JP5199387B2 - 送受信機のアンテナ選択方法及び送受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、包括的には無線通信ネットワークにおけるアンテナ選択に関し、より詳細には、周波数ホッピングされたサウンディング基準信号を用いてアンテナを選択することに関する。
以下の特許及び特許出願は、本出願に関連し、参照により本明細書に援用される。
2007年12月10日付けで出願された、「Method and System for Generating Antenna Selection Signals in Wireless Networks」と題する米国特許出願第11/953,452号明細書、
2008年3月26日付けで出願された、「Method for Selecting Antennas in a Wireless Networks」と題する米国特許出願第12/055,522号明細書、
2007年10月26日付けで出願された、「Method for Implicit Selecting Antennas in a Wireless Networks」と題する米国特許出願第11/924,703号明細書、
2007年8月6日付けで出願された、「Method for Selecting Antennas in a Wireless Networks」と題する米国特許出願第11/834,345号明細書、
2008年5月7日付けで出願された、「Tree−Based Frequency−Hopped Sounding Reference Signals for Transmit Antenna Selection Training」と題する米国仮特許出願第61/051,216号明細書、
2008年6月24日付けで出願された、「Tree−Based Frequency−Hopped Sounding Reference Signals for Transmit Antenna Selection Training」と題する米国仮特許出願第61/075,102号明細書、
2008年6月30日付けで出願された、「Tree−Based Frequency−Hopped Sounding Reference Signals for Transmit Antenna Selection Training」と題する米国仮特許出願第61/076,743明細書、
2008年7月1日付けで出願された、「Tree−Based Frequency−Hopped Sounding Reference Signals for Transmit Antenna Selection Training」と題する米国仮特許出願第61/077,301号明細書、及び
2008年7月2日付けで出願された、「Tree−based frequency−hopped sounding reference signals for transmit antenna selection training with antenna index」と題する米国仮特許出願第61/077,723号明細書。
OFDMA及びSC−OFDMA
第3世代(3G)無線セルラ通信標準規格及び3GPPロングタームエボリューション(LTE:long term evolution)標準規格のような無線通信ネットワークにおいて、固定帯域幅チャネルにおける複数のユーザのための複数のサービス及び複数のデータレートを同時にサポートすることが望まれている。1つの方式は、現在のチャネル推定値に基づく伝送の前に、シンボルを適応的に変調及び符号化する。直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiplexed access)を使用する、LTEにおいて利用可能な別の選択肢は、異なるユーザ又はUEs(ユーザ機器(user equipment)、移動局(mobile station)、又は送受信機(transceiver))に対して異なるサブキャリア又はサブキャリアのグループを割り当てることによって、マルチユーザ周波数ダイバーシティを活用することである。LTEの単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA:single carrer−requency division multiple access)アップリンクでは、各ユーザにおいて、シンボルがまず共に離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)行列を用いて拡散され、次に異なるサブキャリアに割り当てられる。ネットワーク帯域幅は、たとえば1.25MHz〜20MHzで変動し得る。ネットワーク帯域幅は、多数のサブキャリア、たとえば10MHz帯域幅に対して1024個のサブキャリアに分割される。
