JP5204104B2 - 除草用組成物及びその使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メソトリオンと、トリアゾリノン(triazolinone)除草剤、例えば、スルフェントラゾン又はカルフェントラゾン−エチルとを含む除草用組成物に関する。本発明はまた、雑草、特に、本発明の組成物を用いたオニメヒシバ(large crabgrass)及びシロツメクサの生長を調節する方法、及びこの組成物の使用に関する。
雑草及び作物の生長を妨げる他の植物から作物を保護することは、農業及び芝生管理において常に繰返し発生する課題である。さらに、審美的に、例えば、ゴルフ場、芝地及び公共の公園の範囲において芝生が生長した場合に、上記好ましくない雑草及び植物を除去することが重要である場合がある。これらの課題と戦うために、合成化学の分野における研究者は、上記望ましくない生長を調節するために有効な、広範囲の種々の化学物質及び化学系処方物を製造してきた。種々の化学系除草剤が、文献に開示されており、そして多くの数が市販されている。市販の除草剤及び開発中のいくつの除草剤が、British Crop Protection Councilにより2003年に出版された「The Pesticide Manual’,13th Edition」に記載されている。
ある場合には、除草有効成分は、個々に施用された場合よりも組み合わせるとさらに有効であることが示され、そしてこれは「相乗作用」と称される。なぜなら、上記組み合わせは、個々の成分の潜在力に基づいた知識に基づいて有することを期待されるものを超える潜在力又は活性を実証するからである。本発明は、それらの除草特性に関して個々にすでに知られている、メソトリオン又はそれらの塩若しくは金属キレートと、スルフェントラゾンとを組み合わせて施用すると、相乗効果を示すことを見出したことにある。
本発明の組成物を形成する除草用化合物は、植物の生長に対するそれらの効果に関して、当業界において、独立して知られている。それらは、「The Pesticide Manual,13th Edition」に開示されており、そしてまた市販されている。
メソトリオン(2−(2’−ニトロ−4’−メチルスルホニルベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオン)は、重要な部類の選択的な除草剤、トリケトンの要素であり、そしてカロチノイド生合成に影響を与えることにより作用する。特に、それは、酵素、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(それは、HPPD−インヒビターである)を阻害する。
酸性形態において、その構造は、下記:
Figure 0005204104
のように表されうる。
上記酸性形態に加えて、メソトリオンはまた、塩及び金属キレート、例えば、銅キレートを形成する。これらの金属キレートは、米国特許第5,912,207号明細書(当該公表を参照し、本明細書に組み入れる)に特に開示されており、そこでは、それらは、キレート化されていないメソトリオンと比較して、一定環境において、予想外に優れた安定性を示す。
メソトリオンは、トウモロコシ及び芝草に対して発芽後に施用されると、広範囲の生長段階において、広範囲の広葉雑草を制御するその能力に関して最もよく知られている。それは、施用の際に存在し、そして最大4週間後に現れる雑草を制御するために、低い割合(施用のタイミングにおける除草剤処方にもよるが、1ヘクタール当たり100〜225gの有効成分)において用いられるのが典型的である。一度施用されると、メソトリオンは、葉、苗条、根及び種により迅速に吸収される。敏感な雑草では、それは、植物生長に関する本質的な工程であるカロチノイド生合成が中断され、そしてこれにより植物が枯れる。雑草とは異なり、トウモロコシ苗木及び一定の芝草種は、活性化合物を不活性化合物に迅速に破壊することによりメソトリオンを許容することができる。
トリアゾリノン除草剤は、光合成を阻害することにより作用する選択的な除草剤である。スルフェントラゾン、カルフェントラゾン−エチル、アミカルバゾン(amicabazone)及びアザフェニジン(azafenidin)に言及することができる。特に、スルフェントラゾン 2’,4’−ジクロロ−5’−(4−ジフルオロメチル−4,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)メタンスルホンアニリドに言及することができる。
その構造を、下記:
Figure 0005204104
の通り表すことができる。
従って、本発明は、除草有効量の、メソトリオン及びトリアゾリノン除草剤の混合物を含む除草用組成物を提供する。
本発明の実施形態の一つでは、上記トリアゾリノン除草剤は、スルフェントラゾン、カルフェントラゾン−エチル、アミカルバゾン(amicabazone)、チエンカルバゾン(thiencarbazone)又はアザフェニジン(azafenidin)である。特定の実施形態では、上記トリアゾリノン除草剤は、スルフェントラゾンである。
