JP5197491B2 - 行動推薦装置及び方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、行動推薦装置及び方法及びプログラムに係り、特に、ユーザの嗜好をもとに自動的に行動の推薦を行う行動推薦装置及び方法及びプログラムに関する。
従来の第一の技術として、ユーザベースの協調フィルタリング技術がある。この技術は、ユーザと嗜好の似ている人や、その集団の好みをもとに商品やWebページなどのアイテムを自動推薦するシステムである。人と人との類似性は、検索エンジンに投入したクエリ、記述した文書、閲覧したウェブページ、購入した商品とそれに対する評価、デスクトップコンテンツなどをもとに測定する。あるユーザに商品を推薦したいときには、そのユーザと類似している人(または集団)が購入したアイテムのリストを作成し、ユーザがまだ購入していないアイテムを推薦する。
このための技術として、人々に電子メールやニュース記事を「面白い/面白くない」の、二値で評価させ、この評価情報を、文書をフィルタする際に利用する手法がある(例えば、非特許文献1参照)。この手法は、ユーザが同じ関心を持つユーザを指定する必要がある。
また、人々にニュース記事を5段階で評価させ、システムは記事と各ユーザの得点を収集し、収集した得点の集計結果をもとに、個々のユーザの得点を計算する技術がある(例えば、非特許文献2参照)。上記の非特許文献1の技術と異なる点は、事前に同じ関心を持つユーザを指定する必要がないことである。
また、従来の第二の技術として、アイテムベースの協調フィルタリングがある。前述の、第一の技術が、人と人との類似性をもとに情報を推薦するのに対して、第二の技術はアイテム間の類似性をもとに、推薦を行うという特徴がある。アイテム間の類似性は、そのアイテムを購入した人がどれくらい一致しているかによって決まる。あるユーザに商品を推薦したいときには、そのユーザが購入したアイテムリストを作成し、それらに対して類似している順に重みづけされたアイテムリストを作成し推薦する。
本発明は、ユーザの類似性に基づいてアイテムを推薦する第一の技術に関するものである。
D. Goldberg, D. Nichols, B.M. Oki, D. Terry: Using collaborative filtering to weave an information tapestry. Communications of the ACM, 35, 12, pp.61-70 (1992).. P. Resnick, N.Lacovou, M.Suchak, P.Bergstorm, J.Riedl: GroupLens: an open architecture for collaborative filtering of netnews. Proc. of 1994 ACM conference on Computer supported cooperative work, pp. 175-186 (1994).
しかしながら、上記の従来技術は、ウェブの閲覧履歴やクエリログ、デスクトップコンテンツなどのインターネットやデスクトップ上の振る舞いをもとにユーザを特徴づけ、情報を推薦するものであり、実世界において、いつ、どこで、どのような行動を行い、その結果としてどのような感想を持ったかという一連の経験に基づいて人間を特徴づけるものではなかった。その結果、旅行のスケジューリングなど、実世界における行動決定において、ユーザに効果的に情報を推薦することができなかった。
また、ブログなどのユーザが日々の生活の記録、日記として利用するメディアには、人間の経験が記述されることもあるが、ある人はプログラミングや日常に役立つ情報のメモとして、ある人は料理のレシピのメモとして使うといったように、ブログの用途は人によって、あるいは日によって異なるため、人間の過去の経験のみに着目して人間を特徴付けることはできなかった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、実世界の行動決定に役立つ情報を効果的に推薦することが可能な行動推薦装置及び方法及びプログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項1)は、文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する行動推薦装置であって、
誰が記述したか、または、経験したかを、一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段20に格納する解析データ入力手段10と、
文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または、該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対照を指定する検索質問入力手段50と、
解析データ記憶手段20に格納されている各文書Aと、検索質問入力手段50で入力された文書Bから、人間の行動内容を示す行動語を抽出する行動語抽出手段31と、
各文書Aと文書Bを、行動語抽出手段31で得られた行動語を次元とする文書ベクトルへと変換し、ベクトル記憶手段45に格納することで、行動内容を、人間を特徴づける情報として用いる行動ベクトル生成手段32と、
ベクトル記憶手段45に格納されている行動ベクトル生成手段32によって得られた文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間類似度をもとに、文書Bと、解析データ入力手段10で入力された各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段80に格納する類似度算出手段70と、
類似度記憶手段80に格納されている文書間の類似度に基づいて、文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段100に格納する行動語ランキング手段90と、を備える。
本発明(請求項2)は、文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する行動推薦装置であって、
誰が記述したか、または、経験したかを、一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力手段と、
文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または、該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対照を指定する検索質問入力手段と、
解析データ記憶手段に格納されている各文書Aと、検索質問入力手段で入力された文書Bから、人間の行動内容を示す行動語を抽出する行動語抽出手段と、
各文書Aと文書Bから、行動に対する評価や感情を示す感性語を抽出する感性語抽出手段と、