以下の標準化文書、すなわち36.211,3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network;Physical Channels and Modulation((Release 8),v 1.0.0(2007−03))と、R1−01057「Adaptive antenna switching for radio resource allocation in the EUTRA uplink」(Mitsubishi Electric/Nortel/NTT DoCoMo,3GPP RAN1#48,St.Louis,USA)と、R1−071119「A new DM−RS transmission scheme for antenna selection in E−UTRA uplink」(LGE,3GPP RAN1#48,St.Louis,USA)と、「Comparison of closed−loop antenna selection with open−loop transmit diversity(antenna switching within a transmit time interval(TTI))」(Mitsubishi Electric,3GPP RAN1#47bis,Sorrento,Italy)とが適用可能である。基地局(BS:base station)は、3GPP標準規格に従って強化され、「次世代ノードB(Evolved NodeB)」(eNodeB)と呼ばれる。用語BS及びeNodeBを交換可能に使用する。
多入力多出力(MIMO)
フェージングチャネル環境における無線通信ネットワークの容量をさらに増大させるために、多入力多出力(MIMO:multiple−input−multiple−output)アンテナ技術を使用して、帯域幅を増大させることなくネットワークの容量を増大させることができる。異なるアンテナのためのチャネルは、かなり異なり得るため、MIMOは、フェージングに対するロバスト性を増大させて、また、複数のデータストリームが同時に伝送されることを可能にする。
その上、空間多重化方式において、又は時空間トレリス符号を用いて、受信される信号を処理することは、複雑度がアンテナの数の関数として指数関数的に増大する可能性がある送受信機を必要とする。
アンテナ選択
RFチェーンが相当により複雑で高価であるのに対して、アンテナは、比較的単純で安価である。アンテナ選択は、MIMOネットワークに関連付けられる複雑度の欠点を或る程度低減する。アンテナ選択は、アンテナの数よりも少ない数のRFチェーンを使用することによって、送受信機内の送信機及び受信機のハードウェア複雑度を低減する。
アンテナ選択において、利用可能なアンテナのセットのサブセットがスイッチによって適応的に選択され、アンテナの選択されたサブセットのための信号のみが、送信又は受信のいずれかとすることができる、信号処理に利用可能なRFチェーンに接続される。本明細書において使用される場合、選択されたサブセットは、全ての事例において、アンテナのセット内の全ての利用可能なアンテナのうちの1つ又は複数を意味する。
パイロットトーンすなわち基準信号
アンテナの最適なサブセットを選択するために、最終的にはアンテナの選択された最適なサブセットのみが送信に使用されるとしても、アンテナの利用可能なサブセットに対応するチャネルを推定する必要がある。
これは、アンテナ選択信号、たとえば基準信号とも呼ばれるパイロットトーンを、異なる複数のアンテナ又はアンテナサブセットから送信することによって達成することができる。異なる複数のアンテナサブセットは、同じパイロットトーンを送信するか、又は異なるパイロットトーンを使用することができる。Nが送信アンテナの数を、Nが受信アンテナの数を表すものとし、R=N/L及びR=N/Lが整数であるものとする。その場合、利用可能な送信(受信)アンテナ素子は、R(R)個の別個のサブセットに分割することができる。パイロット反復手法は、L×LのMIMOネットワークに適切なトレーニングシーケンスをR×R回繰り返す。トレーニングシーケンスの各反復の間、送信RFチェーンは、アンテナの異なる複数のサブセットに接続される。したがって、R×R回の反復の終了時に、受信機は、様々な送信アンテナから様々な受信アンテナまでの、全てのチャネルの完全な推定値を有する。
順方向リンク(チャネル)と逆方向リンク(チャネル)とが同一でない周波数分割複信(FDD:frequency division duplex)ネットワークにおける送信アンテナ選択の場合、送受信機は、アンテナの選択されたサブセットの最適なセットを送信機にフィードバックする。相互的(reciprocal)時分割複信(TDD:time division duplex)ネットワークでは、送信機は、独立して選択を実施することができる。
チャネルがゆるやかに変化する屋内ローカルエリアネットワーク(LAN)の用途の場合、アンテナ選択を、媒体アクセス制御(MAC:media access control)層プロトコルを使用して実施することができる。IEEE802.11n無線LAN仕様案、I.P802.11n/D1.0「Draft amendment to Wireless LAN media access control(MAC)and physical layer(PHY)specifications: Enhancements for higher throughput」(Tech.Rep.,March 2006)を参照されたい。
