JP5177900B2 - 入力装置、入力方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
また、特許文献1に記載の技術は、ユーザがダミーの符号部分の入力を行う必要があるため、従来のパスワード入力と比較してユーザによる操作が煩雑化してしまうという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザ操作の煩雑化を抑えつつ、秘匿情報の特定を困難化する入力装置、入力方法、及びプログラムを提供することにある。
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による入力装置の構成を示す概略ブロック図である。
入力装置1は、入力部11、制御部12、動作選択スイッチ13、第1動作表示部14、第2動作表示部15、擬似スキャンコード表示部16を備え、コンピュータ5に接続される。
入力部11は、複数の符号に対応するキーを有し、当該キーの押下・解放を検知して、当該キー操作に対応するスキャンコードを出力する。ここで、スキャンコードとは、押下または解放されたキーをコンピュータ5に通知する情報であり、押下・解放の何れを検知したかを示すプレフィックスと、押下・解放を検知したキーの識別番号とから構成される。例えば、解放を検出した際のプレフィックスが「0xF0」であり、「1」を示すキーの識別番号が「0x16」であった場合、「1」を示すキーを押下したとき、出力されるスキャンコードは「0x16」となり、当該キーを解放したとき、出力されるスキャンコードは「0xF0 0x16」となる。なお、「0x」とは後続の値が16進法表記であることを示す接頭辞である。
動作選択スイッチ13は、ユーザの操作に基づいて、制御部12がランダムに生成したスキャンコードを出力する状態である「擬似スキャンコード出力状態」と、制御部12がランダムに生成したスキャンコードを出力しない状態である「擬似スキャンコード停止状態」とを切り替える。
第1動作表示部14は、ランプを有し、「擬似スキャンコード出力状態」のときに当該ランプを点灯させ、他の状態のときに当該ランプを消灯させる。
第2動作表示部15は、ランプを有し、「擬似スキャンコード出力状態」のときに当該ランプを消灯させ、他の状態のときに当該ランプを点灯させる。
擬似スキャンコード表示部16は、制御部12が生成したランダムに生成したスキャンコードを表示する。
スキャンコード出力部121は、入力部11が出力したスキャンコードをコンピュータ5に出力する。
状態記憶部122は、現在の状態(「擬似スキャンコード出力状態」または「擬似スキャンコード停止状態」)を示す状態情報を記憶する。なお、状態情報は、初期状態では「擬似スキャンコード停止状態」を示すものとする。
擬似スキャンコード出力部123は、状態記憶部122が記憶する状態が「擬似スキャンコード出力状態」である場合に、ランダムにスキャンコードを生成し、当該スキャンコードをコンピュータ5に出力する。
タイマ部124は、一定時間(例えば1秒)を計時する。
図2は、本発明の第1の実施形態による入力装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザによってコンピュータ5の電源が投入されると、制御部12の状態記憶部122が記憶する状態情報は、初期状態として記憶されている「擬似スキャンコード停止状態」を示す。これにより、第1動作表示部14は、状態記憶部122の状態情報が「擬似スキャンコード停止状態」であることを読み取り、ランプを消灯させる。他方、第2動作表示部15は、状態記憶部122の状態情報が「擬似スキャンコード停止状態」であることを読み取り、ランプを点灯させる(ステップS1)。これにより、ユーザは第2動作表示部15が点灯していることを目視することで、入力装置1がランダムなスキャンコードを出力していない状態であることを確認することができる。次に、入力部11は、ユーザからのキー操作による入力を待機し、入力部11がキー操作を検出すると、スキャンコード出力部121は、当該キー操作による入力に対応するスキャンコードをコンピュータ5に出力する(ステップS2)。つまり、「擬似スキャンコード停止状態」において入力装置1は、従来のキーボードと同様に、押下されたキーに対応するスキャンコードを出力する。
そして、「擬似スキャンコード出力状態」である場合、擬似スキャンコード出力部123は、ランダムにスキャンコードを選択し、当該スキャンコードをコンピュータ5に出力する(ステップS5)。これにより、入力装置1とコンピュータ5との間にキー操作情報蓄積装置またはキー操作情報蓄積プログラムが備えられている場合に、当該装置またはプログラムに、ユーザのキー操作と無関係なスキャンコードを蓄積させることができる。
なお、スキャンコードの選択及び出力は、例えば以下のように行う。
上述した方法により、擬似スキャンコード出力部123は、ランダムにスキャンコードを選択することができる。なお、ここで説明したスキャンコードの選択方法は一例であり、これに限られない。
また、ステップS5の処理で出力したスキャンコードがキーの押下を示す場合、次回のステップS5の処理では、当該キーを解放することを示すスキャンコードを出力すると良い。