感性語抽出手段で得られた感性語に対して、該感性語の持つ意味が、逆の意味を持つ二つの概念を極性とする軸上のどこに位置するかを示す感性スコアを付与する感性スコア導出手段と、
解析データ入力手段と検索質問入力手段で得られた文書Aと文書Bのそれぞれを、行動語抽出手段で得られた行動語と、感性スコア導出手段で得られたその行動に対する感性スコアとから、該行動語を次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動語に対する感性スコアとする文書ベクトルへと変換し、ベクトル記憶手段に格納することで、人間の行動内容と、その行動に対しての感性を、その人を特徴づける情報とする経験ベクトル生成手段と、
ベクトル記憶手段に格納されている経験ベクトル生成手段によって得られた文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間の類似度に基づいて文書Bと各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納する類似度算出手段と、
類似度記憶手段に格納されている文書間の類似度に基づいて、文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキング手段と、を備える。
本発明(請求項3)は、文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する行動推薦装置であって、
誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力手段と、
誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された、文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力手段と、
解析データ記憶手段に格納されている各文書Aと、検索質問入力手段で入力された文書Bから、人間の行動内容を示す行動語を抽出する行動語抽出手段と、
各文書Aと文書Bを、行動語抽出手段で得られた行動語を次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動を行った時間、または、空間、または時空間が似通っているほど近い値を持つように付与した文書ベクトルへと変換し、ベクトル記憶手段に格納することで、人間の行動内容と、その行動を行った時間、または空間、または時空間を、人間を特徴づける情報として用いる実空間行動ベクトル生成手段と、
ベクトル記憶手段に格納されている経験ベクトル生成手段によって得られた文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間の類似度に基づいて文書Bと各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納する類似度算出手段と、
類似度記憶手段に格納されている文書間の類似度に基づいて、文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキング手段と、を備える。
図2は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項4)は、文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する装置における行動推薦方法であって、
誰が記述したか、または、経験したかを、一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力ステップ(ステップ1)と、
解析データ記憶手段に格納されている各文書Aから人間の行動内容を示す行動語Aを抽出する第1の行動語抽出ステップ(ステップ2)と、
各文書Aを、行動語Aを次元とする文書ベクトルAに変換し、ベクトル記憶手段に格納する第1の行動ベクトル生成ステップ(ステップ3)と、
文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または、該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力ステップ(ステップ4)と、
検索質問入力ステップで入力された文書Bから行動語Bを抽出する第2の行動語抽出ステップ(ステップ5)と、
文書Bを、行動語Bを次元とする文書ベクトルBへと変換し、ベクトル記憶手段に格納する第2の行動ベクトル生成ステップ(ステップ6)と、
ベクトル記憶手段に格納されている文書ベクトルAと文書ベクトルB間の文書ベクトル間類似度を求め、該文書ベクトル間類似度をもとに、文書Bと、各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納するベクトル間類似度算出ステップ(ステップ7)と、
類似度記憶手段に格納されている文書間の類似度に基づいて、文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキングステップ(ステップ8)、を行う。
本発明(請求項5)は、文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する装置における行動推薦方法であって、
誰が記述したか、または、経験したかを、一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力ステップと、
解析データ記憶手段に格納されている文書Aから人間の行動内容を示す行動語Aを抽出する第1の行動語抽出ステップと、
各文書Aから、行動に対する評価や感情を示す感性語Aを抽出する第1の感性語抽出ステップと、
感性語Aに対して、該感性語Aの持つ意味が、逆の意味を持つ二つの概念を極性とする軸上のどこに位置するかを示す感性スコアを付与する第1の感性スコア導出ステップと、
各文書Aを、行動語Aと感性スコアAとから、該第1の行動語を次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動語Aに対する該感性スコアAとする文書ベクトルAに変換し、ベクトル記憶手段に格納する第1の経験ベクトル生成ステップと、
文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または、該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対照を指定する検索質問入力ステップと、
検索質問入力ステップで入力された文書Bから行動語Bを抽出する第2の行動語抽出ステップと、
文書Bから、行動に対する評価や感情を示す感性語Bを抽出する第2の感性語抽出ステップと、
感性語Bに対して、該感性語Bの持つ意味が、逆の意味を持つ二つの概念を極性とする軸上のどこに位置するかを示す感性スコアを付与する第2の感性スコア導出ステップと、
