JP5185631B2 - マルチメディア会議方法および信号 - Google Patents

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Description

本発明は、電話会議に関し、より詳細には、使用する計算およびネットワーク資源を最小限にしながら、多数の音声エンドポイント例えば電話と共に会議を行うための方法に関する。
従来、電話通信は、電話間の2当事者の通話をモデルとしている。すなわち、電話通信は、2つの同等の電話の間に確立され、それぞれが、互いの電話の間の音声信号の送信器と受話器の両方の役割をする。電話間の接続を確立および管理する呼制御システムは、各電話内にローカルに具現されても、何らかのネットワークを介して電話と通信することができる遠隔資源に具現されてもよい。しかし、最終的には、1または複数の参加者と共に「会議」をする、または多者間通話を確立することが可能になる。
電話会議システムを、制御プレーンおよびメディア・プレーンとしばしば称される2つのモジュールから成るものとしてモデル化することは有用である。制御プレーンは、電話会議中に発生する制御信号伝達を取り扱う。メディア・プレーンは、電話会議中の電話会議参加者の間のメディア(オーディオ、ビデオ、および/またはテキスト)の配信を取り扱う。電話会議は、同時に活動状態になることがあるメディアの複数のソースからなるため、複数のソースからのメディアが、一緒に「混合」される、または、メディア・タイプに適切な何らかの方法で組み合わされることがある。混合モデルは、しばしばメディア・プレーンの一部と見なされ、混合を行う1つまたは複数の資源は、メディア・プレーンの設計および制御プレーンの動作に、しばしば影響する。
両方のプレーンのモデルまたはアーキテクチャは、今日まで、3つの異なるパラダイムに準じている。第1のパラダイムによれば、電話会議の各参加者の間に別個の直接的通信リンクが確立される。これらの各リンクは、同時に進行することが可能とされ、例えば、ある通話について4人のメンバーが存在する場合、各メンバーは、他の3人の参加者に直接接続されるようになされる。こうしたアーキテクチャは、しばしば「フルメッシュ」と呼ばれる。フルメッシュでは、各参加者は、制御信号および/またはメディアを他のすべての参加者に同時に送信する。この設計は、実装が単純で直接的であるが、計算および伝送資源の利用という点から、特にメディア・プレーンにおいて非効率的であり、フルメッシュ・アキテクチャは、少数の参加者、例えば5人以下の参加者からなる会議に適切であるが、参加者数が増大するに従って実用的でなくなる。
もう1つのアーキテクチャは、「スター」であり、会議の各参加者は、共用の「集中」会議サーバと通信する。したがって、複数の通信リンクが、「スポークと車輪」の関係で確立される。各参加者が中央サーバへの単一の接続を有する。制御プレーンでは、サーバが、会議を運営するために必要な制御信号を管理する。通常、各参加者は、サーバのみと制御信号を送受信する。つまり、参加者は、他の参加者に制御信号を直接送ることがない。メディア・プレーンでは、サーバが、会議用のミキサとして機能し、したがって、各参加者は、ローカルに供給されたメディアをサーバに送る。サーバは、すべての参加者(すなわち個々の電話)からのメディアを受け取り、すべてのこれらの個々の電話の通話の結果を一緒に混合し、混合された信号を各参加者に送信する。各参加者は、混合された信号を受け取り、そして、人間のユーザに完全な会議の体験を与えるためにローカルでプレイアウトすることができる。スター・アキテクチャは、効果的であり無理なくスケール変更されるが、中央サーバを確保し何らかの組織によってホストして(多くの場合料金を徴収して)参加者に利用可能にする必要がある。メディア・プレーンでは、中央サーバにおける混合および資源の使用が、通話中の参加者の数とともに増大し、したがって、多数の参加者にサービスする能力のある中央サーバが高価となる可能性があり、加えて、ホストする組織が、すべての参加者に流れるメディアを送受信するために十分なネットワーク帯域幅が利用可能になる(すなわち、参加者が十分なネットワーク伝送サービスを購入する)ことを保証する必要がある。
第3のアーキテクチャは、ツリーであり、参加者間の接続が、ツリー・グラフ、すなわち循環を含まないグラフを形成する。スターは、ツリーの特殊な事例であることに留意されたい。ツリーでは、各参加者は、1つまたは複数の他の参加者に接続することができ、いくつかの参加者から制御信号およびメディアを受け取り、他のいくつかの参加者に制御信号およびメディアを送ることを担当する。実際には、ツリーは、IPマルチキャストを用いて、またはいわゆる「アプリケーション・レベル」マルチキャストを用いて論理的に実装することができる。ツリー・アキテクチャは、効果的であり、多くの参加者に対する良好なスケーリング特性を有する。しかし、ツリー・アキテクチャは、すべての参加者が、複雑になりうるマルチキャスト制御論理を有することを必要とし、また、すべての参加者が、複数のメディア・フローを混合することができ、したがって混合した論理を含む必要がある。さらに、IPマルチキャストは、基礎となるIPベースのネットワーク・ルータがIPマルチキャストをサポートする必要があるが、実際には、多くのサービス・プロバイダが、そのネットワークにおいてIPマルチキャストのサポートを提供せず(または無効にし)、したがって、IPマルチキャストは、広域ネットワークつまりWANにおいて通常は利用できない。
所与の会議システムについて、制御プレーンおよびメディア・プレーンのアーキテクチャは、必ずしも一致しないことに留意されたい。例えば、いわゆる「ピアツーピア」会議システムの実用設計では、制御プレーンに対しフルメッシュ・アキテクチャを使用し、メディア・プレーンに対しツリーを使用することがあり、例えば、それによりマルチキャストを使用してメディアを配信することができる。
したがって、従来の会議システムは、種々の形態において高価または非実用的であり、したがって、特に音声およびビデオなどのリアルタイム・メディア・アプリケーションの場合、会議の実施および利用可能性が限定される。リアルタイム通信ソリューションが、2当事者の通話に関して、より偏在的で可動的かつ個人的になるのに従って、廉価で利用可能かつスケーラブルな会議の必要性が高まっている。マルチメディア会議に関する要求を満たすために、特にメディア・プレーンにおいて新しいモデルおよびアーキテクチャが必要とされる。
