JP5164823B2 - 旋回作業機搭載用のエンジン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばバックホウ、フォークリフト又はトラクタのような旋回作業機に用いられるエンジン装置に係り、より詳しくは、機体上におけるエンジンや排気ガス浄化装置等の配置構造に関するものである。
従来、ディーゼルエンジン等に適用される排気ガス浄化装置を備えたエンジン装置において、走行機体等に搭載されるディーゼルエンジンの排気ガス排出径路中に、ディーゼルパティキュレートフィルタ(又はNOx触媒)等が設けられ、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスが、ディーゼルパティキュレートフィルタ(又はNOx触媒)等によって浄化処理されるようにした技術がある(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。また、ケーシング(管体)内にフィルタケース(内側ケース)を設け、フィルタケース内にパティキュレートフィルタを配置する技術も公知である(特許文献4参照)。
特開2000−145430号公報 特開2003−27922号公報 特開2008−82201号公報 特開2001−173429号公報
ディーゼルエンジンにパティキュレートフィルタを設ける構造において、酸化触媒及びスートフィルタがパティキュレートフィルタのガス浄化ケースに内設された場合、ガス浄化ケースが排気ガスの移動方向に長尺に形成される。即ち、ディーゼルエンジンに長尺なガス浄化ケースを搭載する必要がある。エンジン等の外側方にガス浄化ケースを組付けるには、ガス浄化ケース等のレイアウトに適応させて、エンジンや作業機等の構造を大きく変更する必要がある。特に建設機械のうち旋回作業機では、エンジン又はガス浄化ケースを内設させるボンネット構造を簡単に構成できない等の問題がある。
本発明の目的は、エンジン等の外側方にガス浄化ケースをコンパクトに組付けるでき、旋回作業機のボンネット構造等を簡単に構成できるようにした旋回作業機搭載用のエンジン装置を提供するものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、機体に搭載され且つボンネットにて覆われたエンジンと、前記エンジンからの排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置とを備えている旋回作業機搭載用のエンジン装置において、前記排気ガス浄化装置は、酸化触媒を内設する酸化触媒ケースと、スートフィルタを内設するスートフィルタケースとを備え、着脱可能な接続管体を介して前記酸化触媒ケースに前記スートフィルタケースを連通するように接続し、前記エンジンとこれを収容するボンネットとの間に、前記酸化触媒ケース、前記接続管体及び前記スートフィルタケースを位置させ、前記エンジンのうち冷却ファン設置側と反対の側面に、前記酸化触媒ケースを前記エンジンの出力軸芯線と直交する姿勢で配置し、前記エンジンのうち吸気マニホールド設置側の側面に、前記スートフィルタケースを前記出力軸芯線と平行な姿勢で配置し、前記エンジンのうち冷却ファン設置側と反対の側方にある油圧ポンプの上方に前記酸化触媒ケースを位置させているものである。
請求項1に記載の発明によれば、機体に搭載され且つボンネットにて覆われたエンジンと、前記エンジンからの排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置とを備えている旋回作業機搭載用のエンジン装置において、前記排気ガス浄化装置は、酸化触媒を内設する酸化触媒ケースと、スートフィルタを内設するスートフィルタケースとを備え、着脱可能な接続管体を介して前記酸化触媒ケースに前記スートフィルタケースを連通するように接続し、前記エンジンとこれを収容するボンネットとの間に、前記酸化触媒ケース、前記接続管体及び前記スートフィルタケースを位置させ、前記エンジンのうち冷却ファン設置側と反対の側面に、前記酸化触媒ケースを前記エンジンの出力軸芯線と直交する姿勢で配置し、前記エンジンのうち吸気マニホールド設置側の側面に、前記スートフィルタケースを前記出力軸芯線と平行な姿勢で配置し、前記エンジンのうち冷却ファン設置側と反対の側方にある油圧ポンプの上方に前記酸化触媒ケースを位置させているものであるから、前記エンジンや作業機等の構造を大きく変更することなく、前記エンジン等のレイアウトに適応させて、前記エンジン等の外側方に前記ガス浄化ケースをコンパクトに設置できる。
