JP5161364B2 - 向上した符号語ロック状態機械 - Google Patents

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Description

本発明は、符号語ロック状態機械に関する。
本願は、発明の名称を“Upgraded Codeword Lock State Machine”とする、発明者Peng Ou他による、2008年4月30日に出願された米国仮特許出願第61/049,177号明細書、および、2009年2月12日に出願された米国特許出願第12/370,018号明細書による優先権を主張し、それらの内容はそれらの全体が複製されたかのように引用してここに組み込まれる。
受動光ネットワーク(PON)は“最後のマイル”にわたってネットワークアクセスを提供するための1つのシステムである。PONは、中央局における光回線終端装置(OLT)、光分配ネットワーク(ODN)、顧客の建物における複数の光ネットワークユニット(ONU)からなるポイント・ツー・マルチポイント・ネットワークである。ギガビットPON(GPON)システムのようないくつかのPONシステムにおいて、下りデータは約2.5ギガビット/秒(Gbps)でブロードキャストされ、上りデータは約1.25Gbpsで伝送される。
しかし、サービスの需要が増加するに連れて、PONシステムの帯域幅の能力を増加することが期待されている。増加するサービスの需要を満たすために、次世代アクセス(NGA)システムのような、いくつかの出現しつつあるPONシステムは、より広い帯域幅で、例えば約10Gbpsで、向上した信頼性および効率性でデータフレームを伝送するように再構成されている。
出現しつつあるPONシステムにおいてシステムの誤り検出および訂正の方式を向上させることは、信頼性および効率性に影響する1つの部分であり、より広い帯域幅を有するシステムのために、より重要になりうる。そのような方式は、より高い伝送速度、OLTとONUの間のより長い距離、PONツリーのような分岐PONアーキテクチャにおいてより高い分割比を可能としうる前方誤り訂正(FEC)方式を含みうる。
一実施形態において、本開示は、光受信器に結合された前方誤り訂正(FEC)プロセッサを備える装置を含み、FECプロセッサは、複数の受信されたブロックを、複数のパリティブロックを含む複数のFEC符号語ブロックと比較し、受信されたブロックの中で整列されていないブロックを検出すると、残りの受信されたブロックのうち少なくともいくつかをパリティブロックと比較するように構成される。
もう1つの実施形態において、本開示は、複数のブロックを受信するステップを有し、受信されたブロックの数はFEC符号語内のブロックの数に等しく、受信されたブロックのうち1つを選択するステップと、選択されたブロックがFEC符号語と整列されているか否かを判定するステップと、選択されたブロックがFEC符号語と整列されていないとき、残りのブロックがFEC符号語と対応するか否かを判定するステップと、をさらに有する方法を実現するように構成された少なくとも1つの構成要素を備える装置を含む。
さらにもう1つの実施形態において、本開示は、複数のブロックがFEC符号語の終了を表わすか否かを検証する状態を用いて、FEC符号語ロック状態機械において符号語ロックを取得するステップを有する方法を含む。
これら、および、他の特徴は、添付図面および請求項に関する続く詳細な説明からより明確に理解される。
この開示のより十分な理解のために、ここで、添付図面に関する続く簡単な説明および詳細な説明を参照する。ここで、同一の参照符号は同一の部分を表わす。
PONの一実施形態のブロック図である。 FEC符号語の一実施形態の図である。 FEC符号語ロック状態機械法の一実施形態の図である。 FEC符号語ロック状態機械法のもう1つの実施形態の図である。 様々なビット誤り率(BER)におけるFEC符号語ロック状態機械の処理時間を表わす図である。 汎用のコンピュータシステムの一実施形態のブロック図である。
1つまたは複数の実施形態の説明的な実装が以下で提供されるが、開示されるシステムおよび/または方法は、現在知られている、あるいは、存在する任意の数の技術を用いて実現されうることを最初に理解すべきである。この開示は、いかなる場合も、ここで説明され、記載される例示の設計および実装を含む、以下で説明される例示の実装、図面、技術に限定されるべきでなく、十分な均等物の範囲とともに添付の請求項の範囲内で修正されうる。