簡潔に述べると、本発明は、資源の使用を最小限にし、スケールを変更し、かつ、既存の広く利用可能な技術、プロトコル、およびネットワーク構成に基づくため容易に利用可能である、電話会議を提供するためのシステムに関する。さらに、本発明は、モデルを混合する柔軟性を向上させ、より豊かな会議体験を可能にし、改良されローカルで制御可能な体験品質を人間のユーザに提供する。
本発明によれば、本発明の方法は、各参加者が他の参加者のうちの2人だけ即ち「先行」参加者および「後続」参加者に順次接続される、電話会議参加者の「リング」ネットワークを、メディア・プレーンにおいて確立することを実現する。また、制御プレーンは、リング・アーキテクチャを使用しても上述の任意のアーキテクチャを使用してもよい。以下の説明では、制御プレーン・アーキテクチャが、中央ノードが制御システム・サーバの位置にあるスター型であると想定する。本発明によれば、各参加者は、所与のローカル時間間隔中に参加者の位置で生成された音(および/または、ビデオおよび/またはテキスト)から取得されたサンプルを有する。このサンプルは、単一のパケットとしてリングに沿って送られ、同様のローカル時間間隔中に取得されたそれ自体のサンプルを有する後続の参加者に伝達される。受信側参加者は、対応する時間間隔中にリングにおいて先行の参加者から取得されたサンプルに対応するオーディオおよび/またはビデオ出力を可能にする。ミキシング技術が、受信側参加者の位置でこれらのサンプルの混合を可能にする。実質的に信号パケットが継続的にリングを通過するため、参加者が受信したパケットは、その参加者がパケットをより早い時間において以前に受信したときに挿入した古いサンプルを含む。受信側参加者は、その古いサンプルを今しがた受け取ったパケットから除去し、ペイロード内容(他の参加者によって挿入されたサンプル)を、ローカルのプレイアウト用に処理するためにローカル・メモリにコピーし、他の参加者によって信号パケット内に収納されたサンプルに上書きすることなく、新しいサンプルを信号パケットのペイロード内に挿入する。次いで、受信側参加者は、次の後続参加者に結合信号を送り、この後続参加者は、ペイロードからその古いサンプルを除去する同様のプロセスを実行し、ペイロードをローカルのプレイアウト用に処理するためにローカル・メモリにコピーし、新しいサンプルをパケットのペイロード内に挿入し、パケットをその次の参加者に転送する。このように以下同様に行われる。このプロセスは、電話会議が完了するために必要とされる多数回のサイクルにわたってリングを回って継続する。
サンプルのサイズを、例えば、オーディオ・メディアで10〜60ms程度に小さく維持することによって、参加者間の全体的な遅延時間が、妥当な水準に維持される。典型的なオーディオ・メディアのサンプル・サイズは、10ms、20ms、および60msであり、VoIP(ボイスオーバIP)アプリケーションでは20msがおそらく最も一般的である。したがって、音声源は、継続的なオーディオ信号を他の参加者に提供するために、通常、20ms毎にパケットを送る。典型的なビデオ・サンプルのサイズは、30フレーム/秒および15フレーム/秒の典型的ビデオ・フレーム・レートに対応する33.33msおよび66.67msである。パケット交換広域ネットワーク(WAN)では、パケット間待ち時間の変動を取り除くために、ジッタ補償バッファリングが各参加者に採用される。典型的なジッタ補償バッファリングの戦略は、それをサンプル・サイズ、例えば、20msの倍数のサイズにすることである。したがって、信号パケットがリングを通過するときに遭遇する待ち時間は、主にジッタ補償バッファリングとリンク伝搬遅延からなる。各参加者におけるパケット処理時間は、モデム計算およびネットワーク・インターフェース・プラットフォームにおける処理時間と比較すると些細なものである。したがって、WANにより相互接続された10人の参加者を有する会議は、およそ200〜250msの範囲のリング通過待ち時間に遭遇する。これは、リング・アーキテクチャに関して、この例では、ある参加者によって生成されたメディア・サンプルの参加者間遅延が、後続参加者について最小(約20〜25ms)となり、先行参加者について最大(約200〜250ms)となることを意味する。200〜250msの範囲の待ち時間が、高品質で対話性の高い音声アプリケーションの場合の限界とされている。この限界は、多くの会議アプリケーションでは、かなり緩和されうる。例えば、多くのビジネスの電話会議は、パネル・ディスカッションや業務報告のプレゼンテーションのときなどに、フロアの支配権が長時間にわたり個別の話者に与えられる場合、対話性が高くなく、この環境において許容できる待ち時間は、500msから数秒の範囲になりうる。また、アメリカ・オンライン(AOL)やマイクロソフトなどから入手可能な一般的なインスタント・メッセージ製品のオプションである最近の音声チャット・システムは、2人の参加者間で数秒の待ち時間を有する(こうしたシステムでは混合資源が使用されないので、待ち時間のため、現在のところ、これら2つのベンダによってサポートされる音声チャット・セッションの参加者数が制限される)。これは、参加者が交代するトランシーバ型の通信である。したがって、メディア・プレーンのリング・アーキテクチャを用いた会議システムの参加者数の制限は、理論上は存在しないが、実際は、会議のコンテキストによって参加者数の限界が決定され、それは、対話性の要求が低い会議では数百人もの参加者となりうる。さらに、待ち時間を減少させるための論理を使用することができ、おそらく最も効果的な待ち時間減少手法は、動的ジッタ補償バッファを使用することである。動的ジッタ補償バッファは、ネットワークによって目下挿入される多くの場合かなり小さい(例えば、数ms)測定されたジッタに応じて、バッファのサイズを調節する。動的ジッタ補償バッファは、一般にバッファ・サイズをメディア・サンプル・サイズのある倍数に固定する(例えば、音声アプリケーションで20msのある倍数)静的バッファの代替である。例えば、ネットワークにおいてジッタが低く、例えば各参加者間で1〜2msで、動的ジッタ補償バッファが使用される場合、(約200msの待ち時間を有する)高い対話性の会議で、数十人の参加者、例えば50人の参加者をサポートすることができる。
