JP5201509B2 - ホログラフィック記憶システム - Google Patents

ホログラフィック記憶システム Download PDF

Info

Publication number
JP5201509B2
JP5201509B2 JP2008272266A JP2008272266A JP5201509B2 JP 5201509 B2 JP5201509 B2 JP 5201509B2 JP 2008272266 A JP2008272266 A JP 2008272266A JP 2008272266 A JP2008272266 A JP 2008272266A JP 5201509 B2 JP5201509 B2 JP 5201509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
reference beams
shift
holographic storage
storage medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008272266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009104138A (ja
Inventor
サルバシュ ガボール
カルパチ ゾルタン
バンコ クリスティアン
コイトニー サボルチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP07122421A external-priority patent/EP2068315A1/en
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2009104138A publication Critical patent/JP2009104138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5201509B2 publication Critical patent/JP5201509B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0065Recording, reproducing or erasing by using optical interference patterns, e.g. holograms
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/083Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers relative to record carriers storing information in the form of optical interference patterns, e.g. holograms
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/00772Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track on record carriers storing information in the form of optical interference patterns, e.g. holograms
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1381Non-lens elements for altering the properties of the beam, e.g. knife edges, slits, filters or stops

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

本発明は、ホログラフィック記憶システム(holographic storage system)に関し、より詳細には、ノイズが低減されたコモンアパーチャ型装置(common aperture type appratus)を備えたホログラフィック記憶システムにおけるホログラフィック記憶媒体(holographic storage media)から読み出し、かつ/又は、ホログラフィック記憶媒体に書き込むようにしたホログラフィック記憶システム装置及びその読み出し方法並びにその書き込み方法に関する。
ホログラフィックデータ記憶において、デジタルデータは、2つのコヒーレントなレーザビームの重畳によって生成される干渉パターンを記録することによって記憶される。2つのコヒーレントなレーザビームにおいて、一方のビーム、いわゆる「物体ビーム(object beam)」は、空間光変調器によって変調され、記録されるべき情報を担持する。第2のビームは参照ビームとして働く。干渉パターンは、干渉パターンの局所強度に依存する、記憶材料の特定の特性の修正をもたらす。記録されたホログラムを読み出すことは、記録中と同じ条件を使用して、参照ビームによってホログラムを照射することによって実施される。これにより、記録された物体ビームが再構築される。
ホログラフィックデータ記憶の1つの利点は、データ容量の増加である。従来の光記憶媒体と対照的に、いくつかの層だけではなく、ホログラフィック記憶媒体の体積が、情報を記憶するのに使用される。ホログラフィックデータ記憶の1つのさらなる利点は、例えば、2つのビーム間の角度を変えること、又は、シフト多重を使用することなどによって、同じ体積内に複数のデータを記憶できるという可能性である。さらに、単一ビットを記憶する代わりに、データは、データページとして記憶される。通常、データページは、明−暗パターンのマトリクス、すなわち、複数ビットを符号化する2次元2値アレイ又はグレー値のアレイからなる。これは、記憶密度の増加に加えて、データ転送速度の増大を達成することを可能にする。データページは、空間光変調器(SLM;spatial light modulator)によって物体ビーム上にインプリントされ、検出器アレイを用いて検出される。