次に、タイマ部124は、一定時間(例えば1秒)を計時し、制御部12は、その間待機処理を実行する(ステップS7)。
制御部12が、コンピュータ5の電源が切断されていないと判定した場合(ステップS8:NO)、ステップS3に戻り、状態記憶部122が記憶する状態情報に基づく処理を繰り返す。つまり、ユーザが動作選択スイッチ13を操作していない場合は、状態記憶部122が記憶する状態情報が「擬似スキャンコード出力状態」を示すためステップS4〜S8の処理を実行し、ユーザが情報の入力を開始するために動作選択スイッチ13の「STOP」ボタンを押下すると、ステップS1、S2の処理を実行する。
他方、ステップS8で制御部12が、コンピュータ5の電源が切断されていると判定した場合(ステップS8:YES)、入力装置1は、処理を終了する。
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態による入力装置の構成を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態による入力装置2は、第1の実施形態による入力装置1に、さらに速度選択スイッチ27、速度表示部28を備えたものである。また、第2の実施形態による入力装置2は、第1の実施形態による制御部12に代えて制御部22を備える。制御部22は、第1の実施形態による制御部12に、さらに速度記憶部225を備え、タイマ部224の動作が第1の実施形態による制御部12のタイマ部124と異なるものである。その他の処理部の機能・構成は第1の実施形態と同じである。
速度選択スイッチ27は、ユーザの操作に基づいて、速度記憶部225が記憶する速度情報を書き換える。本実施形態では、ユーザは、入力速度を「毎分360回」、「毎分240回」、「毎分120回」、「毎分60回」、「毎分30回」、「毎分15回」、「毎分10回」のパターンの中から選択する。
速度表示部28は、速度記憶部225が記憶する速度情報に基づいて該当する速度を示すランプを点灯させる。
速度記憶部225は、ランダムなスキャンコードの出力タイミングを示す速度情報を記憶する。なお、速度記憶部225は、速度情報の初期値として、速度選択スイッチによって書き換えられる速度の何れか1つを記憶しておく。本実施形態では、初期値として「60」が記憶される。
タイマ部224は、速度記憶部225が記憶する速度情報にランダムな値を乗じた時間を計時する。
図4は、本発明の第2の実施形態による入力装置の動作を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態と同じ動作をする処理は、同じステップ番号を用いて説明する。
まず、コンピュータ5の電源を投入すると、速度表示部28は、速度記憶部225から速度情報を読み出し、読み出した速度情報に該当するランプを点灯させる(ステップS21)。本実施形態では、速度表示部28は、速度情報の初期値が「60」であるため、速度選択スイッチ21のうち「60回/分」の速度を選択するボタンの下方にあるランプを点灯させる。これにより、ユーザは、速度表示部28の何れのボタンが点灯しているかを目視することで、入力と無関係に出力されるスキャンコードの出力間隔を確認することができる。
そして、「擬似スキャンコード出力状態」である場合、擬似スキャンコード出力部123は、ランダムにスキャンコードを選択し、当該スキャンコードをコンピュータ5に出力する(ステップS5)。擬似スキャンコード出力部123がランダムなスキャンコードを出力すると、擬似スキャンコード表示部16は、擬似スキャンコード出力部123が生成したスキャンコードを画面に表示させる(ステップS6)。
次に、タイマ部224は、次回のスキャンコード出力までの待ち時間を算出する(ステップS25)。待ち時間は、60000(ミリ秒)を速度情報が示す値で除算し、得られた値に時間揺らぎ乱数を乗算することで算出される。つまり、速度情報が毎分60回の入力速度を示している場合、まず、タイマ部224は、60000(ミリ秒)を60(回/分)で除算する。次に、得られた1000(ミリ秒)に0.5以上1.5未満の時間揺らぎ乱数を乗算する。これにより、タイマ部224は、500〜1500ミリ秒を計時することとなる。すなわち、入力装置1は、毎分40〜120回の速度でスキャンコードを出力することとなる。そして、タイマ部224は、算出した待ち時間の計時を開始し、制御部22は、その間待機処理を実行する(ステップS26)。第1の実施形態のステップS7では、一定時間の待機処理を行ったが、本実施形態のステップS26では、一定時間に時間揺らぎ乱数を乗じた時間の待機処理を行っている。これにより、スキャンコードが出力される間隔がランダムになり、より人間による操作に類似させることができる。そのため、キー操作情報蓄積装置またはキー操作情報蓄積プログラムを用いた秘匿情報の特定をさらに困難化することができる。
制御部22が、コンピュータ5の電源が切断されていないと判定した場合(ステップS8:NO)、ステップS3に戻り、状態記憶部122が記憶する状態情報に基づく処理を繰り返す。他方、制御部22が、コンピュータ5の電源が切断されていると判定した場合(ステップS8:YES)、入力装置2は、処理を終了する。
