JP5161811B2 - 送信電力制御装置及び送信電力制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば通信衛星からの信号の受信レベルに基づいて、通信衛星へ送信する送信信号の電力を制御する送信電力制御装置及びこの装置に用いられる送信電力制御方法に関する。
現在、緊急災害時等に放送中継を行う場合、中継現場にSNG(Satellite News Gathering)伝送車(移動局)を配置し、SNG伝送車が通信衛星等へ信号を伝送することで、映像・音声素材を放送局に中継している。この種の移動局では、送信電力制御装置により、通信衛星からの信号の受信レベルに基づいて通信衛星へ送信する信号の送信レベルを制御することで、天候の変化、特に降雨が通信に与える影響を減じるようにしている。具体的には、送信電力制御装置は、通信衛星からの信号の受信レベルを晴天時の受信レベルと比較し、受信信号の減衰量を測定する。送信電力制御装置は、このダウンリンクの減衰量に基づいてアップリンクの減衰補償量を算出する。そして、送信電力制御装置は、算出した減衰補償量に基づいて通信衛星への送信信号の電力を制御するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、従来の送信電力制御装置では、天候の変化に応じた送信電力の制御を、装置のユーザの操作によって実行していた。このとき、ユーザは、受信信号の受信レベルの変動が、送信電力制御装置自体の故障によるものであるか否か、及び、一過性のものであるか否か等を把握して送信電力制御装置を操作していた。通信衛星との通信がそれほど頻繁でない局では、ユーザは、信号を送信する度に劣化分を補正すれば良いため、送信電力を制御する際に過度の負担を受けることはない。しかしながら、通信衛星との通信を常に行っている局では、ユーザは、通信衛星からの信号の受信レベルを常に監視し、受信信号の受信レベルに変動が発生する度に、送信信号の電力を制御するのが適当か否かを判断して送信電力制御装置の操作を行なう必要があり、大きな負担となっていた。
特開平8−298484号公報
以上のように、従来の送信電力制御装置では、通信衛星への送信信号の電力制御をユーザの操作に従って実行していたため、ユーザは通信衛星からの信号の受信レベルの変動を常に監視しなければならず、ユーザに大きな負担となっていたという問題があった。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、天候の変化等による受信信号の受信レベルの変動を自動的に監視し、その変動に応じて送信信号の電力制御を行うことが可能な送信電力制御装置及び送信電力制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る送信電力制御装置は、入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示され減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定され基準レベルと比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部とを具備し、前記制御部は、前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを超えると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、前記周波数変換部を監視し、前記周波数変換部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする。
また、本発明に係る送信電力制御方法は、入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示され減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定され基準レベルと比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部とを具備する送信電力制御装置に用いられる送信電力制御方法であって、前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを超えると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、前記周波数変換部を監視し、前記周波数変換部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする。
上記構成による送信電力制御装置及び送信電力制御方法では、制御部により周波数変換部の減衰量の制御を監視し、周波数変換部の減衰量の制御に異常が発生していない場合、前記減衰量の制御を行い、周波数変換部の減衰量の制御に異常が発生した場合、減衰量の制御を停止する。これにより、送信電力制御装置は、受信信号の受信レベルの変動が送信電力制御装置自体の故障によるものであるか否かを自動的に把握することが可能となる。
この発明によれば、天候の変化等による受信信号の受信レベルの変動を自動的に監視し、その変動に応じて送信信号の電力制御を行うことが可能な送信電力制御装置及び送信電力制御方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る送信電力制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図1のメモリに記録される、晴天時における受信レベルと、晴天時において周波数変換部から出力される信号の電力レベルとの関係を示すグラフである。 図1の制御部がTPC処理を実行する際のフローチャートを示す図である。 図1の制御部がTPC処理を実行する際のフローチャートを示す図である。 TPC処理のモードを指示する際に操作機器PCに表示される指示アイコンである。 周波数変換部のアッテネータの減衰量を手動で設定する際に操作機器PCに表示される指示アイコンである。 クリアスカイレベルを較正する際に操作機器PCに表示される指示アイコンである。
