JP5197520B2 - Wire slack detection device - Google Patents
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Description
本発明は、水路の底面に支承部材を介して起伏可能に設置された扉体を備えた起伏ゲートのワイヤ巻上機に使用されるワイヤ弛み検知装置に関する。 The present invention relates to a wire slack detection device used in a wire hoisting machine for a hoisting gate provided with a door body that can be hoisted on a bottom surface of a water channel via a support member.
起伏ゲートのワイヤ巻上機に用いられるワイヤ弛み検知装置ついては、従来、様々な方式が提案されているが、本願発明に関連するものとして、例えば、図4,図5に示すものがある。図4に示すように、起伏ゲート40は、水路41の底面に支承部材42を介して起伏可能に軸支された扉体43と、扉体43より上流側の水路側壁41aに開設された取水口44と連通するフロート室45と、フロート室45内の水位変化に伴って昇降するフロート46と、扉体43を傾斜状態に保持したり、倒伏した扉体43を起立させたりするためのワイヤ47と、ワイヤ47を巻き取ったり、繰り出したりする巻上ドラム49を備えたワイヤ巻上機48などを備え、ワイヤ弛み検知装置50がワイヤ巻上機48に付設されている。
Various types of wire slack detection devices used in the wire hoisting machine for undulation gates have been proposed in the past. Examples of those relating to the present invention include those shown in FIGS. 4 and 5. As shown in FIG. 4, the hoisting
図5に示すように、ワイヤ弛み検知装置50は、ワイヤ巻上機48の架台51に設けられたブラケット52の支軸56に回転自在に軸支されたセンサレバー53と、センサレバー53の片端部53aに回転自在に軸支されたガイドローラ54と、緊張状態にあるワイヤ47外周にガイドローラ54を押圧接触させるためセンサレバー53の他端部53bとブラケット52との間に張設されたバネ55と、センサレバー53が支軸56を中心に反時計回りに所定角度回転したときに作動するセンサ57と、を備えている。
As shown in FIG. 5, the wire
また、ワイヤ巻上機48の操作盤(図示せず)には、巻上ドラム49を手動操作で起動させるための巻上ボタン及び巻下ボタン(いずれも図示せず)が設けられ、ワイヤ巻上機48の近傍には、ワイヤ47の巻上げが上限に達したとき、ワイヤ47の巻下げが下限に達したとき、巻上ドラム49の回転を自動停止する上下限制限装置(図示せず)が設けられている。前記巻上ボタン(図示せず)を押すと、巻上ドラム49が回転してワイヤ47が巻き取られていき、ワイヤ47の巻取りが上限に達した時点で巻上ドラム49が自動停止する。また、前記巻下ボタン(図示せず)を押すと、巻上ドラム49が逆回転してワイヤ47が繰り出されていき、ワイヤ47の巻下げが下限に達した時点で巻上ドラム49が自動停止する。
The operation panel (not shown) of the
図4,図5に示すように、平常時の扉体47はワイヤ47によって所定の傾斜角度に維持され、このとき緊張状態にあるワイヤ47は直線状態を保っているため、バネ55の弾性力を受けながらワイヤ47外周に押圧接触しているガイドローラ54も所定位置に保持されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
一方、前記巻下ボタン(図示せず)を押すことにより、巻上ドラム49が起動してワイヤ47の巻下げが行われて扉体47が倒伏しているとき、倒伏動作中の扉体12の下方に石や土砂などの障害物があって扉体12の倒伏が妨げられると、図5に示すように、巻上ドラム49から繰り出されるワイヤ47はワイヤ47aのような状態に弛む。ワイヤ47がワイヤ47aの状態になると、ワイヤ47外周に押圧接触しているガイドローラ54はバネ55の付勢力により支軸56を中心に反時計回りに回転して、センサレバー53の他端部53bがセンサ57の動作部57aに接触してセンサ57が作動し、巻上ドラム49の巻下げ動作が自動停止する。
On the other hand, when the lowering button (not shown) is pressed, the hoisting
このように、前記巻下ボタン(図示せず)の押圧操作後、倒伏動作中の扉体43が石や土砂などの障害物によって停止してワイヤ47aの弛みが生じると、それをワイヤ弛み検知装置50が検知して、巻上ドラム49の回転を止め、それ以上のワイヤ47の繰り出しを阻止するので、ワイヤ47が巻上ドラム49から外れ、その後の操作が不能となるトラブルを防止することができる。
As described above, when the lowering button 43 (not shown) is pressed and the
一方、本願発明が属する技術分野とは異なる分野であるが、緊張状態に保たれているワイヤに弛みが生じたときに、それを検知して所定の信号を発する技術が特許文献1,2に開示されている。 On the other hand, although it is a field different from the technical field to which the present invention belongs, Patent Documents 1 and 2 disclose a technique for detecting a slack in a wire kept in a tension state and generating a predetermined signal. It is disclosed.
