JP5195884B2 - Compressor driving method and compressor driving device - Google Patents
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Description
この発明は圧縮機駆動方法およびその装置に関し、さらに詳細にいえば、インバータによって同期モータを制御し、同期モータによって圧縮機を駆動する圧縮機駆動方法およびその装置に関する。 The present invention relates to a compressor driving method and apparatus, and more particularly, to a compressor driving method and apparatus for controlling a synchronous motor by an inverter and driving the compressor by the synchronous motor.
圧縮機は空気調和機をはじめとして各種の装置の駆動源として用いられている。 The compressor is used as a drive source for various devices including an air conditioner.
そして、圧縮機を駆動するための装置として、従来から、インバータによって同期モータを制御し、同期モータによって圧縮機を駆動するようにしているとともに、同期モータの回転子の回転位置(以下、ロータ位置と称する)を検出する位置検出部と、検出されたロータ位置を基準としてインバータを電圧制御するインバータ制御部とを含むとともに、モータ電流が過大になった場合にインバータなどのパワー素子を保護するOCP部を含むものが提案されている。 As a device for driving the compressor, a synchronous motor is conventionally controlled by an inverter and the compressor is driven by the synchronous motor, and the rotational position of the rotor of the synchronous motor (hereinafter referred to as the rotor position). OCP for protecting a power element such as an inverter when the motor current becomes excessive, and a position detection unit for detecting the position of the rotor, and an inverter control unit for controlling the voltage of the inverter based on the detected rotor position. Some have been proposed.
ここで、位置検出部としては、ホール素子などのセンサを用いるものであってもよいが、同期モータが圧縮機に組み込まれるような場合には、センサを用いない位置検出部、例えば、インバータによる通電角を120°に設定し、非通電期間においてモータ誘起電圧を検出することによってロータ位置を検出する位置検出部、または同期モータの固定子巻線の中性点電圧を検出することによってロータ位置を検出する位置検出部を採用することが好ましい。 Here, a sensor such as a Hall element may be used as the position detection unit. However, when a synchronous motor is incorporated in the compressor, a position detection unit that does not use a sensor, for example, an inverter. A position detector that detects the rotor position by detecting the motor-induced voltage during the non-energization period, or the rotor position by detecting the neutral point voltage of the stator winding of the synchronous motor. It is preferable to employ a position detection unit that detects.
上記の構成の圧縮機駆動装置を採用すれば、ロータ位置を基準としてインバータを制御して同期モータを運転し、圧縮機を駆動することができる。 If the compressor driving device having the above-described configuration is employed, the inverter can be controlled based on the rotor position to operate the synchronous motor and drive the compressor.
上記の圧縮機駆動装置を採用した場合には、負荷が過大になり、モータ電流が過大になった場合に、OCP部によってインバータなどのパワー素子保護(トリップ)が発生し、圧縮機が停止させられてしまう。 When the above compressor drive unit is used, when the load becomes excessive and the motor current becomes excessive, the OCP unit generates power element protection (trip) such as an inverter and stops the compressor. It will be.
そして、トリップが発生した場合には、確実な起動、圧縮機の保護などを考慮して数分間の待機時間の後に再起動を行うので、圧縮機の停止に伴う不都合が発生する。 When a trip occurs, restart is performed after a waiting time of several minutes in consideration of reliable start-up, compressor protection, and the like, so that inconvenience occurs due to the stop of the compressor.
例えば、圧縮機が空気調和機用圧縮機である場合には、圧縮機の停止期間において空気調和動作を行うことができないので、室温が目標温度から変動してしまい、不快感を与えることになってしまう。 For example, if the compressor is an air conditioner compressor, the air conditioning operation cannot be performed during the compressor stop period, so that the room temperature fluctuates from the target temperature, causing discomfort. End up.
また、空気調和機用圧縮機においては、通常の運転状態では冷媒ガスを圧縮する動作を行うのであるから、冷媒ガスの圧縮により想定されている最大負荷以下の負荷状態での運転が行われるだけであり、トリップは発生しないものと思われる。しかし、実際には、冷媒を液の状態で吸入する場合があり、この場合には液圧縮を行うことになるので、負荷が過大になってしまい、トリップを発生させてしまう。この結果、上記の不都合が発生してしまう。 Moreover, in the compressor for an air conditioner, since the refrigerant gas is compressed in a normal operation state, the operation is performed only under a load state less than the maximum load assumed by the compression of the refrigerant gas. Therefore, trips are not expected to occur. However, in actuality, the refrigerant may be sucked in a liquid state. In this case, liquid compression is performed, so that the load becomes excessive and a trip occurs. As a result, the above inconvenience occurs.