例えば、特許文献1には、共焦点的に配置された3つのフーリエ平面を有する12f反射型同軸ホログラフィック記憶システムが示されている。この構成では、物体ビームと参照ビームは、それぞれ、第1フーリエ平面及び第3フーリエ平面において結合して出入りする。参照ビームは、これらの平面内で小さなスポットである。より正確には、参照ビームは、エアリーパターンと類似の回折パターンを形成している。この構成は、物体平面と像平面において、物体ビームと参照ビームがアパーチャの同じエリアを満たすため、いわゆる、コモンアパーチャ構成である。ビームは、対物レンズの全アパーチャを満たす。開示されている構成は、シフト多重(shift−multiplexing)と、参照スキャニング多重(reference scanning multiplexing)と、位相符合化多重(phase coded multiplexing)と、又は、これらの多重方式の組合せを適用することを可能にする。参照ビームは、一対の(又は複数対の)半円錐形状ビームである。一対又は複数対の半円錐形状参照ビームの先端は、物体ビームのフーリエ平面において直径に沿って2つのラインを形成している。
また、例えば、特許文献2には、複数参照ビームを使用するホログラフィック記憶システムが提案されている。2つ以上の球状参照ビームは、空間光変調器のローパスフィルタリングされたフーリエ平面の周りに均等に配置されている。参照ビームは、フーリエ平面において、スポットである、又は、より正確には、エアリー分布である。記憶材料において、参照ビームは、互いにフーリエフィルタの直径だけシフトした平行軸を有する円錐として働く。反射型構成における位相共役読み出しを回避するために、全円錐の代わりに半円錐参照ビームが使用されている。
国際公開第2006/003077号パンフレット 欧州特許出願公開第1918914号明細書 Z. Karpati et al.:"Comparison of Coaxial Holographic Storage Arrangements From the M Number Consumption Point of View", Jap. J. Appl. Phys. Vol. 46 (2007), pp. 3845
ホログラフィック記憶システムには、複数の異なるノイズ源がある。主要なノイズ源は、ピクセル間及びホログラム間クロストーク、材料散乱、検出器ノイズ、振動及び他の環境擾乱、サーボミスアライメントなどである。高いデータ密度と高いデータ転送速度を達成するために、できる限り多くのノイズ源をなくすことが必要である。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ノイズが低減されたコモンアパーチャ型装置を備えたホログラフィック記憶システムにおけるホログラフィック記憶媒体から読み出し、かつ/又は、ホログラフィック記憶媒体に書き込むようにしたホログラフィック記憶システム装置及びその読み出し方法並びにその書き込み方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、2つ以上の参照ビーム及び物体ビーム又は再構築後の物体ビームの同軸構成を有する、シフト多重を使用してホログラフィック記憶媒体から読み出し、かつ/又は、ホログラフィック記憶媒体に書き込むコモンアパーチャ型装置を備え、参照ビームは、ホログラフィック記憶媒体の記憶層内に位置するフーリエ平面において、物体ビーム又は再構築後の物体ビームの周りに配置され、参照ビームは、それぞれ、シフト多重ホログラムの2つの隣接する中央ピーク間の中間に位置する。
ノイズが低減された、ホログラフィック記憶媒体から読み出し、かつ/又は、ホログラフィック記憶媒体に書き込む方法を提案することが本発明のさらなる目的である。
本発明による、2つ以上の参照ビーム及び物体ビームの同軸構成によって、シフト多重を使用してホログラフィック記憶媒体に書き込む方法は、参照ビームが、それぞれ、フーリエ平面において、シフト多重ホログラムの2つの隣接する中央ピーク間の中間に位置するように、ホログラフィック記憶媒体の記憶層内で物体ビームの周りに参照ビームを配置するステップを有する。
同様に、2つ以上の参照ビーム及び再構築後の物体ビームの同軸構成によって、シフト多重を使用してホログラフィック記憶媒体から読み出す方法は、参照ビームが、それぞれ、フーリエ平面において、シフト多重ホログラムの2つの隣接する中央ピーク間の中間に位置するように、ホログラフィック記憶媒体の記憶層内で再構築後の物体ビームの周りに参照ビームを配置するステップを有する。
ホログラフィックデータ記憶では、実験室測定において異なるノイズ成分の発生源を分離することは難しい。この問題を克服するために、シフト多重ホログラムから生じるノイズが、ホログラフィックシステムの複雑なモデルを使用して解析されてきた。解析のために、理想的な光学システムと理想的な環境条件が考えられた。上述した特許文献1及び特許文献2に記載されるホログラフィック記憶システムでは、固有ノイズレベルと、シフト多重ホログラムのシフト距離とフーリエフィルタの直径の比との間に強い関係が存在することが判明している。数値モデル計算により、再構築後の多重SLM画像の画像品質パラメータは、シフト距離の単調関数ではないことが示されている。一桁のジャンプが、シフト距離のマイクロメートル差内でビットエラーレート(BER)及びシンボルエラーレート(SER)に現れる。これらの大きなジャンプの発生源は、特別な固有ノイズ、すなわち、シフトされたアドレス指定されないホログラムの参照ビームの再構築である。多重ホログラム及び参照ビームの上記提案された最適構成によって、このノイズは、ほぼ一桁減少する。参照ビームが、シフト多重ホログラムの2つの隣接する中央ピーク間のシフト距離の1/2のところに位置するときに、最良の結果が得られる。