図4,図5に示すワイヤ弛み検知装置50の場合、センサレバー53の検知動作を正確に行わせるためには、ワイヤ47外周に押圧接触するガイドローラ54の位置が変化しないように、巻上ドラム49に対する進入角度を一定に保つ必要がある。このため、図4に示す起伏ゲート40においては、巻上ドラム49及びセンサレバー53の下方に回転自在なガイドプーリ55を設け、扉体43に繋がれたワイヤ47を、ガイドプーリ55を経由して巻上ドラム47に巻き付けることにより、巻上ドラム49に対するワイヤ47の進入角度を一定に保っている。
In the case of the wire
従って、施工現場の状況により、扉体43とワイヤ巻上機48との位置関係や距離が変わり、巻上ドラム49に対するワイヤ47の進入角度がドラム軸心49a周りに変化すると、その都度、ワイヤ47外周に押圧接触するガイドローラ54を所定位置に設定するために、巻上ドラム49に対するワイヤ47進入角度を一定に保つことのできる位置を探してガイドプーリ55を設置する必要があり、施工性を阻害する要因の一つとなっている。
Accordingly, the positional relationship and distance between the
一方、特許文献1,2に記載されたワイヤ弛み検知技術は、それぞれの技術分野では優れた機能を発揮するものであるが、起伏ゲートのワイヤ巻上機に利用することは、極めて困難であり、ワイヤ巻上機の巻上ドラムに対するワイヤの進入角度の変化に対応することもできない。 On the other hand, the wire slack detection technologies described in Patent Documents 1 and 2 exhibit excellent functions in their respective technical fields, but are extremely difficult to use for wire hoisting machines for undulating gates. Also, it is impossible to cope with a change in the wire entry angle with respect to the hoisting drum of the wire hoisting machine.
本発明が解決しようとする課題は、ワイヤの弛みを正確に検知することができ、ワイヤ巻取ドラムに対するワイヤの進入角度の変化に容易且つ的確に対応することのできるワイヤ弛み検知装置を提供することにある。 The problem to be solved by the present invention is to provide a wire slack detection device that can accurately detect the slack of the wire and can easily and accurately respond to a change in the wire entry angle with respect to the wire take-up drum. There is.
本発明のワイヤ弛み検知装置は、起伏ゲートの扉体に繋がれたワイヤを繰り出し可能に巻き取る巻取ドラムを有するワイヤ巻上機に用いられるワイヤ弛み検知装置であって、
前記巻取ドラムの軸心と同軸上に回転自在に設けられた支軸と、緊張状態にあるワイヤ外周に接触させるため前記支軸から前記巻取ドラムの半径方向へ延設されたセンサアーム及びセンサレバーと、前記センサアームがワイヤ外周に接触した状態を保つため前記センサレバーに前記軸心周りの回転力を加える付勢手段と、前記センサレバーが前記回転力の向きに回転したことを検知する弛みセンサと、を備え、前記センサアーム若しくは前記センサレバーの少なくとも一方の前記支軸に対する固定位置が前記支軸周りに変更可能であることを特徴とする。
The wire slack detection device of the present invention is a wire slack detection device used in a wire hoisting machine having a winding drum that winds up a wire connected to a door body of an undulating gate so that the wire can be unwound.
A support shaft rotatably provided coaxially with the axis of the take-up drum, a sensor arm extending in the radial direction of the take-up drum from the support shaft so as to come into contact with the wire outer periphery in a tension state; Sensor lever, biasing means for applying a rotational force around the axis to the sensor lever to keep the sensor arm in contact with the outer periphery of the wire, and detecting that the sensor lever has rotated in the direction of the rotational force A slack sensor, and a fixed position of at least one of the sensor arm or the sensor lever with respect to the support shaft can be changed around the support shaft.