物理(PHY)層プリアンブルを、追加のアンテナのためのさらなるトレーニングフィールド(反復)を含むように拡張する代わりに、異なる複数のアンテナサブセットによりパケットを送受信するためのコマンドを物理層に発行することによって、アンテナ選択トレーニングがMAC層において行われる。L×LのMIMOネットワークのための単一の標準規格トレーニングシーケンスであるトレーニング情報が、MACヘッダフィールドに埋め込まれる。
LTEにおけるSC−FDMA構造
基本的なアップリンク伝送方式は、3GPP TR 25.814,v1.2.2「Physical Layer Aspects for Evolved UTRA」に記載されている。この方式は、アップリンクユーザ間直交性を達成すると共に、受信機における効率的な周波数領域均等化を可能にする、サイクリックプレフィクス(CP:cyclic prefix)を用いる単一キャリア伝送(SC−FDMA)である。
広帯域サウンディング基準信号(SRS)
広帯域SRS(broadband sounding reference signals)は、eNodeBが、ユーザから該eNodeBへのアップリンクチャネルの周波数領域応答全体を推定するのに役立つ。これは、サブキャリアが、原則的に、そのサブキャリアに関する最良のアップリンクチャネル利得を有するユーザに割り当てられる周波数領域スケジューリングに役立つ。したがって、広帯域SRSは、たとえば5MHz又は10MHzのネットワーク帯域幅全体、又はeNodeBによって確定されるその一部分を占有することができる。後者の場合、広帯域SRSは、ネットワーク帯域幅全体をカバーするために、複数の伝送にわたって周波数ホッピングされる。
本発明の実施の形態は、無線通信ネットワークにおけるアンテナ選択(AS:antenna selection)のための方法を説明する。ネットワークは、基地局と送受信機とを含み、該送受信機はアンテナのセットを有し、該送受信機は、一度にアンテナの1つのサブセットから、周波数ホッピングされたサウンディング基準信号(SRS)を送信するように構成される。基地局は、副帯域の数及びアンテナのセット内のサブセットの数に基づいて、トレーニング送信のタイプを確定し、該タイプを含む命令を送受信機に送信する。
一実施の形態では、副帯域の数は、アンテナのセット内のサブセットの数の整数倍であり、タイプは実質的に交互の送信である。
別の実施の形態では、副帯域の数は、アンテナのセット内のサブセットの数の整数倍ではなく、タイプは交互の送信である。
一実施の形態では、送受信機は、トレーニング送信のタイプに関する知識を有し、命令に基づいてトレーニング送信を選択するように構成される。一実施の形態では、命令は、トレーニングパターンと、周波数ホッピングされたパターンとを含む。別の実施の形態では、命令は、周波数ホッピングされたパターンを含み、送受信機は、周波数ホッピングパターンに従って送信するように構成される。
本発明の実施の形態1による無線ネットワークのブロック図である。 本発明の実施の形態1によるアップリンクリソースグリッドのブロック図である。 本発明の実施の形態1によるリソースブロックのブロック図である。 本発明の実施の形態1によるアンテナを選択するための方法のブロック図である。 周波数ホッピングされたサウンディング基準信号(SRS)送信のブロック図である。 周波数ホッピングされたサウンディング基準信号(SRS)送信のブロック図である。 本発明の実施の形態1による周波数ホッピングされたSRSを用いてアンテナのサブセットをトレーニングするための方法及びネットワークのブロック図である。 本発明の実施の形態1による周波数ホッピングされたサウンディング基準信号(SRS)送信のブロック図である。 本発明の実施の形態1による周波数ホッピングされたサウンディング基準信号(SRS)送信のブロック図である。
実施の形態1.
LTEネットワーク概観
図1は、本発明の実施の形態1によるLTE無線ネットワークの全体構造を示している。複数のユーザ機器(UE)又は移動送受信機111〜113が、固定基地局(BS)110と通信する。基地局は、送受信機も備える。
基地局は、LTE標準規格において、次世代ノードB(eNodeB)と呼ばれる。eNodeB110は、無線チャネル又は無線接続101、102、103を使用して、セル内の送受信機との全ての通信を管理及び調整する。各接続は、基地局から送受信機へのダウンリンク(DL)又は送受信機から基地局へのアップリンクとして機能することができる。基地局において利用可能な送信電力は、送信機における送信電力よりも数桁大きいため、アップリンクにおける性能ははるかにより重大である。
無線通信を実施するために、eNodeB及び送信機の双方が、少なくとも1つのRFチェーン及び複数のアンテナを設けられている。通常、アンテナの数及びRFチェーンの数は、eNodeBにおいて等しい。基地局におけるアンテナの数は、非常に大きい場合があり、たとえば8である。しかしながら、コスト、サイズ、及び電力消費に対する制限に起因して、移動送受信機は、通例、アンテナ115よりも少ないRFチェーンを有する。送受信機において利用可能なアンテナの数は、基地局と比較して相対的に小さく、たとえば、2又は4である。したがって、送受信機において、説明されるアンテナトレーニング及びアンテナ選択が適用される。