また、前記エンジンや作業機等の構造を大きく変更することなく、温度の維持が容易な位置に前記酸化触媒ケース又は前記スートフィルタケースを組付けることができる。前記酸化触媒ケース又は前記スートフィルタケースの支持構造の制約を低減できるものでありながら、前記酸化触媒ケース又は前記スートフィルタケースを高性能に維持可能な位置に設置できる。
しかも、前記ボンネットの外形状を大型化することなく、前記ボンネットの内部に前記酸化触媒ケース又は前記スートフィルタケースを機能的にコンパクトに設置できる。前記エンジンの近傍に前記酸化触媒ケース又は前記スートフィルタケースを柔軟なレイアウトで配置できる。前記酸化触媒ケース又は前記スートフィルタケースの温度等を簡単に管理できる。
更に、前記エンジンの周囲の空間を有効に活用して、前記エンジン周りに前記酸化触媒ケース又は前記スートフィルタケースをコンパクトに配置できる。前記酸化触媒又は前記スートフィルタを高性能に維持可能な位置に設置でき、前記酸化触媒又は前記スートフィルタの温度等を簡単に管理できる。前記酸化触媒ケースに前記スートフィルタケースを短距離で接続でき、前記酸化触媒又は前記スートフィルタの排気ガス浄化機能を向上できる。
その上、前記スートフィルタの排熱によって前記吸気マニホールドの吸気を加温でき、前記エンジンの燃焼効率を向上できる。また、排気マニホールドに前記酸化触媒を短距離で接続することが可能になり、前記酸化触媒ケースに前記スートフィルタケースを短距離で接続でき、前記酸化触媒又は前記スートフィルタの排気ガス浄化機能を向上できる。
以下に、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。図1は排気ガス浄化装置の正面視断面図、図2は同外観説明図である。図1及び図2を参照しながら、旋回作業機搭載用のエンジン装置に適用した排気ガス浄化装置の全体構造について説明する。なお、以下の説明では、排気ガス流入側を単に左側と称し、同じく排気ガス排出側を単に右側と称する。
図1及び図2に示す如く、本実施形態の排気ガス浄化装置としての連続再生式のディーゼルパティキュレートフィルタ1(以下、DPFという)を設けている。DPF1は、排気ガス中の粒子状物質(PM)等を物理的に捕集するためのものである。DPF1は、二酸化窒素(NO2)を生成する白金等のディーゼル酸化触媒2と、捕集した粒子状物質(PM)を比較的低温で連続的に酸化除去するハニカム構造のスートフィルタ3とを、排気ガスの移動方向に直列に連通接続した構造になっている。DPF1は、スートフィルタ3が連続的に再生されるように構成されている。DPF1によって、排気ガス中の粒子状物質(PM)の除去に加え、排気ガス中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)を低減できる。
図1及び図2を参照して、ディーゼル酸化触媒2の取付け構造を説明する。図1及び図2に示す如く、エンジンが排出した排気ガスを浄化するガス浄化フィルタとしてのディーゼル酸化触媒2は、耐熱金属材料製の略筒型の触媒内側ケース4に内設させている。触媒内側ケース4は、耐熱金属材料製の略筒型の触媒外側ケース5に内設させている。即ち、ディーゼル酸化触媒2の外側にマット状のセラミックファイバー製触媒断熱材6を介して触媒内側ケース4を被嵌させている。また、触媒内側ケース4の外側に端面I字状の薄板製支持体7を介して触媒外側ケース5を被嵌させている。触媒内側ケース4と触媒外側ケース5とによってDPF1の酸化触媒ケースが形成されている。なお、触媒断熱材6によってディーゼル酸化触媒2が保護される。触媒内側ケース4に伝わる触媒外側ケース5の応力(変形力)を薄板製支持体7にて低減させる。
