前記電力が最大の最初のデータパケットに含まれているいくつかのビットと前記再送された電力が最大のデータパケットに含まれているいくつかのビットとが一致するか否かを判定し(174)、前記いくつかのビットが一致するときに、さらなる処理に先立って、該いくつかのビットを減算する(175)とともに、追加でさらに再送された電力が最大のデータパケットを、同時並行して送信された音声フレームが終了する前に受信できたか否かを判定するステップ(149、150)と、
    前記同時並行して送信された音声フレームが終了する前に前記追加でさらに再送された電力が最大のデータパケットを受信できたときには、前記追加でさらに再送された電力が最大のデータパケットの一つを正しく受信できたか否かを判定するステップ(154)と、
    前記追加でさらに再送された電力が最大のデータパケットの一つを正しく受信できたときは、さらなる処理を続行するのに先立って、電力が最大の最初のデータパケットの寄与分、再送されて正しく受信された前記電力が最大のデータパケット、及び、干渉となっているいずれかの再送された電力が最大のデータパケットを前記合成信号から取り除くステップ(155)と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. G−Rake受信機のパラメータを調整することで電力が最大のデータパケットの寄与分を除外するステップ(146)と、
    残りの干渉に関連した干渉統計値を推定するステップ(147)と、
    推定された前記干渉統計値を使用して前記残りの干渉から信号を抑圧するステップ(148)と
    を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 再送された電力が最大のデータパケットが正しく受信される前に、前記現在の音声フレームが終了したときに、
    前記方法は、
    前記合成信号に内包されている前記電力が最大のデータパケットの寄与分を維持するステップ(151)と、
    前記電力が最大のデータパケットに関連した干渉統計値を推定するステップ(152)と、
    推定された前記干渉統計値を使用して前記電力が最大のデータパケットを抑圧するステップ(153)と
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. 一致した前記いつかのビットを減算した後で、
    前記一致したいくつかのビットのパーセンテージが所定の閾値を超えているか否かを判定するステップ(176)と、
    前記一致したいくつかのビットのパーセンテージが所定の閾値を超えているときに、さらなる処理に先立って、一致しなかったビットを軟減算するステップ(178)と
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記一致したいくつかのビットのパーセンテージが所定の閾値を超えていないときに、
    前記合成信号において一致していなかったビットを維持するステップ(177)と、
    前記電力が最大のデータパケットにおいて前記一致しなかったビットに関連した干渉統計値を推定するステップ(170)と、
    推定された前記干渉統計値を使用して、前記減算が適用されなかった位置で前記電力が最大のデータパケットを抑圧するステップ(171)と
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 受信機において、受信電力レベルが変動する複数の信号からの寄与分を含んだ合成信号において電力が最大の信号からの干渉を除去する装置であって、前記電力が最大の信号は、自動再送要求(ARQ)を使用して、正しく受信されなかったデータパケットを再送するデータ伝送プロトコルに準拠して送信された信号であり、
    前記装置は、
    電力が最大のデータパケットだけを復調する手段(51)と、
    前記ARQを処理した後で、電力が最大のデータパケットを正しく受信できたか否かを判定する誤り検出手段(52)と、
    電力が最大の最初のデータパケットに含まれているいくつかのビットと、再送された電力が最大のデータパケットに含まれているいくつかのビットとが一致するか否かを判定するビット比較手段と、
    前記電力が最大のデータパケットを正しく受信できたことを示す指示が前記誤り検出手段から出力されたことに応答して、前記電力が最大のデータパケットに関連した複数回のARQによる再送信からの寄与分を前記合成信号から減算する減算手段(71)と
    を含み、
    前記誤り検出手段(52)は、前記電力が最大のデータパケットが正しく受信されなかったと判定したときに、再送された電力が最大のデータパケットを正しく受信できたか否かを判定し、前記再送された電力が最大のデータパケットも正しく受信されなかったと判定したときに、前記ビット比較手段は、前記電力が最大の最初のデータパケットに含まれているいくつかのビットと前記再送された電力が最大のデータパケットに含まれているいくつかのビットとが一致するか否かを判定し、前記いくつかのビットが一致するときに、前記減算手段は、さらなる処理に先立って、該いくつかのビットを減算し、さらに、前記誤り検出手段(52)は、追加でさらに再送された電力が最大のデータパケットを、同時並行して送信された音声フレームが終了する前に受信できたか否かを判定し、
    前記誤り検出手段(52)は、前記同時並行して送信された音声フレームが終了する前に前記追加でさらに再送された電力が最大のデータパケットを受信できたときには、前記追加でさらに再送された電力が最大のデータパケットの一つを正しく受信できたか否かを判定し、
    前記減算手段は、前記追加でさらに再送された電力が最大のデータパケットの一つを正しく受信できたときは、さらなる処理を続行するのに先立って、電力が最大の最初のデータパケットの寄与分、再送されて正しく受信された前記電力が最大のデータパケット、及び、干渉となっているいずれかの再送された電力が最大のデータパケットを前記合成信号から取り除く
    ことを特徴とする装置。
  7. 前記受信機は、汎用RAKE(G−Rake)受信機であって、
    前記装置は、
    前記G−Rake受信機のパラメータを調整することで電力が最大のデータパケットの寄与分を除外する手段と、
    残りの干渉に関連した干渉統計値を推定する統計値推定器と、
    推定された前記干渉統計値を使用して前記残りの干渉から信号を抑圧する干渉抑圧手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  8. 前記ビット比較手段は、
    前記一致したいくつかのビットのパーセンテージが所定の閾値を超えているか否かを判定する手段と、
    前記一致したいくつかのビットのパーセンテージが所定の閾値を超えていることを示す指示を前記ビット比較手段が出力したことに応答して、さらなる処理に先立って、一致しなかったビットを軟減算する軟減算手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 前記受信機は、汎用RAKE(G−Rake)受信機であって、
    前記装置は、
    前記電力が最大のデータパケットにおいて一致しなかったビットに関連した干渉統計値を推定する統計値推定器と、
    推定された前記干渉統計値を使用して、前記減算が適用されなかった位置で前記電力が最大のデータパケットを抑圧する干渉抑圧手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
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