好ましくは、コモンアパーチャ型装置は、4つの参照ビームを有する。このようにして、参照ビームが2つの垂直なシフト多重方向においてシフト多重ホログラムの2つの隣接する中央ピーク間に位置するように、フーリエ平面において物体ビーム又は再構築後の物体ビームの周りに参照ビームを配置することが容易に可能である。両方のシフト多重方向が同じシフト距離を使用する場合、参照ビームは、有利には、物体ビーム又は再構築後の物体ビームの周りの、ある円上で対称に配置され、参照ビームの阻止を簡単にする。しかし、2つのシフト多重方向において異なる中央ピーク間に参照ビームを位置付けることが同様に可能である。例えば、第1のシフト多重方向において、参照ビームは、ホログラムmとm+1との間に位置してもよく、一方、第2のシフト多重方向において、参照ビームは、ホログラムnとn+1(n≠m)との間に位置する。後者の解決策は、また、両方のシフト多重方向が異なるシフト距離を使用する場合に有用である。それは、後者の解決策が、物体ビーム又は再構築後の物体ビームの周りで参照ビームを対称に配置することを可能にするからである。
また、コモンアパーチャ型装置は、さらに、参照ビームを阻止するフーリエフィルタを有する。参照ビームがホログラム位置mとm+1との間に位置するとき、フーリエフィルタの直径Dは、優先的に、式D=2×(m+0.5)×dを満たす。式中、dはシフト距離を示す。シフト距離とフーリエフィルタ直径との間の提案された関係は、簡単な方法で多重ホログラムの最適構成を得ることを可能にする。同時に、画像品質パラメータは、さらに最適化される。
また、ホログラフィック記憶媒体は、本発明による書き込み方法によって記録されるか、又は、本発明による読み出し方法によって読み出されるようになっている。これが意味することは、ホログラフィック記憶媒体がシフト多重ホログラムを有し、シフト多重ホログラムのシフト距離が、書き込み又は読み出し中に、2つ以上の参照ビームのそれぞれがフーリエ平面においてシフト多重ホログラムの2つの隣接する中央ピーク間の中間に位置するようなものであることである。このようにして、ホログラムは、規定された方法で配置された物体ビームと2つ以上の参照ビームの重畳によって生成される干渉パターンを表す。
本発明について、図を参照して以下により詳細に説明する。本発明は、この例示的な実施形態に限定されないこと、及び、指定された特徴は、また、本発明の特許請求の範囲から逸脱することなく、適宜、組み合わせる、かつ/又は、変更することができることが理解される。
図1は、コモンアパーチャ型装置を備えたホログラフィック記憶システムの概略構成図で、コモンアパーチャ反射型ホログラフィック記憶システムの簡略化したセットアップを示している。簡略化のために、図1では、一体化されたサーボシステムは省略されている。
本発明のホログラフィック記憶システムは、12fシステムである。レーザ2によって放出されたレーザビーム3は、任意選択のビームエキスパンダ4によって拡張され、偏光ビームスプリッタ(PBS)キューブ5によって物体ビーム6と参照ビーム7に分割される。1/2波長板27は、ビームエキスパンダ4とPBSキューブ5との間に位置する。レーザ2は、線形偏光したレーザビーム3を放出する。1/2波長板27を回転させることによって、レーザビーム3の偏光方向が、任意の方向に回転することができる。
PBSキューブ5は、レーザビーム3を2つの直交偏光(P偏光及びS偏光)レーザビーム6,7に分割する。1/2波長板27の回転により、P偏光ビームとS偏光ビームのビーム強度比、又は、換言すれば、物体ビームと参照ビームの強度比を制御することができる。読み出し回折効率を最適化するために、記録中に強度比を最適化することが望ましい。
物体ビーム6は、第2のPBSキューブ8によって反射型SLM9上に誘導される。SLM9からの反射後に、物体ビーム6は、第2のPBSキューブ8を通過し、第3のPBSキューブ10によって参照ビーム7と結合する。今日の実際に使用されるSLMは、液晶(LC)技術に基づく。これらのLC SLMは、ピクセル化されたスイッチング可能な1/4波長板である。SLM9が、それ自体で1/4波長板を構成しない場合、付加的な1/4波長板が、SLM9と第2のPBSキューブ8との間に挿入される必要がある。
参照ビーム7は、ミラー20によって第3のPBSキューブ10の方に誘導される。参照ビームの光学経路内に、1/2波長板22及びビーム発生器21、例えば、回折型ビーム発生器が存在する。ビーム発生器21は、複数の参照ビーム7’’,7’’’を発生する。先に示したように、物体ビーム6と参照ビーム7’’,7’’’は、第3のPBSキューブ10によって主要な同軸構成になるように結合する。このPBSキューブ10に続いて、第1の長い焦点距離の対物レンズ11が存在する。この場合、長い焦点距離は、それほど収差をもたらすことなく、レンズと焦点との間に付加的な光学構成要素を設置するのに十分に長いことを意味する。長い焦点距離の対物レンズは、その作製が簡単で、かつ、より少ない光学要素を必要とするという利点を有する。さらに、長い焦点距離の対物レンズのフーリエ平面の直径が大きく、作製公差が小さくなるためフーリエ平面内に設置されるフィルタの作製が簡略化される。