FEC方式によれば、データは、複数のデータブロックおよびパリティブロックを含むFECフレームまたは符号語を用いて伝送することができる。データブロックおよびパリティブロックは、データブロックとパリティブロックの間で識別するために使用することができる複数の同期ヘッダビットを含む。「状態機械」モデルを用いて、FEC符号語と対応しうる受信された数のブロックの各々は、例えば、バッファ、フレーマ、または、記憶場所において整列(align)され、または、“ロック”される。FEC符号語は、そのデータブロックおよびパリティブロックを1つずつ検出し、ブロックの列が予期されるFEC符号語のブロックの列と合致することを検証した後、FEC符号語はロックされる。そうでなければ、ブロックが正しい列でないとして検出されるとき、現在のブロックの列を検出し、ロックするために、ブロックの列内の第2ブロックにおいて処理が再開されうる。受信されたFEC符号語のビット誤り率(BER)が増加するに連れて、状態機械モデルを用いたロックを達成することは、より時間を消費することになり、より高い伝送速度での通信の効率性を減少させうる。
ここで、以前のシステムより少ない時間で符号語ロックを達成する向上した符号語ロック状態機械のためのシステムおよび方法が開示される。この方法は、受信されたブロックを1つずつ検出し、ブロックの列を検証することによって開始する。ブロックが正しい列でないとして検出されるとき、符号語ロック状態機械は、残りのブロックがFEC符号語のパリティブロックを表わすかどうかを検証する。残りのブロックがパリティブロックであるとして検証されならば、この方法は次のFEC符号語の開始において再開され、そして、より高い確実性でロックされうる。そうでなければ、残りのブロックがパリティブロックを表わさないならば、処理は1ブロックだけ列をシフトして再開されうる。シフトされたブロックにおいて処理を再開する前に残りのブロックがパリティブロックであるか否かを検証することによって、符号語ロック状態機械の予期される処理時間が減少されうる。
図1は、PON 100の一実施形態を表わす。PON 100は、OLT 110、複数のONU 120、および、OLT 110とONU 120に結合されるODN 130を備える。PON 100は、OLT 110とONU 120の間でデータを分配するために能動的な構成要素を必要としない通信ネットワークでありうる。その代わりに、PON 100は、ODN 130内の受動的な光コンポーネントを使用してOLT 110とONU 120の間で分配することができる。PON 100は、約10Gbpsの下り帯域幅および少なくとも約2.5Gbpsの上り帯域幅を有する10GbpsのGPON(またはXGPON)のようなNGAシステムでありうる。適切なPON 100の他の例は、非同期転送モードPON(APON)、ITU-T G.983標準によって規定されている広帯域PON(BPON)、ITU-T G.984標準によって規定されているGPON、IEEE 802.3ahによって規定されているイーサネット(登録商標)PON(EPON)、および、波長分割多重(WDM)PON(WPON)を含み、これらの全てはその全体が複製されたかのように参照によってここに組み込まれる。
一実施形態において、OLT 110は、ONU 120および(図示しない)他のネットワークと通信するように構成された任意の装置でありうる。具体的には、OLT 110は、他のネットワークとONU 120の間で中継する物として動作しうる。例えば、OLT 110はネットワークから受信されたデータをONU 120に転送し、ONU 120から受信されたデータを他のネットワークに転送することができる。OLT 110の具体的な構成はPON 100の種類に依存して変わりうるが、一実施形態において、OLT 110は送信器および受信器を備えうる。他のネットワークが、PON 100において使用されるPONプロトコルと異なる、イーサネット(登録商標)または同期光伝送網/同期デジタル・ハイアラーキ(SONET/SDH)のようなネットワークプロトコルを使用するとき、OLT 110はネットワークプロトコルをPONプロトコルに変換する変換器を備えることができる。また、OLT 110の変換器はPONプロトコルをネットワークプロトコルに変換することができる。OLT 110は、典型的に中央局のような中央の位置に配置されうるが、他の位置にも配置されうる。