以下、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について詳しく説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態による入力装置の構成を示す概略ブロック図である。
第3の実施形態による入力装置3は、第1の実施形態による入力装置1に、さらに第3動作表示部37を備えたものである。
また、第3の実施形態による入力装置3は、第1の実施形態による制御部12に代えて制御部32を備える。制御部32は、第1の実施形態による制御部12の各処理部に加えて、スキャンコード記録部325、スキャンコード記憶部326、第2のタイマ部327、速度記憶部328をさらに備え、制御部12の擬似スキャンコード出力部123及びタイマ部124に代えて擬似スキャンコード出力部323及び第1のタイマ部324を備えるものである。
また、第3の実施形態による入力装置3は、第1の実施形態による動作選択スイッチ13に代えて動作選択スイッチ33を備える。
その他の処理部の機能・構成は第1の実施形態と同じである。
第3動作表示部37は、ランプを有し、「スキャンコード記録状態」のときに当該ランプを点灯させ、他の状態のときに当該ランプを消灯させる。
擬似スキャンコード出力部323は、スキャンコード記憶部326が記憶するスキャンコードを出力する。
第1のタイマ部324は、第2の実施形態のタイマ部224と同様に、速度記憶部328が記憶する速度情報に基づいてランダムな時間を計時する。
スキャンコード記録部325は、入力部11が出力するスキャンコードをスキャンコード記憶部326に記録する。また、スキャンコード記憶部326の先頭には、記憶しているスキャンコードの個数を示す変数Bufferと、スキャンコードの記憶領域の先頭アドレスを示す定数Offsetとが記憶されている。つまり、定数Offsetは、変数Bufferの型サイズと定数Offsetの型サイズとを加算した値となる。
第2のタイマ部327は、第1のタイマ部324が計時する時間より長い時間(例えば3秒)を計時する。
速度記憶部328は、予め擬似スキャンコード出力部323が出力するスキャンコードの出力速度を記憶する。ここでは、速度記憶部328は、予め毎分60回という速度を記憶しているものとする。
図6は、本発明の第3の実施形態による入力装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザによってコンピュータ5の電源が投入されると、入力装置3の制御部32は、状態記憶部122が記憶する状態情報が「擬似スキャンコード出力状態」を示すか否かを判定する(ステップS31)。初回起動時、状態記憶部122は、擬似スキャンコード停止状態を示すものとする。
制御部32は、状態情報が「擬似スキャンコード出力状態」を示していないと判定した場合(ステップS31:NO)、出力停止時処理を実行する(ステップS32)。以下に、出力停止時処理の詳細な動作について説明する。
制御部32が出力停止時処理を開始すると、入力部11は、ユーザからのキー操作の入力を待機し、入力部11がキー操作を検出すると、スキャンコード出力部121は、当該キー操作に対応するスキャンコードをコンピュータ5に出力する(ステップS321)。次に、制御部32は、状態記憶部122が記憶する状態情報が「スキャンコード出力状態」を示すか否かを判定する(ステップS322)。
他方、スキャンコード記録部325は、入力部11が出力したスキャンコードが制御符号となりうるスキャンコードでないと判定した場合(ステップS325:NO)、当該スキャンコードをスキャンコード記憶部325の末尾に追加記録する(ステップS326)。具体的には、スキャンコード記録部325は、スキャンコード記憶部326の定数Offset+変数Bufferで表されるアドレスにスキャンコードを記録する。次に、スキャンコード記録部325は、スキャンコード記憶部326が記憶する変数Bufferを、変数Bufferにスキャンコードのサイズを加算した値を加算した値に書き換える(ステップS327)。スキャンコード記録部325が変数Bufferを書き換えると、制御部32は、出力停止時処理を終了する。これにより、スキャンコード記録部325には、ユーザによるキー操作の情報が蓄積される。
以上が出力停止時処理の詳細な動作である。
まず、変数Lengthの算出方法を説明する。
擬似スキャンコード出力部323は、0以上1未満の乱数RNDを発生させる。次に、擬似スキャンコード出力部323は、乱数RNDに10を乗じ、得られた値に5を加算した値を変数Lengthとする。つまり、変数Lengthは、5以上15未満の値となる。
次に、変数Pointerの算出方法を説明する。
擬似スキャンコード出力部323は、0以上1未満の乱数RNDを発生させる。次に、擬似スキャンコード出力部323は、スキャンコード記憶部326が記憶する変数Bufferが示す値から15を減じ、得られた値と乱数RNDとを乗算した値を変数Pointerとする。つまり、変数Pointerは、0以上Buffer−15未満の値となる。