図1及び図2に示す如く、触媒内側ケース4及び触媒外側ケース5の左側端部に円板状の座板体9を固着している。座板体9にセンサ接続プラグ10が固着されている。ディーゼル酸化触媒2の左側端面2aと座板体9とをガス流入空間11形成用の一定距離だけ離間させて対向させる。ディーゼル酸化触媒2の左側端面2aと座板体9との間に排気ガス流入空間11を形成している。なお、センサ接続プラグ10には、図示しない入口側排気ガス圧力センサや入口側排気ガス温度センサ等が接続される。
図1及び図2に示す如く、排気ガス流入空間11が形成された触媒内側ケース4及び触媒外側ケース5の左側端部に楕円形状の排気ガス流入口12を開口させている。楕円形状の排気ガス流入口12は、排気ガス移動方向(前記ケース4,5の中心線方向)を短尺直
径とし、排気ガス移動方向(前記ケース4,5の円周方向)に直交する方向を長尺直径に形
成している。触媒内側ケース4の開口縁13と触媒外側ケース5の開口縁14の間に閉塞リング体15を挟持状に固着している。触媒内側ケース4の開口縁13と触媒外側ケース5の開口縁14の間の隙間が閉塞リング体15によって閉鎖される。触媒内側ケース4と触媒外側ケース5の間に排気ガスが流入するのを、閉塞リング体15によって防止している。
図1及び図2に示す如く、排気ガス流入口12が形成された触媒外側ケース5の外側面に排気ガス入口管16を配置している。排気ガス入口管16の小径側の真円形の開口端部16aに排気接続フランジ体17を溶接している。排気接続フランジ体17は、後述するディーゼルエンジン70の排気マニホールド71に締結されている。排気ガス入口管16の大径側の真円形の開口端部16bは、触媒外側ケース5の外側面に溶接されている。排気ガス入口管16は、小径側の真円形の開口端部16aから大径側の真円形の開口端部16bに向けて末広がり形状(ラッパ状)に形成されている。
図1及び図2に示す如く、触媒外側ケース5の外側面のうち、触媒外側ケース5の開口縁14の左側端部の外側面に、大径側の真円形の開口端部16bの左側端部が溶接されている。即ち、楕円形状の排気ガス流入口12に対して、排気ガス入口管16(大径側の真円形の開口端部16b)が、排気ガス移動下流側(触媒外側ケース5の右側)にオフセットされて配置されている。即ち、楕円形状の排気ガス流入口12は、排気ガス入口管16(大径側の真円形の開口端部16b)に対して、排気ガス移動上流側(触媒外側ケース5の左側)にオフセットされて、触媒外側ケース5に形成されている。
上記の構成により、エンジン70の排気ガスが、排気マニホールド71から排気ガス入口管16に入り込み、排気ガス入口管16から排気ガス流入口12を介して排気ガス流入空間11に入り込み、ディーゼル酸化触媒2にこの左側端面2aから供給される。ディーゼル酸化触媒2の酸化作用によって、二酸化窒素(NO2)が生成される。なお、エンジン70にDPF1を組付ける場合、後述するエンジン70のシリンダヘッド72等に支持ブラケット(図示省略)を介して触媒外側ケース5を固着させる。
図1及び図2を参照して、スートフィルタ3の取付け構造を説明する。図1及び図2に示す如く、エンジン70が排出した排気ガスを浄化するガス浄化フィルタとしてのスートフィルタ3は、耐熱金属材料製の略筒型のフィルタ内側ケース20に内設させている。内側ケース4は、耐熱金属材料製の略筒型のフィルタ外側ケース21に内設させている。フィルタ内側ケース20とフィルタ外側ケース21とによってDPF1のスートフィルタケースが形成されている。即ち、スートフィルタ3の外側にマット状のセラミックファイバー製フィルタ断熱材22を介してフィルタ内側ケース20を被嵌させている。なお、フィルタ断熱材22によってスートフィルタ3が保護される。
図1及び図2に示す如く、触媒外側ケース5の排気ガス移動下流側(右側)の端部に触媒側フランジ25を溶接する。フィルタ外側ケース21の排気ガス移動上流側(左側)の端部にフィルタ側フランジ26を溶接する。触媒内側ケース4及び触媒外側ケース5の排気ガス移動下流側に、フィルタ内側ケース20及びフィルタ外側ケース21の排気ガス移動上流側が、接続管体45にて連通接続されている。