送受信機は、動作中、送信する送信RFチェーン(複数可)間でアンテナを切り換える。通常、アンテナ選択は、送受信機において、利用可能なアンテナのセットからアンテナのサブセットを選択する。アンテナ選択は、アンテナ選択信号を生成及び送受信するために使用されるトレーニングを含む。本発明の実施形態によって、ネットワークが、送受信機を直交方式で異なる複数のSRS帯域幅に順応させること、及びSRSシーケンスの限られたリソースを良好に使用することが可能になる。
LTEフレーム構造
アップリンク(送受信機からeNodeB)送信及びダウンリンク(eNodeBから送受信機)送信は、無線フレームに編成される。無線フレームは、10msの長さであり、それぞれ持続期間が0.5msの20個のスロット306から成る。2つの連続するスロットは、サブフレーム301を構成する。フレームは、時間領域内に20個のサブフレームを含む。
図2は、SC−FDMA(単一キャリア周波数分割多元接続)アップリンクリソースグリッド200の基本構造を示している。水平軸は、時間又はSC−FDMAシンボルを示し、垂直軸は、周波数又はサブキャリアを示している。サブキャリアの数は、ネットワーク帯域幅に依拠し、たとえば1.25MHz〜20MHzの範囲をとり得る。
アップリンクリソースグリッドは、リソースエレメントから成る。各リソースエレメントは、サブキャリア及びSC−FDMAシンボルによって識別される。リソースエレメントは、リソースブロックにグループ化される。1つのリソースブロック(RB:resouse block)は、12個の連続するサブキャリア及び6個又は7個の時間的に連続したSC−FDMAシンボルから成る。SC−FDMAシンボルの数は、サイクリックプレフィックス(CP)の長さに依拠する。通常のサイクリックプレフィックスの場合、SC−FDMAシンボルの数は7に等しく、拡張サイクリックプレフィックスの場合、SC−FDMAシンボルの数は6に等しい。
各サブフレームは、リソースブロックを構成する。詳細に関しては、差込図300及び図3を参照されたい。本明細書及び特許請求の範囲の目的のために、用語サブフレーム及び送信時間間隔(TTI:transmit time interval)を交換可能に使用する。
図3は、標準のサイクリックプレフィックスの場合のリソースブロック(RB)300の構造を示している。垂直軸は周波数を示し、水平軸は時間を示す。周波数領域において、リソースブロックは、複数のサブキャリアを含む。時間領域において、RBは、複数のSC−FDMAシンボルに分割される。SC−FDMAシンボルは、データ303及び基準信号(RS)310を含むことができる。アップリンクにおいて2つのタイプのRS、すなわちサウンディング基準信号(SRS)311及び復調基準信号(DMRS:demodulation reference signals)310が使用される。
参照により本明細書に援用されるTS36.211 v8.5.0のセクション5.5.1において説明されるように、SRS及びDMRSは共に、Zadoff−Chuシーケンスのような一定振幅ゼロ自己相関(CAZAC:constant amplitude zero autocorrelation)シーケンスを使用して生成される。シーケンスの長さが、Zadoff−Chuシーケンスに可能な長さと等しくない場合、所望の長さに近く且つ所望の長さ未満の長さのZadoff−Chuシーケンスを循環的に拡張することによって、又は所望の長さに近く且つ所望の長さを超える長さのZadoff−Chuシーケンスを切り捨てることによって、所望の長さのシーケンスが生成される。DMRSは、通常のサイクリックプレフィックスの場合、第4のSC−FDMAシンボル内で送信され、拡張サイクリックプレフィックスの場合、第3のSC−FDMAシンボル内で送信される。SRSは、送信時に、TS 36.211 v8.5.0.に記載されるような特殊なサブフレームの場合を除いて、一般的にサブフレームの最後のSC−FDMAシンボル内で送信される。しかしながら、本発明の実施形態は、RSが送信されるSC−FDMAシンボルに依拠しない。
アンテナ選択
一般的に、RSは、アンテナの異なる複数のサブセットから、ユーザデータと共に又は別個に送信される。RSに基づいて、基地局は、チャネルを推定し、データ送信のためのアンテナの最適なサブセットを識別する。
図4は、本発明の実施の形態1によるアンテナ選択のための基本方法を示している。基地局110は、命令151、たとえば周波数ホッピングされたパターン、及びRS161を送信するために使用するアンテナのサブセットを指定する。送受信機101は、命令151に従ってRS161を送信する。