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、負荷が過大になった場合であってもトリップの発生を確実に防止することができる圧縮機駆動方法およびその装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and provides a compressor driving method and apparatus capable of reliably preventing the occurrence of a trip even when the load becomes excessive. It is aimed.
請求項1の圧縮機駆動方法は、インバータ(6)によって同期モータ(7)を制御し、同期モータ(7)によって圧縮機(8)を駆動する圧縮機駆動方法において、負荷が過大になった場合にもモータ電流が所定の範囲を越えないようにインバータ(6)を制御し、モータ電流が所定の範囲を規定する上限値に近づき、もしくは等しくなったことに応答して、電流位相を最大トルクを発生できる位相に近づけるものである。
In the compressor driving method according to
請求項2の圧縮機駆動装置は、インバータ(6)によって同期モータ(7)を制御し、同期モータ(7)によって圧縮機(8)を駆動する圧縮機駆動装置において、負荷が過大になった場合にもモータ電流が所定の範囲を越えないようにインバータ(6)を制御するインバータ制御手段(3)(4)(10)(11)(12)を含み、前記インバータ制御手段(2)(12)は、モータ電流が所定の範囲を規定する上限値に近づき、もしくは等しくなったことに応答して、電流位相を最大トルクを発生できる位相に近づけるものである。
In the compressor driving device according to
請求項1の圧縮機駆動方法であれば、モータ電流が所定の範囲を規定する上限値に近づき、もしくは等しくなったことに応答して、電流位相を最大トルクを発生できる位相に近づけるのであるから、モータトルクを最大限利用することができる。
According to the compressor driving method of
請求項2の圧縮機駆動装置であれば、前記インバータ制御手段として、モータ電流が所定の範囲を規定する上限値に近づき、もしくは等しくなったことに応答して、電流位相を最大トルクを発生できる位相に近づけるものを採用するのであるから、モータトルクを最大限利用することができる。
According to the compressor driving device of
以下、添付図面を参照して、この発明の圧縮機駆動方法およびその装置の実施の態様を詳細に説明する。 Embodiments of a compressor driving method and apparatus according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
図1はこの発明の圧縮機駆動装置の一実施態様の要部を示すブロック図である。 FIG. 1 is a block diagram showing a main part of one embodiment of a compressor driving apparatus of the present invention.
この圧縮機駆動装置は、外部から与えられる速度指令と実速度との差に基づいてPI制御を行ってトルク指令を出力する速度指令部1と、外部から与えられる位相指令およびトルク指令を入力として電流指令を生成する電流指令生成器2と、電流指令を予め設定した電流上限値と比較して、電流指令が電流上限値を越える場合に、電流位相を保持したまま電流指令の大きさを電流上限値で制限する電流リミッタ3と、電流リミッタ3からの電流指令と実電流との差に基づいてPI演算を行って電圧指令を出力する電流制御部4と、電圧指令を入力として、ロータ位置(同期モータの回転子の回転位置)に基づいてd−q→3相変換を行って3相電圧指令を出力するd−q→3相変換部5と、三相電圧指令に基づいて3相交流電圧を生成し、同期モータ7に印加するインバータ6と、同期モータ7により駆動される圧縮機8と、3相電圧指令を入力として、ロータ位置に基づいて、デッドタイム補償などを行って、実電圧を検出する電圧検出部6aと、モータ電流を入力として、ロータ位置に基づいて実電流を検出する電流検出部7aと、実電圧および実電流を入力としてロータ位置(θ)および速度(ω)を検出する位置検出部9と、電流リミッタ3からの電流オーバー値に対して定数K1を乗算する定数K1部10と、外部から与えられる速度指令から定数K1部10の出力を減算して補正後の速度指令を得る減算部11とを有している。
This compressor drive device receives a
また、電流指令が電流上限値を越えることを条件として電流リミッタ3からI項制限指令を速度制御部1に供給して、速度制御部1の内部状態を電流指令が電流上限値を越える前の状態に保持することが好ましく(図1中の破線参照)、速度制御部1にPI演算が発散することを防止することができる。なお、この構成は定数k部10および減算部11に代えて採用すればよいが、両者を併用してもよい。
Also, on condition that the current command exceeds the current upper limit value, an I term limit command is supplied from the
上記の圧縮機駆動装置の作用は次のとおりである。 The operation of the above compressor drive device is as follows.