以下、図面を参照しながら本発明に係る送信電力制御装置の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る送信電力制御装置の機能構成を示すブロック図である。
周波数変換部(U/C)11は、入力信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換する。また、周波数変換部11は、アッテネータ111を備えており、周波数変換を行うと共に、後述する制御部12からの指示に従ってアッテネータ111により入力信号の電力レベルを調節する。
電力増幅部13は、周波数変換部11からの信号の電力を予め設定された増幅量で増幅する。
送受信アンテナ14は、電力増幅部13で増幅された信号を通信衛星へ向けて送信する。また、送受信アンテナ14は、通信衛星からの信号を受信する。受信信号は、後段に設置される機器(図示せず)へ供給されると共に、受信レベル検出部15へ供給される。受信レベル検出部15は、供給された信号の受信レベルを検出する。
制御部12は、例えばマイクロプロセッサ等のCPU(Central Processing Unit)から成り、メモリ16、アップカウンタ17及びダウンカウンタ18と接続する。メモリ16には、晴天時における受信レベルと、晴天時において周波数変換部11から出力される信号の電力レベルとを関連付けたテーブルが予め記録されている。図2は、晴天時における受信レベルと、晴天時において周波数変換部11から出力される信号の電力レベルとの関係を示すクリアスカイレベルを示すグラフである。本実施形態では、送信信号は14GHz帯であり、受信信号は12GHz帯であるため、送信信号の方が通信環境の影響を受けて減衰しやすい。そのため、受信レベルが0.4dB劣化すると、電力レベルは0.5dB上昇するようになっている。
アップカウンタ17及びダウンカウンタ18は、制御部12の指示により、受信レベルの検出回数をカウントする。制御部12は、受信レベル検出部15で検出された受信レベルと、受信レベルについて設定された基準レベルとを比較する。制御部12は、基準レベルが受信レベルよりも高い場合、ダウンカウンタ18をカウントし、基準レベルが受信レベルよりも低い場合、アップカウンタ17をカウントする。また、制御部は、基準レベルが受信レベルと等しくなった場合は、アップカウンタ17及びダウンカウンタ18のカウント値を零とする。また、制御部12は、アップカウンタ17をカウントした後にダウンカウンタ18をカウントした場合、アップカウンタ17のカウント値を零とする。同様に、ダウンカウンタ18をカウントした後にアップカウンタ17をカウントした場合、ダウンカウンタ18のカウント値を零とする。つまり、連続して受信レベルが基準レベルを超えている場合にのみ、アップカウンタ17のカウント値が2以上となり、連続して受信レベルが基準レベルを下回る場合にのみ、ダウンカウンタ18のカウント値が2以上となる。
制御部12は、アップカウンタ17又はダウンカウンタ18によるカウント値が予め設定した既定値に達すると、受信信号の受信レベルと基準レベルとの差から受信レベル変化量を算出する。制御部12は、この受信レベル変化量を補償するように送信信号の送信レベルの補償量を算出する。そして、制御部12は、算出した送信レベル補償量により補償された送信信号が送受信アンテナ14から送信されるように、周波数変換部11に対してアッテネータ111の減衰量を調整する。このように、送信電力制御装置は、TPC(Transmit Power Control)処理を行う。また、制御部12は、アップカウンタ17又はダウンカウンタ18のカウント値が既定値に達しない場合は、受信レベルの変化が一過性のものであると判断し、TPC処理を行わない。なお、図2に示すように、アッテネータ111の減衰量を大きくすると、周波数変換部11から出力される信号の電力レベルは小さくなり、アッテネータ111の減衰量を小さくすると、周波数変換部11から出力される信号の電力レベルは大きくなる。
また、制御部12は、TPC処理を自動的に停止する機能を有する。すなわち、制御部12は、周波数変換部11及び受信レベル検出部15に異常が発生しているか否かを判断し、異常が発生している場合、TPC処理を停止する。
具体的には、制御部12は、周波数変換部11が制御部12の制御下に無いこと、周波数変換部11が制御部12との信号通信を正常に行えないこと、及び、周波数変換部11の制御が正常に行えないこと、のうち少なくともいずれか一つが当てはまる場合、周波数変換部11に異常が発生したと判断し、TPC処理を停止する。また、制御部12は、受信レベル検出部15が制御部12との信号通信を正常に行えないこと、受信レベル検出部15における受信レベルの検出動作に異常があること、受信レベル検出部15で検出した受信レベルが予め設定した最大値を超えていること、及び、受信レベル検出部15で検出した受信レベルが予め設定した最小値を下回っていること、の少なくともいずれか一つが当てはまる場合、受信レベル検出部15に異常が発生したと判断し、TPC処理を停止する。
さらに、制御部12には、ハブ21を介して操作機器PC22及びPC23が接続されている。送信電力制御装置のユーザは、操作機器PC22又はPC23により、制御部12に対する制御指示を入力することが可能である。例えば、ユーザは操作機器PC22又はPC23により、送信電力制御装置によるTPC処理のオートモード及びオフモードのいずれか一方を選択することが可能である。オフモ−ドの場合、操作機器PC22及びPC23から周波数変換部11に対してアッテネ−タ111をリモ−トで調整することが可能である。
次に、上記構成における送信電力制御装置における制御部12の動作を説明する。図3及び図4は、本発明に係る送信電力制御装置の制御部12がTPC処理を実行する際のフローチャートを示す図である。