基地局は、受信したRSに基づいて、アンテナのサブセット181を選択する(170)。次に、基地局は、アンテナの選択されたサブセット181を送受信機に指示する(180)。続いて、送受信機101は、アンテナの選択されたサブセット181を使用してデータ191を送信する(190)。送受信機は、データの送受信のためにアンテナの同じサブセットを使用することもできる。
サウンディング基準信号(SRS)
SRSは、通例、広帯域又は可変帯域幅の信号である。SRSによって、基地局がネットワークのために利用可能な全帯域幅、又はその一部分のみの周波数応答を推定することが可能になる。この情報によって、基地局が、アップリンク周波数領域スケジューリングのようなリソース割り当てを実施することが可能になる。本発明の実施形態によれば、SRSは、アンテナ選択にも使用される。
LTEのための別の選択肢は、周波数ホッピング(FH:frequency hopping)パターンを使用してSRSを送信することである。具体的には、所定の周波数ホッピングパターンに基づいて、ネットワーク帯域幅よりも小さい帯域幅、すなわち副帯域を用いてホッピングSRSが送信される。複数の送信にわたってホッピングされたSRSは、ネットワークのために利用可能な全帯域幅の大部分さらには全利用可能な帯域幅に及ぶ。周波数ホッピングを用いると、送受信機がトレーニング中に互いに干渉する確率が減少する。
しかしながら、不適当に実施される場合、周波数ホッピングされた可変帯域幅SRSを用いたアンテナ選択の結果として、特に送受信機が急速に動いている場合に、性能改善が制限されることとなる。たとえば、図5に示すように、アンテナTxの全ての副帯域が、周波数ホッピングされたSRSによって連続的にサウンディングされる。その後、影付きのブロックによって示されるように、アンテナTxの副帯域が同様に連続的にサウンディングされる。しかしながら、この周波数領域アンテナ選択トレーニングパターンから得られるチャネル推定値は、急速に期限切れになる。
図6は、周波数ホッピングされたSRSがアンテナの利用可能なサブセットから交互に送信されるサブフレームを示している。たとえば、送受信機は、アンテナの2つのサブセット、すなわちTx1 210及びTx2 220からSRSを交互に送信する。利用可能な帯域幅240は、SRSが4つの送信250を用いて帯域幅をカバーするように、4つの副帯域241〜244に分割される。副帯域は、1つ又は複数のRBを占めることができることに留意されたい。
図6からわかるように、この送信シナリオでは、副帯域241及び243のためのSRSは、常にアンテナTx1のサブセットから送信され、副帯域242及び244のためのSRSは、常にアンテナTx2のサブセットから送信される。したがって、送受信機は、アンテナの利用可能なサブセット毎に全周波数領域にわたってチャネルを推定することができない。
図7は、本発明の実施の形態1によるアンテナのサブセットから送信される周波数ホッピングされたSRSを用いて、該アンテナのサブセットをトレーニングするための方法及びネットワーク700を示している。本明細書及び特許請求の範囲の目的のために、本明細書において定義する場合、実質的に交互に送信することは、SRSがアンテナのセット内の各サブセットから交互に送信されるが、送信のためのサブセットスケジュールの順序が周期的に変更されることを意味している。
幾つかの実施形態では、アンテナのサブセット毎にインデックスを割り当てる。送受信機が送信のためにアンテナの特定のサブセットを選択することを指示するものとして、アンテナの「選択された」サブセット及び「選択されていない」サブセットも使用する。
たとえば、送受信機がアンテナのサブセットを2つ有する場合、インデックスは0及び1となる。したがって、交互に送信することによって、アンテナの選択されたサブセットのインデックスパターンは、[0,1,0,1,0,1,0,1...]となる。送受信機が送信のためにアンテナのサブセットを3つ以上使用する場合、アンテナの全てのサブセットが、サブセットのインデックスに従ってSRS信号を交互に送信する。たとえば、送受信機がアンテナのサブセットを3つ有する場合、アンテナの選択されたサブセットのインデックスパターンは、[0,1,2,0,1,2,0,1,2,0,1,2...]である。このように、周波数ホッピングされたSRSを送信した後毎回、アンテナの選択されたサブセットのインデックスを切り換える。しかしながら、実質的に交互に送信する方法では、インデックスパターンは、たとえば[0,1,0,1,1,0,1,0,0,1...]となる。実質的に交互に送信する方法の場合、送信サブセットのためのインデックスを周期的に変更する、たとえばインデックスをシフトするか又は省くことに留意されたい。
アンテナの選択されたサブセットのインデックスa(nSRS)は、SRSが送信されるサブフレーム番号nSRS及びアンテナのサブセットの数に依拠する。したがって、上記のインデックスパターンは、a(nSRS)とnSRSとの間の関数関係の形式で指定することができる。関数関係は、基地局インデックス、及びSRSシーケンスの長さのようなパラメータであるが、それらに限定されない他のパラメータに依拠する。