文書Bを、行動語Bと感性スコアBとから、該行動語Bを次元とし、それぞれの次元の要素を該当する行動語Bに対する該感性スコアBとする文書ベクトルBに変換し、ベクトル記憶手段に格納する第2の経験ベクトル生成ステップと、
ベクトル記憶手段に格納されている文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間の類似度に基づいて文書Bと文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納するベクトル間類似度算出ステップと、
類似度記憶手段に格納されている文書間の類似度に基づいて、文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキングステップと、を行う。
本発明(請求項6)は、文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する装置における行動推薦方法であって、
誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力ステップと、
解析データ記憶手段に格納されている各文書Aから、人間の行動内容を示す行動語Aを抽出する第1の行動語抽出ステップと、
各文書Aを、行動語Aを次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動を行った時間、または、空間、または時空間が似通っているほど近い値を持つように付与した文書ベクトルへAと変換し、ベクトル記憶手段に格納する第1の実空間行動ベクトル生成ステップと、
誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力手段と、
誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された、文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力ステップと、
文書Bから、人間の行動内容を示す行動語Bを抽出する第2の行動語抽出ステップと、
文書Bを、行動語Bを次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動を行った時間、または、空間、または時空間が似通っているほど近い値を持つように付与した文書ベクトルへと変換し、ベクトル記憶手段に格納する第2の実空間行動ベクトル生成ステップと、
ベクトル記憶手段に格納されている文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間の類似度に基づいて文書Bと各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納するベクトル間類似度算出ステップと、
類似度記憶手段に格納されている文書間の類似度に基づいて、文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキングステップと、を行う。
本発明(請求項7)は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の行動推薦装置を構成する手段としてコンピュータを機能させるための行動推薦プログラムである。
上記のように、本発明は、ユーザと過去の経験が類似している人、または、集団の行動傾向を元にユーザに行動を推薦する発明に関するものであり、実空間上における行動や、その行動に対して抱く人間の感情や、行動を行う時間、または空間、または時空間をもとに人間の類似性を測る特徴があるため、実世界の行動決定に役立つ行動情報を効果的に推薦することができる。
本発明の原理構成図である。 本発明の原理を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における行動推薦装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態における行動推薦装置の動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における行動推薦装置の構成図である。 本発明の第2の実施の形態における行動推薦装置の構成図である。 本発明の第2の実施の形態における行動語と感性語のペアを求めるフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における行動推薦装置の構成図である。 本発明の第3の実施の形態における行動推薦装置の構成図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図3は、本発明の第1の実施の形態における行動推薦装置の構成を示す。
同図に示す行動推薦装置は、解析データ入力部10、解析データ記憶部20、行動特徴抽出部30、ベクトル記憶部40、検索質問入力部50、検索質問記憶部60、類似度算出部70、類似度記憶部80、行動ランキング部90、ランキング結果記憶部100、出力部110から構成される。
以下に各構成要素の動作を一連の流れに沿って説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における行動推薦装置の動作のフローチャートである。
ステップ101) 解析データ入力部10は、解析対象データをユーザから受け付け、解析データ記憶部20に格納する。解析データ入力部10は、例えば、キーボード、OCR、ペン入力、音声認識装置、GPSなどを搭載した端末等や、ネットワーク上に置かれたテキストファイルを読み込む手段等によって構成されている。また、解析データ入力部10はマウス等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。入力される解析対象データは、個人の経験が自然言語で記述され、さらに、それを記述した、または、そこに記述されている経験を実際に行った人物を一意に識別可能なデータが付与された形式である。一つの文書に複数の人物が対応していても、一人の人物に複数の文書が対応していてもよい。この場合には、人物ごとに複数の文書をまとめ、n人の人物に関する入力に対して解析対象データD,D,…,Dを生成することとする。
解析データ記憶部20は、解析データ入力部10で入力されたデータを格納する。入力データ記憶部20は、入力データの構造が保存されるものであれば何でも良い。例えば、データベースや予め備えられた汎用的な記憶装置(メモリやハードディスク装置)の特定領域に記憶される。
ステップ102) 行動特徴抽出部30は、行動語抽出部31と行動ベクトル生成部32とを有し、行動語抽出部31は、解析データ記憶部20に格納された解析対象データから、行動語を抽出する。行動語とは、典型的には「見る」と「映画」のように、動作動詞とその対象格とからなり、行動の内容を述べた情報である。また、「桜」が「見る」の対象格であることを示す表層格「を」を、行動語に一部として考えてもよい。また、「結婚する」や「ドライブする」のような、自動詞を行動語としてもよい。行動語を抽出する方法は、シソーラス、形態素解析器、係り受け解析器、格解析器、機械学習器を使った方法など、何でもよい。