図3において、まず、送信電力制御装置のユーザは、送受信に最も適した値であるクリアスカイレベルを設定する。クリアスカイレベルを設定することにより、晴天時における受信信号の受信レベルと、その受信レベルの際のアッテネータ111の減衰量とが設定される。制御部12は、クリアスカイレベルが設定されると、このクリアスカイレベルの受信レベルを基準レベルAと設定し、アップカウンタ17のカウント値C及びダウンカウンタ18のカウント値Dを零とする(ステップS31)。そして、制御部12は、以下の処理をTPC処理がオフとなるまで繰り返し実行する。なお、制御部12は、基準レベルAをINIファイルで管理する。
制御部12は、TPC処理がオートモードであるか否かを判定する(ステップS32)。TPC処理がオートモードでない場合(ステップS32のNo)、処理を終了させる。TPC処理がオートモードである場合(ステップS32のYes)、周波数変換部11が操作機器によりリモ−ト操作可能か否かを判定する(ステップ33)。リモ−ト操作が不可能である場合(ステップ33のNO)、TPC処理を停止すると共に、アップカウンタ17のカウント値Cとダウンカウンタ18のカウント値Dとを零にして(ステップS36)、処理を図3の処理Bから図4の処理Bへ移行する。図4の処理Bは、処理Cへ移行し、処理Cは、図3のステップS32から実行されるループへ移行し、ステップS32からの処理を繰り返す。
リモ−トが可能である場合(ステップ33のYES)、周波数変換部11と制御部12との信号通信が正常であるか否かを判定する(ステップS34)。周波数変換部11と制御部12との信号通信が正常である場合(ステップS34のYes)、周波数変換部11が制御部12の制御下にあるか否かを判定する(ステップS35)。周波数変換部11と制御部12との信号通信が正常でない場合(ステップS34のNo)、処理をステップS36へ移行する。
処理ステップ35において周波数変換部11が制御部12の制御下にない場合(ステップS35のNo)、処理をステップ36に移行する。周波数変換部11が制御部12の制御下にある場合(ステップS35のYes)、受信レベル検出部15と制御部12との信号通信が正常であるか否かを判定する(ステップS37)。
受信レベル検出部15と制御部12との信号通信が正常である場合(ステップS37のYes)、受信レベル検出部15における受信レベルの検出動作が正常であるか否かを判定する(ステップS38)。受信レベル検出部15と制御部12との信号通信が正常でない場合(ステップS37のNo)、処理をステップS36へ移行する。
受信レベル検出部15における受信レベルの検出動作が正常である場合(ステップS38のYes)、受信レベル検出部15で検出された現在の受信レベルBを取得する(ステップS39)。受信レベル検出部15における受信レベルの検出動作に異常がある場合(ステップS38のNo)、処理をステップS36へ移行する。
制御部12は、受信レベルBを取得した後、受信レベルBが予め設定したクリアスカイレベル+10dBm以下であるか否かを判定する(ステップS310)。なお、ここで設定される最大値の値は、クリアスカイレベル+10dBmに限定される訳ではない。受信レベルBが予め設定したクリアスカイレベル+10dBmを超えている場合(ステップS310のNo)、処理をステップS36へ移行する。受信レベルBが予め設定したクリアスカイレベル+10dBm以下である場合(ステップS310のYes)、受信レベルBが予め設定したクリアスカイレベル−10dBm以上であるか否かを判定する(ステップS311)。なお、ここで設定される最小値の値は、クリアスカイレベル−10dBmに限定される訳ではない。
受信レベルBが予め設定したクリアスカイレベル−10dBmを下回っている場合(ステップS311のNo)、処理をステップS36へ移行する。受信レベルBが予め設定したクリアスカイレベル−10dBm以上である場合(ステップS311のYes)、処理を図4の処理Aへ移行する。
制御部12は、図4の処理Aにおいて、基準レベルAと受信レベルBを比較し、基準レベルAと受信レベルBとが同値であるか否かを判定する(ステップS312)。基準レベルAと受信レベルBとが同値である場合(ステップS312のNo)、アップカウンタ17のカウント値Cとダウンカウンタ18のカウント値Dとを零にして(ステップS313)、処理Cへ移行しステップS32からの処理を繰り返す。基準レベルAと受信レベルBとが同値でない場合(ステップS312のYes)、基準レベルAが受信レベルBよりも大きいか否かを判定する(ステップS314)。
基準レベルAが受信レベルBよりも大きい場合(ステップS314のYes)、アップカウンタ17のカウント値Cを零にし、ダウンカウンタ18をカウントアップする(ステップS315)。続いて、制御部12は、ダウンカウンタ18のカウント値Dが3以上であるか否かを判定する(ステップS316)。カウント値Dが3未満である場合(ステップS316のNo)、処理Cへ移行しステップS32からの処理を繰り返す。カウント値Dが3以上である場合(ステップS316のYes)、現在のアッテネータ111の減衰量Eを取得する(ステップS317)。初期段階では、アッテネータ111の減衰量には、最初にユーザが設定したクリアスカイレベルにおけるアッテネータ111の減衰量が設定されている。
続いて、制御部12は、基準レベルAと受信レベルBとのレベル差に基づいてアッテネータ111の減衰量の変化量を算出し、減衰量Eから算出した変化量を減じることで受信レベルBに適したアッテネータ111の減衰量Fを算出する(ステップS318)。制御部12は、減衰量Fが零以上であるか否かを判定し(ステップS319)、減衰量Fが零以上である場合(ステップS319のYes)、周波数変換部11に対してアッテネータ111の減衰量が減衰量Fとなるように指示する(ステップS320)。減衰量Fが零未満である場合(ステップS319のNo)、アッテネータ111の減衰量Fを零として処理をステップS320へ移行する(ステップS321)。