この第1の対物レンズ11は、SLMのフーリエ平面である第1の対物レンズ11の後焦点面においてSLM9のフーリエ変換を生成する。第1の対物レンズ11は、また、複数の参照ビーム7’’,7’’’をフーリエ平面に集束させる。このフーリエ平面には、内部結合フィルタが位置する。内部結合フィルタ12は、物体ビーム6をローパスフィルタリングし、参照ビーム7’’,7’’’の偏光を回転させるように設計される。内部結合フィルタ12を通過した後、物体ビーム6及び参照ビーム7’’,7’’’は、第4のPBSキューブ13を通過する。
PBSキューブ13後の第2の長い焦点距離の対物レンズ14は、SLM画像を再変換して中間物体平面15上に送る。例えば、NA≧0.6である高NAフーリエ対物レンズ16は、SLM画像を変換してホログラフィック記憶媒体18のミラー層19上、又は、ミラー層19の近くに送る。書き込み中、物体ビーム6は、ホログラフィック記憶媒体18内で、直接参照ビーム7’’,7’’’及びミラー層19によって反射された反射ビーム7’’,7’’’と干渉する。読み出し中、再構築後の物体ビーム26は、高NAフーリエ対物レンズ16によって再変換され、中間像平面15に送られる。
1/4波長板17は、高NAフーリエ対物レンズ16とホログラフィック記憶媒体18との間に位置する。もちろん、1/4波長板17は、第4のPBSキューブ13とホログラフィック記憶媒体18との間の任意のところに位置することができる。ビームがこの1/4波長板17を2回通過するため、再構築後の物体ビーム26の偏光方向は、元の物体ビーム6の偏光方向に垂直である。再構築後の物体ビーム26は、第2の長い焦点距離の対物レンズ14によって再びフーリエ変換される。偏光の回転のため、PBSキューブ13は、再構築後の物体ビーム26を反射して12fシステムの第3のフーリエ平面内に位置する外部結合フィルタ23上に送る。外部結合フィルタ23は、参照ビーム7’’,7’’’を阻止し、そのため、再構築後の物体ビーム26だけが、第3の長い焦点距離の対物レンズ24によって検出器アレイ25上に結像される。
上述したように、偏光ビームスプリッタ5,8,10,13が使用されるが、代わりに、部分的に反射性のあるビームスプリッタを使用すること、又は、両方のタイプのビームスプリッタを使用することが、同様に可能である。この場合、1/2波長板22,27及び1/4波長板17,28の一部を省略することができる。
以下では、多重ホログラムの基本物理から生じるノイズとして定義される、コモンアパーチャ型装置1を備えたホログラフィック記憶システムのいわゆる「内因性ノイズ(intrinsic noise)」が調べられる。内因性ノイズは、ピクセル間クロストーク及びホログラム間クロストーク、ならびに、フィルタリング及び参照ビームの不完全外部結合によって生じる回折ノイズである。内因性ノイズの一般的な特性は、内因性ノイズが、記憶媒体に多重される光学レイアウト及び格子構造のパラメータから主に生じることである。第1近似において、これらの内因性ノイズは、光学システム及びサーボシステムの実際の技術的パラメータ(たとえば、光学収差、サーボミスアライメントなど)、ならびに、記憶材料の実際の特性に依存しない。
例えば、非特許文献1には、参照回折ノイズが、コモンアパーチャシステムにおいて重要な因子ではないことが示されている。参照回折ノイズは、スプリットアパーチャシステムの同じタイプのノイズに比べて2、3桁小さい。しかし、さらなる特別な内因性ノイズが存在し、そのノイズがここで詳細に調べられることになる。
内因性ノイズを調べるために、体積積分式(VIE:Volume Integral Equation)法の拡張版である数値モデルが使用される。積分用体積は、平面スライスに分割され、全散乱場に対するこれらのスライスの寄与は、2次元高速フーリエ変換(2D FFT)によって計算される。この計算法は、平行でかつ反対の伝播ビームによって形成されるサブホログラム、再構築後の直接物体ビーム及び反射物体ビーム、ならびに、前方向及び後方向散乱光(ノイズ)を考慮することを可能にする。
図2は、アドレス指定されたホログラム及び4つの多重ホログラムを有するフーリエ平面の概略図である。ホログラフィック記憶媒体18のミラー層19内の、又は、ミラー層19の近くのフーリエ平面を示し、中心にアドレス指定されたホログラム30及びアドレス指定されたホログラム30に対して±m×dx又は±m×dyだけシフトした4つの多重ホログラム31を有している。項dx及びdyは、それぞれ、X方向及びY方向のシフト距離を示す。図2は、多重ホログラム31の位置のクリティカルな場合を示し、それぞれにおいて、読み出し参照ビーム7’’,7’’’のうちの1つは、±m×dx又は±m×dyだけシフトした多重ホログラム31の物体ビームのフーリエ変換の中央ピークのうちの1つに一致する。換言すれば、参照ビーム7’’,7’’’の先端部32は、シフトされたホログラム31の中央ピークに一致する。
簡略化するために、最初に、参照ビーム7’’,7’’’が完全な円錐である透過型構成が調べられる。
図3は、記憶材料の上部表面における収束性完全円錐形状球参照ビーム(converging、full−cone shaped spherical reference beam)の電界分布を示す図で、ホログラフィック記憶媒体18の記憶材料の上部にある収束性完全円錐形状球参照ビーム7’’,7’’’の電界分布を示している。
図4は、記憶材料の上部表面における収束性物体ビームの電界分布を示す図である。同じ位置における、収束性物体ビーム6、すなわち、結像したSLM9の電界分布を示す。これらのビーム6、7’’,7’’’は、互いに本質的に類似していることがわかる。この類似性のため、図2のクリティカルな場合、シフトされたホログラム31の中央ピークは、「参照ビーム」として働くことができる。結果として、読み出し参照ビーム7’’,7’’’は、シフトされたホログラム31の参照ビーム(この場合、「物体ビーム」である)を、比較的高い回折効率で読み出す。このクリティカルな場合、シフトされたホログラム31の読み出し参照ビームのうちの1つは、アドレス指定されたホログラム30のフーリエ変換の中央ピークに一致している。