ステップ103) 行動特徴抽出部30の行動ベクトル生成部32は、人が実際に行った行動内容を、その人を特徴づける情報として用いる。行動ベクトル生成部32は、解析データ記憶部20に格納された解析対象データを、それぞれの行動語を次元とするベクトルで表現する。いま、解析対象データの文書をD,D,…,Dとし、これら文書全体を通して全部でm個の行動語w,w,…,wがあるとする。このとき、文書Dは次のような文書ベクトルで表現される。
Figure 0005197491
ここで、dijは、行動語wの文書Dにおける重みである。dijの値は典型的には二進重みによって決定する。行動語wの文書Dにおける出現頻度をfijとすると、二進重みは以下のように決定される。
Figure 0005197491
この重み付けの方法としては、他にも、索引語頻度、対数化索引語頻度、拡大正規化索引語頻度、文書頻度の逆数などが考えられる。
ベクトル記憶部40は、行動特徴抽出部30で得られた文書ベクトルを記憶する。ベクトル記憶部40は、入力データの構造が保存され、復元可能なものであれば、なんでも良い。例えば、データベースや、予め備えられた汎用的な記憶装置(メモリやハードディスク装置)の特定領域に記憶される。
ステップ104) 検索質問入力部50は、ユーザから行動推薦を行う人の指定を受け付ける。このとき、ユーザは、解析データ記憶部20に記憶されている解析対象データに関連付けられたn人の人物情報の中から、ある人物を端末上で指定する。次に、端末上で指定された人の文書ベクトルをベクトル記憶部40から取得した後、検索質問記憶部60に格納する。また、解析対象入力部10と同様の、個人の経験が自然言語で記述され、さらに、それを記述した、または、そこに記述されている経験を実際に行った人物を一意に識別可能なデータが付与された形式を受け付けることもできるが、この場合は、行動特徴抽出部30によって、前述のステップ102,103と同様の処理によって文書ベクトル形式に変換し、検索質問記憶部60に格納する。
検索質問記憶部60は、検索質問入力部50によって得られた文書ベクトルを記憶する。検索質問記憶部60は、入力データの構造が保存され、復元可能なものであれば、何でもよい。例えば、データベースや、予め備えられた汎用的な記憶装置(メモリやハードディスク装置)の特定領域に記憶される。
ステップ105) 類似度算出部70は、ベクトル記憶部40に記憶された文書ベクトルの集合と、検索質問記憶部60に記憶された文書ベクトルに基づいて、人と人との(文書ベクトル間の)類似性を測る手段である。いま、検索質問入力部50によって、ベクトル記憶部40に記憶された特定の人(文書ベクトル)が指定されたとする。文書類似度算出部70は、特定の人(の文書ベクトル)と、他のすべての人(の文書ベクトル)との類似度をそれぞれ求めていく。文書ベクトル間の類似度の算出には、コサイン類似度、ユークリッド距離、ピアソン相関、Jaccard係数、マンハッタン距離などの方法が考えられるが、どれを用いてもよい。上記のように求められた類似度を類似度記憶部80に格納する。
類似度記憶部80は、類似度算出部70で得られた、文書ベクトル同士の類似度スコアを記憶する。類似度記憶部80は、入力データの構造が保存され、復元可能なものであれば、なんでも良い。例えば、データベースや、予め備えられた汎用的な記憶装置(メモリやハードディスク装置)の特定領域に記憶される。
ステップ106) 行動ランキング部90は、類似度算出部70によって得られた人と人の間の類似度をもとに、検索質問入力部50で指定された人に関して、それぞれの行動の起こしやすさを示す値の予測値を算出し、ランキング結果記憶部100に格納する。なお、この値は、クエリで指定された人と類似している人が行動しており、かつ、クエリで指定された人がまだ行っていない行動についてそれぞれ算出するものである。
いま、n個の解析対象データをU={u,u,…,u}とし、これら文書全体を通して全部でm個の行動語w,w,…,wが出現するとする。dijは行動語wの文書uにおける重み(評価)、検索質問で指定された人(文書)をu,uとその他のユーザ(文書uとの類似度をs(u,u)とする。前述の通り、類似度s(u,u)は、類似度算出部70でどの尺度を選択するかで値が異なる。
例えば、コサイン類似度、Jaccard係数、マンハッタン距離は、人と人との類似性が高いほどベクトル間類似度は高い値を持つ。また、ユークリッド距離は、人と人との類似性が高いほどベクトル間類似度は小さい値を持つ(ユークリッド距離に1を加え(0で除算するのを防ぐため)逆数を取ることで前記、人と人との類似性が高いほど高い値を持つベクトル間類似度算出方法と同等に扱うこともできる)。また、ピアソン相関係数は、−1から1の間の実数値をとる。ここでは、類似度算出部70で、ピアソン相関係数を選択した場合のランキング手段について説明する。ピアソン相関係数は、1に近いほど、二人に正の相関があり、−1に近いほど、二人に負の相関があり、0に近いほど、二人に相関が弱いことを示す尺度である。
類似度の高い人、上位M人がuの近接メンバーになり、その集合をneighbor(u)⊆Uと表す。uの近接メンバーu∈neighbor(u)が行った行動で、かつ、uが行っていない行動語wすべてに対して、以下の式でuの行動語wjに対する評価(重み)の予測値を算出する。
Figure 0005197491
Figure 0005197491
は、それぞれ、u,uの評価の平均である。得られた予測評価値は、スコアの大きい順にランキング結果記憶部100に格納する。上記の評価式は、類似度算出部70でピアソン相関係数を選択した場合の計算方法である。ピアソン相関係数以外の尺度を用いた場合においても、各人の行動語に対する評価値に、重みとして人と人の類似度を与えたときの加重平均(重み付き平均)を含む、前述の評価式と同様の原理によって実現し得るものである。
ランキング結果記憶部100は、行動ランキング部90で得られたランキング結果を記憶する。ランキング結果記憶部100は、入力データの構造が保存され、復元可能なものであれば、なんでも良い。例えば、データベースや、予め備えられた汎用的な記憶装置(メモリやハードディスク装置)の特定領域に記憶される。
ステップ107) 出力部110は、ランキング結果記憶部100に記憶されている結果をもとに、スコアの高い順から上位N件の行動情報を出力する。ここで、出力とはディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積等を含む概念である。出力部110は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部110は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