帯域幅内の副帯域710の数と、トレーニングされる送信アンテナのサブセット720の数との間の関係に基づいて送信のタイプを確定する(740)。以下に詳細に説明するように、条件730において(if 730)、副帯域の数が送信アンテナの数の整数倍である場合(731)、SRSを実質的に交互に送信する(760)。たとえば、帯域幅の末尾に達する(735)と毎回アンテナインデックスを切り換える(750)。代替的な実施形態では、周波数ホッピングされたパターンの終了後又は開始時にアンテナインデックスを切り換える。条件730において、副帯域の数が送信アンテナの数の整数倍ではない場合(733)、SRSを交互に送信する(770)。
図8は、周波数ホッピングされたSRSを交互に送信するための方法に関する図を示している。BHz810の利用可能な帯域幅を、それぞれ(B/N)Hzの帯域幅のN個の副帯域に分割する。副帯域の数が奇数、たとえばN=5であり、且つアンテナのサブセットの数が偶数、たとえば2である場合、サブバンドの数は、送信アンテナの数の整数倍ではない。このため、2つのアンテナTx1及びTx2からの交互の送信は、結果として時間インタリーブされた周波数ホッピングパターンとなる。
図9は、周波数ホッピングされたSRSを実質的に交互に送信するための方法に関する図を示している。この実施形態では、副帯域の数、すなわち4は、送信アンテナの数、すなわち2の整数倍である。したがって、送信が帯域幅、たとえば送信パターン920の末尾に達すると、アンテナのサブセットのインデックスを切り換える。このため、送信930の次のパターンは、サイクル920の場合のサブセットTx1ではなく、アンテナのサブセットTx2から開始する。
上記で説明したように、実施の形態1では、いずれのトレーニングパターンを使用するかの判断は基地局によって行われる。トレーニングパターンは、命令151の一部分として送受信機に送信される。代替的な実施形態では、送受信機は、可能なトレーニングパターンに関する知識を有し、命令151は使用するトレーニングパターンの識別情報のみを含む。
本発明を好ましい実施の形態の例として説明してきたが、本発明の精神及び範囲内で様々な他の適応及び変更を行うことができることは理解されたい。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲内に入る全ての変形及び変更を包含することである。

Claims (6)

  1. 第1のアンテナ及び第2のアンテナを有し、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナから交互に副帯域にわたって周波数ホッピングされたサウンディング基準信号を送信先へ送信する送受信機のアンテナ選択方法において、
    前記副帯域の数が偶数であるか奇数であるかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの判断結果に基づいて、前記副帯域の数が偶数である場合には、前記サウンディング基準信号を同じアンテナから連続して送信する部分を含む方式で送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにおいて前記送信先へ送信された前記サウンディング基準信号に対する応答信号を受信する受信ステップと、
    を含む送受信機のアンテナ選択方法。
  2. 前記連続とは、2回連続である
    請求項1に記載の送受信機のアンテナ選択方法。
  3. 前記応答信号とは、前記第1のアンテナまたは前記第2のアンテナを指定した信号である
    請求項1または請求項2に記載の送受信機のアンテナ選択方法。
  4. 第1のアンテナ及び第2のアンテナを有し、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナから交互に副帯域にわたって周波数ホッピングされたサウンディング基準信号を送信先へ送信する送受信機において、
    前記副帯域の数が偶数であるか奇数であるかを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、前記副帯域の数が偶数である場合には、前記サウンディング基準信号を同じアンテナから連続して送信する部分を含む方式で送信する送信部と、
    前記送信部において前記送信先へ送信された前記サウンディング基準信号に対する応答信号を受信する受信部と、
    を備えたことを特徴とする送受信機。
  5. 前記連続とは、2回連続である
    請求項4に記載の送受信機。
  6. 前記応答信号とは、前記第1のアンテナまたは前記第2のアンテナを指定した信号である
    請求項4または請求項5に記載の送受信機。
JP2010537978A 2008-05-07 2009-05-07 送受信機のアンテナ選択方法及び送受信機 Active JP5199387B2 (ja)

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US61/051,216 2008-05-07
US7510208P 2008-06-24 2008-06-24
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