触媒側フランジ25には、接続管体45の上流側フランジ46がボルト27及びナット28によって着脱可能に締結されている。フィルタ側フランジ26には、接続管体45の下流側フランジ47がボルト27及びナット28によって着脱可能に締結されている。
なお、円筒形の触媒内側ケース4の直径寸法と、円筒形のフィルタ内側ケース20の直径寸法とが略同一寸法である。また、円筒形の触媒外側ケース5の直径寸法と、円筒形のフィルタ外側ケース21の直径寸法とが略同一寸法である。
上記の構成により、ディーゼル酸化触媒2の酸化作用によって生成された二酸化窒素(NO2)が、スートフィルタ3にこの左側端面3aから供給される。スートフィルタ3に捕集されたディーゼルエンジン70の排気ガス中の捕集粒状物質(PM)が、二酸化窒素(NO2)によって、比較的低温で連続的に酸化除去される。ディーゼルエンジン70の排気ガス中の粒状物質(PM)の除去に加え、ディーゼルエンジン70の排気ガス中の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)が低減される。
なお、上記のように、エンジンが排出した排気ガスを浄化するガス浄化フィルタとして、ディーゼル酸化触媒2及びスートフィルタ3を設けたが、ディーゼル酸化触媒2及びスートフィルタ3に代えて、尿素(還元剤)の添加にて発生したアンモニア(NH3)によってエンジン70の排気ガス中の窒素酸化物(NOx)を還元するNOx選択還元触媒(NOx除去触媒)と、NOx選択還元触媒から排出される残留アンモニアを取り除くアンモニア除去触媒とを設けてもよい。
上記のように、ガス浄化フィルタとして、触媒内側ケース4にNOx選択還元触媒(NOx除去触媒)を設け、フィルタ内側ケース20にアンモニア除去触媒を設けた場合、エンジンが排出した排気ガス中の窒素酸化物(NOx)が還元され、無害な窒素ガス(N2)として排出できる。
図1及び図2を参照して、消音器30の取付け構造を説明する。図1及び図2に示す如く、エンジン70が排出した排気ガス音を減衰させる消音器30は、耐熱金属材料製の略筒型の消音内側ケース31と、耐熱金属材料製の略筒型の消音外側ケース32と、消音内側ケース31及び消音外側ケース32の右側端部に溶接にて固着した円板状の右側蓋体33とを有する。消音外側ケース32に消音内側ケース31を内設させている。また、円筒形の触媒外側ケース5の直径寸法と、円筒形のフィルタ外側ケース21の直径寸法と、円筒形の消音外側ケース32とが略同一寸法である。円筒形の触媒内側ケース4の直径寸法と、円筒形のフィルタ内側ケース20の直径寸法と、円筒形の消音内側ケース31とが略同一寸法である。なお、円筒形の触媒内側ケース4の直径寸法と、円筒形のフィルタ内側ケース20の直径寸法と、円筒形の消音内側ケース31とが同一寸法でなくてもよい。
図1及び図2に示す如く、消音内側ケース31及び消音外側ケース32に排気ガス出口管34を貫通させている。消音内側ケース31の内部における排気ガス出口管34の全体に多数の排気孔(図示省略)が開設されている。消音内側ケース31の内部が、前記多数の排気孔を介して、排気ガス出口管34に連通されている。図示しない消音器やテールパイプが排気ガス出口管34を介して接続される。
なお、消音内側ケース31の内部が、多数の消音孔(図示省略)を介して、消音内側ケース31と消音外側ケース32との間に連通されている。消音内側ケース31と消音外側ケース32との間の空間は、右側蓋体33等によって閉塞される。消音内側ケース31と消音外側ケース32との間にセラミックファイバー製消音材(図示省略)等が充填される。消音内側ケース31の排気ガス移動上流側(左側)の端部が、薄板製支持体等を介して、消音外側ケース32の排気ガス移動上流側(左側)の端部に連結される。
上記の構成により、消音内側ケース31内から排気ガス出口管34を介して排気ガスが排出される。また、消音内側ケース31の内部において、多数の消音孔(図示省略)から消音材に排気ガス音(主に高周波帯の音)が吸音される。排気ガス出口管34の出口側から排出される排気ガスの騒音が減衰される。