一般的なリンクおよびネットワーク・プロトコル、例えば、イーサネット(登録商標)およびIPが、フレーム・サイズおよびパケット・サイズを、それぞれ強く制限するならば、制御なしで、信号パケットのペイロードのサイズが参加者の数に従って大きくなることが問題になりうることは、当業者には容易に理解されよう。イーサネット(登録商標)はリンク・プロトコルとして現在一般的であるため、イーサネット(登録商標)のフレーム・ペイロードのサイズの限界である1500バイトを、本発明の実施形態として実装されるIPベースの会議システムにおけるIPパケット・サイズの実質的な限界と見なすべきである。VoIPパケットは、IPヘッダ、UDPヘッダ、RTPヘッダを含み、それらは、通常合計40バイトを使用するので、ペイロード・サイズの限界は、1460バイトである。会議で160バイトに変換するG.711符号化の20ms音声サンプリングを使用する場合、制御なしでは参加者数が9人に制限される。しかし、従来のIP電話および会議システムでしばしば使用されるいくつかの単純な制御機構により、この制限を数百人もの参加者に拡張することができる。1つの制御機構は、オーディオ動作が低度または無音の場合に、参加者がフル・サンプルを挿入しないようにし、代わりに、単一のビットまたはバイトを使用してあるいはナルによって無音を指示するものであり、このような機構は、しばしばネットワーク帯域幅の使用量を節約するために、従来のIP電話システムで一般に利用可能である。
もう1つの機構は、フル・サンプルを信号パケットのペイロードに挿入することができる参加者の数をいくらかの現実的な小さい数、例えば3人の参加者に限定するものである。このような機構は、4人以上の話者が同時に活動状態のとき、従来の会議システム、例えば、集中型のミキシングを用いる多くの会議システムにおいて優位性がある。ミキサは、最も音の大きい3人の話者からのサンプルのみを混合し、他の話者からのサンプルを廃棄する。各参加者において実施されるローカル制御プロトコルが、これをサポートする。つまり、所与の参加者は、最も音の大きい3人の話者のいずれかのサンプルでなり限り、そのサンプルを結合パケットに追加しない。「最も静かな」最も音の大きい話者のサンプルは除去される。
さらに別の機構は、G.711符号化オーディオ用で80バイトに変換する小さなサンプル・サイズ、例えば、10msを用いるものである。
本発明では、他の参加者からのサンプルがローカルのプレイアウトのためにどのように混合されるかを各参加者が独立して決定するため、従来の会議システムと比べて、混合もより柔軟である。各参加者がローカル・オーディオ・サンプル(これは無音の標識のこともある)を信号パケットのペイロードに挿入することを想起すれば、各参加者はまた、他のすべての参加者から非混合のオーディオ・サンプルを受け取る。所与の参加者は、ある種のローカルに定義されたポリシに従って、他の参加者の複数のサンプルの一部のみを混合することを選択したり、各サンプルに異なる重み係数を適用することもできる。これに対し、多くの従来の会議システムでは、参加者は、混合ポリシによってほとんどまたは全く制御することができない。しばしば、1または複数の参加者の音量が、他の参加者より大きいことがある。この制御機構は、一般に、ユーザがその好みに応じて参加者の音量を調節するために使用される。本発明では、参加者は、いかなる混合も行わないようにし、代わりに、ある種の選択アルゴリズムを使用して任意の時間のプレイアウトのために参加者のサンプルを1つだけ選択するように決定することができる。あるいは、何人かの参加者が混合を行わないまたはできない場合、混合を行うことができるある参加者pに、混合信号を(またローカルのオーディオ・サンプルに加えて)信号パケットに挿入するよう指定してもよく、その信号パケットは、他の混合しない参加者がコピーおよびプレイアウトすることができる。
ローカル依存の混合は、本発明のいくつかの実施形態ではさらに単純に行われ、その場合、信号を生成しサンプルを信号パケットのペイロードに挿入する権限が、参加者のすべてには与えられず、権限が与えられる可能性がある参加者のすべてが、特定の時間間隔中に実際に信号を生成するわけではない。この事例では、それらの参加者が、信号パケット・ペイロード内の信号を完全に省略するか、入力の「空集合」を表す短縮された信号を送信することができ、それにより、その時間間隔中にその参加者から実質的な信号がないことを、非常に短い信号において表すことができる。
本発明の他の目的および特徴は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明から明らかとなろう。しかし、図面は、単に例示を目的として作図され、本発明を限定するものではなく、本発明の限定については、添付の特許請求の範囲を参照すべきであることは理解されよう。また、図面は、必ずしも原寸に比例する必要がなく、他に指示がない限り、本明細書に記載の構造および手順を単に概念的に示すことが意図されていることは理解されるべきである。
図面において、同様の要素は同様の番号により識別される。
図1は、本発明による単方向のリングを全体として10で示す。リング10は、電話会議に参加する複数の参加者(p)12を含む。参加者12は、任意の場所、例えば、単局、単局の遠隔地、世界中の広範囲に及ぶ複数の局などに位置することができる。また、各参加者12は、中央制御14に接続される。したがって、制御プレーンに集中型アーキテクチャが使用することが示唆されるが、これは、本発明の必要条件ではない。リング10は、図2に全体として100で示す本発明の方法の不可欠の部分である。
図2に示すように、方法100の第1のステップ(102)では、電話会議のために複数のN人の参加者pを選択する。次いで、参加者は、参加者pからpN−1を含むリング10(図1)を形成するために順序付けされる(104)。参加者pは、発信元または開始参加者として識別される(106)。順序付けの仕方は、方法100に対してそれほど重要ではなく、任意の所望の仕方で行ってよい。例えば、参加者pは、(存在する場合は)電話会議を開始する人物、電話会議中に最も話すと見なされる参加者、または電話会議の最も高位の参加者として、あるいは無作為で選択することができる。参加者pが識別されると、残りの参加者が、任意の所望のやり方で参加者pからpN−1として順序付けされる。例えば、参加者が電話会議に参加する順、よく話すと見なされる参加者の順、各参加者が話すと見込まれる量、参加者の相対的な地位、参加者同士および/または参加者pに対する参加者の地理的な近接性、あるいは参加者のネットワーク位置の近接性によって、参加者を順序付けすることができる。参加者の互いの地理的近接性によって参加者pを順序付けすることにより、いくつかの伝送上の利益を得ることができ、例えば、多国籍の参加者を伴う大きな電話会議の場合に遅延を減少される。しかし、ほとんどの場合、電話会議は地理的に互いに近いであろう少数の参加者のみを含む傾向があり、地理的順序付けは、本発明の方法の全体的な効果に対して最小限の影響しか期待されない。