擬似スキャンコード出力部323がスキャンコードを出力すると、擬似スキャンコード表示部16は、擬似スキャンコード出力部323が出力したスキャンコードを画面に表示させる(ステップS37)。
他方、擬似スキャンコード出力部323が、変数Lengthと変数Locとが等しいと判定した場合(ステップS40:YES)、すなわち擬似スキャンコード出力部323が、変数Lengthが示す値と同じ個数のスキャンコードを出力した場合、第2のタイマ部327は、第2の実施形態のステップS22〜S26と同様の処理により待ち時間の算出及び計時を実行し、制御部32は、その間待機処理を実行する(ステップS41)。なお、ここで実行される待機処理は、ステップS39による待機処理よりも長く行うと良い。これにより、ユーザが1単語を入力し終えてから次の単語を入力するまでの時間間隔を再現することができ、傍受者による秘匿情報の特定をさらに困難にすることができる。
制御部32が、コンピュータ5の電源が切断されていないと判定した場合(ステップS42:NO)、ステップS31に戻り、状態記憶部122が記憶する状態情報に基づく処理を繰り返す。他方、制御部32が、コンピュータ5の電源が切断されていると判定した場合(ステップS42:YES)、入力装置3は、処理を終了する。
例えば、上述した各実施形態では、状態記憶部122が記憶する状態情報の変更を、動作選択スイッチ13(33)の操作によって行う場合を説明したが、これに限られない。例えば、コンピュータ5が実行するプログラムがフォーカスを付与しているコンポーネントを示す情報を読み出せる場合、以下に示すような処理によって状態情報を変更しても良い。
上述した状態情報の変更方法を用いることで、ユーザは動作選択スイッチ13による操作を行う必要がなくなるため、秘匿情報の特定の困難化に伴うユーザ操作の煩雑化をさらに抑えることができる。
Claims (7)
- ユーザによるキー操作のログの傍受による入力情報の読み取りを防ぐ入力装置であって、
自装置に接続されたコンピュータが実行するプログラムが入力フォームにフォーカスを付与しているか否かを判定するフォーカス判定部と、
ユーザからコンピュータに対するキー操作による入力を受け付け、当該キー操作に対応するスキャンコードを前記コンピュータに対して出力するスキャンコード出力部と、
前記コンピュータが実行するプログラムが入力フォームにフォーカスを付与していないときに、ユーザによるキー操作と無関係なスキャンコードを前記コンピュータに対して出力する擬似スキャンコード出力部と
を備えることを特徴とする入力装置。 - 前記擬似スキャンコード出力部は、前記スキャンコードの出力間隔を示すインターバル時間毎に前記スキャンコードの出力を行うことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
- 前記インターバル時間は、前記擬似スキャンコード出力部が乱数を発生させ、所定の時間間隔に当該乱数を乗算して算出したものであることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
- キー操作による入力が秘匿情報の入力であるか否かを判定する入力内容判定部と、
前記入力内容判定部が、キー操作による入力が秘匿情報でないと判定した場合、当該入力に対応するスキャンコードを記憶部に記録する入力コード記録部と
を備え、
前記擬似スキャンコード出力部は、前記記憶部が記憶する連続するスキャンコード並びの少なくとも一部と同じ順番でスキャンコードを出力する
ことを特徴とする請求項1から3に記載の入力装置。 - 前記入力コード記録部は、
前記入力に対応するスキャンコードと制御コードに変換されるスキャンコードのリストとを比較し、前記入力に対応するスキャンコードが制御符号に該当する場合、当該スキャンコードを前記記憶部に記録しない
ことを特徴とする請求項4に記載の入力装置。 - ユーザによるキー操作のログの傍受による入力情報の読み取りを防ぐ入力装置を用いた入力方法であって、
フォーカス判定部は、自装置に接続されたコンピュータが実行するプログラムが入力フォームにフォーカスを付与しているか否かを判定し、
スキャンコード出力部は、ユーザからコンピュータに対するキー操作による入力を受け付け、当該キー操作に対応するスキャンコードを前記コンピュータに対して出力し、
擬似スキャンコード出力部は、前記コンピュータが実行するプログラムが入力フォームにフォーカスを付与していないときに、ユーザによるキー操作と無関係なスキャンコードを前記コンピュータに対して出力する
ことを特徴とする入力方法。 - 入力装置を、
自装置に接続されたコンピュータが実行するプログラムが入力フォームにフォーカスを付与しているか否かを判定するフォーカス判定部、
ユーザからコンピュータに対するキー操作による入力を受け付け、当該キー操作に対応するスキャンコードを前記コンピュータに対して出力するスキャンコード出力部、
前記コンピュータが実行するプログラムが入力フォームにフォーカスを付与していないときに、ユーザによるキー操作と無関係なスキャンコードを前記コンピュータに対して出力する擬似スキャンコード出力部
として機能させるためのプログラム。
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