図1及び図2に示す如く、フィルタ内側ケース20とフィルタ外側ケース21の排気ガス移動下流側(右側)の端部にフィルタ側出口フランジ40を溶接する。消音外側ケース32の排気ガス移動上流側(左側)の端部に、消音側フランジ41を溶接する。フィルタ側出口フランジ40と、消音側フランジ41とを、ボルト42及びナット43によって着脱可能に締結している。なお、フィルタ内側ケース20とフィルタ外側ケース21には、図示しない出口側排気ガス圧力センサや出口側排気ガス温度センサ(サーミスタ)等が配置される。
図3乃至図7を参照して、旋回作業機としてのバックホウ100にディーゼルエンジン70を搭載した構造を説明する。図3及び図4に示す如く、バックホウ100は、左右一対の走行クローラ103を有する履帯式の走行装置102と、走行装置102上に設けられた旋回機体104とを備えている。旋回機体104は、旋回用油圧モータ(図示省略)の駆動にて、360°の全方位にわたって水平旋回可能に構成されている。走行装置102の後部には、対地作業用の土工板105が昇降動可能に装着されている。
旋回機体104の上部には、操縦部106とディーゼルエンジン70とが搭載されている。ディーゼルエンジン70はボンネット107にて上方から覆われており、ボンネット107上に操縦座席108が設けられている。また、旋回機体104の上部には、掘削作業のためのブーム111及びバケット113を有する作業部110が設けられている。旋回機体104のうち作業部110と反対側の側部(実施形態では右側部)には、作業部110との重量バランスを取るためのカウンタウェイト109が設けられている。なお、操縦座席108に座乗したオペレータの右側に作業部110が位置し、操縦座席108の下方にディーゼルエンジン70が位置するように、ディーゼルエンジン70、操縦座席108、作業部110が、旋回機体104上にそれぞれ配置されている。
操縦部106には、オペレータが着座する操縦座席108の他に、ディーゼルエンジン70等を出力操作する操作手段や、作業部110用の操作手段としてのレバー又はスイッチ等が配置されている。作業部110の構成要素であるブーム111には、ブームシリンダ112とバケットシリンダ114とが配置されている。ブーム111の先端部には、掘削用アタッチメントとしてのバケット113が、掬い込み回動可能に枢着されている。ブームシリンダ112又はバケットシリンダ114を作動させて、バケット113によって土工作業(作溝等の対地作業)を実行するように構成している。
図5に示すように、旋回機体104は平面視半円状(扇形)に形成されていて、旋回機体104の中央部付近には、走行装置2に設けられた旋回用軸受(図示省略)を嵌める開口部115が形成されている。当該開口部115が旋回機体104の旋回中心になっている。旋回機体104の左側部から外向きに突出したブラケット取付け部116には、ブーム111の基端部を構成するブームブラケット117が水平回動可能に設けられている。旋回機体104における上面の枢支ブラケット118に、旋回用油圧シリンダ119におけるシリンダ部が水平回動可能に連結されている。旋回用油圧シリンダ119のピストンロッドは、ブームブラケット117に水平回動可能に連結されている。旋回用油圧シリンダ119のピストンロッド伸縮駆動によって、ブーム111が水平方向に回動する。
次に、旋回機体104とボンネット107との間の空間に収容された各装置・部材の詳細について説明する。図6及び図7に示すように、旋回機体104のうち、開口部115を挟んでブームブラケット117の反対側(操縦座席108の下方)には、平面視矩形枠状のエンジン支持シャーシ121が固定されている。エンジン支持シャーシ121に、防振構造の機関脚体(図示省略)を介してディーゼルエンジン70を載置している。ディーゼルエンジン70は、冷却ファン76が旋回機体104の右側(ブームブラケット117の近傍)に位置するように、旋回機体104に対して横置式に配置されている。すなわち、ディーゼルエンジン70の出力軸芯線の向きが左右方向になるように、ディーゼルエンジン70が配置されている。