これらの読み出し参照ビームを再変換した後、平面波が、検出器25の表面において得られ、平面波は、SLM9の再構築後の画像とコヒーレントに加算される。x−y対称であるため、検出器25の表面上に4つのノイズ平面波を形成する4つの類似の読み出し参照ビームが存在する。より正確には、読み出し参照ビーム7’’,7’’’は、SLM9のフーリエ変換に完全に類似しているわけではないため、再構築後の参照ビームは、正確な平面波ではない。そのため、4つの平面に似た再構築後の参照ビームは、検出器25の表面上に強度変調を形成する。
定性的には、状況は、反射型構成の場合に類似する。しかし、反射型構成の場合、直接物体ビーム及び反射物体ビームならびに参照ビームが存在し、これらのビームは、異なるサブホログラムを形成する。参照ビーム7’’,7’’’は、一般に、半円錐形状ビームであるが、SLM9のフーリエ変換の中央ピークは、直接半円錐形状ビームと反射半円錐形状ビームの組合せ、すなわち、「全円錐形状(full−cone shaped)」ビームから生じる。このようにして、再構築中、シフトされたホログラム31の参照ビームは、また、位相共役方式で再構築される。再構築後の参照ビームは、半円錐形状であり、再構築後の参照ビームの先端は、フーリエ平面においてアドレス指定されたホログラム30の中央ピークに本質的に一致している。
これは、直接の場合、反射の場合、及び位相共役の場合についてかなり正しい。再構築後の、直接ビーム、反射ビーム、及び位相共役参照ビームは、フーリエ対物レンズ16によって再変換された後、平面に似たビームを検出器25の表面上に形成する。これらの再構築後の平面に似たビームは、SLM画像にコヒーレントに加算される。全てのビームを図内に示すことは難しいが、数値モデルでは、サブホログラム全てから生じる直接ビーム、反射ビーム、及び位相共役ビームの全てを考慮することができる。
図5は、クリティカルな構成の場合の多重ホログラムのシミュレートされた再構築後のSLM画像を示す図で、反射型ホログラフィック記憶媒体用の多重ホログラムのシミュレートされた再構築後のSLM画像を示し、参照ビームの再構築によって生じるノイズビームを含んでいる。
図6は、図5に示した再構築後のSLM画像から得られるビットエラーマップを示す図で、対応するビットエラーマップを示す。この例では、多重ホログラムは、クリティカルな構成にある。15×15多重が使用され、シフト距離はdx=dy=22.22μmである。適用されたフーリエフィルタの直径は177.8μmである。参照ビーム円錐の先端部32は、4番目のホログラムの中央ピークに一致している。得られる信号対ノイズ比は、SNR=1.61であり、シンボルエラーレートはSER=3.89×10-2であり、ビットエラーレートはBER=4.89×10-3である。
読み出し参照ビーム7’’,7’’’とシフトされたホログラム31の中央ピーク33との一致が完全でない場合、再構築後の参照ビームの回折効率が減少する。さらに、再構築後の参照ビームの位置は、アドレス指定されたホログラム30の中央ピークから少しシフトし、これらの再構築後のシフトした参照ビームによって生じるノイズが少ないことを意味する。
多重ホログラム31及び参照ビーム7’’,7’’’の最適な構成は、参照ビーム7’’,7’’’の先端部32が、フーリエ平面において2つの隣接するシフトされた物体ピーク33(シフトされた物体ビームのフーリエ変換の中央ピーク33、すなわち、多重ホログラム31の中心)間の中間に位置するときであることがわかった。この最適な構成は、図7において簡略化して示される。
図7は、フーリエ平面における多重ホログラムと参照ビームの最適な構成を示す図である。より明確にするために、一部の参照符号が省略された。さらに、y方向に多重された2つのホログラム間の距離dyだけ符号付けされている。構成は、透過型構成ならびに反射型構成について最適である。図7は、類似の位置における8つのシフトされたホログラム31を示す。これらの8つのシフトされたホログラム31の中央ピーク33は、いずれの場合も、参照ビーム7’’,7’’’の1つからシフト距離の1/2の距離にある。
透過型構成の場合、4つの読み出し参照ビーム7’’,7’’’は、4つの異なる位置において8つの参照ビーム34を再構築する。これらの8つの再構築後の参照ビーム34は、それぞれ、X方向及びY方向においてアドレス指定されたホログラム30の中心からシフト距離の±1/2のところに位置する。再構築後の参照ビーム34を再変換した後、検出器25の表面において、少し傾斜した平面に似た波が得られる。これらの平面波は、再構築後のSLM画像にコヒーレントに加算される。平面に似たビームは、検出器25の表面上で特別な強度変調を形成する。
反射型構成の場合、フーリエ平面において、アドレス指定されたホログラム30の中心の近くに、直接の、反射した、また位相共役された再構築後の半円錐形状参照ビーム34が存在する。これらの直接の、反射した、また位相共役された半円錐形状参照ビーム34を、フーリエ対物レンズ16で再変換することによって、傾斜した平面に似たビームの集合体が、検出器25の表面上で得られる。これらの干渉する平面に似たビームは、再構築後のSLM画像上に特別な強度変調をもたらす。
上述したように、シフト距離は、読み出し参照ビーム7’’,7’’’が、シフトされたホログラム31の2つの中央ピーク33間のシフト距離の1/2のところに、すなわち、2つの隣接するシフトされた物体ピーク33の中心点に位置するときに最適である。これを達成するために、さらなるシミュレーションについて、シフト距離はdx=dy=19.75μmに設定された。