上記組成物は、除草有効量の、メソトリオン及びトリアゾリノンの組み合わせを含む。本明細書において、用語「除草剤」は、植物の生長を調節するか、又は改変する化合物を意味する。用語「除草有効量」は、植物の生長に対する調節作用又は改変作用を生じさせることができる上記化合物の量又は上記化合物の組み合わせの量を示す。調節効果又は改変効果には、天然の進歩からの全ての偏差が含まれる、例えば、枯れ、遅延、葉枯れ、白化現象、矮化等。例えば、枯れなかった植物は、生長が妨げられることが多く、そして分断された開花と競合しない。用語「植物」は、種、苗木、若木、根、塊茎、茎、軸、葉及び果実を含む、植物の全ての物理的部分を指す。
メソトリオンは、複数のHPPDインヒビターとして作用する除草剤の中の一種に過ぎないことに留意する。他のHPPDインヒビターがまた公知であり、そしてメソトリオンの代わりに本発明の組成物において用いることができる。好適には、本発明において用いるための他のHPPDインヒビターを、トリケトン、イソオキサゾール、ピラゾール、ベンゾビシクロン及びケトスピラドックス(ketospiradox)から成る群から選択することができる。トリケトン、イソオキサゾール及びピラゾールの範囲にあるこの化合物のさらなる詳細は、国際公開第2005/053407号パンフレット(開示を参照して、本明細書に組み入れる)内に見出されうるが、スルコトリオン(sulcotrione)、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、ベンキソフェナップ(benxofenap)、ピラゾリネート及びピラゾキシフェンに言及することができる。
メソトリオンの代わりに本発明において用いるためにさらに好適なHPPDインヒビターには、テンボトリオン、トプラメゾン、及び次の式:
Figure 0005204104
の化合物が含まれる。
本明細書において、名称「メソトリオン」は、メソトリオンの塩及びキレート形態並びに酸性形態を含み、そして幾何異性体を生じさせうる任意のエノール互変異性形態を含む。さらに、一定のケースでは、種々の置換基及び/又はキレート化形態が、異性及び/又は立体異性に寄与する場合がある。全ての上記互変異性形態、ラセミ混合物及び異性体が、本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態の一つでは、上記メソトリオンは、酸性形態として存在する。さらなる実施形態では、メソトリオンは、塩又は金属キレートとして存在する。
メソトリオンの好適な塩には、農業又は園芸用途のために、塩の形態に関して当業界に知られ且つ受け入れられているカチオン又はアニオンの塩が含まれる。上記塩を、例えば、アミン、アルカリ金属塩基、アルカリ土類金属塩基及び第4級アンモニウム塩基を用いて形成させることができる。
メソトリオンを含む2−(置換化ベンゾイル)−1,3−シクロヘキサンジオン化合物の金属キレートが、特に米国特許第5,912,207号明細書に記載されている。
実施形態の一つでは、メソトリオンの好適な金属キレートは、次の一般的な構造:
Figure 0005204104
(式中、Mは、2価又は3価の金属イオンを表す)
を有する。
好適には、上記2価又は3価の金属イオンは、Cu2+、Co2+、Zn2+、Ni2+、Ca2+、Al3+、Ti3+又はFe3+イオンでありうる。さらに好適には、上記金属イオンは、二価の遷移金属イオン、例えば、Cu2+、Ni2+、Zn2+及びCo2+であることができる。さらに好適には、上記金属イオンは、Cu2+及びZn2+であることができ、そして最も好適にはCu2+でありうる。
本発明において用いるためのメソトリオンの除草用金属キレートを、上述の米国特許に記載される方法により、又は化学系の文献において用いられる又は記載される公知の方法を施用及び適合させることにより調製することができる。特に、2価又は3価の金属イオンの供給源でありうる任意の好適な塩を用い、本発明に従ってジオン化合物の金属キレートを形成させることができる。特に好適な塩には、クロリド、硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩、リン酸塩及び酢酸塩が含まれる。
好適には、本発明の組成物は、共働有効量(synergistically effective amount)におけるメソトリオン及びトリアゾリノン除草剤を含む。本発明の組成物では、除草効果が相乗的であるメソトリオン:トリアゾリノン除草剤の重量比は、約1:100〜約1:1の範囲内にある。好ましくは、メソトリオン:トリアゾリノン除草剤の重量比は、約1:100〜約1:2である。さらに好ましくは、メソトリオン:トリアゾリノン除草剤の重量比は、約1:50〜約1:5であり、そして約1:12の重量比が、特に好ましい。