冷却ファン76の機外側方には、エンジン冷却用のラジエータ124とオイルクーラ125とが冷却ファン76に相対向するように配置されている。ラジエータ124はエンジン支持シャーシ121に取付けられている。ラジエータ124の前面側には可動式のルーバ127が配置されている。冷却ファン76の回転駆動にてラジエータ124及びオイルクーラ125に外気(冷却風)を導入することにより、ラジエータ124及びオイルクーラ125が空冷される。
図6及び図7に示す如く、開口部115に対向したディーゼルエンジン70の一側面に排気マニホールド71を配置している。ボンネット107に対向したディーゼルエンジン70の他側面に吸気マニホールド73を配置している。即ち、ディーゼルエンジン70のシリンダヘッド72を挟んで、シリンダヘッド72の両側面に排気マニホールド71と吸気マニホールド73が配置されている。ディーゼルエンジン70のうちラジエータ124設置側と反対のフライホイール設置側(旋回機体104の左側部)に隣接させてDPF1の酸化触媒ケース8が配置されている。排気マニホールド71に排気ガス入口管16を介して酸化触媒ケース8が連通接続されている。
図6及び図7に示す如く、ディーゼルエンジン70の吸気マニホールド73に隣接させてDPF1のスートフィルタケース23が配置されている。酸化触媒ケース8に接続管体45を介してスートフィルタケース23を連通接続している。接続管体45は、ディーゼルエンジン70と、ディーゼルエンジン70を内設させるボンネット107との間で、ボンネット107の曲がり形状に合わせて略L形状に折り曲げ形成されている。
即ち、排気ガス浄化装置としてのDPF1は、複数のガス浄化ケースとして、酸化触媒2を内設する酸化触媒ケース8と、スートフィルタ3を内設するスートフィルタケース23とを備える。ディーゼルエンジン70の出力軸芯線と直交する方向と、酸化触媒ケース8の排気ガス移動方向とを一致させている。また、ディーゼルエンジン70の出力軸芯線と、スートフィルタケース23の排気ガス移動方向とが平行になるように、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23とが着脱可能な接続管体45によって連通される。ディーゼルエンジン70とボンネット107との間に、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23が、L形状に折り曲げられた接続管体45を介して配置される。
また、酸化触媒ケース8の機外側方で、酸化触媒ケース8に隣接させてエアクリーナ88を配置している。エアクリーナ88は、ボンネット107の上部内面のうち酸化触媒ケース8との間の内部スペースに位置している。ボンネット107を大型にすることなく、ボンネット107のうちカウンタウェイト109寄りの上部内面というコーナ部のスペースを有効利用して、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23とエアクリーナ88とを近接させて組付けている。
なお、冷却ファン76設置部と反対側のディーゼルエンジン70の側部には、ディーゼルエンジン70の動力にて駆動する油圧ポンプ132を配置している。油圧ポンプ132の機外側方にはリザーバタンク133が設けられている。リザーバタンク133に隣接させてコントロールバルブ134が設けられている。旋回用油圧シリンダ119及び作業部110の各シリンダ112,114等に、油圧ポンプ132の駆動にてリザーバタンク133から作動油がそれぞれ供給される。
以上の構成から明らかなように、バックホウ100のボンネット107内に、ディーゼルエンジン70に導入される空気を浄化するエアクリーナ88と、ディーゼルエンジン70からの排気ガスを浄化する酸化触媒ケース8及びスートフィルタケース23を配置している。ディーゼルエンジン70の出力軸芯線上に設けられた油圧ポンプ132の上方に酸化触媒ケース8が配置され、ディーゼルエンジン70の吸気マニホールド73設置側にスートフィルタケース23が配置されている。その結果、ディーゼルエンジン70の付属構成部品として、ボンネット107の内部に酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23をコンパクトに配置できる。