図8は、最適な構成の場合の多重ホログラムのシミュレートされた再構築後のSLM画像を示す図で、シフトされたホログラム31が最適位置にあるときの得られる再構築後のSLM画像を示している。
図9は、図8に示した再構築後のSLM画像から得られるビットエラーマップを示す図で、対応するビットエラーマップを示している。このことから、再構築後の平面に似たビームは、検出器25の表面上でSLM画像を変調するが、画像品質は良好で、全体のノイズレベルは減少することがわかる。
数値シミュレーションの結果は、以下の表1に要約される。表から、多重ホログラムの最適な構成によって、コモンアパーチャホログラフィック構成の内因性ノイズが大幅に減少することは明らかである。
Figure 0005201509
ノイズピークがアドレス指定されたホログラム30の中心に近く、また、ノイズピーク間の距離がシフト距離にほぼ等しいため、SLMの再構築後のフーリエ変換からこれらのノイズピークをフィルタリング除去することは難しい。画像平面においてこのタイプのノイズをなくすことも問題となる。ピークを再変換した後、平面に似た波が、画像平面で得られ、平面に似た波は、検出器25の全表面を本質的に覆う。ノイズの影響を減らすために、より鮮鋭な画像が有用である。再構築後のSLMの画像が、よりコントラストがあり、より多くのエネルギーがある場合、コヒーレントに加算された平面に似たノイズビームは、ビットエラーが小さい、すなわち、エラービットが少ない。アドレス指定されたホログラム30の再構築後のSLM画像の鮮鋭度及びエネルギーを増加させるために、大きな直径のフーリエフィルタ23が使用される。
以下の表2では、多重による数値計算の結果が要約される。これらのシミュレーションでは、フーリエフィルタ23の直径及び単一ホログラムのピクセル数が変動した。多重ホログラムは、最適位置に配置された。すなわち、参照ビーム円錐の先端部32は、2つの隣接する多重ホログラムの中間点に位置する。一方、先端は、フーリエフィルタ23の周りに均等に配置される。これは、シフト距離dx=dy=0とフーリエフィルタ23の直径Dとの間に明確な関係が存在することを意味する。表では、参照ビーム円錐の先端32はそれぞれ、ホログラム位置mとm+1(m=4、5、…、10)との間に配置される。換言すれば、フーリエフィルタ23の直径Dは、式D=2×(m+0.5)×d(すなわち、フーリエフィルタの直径Dは、アドレス指定されたホログラムの位置からのホログラム位置mの距離とホログラム位置m+1の距離の和に等しい)を満たさなければならない。
Figure 0005201509
表2に示した結果は、フーリエフィルタ23の直径Dを増加させることによって画像パラメータが著しく改善することを示す。例えば、行1から行3へと、シンボルエラーレートとビットエラーレートは1桁以上減少し、一方、フィルタ直径Dは、約50%だけ増加するだけである。同様に、行4と5を比較すると、シンボルエラーレートとビットエラーレートは約1/5まで減少し、一方、フィルタ直径は、約10%だけ増加するだけである。
コモンアパーチャ型装置を備えたホログラフィック記憶システムの概略構成図である。 アドレス指定されたホログラム及び4つの多重ホログラムを有するフーリエ平面の概略図である。 記憶材料の上部表面における収束性完全円錐形状球参照ビームの電界分布を示す図である。 記憶材料の上部表面における収束性物体ビームの電界分布を示す図である。 クリティカルな構成の場合の多重ホログラムのシミュレートされた再構築後のSLM画像を示す図である。 図5に示した再構築後のSLM画像から得られるビットエラーマップを示す図である。 フーリエ平面における多重ホログラムと参照ビームの最適な構成を示す図である。 最適な構成の場合の多重ホログラムのシミュレートされた再構築後のSLM画像を示す図である。 図8に示した再構築後のSLM画像から得られるビットエラーマップを示す図である。

Claims (7)

  1. アドレス指定されるホログラムをホログラフィック記憶媒体から読み出コモンアパーチャ型装置と、シフト多重ホログラムを備えたホログラフィック記憶媒体とを備えたシステムにおいて、
    前記コモンアパーチャ型装置は、4つの参照ビーム及び再構築後の物体ビームの同軸構成を有し、前記4つの参照ビームは、前記ホログラフィック記憶媒体の記憶層内で前記再構築後の物体ビームの周りに交差するように配置されており、
    前記4つの参照ビームは、それぞれ、シフト多重ホログラムのフーリエ変換における2つの隣接する中央ピーク間のシフト距離の1/2のところに位置していることを特徴とするシステム。
  2. 前記4つの参照ビームを阻止するフーリエフィルタをさらに備えることを特徴とする請求項に記載のホログラフィック記憶システム。
  3. アドレス指定されるホログラムの前記4つの参照ビームは、ホログラム位置m/m+1の中間に位置し、前記フーリエフィルタの直径Dは、前記アドレス指定されるホログラムの位置からのホログラム位置mとホログラム位置m+1の距離の和に等しいことを特徴とする請求項に記載のホログラフィック記憶システム。
  4. ホログラムをホログラフィック記憶媒体に書き込むコモンアパーチャ型装置と、シフト多重ホログラムを備えたホログラフィック記憶媒体とを備えたシステムにおいて、
    前記コモンアパーチャ型装置は、4つの参照ビーム及び物体ビームの同軸構成を有し、前記4つの参照ビームは、前記ホログラフィック記憶媒体の記憶層内で前記物体ビームの周りに交差するように配置されており、
    前記4つの参照ビームは、それぞれ、シフト多重ホログラムのフーリエ変換における2つの隣接する中央ピーク間のシフト距離の1/2のところに位置していることを特徴とするシステム。
  5. 4つの参照ビーム及び物体ビームの同軸構成によって、シフト多重を用いてホログラフィック記憶媒体に書き込むための方法であって、