このような構成とすれば、巻下ボタンなどの操作後、倒伏動作を行っている扉体が障害物によって停止してワイヤが弛むと、当該ワイヤ外周に押圧接触することで所定姿勢に保持されていたセンサアームの保持力が失われ、センサアームはセンサレバーが付勢手段から受けている回転力の向きに回転するので、当該センサレバーの回転を弛みセンサが検知することにより、ワイヤの弛みを正確に検知することができる。 With such a configuration, after the operation of the lowering button or the like, when the door body performing the inclining operation is stopped by an obstacle and the wire is slackened, the wire is held in a predetermined posture by pressing and contacting the outer periphery of the wire. The holding force of the sensor arm that has been lost is lost, and the sensor arm rotates in the direction of the rotational force that the sensor lever receives from the urging means. Therefore, the looseness of the wire is detected by detecting the rotation of the sensor lever by the slack sensor. Can be detected accurately.
また、前記センサアーム若しくは前記センサレバーの少なくとも一方の前記支軸に対する固定位置が前記支軸周りに変更可能であるため、ワイヤ巻上機の巻上ドラムに対するワイヤの進入角度が変化した場合、支軸に対するセンサアーム若しくはセンサレバーの固定位置を支軸周りに変更するだけで、緊張状態のワイヤ外周に接触するセンサアームを正しい位置に設定することができる。このため、ワイヤ巻取ドラムに対するワイヤの進入角度の変化に容易且つ的確に対応することができる。 In addition, since the fixed position of at least one of the sensor arm or the sensor lever with respect to the support shaft can be changed around the support shaft, when the wire entry angle with respect to the hoisting drum of the wire hoisting machine changes, By simply changing the fixed position of the sensor arm or sensor lever with respect to the shaft around the support shaft, the sensor arm contacting the outer circumference of the wire in tension can be set at the correct position. For this reason, it can respond to the change of the approach angle of the wire with respect to a wire winding drum easily and exactly.
ここで、前記弛みセンサとして、前記回転力の向きに回転した前記センサレバーによって作動する電気スイッチを設ければ、センサレバーの回転は電気スイッチによって直ちに検知されるので、ワイヤの弛みを確実に検知することができる。 Here, if an electric switch operated by the sensor lever rotated in the direction of the rotational force is provided as the slack sensor, the rotation of the sensor lever is immediately detected by the electric switch, so that the slack of the wire is reliably detected. can do.
本発明により、ワイヤの弛みを正確に検知することができ、ワイヤ巻取ドラムに対するワイヤの進入角度の変更に容易且つ的確に対応することのできるワイヤ弛み検知装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a wire slack detection device capable of accurately detecting slack of a wire and easily and accurately responding to a change in the wire entry angle with respect to the wire take-up drum.
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態のワイヤ弛み検知装置10は、水路16に設置された起伏ゲート11の扉体12に繋がれたワイヤ13を繰り出し可能に巻き取る巻取ドラム14を有するワイヤ巻上機15に用いられている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the wire
起伏ゲート11は、支承部材17を介して水路16の底面に起伏可能に軸支された扉体12と、扉体12より上流側の水路側壁16aに開設された取水口18aと連通するフロート室18と、フロート室18内の水位変化に伴って昇降するフロート19と、扉体12を傾斜状態に保持したり、倒伏した扉体12を起立させたりするために張設されたワイヤ13と、このワイヤ13を巻き取ったり、繰り出したりする巻上ドラム14を有するワイヤ巻上機15などと、を備え、ワイヤ弛み検知装置10がワイヤ巻上機15に付設されている。
The hoisting