なお、上記の図4のステップ104の処理をステップ102の後に実行し、ステップ103において、解析対象データの文書と行動推薦する人の検索条件または、解析対象データ記憶部20に格納されている文書の文書ベクトルも求め、ベクトル記憶部40に、解析データの文書のベクトルと共に格納するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態における行動推薦装置の構成を示す。
同図に示す行動推薦装置は、解析データ入力部10、解析データ記憶部20、ベクトル記憶部40、検索質問入力部50、検索質問記憶部60、類似度算出部70、類似度記憶部80、行動ランキング部90、ランキング結果記憶部100、出力部110という構成要素については、第1の実施の形態の図3に示す構成と共通である。
本実施の形態では、第1の実施の形態における行動特徴抽出部30の代わりに、行動語抽出部31と、感性語抽出部121と感性スコア導出部122と経験ベクトル生成部123を有する経験特徴抽出部120を具備した構成である。以下、経験特徴抽出部120について説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態における行動推薦装置の動作のフローチャートである。
ステップ201、202は、第1の実施の形態における図4のステップ101,102と同様であるので、その説明を省略する。
ステップ203) 感性語抽出部121は、解析データ記憶部20に格納された解析対象データから、シソーラス、形態素解析器、機械学習器を使った方法等を用いて感性語を抽出する。「感性語」とは、人間の主観的な言語表現であり、「良い」、「悪い」、「好き」、「嫌い」などの、行動語の対象に対する評価や、行動を行った結果として人間が抱いた、「嬉しい」、「悲しい」、「予期」、「驚き」、「怒り」、「恐れ」などを示す表現である。感性語を抽出する方法は、シソーラス、形態素解析器、機械学習器を使った方法など、何でもよい。
ステップ204) 感性スコア導出部122は、感性語抽出部121で得られた感性語に対して、感性スコアを付与する。「感性語スコア」とは、感性語のもつ意味が、<ポジティブ,ネガティブ>のような、逆の意味を持つ二つの概念からなる軸上のどこに位置するかを示すスコアである。いま、感性語の<ポジティブ,ネガティブ>軸上における感性スコアを求めることを考え、感性語がポジティブな場合には"3"を、ネガティブな場合は"1"を、どちらでもない場合は"2"を割り当てるとする。
例えば、「悪い」という感性語の感性スコアは、ネガティブに該当するため"1"となる。割り当てる数値を、"3"、"2"、"1"としたが、これに限らず、近い意味を持つ語が、近い数値を持つような数値の割り当てであればよい。また、これ以外の軸としては、<嬉しい,悲しい>、<驚き,予期>、<怒り,恐れ>、<受容,嫌悪>などが考えられる。感性スコアの導出方法は、シソーラス、形態素解析器、機械学習器を使った方法など、何でもよい。
ステップ205) 経験ベクトル生成部123は、人が実際に行った行動内容と、その行動に対しての感性を、その人を特徴づける情報として用いる。経験ベクトル生成部123は、行動語抽出部31、感性語抽出部121、及び、感性スコア導出部122で得られた結果をもとに、解析データ記憶部20に格納された文書を、それぞれの行動語を次元とする文書ベクトルで表現する。経験ベクトル生成部123が生成する文書ベクトルは、同様の行動を行い、その結果として同じような感性を抱いた人(文書)ほど、似通うように生成する。いま、解析対象データをD,D,…,Dとし、これら文書全体を通して全部でm個の行動語w,w,…,wがあるとする。このとき、文書Dは次のような文書ベクトルで表現される。
Figure 0005197491
行動語wの文書Dにおける重みdijの計算方法について説明する。文書Dには存在しないが、その他のいずれかの文書に存在する行動語wに関してはdij=0となる。
次に、文書Dに存在する行動語に関して考える。文書Dから得られたx個の行動語集合
={wi1,wi2,…,wix
と、y個の感情語集合
={ei1,ei2,…,eiy
から、行動語と感情語をマージし、かつ、文書中の出現順序が早い順にソートしたシーケンス
={si1,si2,…,siz
を得る。sij∈W∪Eでシーケンスの要素数zはx+yである。
ステップ206) 経験ベクトル生成部123は、文書Dにおける行動語wijのベクトル要素dijを、シーケンスSjに基づき、以下の方法のいずれかを用いて決定する。
(1) シーケンス中で行動語wijの最近傍の感性語eikの感性スコア:
(2) シーケンス中で最初、または、最後に出現する感性語eikの感性スコア:
(3) シーケンス中で行動語wijと出現位置の近いP個の感性語の感性スコアの平均:
また、感性語を選択する時に、以下のいずれかの制約、または、その組み合わせを用いてもよい。
A) シーケンス中で行動語wijの後方(または、前方)に出現する感性語:
B) シーケンス中で行動語wijの後方(または、前方)に出現する最近傍の行動語との間に出現する感性語:
C) 文書D中で行動語wijと同文、または同段落、または、同文書中に出現する:
なお、対応する感性語が存在しなかった行動語wijに関しては、dij=0とするか、中立の感性であることを示す値を付与するか(感性スコア導出部122の例においては"2")、適宜、対応する感性語が存在しなかったことを示す値を付与する。経験ベクトル生成部123により得られた文書ベクトルは、ベクトル記憶部40に記憶する。
以下、例を用いて第2の実施形態における経験ベクトル生成部123の動作を説明する。
いま、
「映画を見にいきました・・・チケットを購入・・・ラストシーンを見る・・・感動・・・。コーヒーを飲む・・・不味かった・・・。ドライブする・・・海を眺める・・・綺麗・・・」という文書から、
行動語集合W={映画を見る,チケットを購入,ラストシーンを見る,コーヒーを飲む,ドライブする,海を眺める}
と、
感性語集合E={感動,不味い,綺麗}
が得られたとする。また、感性スコア導出部122によって、感性語がポジティブな場合には"3"を、ネガティブな場合には"1"を、どちらでもない場合には、"2"を割り当てるとして、感性語「感動」と「綺麗」にはポジティブなことを示す"3"が、感性語「不味い」には、ネガティブなことを示す"1"が割り当てられたとする。さらに、ベクトル要素dijを決定する方法としては、上記の(1)を、制約としては上記の(A)の後方選択を採用したとする。
経験ベクトル生成部123は、文書内での出現位置が早い順で、行動語と感性語をマージした以下のようなシーケンスを生成する。
<映画を見る、チケットを購入、ラストシーンを見る、感動、コーヒーを飲む、不味い、ドライブする、海を眺める、綺麗>
次に、このシーケンスの要素を前方から辿っていき、要素が行動語の場合には、その行動語よりも後方に出現する最近傍の感情語を選択して、[行動語、感性語]のペアを生成する。
[映画を見る、感動]
[チケットを購入、感動]