また、排気マニホールド71に酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23を至近距離で連通できる。その結果、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23を適正温度に維持し易く、高い排気ガス浄化性能が維持できる。しかも、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23の側方で且つディーゼルエンジン70の上面より低い高さ位置に、エアクリーナ88を配置できる。即ち、ディーゼルエンジン70の周辺空間を有効利用して、ボンネット107の内面とディーゼルエンジン70との間に、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23をとエアクリーナ88とをコンパクトに配置できる。更に、エアクリーナ88に近接した酸化触媒ケース8の排熱にて、エアクリーナ88を容易に加温できる。
また、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23及びエアクリーナ88の上面高さはディーゼルエンジン70の上面高さより低く形成できる。その結果、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23及びエアクリーナ88を組込んだディーゼルエンジン70であっても、全高を極力低く抑えた構造に構成できる。酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23に当たる冷却ファン76からの風量を低減できる。即ち、冷却ファン76風による酸化触媒ケース8又はスートフィルタケース23の排気ガス温度の低下を抑制できる。
図6及び図7に示す如く、旋回機体104に搭載され且つボンネット107にて覆われたディーゼルエンジン70と、ディーゼルエンジン70からの排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置としてのDPF1(ディーゼルパティキュレートフィルタ)とを備えている旋回作業機搭載用のエンジン装置において、DPF1は複数のガス浄化ケースとして酸化触媒ケース8やスートフィルタケース23を備え、着脱可能な接続管体45によって酸化触媒ケース8やスートフィルタケース23を接続するように構成している。したがって、ディーゼルエンジン70や作業機等の構造を大きく変更することなく、ディーゼルエンジン70等のレイアウトに適応させて、ディーゼルエンジン70等の外側方に酸化触媒ケース8やスートフィルタケース23をコンパクトに設置できる。
図6及び図7に示す如く、前記複数のガス浄化ケース8,23として、ディーゼル酸化触媒2を内設する酸化触媒ケース8と、スートフィルタ3を内設するスートフィルタケース23とを備え、酸化触媒ケース8に接続管体45を介してスートフィルタケース23を連通するように構成している。したがって、ディーゼルエンジン70や作業機等の構造を大きく変更することなく、温度の維持が容易な位置に酸化触媒ケース8又はスートフィルタケース23を組付けることができる。酸化触媒ケース8又はスートフィルタケース23の支持構造の制約を低減できるものでありながら、酸化触媒ケース8又はスートフィルタケース23を高性能に維持可能な位置に設置できる。
図6及び図7に示す如く、ディーゼルエンジン70と、ディーゼルエンジン70を内設させるボンネット107との間で、ボンネット107の曲がり形状に合わせて接続管体45を折り曲げ形成し、ディーゼルエンジン70とボンネット107との間に、酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23を配置している。したがって、ボンネット107の外形状を大型化することなく、ボンネット107の内部に酸化触媒ケース8又はスートフィルタケース23を機能的にコンパクトに設置できる。ディーゼルエンジン70の近傍に酸化触媒ケース8又はスートフィルタケース23を柔軟なレイアウトで配置できる。酸化触媒ケース8又はスートフィルタケース23の温度等を簡単に管理できる。