各参加者pは、リング10において、先行参加者pi−1および後続参加者pi+1に論理的に接続される。ここで、参加者pN−1は、参加者pに対する先行参加者pi−1となる。メディアのフローの方向に対応するリング10の方向(図1における参加者12間の矢印の方向によって示される)は、参加者pからpN−1の順序付けによって確立される。
各参加者pは、中央制御14にも接続される。中央制御14は、参加者pの識別および順序、ならびに他の制御関連情報を管理する。限定ではなく例として、中央制御14は、プロトコルを確立することができ、このプロトコルは、特定の参加者pを電話会議に入力を提供する資格がある寄与参加者pとして分類できる、または電話会議の(後述の)他の特徴を管理できる。他の制御プレーン・アーキテクチャを使用してもよく、制御プレーン・アーキテクチャの選択は、設計上の選択の些細な問題である。
リング10において参加者pの順序が確立されると、電話会議は、任意の標準的な方法で開始することができる(108)。各参加者pは、スピーカフォン上の同報スピーカ(例えば、図1の参加者12を参照)、電話の送受器、またはパーソナル・コンピュータなどのようなオーディオ信号を出力するための手段と関連付けられる。ビデオ入力が必要なアプリケーションでは、ビデオ入力を既知の方法でカメラによって生成してもよい。ほとんどの事例で、各参加者pは、必須ではないが、その参加者pから入力を受容するための手段も有することが好ましい。同報通信の電話会議の場合、例えば、少数の参加者が話して多数の参加者が聞いているような場合(例えば、パネル・ディスカッション)、すべての参加者が、電話会議に寄与することが期待されない(または許可さえもされない)。したがって、指定された寄与参加者pのみが、彼らの位置で入力を受容するための手段を必要とし、一方、他のすべての参加者pは、彼らの位置でオーディオおよび/またはビデオ信号を出力するための手段のみを有する必要がある。
電話会議が開始されると(108)、各参加者は、同様の論理を実行して、参加者が指定の開始参加者pであるかどうかについての自己識別の確認から開始する(110)。参加者がpである場合、受信バッファが、新しい信号パケットが生成される必要があるかどうかを決定するための試験として信号パケットについて検査される(112)。受信バッファが空の場合、新しい信号パケットが作成される(114)。この論理の最初の実行中に(114)、第1のローカル時間間隔t中にその参加者の場所における手段によって、ローカルで生成される入力サンプルS(0,0)が作成される。この入力は、G.771コーデックなどにより任意の既知の方法で作成されうる。表記S(x,y)では、xパラメータが、参加者pのインデックスを指示し、yパラメータが、オーディオ・サンプルのサイズ(例えば20ms)に対応するローカル時間間隔のインデックスを指示する。所与の参加者についてのすべてのローカル時間間隔の連結は、電話会議の全持続期間を表し、より正確には、電話会議における所与の参加者の参加の全持続期間を表す。各参加者がローカル・サンプルを生成する実際の「壁時計」時間は重要ではなく、つまりグローバルに同期された時計が必要とされないことに留意されたい。
上述のように、開始参加者pが第1の入力S(0,0)を収集したとき、参加者pは信号200を作成する(114)。信号200は、図3に示される。
信号200は、一般に「パケット」と呼ばれ、この用語は、本明細書では一般に信号200を指すために使用される。パケット200のようなパケットは、所定のフォーマットを有しネットワークを介して送られる電気信号である。この事例では、フォーマットは、制御情報が含まれる「ヘッダ」と呼ばれる信号の第1の部分と、送られる情報(「ペイロード」)が含まれる信号の第2の部分とを含む。ペイロードは、受信者の実質的な関心対象の信号の部分であり、ヘッダは、起点、宛先、フォーマット、サイズ、および他の必要な情報のような制御情報を含む。好ましい実施形態では、信号は、(後述する)一連のネストされたヘッダを含むことができ、したがって、実際のペイロード、すなわち、参加者12によって生成される実際の信号に対応する情報は、本質的に最外層のパケット内に存在することができる。
本発明の好ましい(しかし決して唯一ではない)実施形態では、リング100は、インターネット上で形成され、電話会議は、ビデオ・コンポーネントを有していない音声会議である。したがって、好ましい実施形態では、IP(インターネット・プロトコル)ヘッダ202およびIPペイロード204を含む標準のVoIP(ボイスオーバIP)パケットの使用が企図される。IPヘッダ202は、VoIPネットワークを介するパケットの伝送を制御するのに必要な情報を含み、IPペイロード204は、パケット200の受信者に使用される情報を含んでいる。
この構成では、IPペイロード204は、情報のローカルの受信者である参加者pを制御するため、および、その参加者pが電話会議の所望の部分を出力するのに必要とされる情報を提供するために使用される信号を含む。参加者pは、参加者間の接続を処理するため、ならびに、受信した信号を、通常はUDP(ユーザ・データグラム・プロトコル)とTCP(伝送制御プロトコル)の一方である適切なアプリケーションに向けて送るために、任意の所望のトランスポート・レベルのプロトコルを使用することができる。好ましい実施形態では、UDPが使用されるが、本発明の方法は、TCPが使用される環境にも同様に適用可能である。UDP信号(パケット)は、(UDPの用語で「データグラム」と呼ばれる)ヘッダおよびペイロードを含み、したがって、IPペイロード204は、UDPヘッダ206およびUDPペイロード208で構成されるUDPパケット204からなる。
UDPヘッダ206は、周知の方法で受け取られた情報を取り扱うために必要な情報を提供するため、ここでは、詳細に述べる必要はない。UDPペイロード208は、送信されることが望ましい実体の情報を含む。