外部から与えられる速度指令と実速度との差に基づいて速度制御部1によりPI演算を行ってトルク指令を生成し、トルク指令および外部から与えられる位相指令に基づいて電流指令生成器2により電流指令を生成する。
Based on the difference between the speed command given from the outside and the actual speed, the
そして、この電流指令が電流上限値を越える場合にのみ電流リミッタ3によって電流指令を制限する。
The current command is limited by the
次いで、電流指令と実電流との差に基づいて電流制御部4によってPI制御を行って電圧指令を生成し、d−q→3相変換部5によって3相電圧指令に変換してインバータ6に供給し、3相交流電圧を同期モータ7に印加して同期モータ7を駆動し、同期モータ7によって圧縮機8を駆動する。
Next, based on the difference between the current command and the actual current, PI control is performed by the current control unit 4 to generate a voltage command, which is converted into a three-phase voltage command by the dq → three-phase conversion unit 5 and converted to the
また、以上の動作を行っている間に、電圧検出部6aによって実電圧を検出し、電流検出部7aによって実電流を検出し、検出された実電圧および実電流に基づいて位置検出部9によってロータ位置(θ)および速度(ω)を検出(推定)することができるので、検出されたロータ位置(θ)に基づいて同期モータ7への印加電圧を制御し、速度指令に追従すべく同期モータ7を駆動し、ひいては圧縮機8を駆動することができる。
Further, during the above operation, the actual voltage is detected by the voltage detector 6a, the actual current is detected by the current detector 7a, and the position detector 9 based on the detected actual voltage and actual current. Since the rotor position (θ) and the speed (ω) can be detected (estimated), the voltage applied to the
上記の作用を行う場合において、液圧縮などに起因して負荷が過大になった場合には、実速度の低下に伴って、速度制御部1がトルク指令を増加させるとモータ電流(実電流)が増加する。
In the case where the above action is performed, when the load becomes excessive due to liquid compression or the like, the motor current (actual current) is increased when the
このようにしてモータ電流が増加し、電流上限値に達すると電流リミッタ3が電流上限値を越えないように電流指令を制限するので、電流制御部4に供給される電流指令が電流上限値を越えることを防止する。そして、このように制限された電流指令に基づいて電流制御部4により電圧指令を生成してインバータ6を制御することにより、モータ電流が過大になることを防止することができる。
When the motor current increases in this way and reaches the current upper limit value, the current command is limited so that the
すなわち、負荷が過大になった場合にも、モータ電流が所定の範囲を越えないように同期モータ7を制御し、ひいては圧縮機8を駆動することができる。換言すれば、パワーデバイス保護(トリップ)に起因する圧縮機の停止、待機時間などをなくすることができ、圧縮機が空気調和機用圧縮機である場合には、圧縮機の停止に起因する快適性の低下を未然に防止することができる。
That is, even when the load becomes excessive, the
さらに、モータ電流の最大値を削減することができるので、インバータ6の容量削減、同期モータ7の最大電流値削減が可能となり、同期モータ・インバータのコストダウンを達成することができる。
Furthermore, since the maximum value of the motor current can be reduced, the capacity of the
次いで、図1の圧縮機駆動装置により圧縮機を駆動し液圧縮を行った場合、および従来の圧縮機駆動装置により圧縮機を駆動し液圧縮を行った場合を説明する。 Next, a case where the compressor is driven by the compressor driving device of FIG. 1 to perform liquid compression, and a case where the compressor is driven by the conventional compressor driving device to perform liquid compression will be described.
図1の圧縮機駆動装置により圧縮機を駆動した場合の速度および相電流は、それぞれ図2中(A)(B)に示すとおりであり、同一の条件で従来の圧縮機駆動装置により圧縮機を駆動した場合の速度および相電流は、それぞれ図3中(A)(B)に示すとおりであった。 The speed and phase current when the compressor is driven by the compressor driving device of FIG. 1 are as shown in FIGS. 2A and 2B, respectively, and the compressor is driven by the conventional compressor driving device under the same conditions. The speed and phase current when driving were as shown in FIGS. 3A and 3B, respectively.
そして、図1の圧縮機駆動装置ではモータ電流のピーク値が39.6A、最大速度垂下が−40.6rpsであった。これに対して、従来の圧縮機駆動装置では、モータ電流のピーク値が53.6A、最大速度垂下が−33.1rpsであった。 In the compressor driving apparatus of FIG. 1, the peak value of the motor current was 39.6 A, and the maximum speed droop was −40.6 rps. On the other hand, in the conventional compressor driving device, the peak value of the motor current was 53.6 A, and the maximum speed droop was −33.1 rps.
したがって、図1の圧縮機駆動装置を採用することにより、モータ電流のピーク値を大幅に低減することができ、インバータ6のIGBTなどの電流容量を大幅に低減することができる。
Therefore, by adopting the compressor driving device of FIG. 1, the peak value of the motor current can be greatly reduced, and the current capacity of the
また、図1の圧縮機駆動装置において最大速度垂下が大きくなっているのは、モータ電流を制限して過剰なトルクがかかることを制限しているためである。この場合には、モータトルクを制限することになるので、圧縮機メカの保護を達成することができる。 Moreover, the reason why the maximum speed drooping in the compressor driving device of FIG. 1 is large is that the motor current is limited to limit application of excessive torque. In this case, since the motor torque is limited, it is possible to achieve protection of the compressor mechanism.
図4はこの発明の圧縮機駆動装置の他の実施態様の要部を示すブロック図である。 FIG. 4 is a block diagram showing a main part of another embodiment of the compressor driving apparatus of the present invention.
この圧縮機駆動装置が図1の圧縮機駆動装置と異なる点は、電流リミッタ3に代えて、電流指令を入力として速度垂下指令を出力し、減算部11に供給する指令電流検出器12を設けた点のみである。
The compressor driving device is different from the compressor driving device of FIG. 1 in that a command
前記指令電流検出器12は、例えば図5に示す速度垂下量−指令電流特性が予め設定されたものであり、指令電流を入力として対応する速度垂下量を出力することができる。
The command
この構成の圧縮機駆動装置を採用した場合には、電流指令が電流上限値に比して十分に小さい場合に、電流指令が制限されない場合における図1の圧縮機駆動装置と同様の作用を行って圧縮機を駆動することができる。 When the compressor driving device of this configuration is adopted, when the current command is sufficiently smaller than the current upper limit value, the same operation as the compressor driving device of FIG. 1 when the current command is not limited is performed. The compressor can be driven.
そして、電流指令が電流上限値に近づくと、指令電流検出器12から対応する速度垂下量を出力し、減算部11によって速度指令を減少させる(垂下させる)ことができる。
When the current command approaches the current upper limit value, a corresponding speed droop amount is output from the command
この結果、モータ電流の最大値を削減することができ、インバータ6の容量削減、同期モータ7の最大電流値削減が可能となり、同期モータ・インバータのコストダウンを達成することができる。
As a result, the maximum value of the motor current can be reduced, the capacity of the
また、この圧縮機駆動装置においては、電流上限値の近くで徐々に速度垂下を行うことができるので、図1の圧縮機駆動装置のような急激な電流指令制限処理がなくなり、制御を安定化することができる。 Further, in this compressor driving device, the speed drooping can be performed gradually near the current upper limit value, so that the abrupt current command limiting process as in the compressor driving device of FIG. 1 is eliminated, and the control is stabilized. can do.
図6はこの発明の圧縮機駆動装置のさらに他の実施態様の要部を示すブロック図である。 FIG. 6 is a block diagram showing a main part of still another embodiment of the compressor driving apparatus of the present invention.
この圧縮機駆動装置が図1の圧縮機駆動装置と異なる点は、電流指令を入力として速度垂下指令を出力し、減算部11に供給する指令電流検出器12をさらに設けた点のみである。
The compressor driving device is different from the compressor driving device of FIG. 1 only in that a command
前記指令電流検出器12は、例えば図5に示す速度垂下量−指令電流特性が予め設定されたものであり、指令電流を入力として対応する速度垂下量を出力することができる。
The command
この構成の圧縮機駆動装置を採用した場合には、電流指令が徐々に増加する場合には図4と同様の作用を行い、電流指令が電流上限値に近づくと、指令電流検出器12から対応する速度垂下量を出力し、減算部11によって速度指令を減少させる(垂下させる)ことができる。
When the compressor driving device having this configuration is adopted, when the current command gradually increases, the same action as in FIG. 4 is performed, and when the current command approaches the current upper limit value, the command
ただし、急速に電流指令値が電流上限値を越えるような急激な速度変動が発生した場合には、図4の圧縮機駆動装置では、十分なモータ電流削減を達成することができなくなる可能性がある。 However, if a sudden speed fluctuation occurs so that the current command value rapidly exceeds the current upper limit value, the compressor driving device of FIG. 4 may not be able to achieve a sufficient motor current reduction. is there.
しかし、この実施態様においては、電流リミッタ3も設けられているので、このような急激な速度変化が発生した場合であっても、電流リミッタ3によって電流指令が電流上限値を越えないように制限することができ、十分なモータ電流削減を達成することができる。
However, in this embodiment, since the
図7はこの発明の圧縮機駆動装置のさらに他の実施態様の要部を示すブロック図である。 FIG. 7 is a block diagram showing a main part of still another embodiment of the compressor driving apparatus of the present invention.
この圧縮機駆動装置が図6の圧縮機駆動装置と異なる点は、指令電流検出器12として、例えば図5に示す速度垂下量−指令電流特性が予め設定され、指令電流の振幅を入力として対応する速度垂下量を出力するとともに、指令電流の位相(指令位相)を入力として[指令位相×{1−(速度垂下指令)/(電流上限値における速度垂下指令)}+最大トルク電流位相×{(速度垂下指令)/(電流上限値における速度垂下指令)}]/2の演算を行って電流位相を算出し、電流指令生成器2に供給するものを採用した点のみである。
The compressor driving device is different from the compressor driving device of FIG. 6 in that the command
なお、電流上限値は、電流上限値において速度垂下量が所定値になるように設定されている。 The current upper limit value is set so that the speed drooping amount becomes a predetermined value at the current upper limit value.
この構成の圧縮機駆動装置を採用した場合には、図6の圧縮機駆動装置の作用に加え、指令電流検出器12からの電流位相を電流指令生成器2に供給して、電流位相を最大トルクを発生できる位相に近づけることができる。この結果、モータトルクを最大限利用することができる。
When the compressor driving device having this configuration is adopted, in addition to the operation of the compressor driving device of FIG. 6, the current phase from the command
例えば、回転子の内部に永久磁石を装着してなる永久磁石モータのトルク−電流位相特性は図8に示すように与えられるので、最大電流における最大トルク電流位相を記憶しておき、上式に基づいて電流位相を算出することによって、電流位相を最大トルクを発生できる位相に近づけることができ、モータトルクを最大限利用することができる。 For example, since the torque-current phase characteristic of a permanent magnet motor having a permanent magnet mounted inside the rotor is given as shown in FIG. 8, the maximum torque current phase at the maximum current is stored, and By calculating the current phase based on this, the current phase can be brought close to a phase capable of generating the maximum torque, and the motor torque can be utilized to the maximum extent.
2 電流指令生成器
3 電流リミッタ
4 電流制御部
6 インバータ
7 同期モータ
8 圧縮機
10 定数K1部
11 減算部
12 指令電流検出器
2
Claims (2)
負荷が過大になった場合にもモータ電流が所定の範囲を越えないようにインバータ(6)を制御し、
モータ電流が所定の範囲を規定する上限値に近づき、もしくは等しくなったことに応答して、電流位相を最大トルクを発生できる位相に近づける、圧縮機駆動方法。 In the compressor driving method of controlling the synchronous motor (7) by the inverter (6) and driving the compressor (8) by the synchronous motor (7),
The inverter (6) is controlled so that the motor current does not exceed the predetermined range even when the load becomes excessive,
A compressor driving method in which a current phase is brought close to a phase capable of generating a maximum torque in response to a motor current approaching or becoming equal to an upper limit value that defines a predetermined range.
負荷が過大になった場合にもモータ電流が所定の範囲を越えないようにインバータ(6)を制御するインバータ制御手段(3)(4)(10)(11)(12)を含み、
前記インバータ制御手段(2)(12)は、モータ電流が所定の範囲を規定する上限値に近づき、もしくは等しくなったことに応答して、電流位相を最大トルクを発生できる位相に近づけるものである、圧縮機駆動装置。 In the compressor driving device that controls the synchronous motor (7) by the inverter (6) and drives the compressor (8) by the synchronous motor (7),
Including inverter control means (3) (4) (10) (11) (12) for controlling the inverter (6) so that the motor current does not exceed a predetermined range even when the load becomes excessive,
The inverter control means (2) (12) is adapted to bring the current phase closer to the phase capable of generating the maximum torque in response to the motor current approaching or becoming equal to the upper limit value defining the predetermined range. , Compressor drive.
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