制御部12は、アッテネータ111の減衰量を制御した後、周波数変換部11の制御が正常に行えるか否かを判定する(ステップS322)。周波数変換部11の制御が正常に行える場合(ステップS322のYes)、受信レベルBを新たな基準レベルAに設定する(ステップS323)。そして、制御部12は、ダウンカウンタ18のカウント値Dを零にし(ステップS324)、処理Cへ移行しステップS32からの処理を繰り返す。周波数変換部11の制御が正常に行えない場合(ステップS322のNo)、TPC処理を停止し(ステップS325)、処理をステップS324へ移行する。
ステップS324において、基準レベルAが受信レベルBよりも小さい場合(ステップS314のNo)、ダウンカウンタ18のカウント値Dを零にし、アップカウンタ17をカウントアップする(ステップS326)。続いて、制御部12は、アップカウンタ17のカウント値Cが3以上であるか否かを判定する(ステップS327)。カウント値が3未満である場合(ステップS327のNo)、処理Cへ移行しステップS32からの処理を繰り返す。カウント値が3以上である場合(ステップS327のYes)、現在のアッテネータ111の減衰量Eを取得する(ステップS328)。
制御部12は、基準レベルAと受信レベルBとのレベル差に基づいてアッテネータ111の減衰量の変化量を算出し、この変化量と減衰量Eとを足し合わせることにより、受信レベルBに適したアッテネータ111の減衰量Fを算出する(ステップS329)。制御部12は、減衰量Fが40以下であるか否かを判定し(ステップS330)、減衰量Fが40以下である場合(ステップS330のYes)、周波数変換部11に対してアッテネータ111の減衰量が減衰量Fとなるように指示する(ステップS331)。減衰量Fが40を超える場合(ステップS330のNo)、アッテネータ111の減衰量Fを40として処理をステップS331へ移行する(ステップS332)。
制御部12は、アッテネータ111の減衰量を制御した後、周波数変換部11の制御が正常に行えるか否かを判定する(ステップS333)。周波数変換部11の制御が正常に行える場合(ステップS333のYes)、受信レベルBを新たな基準レベルAに設定する(ステップS334)。そして、制御部12は、アップカウンタ17のカウント値Cを零にし(ステップS335)、処理Cへ移行しステップS32からの処理を繰り返す。周波数変換部11の制御が正常に行えない場合(ステップS333のNo)、TPC処理を停止し(ステップS336)、アップカウンタ17のカウント値Cを零にし(ステップS335)、処理Cへ移行しステップS32からの処理を繰り返す。なお、本実施形態では、制御部12は、ステップS32からの繰り返し処理の1回を300msecの実行速度で実行する。
また、図5乃至図7は、操作機器PC22及びPC23上の指示アイコンを示す模式図である。送信電力制御装置のユーザは、キーボード又はマウスを操作してこれらの指示アイコンをクリックすることにより、送信電力制御装置に対して指示を入力することが可能である。
図5はTPC処理のモードを指示するための指示アイコンである。指示アイコンは、そのアイコンが押下可能である場合は水色背景に黒字で表示され、押下不可の場合は消灯表示となる。オートモードのときは、「AUTO」の指示アイコンは黄色背景に黒字で表記され、「OFF」の指示アイコンは水色背景に黒字で表記される。また、オフモードのときは、「OFF」の指示アイコンは黄色背景に黒字で表記され、「AUTO」の指示アイコンは水色背景に黒字で表記される。TPC処理が停止している場合は、「STOP」の指示アイコンは青色背景に白地で表記され、「AUTO」の指示アイコンは黄色点灯表示、「OFF」の指示アイコンは押下可能表示となる。
図6は、周波数変換部11におけるアッテネータ111の減衰量を手動で設定する際の指示アイコンである。送信電力制御装置のユーザは、アローキーの押下でTX_LEVELの数値(アッテネータ111の減衰値)を選択することが可能である。アローキーを一度押すと、0.5ステップ毎に表示が更新され、−40.0から0.0までの値を設定することが可能である。
図7は、クリアスカイレベルを較正する際の指示アイコンである。信電力制御装置のユーザは、クリアスカイレベルにしたい受信レベルのときに図6のアローキーを操作してアッテネータ111の減衰量を設定した後、図7の指示アイコンを押下することで、クリアスカイレベルの較正を行うことが可能である。ただし、クリアスカイレベルの較正は、TPC処理がオフモードである場合にのみ可能である。オフモードである際には、指示アイコンは橙色に点灯表示され、アイコンの押下が可能となる。TPC処理がオートモードである場合、及び、TPC処理が停止している場合には、クリアスカイレベルの較正を行うことはできない。
以上のように、上記一実施形態では、制御部12により周波数変換部11及び受信レベル検出部15における異常の発生を監視し、異常が発生していない場合、受信信号の受信レベルを参照してアッテネータ111の減衰量を自動的に制御する。そして、送信電力制御装置は、周波数変換部11及び受信レベル検出部15のうち少なくともいずれかに異常が発生した場合には、アッテネータ111の減衰量の制御を停止するようにしている。これにより、送信電力制御装置は、受信信号の受信レベルの変動が送信電力制御装置自体の故障によるものであるか否かを把握して自動的にTPC処理を行うことが可能となる。
また、上記一実施形態では、受信レベルの最大値及び最小値を予め設定し、受信レベルが最大値を超えた場合又は最小値を下回った場合、アッテネータ111の減衰量の制御を停止するようにしている。これにより、送信電力制御装置は、受信レベルが急激に変化する場合には、この変化に応じたアッテネータ111の減衰量の制御を行わないため、通信衛星へ送信する送信信号の送信レベルを安定させることが可能となる。
また、上記一実施形態では、アップカウンタ17又はダウンカウンタ18のカウント値が規定値に達した場合に、送信信号の送信レベルが受信信号の受信レベルに応じたレベルとなるように、アッテネータ111の減衰量を制御する。規定値に達しない場合には、アップカウンタ17又はダウンカウンタ18のカウント値が規定値に達するまで、受信信号の受信レベルを監視するようにしている。これにより、送信電力制御装置は、受信信号の受信レベルの変動が、受信レベル検出部15による検出タイミングの微差や測定誤差等による一過性のものであるか否かを把握して自動的にTPC処理を行うことが可能となる。
また、上記一実施形態では、制御部12は、基準レベルAをINIファイルで管理するようにしている。これにより、送信電力制御装置は、汎用性を有することとなる。
また、上記一実施形態では、操作機器PC22又はPC23を介してクリアスカイレベルの較正を行うことが可能である。このため、基準レベルの変更、季節変動(通信衛星の位置は季節によって変動する)及びシステム構成が変化する等によりクリアスカイレベルを較正する要望がある場合でも、周波数変換部11のアッテネータ111を直接操作する必要がない。
したがって、本発明に係る送信電力制御装置は、天候の変化等による受信信号の受信レベルの変動を自動的に監視し、その変動に応じて送信信号の電力制御を行うことができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
11…U/C
111…ATT
12…制御部
13…電力増幅部
14…送受信アンテナ
15…受信レベル検出部
16…メモリ
17…アップカウンタ
18…ダウンカウンタ
21…ハブ
22,23…操作機器PC

Claims (8)

  1. 入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示され減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、
    前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、
    前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、
    前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、
    前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定され基準レベルと比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部と
    を具備する送信電力制御装置において
    前記制御部は、
    前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを超えると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、
    前記周波数変換部を監視し、前記周波数変換部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする送信電力制御装置。
  2. 入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示される減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、
    前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、
    前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、
    前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、
    前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定される基準レベルとの比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部と
    を具備する送信電力制御装置において、
    前記制御部は、
    前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを下回ると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、
    前記周波数変換部を監視し、前記周波数変換部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする送信電力制御装置。
  3. 入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示される減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、
    前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、
    前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、
    前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、
    前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定される基準レベルとの比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部と
    を具備する送信電力制御装置において、
    前記制御部は、
    前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを超えると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、
    前記受信レベル検出部を監視し、前記受信レベル検出部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする送信電力制御装置。
  4. 入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示される減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、
    前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、
    前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、
    前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、
    前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定される基準レベルとの比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部と
    を具備する送信電力制御装置において、
    前記制御部は、
    前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを下回ると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、
    前記受信レベル検出部を監視し、前記受信レベル検出部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする送信電力制御装置。
  5. 入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示され減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定され基準レベルと比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部とを具備する送信電力制御装置に用いられる送信電力制御方法であって、
    前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを超えると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、
    前記周波数変換部を監視し、前記周波数変換部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする送信電力制御方法。
  6. 入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示される減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定される基準レベルとの比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部とを具備する送信電力制御装置に用いられる送信電力制御方法であって、
    前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを下回ると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、
    前記周波数変換部を監視し、前記周波数変換部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする送信電力制御方法。
  7. 入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示される減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定される基準レベルとの比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部とを具備する送信電力制御装置に用いられる送信電力制御方法であって、
    前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを超えると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、
    前記受信レベル検出部を監視し、前記受信レベル検出部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする送信電力制御方法。
  8. 入力される信号を通信衛星との通信に適した周波数の信号に変換すると共に、指示される減衰量で前記入力される信号の電力を減衰させる周波数変換部と、前記周波数変換部が出力する信号の電力を増幅させる電力増幅部と、前記電力増幅部が出力する信号を前記通信衛星へ送信し、前記通信衛星からの信号を受信する送受信部と、前記送受信部が受信する受信信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記受信レベル検出部が検出する受信レベルと、予め設定される基準レベルとの比較に基づき、前記周波数変換部に対して前記入力される信号の減衰量を指示する制御部とを具備する送信電力制御装置に用いられる送信電力制御方法であって、
    前記受信信号の受信レベルが予め設定される回数連続して前記基準レベルを下回ると、前記予め設定される回数に達した際の受信レベルを新たな基準レベルに設定し、
    前記受信レベル検出部を監視し、前記受信レベル検出部に異常が発生すると、前記減衰量の制御を停止することを特徴とする送信電力制御方法。
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