また、ワイヤ巻上機15の操作盤(図示せず)には、巻上ドラム14を手動操作で起動させるための巻上ボタン及び巻下ボタン(いずれも図示せず)が設けられ、ワイヤ巻上機15の近傍には、ワイヤ13の巻上げが上限に達したとき、及びワイヤ13の巻下げが下限に達したときに、巻上ドラム14の回転を自動的に停止する上下限制限装置(図示せず)が設けられている。
The operation panel (not shown) of the
前記巻上ボタン(図示せず)を押すと、巻上ドラム14が回転してワイヤ13が巻き取られていき、ワイヤ13の巻取りが上限に達した時点で巻上ドラム13が自動停止する。また、前記巻下ボタン(図示せず)を押すと、巻上ドラム14が前述と逆方向に回転してワイヤ13が繰り出されていき、ワイヤ13の巻下げが下限に達した時点で巻上ドラム14が自動停止する。
When the winding button (not shown) is pressed, the
図2,図3に示すように、ワイヤ弛み検知装置10は、巻取ドラム14の回転軸14bの軸心14aと同軸上に回転自在に設けられた支軸20と、緊張状態にあるワイヤ13外周に接触させるため支軸20から巻取ドラム14の半径方向へ延設されたセンサアーム21と、センサアーム21がワイヤ13外周に接触した状態を保つためセンサレバー23に軸心14a周りの回転力Fを加える付勢手段であるバネ22と、支軸20から巻取ドラム14の半径方向へ延設されたセンサレバー23と、センサレバー23が回転力Fの向きに回転したことを検知する弛みセンサ24と、を備えている。バネ22は、センサレバー23を介して支軸20及びセンサアーム21に軸心14a周りのワイヤ繰り出し方向の回転力Fを加えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the wire
センサアーム21及びセンサレバー23は巻取ドラム14のフランジ14cの外面側に配置され、それぞれの基端部21b,23bを重ね合わせ、ボルト25で支軸20に着脱可能に固定されている。ボルト25は、基端部21b,23bを貫通して支軸20の端面から軸心14a方向に螺着されている。従って、ボルト25を緩めれば、支軸20対するセンサアーム21及びセンサレバー23の固定位置がそれぞれ支軸20周りに変更可能である。バネ22は、センサレバー23の先端部23aとワイヤ巻上機15の架台15aとの間に張設されている。
The
センサアーム21の先端部21aには、巻取ドラム14の軸心14aと平行なガイド軸26がドラム本体14dの周囲に位置するように突設され、ガイド軸26の外周には円管状のガイド管27が回転自在に取り付けられている。センサレバー23の先端部23aには、センサアーム21のガイド軸26と同方向(軸心14aと平行)にL字状に折れ曲がった動作部23cが形成されている。
A
ワイヤ弛み検知装置10をセッティングする場合、ボルト25を緩めることにより、支軸20に対し、軸心14a中心に回転可能な状態となったセンサアーム21及びセンサレバー23の位置決めを行う。センサアーム21は、その先端部21aのガイド軸26のガイド管27が、傾斜した扉体12と巻取ドラム14との間で緊張状態にあるワイヤ13外周に接触した状態となる姿勢で位置決めする。センサレバー23は、その先端部23aの動作部23cが弛みセンサ24の検知部24aから所定間隔離れた状態となる姿勢で位置決めする。この後、ボルト25を締め付け、センサアーム21及びセンサレバー23を支軸20に固定すると、センサアーム21及びセンサレバー23は逆V字状をなした状態で支軸20と一体化される。
When setting the wire
これにより、センサアーム21及びセンサレバー23は逆V字状を保ったまま、支軸20を中心に巻上ドラム14の回転軸14bに回転可能に軸支された状態となるが、図2に示すように、バネ22がセンサレバー23に軸心14a周りの回転力Fを、常時、加えているため、センサアーム21のガイド軸26のガイド管27外周が、ワイヤ13外周を押圧接触した状態に保たれる。従って、図1に示すように、扉体12の傾斜角度の変化により、巻取ドラム14に対するワイヤ13の進入角度が変化したとき、センサアーム21が支軸20とともに回転し、ガイド管27外周はワイヤ13外周を押圧接触した状態に保たれる。
As a result, the
通常の巻上・巻下動作中の扉体12の傾斜角度の変化に伴う、巻取ドラム14に対するワイヤ13の進入角度の変化によってセンサアーム21が回転すると、センサレバー23も一体的に回転し、センサレバー23の動作部23cが弛みセンサ24の検知部24aに接近離隔するが、この通常動作中の前記接近離隔の距離を予め想定して、動作部23cと検知部24aとの間隔が設定されているので、通常動作中に弛みセンサ24が作動することはない。
When the
図1に示すように、ワイヤ13により扉体12が傾斜状態に保持されている起伏ゲート11において、前述した巻下ボタン(図示せず)を押すと、巻上ドラム14が起動してワイヤ13の巻下げが行われ、扉体47は支障部材17を中心にして、水路16の底面に向かって徐々に倒伏していく。このように倒伏動作中の扉体12の下方に石や土砂などの障害物が存在し、扉体12の倒伏が妨げられると、巻上ドラム14から繰り出されるワイヤ13に弛みが生じる。
As shown in FIG. 1, when the above-described lowering button (not shown) is pressed in the undulating
ワイヤ13に弛みが生じると、ワイヤ13の緊張力が失われるので、当該ワイヤ13外周に押圧接触していたガイド管27が、バネ22の付勢力でワイヤ13の弛み方向へ移動し、これに伴ってセンサレバー23が、バネ22から受けていた回転力Fの向きに回転する。センサレバー23が前述の向きに回転すると、センサレバー23の動作部23cが弛みセンサ24の検知部24aに当接し、これを押圧することにより、弛みセンサ24が作動し検知信号を発するので、ワイヤ13の弛みを正確に検知することができる。弛みセンサ24は、センサレバー23の動作部23cが検知部24aに接触することによって作動する接触式の電気スイッチであるが、非接触式の電気スイッチを用いることもできる。
When the
本実施形態では、弛みセンサ24が検知信号を発すると、巻上ドラム14が停止してワイヤ13の繰り出しが停止するとともに、警報音が出されるので、迅速な対応が可能である。従って、扉体12の倒伏が停止した後も巻上ドラム14からのワイヤ13の繰り出しが止まらず、ワイヤ13が巻上ドラム14から外れてしまい、その後の操作が不能となるようなトラブルを防止することができる。