    前記4つの参照ビームが、それぞれ、シフト多重ホログラムのフーリエ変換における2つの隣接する中央ピーク間のシフト距離の1/2のところに位置するように、前記ホログラフィック記憶媒体の記憶層内に又は該記憶層に位置するフーリエ平面において前記物体ビームの周りに交差するように前記4つの参照ビームを配置するステップを有することを特徴とする方法。
  6. 4つの参照ビーム及び再構築後の物体ビームの同軸構成によって、シフト多重を用いてホログラフィック記憶媒体からアドレス指定されるホログラムを読み出すための方法であって、
    前記4つの参照ビームが、それぞれ、シフト多重ホログラムのフーリエ変換における2つの隣接する中央ピーク間のシフト距離の1/2のところに位置するように、前記ホログラフィック記憶媒体の記憶層内に又は該記憶層に位置するフーリエ平面において前記再構築後の物体ビームの周りに交差するように前記4つの参照ビームを配置するステップを有することを特徴とする方法。
  7. シフト多重ホログラムを備えるホログラフィック記憶媒体であって、
    前記シフト多重ホログラムは、物体ビームと4つの参照ビームの重畳によって生成される干渉パターンを表し、前記4つの参照ビームは、前記4つの参照ビームがそれぞれ、前記ホログラフィック記憶媒体の記憶層内に又は該記憶層に位置するフーリエ平面において、前記シフト多重ホログラムのフーリエ変換における2つの隣接する中央ピーク間のシフト距離の1/2のところに位置するように選択されることを特徴とするホログラフィック記憶媒体。
JP2008272266A 2007-10-23 2008-10-22 ホログラフィック記憶システム Expired - Fee Related JP5201509B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP07119049 2007-10-23
EP07119049.0 2007-10-23
EP07122421.6 2007-12-05
EP07122421A EP2068315A1 (en) 2007-12-05 2007-12-05 Common aperture holographic storage system with reduced noise

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009104138A JP2009104138A (ja) 2009-05-14
JP5201509B2 true JP5201509B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=39938301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008272266A Expired - Fee Related JP5201509B2 (ja) 2007-10-23 2008-10-22 ホログラフィック記憶システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8031383B2 (ja)
EP (1) EP2053603A1 (ja)
JP (1) JP5201509B2 (ja)
KR (1) KR20090041332A (ja)
CN (1) CN101419809B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7835048B2 (en) * 2006-10-13 2010-11-16 Thomson Licensing Holographic storage system with multiple reference beams
JP2010205381A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Sony Corp 再生装置、再生方法
US8731882B2 (en) * 2009-09-24 2014-05-20 Asml Netherlands B.V. Methods and apparatus for modeling electromagnetic scattering properties of microscopic structures and methods and apparatus for reconstruction of microscopic structures
CN104698801B (zh) * 2015-04-07 2017-04-19 南开大学 一种通过一步固定角相移消除数字全息零级像的方法
CN110265066B (zh) * 2018-03-12 2021-03-19 青岛泰谷光电工程技术有限公司 全像储存装置与其操作方法
CN110992991A (zh) * 2019-12-31 2020-04-10 广东紫晶信息存储技术股份有限公司 一种单臂结构的全息数据存储装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6272095B1 (en) * 1994-07-22 2001-08-07 California Institute Of Technology Apparatus and method for storing and/or reading data on an optical disk
US6614566B1 (en) * 2000-06-07 2003-09-02 Lucent Technologies Inc. Process for holography involving skip-sorted hologram storage
