JP5207145B2 - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザーの記入操作を表示することができるヘッドマウントディスプレイに関する。
従来から、特許文献1に示されるように、ユーザーの記入操作の軌跡を電子的に生成し、保存することができる電子ペンが提案されている。
一方で、特許文献2に示されるように、ヘッドマウントディスプレイが表示する虚像に対して、ユーザーがペンを用いて入力を行うことができるヘッドマウントディスプレイが提案されている。
特開2006−92410号公報 特開2005−339267号公報
特許文献1に示される電子ペンは、2次元の入力面に記入するため、ハンズフリーとならず、モバイル性に優れないという問題がある。一方で、特許文献2に示されるヘッドマウントディスプレイでは、ユーザーが虚像に対してペンを用いて入力する構成であることから、ハンズフリーとなり、モバイル性に優れる。しかしながら、ユーザーが、虚像に対する距離感を把握し難いことから、ユーザーにとって虚像に対する入力が難しいという問題があった。
この問題の解決方法として、ユーザーの記入操作を検出する入力面をユーザーの腰等の身体に装着し、更に、ユーザーの記入操作をヘッドマウントディスプレイに表示するような構成にすることが考えられる。このような構成であれば、ユーザーは前記入力面を直接視認することができなくても、自己の記入操作をヘッドマウントディスプレイで確認することができ、なおかつ、電子ペンのモバイル性が損なわれることがない。
しかしながら、ユーザーが入力面に記入を行う際に、ユーザーは体勢的に入力面を視認することが難しく、ユーザーが望む入力面の書き込み開始位置を探すことが困難であり、ユーザーの所望どおりに、記入操作の軌跡を電子的に生成することができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決し、ユーザーの所望する記入操作の軌跡を電子的に生成することができるヘッドマウントディスプレイを提供する。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
ユーザーの頭部に装着され、ユーザーに画像を視認させる画像生成部と、
ユーザーの身体に装着され、2次元である検出領域上のユーザーの記入操作の座標である記入操作座標を検出する記入操作検出手段と、
前記記入操作座標に基づいて、記入操作の軌跡画像を生成し、前記画像生成部に出力する記入軌跡画像生成手段と、
前記記入操作座標に基づき、ユーザーによる記入操作の前記検出領域上の開始位置座標を検出するとともに、当該開始位置座標を前記画像生成部の表示領域上の初期位置座標に変換し、更に、前記初期位置座標と、前記記入操作座標と前記開始位置座標との位置関係を用いて、前記表示領域上の記入軌跡座標を決定する座標変換手段と、
前記記入軌跡画像生成手段は、前記記入軌跡座標に基づいて記入操作の軌跡画像を生成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、ユーザーの記入操作の検出領域外への近接又は離脱を検出する記入操作エラー検出手段を更に有するとともに、
前記記入操作エラー検出手段が、ユーザーの記入操作の検出領域外への近接又は離脱を検出した場合において、記入操作検出手段がユーザーの記入操作を再び検出した場合に、
座標変換手段は、前記記入操作エラー検出手段がユーザーの記入操作の検出領域外への近接又は離脱を検出した時点の記入軌跡座標に、記入操作検出手段が再び検出した記入操作座標と開始位置座標との位置関係を用いて記入軌跡座標を決定することを特徴とする。
これにより、途切れることなく、記入軌跡座標が算出される。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、ユーザーの記入操作の検出領域外への近接を検出する検出領域外近接検出手段を更に有するとともに、
前記検出領域外近接検出手段が、ユーザーの記入操作の検出領域外への近接を検出した場合に、ユーザーに警告を報知する警告報知手段を更に有することを特徴とする。
これにより、ユーザーが記入操作の検出領域外への近接を知ることが可能となる。このため、ユーザーの記入操作が検出領域外へ離脱する前に、ユーザーが記入操作を検出領域内に戻すことが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3に記載の発明において、
ユーザーの記入操作が文字入力か否かを判断するモード選択手段と、
モード選択手段は、ユーザーの記入操作が文字入力であると判断した場合には、座標変換手段を起動させ、前記モード選択手段がユーザーの記入操作が文字入力でないと判断した場合には、座標変換手段を起動させない制御を行い、
記入軌跡画像生成手段は、前記モード選択手段がユーザーの記入操作が文字入力でないと判断した場合には、記入操作検出手段が検出した記入操作座標に基づいて、記入操作の軌跡画像を生成することを特徴とする。
これにより、ユーザーの希望により、文字入力か描画入力かを選択することができる。このため、文字入力の場合には、座標変換手段が起動して、ユーザーが所望の書き込み開始位置から記入したとしても、表示領域上の初期位置座標から記入が開始されたように表示される、一方で、描画入力の場合には、ユーザーが検知領域上に記入した内容がそのまま画像生成部の表示領域に表示される。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4に記載の発明において、
記入操作検出手段が、所定時間以上ユーザーの記入操作を検出しない場合には、モード選択手段は、ユーザーの記入操作が文字入力であるか否かの判断を再び行うことを特徴とする。
これにより、文字入力と描画入力を切り替える際に、わざわざ操作ボタンを押して変更する必要がなく、モバイル性を維持したまま自由に文字・描画の入力ができる。また、手袋などを装着してボタンが押せない状況でも文字・描画の変更を行うことが出来る。
本発明によれば、座標変換手段が、ユーザーによる記入操作の検出領域上の開始位置座標を検出するとともに、当該開始位置座標を画像生成部の表示領域上の初期位置座標に変換し、前記初期位置座標と、前記記入操作座標と前記開始位置座標との位置関係を用いて、前記表示領域上の記入軌跡座標を決定するので、ユーザーが所望の書き込み開始位置から記入したとしても、表示領域上の初期位置座標から記入が開始されたように表示され、また、ユーザーの所望する記入操作の軌跡を電子的に生成することができるヘッドマウントディスプレイを提供することが可能となる。
本発明の実施の形態を示すヘッドマウントディスプレイの全体図である。 本発明の概要を示す説明図である。 ヘッドマウントディスプレイのブロック図である。 ヘッドマウントディスプレイのフロー図である。 入力モード選択時の説明図である。 初期位置座標決定時の説明図である。 記入開始状態の説明図である。 座標変換処理の説明図である。 ユーザーの記入操作が検知領域外に近接した状態の説明図である。 警告報知状態の説明図である。 再び座標変換処理が行われている状態の説明図である。
(ヘッドマウントディスプレイの概要)
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態を示す。図1に示されるように、ヘッドマウントディスプレイ100は、ユーザーの頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイ部50とユーザーの腰等の身体に装着される制御部30とから構成されている。ヘッドマウントディスプレイ部50は、頭部装着部51、画像生成部52とから構成されている。頭部装着部51は、図1に示される実施形態では、眼鏡のフレーム形状であるが、ヘルメット形状等であってもよく、ユーザーの頭部に装着される構造のものであれはすべて含まれる。
画像生成部52は、頭部装着部51の側前部に取り付けられている。画像生成部52は、画像を生成し、当該画像をユーザーに視認させるものである。本実施形態では、画像生成部52は、レーザ光を直接ユーザーの眼球に走査することにより、ユーザーに画像を視認させる網膜走査型ディスプレイを用いて構成される。このように、網膜走査型ディスプレイを用いて画像生成部52を構成すると、ユーザーは画像生成部52が生成する画像を視認することができると同時に、外界もまた視認することができる。なお、画像生成部52は、液晶ディスプレイ、有機EL(Organic Electroluminescence)ディスプレイなど、その他の装置を用いた構成であっても差し支えない。
制御部30は、ユーザーの記入操作を検出する装置である。制御部30は、画像生成部52と接続している。制御部30には、ヘッドマウントディスプレイ100を操作するための操作部35が設けられている。また、図2に示されるように、制御部30には、記入操作検出部31が設けられている。記入操作検出部31は、2次元である検出領域31a上の、ユーザーの記入操作の座標を検出する装置である。本実施形態では、ユーザーが入力ペン80で検出領域31a上に記入操作を行うと、この記入操作による検出領域31a上の座標が「記入操作座標」として、記入操作検出部31で検出されるようになっている。
検出領域31aの絶対座標と、画像生成部52の表示領域90の絶対座標は一致している。ところが、本発明では、ユーザーが検出領域31a上で文字を記入する場合には、制御部30が記入操作検出部31で検知された開始位置座標91を、画像生成部52の表示領域90上の所望の初期位置座標99に変換する。従って、図2に示されるように、ユーザーが、検出領域31a上の任意の開始位置座標91からペン入力を始めた場合であっても、表示領域90の所望の初期位置から、ユーザーの記入による軌跡が表示される。