本発明の組成物を施用する割合は、調節すべき雑草の個々の種類、要求される調節の程度及びタイミング、並びに施用の方法によって決まるであろう。一般に、本発明の組成物を、当該組成物における有効成分(メソトリオン及びトリアゾリノン除草剤)の総量に基づいて、0.005kg/ヘクタール(kg/ha)〜約5.0kg/haの施用率で施用することができる。約0.1kg/ha〜約3.0kg/haの施用率が好ましく、そして約0.12kg/ha〜1kg/haの施用率が特に好ましい。下記例において用いられる割合は、ガラスハウスレートであり、そして除草剤の効果は、上記条件において強められる傾向があるので、上記範囲において通常施用されるものよりも少ないことに留意すべきである。
さらなる態様では、本発明は、除草有効量の本発明の組成物を、雑草の位置に施用することを含む、雑草の生長を調節又は改変する方法を提供する。
本発明の組成物を、単子葉植物の雑草、例えば、アゴルスティス(Agrostis)種、ディジタリア(Digitaria)種(例えば、D.イスカエマム(ischaemum)、D.サングイナリス(sanguinalis))、アヴェナ(Avena)種、セタリア(Setaria)種、ロリウム(Lolium)種、エチノコロア(Echinochloa)種、エレウシン(Eleusine)種(例えば、エレウシン・インディカ(Eleusine indica))、スシルプス(Scirpus)種、モノコリア(Monochoria)種、サジッタリア(Sagittaria)種、ブロムス(Bromus)種、アルペキュラス(Alopecurus)種、ソルグハム・ハレペンス(Sorghum halepense)、ロットボエリア(Rottboellia)種、シペラス(Cyperus)種(例えば、シペラス・エスカレンタス(Cyperus esculentus))、及び双子葉植物の雑草、例えば、ステラリア(Stellaria)種、ナスツルチウム(Nasturtium)種、シナピス(Sinapis)種、ソラナム(Solanum)種、ファセオラス(Phaseolus)種、タラキサカム(Taraxacum)種(例えば、セイヨウタンポポ)、トリフォリウム(Trifolium)種(例えば、トリフォリウム・レペンス(Trifolium repens))、アブチロン(Abutilon)種、シダ(Sida)種、キサンチウム(Xanthium)種、アマランサス(Amaranthus)種、ケノポジウム(Chenopodium)種、イポモエア(Ipomoea)種、菊種、ガリウム(Galium)種、ヴィオラ(Viola)種及びヴェロニカ(Veronica)種を含む大多数の農学的に重要な雑草に用いることができるが、これらに限定されるものではない。
さらに具体的には、本発明の組成物により調節されうる雑草の間に、単子葉植物の雑草、例えば、草(例えば、オニメヒシバ(large crabgrass)及びキタメシヒバ、ベントグラス及びニンブルウィード(nimbleweed))及び双子葉植物の雑草、例えば、タンポポ、ホワイト及びアカクローバー、ハコベ、ホトケノザ、トウモロコシクワガタソウ、カタバミ、バックホーン(buckhorn)及び広葉オオバコ、ドラー・ウィード(dollar weed)、FLパスレー(pusley)、シロザ、タデ、ブタクサ、ワイルド・バイオレット(wild violet)、ヒユ及びヘッジウィード(hedge weed)を言及することができる。特定の実施形態では、本発明の組成物を、単子葉植物の雑草、例えば、草を調節するために用いることができる。好適には、上記草は、オニメヒシバある。
本発明の目的において、用語「雑草」には、望ましくない作物種、例えば、自生作物が含まれる。例えば、ゴルフ場における芝草作物の文脈では、コヌカグサグリーン芝生は、異なる種類の草が栽培されているフェアウェー内に見出された場合には、「自生植物」とみなされる場合がある。下記に列挙される他の草は、望ましくない場所に見出された場合に、同様に雑草とみなされうる。
「位置」は、土壌、種、及び苗木並びに定着した植物を含むことを目的とする。
本発明の利益は、農薬組成物を、次の有用な植物の作物の生長において雑草を防除するために施用した場合に、最も良好に観察される:例えば、メイズ(トウモロコシ)、例えば、試料用トウモロコシ、ポップコーン及びスイートコーン;綿、コムギ、稲、オートムギ、ジャガイモ、テンサイ、プランテーション作物(例えば、バナナ、果樹、ゴムの木、養樹場(tree nursery))、つる植物、アスパラガス、ブッシュベリー(bushberry)(例えば、ブルーベリー)、カンベリー(caneberry)、クランベリー、亜麻、穀実用モロコシ、オクラ、ペパーミント、ルバーブ、スペアミント及びサトウキビ。
「作物」は、種々の芝草、例えば、冷季型芝草及び暖季型芝草(それらに限定されるものではない)をも含むように理解される。
冷季型芝草には、例えば、イチゴツナギ(ポア(Poa) L.)、例えば、ケンタッキーブルーグラス(ポア・プラテンシス(Poa pratensis) L.)、オオスズメノカタビラ(ポア・トリビアリス(Poa trivialis) L.)、コイチゴツナギ(ポア・コンプレッサ(Poa compressa) L.)及び一年生イチゴツナギ(ポア・アニュア(Poa annua) L.);ベントグラス(アゴルスティス(Agrostis) L.)、例えば、コヌカグサ(アゴルスティス・パルストリス(Agrostis palustris) Huds.)、コロニアル・ベントグラス(colonial bentgrass)(アゴルスティス・テニウス(Agrostis tenius) Sibth.)、ベルベット・ベントグラス(velvet bentgrass)(アゴルスティス・カニナ(Agrostis canina) L.)及びコヌカグサ(アゴルスティス・アルバ(Agrostis alba)L.);フェスクス(fescues)(フェスツカ(Festuca) L.)、例えば、ヒロハノウシノケグサ(フェスツカ・アルンディナセア(Festuca・arundinacea) Schreb.)、メドー・フェスキュー(meadow fescue)(フェスツカ・エラチオル(Festuca elatior) L.)及びファイン・フェネクス(fine fescues)、例えば、クリーピング・レッド・フェスク(creeping red fescue)(フェスツカ・ルブラ(Festuca rubra) L.)、チューイングス・フェスク(chewings fescue)(フェスツカ・ルブラ(Festuca rubra) var.コムタタ(commutata) Gaud.)、シープ・フェスク(sheep fescue)(フェツカ・オビナ(Festuca ovina) L.)及びハード・フェスク(hard fescue)(フェスツカ・ロンギフォリア(Festuca longifolia));及びライグラス(ロリウム(Lolium) L.)、例えば、多年生ライグラス(ロリウム・ペレネ(Lolium perenne) L.)及び一年生(イタリアン)ライグラス(ロリウム・マルチフロラム(Lolium multiflorum) Lam.)が含まれる。
暖季型芝草には、例えば、バミューダグラス(シノドン(Cynodon) L.C.リッチ(Rich))、例えば、ハイブリッド型及び一般のバミューダグラス;ゾイシアグラス(Zoysiagrass)(ゾイシア(Zoysia) Willd.)、St.オーガスティングラス(Augustinegrass)(ステノタフラム・セクンダツム(Stenotaphrum secundatum)(Walt.)カントゼ(Kuntze));及びセンチペデグラス(centipedegrass)(エレモクロア・オフィウロイデス(Eremochloa ophiuroides)(Munro.) Hack.)が含まれる。
さらに「作物」は、従来法の育種又は遺伝子工学の結果として、害虫及び農薬、例えば、除草剤又は除草剤の種類(及び好適には、本発明の除草剤)への耐性が付与された作物を含むものと理解されるべきである。除草剤に対する耐性は、一般的な作物の品種と比較して特定の除草剤により生じるダメージへの感受性が低いことを意味する。作物は、例えば、HPPDインヒビター、例えば、メソトリオン、EPSPSインヒビター、例えば、グリホサート又はグルホシネートに耐性を有するように改良又は繁殖されうる。トウモロコシは、メソトリオンに本質的に耐性を有することに留意する。
好適には、本発明の組成物は、上記組み合わせが施用される作物にもよるが、調節が望まれる場所に発芽前又は発芽後に施用することにより、植物の望ましくない生長を調節するために有用である。実施形態の一つでは、本発明の除草用組成物を、発芽前用途として施用する。
本発明の化合物を、同時又は連続のいずれかで施用することができる。連続投与される場合には、上記成分は、好適なタイムスケール(例えば、最初の成分の投与の時間及び最後の成分の投与の時間の間が24時間以内)内で任意の順序において投与されうる。好適には、全ての上記成分を、数時間、例えば、1時間のタイムスケール内で投与する。上記成分を同時に投与する場合には、それらは、別個に、あるいはタンク混合物として、若しくは全ての成分の事前処方混合物として、又は残りの成分とタンク混合されたいくつかの成分の事前処方混合物として投与されうる。
実際には、本発明の組成物を、当業界で公知であるか又は当業界で用いられている種々のアジュバント及びキャリアを含む処方として施用する。従って、本発明の組成物は、粒剤(そして好適には、以下に記載されるように、安定された粒剤)、水和剤、乳剤、散剤又は粉剤、フロアブル製剤、液剤、懸濁剤又は乳剤、あるいは制御放出形態、例えば、マイクロカプセル剤として配合されうる。これらの処方は、有効成分の約0.5重量%の少なさから、約95重量%の多さまで含むことができる。任意の所望の化合物に関する最適量は、処方、施用装置及び調節すべき植物の性質によって決まるであろう。
水和剤は、水又は他の液状キャリアに容易に分散する微粒子の形態である。上記粒子は、固体マトリックス内に保持されている有効成分を含む。典型的な固体マトリックスは、フラー土、カオリン粘土、シリカ及び他の容易に湿潤する有機又は無機固体を含む。水和剤は、通常、少量の湿潤剤、分散剤又は乳化剤を加えた、約5%〜約95%の有効成分を含む。