JP3655819B2 (ja) * 2000-08-07 2005-06-02 株式会社オプトウエア 光情報記録装置および方法、光情報再生装置および方法、ならびに光情報記録再生装置および方法
JPWO2004034387A1 (ja) * 2002-10-09 2006-02-09 株式会社オプトウエア ホログラフィを利用した情報記録方法、再生方法および記録再生方法
JP4574183B2 (ja) * 2004-02-13 2010-11-04 パイオニア株式会社 ホログラム記録媒体
HUP0401338A2 (en) 2004-06-29 2006-02-28 Optimal Optik Kft Optical mead and multiplexing methods for reflection type holographic storage
JP2006343714A (ja) * 2005-05-13 2006-12-21 Sharp Corp 情報記録装置、情報再生装置および情報記録再生装置
CN100437772C (zh) * 2005-05-13 2008-11-26 夏普株式会社 全息法的信息记录装置和信息再现装置以及信息记录再现装置
JP2006323291A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Sony Corp 記録媒体、再生装置、再生方法
JP2007242145A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Sharp Corp 情報記録装置および情報再生装置
EP1918914A1 (en) 2006-11-06 2008-05-07 Thomson Holding Germany GmbH & Co. OHG Holographic storage system with multiple reference beams

Also Published As

Publication number Publication date
US8031383B2 (en) 2011-10-04
EP2053603A1 (en) 2009-04-29
CN101419809A (zh) 2009-04-29
KR20090041332A (ko) 2009-04-28
CN101419809B (zh) 2012-07-18
US20090103152A1 (en) 2009-04-23
JP2009104138A (ja) 2009-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4813475B2 (ja) 反射型ホログラフィック記憶装置
US6825960B2 (en) System and method for bitwise readout holographic ROM
US7835048B2 (en) Holographic storage system with multiple reference beams
JP5201509B2 (ja) ホログラフィック記憶システム
US20070041066A1 (en) Hologram recording method and device
US7952975B2 (en) Optical reproduction device, optical recording/reproduction device, and optical reproduction method
JP4748043B2 (ja) 光記録装置、光記録方法、記録媒体及び再生方法
US20010035990A1 (en) Multiplexed hologram copying system and method
JP4883637B2 (ja) アポダイゼーション・フィルタを有するホログラフィック・ストレージ・システム
US20030161246A1 (en) Holographic disc recording system
US8068263B2 (en) Holographic storage system with reduced noise
JP2010507183A (ja) ホログラフィック記憶アレンジメントにデータを記憶する及びそれからデータを読み出すためのセットアップ及び方法
US7532374B2 (en) Shift tolerant lens optimized for phase conjugating holographic systems
CN1954370A (zh) 全息图母片制作和复制
CN101159147B (zh) 从全息存储介质读取和/或向其写入的紧凑装置
US8780425B2 (en) Holographic storage system with improved beam overlap
EP2068315A1 (en) Common aperture holographic storage system with reduced noise
EP1918914A1 (en) Holographic storage system with multiple reference beams
JP7144551B2 (ja) 反射型ホログラフィック光記憶方法及び装置
EP1914736B1 (en) Holographic storage system with multiple reference beams
CN101142624A (zh) 在全息数据存储系统中记录数据的方法
WO2005047988A1 (en) System and method for bitwise readout holographic rom
JP2010055668A (ja) 光情報記録装置、及び、光情報再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees