JP5195581B2 - スケジューリング方法、スケジューラ装置、スケジューリング用プログラムおよびプログラム記録媒体 - Google Patents
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本発明の目的は、前述のような問題点を解消し、伝搬条件の悪い無線局にもスケジューリングの機会を与えながら、無線リソースが無駄に使われることがないスケジューリング方法、スケジューラ装置、スケジューリング用プログラムおよびプログラム記録媒体を提供することにある。
(4)基地局と複数の無線局それぞれとの間のデータ伝送として達成が期待できる伝送レートの期待値を参照にしてスケジューリングするスケジューラ装置であって、前記データ伝送を行う伝送モードのうち、所要受信品質が最も低い最低伝送モードよりも伝搬条件が悪い無線局については、前記最低伝送モードで決まる伝送レートよりも細かいステップで伝送レートの期待値を算出し、算出した該伝送レートの期待値に基づいてスケジューリングを行うするスケジューラ装置。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、伝送モードのうち、所要受信品質が最も低い最低伝送モード(最低の変調・コーディング方式MCS)よりも伝搬条件が悪い無線局について、無線信号の受信品質に応じて、最低伝送モードで決まる伝送レートの期待値よりもさらに細かいステップで伝送レートの期待値を計算し、計算した伝送レートの期待値に応じてスケジューリングを行い、当該無線局に対してもスケジューリングの機会を与えることを特徴としている。
次に、本発明の実施形態の構成の一例について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係るスケジューラ装置のブロック構成の一例を示すブロック構成図であり、無線局から基地局へ向かう上りリンクのスケジューリングを行う場合を例にとって基地局側に配置するスケジューラ装置の構成例を示している。図1に示すスケジューラ装置60は、各無線局の受信品質に基づいて瞬時伝送レートを算出する瞬時伝送レート算出器61と、算出した瞬時伝送レートに基づいて割り当て指標を算出する割り当て指標算出器62とをスケジューリングの対象となる無線局ごとに対応して配置するとともに、各無線局ごとに算出された割り当て指標に基づいて、各無線局のスケジューリングを行うスケジューリング結果を出力する判定器63を備えている。
次に、図1に示すスケジューラ装置60の動作の一例について説明する。スケジューラ装置60は、前述のように、各無線局の受信品質情報を入力として、瞬時伝送レート算出器61にて瞬時伝送レートを計算する。割り当て指標算出器62では、瞬時伝送レート算出器61で計算した瞬時伝送レートを用いて、過去のスケジューリング結果も参照し、例えば前述した式(1)により割り当て指標を計算する。判定器63では、各無線局に対応する割り当て指標算出器62それぞれが出力する割り当て指標を基に、無線局のスケジューリングを行う。判定器63の判定結果が、スケジューラ装置60によるスケジューリング結果として、スケジューラ装置60から出力される。
図2に示すフローチャートのステップS12において算出する瞬時伝送レートとしては、例えば、次の数式(式)(2)を用いても良い。
以上に詳細に説明したように、本発明に係る実施形態によれば、伝搬条件の悪い無線局についても、スケジューリングの機会を与えながら、かつ、無線リソースが無駄に使われることがないスケジューリングを行うことができる。その理由は、所要受信品質が最低の変調・コーディング方式MCSである最低伝送モードMCS1よりも受信品質が悪い領域においては、無線信号の受信品質と最低伝送モードにおける誤り率特性とに応じて伝送レートの期待値(瞬時伝送レート)を細かいステップで計算することによって、受信品質が悪い領域に該当する無線局に対しても、受信品質に応じて、スケジューリングするようにしているからである。
(2)前記最低伝送モードより伝搬条件が悪い無線局について算出する前記伝送レートの期待値を、無線信号の受信品質と前記最低伝送モードの誤り率特性とに基づいて計算する上記(1)のスケジューリング方法。
(3)前記最低伝送モードより伝搬条件が悪い無線局について算出する前記伝送レートの期待値を、前記最低伝送モードの誤り率特性を複数の領域に分割した領域それぞれに対応付けて計算する上記(2)のスケジューリング方法。
(5)前記最低伝送モードより伝搬条件が悪い無線局について算出する前記伝送レートの期待値を、無線信号の受信品質と前記最低伝送モードの誤り率特性とに基づいて計算する上記(4)のスケジューラ装置。
(6)前記最低伝送モードより伝搬条件が悪い無線局について算出する前記伝送レートの期待値を、前記最低伝送モードの誤り率特性を複数の領域に分割した領域それぞれに対応付けて計算する上記(5)のスケジューラ装置。
(7)基地局と複数の無線局それぞれとの間のデータ伝送として達成が期待できる伝送レートの期待値を参照にしてスケジューリングするスケジューラ装置であって、各無線局からの信号の受信品質に基づいて前記伝送レートの期待値を算出する瞬時伝送レート算出手段と、該瞬時伝送レート算出手段が算出した前記伝送レートの期待値に基づいて各無線局のスケジューリングの割り当て指標を計算する割り当て指標算出手段と、該割り当て指標算出手段が計算した各無線局のスケジューリングの前記割り当て指標に基づいて無線局のスケジューリングを判定する判定手段とから構成され、前記瞬時伝送レート算出手段は、所要受信品質が最も低い最低伝送モードよりも伝搬条件が悪い無線局については、前記最低伝送モードで決まる伝送レートよりも細かいステップで伝送レートの期待値を算出するスケジューラ装置。
(8)上記(1)ないし(3)のいずれかのスケジューリング方法をコンピュータによって実行可能なプログラムとして実施しているスケジューリング用プログラム。
(9)上記(8)のスケジューリング用プログラムをコンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録しているプログラム記録媒体。
11 基地局受信アンテナ
12 基地局送信アンテナ
13 受信器
14 スケジューラ装置
15 送信器
20,30,40 無線局
21 無線局送信アンテナ
22 無線局受信アンテナ
23 送信器
24 受信器
60 スケジューラ装置
61 瞬時伝送レート算出器
62 割り当て指標算出器
63 判定器
Claims (9)
- 基地局と複数の無線局それぞれとの間のデータ伝送として達成が期待できる伝送レートの期待値を参照にしてスケジューリングするスケジューリング方法であって、前記データ伝送を行う伝送モードのうち、所要受信品質が最も低い最低伝送モードよりも伝搬条件が悪い無線局については、前記最低伝送モードで決まる伝送レートよりも細かいステップで伝送レートの期待値を算出し、算出した該伝送レートの期待値に基づいてスケジューリングを行うことを特徴とするスケジューリング方法。
- 前記最低伝送モードより伝搬条件が悪い無線局について算出する前記伝送レートの期待値を、無線信号の受信品質と前記最低伝送モードの誤り率特性とに基づいて計算することを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方法。
- 前記最低伝送モードより伝搬条件が悪い無線局について算出する前記伝送レートの期待値を、前記最低伝送モードの誤り率特性を複数の領域に分割した領域それぞれに対応付けて計算することを特徴とする請求項2に記載のスケジューリング方法。
- 基地局と複数の無線局それぞれとの間のデータ伝送として達成が期待できる伝送レートの期待値を参照にしてスケジューリングするスケジューラ装置であって、前記データ伝送を行う伝送モードのうち、所要受信品質が最も低い最低伝送モードよりも伝搬条件が悪い無線局については、前記最低伝送モードで決まる伝送レートよりも細かいステップで伝送レートの期待値を算出し、算出した該伝送レートの期待値に基づいてスケジューリングを行うことを特徴とするスケジューラ装置。
- 前記最低伝送モードより伝搬条件が悪い無線局について算出する前記伝送レートの期待値を、無線信号の受信品質と前記最低伝送モードの誤り率特性とに基づいて計算することを特徴とする請求項4に記載のスケジューラ装置。
- 前記最低伝送モードより伝搬条件が悪い無線局について算出する前記伝送レートの期待値を、前記最低伝送モードの誤り率特性を複数の領域に分割した領域それぞれに対応付けて計算することを特徴とする請求項5に記載のスケジューラ装置。
- 基地局と複数の無線局それぞれとの間のデータ伝送として達成が期待できる伝送レートの期待値を参照にしてスケジューリングするスケジューラ装置であって、各無線局からの信号の受信品質に基づいて前記伝送レートの期待値を算出する瞬時伝送レート算出手段と、該瞬時伝送レート算出手段が算出した前記伝送レートの期待値に基づいて各無線局のスケジューリングの割り当て指標を計算する割り当て指標算出手段と、該割り当て指標算出手段が計算した各無線局のスケジューリングの前記割り当て指標に基づいて無線局のスケジューリングを判定する判定手段とから構成され、前記瞬時伝送レート算出手段は、所要受信品質が最も低い最低伝送モードよりも伝搬条件が悪い無線局については、前記最低伝送モードで決まる伝送レートよりも細かいステップで伝送レートの期待値を算出することを特徴とするスケジューラ装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載のスケジューリング方法をコンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とするスケジューリング用プログラム。
- 請求項8に記載のスケジューリング用プログラムをコンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。
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