以下、このような機能を実現するヘッドマウントディスプレイ100について詳細に説明する。
(ヘッドマウントディスプレイのブロック図)
図3を用いて、ヘッドマウントディスプレイ100のブロック図を説明する。制御部30には、ヘッドマウントディスプレイ100の各種制御を行う制御基板20を有している。制御基板20は、CPU10、RAM11、ROM12、補助記憶装置13、画像生成コントローラ16、VRAM17、インターフェース19を有している。これらの構成は、相互にバス9で接続されている。画像生成コントローラ16とVRAM17も相互に接続している。
CPU(Central Processing Unitの略)10は、RAM(Random Access Memoryの略)11、ROM(Read Only Memoryの略)12と協動して、各種演算、処理を行うものである。
RAM11は、CPU10で処理されるプログラムや、CPU10が処理するデータを、そのアドレス空間に一時的に記憶するものである。RAM11は、記入操作座標記憶領域11a、初期位置座標記憶領域11b、開始位置座標記憶領域11c、記入軌跡座標記憶領域11dを有している。
記入操作座標記憶領域11aには、バス9に入力された「記入操作座標」が記憶される。
初期位置座標記憶領域11bには、後述する初期位置座標決定プログラム12cが決定した画像生成部52の表示領域90上の「初期位置座標」が記憶される。
開始位置座標記憶領域11cには、ユーザーの入力ペン80による検出領域31aへの記入操作の開始位置の座標である「開始位置座標」が記憶される。
記入軌跡座標記憶領域11dには、座標変換プログラム12eにより生成された「記入軌跡座標」が記憶される。
ROM12には、ヘッドマウントディスプレイ100を制御する各種プログラムやパラメータが記憶されている。当該各種プログラムが、CPU10で処理されることにより、各種機能を実現している。ROM12には、モード選択画面表示プログラム12a、モード選択プログラム12b、初期位置座標決定プログラム12c、開始位置座標検出プログラム12d、座標変換プログラム12e、記入軌跡画像生成プログラム12f、記入操作エラー検出プログラム12g、警告報知プログラム12hが記憶されている。なお、補助記憶装置13に、これらプログラムやデータを記憶することにしても差し支えない。
モード選択画面表示プログラム12aは、「文字入力モード」であるか「描画入力モード」であるかを選択させる「入力モード選択画面」(図5に示す)を、画像生成部52の表示領域90上に表示させる命令を、画像生成コントローラ16に出力する。
モード選択プログラム12bは、ユーザーの選択操作により、「文字入力モード」又は「描画入力モード」のいずれかが選択されたかを判断するプログラムである。
初期位置座標決定プログラム12cは、画像生成部52の表示領域90上の初期位置座標99(図7〜図11に示す)を決定するプログラムである。
開始位置座標検出プログラム12dは、「記入操作座標」から、ユーザーによる書き始め位置である開始位置座標91(図7〜図11に示す)を検出するプログラムである。
座標変換プログラム12eは、ユーザーによる記入操作の開始位置座標91を、画像生成部52の表示領域90上の初期位置座標99に変換し、初期位置座標99と、「記入操作座標」と開始位置座標91との位置関係を用いて、順次「記入軌跡座標」を算出するプログラムである。
記入軌跡画像生成プログラム12fは、前記算出された「記入軌跡座標」に基づいて、画像生成部52に出力する「記入軌跡画像」を生成するプログラムである。
記入操作エラー検出プログラム12gは、ユーザーの記入操作の検出領域31a外への近接又は離脱を検出するプログラムである。
警告報知プログラム12hは、ユーザーの記入操作の検出領域31a外への近接又は離脱を検出した場合に、画像生成部52に警告画像を表示させ、ユーザーに警告を報知するプログラムである。
なお、モード選択画面表示プログラム12a、モード選択プログラム12b、初期位置座標決定プログラム12c、開始位置座標検出プログラム12d、座標変換プログラム12e、記入軌跡画像生成プログラム12f、記入操作エラー検出プログラム12g、警告報知プログラム12hを、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)として構成することとしても差し支えない。
補助記憶装置13は、例えば、不揮発性メモリーやハードディスクである。補助記憶装置13には、記入軌跡座標保存領域13a、記入操作座標保存領域13bを有している。記入軌跡座標保存領域13aには、「文字入力モード」の場合に、ユーザーの検出領域31a上の記入操作により生成された「記入軌跡座標」が記憶される。記入操作座標保存領域13bには、「描画入力モード」の場合に、ユーザーの検出領域31a上の記入操作により生成された「記入操作座標」が記憶される。
画像生成コントローラ16は、GPU(Graphics Processing Unit)を有している。画像生成コントローラ16は、記入軌跡画像生成プログラム12cからの描画命令により、「記入操作軌跡画像」を生成し、VRAM17に記憶させる。VRAM17に記憶された「記入操作軌跡画像」は、「画像信号」として画像生成部52に出力される。
インターフェース19は、信号の物理的、論理的な形式を変換するものである。インターフェース19は、記入操作検出部31や操作部35と接続している。操作部35は、ボタンやタッチパネルで構成されている。操作部35は、ユーザーの操作により、ヘッドマウントディスプレイ100をON状態(電源が投入された状態)やOFF状態(電源が遮断された状態)にし、ヘッドマウントディスプレイ100の各種操作を行うためのものである。
本実施形態では、入力ペン80の先端は交番磁界を発し、記入操作検出部31には前記交番磁界を検知する検知コイルがマトリックス状に配設されている。このような構成により、記入操作検出部31で、2次元である検出領域31a上の、ユーザーの記入操作の座標である「記入操作座標」が生成される。この「記入操作座標」は、所定時間(数ミリ秒)をおいて生成される。但し、ユーザーが入力ペン80を、記入操作検出部31の検出領域31aから離した場合には、「記入操作座標」は生成されない。生成された「記入操作座標」は、インターフェース19を介して、バス9に出力される。
(ヘッドマウントディスプレイのフローの説明)
図4を用いて、ヘッドマウントディスプレイ100の処理フローについて説明する。ユーザーが操作部35を操作することにより、ヘッドマウントディスプレイ100に電源が投入されると、ヘッドマウントディスプレイ100の処理フローが開始し、S11の処理に進む。
S11「起動処理」において、ヘッドマウントディスプレイ100の各種プログラムが起動する。S11の処理が終了すると、S12の処理に進む。
S12「入力モード選択画面を表示」の処理において、モード選択画面表示プログラム12aは、「文字入力モード」であるか「描画入力モード」であるかを選択させる「入力モード選択画面」を、画像生成部52に表示させる命令を、画像生成コントローラ16に出力する。すると、図5に示されるように、「文字入力モード」及び「描画入力モード」のボタンからなる「入力モード選択画面」が画像生成部52に表示される。更に、モード選択プログラム12bは、画像生成部52の表示領域90上に、ポインター97を表示される命令を、画像生成コントローラ16に出力する。すると、図5に示されるように、ポインター97が画像生成部52の表示領域90上に表示される。なお、ポインター97が、画像生成部52の表示領域90上に、表示されている状態で、ユーザーが入力ペン80の先端を、記入操作検出部31の検出領域31aに押し当てたまま所定の位置まで移動させる「ドラッグ操作」を行うと、ポインター97が前記「ドラッグ操作」に伴って移動する。S12の処理が終了すると、S13の判断処理に進む。
S13「文字入力モードか?」の判断処理において、モード選択プログラム12bは、ユーザーの入力ペン80の操作により、「文字入力モード」が選択されたか否かを判断する。ユーザーが、入力ペン80の操作することによりポインター97を「文字入力モード」のボタン上まで移動した後に、「選択操作」を行った場合には、モード選択プログラム12bは、「文字入力モード」が選択されたと判断し(S13の判断処理がYES)、S14の判断処理に進む。
一方で、ユーザーが、入力ペン80の操作することによりポインター97を「描画入力モード」のボタン上まで移動した後に、「選択操作」を行った場合には、モード選択プログラム12bは、「描画入力モード」が選択されたと判断し(S13の判断処理がNO)、S51の処理に進む。なお、「選択操作」としては、例えばユーザーが選択ペン80の先端を検出領域31a上で離しては着ける動作を2回繰り返すダブルクリック操作などが含まれる。
S14「初期位置入力あり?」の判断処理において、初期位置座標決定プログラム12cは、初期位置入力があったか否かを判断する。具体的には、ユーザーが入力ペン80の先端を、記入操作検出部31の検出領域31aに接触させると、初期位置座標決定プログラム12cは、初期位置入力があったと判断し(S14の判断処理がYES)、S15の処理に進む。一方で、初期位置座標決定プログラム12cが、初期位置入力があったと判断しない場合には(S14の判断処理がNO)、S15の処理に進まない。
S15「絶対座標で初期位置マークを表示」の処理において、初期位置座標決定プログラム12cは、S14の処理で検出された検出領域31a上の操作ペン80先端の絶対座標に対応する、表示領域90上の位置に初期位置マーク98を表示する描画命令を、画像生成コントローラ16に出力する。すると、図6に示されるように、画像生成部52の表示領域90上に初期位置マーク98が表示される。S15の処理が終了すると、S16の処理に進む。
S16「初期位置決定入力あり?」の判断処理において、初期位置座標決定プログラム12cは、初期位置決定入力があったか否かを判断する。具体的には、ユーザーが操作部35を操作することにより、初期位置座標決定プログラム12cが、初期位置決定入力があったと判断した場合には(S16の判断処理がYES)、初期位置座標決定プログラム12cは、画像生成部52の表示領域90の初期位置マーク98が表示されている座標を「初期位置座標」として、RAM11の初期位置座標記憶領域11bに記憶させて、S17の判断処理に進む。一方で、初期位置座標決定プログラム12cが、初期位置決定入力があったと判断しない場合には(S16の判断処理がNO)、S17の判断処理に進まない。このように、本発明では、ユーザーが「初期位置座標」として画像生成部52の表示領域90上の任意の位置を選択することができる。
S17「記入操作有り?」の判断処理において、CPU10は、ユーザーによる記入操作があったか否かを判断する。具体的には、ユーザーが入力ペン80で、記入操作検出部31の検出領域31a上に記入操作を行うことにより、「記入操作座標」がインターフェース19を介してバス9に入力されたと、CPU10が判断した場合には(S17の判断処理がYES)、S18の処理に進む。この際に、開始位置座標検出プログラム12dは、時系列的に最も古い「記入操作座標」を「開始位置座標」としてRAM11の開始位置座標記憶領域11cに記憶させる。一方で、CPU10が、「記入操作座標」がインターフェース19を介してバス9に入力されたと判断しない場合には(S17の判断処理がNO)、S18の処理に進まない。
S18「記入操作座標の記憶開始」の処理において、CPU10は、バスに入力された「記入操作座標」を、RAM11の記入操作座標記憶領域11aに記憶させる処理を開始させる。S18の処理が終了すると、S19の処理に進む。
S19「記入軌跡座標算出開始」の処理において、座標変換プログラム12eは、画像生成部52の表示領域90に表示される、ユーザー記入操作の軌跡座標である「記入軌跡座標」の算出を開始させる。座標変換プログラム12eが、「記入軌跡座標」を算出する処理について次に説明する。
座標変換プログラム12eは、RAM12の初期位置座標記憶領域11bと開始位置座標記憶領域11cを参照することにより、「初期位置座標」及び「開始位置座標」を認識する。そして、図7に示されるように、座標変換プログラム12eは、ユーザーによる記入操作の開始位置座標91を、画像生成部52の表示領域90上の初期位置座標99に変換する。
次に、座標変換プログラム12eは、RAM11の記入操作座標記憶領域11aを参照することにより、「記入操作座標」を認識する。そして、座標変換プログラム12eは、初期位置座標99と、「記入操作座標」と開始位置座標91との位置関係を用いて、順次「記入軌跡座標」を算出する。本実施形態では、座標変換プログラム12eは、初期位置座標99に、「記入操作座標」と開始位置座標91との差分値(図8に示されるX’、Y’)を加算することにより、順次「記入軌跡座標」を算出する。算出された「記入軌跡座標」は、RAM11の記入軌跡座標記憶領域11dに記憶される。
S19の処理が終了すると、S20の処理に進む。
S20「画像表示部への表示開始」の処理において、記入軌跡画像生成プログラム12fは、記入軌跡座標記憶領域11dに記憶されている「記入軌跡座標」に基づいて、「表示領域軌跡画像」を生成する。具体的には、記入軌跡画像生成プログラム12fは、時系列的に隣接する「記入軌跡座標」同士を結ぶ線を生成する描画命令を、画像生成コントローラ16に出力する。但し、時系列的に隣接する「記入軌跡座標」が所定距離以上離れている場合には、ユーザーが入力ペン80を、記入操作検出部31の検出領域31aから離しているので、時系列的に隣接する「記入軌跡座標」は結ばない。
時系列的に隣接する「記入軌跡座標」同士を結ぶ線を生成する描画命令が、画像生成コントローラ16に入力されると、図8に示されるように、画像生成部52の表示領域90上に文字である「表示領域軌跡画像」が表示される。S20の処理が終了すると、S21の判断処理に進む。
S21「検出領域外に近接?」の判断処理において、記入操作エラー検出プログラム12gは、ユーザーの記入操作(入力ペン80の先端)の、検出領域31a外へ近接又は離脱を検出したか否かを判断する。なお、図9に示されるように、記入操作検出部31は、検出領域31aの外縁から当該外縁からやや内側位置まで近接警告領域31bを有している。そして、ユーザーの記入操作が、近接警告領域31bに侵入した場合には、記入操作エラー検出プログラム12gは、ユーザーの記入操作が検出領域31a外へ近接したと判断する。また、ユーザーの記入操作が、近接警告領域31bに侵入した後に、検出領域31aからユーザーの記入操作が検出されなくなった場合には、記入操作エラー検出プログラム12gは、ユーザーの記入操作が検出領域31a外へ離脱したと判断する。
記入操作エラー検出プログラム12gが、ユーザーの記入操作の検出領域31a外へ近接又は離脱を検出した場合には(S21の判断処理YES)、S31の処理に進む。
一方で、記入操作エラー検出プログラム12gが、ユーザーの記入操作の検出領域31a外へ近接又は離脱を検出しない場合には(S21の判断処理NO)、S41の処理に進む
S31「警告を報知」の処理において、警告報知プログラム12hは、画像生成部52で警告を表示する描画命令を画像生成コントローラ16に出力する。すると、図10に示されるように、画像生成部52に警告が表示される。
或いは、ヘッドマウントディスプレイ100にスピーカを設け、当該スピーカで警告音を再生して、ユーザーに警告を報知する実施形態であっても差し支えない。
S31の処理が終了すると、S32の判断処理に進む。
S32「記入操作座標が所定以上変化?」の判断処理において、記入操作エラー検出プログラム12gは、RAM11の記入操作座標記憶領域11aを参照することにより、「記入操作座標」が所定以上変化したか否かを判断する。つまり、ユーザーがS31の処理で報知される警告を知覚することにより、入力ペン80を検出領域31aの内側に移動させた場合には、「記入操作座標」が所定以上変化する。記入操作エラー検出プログラム12gが、「記入操作座標」が所定以上変化したと判断した場合には(S32の判断処理がYES)、S33の処理に進む。一方で、記入操作エラー検出プログラム12gが、「記入操作座標」が所定以上変化したと判断しない場合には(S32の判断処理がNO)、S33の処理に進まない。
S33「記入軌跡座標再算出」の処理において、座標変換プログラム12eは、S21の判断処理において記入操作エラー検出プログラム12gがユーザーの記入操作の検出領域外への近接又は離脱を検出した時点の記入軌跡座標92(図10や図11に示す)と、記入操作検出部31が再び検出した後の、開始位置座標93と記入操作座標94(図11に示す)との位置関係を用いて記入軌跡座標95(図11に示す)を算出する。本実施形態では、座標変換プログラム12eは、前記記入軌跡座標92に、前記記入操作座標94と開始位置座標93との差分値(図11に示されるX’’、Y’’)を加算して、記入軌跡座標95を算出している。算出された「記入軌跡座標」は、RAM11の記入軌跡座標記憶領域11dに記憶される。更に、図11に示されるように、再算出された「記入軌跡座標」に基づいて、画像生成部52の表示領域90に「表示領域軌跡画像」が表示される。
このように、ユーザーが検出領域31aの外側に離脱しそうになった入力ペン80を、検出領域31aの内側に移動させた場合には、S33の処理において、「記入軌跡座標」が再算出されるので、途切れなく「記入軌跡座標」が算出され、画像生成部52の表示領域90に「表示領域軌跡画像」が表示される。S33の処理が終了すると、S41の判断処理に進む。
S41「文字入力モード解除?」の判断処理において、CPU10は、ユーザーが操作部35を操作することにより、「文字入力モード」を解除する信号がバス9に入力されたか否かを判断する。CPU10が、「文字入力モード」を解除する信号がバス9に入力されたと判断した場合には(S41の判断処理がYES)、S44の処理に進む。一方で、CPU10が、「文字入力モード」を解除する信号がバス9に入力されていないと判断した場合には(S41の判断処理がNO)、S42の判断処理に進む。
S42「所定時間記入操作無し?」の判断処理において、CPU10は、所定時間(例えば数分)以上、ユーザーによる記入操作検出部31の検出領域31aへの記入操作が無かったか否かを判断する。具体的には、CPU10が、所定時間以上、バス9に「記入操作座標」が入力されなかったと判断した場合には(S42の判断処理がYES)、S44の処理に進む。一方で、CPU10が、所定時間内に、バス9に「記入操作座標」が入力された判断した場合には(S42の判断処理がNO)、S46の処理に進む。
S44「記入軌跡座標を保存」の処理において、CPU10は、RAM11の記入軌跡座標記憶領域11dに記憶されている「記入軌跡座標」を、補助記憶装置13の記入軌跡座標保存領域13aに保存させる。このように、記入軌跡座標保存領域13aに「記入軌跡座標」を保存させることにより、事後的に、ユーザーの記入内容を利用することができる。S44の処理が終了すると、S12の処理に戻る。
S46「終了?」の判断処理において、CPU10は、ユーザーが操作部35を操作することにより、「終了信号」がバス9に入力されたか否かを判断する。CPU10が、「終了信号」がバス9に入力されたと判断した場合には(S46の判断処理がYES)、S47の処理に進む。CPU10が、「終了信号」がバス9に入力されていないと判断した場合には(S46の判断処理がNO)、S21の判断処理に戻る。
S47「記入軌跡座標を保存」の処理において、CPU10は、RAM11の記入軌跡座標記憶領域11dに記憶されている「記入軌跡座標」を、補助記憶装置13の記入軌跡座標保存領域13aに保存させる。S47の処理が終了すると、ヘッドマウントディスプレイ100がOFF状態となり、一連のフローが終了する。
S51「記入操作座標の記憶開始」の処理において、CPU10は、バスに入力された「記入操作座標」を、RAM11の記入操作座標記憶領域11aに記憶させる処理を開始させる。S51の処理が終了すると、S52の処理に進む。
S52「記入操作軌跡の表示開始」の処理において、記入軌跡画像生成プログラム12fは、RAM11の記入操作座標記憶領域11aに記憶されている「記入操作座標」に基づいて、「表示領域軌跡画像」を生成する。具体的には、記入軌跡画像生成プログラム12fは、時系列的に隣接する「記入操作座標」同士を結ぶ線を生成する描画命令を、画像生成コントローラ16に出力する。但し、時系列的に隣接する「記入操作座標」が所定距離以上離れている場合には、ユーザーが入力ペン80を、記入操作検出部31の検出領域31aから離していると考えられるので、時系列的に隣接する「記入操作座標」は結ばない。時系列的に隣接する「記入操作座標」同士を結ぶ線を生成する描画命令が、画像生成コントローラ16に入力されると、画像生成部52の表示領域90上に「表示領域軌跡画像」が表示される。つまり、入力モードが「描画入力モード」である場合には、ユーザーが入力ペン80で検出領域31aに記入した内容がそのまま画像生成部52の表示領域90に表示される。S52の処理が終了すると、S53の判断処理に進む。
S53「描画入力モード解除?」の判断処理において、CPU10は、ユーザーが操作部35を操作することにより、「描画入力モード」を解除する信号がバス9に入力されたか否かを判断する。CPU10が、「描画入力モード」を解除する信号がバス9に入力されたと判断した場合には(S53の判断処理がYES)、S55の処理に進む。一方で、CPU10が、「描画入力モード」を解除する信号がバス9に入力されていないと判断した場合には(S53の判断処理がNO)、S54の判断処理に進む。
S54「所定時間記入操作無し?」の判断処理において、CPU10は、所定時間(例えば数分)以上、ユーザーによる記入操作検出部31の検出領域31aへの記入操作が無かったか否かを判断する。具体的には、CPU10が、所定時間以上、バス9に「記入操作座標」が入力されなかったと判断した場合には(S54の判断処理がYES)、S55の処理に進む。一方で、CPU10が、所定時間内に、バス9に「記入操作座標」が入力された判断した場合には(S54の判断処理がNO)、S56の判断処理に進む。
S55「記入操作座標を保存」の処理において、CPU10は、RAM11の記入操作座標記憶領域11aに記憶されている「記入操作座標」を、補助記憶装置13の記入操作座標保存領域13bに記憶させる。S55の処理が終了すると、S12の処理に戻る。
S56「終了?」の判断処理において、CPU10は、ユーザーが操作部35を操作することにより、「終了信号」がバス9に入力されたか否かを判断する。CPU10が、「終了信号」がバス9に入力されたと判断した場合には(S56の判断処理がYES)、S47の処理に進む。CPU10が、「終了信号」がバス9に入力されていないと判断した場合には(S56の判断処理がNO)、S53の判断処理に戻る。
S57「記入操作座標を保存」の処理において、CPU10は、RAM11の記入操作座標記憶領域11aに記憶されている「記入操作座標」を、補助記憶装置13の記入操作座標保存領域13bに記憶させる。S57の処理が終了すると、ヘッドマウントディスプレイ100がOFF状態となり、一連のフローが終了する。
入力ペン80を、赤外線や超音波を発生する構成とし、入力検出部31は前記赤外線や超音波を受信する構成とし、入力検出部31でユーザーの記入操作を検出することにしても差し支えない。
或いは、検出領域31aを撮像して、ユーザーの記入操作を検出する構成にしても差し支えない。
また、入力検出部31を感圧式や静電容量式のタッチパネルで構成しても差し支えない。
以上説明した実施形態では、ユーザーが入力ペン80を用いて、入力検出部31の検出領域31aに記入操作を行っているが、入力検出部31をタッチパネルで構成するか、もしくは、入力検出部31を撮像する構成とすることにより、ユーザーが指で検出領域31aに記入操作を行い、入力検出部31が前記記入操作を検出する実施形態であっても差し支えない。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うヘッドマウントディスプレイもまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
9 バス
10 CPU
11 RAM
11a 記入操作座標記憶領域
11b 初期位置座標記憶領域
11c 開始位置座標記憶領域
11d 記入軌跡座標記憶領域
12 ROM
12a モード選択画面表示プログラム
12b モード選択プログラム
12c 初期位置座標決定プログラム
12d 開始位置座標検出プログラム
12e 座標変換プログラム
12f 記入軌跡画像生成プログラム
12g 記入操作エラー検出プログラム
12h 警告報知プログラム
13 補助記憶装置
13a 記入軌跡座標保存領域
13b 記入操作座標保存領域
16 画像生成コントローラ
17 VRAM
19 インターフェース
30 制御部
31 記入操作検出部
31a 検出領域
31b 近接警告領域
35 操作部
50 ヘッドマウントディスプレイ部
51 頭部装着部
52 画像生成部
80 入力ペン
90 表示領域
91 開始位置座標
92 記入軌跡座標
93 開始位置座標
94 記入操作座標
95 記入軌跡座標
96 警告
97 ポインター
98 初期位置マーク
99 初期位置座標
100 ヘッドマウントディスプレイ

Claims (5)

  1. ユーザーの頭部に装着され、ユーザーに画像を視認させる画像生成部と、
    ユーザーの身体に装着され、2次元である検出領域上のユーザーの記入操作の座標である記入操作座標を検出する記入操作検出手段と、
    前記記入操作座標に基づいて、記入操作の軌跡画像を生成し、前記画像生成部に出力する記入軌跡画像生成手段と、
    前記記入操作座標に基づき、ユーザーによる記入操作の前記検出領域上の開始位置座標を検出するとともに、当該開始位置座標を前記画像生成部の表示領域上の初期位置座標に変換し、更に、前記初期位置座標と、前記記入操作座標と前記開始位置座標との位置関係を用いて、前記表示領域上の記入軌跡座標を決定する座標変換手段とを有し、
    前記記入軌跡画像生成手段は、前記記入軌跡座標に基づいて記入操作の軌跡画像を生成することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. ユーザーの記入操作の検出領域外への近接又は離脱を検出する記入操作エラー検出手段を更に有するとともに、
    前記記入操作エラー検出手段が、ユーザーの記入操作の検出領域外への近接又は離脱を検出した場合において、記入操作検出手段がユーザーの記入操作を再び検出した場合に、
    座標変換手段は、前記記入操作エラー検出手段がユーザーの記入操作の検出領域外への近接又は離脱を検出した時点の記入軌跡座標に、記入操作検出手段が再び検出した記入操作座標と開始位置座標との位置関係を用いて記入軌跡座標を決定することを特徴とする請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. ユーザーの記入操作の検出領域外への近接を検出する検出領域外近接検出手段を更に有するとともに、
    前記検出領域外近接検出手段が、ユーザーの記入操作の検出領域外への近接を検出した場合に、ユーザーに警告を報知する警告報知手段を更に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. ユーザーの記入操作が文字入力か否かを判断するモード選択手段と、
    モード選択手段は、ユーザーの記入操作が文字入力であると判断した場合には、座標変換手段を起動させ、前記モード選択手段がユーザーの記入操作が文字入力でないと判断した場合には、座標変換手段を起動させない制御を行い、
    記入軌跡画像生成手段は、前記モード選択手段がユーザーの記入操作が文字入力でないと判断した場合には、記入操作検出手段が検出した記入操作座標に基づいて、記入操作の軌跡画像を生成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のヘッドマウントディスプレイ。
  5. 記入操作検出手段が、所定時間以上ユーザーの記入操作を検出しない場合には、モード選択手段は、ユーザーの記入操作が文字入力であるか否かの判断を再び行うことを特徴とする請求項4に記載のヘッドマウントディスプレイ。
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