[ラストシーンを見る、感動]
[コーヒーを飲む、不味い]
[ドライブする、綺麗]
[海を眺める、綺麗]
6つの行動語を、出現位置の順にw,w,…,wとし、対応する感性語の感性スコアをd,d,…,dとする。感性語「感動」と「綺麗」にはポジティブなことを示す"3"が、感性語「不味い」には、ネガティブなことを示す"1"が割り当てられていることから、経験ベクトル生成部123は以下のような文書ベクトルを生成する。
Figure 0005197491
また、この処理の流れを示すフローチャートを図7に示す。
経験ベクトル生成部123は、行動語と感情語をマージし、かつ、文書中の出現順序が早い順にソートしたシーケンス<s1,…,s>を読み込む(ステップ301)。一次変数iを初期化(i=1)する(ステップ302)。iがM以下であれば(ステップ303、Yes)、sが行動語であるかを判定し、行動語である場合(ステップ304、Yes)、sをメモリ(図示せず)内のキューQに追加し(ステップ305)、iを1増加させステップ303に移行する(ステップ306)。
一方、sが行動語でない場合は(ステップ304、No)、メモリ(図示せず)内のキューQが空であるかを判定し、空でない場合は(ステップ307、No)、キューQから行動語qを取り出して、[q,s]をメモリ(図示せず)内の配列Xの末尾に追加し、Qが空になるまで繰り返す(ステップ308)。Qが空になったら(ステップ307、Yes)、iを1増加させてステップ303に移行する。
また、i>Mとなった場合は(ステップ303,No)、メモリ(図示せず)内の配列Xを出力する(ステップ311)。
ステップ207) 検索質問入力部50は、ユーザから行動推薦を行う人の指定を受け付け、上記のステップ202〜206と同様の処理を行い、文書ベクトルBを生成し、検索質問記憶部60に格納する。
ステップ208〜210の処理は、第1の実施の形態における図4のステップ105〜107と同様の処理であるため、その説明を省略する。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。
図8は、本発明の第3の実施の形態における行動推薦装置の構成を示す。
本実施の形態は、前述の第1・第2の実施の形態における解析データ入力部10で入力として受け付けた解析データが、経験を行った場所と時間を一意に識別する情報が付与されていた場合にのみ動作する実施の形態である。
図8に示す本実施の形態における行動推薦装置の構成要素のうち、解析データ記憶部20、行動語抽出部31、ベクトル記憶部40、検索質問入力部50、検索質問記憶部60、類似度算出部70、類似度記憶部80、行動ランキング部90、ランキング結果記憶部100、出力部110は、第1の実施の形態と共通である。
本実施の形態では、図3に示す第1の実施の形態の構成に、新たに、解析データ入力部130と、実空間行動ベクトル生成部140が追加されている。以下、この要素について説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態における行動推薦装置の動作のフローチャートである。
ステップ401) 解析データ入力部130は、解析対象データを受け付け、解析データ記憶部20に格納する。解析データ入力部130は、例えば、キーボード、OCR、ペン入力、音声認識装置、GPSなどを搭載した端末等や、ネットワーク上に置かれたテキストファイルを読み込む手段等によって構成されている。また、当該解析データ入力部130は、マウス等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。解析対象データは、個人の経験が自然言語で記述され、さらに、それを記述した、または、そこに記述されている経験を実際に行った人物、時間、空間を一意に識別可能なデータが付与された形式である。例えば、時間情報としては日付が、空間情報としては緯度、経度等が付与される。
ステップ402) 行動語抽出部31は、解析データ記憶部20に格納された解析対象データから、行動語を抽出する。
ステップ403) 実空間行動ベクトル生成部140は、行動語抽出部31と解析データ入力部130で入力された時間、空間情報をもとに、解析データ記憶部20に格納された文書を、それぞれの行動語を次元とする文書ベクトルで表現する。実空間行動ベクトル生成部140が生成する文書ベクトルは、行動を起こした時間、もしくは空間、もしくは時空間が近い人(文書)ほど、似通うように生成する。いま、解析対象データをD,D,…,Dとし、これら文書全体を通して全部でm個の行動語w,w,…,wがあるとする。また、文書Dに付与された時間情報をt、場所情報をLとする。このとき、文書Dは次のような文書ベクトルで表現される。
Figure 0005197491
ここで、dijは行動語wの文書Dにおける重みである。dijは、行動を行った時間t、または、空間L、またはそれらを組み合わせた距離の近さを示すスコアである。近い時間、または近い空間、または近い時空間が近い値を持つようにスコアを付与する。例として、時間の近さに基づいて付与する場合を考える。2009年1月1日 00:00から2009年1月1日 24:00までの期間で、1〜5の値を付与する場合、「2009年1月1日 00:00」には"1"を、「2009年1月1日 12:00」には"3"を、「2009年1月1日 24:00」には"5"を割り当てる。時間tと空間Lは、文書Dに対して付与されたメタデータであるため、
i1i2=…dimとなるが、文書Dに行動語wが存在しない場合は、dij=0とする。実空間行動ベクトル生成部140により得られた文書ベクトルは、ベクトル記憶部40に格納する。
ステップ404) 検索質問入力部50は、ユーザから行動推薦を行う人の指定を受け付け、上記のステップ402,403と同様の処理を行い、検索質問記憶部60に格納する。
ステップ405〜407は、第1の実施の形態におけるステップ105〜107の処理と同様であるため、その説明を省略する。
なお、図3、図5、図8に示す行動推薦装置の構成要素の動作をプログラムとして構築し、行動推薦装置として利用されるコンピュータにインストールし、実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
また、構築されたプログラムをハードディスクや、フレキシブルディスク・CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し、コンピュータにインストールする、または、配布することが可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
10 解析データ入力手段、解析データ入力部
20 解析データ記憶手段、解析データ記憶部
30 行動特徴抽出部
31 行動語抽出手段、行動語抽出部
32 行動ベクトル生成手段、行動ベクトル生成部
45 ベクトル記憶部
50 検索質問入力手段、検索質問入力部
60 検索質問記憶部
70 類似度算出手段、類似度算出部