図6及び図7に示す如く、ディーゼルエンジン70の出力軸芯線と直交する方向と平行な方向とに向けて酸化触媒ケース8とスートフィルタケース23をそれぞれ設置し、冷却ファン76設置側と反対のディーゼルエンジン70の側面に酸化触媒ケース8を配置し、排気マニホールド71設置側と反対のディーゼルエンジン70の側面に前記スートフィルタケース23を配置している。したがって、ディーゼルエンジン70の周囲の空間を有効に活用して、ディーゼルエンジン70周りに酸化触媒ケース8又はスートフィルタケース23をコンパクトに配置できる。ディーゼル酸化触媒2又は前記スートフィルタ3を高性能に維持可能な位置に設置でき、ディーゼル酸化触媒2又はスートフィルタ3の温度等を簡単に管理できる。排気マニホールド71に酸化触媒ケース8を短距離で接続でき、酸化触媒ケース8にスートフィルタケース23を短距離で接続でき、ディーゼル酸化触媒2又はスートフィルタ3の排気ガス浄化機能を向上できる。
図6及び図7に示す如く、冷却ファン76又は排気マニホールド71を設置していないディーゼルエンジン70の側面に酸化触媒ケース8を配置し、吸気マニホールド73が設置されたディーゼルエンジン70の側面にスートフィルタケース23を配置している。したがって、スートフィルタ3の排熱によって吸気マニホールド73の吸気を加温でき、ディーゼルエンジン70の燃焼効率を向上できる。また、排気マニホールド71にディーゼル酸化触媒2を短距離で接続でき、酸化触媒ケース8にスートフィルタケース23を短距離で接続でき、ディーゼル酸化触媒2又はスートフィルタ3の排気ガス浄化機能を向上できる。
本発明の実施形態の排気ガス浄化装置の正面視断面図である。 同外観底面図である。 バックホウの側面図である。 バックホウの平面図である。 旋回機体の平面図である。 旋回機体上の配置構成を示す平面図である。 ガス浄化ケースの配置構成を示す平面図である。
1 ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)(排気ガス浄化装置)
2 ディーゼル酸化触媒
3 スートフィルタ
4 触媒内側ケース
5 触媒外側ケース
8 酸化触媒ケース(ガス浄化ケース)
20 フィルタ内側ケース
21 フィルタ外側ケース
23 スートフィルタケース(ガス浄化ケース)
45 接続管体
70 ディーゼルエンジン
71 排気マニホールド
73 吸気マニホールド
76 冷却ファン
107 ボンネット

Claims (1)

  1. 機体に搭載され且つボンネットにて覆われたエンジンと、前記エンジンからの排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置とを備えている旋回作業機搭載用のエンジン装置において、
    前記排気ガス浄化装置は、酸化触媒を内設する酸化触媒ケースと、スートフィルタを内設するスートフィルタケースとを備え、着脱可能な接続管体を介して前記酸化触媒ケースに前記スートフィルタケースを連通するように接続し、前記エンジンとこれを収容するボンネットとの間に、前記酸化触媒ケース、前記接続管体及び前記スートフィルタケースを位置させ、
    前記エンジンのうち冷却ファン設置側と反対の側面に、前記酸化触媒ケースを前記エンジンの出力軸芯線と直交する姿勢で配置し、前記エンジンのうち吸気マニホールド設置側の側面に、前記スートフィルタケースを前記出力軸芯線と平行な姿勢で配置し、
    前記エンジンのうち冷却ファン設置側と反対の側方にある油圧ポンプの上方に前記酸化触媒ケースを位置させている、
    旋回作業機搭載用のエンジン装置。
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