乳剤は、水又は他の液体に分散可能な均一の液状組成物であり、そして液体又は固体乳化剤と共に活性化合物から全て成ることができ、又は液状キャリア、例えば、キシレン、重質芳香族ナフサ、イソホロン及び他の不揮発性有機溶媒をも含むことができる。使用において、これらの濃縮物を、水又は他の液体に分散し、そして通常は、処理すべき範囲にスプレーとして施用される。有効成分の量は、上記濃縮物の約0.5%〜約95%の範囲にわたる場合がある。
粒剤処方には、押出物及び比較的に粗粒の粒子が含まれ、そして植物を調節することが望ましい範囲に希釈なしで施用されるのが通常である。粒状処方物に関する典型的なキャリアには、肥料、砂、フラー土、アタパルガイト粘土、ベントナイト粘土、モンモリロナイト粘土、バーミキュライト、真珠岩、炭酸カルシウム、れんが、軽石、パイロフィライト、カオリン、苦灰石、石膏(plaster)、木粉、粉砕されたトウモロコシの穂軸、粉砕されたピーナッツ外殻、糖、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、酸化マグネシウム、マイカ、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アンチモン、氷晶石、石膏(gypsum)、珪藻土、カルシウムスルフェート及び他の有機又は無機材料(吸着するか、又は上記活性化合物でコーティングすることができる)が含まれる。特に好適なのは、肥料顆粒キャリアである。粒剤処方は、通常、表面活性剤、例えば、重質芳香族ナフサ、灯油及び他の石油分画、又は植物性油脂;及び/又は固着剤、例えば、デキストリン、接着剤又は合成樹脂を含むことができる有効成分を約5%〜約25%含む。好適には、上記粒剤処方は、トリアゾリノン及びメソトリオンの少なくとも1種の金属キレートを含む少なくとも1種の粒剤基材材料を含む安定化された組成物であることができる。上記粒剤基材材料は、上述の典型的なキャリアの1つであることができ、そして/又は肥料材料、例えば、ウレア/ホルムアルデヒド肥料、ウレア、塩化カリウム、アンモニウム化合物、リン化合物、硫黄、類似の植物栄養素及び微量元素並びにそれらの混合物又は組み合わせであることができる。トリアゾリノン及びメソトリオンの金属キレートを、上記粒剤の全体に均一に分布することができ、又は粒剤を形成させた後に、粒剤の基材上にスプレー含浸又は吸着させることができる。
粉剤は、有効成分と、微粉固体(例えば、タルク、粘土、穀粉並びに分散剤及びキャリアとして作用する他の有機及び無機固体)との易流動性の混和材料である。
マイクロカプセル剤は、取り囲むものから、囲まれた材料が制御された割合で放出されることを可能にする、多孔質シェルに囲まれた活性材料の液滴又は顆粒であるのが一般的である。封入された液滴は、概して、直径、約1〜50μmである。囲まれた液体は、概して、カプセル剤の重量の約50〜95%を構成し、そして上記活性化合物に加えて溶媒を含むことができる。封入された顆粒は、顆粒孔開口部を密封し、顆粒孔内部に、活性種を液状で保持する多孔質膜を有する多孔質の顆粒である。顆粒は、典型的には、直径1mm〜1cm、好ましくは1〜2mmの範囲である。顆粒は、押出し、凝集又はプリリング(prilling)により形成されるか、又は天然由来である。上記材料の例は、バーミキュライト、焼固粘土、カオリン、アタパルガイト粘土、おがくず及び粒状の炭素である。シェルo膜材料には、天然及び合成ゴム、セルロース材料、スチレン−ブタジエンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレア、ポリウレタン及びでん粉ザンセートが含まれる。
除草用途の他の有用な処方は、溶媒(有効成分が、所望の濃度において完全に可溶性である溶媒、例えば、アセトン、アルキル化ナフタレン、キシレン及び他の有機溶媒)中の有効成分の単なる溶液が含まれる。低沸点分散溶媒キャリアの蒸発の結果として、有効成分が微細形態に分散される加圧噴霧器をまた用いることができる。
上述のこれらの処方の多くは、湿潤剤、分散剤又は乳化剤を含む。例は、アルキル及びアルキルアリールスルホネート及びスルフェート並びにそれらの塩、多価アルコール;ポリエトキシ化アルコール、エステル及び脂肪アミンである。用いられる場合には、これらの薬剤は、処方の0.1%〜15重量%を構成する。
本発明の組成物を、上述の処方型に処方するために有用な、好適な農業系アジュバント及びキャリアは、当業者に周知である。種々の好適な例が、下記の比限定的なリストに見出される。
用いることができる液状キャリアには、水、トルエン、キシレン、石油ナフサ、クロップオイル(crop oil)、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、無水酢酸、アセトニトリル、アセトフェノン、アミルアセテート、2−ブタノン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、アルキルアセテート、ジアセトンアルコール、1,2−ジクロロプロパン、ジエタノールアミン、p−ジエチルベンゼン、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールアビエテート、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4−ジオキサン、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロキシトール(diproxitol)、アルキルピロリジノン、エチルアセテート、2−エチルヘキサノール、エチレンカーボネート、1,1,1−トリクロロエタン、2−ヘプタノン、アルファピネン、d−リモネン、エチレングリコール、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、γ−ブチロラクトン、グリセロール、グリセロールジアセテート、グリセロールモノアセテート、グリセロールトリアセテート、ヘキサデカン、ヘキシレングリコール、イソアミルアセテート、イソボルニルアセテート、イソオクタン、イソホロン、イソプロピルベンゼン、イソプロピルミリステート、乳酸、ラウリルアミン、酸化メシチル、メトキシ−プロパノール、メチルイソアミルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルラウレート、メチルオクタノエート、メチルオレエート、塩化メチレン、m−キシレン、n−ヘキサン、n−オクチルアミン、オクタデカン酸、オクチルアミンアセテート、オレイン酸、オレイルアミン、o−キシレン、フェノール、ポリエチレングリコール(PEG400)、プロピオン酸、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、p−キシレン、トルエン、トリエチルホスフェート、トリエチレングリコール、キシレンスルホン酸、パラフィン、鉱物油、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、エチルアセテート、アミルアセテート、ブチルアセテート、メタノール、エタノール、イソプロパノール、及び高分子量アルコール、例えば、アミルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ヘキサノール、オクタノール等、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、N−メチル−2−ピロリジノン等が含まれる。水は、一般的に、濃縮物の希釈のために選択されるキャリアである。
好適な固体キャリアには、タルク、二酸化チタン、パイロフィライト粘土、シリカ、アタパルガイト粘土、珪藻土、チョーク、珪藻土、石灰、炭酸カルシウム、ベントナイト粘土、フラー土、肥料、綿実外殻、コムギ穀粉、大豆穀粉、軽石、木粉、ウォールナッツ殻粉、リグニン等が含まれる。
広範囲の表面活性剤を、上記液体及び固体組成物の両方に、特に施用前にキャリアで希釈するように設計されたものに用いることが有利である。上記表面活性剤は、アニオン性、カチオン性、非イオン性又はポリマーであることができ、そして乳化剤、湿潤剤、懸濁化剤として、又は他の用途のために用いることができる。典型的な界面活性剤には、アルキルスルフェートの塩、例えば、ジエタノールアンモニウムラウリルスルフェート;アルキルアリールスルホネートの塩、例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム;アルキルフェノール−アルキレンオキシド付加生成物、例えば、ノニルフェノール−C18エトキシレート;アルコール−アルキレンオキシド付加生成物、例えば、トリデシルアルコール−C16エトキシレート;石けん、例えば、ステアリン酸ナトリウム;アルキルナフタレンスルホネートの塩、例えば、ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム;スルホスクシネートの塩のジアルキルエステル、例えば、ジ(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウム;ソルビトールエステル、例えば、ソルビトールオレエート;第4級アミン、例えば、ラウリルトリメチル塩化アンモニウム;脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、例えば、ポリエチレングリコールステアレート;エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックコポリマー;及びモノ及びジアルキルホスフェートエステルの塩が含まれる。
農業用組成物に一般的に利用される他のアジュバントには、結晶化インヒビター、粘度調整剤、懸濁化剤、スプレー液滴調整剤、顔料、酸化防止剤、起泡剤、遮光剤、相溶化剤、消泡剤、金属イオン封鎖剤、中和剤及び緩衝剤、腐食防止剤、染料、着臭剤、展着剤、浸透補助剤、微量元素、緩和剤、潤滑剤、固着剤等が含まれる。上記組成物をまた、液体肥料又は固体、粒子状肥料キャリア、例えば、硝酸アンモニウム、ウレア等と共に処方することができる。
所与の除草剤の実用性に影響を及ぼす重要な要因は、作物に対するその選択性である。ある場合では、有益な作物は、除草剤の影響を受けやすい。効果的であるために、除草剤は、上記有益な作物に最小のダメージを与える(好ましくは、ダメージを与えない)必要がある一方で、作物の位置にはびこる雑草種に最大のダメージを与える必要がある。除草剤使用の有益な態様を保護するために、そして作物のダメージを最小化するために、必要に応じて、解毒薬と組み合わせて除草剤を施用することが知られている。本明細書において、「解毒薬」は、除草剤選択性、すなわち、除草剤による雑草種への持続する除草の植物毒性、及び栽培される植物種に対する減少した又は非植物毒性を確立する効果を有する化合物を意味する。用語「解毒有効量」は、除草剤に対する有益な作物の植物毒性応答をある程度まで中和する解毒性化合物の量を意味する。特定の用途又は作物に関する必要に応じて、又は所望により、本発明の組成物は、本発明の除草剤のために、解毒有効量の解毒薬を含むことができる。当業者は、メソトリオン及びトリアゾリノン除草剤と共に用いるために好適な解毒薬をよく知っており、そして特定の化合物及び用途に関して解毒有効量を簡易に決定することができる。
さらに、他の殺菌性の有効成分又は組成物を、本発明の除草用組成物と併用することができる。例えば、上記組成物は、活性の範囲を広げるために、メソトリオン及び上記トリアゾリノン除草剤に加えて、他の除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺細菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤及び/又は植物生長調節因子を含むことができる。
上記処方のそれぞれを、処方の他の成分(賦形剤、乳化剤、界面活性剤等)と共に除草剤を含むパッケージとして調製することができる。上記処方をまた、タンク混合法により調製することができ、そこでは、上記材料を、単独で得て、そして生長位置のところで混合する。
これらの処方を、従来法により調節することが望ましい範囲に施用することができる。粉剤及び液状組成物を、例えば、パワーダスター、ブルーム(broom)及びハンド噴霧器及びスプレーダスターにより施用することができる。上記処方をまた、粉剤又はスプレーとして飛行機から、又はロープウィック(rope wick)施用により施用することができる。発芽する種又は伸びる苗木の生長を改変又は調節するために、粉剤又は液体を、土壌表面下少なくとも0.5インチの深さに土壌に分配するか、又はスプレー若しくは散布により土壌表面のみに施用することができる。上記処方をまた、潅漑用水に添加することにより施用することができる。これにより、上記処方が、灌漑用水と共に土壌に浸透することが可能になる。土壌の表面に施用された粉剤組成物、粒剤組成物又は液剤を、定法、例えば、ディスキング(discing)、ドラッギング又は混合操作により土壌の表面より下に分配することができる。
本発明を、雑草を調節することが望ましい状況、例えば、農業、ゴルフ場、又は庭園に用いることができる。本発明は、雑草、例えば、芝草内のオニメヒシバを選択的に調節するために特に好適である。肥料顆粒上にコーティングされた又は肥料顆粒内に含浸されたメソトリオン及びトリアゾリノンの混合物が特に有用である。
次の例は、実例となる目的のみのためのみである。次の例は、実施された全ての試験の必然的な代表を意図するものではなく、そして本発明を決して制限することを目的とするものではない。当業者が理解するように、除草試験において、容易に制御できない複数の要因が、個々の試験の結果に影響を与え、そしてそれらを再現不可能にする場合がある。例えば、結果は、環境要因、例えば、太陽光の量及び水、土壌の種類、土壌のpH、温度及び湿度によって変わる場合がある。また、植物の深さ、個々の及び併用された施用率、任意の解毒薬の施用率、及び個々の除草剤のお互い及び/又は解毒薬に対する比、並びに試験すべき作物又は雑草の性質が、試験の結果に影響を与える場合がある。結果は、作物から当該作物の変種内の作物において変わる場合がある。
例1−発芽前に施用されたメソトリオン及びスルフェントラゾンを用いたオニメヒシバの調節
ガラスハウストライアルを用いた。オニメヒシバ種を、10cmの正方形プラスチックポット内に含まれる一般的なガラスハウスポット用混合物(1:1v/v プロミックス:Vero砂土壌)内に蒔いた。処理を3回反復した。メソトリオン(Callisto(商標)480SEの形態)を、スルフェントラゾン(Authority(商標)の形態)を伴い又は伴わずに12g ai/ha又は24g ai/haのどちらかで、オニメヒシバ(ディジタリア・サングイナリス(Digitaria sanguinalis))に発芽前に施用した。用いる場合には、スルフェントラゾンを、140g ai/ha又は280g ai/haの割合で施用した。アジュバント系は、脱イオン水中の0.1%v/vにおけるX−77であった。1ヘクタール当たり、200Lの除草剤/アジュバント系を用いた。一般的な雑草の調節を、処理(DAT)後、7日のところで評価した。全ての除草剤を減少したフィールドレートで施用したことに留意すべきである。なぜなら、除草剤の効果が、ガラスハウス環境では強められるからである。比率は、単独で施用された除草剤を用いて50〜70%の水準が調節されるように選択した。なぜなら、これにより、タンク混合物が用いられた場合の相乗効果を検出することができるからである。
メソトリオン単独をより高い割合で用いてオニメヒシバを調節すると、非常に強すぎるので、メソトリオンをスルフェントラゾンと混合した場合に相乗効果を検出することができない点に留意すべきである。従って、より低い割合のメソトリオンを、この分析に用いた。相乗効果は、このより低いメソトリオンと、より低い割合のスルフェントラゾンの組み合わせの場合に観察された。表1は、これらの結果を示す。結果を、Colbyの式を用いて評価した。(A+B)に関して期待される結果は、(A+B)−(A×B/100)であり、ここでA及びBは、それら自身に対してA及びBに関して「観察された」結果である。実際の結果が、期待される結果よりも有意に高い場合には、タンク混合物からの調節は、相乗的である(有意性は、Student−Newman−Keuls多重範囲検定に基づく)。
Figure 0005204104
スルフェントラゾンは、そのままでオニメヒシバ(ディジタリア・サングイナリス(Digitaria sanguinalis))を75%調節する;メソトリオンは、より低い割合において、50.0%調節する。Colbyの式及びStudent−Newman−Keuls多重範囲検定を用いると、これらの割合のメソトリオン及びスルフェントラゾンに、相乗効果が観察された。
例2−発芽前に施用されたメソトリオン及びカルフェントラゾンを用いたシロツメクサの調節
スルフェントラゾンの代わりにカルフェントラゾン、オニメヒシバの代わりにトリフォリウム・レペンス(Trifolium repens)(シロツメクサ)、そして異なる除草剤の割合を用いた以外は、例1に記載されるように、ガラスハウストライアルをセットアップした。結果を、次の表2に示す。
Figure 0005204104
例3−発芽後に施用されたメソトリオン及びカルフェントラゾンを用いたシロツメクサの調節
発芽前の代わりに発芽後に混合物を施用することを用いた以外は、例2に記載されるガラスハウストライアルをセットアップした。結果を、次の表3に示す。
Figure 0005204104
本発明は、好ましい実施形態及びそれらの例に関連して記載されてきたが、本発明の範囲は、それらの記載された実施形態のみに限定されるものではない。当業者に明白であるように、添付の特許請求の範囲に規定され且つ範囲が定められている本発明の精神及び範囲から外れることなく、上述の本発明に改良及び調節をなすことができる。本明細書に記載される全ての出版物を、各出版物が、具体的に且つ個々に参照により組み込む様に示すのと同程度まで、全ての目的のためにそれら全体を参照により本明細書に組み入れる。

Claims (12)

  1. オニメヒシバ又はシロツメクサの生長を調節又は改変するための方法であって、
    前記オニメヒシバ又はシロツメクサの位置に、除草有効量の、メソトリオン及びトリアゾリノン除草剤の混合物を含む除草有効量の組成物を、発芽前に施用するステップ、
    を含み、ここで前記トリアゾリノン除草剤がスルフェントラゾン又はカルフェントラゾンである、前記方法。
  2. 前記オニメヒシバ又はシロツメクサが、芝草内に存在する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記メソトリオンが、キレート化形態にある、請求項1又は2に記載の方法。
  4. メソトリオンの銅キレートが用いられる、請求項に記載の方法。
  5. 雑草の位置に施用される、メソトリオン及びトリアゾリノン除草剤の併用量が、0.005kg/ha〜5kg/haである、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記雑草の位置に施用される、メソトリオン及びトリアゾリノン除草剤の併用量が、0.1kg/ha〜3kg/haである、請求項に記載の方法。
  7. 前記雑草の位置に施用される、メソトリオン及びトリアゾリノン除草剤の併用量が、0.15kg/ha〜1kg/haである、請求項に記載の方法。
  8. メソトリオン:トリアゾリノン除草剤の重量比が、1:100〜1:1である、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  9. メソトリオン:トリアゾリノン除草剤の重量比が、1:100〜1:2である、請求項に記載の方法。
  10. メソトリオン:トリアゾリノン除草剤の重量比が、1:50〜1:5である、請求項に記載の方法。
  11. 前記混合物が、肥料顆粒内に含浸されているか、又は肥料顆粒上にコーティングされている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. オニメヒシバ又はシロツメクサの生長を調節又は改変するための、除草有効量の、メソトリオン及びトリアゾリノン除草剤の混合物を含む除草用組成物の使用であって、前記トリアゾリノン除草剤がスルフェントラゾン又はカルフェントラゾンである、前記使用
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