しかし、UDPヘッダ206は、参加者pが所望の出力を出力することを可能にするために必要な情報のすべてを含むわけではない。そのため、UDPペイロード208内に更なる制御情報を与えなければならず、したがって、UDPペイロード208が、さらに、リアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)ヘッダ210、および、参加者pにより出力されることになる信号、波形、またはサンプルを含むRTPペイロード212から構成される。ただし、RTPヘッダ210は、本発明のための十分な制御情報を含んでおらず、すなわち、RTPペイロード内の波形の構造に関する情報を含んでいない。例えば、そのヘッダは、ペイロード内のどの波形がどの参加者によって生成されたかについて、また、RTPペイロード内の波形の位置についても、受信参加者pに情報を与えない。この情報は、本発明者が「マルチチャネル・バンドリング」(MCB)信号212と呼ぶ信号用のさらにネストされた信号内に含まれる。MCB信号212は、MCBヘッダ214およびMCBペイロード部分216を含む。MCBヘッダ214は、MCBペイロードの構造を記述する。この構造の記述には、波形218、220、222をMCBペイロード216内に配置した様々な寄与参加者pの識別、および、MCBペイロード216内の各波形の位置が含まれ、場合によっては、アプリケーションに有用な他の情報、例えば、複数のメディア・タイプおよび/またはコーデック・タイプが会議参加者によって使用される場合にメディア・タイプおよび/またはコーデック・タイプが含まれる。
上記が、信号200に含まれる全体的情報である。
受信者(参加者)としてコンピュータを参照しているが、同じことが、必要なプロトコルに適合するための適切なハードウェアおよびソフトウェアを有する電話の使用によって達成することができ、リング10における参加者pとしてのコンピュータおよび/または電話の使用をどのように達成するかは、必要以上の実験なしに当業者には理解されよう。
いくつかの実施形態では、信号200は、ある参加者から別の参加者へのメッセージを含む部分224を含むことができる。そのメッセージは、部分224を生成した参加者の要求次第で、意図した受信者のみにアクセス可能であるという点でプライベートにすることも、一般の同報通信向けという点で公開にすることもできる。部分224は、テキスト・メッセージ、SMSメッセージ、「ウィスパー」音声メッセージ、または他の任意所望の形態とすることができる。この文脈では、「ウィスパー」音声メッセージは、ある一部の参加者のみに利用可能であるように意図された信号であり、すなわち、少数の参加者のみが、聞くまたは見るようにされたプライベート・メッセージである。ウィスパー・メッセージは、受信者の位置で電話会議の他のものとは異なる様式で生成することができ、したがって、受信者は、ウィスパー・メッセージが電話会議の他の参加者に利用可能でないことを知ることができる。メッセージの生成の「異なる」様式は、電話会議の他のものと区別された(特徴的な音声アラートなどの)信号が先行するメッセージとしてもあるいは、電話会議の他のメッセージとは異なる音量の生成にしてもよい。ウィスパー・メッセージのプライバシを保証する1つの方法は、本発明の方法および/または信号が使用されうる特定のアプリケーションで所望されるように、既知の暗号化プロトコルに準じて、囁かれる会話を暗号化するために(公開鍵暗号化プロトコルなどの)暗号化プロトコルを使用することである。制御プレーンまたはMCBヘッダ(214)内の情報は、特定のメディア・サンプルが例えばウィスパーなどの特別の処理を受けなければならない場合に、参加者を指示するために使用されうる。
部分224は、例えば、電話会議の進行中に、例えば、音声によってあるいはテキストまたはSMSメッセージを介して、プライベートなチャットを行うための、招待状を作成した参加者から他の1または複数の参加者へ送られる招待状を含むことができる。こうしたメッセージの使用の他の例として、電話会議の内容に注釈コメントを与える、特定の参加者に指示を与える、あるいは、電話会議の一般的主題に無関係のプライベートな会話に参加することである。
図2を参照すると、開始参加者pが第1の信号200を生成し(ステップ114)、この信号は、リング10を移動する信号ストリームの一部分となる。信号200は、サンプルS(0,0)(218)を含むMCBペイロード216(図3)を有する信号A(0,0)(図1)として開始し、次の後続参加者pに送信される(114)。
信号パケットA(0,0)がリングを移動するための時間がサンプリング間隔より長いという想定のもとでは、A(0,0)がリングを移動している(116)間に、参加者pは、サンプルS(0,1)、S(0,2)、…をそれぞれ含む他の信号パケットA(0,1)、A(0,2)、…を生成している。例えば、サンプリング間隔が20msであり、リング通過時間が200msの場合、pは、参加者pN−1からA(N−1,0)を受け取る前に、リングの通過をA(0,0)として開始する10個の信号パケットA(0,0)、A(0,1)、…、A(0,9)を生成する。説明のために、A(0,0)がリングを移動する間にpによって生成された信号パケットの数をMとして識別することにする。つまり、pは、A(N−1,0)を受け取るとき、サンプルS(0,M)の生成が完了しており、ステップ116で、A(N−1,0)からS(0,0)を除去した後、S(0,M)をA(N−1,0)と組み合わせてA(0,M)を形成する。前述のように、pは、A(N−1,0)がその受信バッファ内にあるかどうかを検査することによって、A(0,0)がリングをいつ通過したかを検出する(112)。
第1のリング通過が発生したあと、参加者pは、もはや新しい信号パケットを生成する必要がなく、いまや他のすべての参加者と同様に振る舞うことができる(ステップ116)。
ステップ116の第1の実行は、pにおいて、pがA(0,0)を参加者pに送った直後に行われる。参加者pが寄与参加者pの場合、参加者pは、寄与するサンプルS(1,0)も有する。信号A(0,0)が寄与参加者pに到達すると、参加者pは、そのサンプルS(1,0)を収集する(116)。サンプルS(1,0)は、第2のMCBペイロード220(図3)に対応する。しかし、A(1,0)を形成するためにS(1,0)を信号パケットA(0,0)に挿入する前に、pは、信号パケットによる第1のリング通過の場合に無い、A(0,0)が事前にリングを通過したときに挿入したA(0,0)内のサンプルを、pが有しているかどうかを検査する。次いで、参加者pは、A(0,0)の内容をローカル・メモリにコピーし、S(1,0)をA(0,0)に挿入して、2つのMCBペイロード218、220を有するA(1,0)を形成し、A(1,0)を参加者pに送る。信号パケットが2度目にリングを通過している場合、A(0,M)として識別される信号パケットのpからの受信後に、pは、A(0,M)からS(1,0)を除去し、A(0,M)の内容をローカル・メモリにコピーし、S(1,M)を挿入してA(1,M)を形成し、A(1,M)を参加者pに送る。参加者pより発したサンプルS(1,0)に対応する結合信号A(0,M)の部分(MCBペイロード220)を再生する必要がないため、S(1,0)は除去される。また、他のすべての参加者は、すでにサンプルS(1,0)を受け取っているため、それを他の参加者に再度配布する必要がない。
好ましい実施形態では、S(1,0)の除去は、参加者pの位置で行われるが、除去は、結合信号A(0,M)が参加者pに送られる前に、参加者p、すなわち先行参加者の位置で行われてもよく、これは、設計上の選択の些細な問題である。一般に、参加者pによって最初に生成された信号は、参加者pi−1によって信号パケットから除去されうるが、好ましい実施形態では、参加者pが、それが信号パケット内に挿入したサンプルの除去を担当する。
ステップ116の一般的な事例では、参加者pが、参加者pi−1から信号パケットA(i−1,KM+j)を受け取る。ここで、Kは、発生したリング通過の回数を示し、jは、0とM−1の間のある値である。そして、サンプルS(i,(K−1)M+j)がある場合、それを除去し、S(i,KM+j)を挿入してA(i,KM+j)を形成し、A(i,KM+j)を参加者pi+1に送る。ステップ118で、次いで、参加者pは、通話が完了したかどうかを検査し、完了してない場合、ステップ118を再び実行し、そうでない場合、通話を終了する(120)。
このやり方では、各参加者pは、電話会議の所期の受信部分に対応するサンプル(必要に応じて、オーディオのみ、またはオーディオ/ビデオ)を生成することができ、かつ、効率的に、参加者pの数を問わずに、電話会議全体をリング10上に沿って送ることができ、通話が終わったときに終了する(120)。
基礎をなすネットワークによって導入されるパケット・フローのジッタのため、リングを通過する時間が各信号パケットA(X,Y)ごとに異なることがあり、それにより、Mに対する値を選択する問題が引き起こされることは、当業者には理解されよう。前述の各参加者ごとのジッタ保証バッファの使用により、リング通過時間が安定化するが、バッファリングによりジッタが0にされるとは限らない。したがって、リング全体にわたるジッタがサンプリング間隔を超える可能性があり、その場合、追加のジッタ補償バッファリングを参加者pで使用して、ジッタ補償バッファのオーバフローおよびアンダフローが発生しないように、また、電話会議中にMが変更される必要がないように、Mの固定値を選択することができる。
通話が非常に多数の参与参加者pを含む場合、結合信号がリング10を移動する時間のため、位置pに比べて位置pi−1での出力の生成では著しい遅延があるおそれがある。当業者には周知なように、遅延の増大は、会議の対話性の低下に対応し、したがって、人間のユーザにとっての会議の体験品質の低下に対応する。良好な体験品質に必要な対話性の程度は、会議のコンテキストによるが、一般に、電話システムは、なるべく実用的に遅延を減少させるように設計されるべきである。リング通過遅延は、主に、パケット化遅延、ジッタ補償バッファリング遅延、およびリンク伝搬遅延からなる。これらの遅延元の影響を改善することができる本発明の方法のいくつかの好ましい修正形態が存在する。
最初に、各サンプリング時間間隔tの長さを小さく維持して、入力S(i,X)を追加する際の遅延を最小限にするようにする。このタイプの遅延は、しばしばパケット化遅延と呼ばれる。一般的サンプリング時間間隔は、音声について10ms、20ms、および60msであり、20msが最も一般的である。したがって、10msのサンプリング間隔を選択することが、20msまたは60msのサンプリング間隔を選択するよりも好ましい。ただし、本発明では、パケット化遅延が、指定されたソース参加者pのみで発生しうるように、さらには、信号パケットの第1のリング通過の際のみに発生しうるように、タイミングおよびバッファリングを構成することが可能である。
ジッタ補償バッファリングは、多くのパケット交換ネットワークにおいて必要である。パケットが、参加者pと参加者pi+1の間で送信されるとき、pは、サンプリング間隔に対応する定期的なスケジュールでパケットを送る。すなわち、連続するパケット送信間の時間が固定されている。ほとんどのパケット交換ネットワークが、時間決定性のパケット転送サービスを提供していないため、pi+1でのパケット到着プロセスは、必ずしも規則的にならず、すなわち、パケット・フローが非ゼロのジッタを有している。サンプル内の情報は定期的なスケジュールでプレイアウトされ定期的なスケジュールで次の参加者に転送される必要があるため、ジッタ補償バッファ内にパケットをバッファリングする必要がある。ジッタを除去するために、バッファ・サイズは、最大ジッタ値の2倍であるべきである。論理的な簡潔さのために、多くの電話システムでは、サンプリング間隔の整数倍のバッファ・サイズを選択する。したがって、会議が10人の参加者を有し、リングのすべての参加者が例えば20msのバッファ・サイズを使用する場合、リング通過遅延全体に対するジッタ補償の寄与は、参加者とバッファ・サイズの積であり、この場合は200msである。ジッタは小さいことが多いため、ジッタ補償バッファリングにより遅延を短縮するための1つの方法では、動的ジッタ・バッファを使用し、それにより、測定または推定されたジッタに従ってバッファのサイズを調節する。したがって、参加者間の平均ジッタが、2msの平均ジッタ・バッファ・サイズに対応する1msの場合、リング通過遅延に対するジッタ・バッファリングの寄与は、10人の参加者の会議について20msであり、これは、200msの寄与をもたらす固定された20msのバッファが使用された場合に比べて非常に好ましい。
リンク伝搬遅延は、ネットワーク・リンクを介して信号を送信するために必要な時間である。有線または光リンクでは、伝搬遅延は、おおよそリンク長と真空における光速の積である。具体的にするため、東海岸から西海岸へ米国本土を通過するパケットの伝播遅延を解決する典型的な設計が、30msであると考える。リング通過遅延に対する伝搬遅延の寄与を低減するために、参加者の順序付けを、連続する参加者間の(物理的または論理的)距離を最小にするあるいは縮小するように選択することができる。例えば、2人の参加者pおよびpが米国の東海岸の同じ局内に位置し、2人の参加者pおよびpが米国の東海岸の同じ局内に位置する4当事者の電話会議を考える。参加者の順序がp、p、p、pの場合、リングは米国を4回横断するのに対し、参加者の順序がp、p、p、pの場合、リングは米国を2回だけ横断し、リング通過遅延全体における約60msの短縮をもたらす。
本発明の他の実施形態では、他の修正形態が可能である。例えば、任意の1または複数の参加者piwからの入力に関連する出力に重みを付けて、それらの出力が、電話会議に対してそれらの感知した重要性に応じて、より高い(または低い)音量で生成されるようにする。この重み付けは、中央制御14(図1)によって電話会議に先立って行うことができ、その場合、重み付けは、設計上の問題として、各参加者piwについて同じにしても、電話会議中に確立または変更されてもよい。重み付けは、個人の好みに基づいて、個々の参加者によって個別の基準で行われもよく、あるいは、重み付けされた参加者piwから受け取った入力の特性、例えば、重み付けされた参加者piwからのオーディオ入力の音量などによって決定されてもよい。この方法では、例えば、非常に音の大きい話者が自身の生成した入力を和らげて、他の寄与参加者がかき消されないようにしたり、または、静かに話す寄与参加者が自身の出力を増強して、他の音声の中でも聞こえるようにすることができる。この重み付けは、電話会議に先立って事前設定されても、所定の式、例えば、任意の時点の他の残りの寄与参加者に対する任意の寄与参加者の相対的な音の大きさに関する式に従って可変であってもよい。
極端な事例では、重み付けが、すべて設計上の選択として、特定の参加者pが寄与参加者pになるのを完全に排除するようにすることが可能で、例えば、会議の管理者が特定の話者の音を消すことを選択することができる、または、特定の好ましい参加者だけが寄与参加者になることを許可されるようにできる。
また、重み付けは、電話会議が進行中に行うこともでき、それにより、個々の参加者が、電話会議中に、特定の参加者が特に興味深い話を持っていると判断して、その「重み」を増大する、またはその逆のことを行うことができる。これは、様々な参加者が同時にプロジェクトのある側面に従事し、他の参加者は他の側面に従事しうる、まる1日(またはそれより長い)過程に及ぶことがあるプロジェクト会議のコンテキストで役立つであろう。それぞれのグループは、自身のグループのメンバーの出力の相対的な音量を上げ、他のグループの音量を下げることができ、また、両方のグループについて聞く必要がある管理者は、それらの音量を等しくするか、または上げ下げして調整することができる。
別の「重み付け」機能は、使用される装置がステレオ出力能力を有する環境で使用することができ、特定の参加者が他の参加者の出力を重み付けすることを可能にし、それにより、聞いている参加者に対して特定の物理的位置に彼らが存在するかのごとく彼らを聞こえるようにする。例えば、適切に重み付けされた場合、実際の物理的な参加者の近接性に関わりなく、参加者pは、参加者pからの出力が、pが参加者pのすぐ右に着席しているかのように聞こえるようにすることができる一方で、参加者pが長い会議テーブルの遠端に着席しているかのように参加者pが聞こえる。別の参加者pは、pと異なる好みを有し、例えば、pの隣にpが着席しpが会議テーブルの遠端に着席するように選択することができる。
本発明の好ましい実施形態に適用される本発明の基本的な新規の特徴を示し説明および指摘したが、例示の装置の形態および細部ならびにそれらの動作の種々の省略、置換、および変更が、本発明の趣旨から逸脱することなく当業者により可能なことは理解されよう。例えば、同じ結果を達成するために実質的に同じ機能を実質的に同様に行うそれらの要素および/または方法ステップのすべての組み合わせが、本発明の範囲内であることは明示的に意図されている。さらに、本発明の任意の開示の形態または実施形態に関連して示されかつ/または説明された構造、要素、および/または方法ステップが、設計上の選択の一般的問題として、他の任意の開示、説明、または示唆がなされた形態または実施形態に組み込まれうることは理解されるべきである。したがって、本明細書に添付の特許請求の範囲の範囲によってのみ限定されるものである。
本発明による複数の参加者のリング型ネットワークを示す図である。 本発明の方法の実施に関するステップを示すフローチャートである。 本発明の方法を実施するために使用される信号に含まれる情報を示す図である。

Claims (29)

  1. 電話会議のために複数の参加者をリンクする方法であって、
    a)前記電話会議に参加するためのN人の複数の参加者pを設定するステップと、
    b)前記N人の複数の参加者pから開始参加者pとして第1の参加者を選択するステップと、
    c)前記N人の複数の参加者pの残りの参加者を順序付けて、前記N人の複数の参加者pの前記残りの参加者がpからpN−1として識別されるようにするステップと、
    d)リングにおいて前記N人の複数の参加者pを接続するステップであって、前記N人の複数の参加者pのそれぞれが、先行参加者pi−1および後続参加者pi+1に接続され、前記開始参加者pが、その先行参加者としての前記参加者pN−1およびその後続参加者としての参加者pに接続され、したがって、前記リングが完成するステップと、
    e)第1の時間間隔t中に参加者のうちの寄与する参加者pから入力S(C,0)を受け入れるステップと、
    f)初期入力S(0,0)を第1の信号A(0,0)として前記開始参加者pからその後続参加者pに送信するステップと、
    g)次の後続参加者pが寄与参加者pである場合、前記開始参加者pからの前記初期入力S(0,0)を前記参加者pによって受け入れられた入力S(1,0)と組み合わせて、第1の結合信号A(1,0)を形成するステップと、
    h)前記第1の結合信号A(1,0)を次の後続参加者pに送信するステップと、
    i)前記次の後続参加者pが寄与参加者pである場合、前記第1の結合信号A(1,0)を前記次の後続参加者pによって受け入れられた入力S(2,0)と組み合わせて、第2の結合信号A(2,0)を形成するステップであって、前記第2の結合信号A(2,0)は、前記開始参加者pで開始し前記次の後続参加者pを含む各先行寄与参加者pからの信号の、所定の式に従って組み合わされる組み合わせを表すステップと、
    j)結合信号A(N−1,0)が参加者pN−1から前記開始参加者pに送信されるまで、後続参加者pにおいてステップh)およびi)を繰り返すステップであって、前記結合信号A(N−1,0)は、参加者pからpN−1のうちからのすべての寄与参加者pの所望の入力S(C,0)のすべてを含む、前記所定の式に従って組み合わされる結合信号を表すステップと、
    k)前記結合信号A(N−1,0)が参加者pN−1によって受け取られた後に、前記結合信号A(N−1,0)から入力S(0,0)を除去するステップと、
    l)前記結合信号A(N−1,0)における入力S(0,0)を入力S(0,M)に置き換えるステップであって、Mは、前記信号A(N−1,0)が参加者pによって受け取られた後の前記第1の時間間隔tに続く時間間隔tを表すステップと、
    m)前記電話会議が完了するまでステップh)、i)、j)、k)、およびl)を繰り返すステップと、
    n)どの参加者pが入力S(i,X)のソースであるかを識別するために少なくともいくつかの結合信号A(i,X)に識別情報を含めるステップとを含み、
    前記識別情報は、更に、少なくともいくつかの結合信号A(i,X)における前記入力S(i,X)のための波形の位置を含む、
    方法。
  2. 各参加者pに関連付けられたオーディオ・スピーカを介して、前記結合信号A(i,X)に対応するオーディオ信号を再生するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定の式は、いくつかの特定の参加者を好ましい参加者pとして有することを含み、前記好ましい参加者pから受け入れられた信号のみが再生される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記電話会議の開始に先立って前記好ましい参加者pの少なくともいくつかが選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 個別の参加者pのオーディオ・スピーカでオーディオ信号を再生するために選択された好ましい参加者pp1は、異なる参加者pに関連付けられた異なるオーディオ・スピーカで再生するために選択された好ましい参加者pp2とは異なることができる、請求項3に記載の方法。
  6. 前記参加者pの少なくともいくつかは、前記個別の参加者pの前記少なくともいくつかの個別オーディオ・スピーカで再生するために入力が選択された好ましい参加者pを、選択することができる、請求項5に記載の方法。
  7. 参加者が、前記電話会議中に残りの1または複数の参加者とのプライベート・チャットを求めることを可能にし、それによって、前記電話会議の内に下位電話会議を確立するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 参加者がプライベート・チャットを求めることを可能にする前記ステップは、前記参加者が、前記1または複数の残りの参加者にプライベート・メッセージを送ることを可能にするステップを含み、前記プライベート・メッセージは、テキスト・メッセージ、SMSメッセージ、およびウィスパー音声メッセージからなる群から選択されたタイプである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記電話会議は、少なくとも第1および第2のチャネルを有するオーディオ通信ネットワーク上で確立され、
    前記電話会議は、前記第1のチャネル上で確立され、
    前記メッセージは、前記第2のチャネル上で送られる、請求項8に記載の方法。
  10. 特定の参加者piwから再生されるオーディオ信号を重み付けして、前記特定の参加者piwからのオーディオ信号が、残りの参加者の少なくともオーディオ・レベルとは異なるオーディオ・レベルで再生されるようにするステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  11. 任意の参加者piwから再生されるオーディオ信号に関連付けられた重みを、残りの参加者の少なくともいくつかによって選択することができる、請求項10に記載の方法。
  12. 任意の参加者piwから再生されるオーディオ信号に関連付けられた重みは、任意の参加者pに関連付けられた入力S(i,X)の特性によって決定される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記特性は、前記結合信号A(i,X)における他の入力と比べた入力S(i,X)の相対的な音の大きさである、請求項12に記載の方法。
  14. 任意の参加者piwから再生されるオーディオ信号に関連付けられた重みは、第2の所定の式に従って選択される、請求項10に記載の方法。
  15. 前記開始参加者pは、どの参加者pが前記電話会議の開始を担当するかについての識別に基づいて選択される、請求項1に記載の方法。
  16. 前記開始参加者pは、どの参加者pが、前記電話会議中に最も話す見込みがあると決定されるかについての識別に基づいて選択される、請求項1に記載の方法。
  17. 前記参加者pの前記残りの参加者の前記順序付けは、前記参加者pの前記残りの参加者間の各距離の論理的順序付けに基づいて行われる、請求項1に記載の方法。
  18. 前記参加者pの前記残りの参加者の前記順序付けは、どの前記参加者pが、前記電話会議中に最も話す見込みがあると決定されるかについての順序付けに基づいて行われる、請求項1に記載の方法。
  19. 前記参加者pの少なくとも1人は、非混合参加者pNMであり、非混合参加者pNMの位置において信号を混合せず、前記方法は、
    参加者pNM−1から事前混合信号A(NM−1,X)を前記非混合参加者pNMに送信するステップであって、前記非混合参加者pNMは、個別の信号を混合する必要なく前記事前混合信号A(NM−1,X)を出力することができるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  20. 前記識別情報は、前記結合信号A(i,X)におけるヘッダ内に含まれる、請求項1に記載の方法。
  21. 参加者pisが特定の時間間隔中に実質的に無音である場合、前記時間間隔について前記参加者pisから信号が受け入れられない、請求項1に記載の方法。
  22. 各時間間隔tの長さが固定された、請求項1に記載の方法。
  23. 各時間間隔の長さが、約10msから約60msの範囲にある、請求項22に記載の方法。
  24. 各間隔の長さが、約20msである、請求項23に記載の方法。
  25. 各間隔tの長さが時間の経過とともに変化する、請求項1に記載の方法。
  26. 前記入力S(i,X)は、ビデオ信号を含む、請求項1に記載の方法。
  27. 前記結合信号A(i,X)の参加者pによる受信の後に参加者pによって前記結合信号A(i,X)から信号が除去される、請求項1に記載の方法。
  28. 参加者pによって前記結合信号A(i,X)から除去された前記信号は、前記参加者pからの先行信号である、請求項27に記載の方法。
  29. 参加者pによって前記結合信号A(i,X)から除去された前記信号は、後続参加者pi+Yから参加者pへの先行信号であり、Yは、N−1以下の正の整数である、請求項27に記載の方法。
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