JP5185395B2 - チャネルmapメッセージの既知情報を用いたチャネルデコーディング - Google Patents

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Description

分野
本発明のある実施形態は、一般に、無線通信に関し、特に、デコーディング無線伝送に関する。
関連技術の説明
ブロードバンド・インターネット・アクセス及びストリーミング・メディア・アプリケーションのような無線通信サービス中の急成長は、より高いデータレートへの需要増加に結びつく。直交周波数分割多重(OFDM)及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)のような多重化スキームの進歩は、次世代無線通信システムにとって重要である。これは、そのようなスキームが従来の単一キャリア変調スキームを超えて、変調効率、スペクトル効率、柔軟性(例えば区別されるサービス品質を許可すること)および強いマルチパスイミュニティを含む多くの利点を備えることができるという事実による。
OFDMとOFDMAのシステムは、しばしば畳み込み符号器を利用し、誤り訂正を供給する。畳み込みコードを使用して、m/nがコーディング速度である場合、データのm−ビット・ストリングはnビットに転換される。ビタビデコーダのようなデコーダは、受信機で使用され、受信されたエンコードされたnビットをデコードし、オリジナルのm−ビット・シーケンスを回復する。たとえ、1以上のエンコードされたn−ビットが正確に受信されず、それにより、ビットエラー率における低下が結果として生じても、このスキームは、オリジナルのm−ビット・シーケンスが正確にデコードされることをしばしば可能にする。
しかしながら、無線サービスの信頼性および性能要求が常に増加するとともに、連続的にビットエラー率を縮小することに対する進行中の要求がある。
概要
ある実施形態は、MAPメッセージに対する無線通信伝送のエンコードされたデータビットをデコーディングするための方法を提供する。前記方法は、一般に、MAPメッセージの内容及び関連する伝送のパラメータのうちの少なくとも一つに関する既知(アプリオリ)情報に基づいてエンコードされたデータビットのビット値のセットを指定する仮説を生成すること、検討から、指定されたビット値と不一致のデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって伝送をデコーディングすること、を含む。
ある実施形態は、メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成するための受信機フロントエンド、仮説エンジン、デコーダを、一般的に含む無線通信のための受信機を提供する。前記仮説エンジンは、前記メッセージに関する既知情報に基づいてエンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成するために形成される。前記デコーダは、検討から、前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去し、出力として、前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードするために形成される。
ある実施形態は、無線通信のための装置を提供する。前記装置は、一般的に、メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成する手段と、前記メッセージに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成する手段と、検討から、前記仮説によって指定されたビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去し、出力として、前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによってエンコードされたビットをデコードする手段とを含む。
ある実施形態は、MAPメッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成するための受信機フロントエンドと、仮説エンジンと、デコーダとを一般的に含む移動装置を提供する。前記仮説エンジンは、前記MAPメッセージの内容又は過去にデコードされたMAPメッセージとのうちの少なくとも一つに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成するために形成される。前記デコーダは、検討から、前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去し、出力として、前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードするために形成される。
本発明の上記に示された特徴が詳細に理解されるために、上記で簡潔に要約された発明のより特別の記述は、ある実施形態への参照によって得られえてもよく、いくらかは添付された図面の中で例示される。しかしながら、添付された図面は、本発明のある実施形態のみを例示し、それゆえにその範囲を制限して考慮されるべきではなく、本発明は他の等しく有効な実施形態を認めてもよいことは、注目される。
図1は、本発明のある実施形態に係る無線システムを例示する。 図2は、本発明のある実施形態に係る無線装置のブロック図である。 図3は、本発明のある実施形態に係る受信機のブロック図及び送信機のブロック図を例示する。 図4A及び4Bは、本発明のある実施形態に係る既知デコーダのブロック図を例示する。 図5は、本発明のある実施形態に係るトレリスダイヤグラムの状態移行の一例を例示する。 図6は、本発明のある実施形態に係る既知デコーディングのための例オペレーションのフロー図である。 図6Aは、本発明のある実施形態に係る既知デコーディングのためのオペレーション例のフロー図である。 図7は、図5のデコーダを既知情報ビットの値の例で例示する。 図8は、本発明のある実施形態にしたがって、トレリスダイヤグラムの例を、デコーディングパスのフルセット及び既知情報ビットに基づいて減少されたデコーディングパスのセットで例示する。 図9は、本発明のある実施形態に係る、既知情報の最初のセットを検討するデコーディングの結果例を例示する。 図10は、本発明のある実施形態に係る、既知情報の最初のセットを検討するデコーディングの結果例を例示する。 図11は、本発明のある実施形態に係る既知デコーダ及び仮説エンジンを持つ受信機のブロック図である。 図12は、本発明のある実施形態に係る仮説エンジンのブロック図である。 図13は、既知情報ビットに基づいてデコーディング仮説を生成するために使用されてもよいメッセージ・フォーマット例を例示する。 図14Aは、既知情報ビットに基づく異なるデコーディング仮説を例示する。 図14Bは、既知情報ビットに基づく異なるデコーディング仮説を例示する。 図14Cは、既知情報ビットに基づく異なるデコーディング仮説を例示する。 図14Dは、既知情報ビットに基づく異なるデコーディング仮説を例示する。 図14Eは、既知情報ビットに基づく異なるデコーディング仮説を例示する。 図14Fは、既知情報ビットに基づく異なるデコーディング仮説を例示する。 図14Gは、既知情報ビットに基づく異なるデコーディング仮説を例示する。 図15は、本発明のある実施形態に係る、異なるAPI仮説に対するデコーディングの結果例を例示する。 図16は、本発明のある実施形態に係る、異なるAPI仮説に対するデコーディングの結果例を例示する。 図17は、本発明のある実施形態に係る、異なるAPI仮説に対するデコーディングの結果例を例示する。 図18は、並列に多数のデコーディング仮説を評価することが可能な受信機例を例示する。 図19は、並列に多数のデコーディング仮説を評価するためのオペレーション例を例示する。 図20は、並列に多数のデコーディング仮説を評価することが可能なデコーダ例を例示する。 図21は、シーケンシャルな方法で多数のデコーディング仮説を評価することが可能な受信機例を例示する。 図22は、シーケンシャルな方法で多数のデコーディング仮説を評価するためのオペレーション例を例示する。 図23は、シーケンシャルな方法で多数のデコーディング仮説を評価することが可能なデコーダ例を例示する。 図24は、反復する方法で多数のデコーディング仮説を評価することが可能な受信機例を例示する。 図25は、反復する方法で多数のデコーディング仮説を評価するためのオペレーション例を例示する。 図26は、APIデコーディングが可能な受信機例を、DL−MAPメッセージに基づく仮説で例示する。 図27は、APIデコーディングに対するオペレーション例を、DL−MAPメッセージに基づく仮説で例示する。 ノーマルDL−MAPメッセージ・フォーマットの例を例示する。 図29は、ノーマルDL−MAPメッセージのAPIデコーディングのためのオペレーション例を例示する。 図30は、圧縮されたDL-MAPメッセージ・フォーマットの例を例示する。 図31は、並列にノーマルDL−MAP及び圧縮されたDL−MAP仮説を評価することが可能なデコーダ例を例示する。 図32は、並列にノーマルDL−MAP及び圧縮されたDL−MAP仮説を評価するためのオペレーション例を例示する。 図33は、APIデコーディングが可能な受信機例を、UL−MAPメッセージに基づく仮説で例示する。 図34は、UL−MAPメッセージ・フォーマットの例を例示する。 図35は、UL−MAPメッセージのAPIデコーディングのためのオペレーション例を例示する。 図36は、基地局でAPIデコーディングが可能な受信機例を、BW−REQ及びRNG−REQメッセージに関する仮説で例示する。 図37は、RNG−REQメッセージ・フォーマットの例を例示する。 図38は、BW−REQメッセージ・フォーマットの例を例示する。 図39は、BW−REQ及びRNG−REQメッセージのAPIデコーディングのためのオペレーション例を例示する。
詳細な説明
本発明は、一般に、伝送に関する既知情報を使用してエンコードされた無線伝送を畳み込み的にデコーディングするための技術及び装置を提供する。既知情報は、既知情報と一致していないビットを含んでいるものの除去により、可能性のあるデコードされたビットストリームの母集団を有効に縮小するために使用されてもよい。間違いデータを導くこれら「既知の間違いの」パスの除去によって、デコードされたビットの誤り率はいくつかの状況で改善されるだろう。
ここで使用されるように、既知情報の用語は、一般に、既知又は仮定の原因から必ず関連する結果まで進行する情報のような、前もって知られた情報を指す。より非常に詳しく以下に記述されるように、伝送に関連する既知情報の例は、あるメッセージにおける既知情報ビットを含む。標準された又は知られたビット、あるいは過去の伝送におけるそれらの値に基づいた予測可能な値によって指定されるように、そのような既知情報ビットの例は、値を備えた予備ビットを含む。これらの既知ビット位置及びビット値(ここで「API値」と呼ばれる)は、API値と対照的な値に対応するパスの除外により、デコーディング性能を改善するために、デコーディング処理の中で使用されることができる。
典型的な無線通信方式
本開示の方法及び装置は広帯域無線通信システムで利用されてもよい。
用語「広帯域無線」は、無線、ボイス、インターネット、および/または、与えられたエリアに関するデータネットワークアクセスを提供する技術を指す。
マイクロ波アクセス用の世界的なインタオペラビリティを表わすWiMAXは、長い距離に関して高スループットの広帯域の接続を供給する標準ベースの広帯域無線技術である。今日、WiMAXの2つの主要アプリケーションがある:固定WiMAX及びモバイルWiMAX。例えば、固定WiMAXアプリケーションは、家及びビジネスへの広帯域アクセスが可能な、ポイント−トゥ−マルチポイントである。モバイルWiMAXは、広帯域の速度で携帯ネットワークの十分な移動度を提示する。
モバイルWiMAXは、OFDM(直交周波数分割多重)及びOFDMA(直交周波数分割多元接続)技術に基づいている。OFDMは、様々な高データレート通信システムにおいて広い採用を最近見つけたディジタル・マルチキャリア変調方式である。OFDMで、伝送ビットストリームは、多数のより低いレートサブストリームに分割される。各サブストリームは、多数の直交サブキャリアのうちの1つで変調され、複数の並列サブチャンネルのうちの1つの上に送られる。OFDMAは、ユーザーが異なるタイムスロット中のサブキャリヤを割り当てられる多元接続技術である。OFDMAは、広く変わるアプリケーション、データ率、及びサービス品質必要条件を多くのユーザーに融通することができる柔軟な多元接続技術である。
無線インターネットおよび通信の急成長は、無線通信サービスの分野において高データレートの増加する需要に結びついた。OFDA/OFDMAシステムは、今日最も有望な研究領域のうちの1つ、及び無線通信の次世代の重要な技術と見なされる。これは、OFDA/OFDMA変調スキームが、従来の単一のキャリア変調スキームを超えて、変調効率、スペクトル効率、柔軟性、及び強いマルチパスイミュニティのような多くの利点を備えることができるという事実による。
IEEE802.16xは、固定又は移動広帯域無線アクセス(BWA)システムに対するエアー・インターフェースを定義する新興の標準組織である。IEEE802.16xは、固定BWAシステムのために、2004年5月に「IEEE P802.16-REVd/D5-2004」を承認し、移動BWAシステムのために、2005年10月に「IEEE P802.16e/D12 2005年10月」を公表した。それらの2つの標準は、4つの異なる物理層(PHY)及び1つのメディアアクセス制御(MAC)層を定義した。4つの物理層のOFDM及びOFDMA物理層は、それぞれ固定及び移動BWAエリアで最もポピュラーである。
環境の例
図1は、本発明の実施形態が基地局110から移動局120への無線信号を処理するために利用される場合のシステム例を例示する。基地局110は、携帯電話タワーのような固定位置で導入される無線通信ステーションとすることができる。移動局120は、セルラーハンドセット又は他タイプの移動装置のような、基地局110と通信可能な任意の適切なタイプのユーザー設備(UE)とすることができる。
基地接続(OFDMA)局110及び移動局120は、1本以上のアンテナ112,122をそれそれ使用し、及び、直交周波数分割多重(OFDM)及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)のような変調スキームを使う任意の適切な無線通信技術を使用し、通信を行うことができる。
いくつかの実施形態について、基地局と移動局の間の通信は、標準のIEEE802.16(マイクロ波アクセス-WiMAXのための世界的なインタオペラビリティ)及び802.20(移動広帯域無線アクセス−MBWA)ファミリーのような、様々なInstitute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE)標準に部分的又は完全に準拠するとしてもよい。
いくつかのアプリケーションにおいて、移動局120はリバースリンクを超えて、基地局120にデータを送信すると同時に、基地局110は、フォワードリンクと一般的に呼ばれるものを超えて移動局にデータを送信するとしてもよい。
より非常に詳しく下に記述されるように、既知情報の異なるタイプは、順方向および逆のリンク伝送に利用可能とすることができる。この既知情報は、基地局110と移動局120との間のあるメッセージのタイミング及び内容に関する情報を含むとしてもよく、知られている伝送における1ビット以上の値に帰着していてもよい。
ここに記述された技術は、基地局110、移動局120,又はは両方で実行されたデコーディングで利用されるとしてもよい。より非常に詳しく下に記述されるように、基地局110と120との間で伝送されるメッセージの異なるタイプに関する既知情報は、伝送において、特別のビット位置の値を決定するために使用されてもよい。
図2は、送信された信号を受信することが可能な受信機のある実施形態のコンポーネント例のブロック図を例示する。1以上のアンテナ202は送信機から送信された信号を受信し、それらを無線周波数(RF)フロントエンド210に送ってもよい。RFフロントエンド210は、送信された信号を受信しそれらを、自動利得制御(AGC)、高速フーリエ変換(FFT)ブロック、チャネル推定器、およびキャリア対干渉及び雑音比(CINR)推定器などのような、デジタル信号処理に対して準備するための任意の適切な回路を含むとしてもよい。
その後、RFフロントエンド210からの信号は、任意のサブキャリヤ・デアロケーション、信号デマッピングなどに適切な任意の回路を含むとしてもよい信号処理ブロック220に、送られるとしてもよい。信号処理ブロック220の出力は、エンコードされたビットのセットである。エンコードされたビットは、対応する伝送に関する既知情報を使用して、エンコードされたビットをデコードするチャンネルデコーダ230に、転送される。
既知デコーディング
図3は、本発明の実施形態に係る既知情報に基づいたデコーダオペレーションを実行可能なデコーダ230のブロック図である。
例示された例は、例としてビタビデコーディングスキームを示すと同時に、ここに示された既知デコーディング技術は、ターボ・コーディング/デコーディング、低密度パリティチェック(LDPC)コーディング/デコーディング、RSコーディング/デコーディング、BCHコーディング/デコーディング、及び様々な他のスキームのような、他のタイプのデコーディングスキームに適用されてもよい。
システマティック符号を利用するスキームの場合には、コードされたビットがシステマティックビット(コーディング前の情報)及びパリティビット(エンコードに起因する冗長ビット)を含んでいてもよい。APIデコーディングスキームは、システマティックビットに適用されてもよい。換言すれば、APIビット値は、使用される特別のシステマティックコードに基づいたシステマティックビットの既知の値を含んでいてもよい。システマティックコードを利用するシステムにAPIを適用するために、受信されたデータのビットは、デコーダのフロントエンドでAPIビット値(既知//予測された)と取り替えられてもよい。このように、成功するデコーディングの確率は、APIをシステマティックデコーダに使用して増加されてもよい。
デコーダ230は、ブランチメトリック部232、加算・比較・選択(ACS)ロジック234、トレースバック(TB)部236を含み、「ソフト(又はハード)」受信/エンコード化ビット240のセットからデコードされたビット246のセットを生成する。ブランチメトリック部は、一般に、コード・アルファベットにおける受信されたシンボル(ビットのセット)と複数のシンボルとの間の正規化された距離を表す、ブランチメトリックデータを演算する機能である。ACS部234は、一般に、ブランチメトリックデータをコンパイルし、デコーディングパス(Kの制約長を仮定する、2K−1パス)に対するメトリックを生成し、最適なものとして、これらのデコーディングパスのうちの1つを選択する。これらの選択の結果は、記憶された決定からパスを回復する、トレースバック部236のメモリに書き込まれる。その後、デコードされたビットのセットは、回復されたパスの移行に基づいて生成されることができる。
デコーダコンポーネントの1以上は、既知情報と一致しないビット値に対応するデコーディングパスの選択を防ぐために、APIビット250のセットによって制御されてもよい。換言すれば、APIビット250は、デコードされているビットのシーケンスの連続におけるあるビット位置で知られる、特別の値(「0」又は「1」)を示すために十分な情報を含むとしてもよい。APIビット250で指定される値とは別の値を持つどのようなビットストリングであっても、有効なデコードされたビットストリングではない。したがって、デコーダは、パスセレクションの間に、検討から、これらの無効ビットストリングに対応するデコーディングパスを除去してもよい。
図4に例示されるように、いくつかの実施形態について、ACS部2324は、無効のデコードされたビットストリングに対応するデコーディングパスを除外するためにAPIビット250によって制御されるとしてもよい。ACSオペレーションの間、APIビット250は、API値と一致しないエンコードされたビット値に対応する特別のデコーディングパス移行を縮小するために使用されてもよい。
APIビット250は、一般に、既知情報及びさらにそれらのビット値の状態に基づいて、知られている(あるいは予測可能な)ビット値を持つデコードされたビットストリングにおける1以上のビットを指定するために十分な情報を含む。この情報が伝えられる実際のフォーマットは、異なる実施形態に応じて、及び実際の実装計画にしたがって変わってもよい。
例えば、いくつかの実施形態について、APIビット250は、ビット位置252の指定、ビット値254、及び、オプションで、APIマスクビット256である、3タイプの情報を含んでいてもよい:ビット値254がエンコードされたビットの実際の既知の値(「0」又は「1」)を提供している間に、ビット位置252は、既知の値を持つビット位置 (エンコードされたシーケンス内の)の指定を提供してもよい。詳細に下で説明される図7は、このフォーマットにしたがって、ビット位置、ビット値、及びマスクビットに対する値の例の例示を供給する。
APIビット位置252は、トレリス構造における既知/予測されたエンコード化ビットの位置に対応するビット位置を識別してもよい。ある実施形態にしたがって、APIビット位置252は、他のすべてのビット位置が「未知である」と考えられている間に、既知の値を持つビット位置を明示的に識別してもよい。このように、ビット値254における「0」又は「1」の対応ビット値は、トレリス構造における有効な移行を識別し、かつ効果的に無効の移行に関するデコーディングパスを除去するために使用されてもよい。
例えば、図5は、トレリス構造の状態移行の例を3ビットの状態で例示する。例示された例は、1/2及びK=4(3ビット、K−1、状態レジスタで)のコーディングレートを仮定する。破線矢印は「1」入力ビットに対応する状態移行を示すと同時に、実線矢印は「0」入力ビットに対応する状態移行を示す。
APIデコーディングにしたがって、既知の値と一致しない入力ビットに対応する状態移行は検討から除去され、それによって、最終セレクションからのこれらの移行を含むどんなパスも有効に除去する。
例として、もしこの状態のための既知のAPIビット値が「0」ならば、実線を備えた状態移行は評価されるだろう。一方、破線を備えた状態移行は算出される必要はない。なぜなら、それらは選択のために検討されるべきでない無効のパスの一部であるためである。上記のように、これらの移行は、最悪ケースの値に状態メトリックの値を設定することにより、次の移行で有効に除去されてもよい。選択から無効のパスを除去することによりビットエラー率を縮小することに加えて、APIビット値に基づく移行の数の除去は、さらにACS部で計算の数を減らすことができる。
ある実施形態について、マスク機能は、APIマスクビット256を利用することによって実現され、APIビット値が無視されるべきビット位置を識別する。例えば、標準が変わり、その結果以前に既知のビット値を未知にする場合、そのようなマスク機能は有用で、柔軟性を加えることができる。マスクビットの設定は、効率的にそのような変更を提供するために単純な機構を提供することができる。マスク機能は、さらに、もはや既知の値を持っていないビット位置の識別を削除するためにAPIビット位置252を操作することにより実現される。それにより、代替で、ビットマスク値における値を変更すること、及び/又は、すべてにおいてビットマスク値の必要を除去することを供給してもよい。
図6は、APIデコーディングのためのオペレーション600の例を例示する。オペレーションは、既知情報に基づいて仮説を生成することにより602で始まる。604で、仮説のAPIビット値と一致しないビット値に帰着するデコーディングパスは、削除される。最後に、606で、デコーディングは、残りのパスのうちの1つの選択に基づいて行なわれる。
ここに使用されるように、仮説の用語は、一般に、例えば既知の値を持つビット位置を示し、それらのビットに対する値を特定する、APIビットの特別のセットを指す。ある実施形態について、より非常に詳しく後述されるように、個別のロジック(ここでは「仮説エンジン」と呼ばれる)は、例えば、MACプロセッサからのメッセージ情報に基づいて、1以上の仮説を生成するために提供されてもよい。
図7は、APIデコーダに適用される6ビットストリームのための仮説の一例を例示する。例示される仮説は、APIビット位置の値[1235]によって、APIビット値が、デコーディングで使用されるために、ビット位置1,2,3,5に存在する、ことを示す。例示されたスキームにしたがって、対応するAPIビット値[1011]は、これらの位置でビットに対するビット値が:bit1=1、Bit2=0、bit3=1、及びbit=1である。ある実施形態について、[0000]のAPIマスクビット値は、マスキング機能がビットのうちのいずれにも適用されないことを示すために使用されてもよい。他方では、APIデコーディングからビットを除外すると、マスクビット位置5への[0001]に例えばマスクビットをセットすることができ、この結果[101X]の有効ビット値が得られる。
もちろん、APIマスク機能性は、APIビット位置値を制御することにより、同様に実現されてもよい。例として、ビット位置5は、また、対応するAPIビット値[101]を用いて、ビット位置値から5を取り除くことにより有効に生成され、結果として[123]のビット位置値が得られるとしてもよい。このスキームでは、APIビット位置は、個別のマスク値データ構造を必要とすることなく。有効に生成されることができる。
代替スキームでは、APIビット値及び対応するAPIマスク値だけが、使用されてもよい。例として、デフォルトにより又はAPI位置値(例えば[123456])におけるすべてのビット位置の明確な指定により、ビット・シーケンスにおけるすべての位置がAPIデコーディングに対して使用されると、仮定されてもよい。いずれの場合も、APIマスク値は、対応するAPIビット値を持たないビット位置を指定するために使用されてもよい。例えば[000101]のAPIマスク値は、ビット位置4及び6に対応するAPIビット値が無視されるべきであることを示す値「1」が使用されるとしてもよく、この結果[101X1X]が得られる。
図8は、図7に示される仮説のAPIビット値がデコーディング中に検討されるデコーディングパスの数を減らすためにどのように適用されることができるかを例示する。上のダイアグラム810は、すべての入力ビットが未知と仮定する既存のデコーディングスキームにおいて検討されるであろうダイアグラムを通るすべての可能パスを示す。しかしながら、下のブロックダイアグラム820によって例示されるように、APIデコーディングスキームは、既知のAPIビット値を使用することに基づいて多くのパス移行を除去して、大幅に減少されたパス数をサーチする探索する。
APIビット値に基づくパスの減少は、左から右までダイアグラム820を通過することで説明されてもよい。対応する移行に対する既知のAPI値は、トップを横切ってリストされる。第1の移行について、ビット値は、ゼロ入力ビットに対応する実線パス移行の除去という結果になる既知「1」である。これは、状態ノード100b,101b,110b及び111bへの移行という結果になる。
第2の移行は、破線パス遷移の除去という結果になる「0」の既知ビット値に対応する。これは状態ノード010b及び011bへの移行という結果になる。第3の移行は、実線パス移行の除去という結果になる「1」の既知ビット値に対応する。これは、単一の状態ノード101bへの移行という結果になる。
しかしながら、第4の移行のビット値は、未知である。したがって、両方の可能移行パスが評価される。これは状態ノード010b及び110bへの移行という結果になる。第5の移行は、実線パス移行の除去という結果になる「1」の既知のビット値に対応する。
これは、状態ノード101b及び111bへの移行という結果になる。第6の移行のビット値は、再び未知である。したがって、両方の可能な移行パスが評価され、状態ノード101bから状態ノード010b,110bへの移行、及び状態ノード111bから状態ノード011b及び111bへの移行という結果になる。
これらの残りパスのためのブランチメトリックは、最適パスを選択し、デコードされたビットの対応するセットを生成するために、評価されることができる。無効ビットの連続に対応するデコーディングパスの除去によって、ビット/パケット誤り率は、よりノイズのある環境において期待されるより大きな改良と共に、APIデコーディングを使用して改善されることができる。
図9は、IEEE802.16e標準におけるフレームコントロールヘッダ(FCH)/ダウンリンクフレームプレフィックス(DLFP)メッセージをシミュレート・デコーディングするための、パケットエラー率(PER)、対、信号ノイズ比(SNR)のグラフの一例である。このメッセージのタイプは、24ビットの情報を含む。これらのうち、5ビットは標準につき0がセットされることになっている予備ビットである。シミュレートされた例において、これらの予備5ビットは、24ビットストリングにおける対応する位置で「0」の既知のビット値を持つ既知情報として使用される。シミュレーションはさらに以下のような変調とコーディングを仮定する:QPSK、TBCC(r=1/2)、4の反復係数及び2のデュープリケーション(duplication)係数を持ち、受信側(RX)における反復最大比結合(MRC)を仮定する。
例示されるように、APIデコーディングスキームは、AWGN環境における従来のデコーディングスキームに関する改善されたパフォーマンスを示す。例えば、APIデコーディングスキームは、従来のデコーディング(APIの検討のない)と比較した場合に、AWGNチャネルでPER10-2において約0.6dB0.6dBの利得にを示す。
図10は、図9と同様のダイアグラムである。しかし、対応するシミュレーションは、受信側(RX)の反復最大比率結合(MRC)とデュープリケーションとの両方を仮定する。例示されるように、この例において、APIデコーディングスキームは、APIデコーディングスキームなしと比較されるAWGNチャネルにおいて、PER10-2において0.75dB近くを示す。
仮説エンジン
上述されるように、ある実施形態については、仮説エンジンは、それぞれが、APIデコーディングを実行において使用するAPIビット値のセットを含む「仮説」を生成するために提供されてもよい。特別の実装に依存して、仮説エンジンは、一つの仮説、又は、ビットが既知の値でありそれらのビットの既知の値がなにであるかを分かっている異なっていてもよい多数の仮説を生成してもよい。例えば、与えられたシーケンスについて、有効ビットの組み合わせの制限された数だけがある場合、多数の仮説の評価は有用であろう。
図11は、APIデコーダ230及び仮説エンジン1110を含む受信機回路1100を例示する。例示されるように、仮説エンジン1110は、メディアアクセス制御(MAC)プロセッサ1120からのメッセージに関する情報を受信し、APIデコーダ1120による使用のためにAPIビット値(仮説)を生成する。APIデコーダ230は、仮説エンジン1110によって供給されるAPIビット値を使用して受信されたソフト(又はハード)ビットRsをデコードすることを開始する。APIデコーダ230は、メッセージパーサ1130に配達される、デコードされたデータビットRdえお出力する。
もし、メッセージパーサ1130がデコードされたビットがメッセージの一種向けであることを検出した場合、メッセージは解析され、MAC(メディアアクセス制御)プロセッサ1120に配達される。MACプロセッサ1120は、プロトコルアナライザの一種として機能してもよい。プロトコルアナライザは、例えば、次の可能メッセージタイプは何か、及び、タイミングは何か決めるために受信されるデータを分析する。
例として、MACプロセッサ1120は、最初の入力メッセージ(又はデータ)が、ダウンリンクプリアンブルによってフォローされる、FCH/DLFPメッセージになるだろうということを認識することができる。ある場合には、MACプロセッサ1120は、例えば、コーディングレート、メッセージ長、又は他のあるパラメータを決定するために、前フレームからのいくつかの情報を使用してもよい。MACプロセッサ1120は、特別のビット位置に対する既知のビット値(又は予測ビット値)を抽出し、APIデコーダへ向けてのAPI情報を生成するためにそれを使用する仮説エンジン1110にこの情報を提供してもよい。
図12は、MACプロセッサ1120によって提供される既知情報及びメッセージ情報に基づいてデコーディング仮説を生成するために使用されてもよい仮説エンジン1110の例を例示する。例示されるように、仮説エンジンは、メッセージタイプの指示を受信し、メッセージタイプによって指示された対応メッセージを検索し、メッセージのフォーマットは、フォーマットロジック1220によって分析される。
ある実施形態について、固定された/既知のビット値(標準にしたがった既知の値への予備ビットセットのような)を備えたビット位置に加えて、仮説は、予測可能な情報で生成されてもよい。例として、ビット情報は、以前に受信されたメッセージ(例えば、コーディングタイプは、あるメッセージから次のものにおそらく変化しないだろう)からの値に基づいて、予測可能かもしれない。
したがって、分類ロジック1230は、固定情報、予測情報、可変情報の少なくとも3つのカテゴリーに、与えられたメッセージ中のビット情報を分類してもよい。固定(既知)情報は、一般に、それがいくつかの条件(例えば関連するメッセージのデコーディング結果をチェックした後)の下で知られている初期ステージ又はいくつかのビット値から100%分かるように、固定される情報を指す。例えば、デコードされるデータの前に配置されることが知られるメッセージ又はデータのように、デコードされるデータに関連するメッセージのデコードされた結果は、分析され、API情報は、分析された結果から抽出されるとしてもよい。
予測可能な情報は、それが1以上のビットのセットに対して、異なる候補値又はビット組み合わせを供給することができるように、ある条件あるいは仮定の下で、予測可能になりうる情報を含むとしてもよい。異なる候補値は、異なる仮説に含まれていてもよい。例えば、予測可能な情報は、ある条件あるいは仮定の下で予測可能なある情報、又は関連するメッセージのデコーディング結果をチェックした後に予測可能な情報を含んでいてもよい。
可変情報は、一般に、それがAPIビット値(例えば、これらのビット位置に対するAPIビット位置値は「0」にセットされてもよい)として一般に使用されないように、未知か、予測が難しすぎる情報を含む。情報ビットを分類した後に、仮説エンジンの仮説APIおよび配達ロジック1240は、分類された情報を使用して、APIビット値(仮説に対応する個々のセット)の1セット又は複数セットを生成してもよい。例えば、ロジック1240は、デコーダ230に出力されるために、APIビット位置、ビット値、及びマスクストリングを構築してもよい。
ここに示されたAPIデコーディングスキームは、メッセージの様々な異なるタイプに適用されてもよい。例えば、下記に述べられるように、APIデコーディングは、(FCH)ダウンリンクフレームプレフィックス(DLFP)メッセージ、ノーマルダウンリンクMAP(DL−MAP)メッセージ、圧縮されたDL−MAPメッセージ、アップリンクMAP(UL−MAP)メッセージ、帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージ、初期レンジングリクエスト(IRNG−REQ)メッセージ、などに適用されてもよい。
フレーム制御ヘッダ(FCH)ダウンリンクフレームプレフィックス(DLFP)メッセージ1300は、図13に示されるように、固定、予測可能、可変として分類されてもよい情報の様々なビットのよい例、及び変数を提供する。FCHメッセージのフォーマット及び内容は、IEEE802.16e OFDMA標準で定義される。DLFPは、FCHチャネルの内容である。DLFPは、各フレームの初めで伝送されたデータ構造であり、現フレームに関する情報を含み、FCHにマップされる。したがって、DLFPの成功したデコーディングは、全体のフレームを処理するために非常に重要である。いくつかのビットの分類は、例えば、初期の取得状況からファーストメッセージフレームの検出までの移行の後に、時間とともに変わってもよい。
例として、ビットマップフィールド1310は、対応するメッセージグループがセグメントによって使用されるかどうか示す各ビット持つ、6ビットを含む。初期の取得状態では、これらのビットは未知である。しかしながら、初期のデコーディング及びメッセージセグメントの指定の後、少なくとも1つのビットは、指定されるだろう(例えば、第1のメッセージグループビットがAPIビット=「1XXXXX」に使用されると仮定する)。さらに、ノーマルオペレーション状態において、移動局は、基地局が前フレームにおけるのと同じビットマップを送るとすると、6ビットのすべてを予測できる。
以前に記述されるように、予備フィールド1320及び1322のビットは、標準が変更されない限り、固定されたままだろう。対照的に、2ビットの反復タイプフィールド1330は、予測困難であり、フレームからフレームへ変化することができる。
3ビットのコーディングタイプフィールド11340は、異なる方法で分類され、多くの異なる仮説を生成するために使用されてもよい。例えば、コーディングタイプにどんな条件も設けなかったところ、3ビットのフィールドは、変数として扱われることができるかもしれない。しかしながら、既知情報の使用でこれらのビットのうちのいくつかは、固定するように扱われてもよい。例えば、WiMaxの現バージョンが、2つのタイプだけのコーディング、TBCC(0b000)及びCTC(0b010)をサポートすることが知られている場合、第1及び第3のビットは、「0」(APIビット=「0b0X0」)の既知のビット値として扱われてもよい。
8ビットの長さフィールド1350は、フレームからフレームに変わっていてもよいが、ビットのうちのいくつかは異なる方法で分類されてもよい。例として、長さフィールドに制限を課さないと、すべての8ビットは変数になるだろう。しかしながら、ほとんどの場合、DL−MAPの長さは2^7未満であるだろうから、MSBは「0」(APIビット=「0b0XXXXXXX」)であると予測されてもよい。この予測が真実でないかもしれないとき、達成されるビット誤り率における改良は、異なる仮説を使用して再デコードしなければならない際に、どんなパフォーマンスペナルティーよりも重要かもしれない。より積極的な仮説は、また、例えば、長さが2^6(APIビット=「0b00XXXXXX」)又は2^4(APIビット=「0b0000XXXX」)未満であると仮定して、同様の方法で生成されてもよい。
図14A−14Gは、情報と可能な分類と上述の仮定に基づいて、FCH/DLFPメッセージに対する多数のAPIデコーディング仮説の例を例示する。仮説は、既知のビット値を持つとして扱われるビットの数に基づいて、その仮説がどの程度「積極的か」を一般的に示す異なるレベル(L0−L6)を持つように示される。
図14Aをまず参照すると、L0仮説は、各フレームにおける最初のメッセージの場合のように、APIビット値がない(仮説がない)場合に対応する。換言すると、メッセージがデコードされていないため、API値を生成するために使用されてもよいメッセージ情報がない。図14Bは、第1レベル(L1)仮説を、仮説において使用される予備ビット値だけで例示する。
図14Cは、仮説において使用される予備ビット値に加えビットマップビット値(最初のフレームにおいて指定されるメッセージグループ)を含む、L2仮説を例示する。図14Dは、L2仮説に関連し、前フレームにおいて使用されたビットマップビット値の残りを加えるL3仮説を例示する。
図14Eは、L3仮説に関連し、サポートされるコーディングタイプTBCC及びCTCに共通のコーディングフィールドビット値を加えるL4仮説を例示する。図14Fは、L4仮説に関連し、長さが2^6未満であるとする仮定に基づいて、長さフィールドの上位の2ビットを加えるL5仮説を例示する。図14Gは、L5仮説に関連し、長さが2^4未満あるとする仮定に基づいて、長さフィールドのさらに2ビットを加えるL6仮説を例示する。
これらのそれぞれの仮説のビット値は、上記の方法において、誤ったデータに対応する多くのデコーディングパスを除去するために、APIデコーダによって使用されてもよい。もちろん、図14B−14Gの中で示される仮説は単に典型的である。さらに、より多くの既知のビット値を含めて、例示された仮説が次第により積極的になっていると同時に、当業者は、他の仮説が、これらの例において示されるビット値の異なる組み合わせを使用して生成されてもよいことを認識するだろう。
上述されるように、これらの異なる仮説にしたがうAPIビット値は、誤ったデータに対応するデコーディングパスを除去するために、APIデコーダによって使用されてもよい。なぜなら、異なる仮説は異なるAPIビット値を持つため、デコーディング性能は、仮説から仮説で変わってもよい。図15−17は、異なるチャネルに関する異なる仮説の間での性能変化を例示するグラフの例を示す。
図15は、付加的ホワイトガウスノイズ(AWGN)チャネルにおける異なる仮説L0−L6に対するAPIデコーディングのシミュレーション結果を示す。シミュレーションにおいて、仮説はすべて正確である(換言すれば、APIビット値は実際のエンコードされたビット値と一致すると仮定されている)と仮定されている。
例示されるように、より多くのAPIビットを備えた仮説は、よりよい性能(ビット誤り率が縮小される)を出す。図16は、ITU Ped−A及びPed−Bチャネルに対して異なる仮説を使用するAPIデコーディングに対する、同様の結果を示す。図17は、ITU Veh−A及びVeh−Bチャネルに対して異なる仮説を使用するAPIデコーディングに対する、同様の結果を示す。
上記のものが本発明のある実施形態に導かれる間に、発明の他の及びさらなるある実施形態は、それの基礎的な範囲から外れずに工夫されてもよく、その範囲は、続く請求項によって決定される。
多数の仮説を処理する方法
上に議論されるように、仮説エンジンは、固定及び予測可能な既知情報に基づいてビット値の仮説を生成する。仮説エンジンは、異なるビット値の組み合わせを仮定することによって、Ncの多数の仮説を生成するために予測可能な情報を使用してもよい。性能を向上させるために、多数の仮説を処理することは望ましいかもしれない。したがって、デコーダは、多数の伝えられた仮説を調査してもよい。ゆえに、処理された仮説の数は、伝えられた仮説、Ncの数と等しいかもしれない。多数の処理された仮説があるが、最も正確な仮説だけが選択されてもよい。
ある実施形態において、受信されたメッセージは、巡回冗長検査(CRC)フィールドを含んでいてもよい。CRCを欠くメッセージについては、選択基準はデコーディングの最終ステージで蓄積された可能性(あるいは蓄積された距離)に基づいてもよい。CRCがあるメッセージについては、選択基準は、CRCチェックの結果又は蓄積された可能性のいずれかに基づいてもよい。
多数の仮説を評価するために利用されてもよいいくつかの方法がある。これらの方法は並列、連続、及び反復する評価を含んでいてもよい。並列の評価方法を実現するために、複数のデコーダは、NcのAPI仮説の1以上を処理する各デコーダで利用される。
対照的に、連続及び反復するデコーディング方法は、単一のデコーダを利用してもよく、一度に単一の仮説を処理する。連続の方法において、デコーダは、Nc長であるループにおけるすべての仮説を処理する一方で、反復の方法において、デコーダは、それが所定の選択基準しきい値を満たす一つの仮説を見つけるまで仮説の連続をを処理する。
ある実施形態では、仮説の数は、プロセッサの数を超過してもよい。そのような実施形態において、ハイブリッド法は、各プロセッサが並列に動作するために使用されてもよいが、各プロセッサは、連続の又は反復の方法において一つの仮説よりも多く評価する。
図18は、並列のAPIデコーダ1830と、多数の仮説を生成する仮説エンジン1860を含む受信機回路を例示する。
例示されるように、仮説エンジン1860は、MACプロセッサから受信されたメッセージ情報に基づいて、それぞれAPI(1)からAPI(Nc)までのAPIビット値の異なるセットを持つ、Ncの異なる仮説を生成するとしてもよい。仮説エンジンは、例えば、ビット値を予測するために使用される異なる仮定に基づいて、多数の仮説を生成してもよい。上述されるように、仮説のうちのいくつかは、例えば、予測されるビット値の数に基づいて、他のものより積極的と考えられてもよい。
デコード1830は、異なる仮説の適用により並列に受信されたビットを複数回デコードすることで、異なる仮説のAPIビット値を使用して、受信されたビットRsを事実上デコードする。多数の仮説を評価した後に、デコーダ1830は、選択基準のいくつかのタイプに基づいて最高とみなされた仮説を用いて得られたデコードされたデータビットRDを出力するとしてもよい。
図19は、並列に、多数の仮説の評価のためのオペレーション1900の例を例示する。オペレーション1900は、並列に配列された複数のAPIデコーダ2000を持つ並列のデコーダ1830の実施形態の例を例示する図20に関して記述されてもよい。
オペレーションは、1902で、既知情報に基づいて複数の仮説の生成することにより、始まる。1904で、各仮説はデコーダ2000のうちの1つに送られてもよい。図20に例示されるように、各仮説は、受信されたビットRsのデコーディングにおけるデコーダによって使用される上述の情報(例えばビット値、ビット位置、及び/又はビットマスク)のタイプを含むとしてもよい。
各デコーダは、ステップ1906及び1908で、APIデコーディングを実行し、対応する仮説のAPIビット値に基づいてデコーディングパスを除去し、残りのパスから選択を行い、デコードされたビットRDを生成する。1910で、各デコーダは、例えば、デコードされたメッセージがCRCを含まない場合において、最良の仮説を選択するために使用されてもよいクオリティメトリック(QA)を生成してもよい。もし、メッセージがCRCを含む場合、個別のクオリティメトリックは生成されても、されなくてもよい。1912で、各デコーダからのデコーディング結果は比較され、ステップ1914で、最良の仮説を使用して得られた結果が選択される。
図20に例示されるように、もし、デコードされたメッセージがCRCを含む場合、デコーディング結果はCRCロジック2020を用いたCRCチェックを実行することにより比較されてもよい。CRCロジック2020は、整合するCRCを持つデコードされた結果を備えた仮説を指定する出力(Sx)を生成してもよい。出力Sxは、対応するデコードされた結果を出力するために、マルチプレクサとして役割を果たす選択ロジック2030を制御するために使用されるとしてもよい。
CRCチェックの代わりとして(例えば、もしデコードされたメッセージがCRCを持たない場合)、クオリティメトリックは、、最良の仮説を選択するために使用されてもよい。例えば、クオリティメトリックは、蓄積された距離又は可能性の値であってもよい。MLデシジョンロジック2010は、最良のクオリティメトリック(例えば、最低の蓄積された距離又は最も高い可能性)を持ったデコードされた結果を用いて仮説を指定する出力(SY)を生成して、各デコーダからのクオリティメトリックを評価してもよい。出力(SY)は、対応するデコードされた結果を出力するために、選択ロジック2030を制御するために使用されるとしてもよい。
図21は、連続するAPIデコーダ2130及び多数の仮説を生成する仮説エンジン2160を含む受信機回路を例示する。
例示されるように、仮説エンジン2160は、NCの異なる仮説を生成し、デコーダ2130に対して連続する方法でこれらの仮説を出力する。例えば、例示されたように、仮説エンジン2160は、デコーダ2130に対して、APIビット値、API(c)を出力してもよく、ここでc=1からNCである。
デコーダ2130は、異なる仮説を適用することによって連続に複数回受信されたビットをデコードして、結果として、異なる仮説のAPIビット値を使用して受信されたビットRsをデコードする。多数の仮説の評価の後に、デコーダ2130は、選択基準のあるタイプに基づいて最良とみなされた仮説を用いて得られるデコードされたデータビットRDを出力してもよい。
図22は、連続の方法における多数の仮説を評価するオペレーション2200の例を例示する。オペレーション2200は、図23を用いて図示されてもよい。。図23は、異なる仮説のAPIビット値に基づいて、連続的に複数回、受信されたビットRSのセットをデコーディングするための単一のAPIデコーダ2300を持つ。
オペレーションは、2202で、既知情報に基づいて、複数の仮説の生成することにより、始まる。2204で、ビット値API(c)を持つ仮説のうちの1つが選択され、受信されたビットのデコーディングにおいて使用するために、デコーダ2130に送られる。
デコーダは、ステップ2206及び2208で、APIデコーディング、APIビット値に基づくデコーディングパスの除去、及びデコードされたビットRDのセットを生成するために残りのパスからの選択2330を実行する。2210で、デコーダは、例えば、デコードされたメッセージがCRC2320を含まない場合において、最良の仮説を選択するために使用されもよいクオリティメトリック(QA)2310を生成するとしてもよい。上述されるように、もし、CRCを含む場合、個別のクオリティメトリックは、生成されても、されなくてもよい。2212で、デコーディング結果及びクオリティスコア(もし生成されていれば)は、後の評価のために、メモリ2340に記憶される。
2214で決定されるように、さらに仮説がある場合、オペレーション2204−2212は繰り返される。一旦、オペレーションが仮説ごとに実行されたならば、2216で、仮説の結果は比較され、2218で、最良の仮説を使用して得られた結果が選択される。
図23に例示されるように、デコーディング結果RD(c)及びクオリティメトリックQA(c)は、各仮説について、もし生成されていれば、メモリ2340から検索され、最良の仮説を決定するために評価されるとしてもよい。例示されるように、図20に示されるのと同様の回路類は、CRC(SX)、及び/又は、対応するデコードされた結果を出力する選択ロジックを制御するためのクオリティメトリック(SY)に基づいて、最良の仮説の指定を出力するために使用されてもよい。
図24は、反復APIデコーダ2430及び多数の仮説を生成する仮説エンジン2460を含む受信機回路を例示する。
図21の仮説エンジン2160のように、仮説エンジン2460は、NCの異なる仮説を生成し、デコーダ2430に連続する方法でこれらの仮説を出力する。図21のデコーダ2130のように、デコーダ2430は、異なる仮説を適用することによって連続に複数回受信されたビットをデコードして、結果として、異なる仮説のAPIビット値API(c)を使用して受信されたビットRsをデコードするために単一のデコーダ2470を利用するとしてもよい。
しかしながら、各々の可能な仮説を評価し、出力結果を比較するよりむしろ、デコーダ2430は、しきい値選択基準に対する各仮説の結果を比較してもよい。一旦、仮説が選択基準を満たす結果で評価されれば、対応するデコードされたデータビットはどの残りの仮説についても評価することなく出力されるとしてもよい。
図25は、反復する方法で多数の仮説を評価するためにオペレーション2500の例を例示する。オペレーション2500は、例えば、図24に示されるコンポーネントによって実行されてもよい。
オペレーションは、2502で、既知情報に基づいて複数の仮説を生成することにより、始まる。2504で、ビット値API(c)を持つ仮説の一つが選択され、受信されたビットのデコーディングにおいて使用するために、デコーダ2430に送られる。 デコーダは、ステップ2506及び2508で、APIデコーディング、APIビット値に基づくデコーディングパスの除去、及びデコードされたビットRDのセットを生成するために残りのパスからの選択を実行する。
図22のように、すべての仮説が評価され、結果が比較されるまで待つよりもむしろ、選択される仮説に対して得られる結果は、ステップ2512で、(ループの中で)評価される。例示されるように、デコーダ2430は、デコードされたビットのセットが選択基準を満たすか決定するためのロジック2480を含むとしてもよい。例えば、ロジック2480は、CECチェック及び/又はクオリティメトリックと所定のしきい値との比較を実行してもよい。
もし、選択基準が満たされない場合(例えば、CRCチェックは整合しない又はクオリティメトリックはしきい値より下である)、オペレーション2504−2512は、異なる仮説を評価するために繰り返されてもよい。しかしながら、選択基準が満たされる場合、2514で、現在の仮説を使用して得られた結果が選択される。
異なる仮説がこの反復するアプローチにおいて評価される場合の順序は、変わってもよい。例えば、ある実施形態については、より積極的な仮説(より多くの既知/予測されたビット値を備える)は、積極的でない仮説の前に評価されてもよい。ある実施形態について、積極的でない仮説は、より積極的な仮説の前に評価されてもよい。ある実施形態について、ある他のタイプの基準は、仮説が評価に選ばれる順序を決定するために使用されてもよい。
当業者は、多数の仮説を評価するための様々な技術が変更されてもよく、ある場合には組み合わせられてもよいことを認識するだろう。例えば、先に記述されたように、並列でコーダより多くの仮説がある場合、並列及び連続する技術は、並列に複数の仮説を評価するために組み合わせられてもよい。
API情報を抽出するための典型的なメッセージ
上述したように、APIデコーダは、シーケンスに関する既知情報、フォーマット、及び/又はメッセージの各種タイプの内容を使用し、伝送されるメッセージのデコーディングにおいて、ビットエラー率を低減するためにビット値を決定及び/又は予測するとしてもよい。
例として、IEEE802.16e OFDMA標準によれば、フレーム中の最初のデータ単位は、ノーマルDL−MAP又は圧縮されたDL−MAP及びUL−MAPによって後続されるFCH(フレーム制御ヘッダ)である。フレーム制御ヘッダ(FCH)メッセージ、ダウンリンクMAP(DL−MAP)メッセージ、及びアップリンクMAP(UL−MAP)メッセージは、既知のAPIビット値を備えたデコーディング仮説を生成するために使用されてもよいメッセージの例である。
上述されるように、FCHメッセージは、典型的にはMAP長及びコーディング情報を含み、様々な仮定は、現在の標準、現在サポートされているコーディング、及びマップ長に関する仮定に基づいて、例えば、そのような情報の内容に関して作られてもよい。DL−MAP及びUL−MAPデータは、典型的には、サブチャンネル及びサブフレーム割り当て及びダウンリンクとアップリンクのフレームのための他の制御情報などのような、資源割り当てに関するデータを提供する。これらのMAPメッセージのフォーマット及び内容に関する情報は、これらのメッセージをデコーディングするためのAPIビット値を生成するために使用されてもよい。
図26は、既知情報に基づいて、DL−MAPメッセージをデコーディング可能な受信機回路を例示する。例示されるように、MACプロセッサ2650は、仮説エンジン2660に、DL−MAPタイミング及びメッセージ情報を供給してもよい。仮説エンジン2660は、APIデコーダ2630を制御するために、DL−MAP情報に基づいて、APIビット値のセットを生成してもよい。実施形態にしたがって、MACプロセッサは、連続的なタイミング及びDL−MAP情報 (例えば各フレーム)を提供してもよいし、この情報が変わるとともにそれほど頻繁でなく単に更新してもよい。
MACプロセッサ2650は、以前にデコードされたビットを分析し、CRCチェックロジック2640及びHCS8(ヘッダチェック・シーケンス)チェックロジック2642からの結果をチェックし、正確なDL−MAPメッセージが存在するかどうか決定し、仮説エンジン2660へ他の既知情報と同様にDL−MAP指示情報及びタイミングを提供する。
HCS8ロジックは、ノーマルDL−MAPメッセージを備えるMACヘッダ(例えばIEEE802.16標準の下で定義されたような)に対する8ビットのCRCチェックを行なってもよい。このチェックは、少なくとも、MACヘッダが適切にデコードされた場合の指示を提供する。より非常に詳しく下に記述されるように、十分なCRCチェックが失敗する場合(ノーマルDL−MAPメッセージ全体に対して)、成功したHCS8チェックは、成功裡にデコードされたMACヘッダの中の情報が、APIビット値を生成するために使用されることを可能にしてもよい。メッセージの残りのデコーディングにおいて援助を行うとしてもよい。
異なるフォーマット及び内容のために、ノーマルDL−MAPメッセージ及び圧縮されたDL−MAPPメッセージは、異なるようにデコードされてもよい。ある実施形態について、受信機回路は、適切なメッセージをデコードするために、異なるAPIビット値のセットを生成することができるとしてもよい。図27は、ノーマル及び圧縮されたDL−MAPメッセージをデコーディングするためのオペレーションの例を例示する。
2702で、DL−MAPメッセージの指示は受け取られる。例えば、MACプロセッサは、DL−MAPがシーケンスにおける次であるメッセージ・シーケンスの既知のタイミングに基づいてこの指示を提供する。DL−MAPメッセージがノーマルか圧縮されかにかかわらず、決定は、ステップ2704でなされる。DL−MAPメッセージがノーマルの場合、メッセージは、2706で、ノーマルDL−MAPメッセージのために生成されたAPIビット値を使用してデコードされる。もし、DL−MAPメッセージが圧縮されている場合、DL−MAPメッセージは、2708で、圧縮されたDL−MAPのために生成されたAPIビット値を使用してデコードされる。
これらは、これらのオペレーションの例において相互に独立の個別のステップとして示しているが、一方で、ある実施形態について、並列デコーダは、DL−MAPメッセージが既知になる前でさえデコーディングが始まることを可能にして、ノーマル及び圧縮されたDL−MAPメッセージをデコーディングすることに対して、提供されるとしてもよい。デコーディングの後、正確にデコードされたタイプに対するデコーディング結果だけが使用され、他が廃棄されるだろう。
ノーマル及び圧縮されたDL−MAPメッセージの間の主な違いの1つは、ノーマルDL−MAPメッセージのに提供されるMACヘッダである。図28は、完全なノーマルDL−MAPメッセージ・フォーマットを例示する。メッセージの最初の部分は、MACヘッダの始めからDlSymDurフィールドまで、固定長を持つ。固定長部分は、多数の可変サイズフィールド、DL−MAP IEフィールド及び、最後にCRC32フィールドによって後続される。
したがって、もし、メッセージがノーマルDL−MAPメッセージであることとして指定されることがでいる場合、いくつかのビット値を生成することは可能である。例えば、MACヘッダの多くのフィールドは、終始ある値に固定される。これらのフィールドは、既知のビット値に基づいてAPIデコーダに対する仮説を生成するために使用されることができる。図28では、固定値を持つフィールドは第1のクロスハッチングで示される。第2のクロスハッチングの印のあるいくつかの予備フィールドも、既知のビット値として扱われ、それらのフィールドに対する値が変わらないと命ずる標準を提供されるとしてもよい。
通信中に終始固定されるいくつかのフィールドがさらにある。しかし、例えば、移動局が基地局と提携することを決定するまで、これらの値は既知ではなくてもよい。第3のクロスハッチングの印のあるフィールドは、基地局と同期した後にAPIデコーディングのために固定フィールドとして扱うことができる。
付加的なビット値も、現在値及び可能な将来値に基づいて決定されてもよい。例えば、フレームナンバーフィールド(FrmNr)は、各フレームによって単調に増加し、ビット値は複数のフレームにわたって予測可能としてもよい。
ダウンリンクチャネル記述子(DCD)カウントフィールド(DcdCnt)は各フレームを変更しない一方で、それは、DCDメッセージの構成における変更を示す機会に、1をインクリメントされるとしてもよい。したがって、すべてのビットを予測することは可能でないかもしれない一方で、もし、現在の値が既知であれば、値が1だけインクリメントされて変わるかもしれないDCDCntの制限のある値に基づいてビット値を予測することは可能である。前フレームにおける値が0x2(b’00000010)の単純な例として、次のフレームにおいて、値は0x2又は0x3(b’00000011)となるべきであり、7MSBのビット値を意味することが予測可能である(APIビット値=b’0000001X)。
図29は、例えば、図26の受信機によって実行されるとしてもよいノーマルDL−MAPメッセージのAPIデコーディングに対するオペレーション2900の例のフロー図である。オペレーション2900は、2902で、ノーマルDL−MAPメッセージに関するAPIに基づいて、仮説を生成することによって始まる。オペレーションは、フレーム境界で、又は、有効なフレームプリアンブルを検出した後、始まるとしてもよい。例えば、MACプロセッサは、ノーマルDL−MAP仮説エンジンに対して、ノーマルDL−MAP仮説情報を更新及び提供してもよい。ある実施形態について、ノーマルDL−MAP仮説情報は、最新の情報が維持されてもよく、MACプロセッサは、もし情報が変更されていなければその情報の更新を必要としない。ノーマルDL−MAP仮説情報を更新すること及び提供することは、次のフレームに対するフローの終わりで実行されてもよい。
2904及び2906で、APIデコーディングは、APIビット値が一致しない検討からデコーディングパスを除去すること、及び残りのパスから選択することにより、実行され、メッセージに対するデコードされたビットのセットを生成する。例えば、APIデコーダは、標準の中で事前に定義されるフレーム境界からのDL−MAPの時間オフセットで、DL−MAPでコーディングをデコーディングし始めてもよい。
2908で、CRCチェックは、メッセージが成功裡にデコードしたか決定するために実行される(メッセージの全体で)。例えば、APIデコーダの出力は、DL−MAPメッセージを確認するために、受信されたCRC値と計算されたCRC値を比較するCRC32チェッカに入る。もし、CRCチェックが成功すると、メッセージを送られたものが正確にデコードしたと仮定され、DL−MAPは2910で進められる。
しかしながら、メッセージ全体でのCRCチェックが失敗の場合、MACヘッダチェックコード(HCS8)は、少なくとも、MACヘッダが正しくデコードしたか見るために、2912でチェックされる。HCS8チェックが成功であり、2916で決定されるように、現在のデコーディングループが「最初の通過」であれば、仮説情報は、2918で、例えば、成功してデコードされたMACヘッダフィールドを用いて、ノーマルDL−MAPメッセージの残りの部分からの他の固定/予測フィールドを追加して、更新されてもよい。
潜在的に、本質的に、もっと既知のビット値とともに、この更新された仮説の使用により、第2の試みがメッセージのデコードに対して行われてもよい。付加的なビットは、2908で成功したCRCチェックでの結果であるとしてもよい。その他の場合、デコーディングは2914で失敗したと決定される。
ある実施形態について、同様のAPIデコーディングオペレーションは、圧縮されたDL−MAPメッセージに対して、固定、予備、及び予測ビット値に基づいて実行されるとしてもよい。
図30は、圧縮されたDL−MAPメッセージ・フォーマットを例示する。メッセージの最初の部分、メッセージの開始からIeCntフィールドまで、は、固定長であり、多数の可変サイズDL−MAP IE及び、最後に、CRC32フィールドによって後続される。メッセージを、圧縮されたDL−MAPメッセージとして指定された後(例えばMACプロセッサによる)、圧縮されたMAP指示としてメッセージのタイプを指定するメッセージの最初の3ビットは、第1のクロスハッチングで指定されるように、既知であり、固定される(b’110’)だろう。
第2のクロスハッチングで示された予備フィールドは、もし標準がいくつかの目的のためにそのフィールドを変更しなければ、固定され、APIデコーディングのために使用されると検討されてもよい。ノーマルDL−MAPメッセージを持つように、通信の間、終始固定されるいくつかのフィールドがさらにある。しかし、例えば、移動局が基地局と提携することを決定するまで、これらの値は既知とならないとしてもよい。第3のクロスハッチングの印のあるこれらのフィールドは、基地局と同期した後にAPIデコーディングのために固定フィールドとして扱うことができる。
付加的なビット値は、また、ノーマルDL−MAPで一般的な他のフィールドの現在値及び可能な将来値に基づいて決定されてもよい。これらのフィールドは上述されるようなフレームナンバーフィールド(FrmNr)及びダウンリンクチャネル記述子(DCD)カウントフィールド(DcdCnt)を含む。
ある実施形態について、デコーディングロジックは、ノーマル及び圧縮されたDL−MAPメッセージタイプの間で選択するために提供されてもよい。メッセージ・シーケンスに基づいて、DL−MAPがくることは既知でもよい一方で、それがノーマル又は圧縮されたDL−MAPメッセージのどちらであるかは既知でなくてもよい。
図31は、並列にノーマル及び圧縮されたDL−MAPメッセージをデコーディングするための並列APIデコーダを含むデコーディングロジック3100を例示する。図32は、並列にノーマル及び圧縮されたDL−MAPメッセージを処理するためのオペレーション3200の例を例示する。オペレーション3200は、図32に示されるコンポーネントによって実行されてもよい。
オペレーション3200は、3202で、ノーマル及び圧縮されたDL−MAPの両方に対する既知情報に基づいて、仮説を生成することにより、始まる。3204及び3206で、APIデコーディングは、ノーマル及び圧縮されたDL−MAP仮説を使用して並列に実行される。例示されるように、デコーダ3110は、ノーマルDL−MAPAPIビット値に基づいてコードされたビットをデコードすると同時に、デコーダ3110は、圧縮されたDL−MAPAPIビット値に基づいて同様にコードされたビットをデコードする。
3208で、決定は、ノーマル又は圧縮されたDL−MAP仮説のどちらを使用して、DL−MAPメッセージが成功してデコードされたかに関して、なされる。そうでなければ、デコーディングはステップ3212で失敗する。そうでなければ、DL−MAPは、DL−MAPメッセージがノーマルか圧縮されているかにかかわらず、3210で、出力される。
デコーディングが成功したかどうか決定し、デコーダ間の選択を支援するために、DL−MAP選択ロジック3130は、CRC32及び/又はHCS8チェックを実行することにより、デコードされたデータを確認するために備えられてもよい。もし、CRCチェックがデコーダ3120からの出力について成功であるとした場合、メッセージは圧縮されたDL−MAPメッセージである。もし、CRCチェックがデコーダ3110からの出力について成功であるとした場合、メッセージはノーマルDL−MAPメッセージである。上述されるように、成功したHCS8チェックによって示されるような、ノーマルDL−MAPのMACヘッダの部分的な成功したデコーディングの成功は、CRCチェックが失敗した場合において、ノーマルDL−MAPに対するデコーディングの他の反復の実行のために使用されるとしてもよい。
上述された並列アプローチの代わりとして、DL−MAPは、また、連続するアプローチを使用してデコードされるとしてもよい。例えば、単一のAPIデコーダは、連続する方法で、ノーマル及び圧縮されたDL−MAP仮説を試みるために利用されてもよい。
例として、ノーマルDL−MAPに対する仮説が最初に試みられ、そして、もし、デコーディングが失敗すると、圧縮されたDL−MAPに対する仮説が使用されるとしてもよい。単一のデコーダの使用は、上述された多数のデコーダの実施形態より少ない電力を消費するとしてもよい。
ある実施形態について、多くの反復を最小化するために、前のDL−MAPタイプの履歴は、現行フレームのDL−MAPタイプを予測するために使用されてもよい。換言すれば、もし、最後のDl−MAPメッセージタイプが圧縮されている場合、圧縮されたDL−MAPタイプに対応するAPIビット値は、デコーディングに使用されてもよい。もし、圧縮されたDL−MAPタイプ APIデコーディングが失敗すると、ノーマルDL−MAPタイプに対応するAPIビット値は、後のデコーディング反復において使用されてもよい。
アップリンクMAP(UL−MAP)メッセージ・フォーマット及び内容に関する既知情報は、また、APIビット値を生成し、デコーディングを助けるために使用されてもよい。
IEEE802.16e OFDMA標準によれば、UL−MAPメッセージは、最初のデータトラフィックDL−MAP情報エレメント(IE)によって導かれるバーストにおいて、最初のMPDUであることは明示される。もし、圧縮されたUL−MAP及びSub−DL−UL−MAPの両方がフレームに存在しない場合には、移動局は、いくつかの条件がDL−MAPを解析した後に満たされれば、最初のデータバーストの最初のMPDUがUL−MAPメッセージになるだろうと典型的には仮定することができる。この情報を使用して、移動局は、あるポイントでどのタイプのメッセージをデコーダによって出力させることができるかを知り、「既知情報」としてメッセージの「既知の値」を使用することができ、API復号スキームに基づいたデコーディング性能を改善する。
図33は、既知情報に基づいて、UL−MAPメッセージをデコーディング可能な受信機回路を例示する。DL−MAP及びUL−MAPメッセージの間のフォーマットの類似性により、受信機回路は、既知情報に基づいてDL−MAPメッセージをデコーディング可能な図26の受信機回路と類似な方法で動作するとしてもよい。
例示されるように、MACプロセッサ3350は、UL−MAPタイミング及びメッセージ情報を、仮説エンジン3360に提供してもよい。仮説エンジン3360は、UL−MAP情報に基づいて、APIビット値のセットを生成するとしてもよく、APIデコーダ3330を制御する。実施形態にしたがって、プロセッサは、連続的なタイミング及びUL−MAP情報(例えば各フレーム)を提供してもよく、又は、それほど頻繁でなく情報が変化するときに単に更新するとしてもよい。プロセッサ3350は、以前にデコードされたビットを分析し、CRCチェックロジック3340及びHCS8チェックロジック3342からの結果をチェックし、正確なUL−MAPメッセージが存在するか決定し、他の既知情報と同様に、UL−MAP指示情報及びタイミングを、仮説エンジン3360に提供する。
図34は、UL−MAPメッセージ・フォーマットを例示する。メッセージの最初の部分は、MACヘッダの始めからUiSymDurフィールドまで、固定長である。固定長の部分は、多数の可変サイズフィールドUL−MAP IEフィールド及び、最後にCRC32フィールドによって後続される。
一旦、メッセージがUL−MAPメッセージであると決定されると、MACヘッダ部の多くのフィールドは、固定値のままだろう。これらのフィールドに関するこの既知情報は、APIデコーダに対するAPIビット値を生成するために使用されることができる。図において、固定値を持つフィールドは、第1のクロスハッチングによって示される。第2のクロスハッチングによって示されるいくつかの予備フィールドは、また、標準がある目的のためにフィールドのビット値を変更しなければ、APIデコーダによって使用されることができる。
また、現在のオペレーティングパラメータに基づいて、予測されることができるいくつかの値を持つ様々なフィールドがある。例として、アップリンクチャネル記述子(DCD)カウントUcdCntフィールドは、ほとんどの場合変更されないだろうが、あるポイントで1を増加されてもよい。したがって、ほとんどの場合、多くのMSBは変わらないだろう。
他の例として、あるフィールドの最大値は、一旦移動局が特定の基地局と提携されると決定されるとしてもよく、それらのフィールドに影響する得られたネットワークパラメータは既知である。例として、一旦、RF帯域幅、フレーム持続時間及びUL−MAP関連ポリシーが得られたならば、割り付けられた開始時刻フィールド(AllocStartTime)及び/又はアップリンクシンボル持続時間フィールド(UlSymDDDur)に対する最大値は算出されることができる。
この例示のため、もし、現在のRF帯域幅が5MHz、フレーム持続時間が5ミリセカンドである場合、AllocStartTimeの最大値は、MAP関連モードにしたがって0x1B58又は0x36B0とすることができる。もし、最大値が0x36B0ならば、18MSBはゼロにセットされるだろう。他の例として、現在のRF帯域幅が5MHzで、フレーム持続時間が5ミリセカンドならば、UlSymDurの最大値はWiMAXプロファイルにしたふぁって0X15になるだろう。したがって、最初の3MSBB(ビット7−5)は、ゼロにセットされるだろう。
図35は、UL−MAPメッセージをデコーディングするためのオペレーション3500の例を例示する。オペレーション3500は、例えば、FCHに続くUL−MAPをデコーディングした後、始まるとしてもよい。図33に示されるように、MACプロセッサは、これらのオペレーションのためのUL−MAPに対して、UL−MAP仮説を更新及び提供するとしてもよい。
オペレーション3500は、3502で、UL−MAPに対する既知情報に基づいて、1以上の仮説を生成することによって、始まる。実施形態について、UL−MAP仮説エンジンは、最新の情報を維持するとしてもよく、MACプロセッサは、もし情報が変更されていなければその情報の更新を必要としない。UL−MAP仮説情報を更新すること及び提供することは、次のフレームに対するフローの終わりで実行されてもよい。
3504及び3506で、APIデコーダは、UL−MAPAPIを用いてデコーディング、APIビット値を一致しないデコーディングパスの除去、残りのパスからの選択を始める。APIデコーダは、例えば、DL−MAPメッセージにある対応するDL−MAP IEに記述されるUL−MAPの時間オフセットで、デコーディングを始めてもよい。
3508で、CRCチェックは、デコードされたメッセージにおいて行なわれる。図33に例示されるように、APIデコーダからのデコードされたビット出力は、UL−MAPメッセージを確認するために、受信されたCRC値と計算されたCRC値とを比較するCRC32チェックロジックに対する出力であるとしてもよい。もしCRCが一致する場合、成功してデコードされたUL−MAPは、3510で、進められる。
ノーマルDL−MAPのデコーディングに関する上述の類似する方法において、もし、メッセージ全体に対するCRCが確認失敗であるが、MACヘッダに対するHCS8が3512で整合した場合には、デコーディングの他の反復3514は、3518で生成された更新された仮説を用いて実行されるとしてもよい。
例えば、デコードされたMACヘッダ全体が、UL−MAPメッセージの残り部分における他の固定/予測ビット値に加えて、既知の値として使用されてもよい。もし、デコーディングが、この第2の反復の後でさえ失敗する場合には、デコーディングは、3514で、失敗と考えられてもよい。
上述された例は、UL−MAP及びDL−MAPメッセージデコーディングに関して、基地局から移動局に通常に伝送され、主に必要とされるメッセージを持つ。デコーディングメッセージが移動局(あるいは他のタイプの送信機)から伝送された時、同様のタイプのAPIデコーディング動作は、さらに基地局で起こってもよい。
例えば、APIデコーディングは、WiMAXにしたがって、レンジングリクエスト(RNG−REQ)及び帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージについて適用されてもよい。RNG−REQ及びBW−REQメッセージに関する既知情報に基づいて生成されたビット値を使用するAPIデコーディングオペレーションは、基地局で、RNG−REQ及びBW−REQメッセージデコーディング性能を増すために使用されてもよい。
IEEE802.16e標準にしたがって、移動局がRNG−REQ及び/又はBW−REQメッセージを送ることができるように、移動局は、アップリンクにおけるリソース割り当てを要求するために、基地局へCDMAコードを送るものとする。基地局は、UL=MAPに含まれているCDMA_Allocation_IEを使用して、アップリンクにおけるある量のリソースを割り付けてもよい。
基地局は、実際にメッセージを受け取る前に、CDMA_Allocation_IEによって割り付けられた範囲に対してどのタイプのメッセージが渡されるのか、知っている。このメッセージは、RNG−REQメッセージ又はBW−REQメッセージになるだろう。この情報に基づいて、基地局は、RNG−REQ及びBW−REQメッセージに関する既知情報に基づいて生成されたビット値を備える仮説を使用して、APIデコーディングを実行してもよい。
図36は、RNG−REQ及びBW−REQメッセージに関する既知情報に基づいてAPIデコーディング可能な受信機回路を例示する。例示されるように、MACスケジューラ3650は、MACプロセッサ3630、CDMA_Allocation情報(例えば、タイミング、範囲及び予期されたメッセージタイプを含む)に、情報を提供してもよい。プロセッサ3630は、仮説エンジン3620に、関連するタイミングと仮説情報を転送するだろう。仮説エンジン3620は、既知のビット値を抽出することができ、RNG−REQ及び/又はBW−REQメッセージをデコーディングするための仮説情報を生成する。RNG−REQ及びBW−REQ仮説は、例えば、ノーマル及び圧縮されたDL−MAP仮説に関連する上記の説明と同様に、並列又はシーケンシャルな方法で、評価されてもよい。
図37及び38は、仮説が生成されてもよいRNG−REQ及びBW−REQ・フォーマットを例示する。
まず、図37を参照すると、RNG−REQメッセージは6バイトの一般的なMACヘッダから始まる。MACヘッダには、1バイトの管理メッセージタイプが続き、1バイトの予備フィールドが続き、多数のタイプレングス値(TLV)フィールドが続き、最後に、32ビットCRCである。これらのフィールドのうち、この情報のうちのいくらかは固定され、いくらかは予測可能である。
例として、1バイトの管理メッセージタイプは、RNG−REQメッセージ用の「4」で固定され、1バイトの予備フィールドはすべてゼロである。さらに、MACヘッダは、1ビットのヘッダタイプで始まり、1ビットの暗号化コード(EC)、6ビットのタイプフィールド、及び1ビットの拡張されたSub0−ヘッダフィールドが続き、これらのすべては、RNG−REQメッセージに対してゼロとする。これらのフィールドは、1ビットのCRCインジケータ(CI)に後続され、これはRNG−REQに対して1であり、2ビットの暗号鍵シーケンス(EKS)に後続され、こではすべてゼロであり、ゼロである1ビットの予備ビットに後続される。
TLVの長さの制限により少なくとも部分的に決定されるとしてもよい長さフィールドは、これらのフィールドに続く。TLVの長さの制限により少なくとも部分的に決定されてもよい長さフィールドはこれらのフィールドに続く。図37に示されるように、TLVの最大の長さは、TLVの長さに関連されるすべてのRNG−REQを蓄積することにより決定されることができ、IEEE802.16e標準のあるバージョンによって85バイトをもたらす。したがって、RNG−REQメッセージは、MACヘッダとCRC32を含む97バイトを超過することができない。その結果、底の8ビットだけの長さフィールドが長さを表わすために要求され、残りのMSBはゼロになるだろう。
MACヘッダにおける16ビットの接続識別子(CID)フィールドのすべてあるいは一部は、また、少なくとも2つの方法で予測されるとしてもよい。第1に、基地局は、RNG−REQのタイプが、割り付けられたUL範囲を通って送られるものについての知識を持つ。なぜなら、それは、それ自体スケジュールしたためである。その範囲が初期レンジングに対してスケジュールされる場合、CIDはゼロであるべきである。
第2に、もし、基地局がRNG−REQのタイプを知らない場合(例えば、CIDフィールドがゼロでないとしてもよい)、基地局は、基地局がサポートできる移動局の最大値を使用してもよい。標準は、典型的に、RNG−REQの中のCIDが基礎的なCIDであり、基礎的なCIDの範囲が1とmの間(ここでmは基礎的なCIDの最大値である)であるように命令するとすると、CIDフィールドの最大値は既知であり、MSBが知られることを可能にしてもよい。例として、最大のCID値が255である場合、より低い8ビットだけが必要とされ、残りのMSBはゼロであると仮定することができる。
各TLVの長さフィールドの値は、TLVタイプ21を除き標準によって固定される。
不運にも、タイプを知らずに、仮説として長さ値を使用することは可能ではないかもしれない。しかしながら、仮定が、与えられた仮説のタイプフィールドが正確であれば、対応するTLVビットが使用されてもよい。TVL長さフィールドのビット値は、メッセージのCRC32が正確でない場合、例えば、第2又はさらなる反復において評価されて、異なる仮説において使用されてもよい。
図38のBW−REQメッセージを参照すると、このメッセージ・フォーマットはわずか6バイトしか持っていない。しかしながら、これらの最初の4ビットは固定値を持ち、これらは既知情報として使用されてもよい。ある実施形態について、個別のデコーダは、上述されたノーマル及び圧縮されたDL−MAP仮説を用いたデコーディングオペレーションと類似に、並列に、RNG−REQ及びBW−REQを用いたAPIデコーディングを可能にするために備えられてもよい。あるいは、そのような仮説は連続する方法で評価されてもよい。
図39は、例えば、図36の基地局受信機によって実行されてもよい、RNG−REQ及びBW−REQメッセージのAPIデコーディングのためのオペレーション3900の例のフロー図である。
オペレーション3900は、CDMA_ALLOCATION_IEを送信することによって、3902で始まり、移動局とのアップリンク接続である量のリソースを割り当てる。3903で、CDMA割り当て情報は、プロセッサ3660に提供され、プロセッサ3660は、メッセージタイプ、タイミング及び仮説情報3904を仮説エンジン3904に提供し、3906で、BW_REQ及びRNG_REQ仮説が生成される。ある実施形態について、仮説情報は仮説エンジンに記憶され、変更された時にのみ(例えばMACプロセッサによって)更新されてもよい。
3908で、基地局は、CDMA_ALLOCATION範囲でアップリンク信号を待つ。CDMA_ALLOCATION範囲におけるアップリンク信号は、3910で受信される。3912で、決定は、信号がRNG_REQメッセージ又はBW_REQメッセージのどちらに対応するかに関して行われる。
3912で決定されるように、もし、信号がRNG_REQメッセージに対応する場合、信号は、3914で、RNG_REQ仮説を使用してデコードされる。もし、3916で決定されるように、デコードされた信号のCRCが成功とチェックすると、デコーディングは成功であり、3918でなんとかして示されてもよい。
たとえCRCが失敗しても、3920で、HCSチェックによって決定される、ヘッダが適切にデコードしたことは可能性がある。もしHCSチェックが失敗する場合、3926で、ヘッダは適切にデコードせず、デコーディングは失敗する。
しかしながら、3922で決定されるように、HCSチェックが成功し(MACヘッダが適切にデコードされたことを示す)、これが最初のデコーディングループの場合、仮説は、3924で、これを反映するために更新されてもよい。デコーディングオペレーションは、更新された仮説(他のAPIビット値に加えてMACヘッダを含む)を用いて再び実行されるとしてもよい。例えば、MACプロセッサは、仮説エンジンに提供される仮説情報を更新してもよい。
もし、この付加的な仮説情報を用いたAPIデコーディングの後、再びCRCが失敗するが、HCSが再び成功である場合、MACプロセッサは、TLV項目(アイテム)に関するより積極的な仮定を用いてデコードしてもよい。例えば、第2のデコーディングループ上で(ヘッダビットを用いたAPIデコーディングの後で)、3928で決定されたように、MACプロセッサは、3930で、TLV仮定をしてもよい。例として、もし、タイプフィールドが正確であると仮定される場合、ほとんどの長さフィールドは、標準にしたがって既知情報として使用されることができる。ある実施形態については、どれだけのデコーディング反復が許可されるかの制限があってもよい。例えば、CRCが、TLV仮定に基づくこのより積極的なデコーディングの後に再び失敗する場合、たとえHCSが一致したとしても、デコーディング3932で失敗する。
戻って3912を参照すると、もし、信号がBW_REQメッセージに対応していると、信号は、3940で、BW_REQ仮説を使用してデコードされる。BW_REQメッセージは、HCSのみを持ち、CRCは持たない。したがって、もし、3940で、デコードされた信号のHCDが成功とチェックすると、デコーディングは、成功である(3944)。もし、HCSチェックが失敗の場合、3946においてデコーディングは失敗である。
基地局でAPIデコーディングを実行することによって、例えば、ここで説明された仮説を用いて、基地局でRNG−REQ及びBW−REQメッセージデコーディング性能は、改善されるだろう。
上述された方法の各種オペレーションは、様々なハードウェア及び/又はソフトウエアコンポーネント、及び/又はまたは)図の中で例示された手段プラス機能のブロックに対応するモジュールによって行なわれてもよい。
例えば、図6に例示されているブロック600−606は、図6Aに例示されている手段プラス関数のブロック600A−606Aに対応する。
より一般には、相当する対応物の手段プラス機能の図を持つ図で例示される方法がある場合、動作ブロックは、類似の番号付けを持つ手段プラス機能のブロックに対応する。
ここで使用されるように、用語「決定」は種々様々のアクションを包含する。例えば、「決定」は、計算すること、算出すること、処理すること、引き出すこと、調査すること、探すこと(例えば、テーブル、データベース、又は別のデータ構造の中を探すこと)、確認すること、などを含むとしてもよい。さらに、「決定」は受信すること(例えば受信情報)、アクセスすること(例えばメモリ中のデータをアクセスすること)、その他を含むとしてもよい。さらに、「決定」は、分析すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、その他を含むとしてもよい。
情報及び信号は、様々な異なるテクノロジー及びテクニックのうちのいずれかを使用して表わされてもよい。例えば、上記の記述の全体にわたって参照されることができるデータ、命令、コマンド、情報、信号などは、電圧、電流、電磁波、磁界又は粒子、光学フィールド又は粒子、あるいはそれの任意の組み合わせによって表わされてもよい。
本開示に関して記述された様々な実例の論理ブロック、モジュール、回路は、メインプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散的なゲートかトランジスタロジック、離散的なハードウェア構成機器、あるいはそれのここに記述された機能を実行することを目指した任意の組み合わせによって実現又は実行されるとしてもよい。メインプロセッサはマイクロプロセッサでもよい。しかし、代案において、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラあるいはステートマシンでもよい。プロセッサは、さらに、例えば、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協力する1以上のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成など、計算装置の組み合わせとして実現されてもよい。
本開示に関して記述された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されたソフトウェア・モジュール、あるいは2つの組み合わせで直接具体化されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、従来技術で知られている記憶媒体の任意の形式に存在してもよい。使用されることができる記憶媒体のいくつかの例は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一命令、あるいは多くの命令を含むとしてもよく、いくつかの異なるコードセグメントを超えて、異なるプログラムの間に、および、多数の記憶媒体にわたって、分配されてもよい。記憶媒体は、プロセッサが記録媒体に対して情報を読む及び書き込むことができるように、プロセッサにつながれてもよい、代替として、記憶媒体はプロセッサに統合されるとしてもよい。
ここに示された方法は、上記の方法を達成するための1以上のステップ又はアクションを含む。方法ステップ及び/又はアクションは、請求項の範囲から外れずに、互いに交換されてもよい。換言すれば、ステップ又はアクションの特定の順序が指定されなければ、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は使用は、請求項の範囲から外れずに修正されてもよい。
上述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせにおいて実装されてもよい。もしソフトウェアで実装されると、機能はコンピュータ読み取り可能媒体についての1以上の命令として格納されてもよい。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることが可能なあらゆる利用可能とすることができる。制限ではなく例経として、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、あるいは、命令又はデータ構造の形式で所望のプログラムコードを運び又は記憶するために使用可能及びコンピュータによってアクセス可能な他のあらゆる媒体、を含むとしてもよい。ここで使用されるディスクは、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、及びディスクがレーザーでデータを光学上再生する間にディスクが通常磁気的にデータを再生するブルーレイ(登録商標)ディスク、を含むとしてもよい。
ソフトウェア又は命令も伝送媒体を通して伝送されてもよい。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、又は他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、図において例示されたような、モジュール及び/又はここに記述された方法及び技術を実行するための他の適切な手段が、適用可能なものとして、ダウンロードされ、及び/又は、移動装置及び/又は基地局によって別の方法で得られることができることは、認識されるべきである。例えば、そのような装置は、ここに記述された方法を実行するための手段の転送を促進するサーバにつなぐことができる。あるいは、ここに記述された様々な方法は、記憶手段(例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)のような物理記憶媒体又はフロッピ−ディスク、など)を使用して、提供されることができる。移動装置及び/又は基地局が装置は、装置に対して記憶装置を接続又は提供することにより、様々な方法を得ることができる。さらに、装置に対して、ここで説明された方法及び技術を提供するためのあらゆる他の適切な技術が、利用することができる。
請求項は、先に例示された正確な構成及びコンポーネントに制限されないことは理解されるべきである。様々な変形、変更及び変化は、請求項の範囲から外れずに、上述された方法と装置の配置、オペレーション及び詳細で行なわれてもよい。
ここで使用されたように、用語「決定」は、種々様々のアクションを包含する。例えば、「決定」は、計算すること、算出すること、処理すること、引き出すこと、調査すること、探すこと(例えば、テーブル、データベース、又は別のデータ構造の中を探すこと)、確認すること、などを含むとしてもよく、逆もまた同様である。さらに、「決定」は受信すること(例えば受信情報)、アクセスすること(例えばメモリ中のデータをアクセスすること)、その他を含むとしてもよい。さらに、「決定」は、分析すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、その他を含むとしてもよく、逆もまた同様である。
情報と信号は、様々な異なるテクノロジー及びテクニックのうちのどれでも使用して表わされてもよい。例えば、上述の全体にわたって参照されることができるデータ、命令、コマンド、情報、信号などは、電圧、電流、電磁波、磁界又は粒子、光学フィールド又は粒子、あるいはそれの任意の組み合わせによって表わされてもよい。
本開示に関して記述された様々な実例の論理ブロック、モジュール、回路は、メインプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散的なゲートかトランジスタロジック、離散的なハードウェア構成機器、あるいはそれのここに記述された機能を実行することを目指した任意の組み合わせによって実現又は実行されるとしてもよい。メインプロセッサはマイクロプロセッサでもよい。しかし、代案において、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラあるいはステートマシンでもよい。プロセッサは、さらに、例えば、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協力する1以上のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成など、計算装置の組み合わせとして実現されてもよい。
本開示に関して記述された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されたソフトウェア・モジュール、あるいは2つの組み合わせで直接具体化されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、従来技術で知られている記憶媒体の任意の形式に存在してもよい。使用されることができる記憶媒体のいくつかの例は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一命令、あるいは多くの命令を含むとしてもよく、いくつかの異なるコードセグメントを超えて、異なるプログラムの間に、および、多数の記憶媒体にわたって、分配されてもよい。記憶媒体は、プロセッサが記録媒体に対して情報を読む及び書き込むことができるように、プロセッサにつながれてもよい、代替として、記憶媒体はプロセッサに統合されるとしてもよい。
ここに示された方法は、上記の方法を達成するための1以上のステップ又はアクションを含む。方法ステップ及び/又はアクションは、請求項の範囲から外れずに、互いに交換されてもよい。換言すれば、ステップ又はアクションの特定の順序が指定されなければ、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は使用は、請求項の範囲から外れずに修正されてもよい。
上述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせにおいて実装されてもよい。もしソフトウェアで実装されると、機能はコンピュータ読み取り可能媒体についての1以上の命令として格納されてもよい。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることが可能なあらゆる利用可能とすることができる。制限ではなく例経として、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、あるいは、命令又はデータ構造の形式で所望のプログラムコードを運び又は記憶するために使用可能及びコンピュータによってアクセス可能な他のあらゆる媒体、を含むとしてもよい。ここで使用されるディスクは、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク、光ディスク、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピーディスク(R)、及びディスクがレーザーでデータを光学上再生する間にディスクが通常磁気的にデータを再生するブルーレイ(R)ディスク、を含むとしてもよい。
ソフトウェア又は命令も伝送媒体を通して伝送されてもよい。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、又は他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、モジュール及び/又はここに記述された方法及び技術を実行するための他の適切な手段が、適用可能なものとして、ダウンロードされ、及び/又は、移動装置及び/又は基地局によって別の方法で得られることができることは、認識されるべきである。例えば、そのような装置は、ここに記述された方法を実行するための手段の転送を促進するサーバにつなぐことができる。あるいは、ここに記述された様々な方法は、記憶手段(例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)のような物理記憶媒体又はフロッピ−ディスク、など)を使用して、提供されることができる。移動装置及び/又は基地局が装置は、装置に対して記憶装置を接続又は提供することにより、様々な方法を得ることができる。さらに、装置に対して、ここで説明された方法及び技術を提供するためのあらゆる他の適切な技術が、利用することができる。
請求項が上に例示された正確な配位及びコンポーネントに制限されていないことは理解される。様々な変形、変更及び変化は、請求項の範囲から外れずに、上に記述された方法と装置の配置、オペレーションおよび詳細において行なわれることができる。
先のものが本発明の実施形態に導かれると同時に、本発明の他及びさらなる実施形態はそれの基礎的な範囲から外れずに、工夫されてもよく、また、その範囲は、続く請求項によって決定される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
メッセージに対する無線通信伝送のエンコードされたデータビットをデコーディングするための方法において、
MAPメッセージの内容及び関連する伝送のパラメータ:のうちの少なくとも一つに関する既知情報に基づいてエンコードされたデータビットのビット値のセットを指定する仮説を生成すること、
検討から、前記指定されたビット値と不一致のデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記仮説によって指定された前記ビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって伝送をデコーディングすること、
を含む、方法。
[2]
MAPメッセージは、ノーマルDL−MAPメッセージ、圧縮されたDL−MAPメッセージ、UL−MAPメッセージ、RNG−REQメッセージ、及びBW−REQメッセージのうちの少なくとも一つを含む、[1]の方法。
[3]
前記メッセージが成功裡にデコードされていないことを決定すること、
前記メッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされていることを決定すること、
前記成功裡にデコードされたMACヘッダのビット値を指定するために前記仮説を更新すること、
仮定を用いてビット値を指定するために前記仮説を更新すること、
検討から、前記指定されたビット値と不一致のデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記仮説によって指定された前記ビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって伝送を再びデコーディングすること、をさらに含む、[1]の方法。
[4]
前記仮説を生成することは、標準にしたがってすべての時間で固定されている値に基づいて1以上のビット値を指定することを含む、[1]の方法。
[5]
前記仮説を生成することは、過去にデコードされたMAPメッセージにおけるフィールドの値と、やがてデコードされる伝送において変化することが予測されるビットの数とに基づいて、1以上のビット値を指定することを含む、[1]の方法。
[6]
前記フィールドの前記値は単調に増加すると予測される、[5]の方法。
[7]
前記フィールドの前記値は前記オペレーションの間に変化されないと予測される、[5]の方法。
[8]
前記MAPメッセージはUL−MAPメッセージであり、
前記仮説を生成することは、RF帯域幅及びフレーム持続時間の少なくとも一部によって決定されたMAPメッセージ中のフィールドの値に基づいて、1以上のビット値を指定することを含む、[1]の方法。
[9]
前記メッセージはRNG−REQメッセージであり、
前記仮説を生成することは、前記受信されたフィールドのいくつかが正確であるという仮定を用いて標準にしたがって固定されている値に基づいて、1つ以上のビット値を指定することを含む、[1]の方法。
[10]
無線通信のための受信機において、
メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成するための受信機フロントエンドと、
前記メッセージに関する既知情報に基づいてエンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成するための仮説エンジンと、
検討から、前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードするために形成されたデコーダと
を具備する、受信機。
[11]
前記メッセージはレンジリクエスト(RNG−REQ)メッセージ、帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージとのうちの少なくとも一つを具備する、[10]の受信機。
[12]
前記仮説エンジンは、RNG−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及びBW−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、[11]の受信機。
[13]
前記メッセージは、アップリンクMAP(UL−MAP)メッセージ、ノーマルダウンリンクMAP(DL−MAP)メッセージ、圧縮されたDL−MAPメッセージのうちの少なくとも一つを具備する、[10]の受信機。
[14]
前記仮説エンジンは、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及び圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成される、[13]の受信機。
[15]
前記デコーダは、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する前記仮説と圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する前記仮説とに基づいて、前記エンコードされたビットを、並列にデコーディングするための少なくとも2つのデコーディング回路を具備する、[14]の受信機。
[16]
前記メッセージが成功裡にデコードされていないが、前記メッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされたか、決定し、
成功裡にデコードされたMACヘッダに対応するビット値を指定するために前記仮説を更新するように、前記仮説エンジンに合図し、
検討から、前記更新された仮説によって指示される前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記更新された仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンデコードされたビットをデコードするように、前記デコーダに合図する
ために形成されるロジックをさらに具備する、[10]の受信機。
[17]
前記仮説エンジンを生成することは、標準にしたがってすべての時間で固定されている値に基づいて1以上のビット値を指定することによって少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、[10]の方法。
[18]
前記仮説エンジンは、過去にデコードされたメッセージにおけるフィールドの値及びやがてデコードされる伝送において変化すると予測されるビットの数に基づいて、1以上のビット値を指定することによって少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、[10]の受信機。
[19]
前記フィールドの前記値は単調に増加すると予測される、[18]の受信機。
[20]
前記フィールドの前記値は前記オペレーションの間に変化されないと予測される、[18]の方法。
[21]
前記メッセージはUL−MAPメッセージであり、
前記仮説エンジンは、RF帯域幅及びフレーム持続時間の少なくとも一部によって決定されたMAPメッセージ中のフィールドの値に基づいて、1以上のビット値を指定することによって少なくとも一つの仮説を生成するように形成されている、[10]の受信機。
[22]
無線通信のための装置において、
メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成する手段と、
前記メッセージに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成する手段と、
検討から、前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによってエンコードされたビットをデコードする手段と
を具備する、装置。
[23]
前記メッセージは、レンジリクエスト(RNG−REQ)メッセージ、帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージとのうちの少なくとも一つを具備し、
前記1以上の仮説を生成する手段は、RNG−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及びBW−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、[22]の装置。
[24]
前記メッセージは、アップリンクMAP(UL−MAP)メッセージ、ノーマルダウンリンクMAP(DL−MAP)メッセージ、圧縮されたDL−MAPメッセージのうちの少なくとも一つを具備する、[22]の装置。
[25]
前記仮説を生成する手段は、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及び圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成される、[24]の装置。
[26]
前記メッセージが成功裡にデコードされていないが、前記メッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされたか、決定する手段と、
成功裡にデコードされたMACヘッダに対応するビット値を指定するために前記仮説を更新するように、前記仮説を生成する手段に合図する手段と、
検討から、前記更新された仮説によって指定される前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記更新された仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンデコードされたビットをデコードするように、前記デコードする手段に合図する手段と
をさらに具備する、[22]の装置。
[27]
移動装置において、
MAPメッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成するための受信機フロントエンドと、
前記MAPメッセージの内容又は過去にデコードされたMAPメッセージとのうちの少なくとも一つに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成するための仮説エンジンと、
検討から、前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードするために形成されたデコーダと
を具備する、移動装置。
[28]
前記MAPメッセージは、ノーマルダウンリンクMAP(DL−MAP)メッセージと圧縮されたDL−MAPメッセージとのうちの少なくとも一つを具備する、[27]の移動装置。
[29]
前記仮説エンジンは、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及び圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成され、
前記デコーダは、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する前記仮説と圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する前記仮説とに基づいて、前記エンコードされたビットを、並列にデコーディングするための少なくとも2つのデコーディング回路を具備する、[27]の移動装置。
[30]
前記MACメッセージが成功裡にデコードされていないが、前記MACメッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされたか、決定し、
成功裡にデコードされたMACヘッダに対応するビット値を指定するために前記仮説を更新するように、前記仮説エンジンに合図し、
検討から、前記更新された仮説によって指定される前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記更新された仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記デコードされたビットをデコードするように、前記デコーダに合図する
ために形成されるロジックをさらに具備する、[27]の移動装置。
[31]
記憶された命令のセットを持つコンピュータ読み取り可能媒体を具備する無線通信のためのコンピュータプログラム製品において、前記命令のセットは1以上のプロセッサによって実行可能であり、前記命令のセットは、
メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成する命令と、
前記メッセージに関する既知情報に基づいてエンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成する命令と、
検討から、前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードする命令と
を具備する、コンピュータプログラム製品。
[32]
前記メッセージは、レンジリクエスト(RNG−REQ)メッセージ、帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージとのうちの少なくとも一つを具備し、
前記1以上の仮説を生成する命令は、RNG−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及びBW−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、[31]のコンピュータプログラム製品。
[33]
前記メッセージは、アップリンクMAP(UL−MAP)メッセージ、ノーマルダウンリンクMAP(DL−MAP)メッセージ、圧縮されたDL−MAPメッセージのうちの少なくとも一つを具備する、[31]のコンピュータプログラム製品。
[34]
仮説を生成する前記命令は、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及び圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成される、[33]のコンピュータプログラム製品。
[35]
前記メッセージが成功裡にデコードされていないが、前記メッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされたか、決定する命令と、
成功裡にデコードされたMACヘッダに対応するビット値を指定するために前記仮説を更新するように、前記仮説を生成する命令に合図する命令と、
検討から、前記更新された仮説によって指定される前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び、出力として、前記更新された仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンデコードされたビットをデコードするように、前記デコードする命令に合図する命令と
をさらに具備する、[31]のコンピュータプログラム製品。

Claims (30)

  1. メッセージに対する無線通信伝送のエンコードされたデータビットをデコーディングするための方法において、
    モバイルアプリケーションパート(MAP)メッセージの内容及び関連する伝送のパラメータ:のうちの少なくとも一つに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットを指定する仮説を生成すること、
    前記指定されたビット値と不一致のデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記仮説によって指定された前記ビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって伝送をデコーディングすること、
    前記メッセージが成功裡にデコードされていないことを決定すること、
    前記メッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされていることを決定すること、
    前記成功裡にデコードされたMACヘッダのビット値を指定するために前記仮説を更新すること、
    前記指定されたビット値と不一致のデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記仮説によって指定された前記ビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって伝送を再びデコーディングすること、
    を含む、方法。
  2. 請求項1の方法において、
    MAPメッセージは、ノーマルダウンリンクモバイルアプリケーションパート(ノーマルDL−MAP)メッセージ、圧縮されたダウンリンクモバイルアプリケーションパート(圧縮されたDL−MAP)メッセージ、アップリンクモバイルアプリケーションパート(UL−MAP)メッセージ、レンジリクエスト(RNG−REQ)メッセージ、及び帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージのうちの少なくとも一つを含む、方法。
  3. 請求項1の方法において、
    前記仮説を生成することは、標準にしたがってすべての時間で固定されている値に基づいて1以上のビット値を指定することを含む、方法。
  4. 請求項1の方法において、
    前記仮説を生成することは、過去にデコードされたMAPメッセージにおけるフィールドの値と、やがてデコードされる伝送において変化することが予測されるビットの数とに基づいて、1以上のビット値を指定することを含む、方法。
  5. 請求項4の方法において、前記フィールドの前記値は単調に増加すると予測される、方法。
  6. 請求項4の方法において、前記フィールドの前記値はオペレーションの間に変化されないと予測される、方法。
  7. 請求項1の方法において、
    前記MAPメッセージはアップリンクモバイルアプリケーションパート(UL−MAP)メッセージであり、
    前記仮説を生成することは、RF帯域幅及びフレーム持続時間の少なくとも一部によって決定されたMAPメッセージ中のフィールドの値に基づいて、1以上のビット値を指定することを含む、方法。
  8. 請求項1の方法において、
    前記メッセージはレンジリクエスト(RNG−REQ)メッセージであり、
    前記仮説を生成することは、前記受信されたフィールドのいくつかが正確であるという仮定を用いて標準にしたがって固定されている値に基づいて、1つ以上のビット値を指定することを含む、方法。
  9. 無線通信のための受信機において、
    メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成するための受信機フロントエンドと、
    前記メッセージに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成するための仮説エンジンと、
    前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードし;
    前記メッセージが成功裡にデコードされていないが、前記メッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされたか、決定し;
    成功裡にデコードされたMACヘッダに対応するビット値を指定するための前記仮説を更新するように、前記仮説エンジンに合図し;
    前記更新された仮説によって指定される前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記更新された仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンデコードされたビットをデコードする;
    ために形成されたデコーダと
    を具備する、受信機。
  10. 請求項9の受信機において、前記メッセージはレンジリクエスト(RNG−REQ)メッセージ、帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージとのうちの少なくとも一つを具備する、受信機。
  11. 請求項10の受信機において、
    前記仮説エンジンは、RNG−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及びBW−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、受信機。
  12. 請求項9の受信機において、
    前記メッセージは、アップリンクモバイルアプリケーションパート(UL−MAP)メッセージ、ノーマルダウンリンクモバイルアプリケーションパート(ノーマルDL−MAP)メッセージ、圧縮されたダウンリンクモバイルアプリケーションパート(圧縮されたDL−MAP)メッセージのうちの少なくとも一つを具備する、受信機。
  13. 請求項12の受信機において、
    前記仮説エンジンは、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及び圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成される、受信機。
  14. 請求項13の受信機において、
    前記デコーダは、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する前記仮説と圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する前記仮説とに基づいて、前記エンコードされたビットを、並列にデコーディングするための少なくとも2つのデコーディング回路を具備する、受信機。
  15. 請求項9の受信機において、
    前記仮説エンジンを生成することは、標準にしたがってすべての時間で固定されている値に基づいて1以上のビット値を指定することによって少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、受信機
  16. 請求項9の受信機において、
    前記仮説エンジンは、過去にデコードされたメッセージにおけるフィールドの値及びやがてデコードされる伝送において変化すると予測されるビットの数に基づいて、1以上のビット値を指定することによって少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、受信機。
  17. 請求項16の受信機において、前記フィールドの前記値は単調に増加すると予測される、受信機。
  18. 請求項16の受信機において、前記フィールドの前記値は前記オペレーションの間に変化されないと予測される、受信機
  19. 請求項9の受信機において、
    前記メッセージはアップリンクモバイルアプリケーションパート(UL−MAP)メッセージであり、
    前記仮説エンジンは、RF帯域幅及びフレーム持続時間の少なくとも一部によって決定されたMAPメッセージ中のフィールドの値に基づいて、1以上のビット値を指定することによって少なくとも一つの仮説を生成するように形成されている、受信機。
  20. 無線通信のための装置において、
    メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成する手段と、
    前記メッセージに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成する手段と、
    前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードする手段と、
    前記メッセージが成功裡にデコードされていないが、前記メッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされたか、決定する手段と、
    成功裡にデコードされたMACヘッダに対応するビット値を指定するための前記仮説を更新するように、前記仮説を生成する手段に合図する手段と、
    前記更新された仮説によって指定される前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記更新された仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンデコードされたビットをデコードするように、前記デコードする手段に合図する手段と
    を具備する、装置。
  21. 請求項20の装置において、
    前記メッセージは、レンジリクエスト(RNG−REQ)メッセージ、帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージとのうちの少なくとも一つを具備し、
    前記1以上の仮説を生成する手段は、RNG−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及びBW−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、装置。
  22. 請求項20の装置において、
    前記メッセージは、アップリンクモバイルアプリケーションパート(UL−MAP)メッセージ、ノーマルダウンリンクモバイルアプリケーションパート(ノーマルDL−MAP)メッセージ、圧縮されたモバイルアプリケーションパート(圧縮されたDL−MAP)メッセージのうちの少なくとも一つを具備する、装置。
  23. 請求項22の装置において、
    前記仮説を生成する手段は、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及び圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成される、装置。
  24. 移動装置において、
    モバイルアプリケーションパート(MAP)メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成するための受信機フロントエンドと、
    前記MAPメッセージの内容又は過去にデコードされたMAPメッセージとのうちの少なくとも一つに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成するための仮説エンジンと、
    前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードするために形成されたデコーダと
    を具備し、
    前記MACメッセージが成功裡にデコードされていないが、前記MACメッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされたか、決定し、
    成功裡にデコードされたMACヘッダに対応するビット値を指定するために前記仮説を更新するように、前記仮説エンジンに合図し、
    前記更新された仮説によって指定される前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記更新された仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記デコードされたビットをデコードするように、前記デコーダに合図する、移動装置。
  25. 請求項24の移動装置において、
    前記MAPメッセージは、ノーマルダウンリンクモバイルアプリケーションパート(ノーマルDL−MAP)メッセージと圧縮されたダウンリンクモバイルアプリケーションパート(圧縮されたDL−MAP)メッセージとのうちの少なくとも一つを具備する、移動装置。
  26. 請求項24の移動装置において、
    前記仮説エンジンは、ノーマルダウンリンクモバイルアプリケーションパート(ノーマルDL−MAP)メッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及び圧縮されたダウンリンクモバイルアプリケーションパート(圧縮されたDL−MAP)メッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成され、
    前記デコーダは、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する前記仮説と圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する前記仮説とに基づいて、前記エンコードされたビットを、並列にデコーディングするための少なくとも2つのデコーディング回路を具備する、移動装置。
  27. 命令のセットを具備する無線通信のためのコンピュータ読み取り可能記憶媒体において、前記命令のセットは1以上のプロセッサによって実行可能であり、前記命令のセットは、
    メッセージに対する無線伝送を受信し、エンコードされたビットのセットを生成する命令と、
    前記メッセージに関する既知情報に基づいて前記エンコードされたデータビットのビット値のセットをそれぞれ指定する、1以上の仮説を生成する命令と、
    前記仮説によって指定された前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記仮説の一つによって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンコードされたビットをデコードする命令と、
    前記メッセージが成功裡にデコードされていないが、前記メッセージのMACヘッダが成功裡にデコードされたか、決定する命令と、
    成功裡にデコードされたMACヘッダに対応するビット値を指定するために前記仮説を更新するように、前記仮説を生成する命令に合図する命令と、
    前記更新された仮説によって指定される前記ビット値と一致しないデコードされたビットのセットを除去すること、及び前記更新された仮説によって指定されたビット値と一致するデコードされたビットを選択することによって前記エンデコードされたビットをデコードするように、前記デコードする命令に合図する命令と
    を具備する、コンピュータ読み取り可能記憶媒体
  28. 請求項27のコンピュータ読み取り可能記憶媒体において、
    前記メッセージは、レンジリクエスト(RNG−REQ)メッセージ、帯域幅リクエスト(BW−REQ)メッセージとのうちの少なくとも一つを具備し、
    前記1以上の仮説を生成する命令は、RNG−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及びBW−REQメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成されている、コンピュータ読み取り可能記憶媒体
  29. 請求項27のコンピュータ読み取り可能記憶媒体において、
    前記メッセージは、アップリンクモバイルアプリケーションパート(UL−MAP)メッセージ、ノーマルダウンリンクモバイルアプリケーションパート(ノーマルDL−MAP)メッセージ、圧縮されたダウンリンクモバイルアプリケーションパート(圧縮されたDL−MAP)メッセージのうちの少なくとも一つを具備する、コンピュータ読み取り可能記憶媒体
  30. 請求項29のコンピュータ読み取り可能記憶媒体において、
    仮説を生成する前記命令は、ノーマルDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説及び圧縮されたDL−MAPメッセージに対応するビット値を指定する少なくとも一つの仮説を生成するために形成される、コンピュータ読み取り可能記憶媒体
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