In this embodiment, when the
一方、施工現場の状況などにより、図2に示すように、ワイヤ巻上機15の巻上ドラム14に対するワイヤ12の進入角度がワイヤ13xのように変更された場合、支軸20に対するセンサアーム21の固定位置を支軸20周りに変更し、センサアーム21xの位置に設定するだけで、正しい位置(緊張状態のワイヤ13x外周にガイド軸26のガイド管27が押圧接触する位置)に設定することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 2, when the approach angle of the
即ち、ワイヤ巻上機15の巻上ドラム14に対するワイヤ12の進入角度が変更された場合、支軸20に対するセンサアーム21の固定位置を支軸20周りに変更し、センサレバー23とセンサアーム21との角度を変更することにより、センサアーム21を正しい位置(緊張状態のワイヤ13の外周にガイド軸26のガイド管27が押圧接触する位置)に設定することができる。このため、ワイヤ弛み検知装置10は、巻取ドラム14に対するワイヤ13の進入角度の変化に容易且つ的確に対応することができる。
That is, when the approach angle of the
なお、本実施形態のワイヤ弛み検知装置10は、水路16の底面に支承部材17を介して起伏可能に設置された扉体12に加え、フロート室18やフロート19などを備えた、所謂、自動倒伏方式の起伏ゲート11のワイヤ巻上機15に使用しているが、本発明のワイヤ弛み検知装置はこれに限定するものでないので、その他の起伏ゲートにおいても広く使用することができる。
In addition, the wire
本発明のワイヤ弛み検知装置は、水路の底面に支承部材を介して起伏可能に設置された扉体を備えた起伏ゲートのワイヤ巻上機において広く利用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The wire slack detection device of the present invention can be widely used in a wire hoisting machine for hoisting gates provided with a door body that can be hoisted on a bottom surface of a water channel via a support member.
10 ワイヤ弛み検知装置
11 起伏ゲート
12 扉体
13 ワイヤ
14 巻取ドラム
14a 軸心
14b 回転軸
14c フランジ
14d ドラム本体
15 ワイヤ巻上機
15a 架台
16 水路
16a 水路側壁
17 支承部材
18 フロート室
18a 取水口
19 フロート
20 支軸
21 センサアーム
21a,23a 先端部
21b,23b 基端部
22 バネ
23 センサレバー
23c 動作部
24 弛みセンサ
24a 検知部
25 ボルト
26 ガイド軸
27 ガイド管
F 回転力
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記巻取ドラムの軸心と同軸上に回転自在に設けられた支軸と、緊張状態にあるワイヤ外周に接触させるため前記支軸から前記巻取ドラムの半径方向へ延設されたセンサアームと、前記支軸から前記巻取ドラムの半径方向へ延設されたセンサレバーと、前記センサアームがワイヤ外周に接触した状態を保つため前記センサレバーに前記軸心周りの回転力を加える付勢手段と、前記センサレバーが前記回転力の向きに回転したことを検知する弛みセンサと、を備え、前記センサアーム若しくは前記センサレバーの少なくとも一方の前記支軸に対する固定位置が前記支軸周りに変更可能であることを特徴とするワイヤ弛み検知装置。 A wire slack detection device used in a wire hoisting machine having a winding drum that winds up a wire connected to a door body of an undulating gate so that the wire can be unwound.
A support shaft that is rotatably provided coaxially with the axis of the take-up drum; and a sensor arm that extends from the support shaft in the radial direction of the take-up drum so as to be in contact with the tensioned wire outer periphery. A sensor lever extending from the support shaft in the radial direction of the winding drum, and a biasing means for applying a rotational force around the axis to the sensor lever in order to keep the sensor arm in contact with the outer periphery of the wire And a slack sensor that detects that the sensor lever has rotated in the direction of the rotational force, and a fixed position of at least one of the sensor arm or the sensor lever with respect to the support shaft can be changed around the support shaft. A wire slack detection device, characterized in that
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