80 類似度記憶手段、類似度記憶部
90 行動ランキング手段、行動ランキング部
100 ランキング結果記憶手段、ランキング結果記憶部
110 出力部
120 経験特徴抽出部
121 感性語抽出部
122 感性スコア算出部
123 経験ベクトル生成部
130 解析データ記憶部
140 実空間行動ベクトル生成部

Claims (7)

  1. 文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する行動推薦装置であって、
    誰が記述したか、または、経験したかを、一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力手段と、
    前記文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または、該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力手段と、
    前記解析データ記憶手段に格納されている前記各文書Aと、前記検索質問入力手段で入力された前記文書Bから、人間の行動内容を示す行動語を抽出する行動語抽出手段と、
    前記各文書Aと前記文書Bを、前記行動語抽出手段で得られた前記行動語を次元とする文書ベクトルへと変換し、ベクトル記憶手段に格納することで、行動内容を、人間を特徴づける情報として用いる行動ベクトル生成手段と、
    前記ベクトル記憶手段に格納されている前記行動ベクトル生成手段によって得られた文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間類似度をもとに、前記文書Bと、前記解析データ入力手段で入力された前記各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納する類似度算出手段と、
    前記類似度記憶手段に格納されている前記文書間の類似度に基づいて、前記文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキング手段と、
    を備えることを特徴とする行動推薦装置。
  2. 文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する行動推薦装置であって、
    誰が記述したか、または、経験したかを、一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力手段と、
    前記文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または、該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力手段と、
    前記解析データ記憶手段に格納されている前記各文書Aと、検索質問入力手段で入力された前記文書Bから、人間の行動内容を示す行動語を抽出する行動語抽出手段と、
    前記各文書Aと前記文書Bから、行動に対する評価や感情を示す感性語を抽出する感性語抽出手段と、
    前記感性語抽出手段で得られた前記感性語に対して、該感性語の持つ意味が、逆の意味を持つ二つの概念を極性とする軸上のどこに位置するかを示す感性スコアを付与する感性スコア導出手段と、
    前記解析データ入力手段と前記検索質問入力手段で得られた文書Aと文書Bのそれぞれを、前記行動語抽出手段で得られた前記行動語と、前記感性スコア導出手段で得られたその行動に対する前記感性スコアとから、該行動語を次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動語に対する感性スコアとする文書ベクトルへと変換し、ベクトル記憶手段に格納することで、人間の行動内容と、その行動に対しての感性を、その人を特徴づける情報とする経験ベクトル生成手段と、
    前記ベクトル記憶手段に格納されている前記経験ベクトル生成手段によって得られた文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間の類似度に基づいて前記文書Bと前記各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納する類似度算出手段と、
    前記類似度記憶手段に格納されている前記文書間の類似度に基づいて、前記文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキング手段と、
    を備えることを特徴とする行動推薦装置。
  3. 文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する行動推薦装置であって、
    誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力手段と、
    誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された、前記文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力手段と、
    前記解析データ記憶手段に格納されている前記各文書Aと、検索質問入力手段で入力された前記文書Bから、人間の行動内容を示す行動語を抽出する行動語抽出手段と、
    前記各文書Aと前記文書Bを、前記行動語抽出手段で得られた行動語を次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動を行った時間、または、空間、または時空間が似通っているほど近い値を持つように付与した文書ベクトルへと変換し、ベクトル記憶手段に格納することで、人間の行動内容と、その行動を行った時間、または空間、または時空間を、人間を特徴づける情報として用いる実空間行動ベクトル生成手段と、
    前記ベクトル記憶手段に格納されている前記経験ベクトル生成手段によって得られた文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間の類似度に基づいて前記文書Bと前記各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納する類似度算出手段と、
    前記類似度記憶手段に格納されている前記文書間の類似度に基づいて、前記文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキング手段と、
    を備えることを特徴とした行動推薦装置。
  4. 文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する装置における行動推薦方法であって、
    誰が記述したか、または、経験したかを、一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力ステップと、
    前記解析データ記憶手段に格納されている前記各文書Aから人間の行動内容を示す行動語Aを抽出する第1の行動語抽出ステップと、
    前記各文書Aを、前記行動語Aを次元とする文書ベクトルAに変換し、ベクトル記憶手段に格納する第1の行動ベクトル生成ステップと、
    前記文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または、該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力ステップと、
    前記検索質問入力ステップで入力された前記文書Bから行動語Bを抽出する第2の行動語抽出ステップと、
    前記文書Bを、前記行動語Bを次元とする文書ベクトルBへと変換し、前記ベクトル記憶手段に格納する第2の行動ベクトル生成ステップと、
    前記ベクトル記憶手段に格納されている前記文書ベクトルAと前記文書ベクトルB間の文書ベクトル間類似度を求め、該文書ベクトル間類似度をもとに、前記文書Bと、前記各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納するベクトル間類似度算出ステップと、
    前記類似度記憶手段に格納されている前記文書間の類似度に基づいて、前記文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキングステップと、
    を行うことを特徴とする行動推薦方法。
  5. 文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する装置における行動推薦方法であって、
    誰が記述したか、または、経験したかを、一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力ステップと、
    前記解析データ記憶手段に格納されている前記各文書Aから人間の行動内容を示す行動語Aを抽出する第1の行動語抽出ステップと、
    前記各文書Aから、行動に対する評価や感情を示す感性語Aを抽出する第1の感性語抽出ステップと、
    前記感性語Aに対して、該感性語Aの持つ意味が、逆の意味を持つ二つの概念を極性とする軸上のどこに位置するかを示す感性スコアを付与する第1の感性スコア導出ステップと、
    前記各文書Aを、前記行動語Aと前記感性スコアAとから、該第1の行動語を次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動語Aに対する該感性スコアAとする文書ベクトルAに変換し、ベクトル記憶手段に格納する第1の経験ベクトル生成ステップと、
    前記文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または、特定の人に関する文書B、または、特定の集団に関する文書Bを入力するか、または、該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力ステップと、
    前記検索質問入力ステップで入力された前記文書Bから行動語Bを抽出する第2の行動語抽出ステップと、
    前記文書Bから、評価表現や感情表現を示す感性語Bを抽出する第2の感性語抽出ステップと、
    前記感性語Bに対して、該感性語Bの持つ意味が、逆の意味を持つ二つの概念を極性とする軸上のどこに位置するかを示す感性スコアを付与する第2の感性スコア導出ステップと、
    前記文書Bを、前記行動語Bと前記感性スコアBとから、該行動語Bを次元とし、それぞれの次元の要素を該当する行動語Bに対する該感性スコアBとする文書ベクトルBに変換し、ベクトル記憶手段に格納する第2の経験ベクトル生成ステップと、
    前記ベクトル記憶手段に格納されている文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間の類似度に基づいて前記文書Bと前記文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納するベクトル間類似度算出ステップと、
    前記類似度記憶手段に格納されている前記文書間の類似度に基づいて、前記文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキングステップと、
    を行うことを特徴とする行動推薦方法。
  6. 文書に記述された人間の経験の類似性をもとに行動を推薦する装置における行動推薦方法であって、
    誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された文書Aの集合を入力し、解析データ記憶手段に格納する解析データ入力ステップと、
    前記解析データ記憶手段に格納されている前記各文書Aから、人間の行動内容を示す行動語Aを抽出する第1の行動語抽出ステップと、
    前記各文書Aを、前記行動語Aを次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動を行った時間、または、空間、または時空間が似通っているほど近い値を持つように付与した文書ベクトルへAと変換し、ベクトル記憶手段に格納する第1の実空間行動ベクトル生成ステップと、
    誰が、いつ、どこで、記述したか、または、経験したかを一意に識別可能な情報が付与された、前記文書Aと同じ形式の、特定の文書B、または特定の人に関する文書B、または特定の集団に関する文書Bを入力するか、または該文書Aの集合の中から選択することで、行動推薦を行う対象を指定する検索質問入力ステップと、
    前記文書Bから、人間の行動内容を示す行動語Bを抽出する第2の行動語抽出ステップと、
    前記文書Bを、前記行動語Bを次元とし、それぞれの次元の要素を、該当する行動を行った時間、または、空間、または時空間が似通っているほど近い値を持つように付与した文書ベクトルへと変換し、前記ベクトル記憶手段に格納する第2の実空間行動ベクトル生成ステップと、
    前記ベクトル記憶手段に格納されている文書ベクトル間の類似度を求め、該文書ベクトル間の類似度に基づいて前記文書Bと前記各文書Aとの類似度を算出し、類似度記憶手段に格納するベクトル間類似度算出ステップと、
    前記類似度記憶手段に格納されている前記文書間の類似度に基づいて、前記文書Bと類似する文書、またはその集合を抽出し、該類似する文書、またはその集合で特徴的に出現することを示すスコアを行動語に対して付与し、ランキング結果記憶手段に格納する行動語ランキングステップと、
    を行うことを特徴とした行動推薦方法。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の行動推薦装置を構成する手段としてコンピュータを機能させるための行動推薦プログラム。
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