一実施形態において、ONU 120は、OLT 110および(図示しない)顧客またはユーザと通信するように構成された任意の装置でありうる。具体的には、ONUは、OLT 110と顧客の間で中継する物として動作しうる。例えば、ONU 120はOLT 110から受信されたデータを顧客に転送し、顧客から受信されたデータをOLT 110に転送することができる。ONU 120の具体的な構成はPON 100の種類に依存して変わりうるが、一実施形態において、ONU 120は光信号をOLT 110に送信するように構成された光送信器およびOLT 110から光信号を受信するように構成された光受信器を備えうる。さらに、ONU 120は、光信号を、イーサネット(登録商標)プロトコルにおける信号のような顧客のための電気信号に変換する変換器、および、顧客の装置に電気信号を送信し、かつ/または、顧客の装置から電気信号を受信する第2の送信器および/または受信器を備えることができる。いくつかの実施形態において、ONU 120と光加入者線終端装置(ONT)は類似しているので、ここでは用語は置換可能に使用される。ONUは、典型的に、顧客の建物のような分散された位置に配置されうるが、他の位置にも配置されうる。
一実施形態において、ODN 130は、光ファイバーケーブル、カプラ、スプリッタ、分配器、および/または、他の設備を備えるデータ分配システムでありうる。一実施形態において、光ファイバーケーブル、カプラ、スプリッタ、分配器、および/または、他の設備は、受動光コンポーネントでありうる。具体的には、光ファイバーケーブル、カプラ、スプリッタ、分配器、および/または、他の設備は、OLT 110とONU 120の間でデータ信号を分配するために電力を必要としない構成要素でありうる。その代わりに、ODN 130は、光増幅器のような1つまたは複数の処理設備を備えうる。ODN 130は、典型的に、図1に表わされているような分岐構成においてOLT 110からONU 120まで達するが、その代わりに、他の任意のポイント・ツー・マルチポイント構成で構成することもできる。
一実施形態において、OLT 110、ONU 120、または、その両方は、FEC方式を実装して伝送誤りを制御し、または、減少させるように構成することができる。FEC方式の一部として、データは、伝送される前に、冗長データを含む誤り訂正符号と結合されうる。例えば、データおよび誤り訂正符号は、他のPONコンポーネントによって受信され、検出されることができるFEC符号語にカプセル化またはフレーム化することができる。ある実施形態において、FEC符号語は、誤り訂正符号を含み、データビットを修正することなくデータとともに伝送されうる。誤り訂正符号が受信されるとき、ビット誤りのような伝送されるデータにおける誤りのうち少なくともいくつかは、追加のデータを送信する必要なく検出および訂正されうる。データに加えて誤り訂正符号を送信することは、チャネル帯域幅のうち少なくともいくらかを消費しうるので、データのために利用可能な帯域幅を減少させうる。しかし、このFEC方式は、専用のバックチャネルの代わりに誤り訂正のために使用され、誤り検出方式の複雑さ、コスト、および、その両方を減少させることができる。
このFEC方式は、FEC符号語をロックし、例えば、FEC符号語を表わす複数の受信されたブロックが適切に整列されている、すなわち、正しい列であるかどうかを判定するために使用される状態機械モデルを備えることができる。FEC符号語をロックすること、または、そのブロックの整列を検証することは、データおよび誤り検出符号を正しく取得することが必要でありうる。例えば、OLT 110、ONU 120、および、その両方は、状態機械モデルを実現する回路のようなハードウェアまたはソフトウェアでありうるFECプロセッサを備えうる。FECプロセッサは、OLT 110またはONU 120における対応する受信器および/またはデフレーマに結合することができ、アナログ・デジタル変換、変調および復調、ライン符号化および復号化、または、それらの組み合わせを使用することができる。また、受信されたブロックを含むFEC符号語は、FECプロセッサおよび受信器に結合された記憶場所またはバッファにおいてロックすることができる。
図2は、OLT 110またはONU 120のFECプロセッサを用いてロックすることができるFEC符号語200の一実施形態を表わす。FEC符号語200、複数のデータブロック210および複数のパリティブロック220を含みうる、約31ブロックのような固定された数のパケットまたはブロックを含みうる。例えば、FEC符号語は、約27に等しい予め定められた数のデータブロック210、および、約4に等しい残りの数のパリティブロック220を含みうる。各々のデータブロック210およびパリティブロック220は、約66ビットに等しい複数のビットを含みうる。例えば、各データブロック210は、約2に等しい固定された数の同期ヘッダビット212、および、約64に等しい残りの数のペイロードビット214を含みうる。
同様に、各パリティブロック220は、約2個の同期ヘッダビット、および、約64個のペイロードビット224を含みうる。データブロック210の同期ヘッダビット212は、パリティブロック220の同期ヘッダビット222と異なることが可能であり、従って、同期ヘッダビットは2つの異なる種類のブロックの間で識別するために使用されうる。
FEC符号語200の一実施形態において、データブロック210の同期ヘッダビット212は(1,0)または(0,1)に設定されうる。従って、各データブロック210についての同期ヘッダビット212の合計は1に等しい。さらに、パリティブロック220の同期ヘッダビット222は(0,0)、(1,1)、(1,1)、および、(0,0)のような固定された列で設定されうるので、0、2、2、0のような、ビットの組の合計の固定された列を有しうる。その代わりに、パリティブロック220の同期ヘッダビット222は他の固定された列で配置することができるので、ビットの組の合計の異なる列を有しうる。典型的に、同期ヘッダビット222の合計は0または2に等しい。そのようにして、同期ヘッダビット212および同期ヘッダビット222の合計は、該当するブロックがデータブロック210であるか、または、パリティブロック220であるかを判定するために使用することができる。さらに、約4個の連続したブロックに対応する同期ヘッダビット222の約4組の合計は、4個のブロックがFEC符号語200のパリティブロック220であるか否かを判定するために使用することができる。
この状態機械モデルによれば、FEC符号語200内のほぼ同じ数のブロック、例えば、約31個のブロックにおける複数の受信されたブロックは、整列について検査することができる。そのようにして、同期ヘッダビット212または222の合計は、受信されたブロックの列における各ブロックについて取得することができる。同期ヘッダビットの合計を用いて、該当する検出されたブロックは、FEC符号語200内の同じ位置または列において予期されるブロックと比較することができる。検出されたブロックの同期ヘッダビットの合計が予期されるブロックの同期ヘッダビットの合計に等しくないならば、検出されたブロックの種類は予期されるブロックの種類でない。従って、検出されたブロックは適切に整列されておらず、ブロックの全体の列は、さらに1ブロックまたは1ビットだけシフトされ、または、ずらされる。例えば、列内の最初のブロックが廃棄され、列内の各々の残りのブロックの位置が1ブロックまたは1ビットだけ進められ、さらに受信されたブロックまたはビットが列の最後に含まれうる。そして、処理は再開され、シフトされたブロックは前に検査されたブロックの列の代わりに整列について検出される。
その代わりに、検出されたブロックの同期ヘッダビットの合計がFEC符号語200内の予期されるブロックの同期ヘッダビットの合計に等しいならば、検出されたブロックは適切に整列されており、列内の次のブロックが検出され、FEC符号語200の次の予期されるブロックと比較されうる。そのようにして、全てのブロックが適切に整列されている、例えば、同期ヘッダビットの予期される合計に誤りがなくまたは合致しないものがないことが分かるまで、列内の残りのブロックを検出し比較する処理が続く。この場合において、受信されたブロックはFEC符号語を表わし、そして、その符号語はロックされる。その代わりに、第2の列内の全てのブロックもまた適切に整列されていることが分かるまで、受信されたブロックの第2の列について処理が繰り返されうる。従って、検出されたブロックの第1の列を含む第1のFEC符号語およびブロックの第2の列を含む第2のFEC符号語の両方がほぼ同じ時間においてロックされうる。1つの列の代わりに2つの連続したブロックの列を誤って検出および整列する可能性は十分小さいので、第1の列に加えて第2の列を検出および比較することはFEC符号語ロックの信頼性を向上させうる。
上述した状態機械モデルは、FEC符号語をロックする前に、受信されたブロックの広範囲にわたる探索および検査、および、かなりの時間遅延を必要としうる。例えば、FEC符号語は約31ブロックを含み、各ブロックが約66ビットを含むとき、全体で約2046ビットの位置が処理されうる。そのような場合、1ブロックを整列するために必要とされる平均ブロック時間は約6ナノ秒に等しい。受信されたブロックの列がブロック整列されていないとき、整列されていないブロックを検出する前に、平均で2つの完全なブロックが検査されるので、状態機械モデルは約2つのブロック時間に等しい平均時間を消費しうる。さらに、列がブロックで整列されているが、符号語で整列されていないとき、状態機械モデルは約13ブロック時間に等しい平均時間を消費しうる。受信されたブロック内に誤りがないとき、状態機械モデルは約14マイクロ秒に等しい平均時間を消費しうる。ブロックがビット誤りを含むとき、この時間は増加されうる。
図3は、予期されるロック時間の減少に関して向上したFEC符号語ロックのために使用されるFEC符号語ロック状態機械法300の一実施形態を表わす。FEC符号語ロック状態機械法300は、約10Gbpsにおけるような、より高い伝送速度のために重要な通信の効率性を向上させるために、上述した状態機械に行われうるいくつかの変更を含む。具体的には、FEC符号語ロック状態機械法300は、検査されるブロックの予期される数、従って、予期される処理時間を減少させうるステップに加えて、上述した状態機械のステップを含む。
ブロック310において、FEC符号語ロック状態機械法300は、FEC符号語内の予期されるブロックの数に等しい数のブロックを、例えば受信器のバッファにおいて受信する。ブロック320において、FEC符号語ロック状態機械法300は、受信されたブロックの列内の最初または次のブロックを検出する。例えば、次のブロックの同期ヘッダビットの合計が計算され、そのブロックがデータブロックであるか、あるいは、パリティブロックであるかを判定する。例えば、その合計が約1に等しいならば、そのブロックはデータブロックであるとみなされる。その代わりに、その合計が0または2に等しいならば、そのブロックはパリティブロックであるとみなされる。
ブロック330において、FEC符号語ロック状態機械法300は、検出されたブロックがFEC符号語ブロックの列内の予期されるブロックであるか否かを検証する。例えば、ブロックの種類、例えば、データブロックまたはパリティブロックが、FEC符号語内の同じ位置において予期されるブロックの種類と比較される。さらに、パリティブロックが検出された場合、ヘッダビットの合計が検査され、検出されたパリティブロックがパリティブロックの列内で正しく整列されているかどうかを検証する。例えば、検出されたパリティブロックの同期ヘッダビットまたは同期ヘッダビットの組の合計が、パリティブロックの列内の同じ位置における同期ヘッダビットまたは同期ヘッダビットの組の予期される合計と比較されうる。検出されたブロックが予期されるブロックの列内にあるならば、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック350に進む。そうでなければ、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック335に進む。
ブロック335において、FEC符号語ロック状態機械法300は、FEC符号語内のパリティブロックの数に等しい数のブロックの列内の次のブロックを検査する。そのようにして、検出されたブロックの同期ヘッダビットの合計が計算されうる。そして、FEC符号語ロック状態機械法300は、ブロック340に進み、検査されたブロックがFEC符号語の予期されるパリティブロックであるか否かを検証する。例えば、FEC符号語ロック状態機械法300は、ブロックの同期ヘッダビットの計算された合計の列と、パリティブロックに対応する合計の予期される列を比較しうる。2つの列が合致するならば、検出されたブロックはパリティブロックであり、正しく整列されており、FEC符号語の終了、すなわち、末尾を表わす。従って、検査されるブロックの次の列内の最初のブロックは、FEC符号語の最初に対応し、そのFEC符号語は向上した確率でロックされうる。さらに、ブロックの全体の列内で以前に検出された整列誤りは、整列誤りの代わりにビット誤りとみなされる。そして、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック350に進む。2つの列が合致しないならば、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック345に進み、ここでブロックの列は次の受信されたビットにシフトされ、または、ずらされる。続いて、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック320に戻り、ここでシフトされたブロック内の次のブロックが検出される。
ブロック350において、FEC符号語ロック状態機械法300は、全ての受信されたブロックが検出され、正しく整列されているか否かを検証する。全ての受信されたブロックが検出され、正しく整列されているならば、ブロックはFEC符号語に対応する。従って、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック355に進む。そうでなければ、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック320に戻り、列内の次のブロックを検出する。
ブロック355において、FEC符号語ロック状態機械法300は、2つの連続したブロックの列が検出され、正しく整列されているか否か、例えば、2つの連続したFEC符号語が受信されたか否かを検証する。ブロック355の条件が満たされるならば、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック360に進み、2つの連続したFEC符号語をロックする。そうでなければ、ただ1つのブロックの列が検出され、正しく整列されている、例えば、1つのFEC符号語が受信される。従って、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック310に戻り、第2のブロックの列が続くFEC符号語に対応するかどうかを判定する。
1つのFEC符号語の代わりに2つの連続したFEC符号語を検証およびロックすることは、複数の受信されたブロックについて正しい整列を誤って検出する確率を減少させうる。例えば、そのブロックは、実際の整列誤りを隠し、または、マスクしうる少なくとも1つのビット誤りを含みうるので、そのブロックは誤って正しい列に見えうる。しかし、2つの連続して受信されたブロックの列においてそのようなビット誤りが実際の整列誤りを隠すことはあまり起こらない。FEC符号語ロック状態機械法300のいくつかの実施形態において、ブロック355は任意選択でありうる。例えば、他の実施形態において、FEC符号語ロック状態機械法300はブロック350からブロック360に進むことができ、(ブロック355において)第2のブロックの列の整列を検証することなく該当するFEC符号語をロックする。
図4は、その全体が複製されたかのように参照によってここに組み込まれるIEEE 802.3av標準で説明されている状態に類似した複数の状態を含む、もう1つのFEC符号語ロック状態機械法400を表わす。しかし、FEC符号語ロック状態機械法400は、予期される処理時間を減少させ、効率性を向上させる追加の状態を含む。具体的には、整列されていないブロックが検出されるとき、追加の状態は、FEC符号語の末尾に到達したかどうか検証し、FECの末尾に到達していないならば、検査されるブロックの列をシフトし、または、ずらし(slip)、再開する。
FEC符号語ロック状態機械法400は、LOCK_INIT状態410で起動され、例えば、パラメータをリセットするとき、パワーオンの間にリセット信号が起動されたか、あるいは、低電力モードに切り替えたかを示すブール変数が真に設定される。また、LOCK_INIT状態410は、受信されたブロックが符号語内で予期されるブロックの数に到達したか否かを示すブール変数であるsignal_okパラメータが偽に設定されたとき、起動される。いくつかの実施形態において、LOCK_INIT状態410は、状態機械がリセットされ、または、起動信号が検出されないとき、起動されうる。
LOCK_INIT状態410の間、複数のパラメータが初期化される。例えば、受信器が符号語の記述を取得したか否かを示すブール変数であるcword_lockパラメータが偽に設定される。新たな同期ヘッダが検査のために利用可能であるか否かを示すブール変数であるtest_shパラメータが偽に設定される。符号語がロックされたか否かを示すブール変数であるdecode_successパラメータが偽に設定される。連続したロック失敗の数を示すカウンタであるdecode_failuresパラメータが約0に設定される。連続したロック失敗の数が約2のような限界を超えたか否かを示すブール変数であるpersist_dec_failパラメータが偽に設定される。そして、FEC符号語ロック状態機械法400は、例えば、無条件転送(UCT)プロシージャを用いてRESET_CNT状態420に進む。
また、RESET_CNT状態420の間、複数のパラメータが初期化される。例えば、受信されたブロック内で検査された同期ヘッダの数を示すカウンタであるsh_cntパラメータが約0に設定される。いくつかの実施形態において、IEEE 802.3av標準におけるsh_wndw_cntのような同期ヘッダの数を示すために、代わりのパラメータが使用されうる。受信されたブロック内の無効な同期ヘッダの数を示すカウンタであるsh_invalid_cntパラメータが約0に設定される。SLIPプロシージャが完了し、次のブロック同期位置を検査できるか否かを示すブール変数であるslip_doneパラメータが偽に設定される。検出されたパリティ同期ヘッダの数を示すカウンタであるFEC_cntパラメータが約0に設定される。さらに、いくつかの実施形態において、検出されたFEC符号語同期ヘッダの数を示すカウンタであるFEC_synchead_cntパラメータが約0に設定される。そして、FEC符号語ロック状態機械法400はTEST_SH状態430に進む。
TEST_SH状態430の間、test_shは偽に設定される。次に、バッファがFEC符号語ブロック内に予期される数のブロックを含むかどうか判定するDecodeWhenReady()プロシージャが実行される。さらに、DecodeWhenReady()プロシージャの間、IEEE 802.3av標準におけるDecode()プロシージャのような、ブロックが正しく整列されているかどうかを検出するためにサブプロシージャが実行される。ブロックが整列されているならば、受信されたブロックはFEC符号語と対応し、そしてバッファがクリアされる。そして、適切なビットサイズの、例えば、約66ビットで、次の受信されたブロックを検出するAppend_inbuffer()プロシージャが実行される。FEC符号語ロック状態機械法400は、例えば、受信されたブロックの同期ヘッダが有効であることを示すsh_valid[sh_cnt]パラメータが真に設定されているたとき、VALID_SH状態440に進む。そのような判定の実行において、sh_valid[sh_cnt]パラメータは、sh_valid配列内のsh_cntパラメータに合致する位置に対応する。その代わりに、FEC符号語ロック状態機械法400は、sh_valid[sh_cnt]パラメータが偽に設定され、cword_lockパラメータが偽に設定されているときFEC_SH状態445に進み、sh_valid[sh_cnt]パラメータが偽に設定され、cword_lockパラメータが真に設定されているときINVALID_SH状態455に進みうる。
VALID_SH状態440の間、sh_cntパラメータが1だけ増加される。そして、FEC符号語ロック状態機械法400は、例えば、sh_cntパラメータが約62に等しく、sh_invalid_cntパラメータが約0に等しいとき、62_GOOD状態450に進む。その代わりに、FEC符号語ロック状態機械法400は、test_shパラメータが真に設定され、sh_cntパラメータが約62より小さいときTEST_SH状態430に戻り、または、その代わりに、sh_cntパラメータが約62に等しく、sh_invalid_cntパラメータが約0より大きいときRESET_CNT状態420に戻る。62_GOOD状態450の間、cword_lockパラメータは真に設定される。そして、FEC符号語ロック状態機械法400は、例えば、UCTプロシージャを用いてRESET_CNT状態420に戻る。
FEC_SH状態445は、受信されたブロック内の最後のブロックの列がFEC符号語のパリティブロックに合致するかどうかを検証する。FEC_SH状態445の間、test_shパラメータは偽にリセットされ、FEC_cntパラメータは1だけ増加される。FEC符号語ロック状態機械法400は、FEC_valid[FEC_cnt]パラメータが真に設定され、FEC_cntパラメータが約4に等しいとき、これはブロックの列内の最後のブロックがパリティブロックに合致することを示し、RESET_CNT状態420に戻る。具体的には、FEC_valid[FEC_cnt]パラメータはFEC_valid配列内のFEC_cntパラメータに合致する位置に対応する。同期ヘッダの合計がFEC符号語の予期される合計に合致するならば、FEC_valid[FEC_cnt]パラメータは真に設定される。その代わりに、FEC符号語ロック状態機械法400は、test_shパラメータが真に設定され、FEC_cntパラメータが約4より小さいときFEC_SH状態445を再開し、または、その代わりに、FEC_valid[FEC_cnt]パラメータが偽に設定されているとき、ブロックの列内の最後のブロックがパリティブロックでないことを示し、INVALID_SH状態455に進む。
一実施形態において、rx_coded[0]パラメータおよびrx_coded[1]パラメータの合計がSH_CW_PATTERN[26+FEC_cnt]パラメータに等しいならば、FEC_valid[REC_cnt]パラメータは真に設定される。rx_coded[0]パラメータおよびrx_coded[1]パラメータは、rx_coded配列内の1番目および2番目の位置に対応する。rx_coded配列またはベクトルは、約66ビットである、次の検出されたブロックのビットを含む。従って、rx_coded[0]パラメータおよびrx_coded[1]パラメータは、ブロックの同期ヘッダビットを含みうる。SH_CW_PATTERN[26+FEC_cnt]パラメータは、SH_CW_PATTERN配列内の26番目を超えるFEC_cntに合致する位置に対応する。SH_CW_PATTERN配列は定数であり、FEC符号語内の同期ヘッダビットの合計の列を含みうる。例えば、SH_CW_PATTERN配列は、FEC符号語内の約31個のブロックに対応する同期ヘッダの約31個の合計を含みうる。最後4個の合計の値は、パリティブロックに対応する約0、約2、約2、約0に等しいことが可能である。従って、SH_CW_PATTERN[26+FEC_cnt]パラメータはパリティブロックの1つに対応しうる。
INVALID_SH状態455の間、sh_cntパラメータおよびsh_invalid_cntパラメータは、それぞれ、1だけ増加される。そして、FEC符号語ロック状態機械法400は、sh_invalid_cntパラメータが約16に等しいとき、例えば、cword_lockパラメータが偽に設定されているとき、persist_dec_failパラメータが偽に設定されているとき、または、それらの組み合わせであるとき、SLIP状態460に進む。その代わりに、FEC符号語ロック状態機械法400は、sh_cntパラメータが約62に等しく、sh_invalid_cntパラメータが約16より小さく、かつ、cword_lockパラメータが真に設定されているとき、RESET_CNT状態420に戻る。SLIP状態460の間、cword_lockパラメータが偽に設定され、SLIPプロシージャが実行され、persist_dec_failパラメータが1だけ増加される。そして、FEC符号語ロック状態機械法400は、例えば、SLIPプロシージャステップにおいてslip_doneパラメータが真に設定されたとき、RESET_CNT状態420に戻る。
図5は、FEC符号語ロック状態機械の処理時間500の一実施形態を表わす。具体的には、複数のBERの値に対する複数の予期される処理時間の値を含む第1曲線510が表わされている。予期される処理時間の値は、FEC符号語ロック状態機械400のような第1のFEC符号語ロック状態機械法を用いた平均の符号語ロック時間を表わす。予期される処理時間は、約2マイクロ秒(μs)から約10μsまで変動し、BERの値は約10−7から約10−2まで変動しうる。特に、予期される処理時間は、約10−7dbから約10−3dbまでのBERの値において約1.5μsである。また、第2のFEC符号語ロック状態機械法、例えば、図4で説明したものに類似するがブロック445なしの符号語ロック状態機械を用いた平均の符号語ロック時間を表わす複数の予期される時間の値を含む第2曲線520が表わされている。第2曲線520の予期される処理時間の値は、第1曲線510の予期される処理時間の値より十分に大きい。例えば、第2曲線520の予期される処理時間の値は、第1曲線510の同じBERの値について、約15μsから少なくとも約35μsまで変動する。
(第1曲線510の)第1のFEC符号語ロック状態機械法と異なり、整列されていないブロックが検出されるとき、(第2曲線520の)第2のFEC符号語ロック状態機械法は、まず、最後のブロックがFEC符号語の末尾、例えば、パリティブロックと合致するかどうかを検証することなく、1ブロックまたは1ビットだけ受信されたブロックの列をずらすことを進める。次のブロックがFEC符号語のパリティブロックを表わすかどうかを検証することは、ブロックの不必要なシフトおよび検出を避け、より迅速なロック時間を達成することができる。さらに、BERの値が増加するに連れてロック時間の向上は増す。
上述したネットワークの構成要素は、そこにかけられる必要な処理負荷を扱うために、十分な処理能力、メモリ資源、および、ネットワークスループット性能を有するコンピュータまたはネットワーク構成要素のような任意の汎用のネットワーク構成要素において実現することができる。図6は、ここで開示された構成要素の1つまたは複数の実施形態を実現するために適切な典型的な、汎用のネットワーク構成要素600を表わす。ネットワーク構成要素600は、補助記憶装置604、リードオンリメモリ(ROM)606、ランダムアクセスメモリ(RAM)608を含むメモリ装置、入力/出力(I/O)装置610、および、ネットワーク接続装置612と通信する(中央処理ユニットまたはCPUと呼ぶ)プロセッサ602を含む。プロセッサ602は、1つまたは複数のCPUチップとして実現され、または、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)の一部でありうる。
補助記憶装置604は、典型的に、1つまたは複数のディスクドライブまたはテープドライブからなり、データの不揮発性記憶のために、RAM 608が全ての作業データを保持するために十分に大きくないならばオーバフローデータの記憶装置として使用される。補助記憶装置604は、プログラムが実行のために選択されたとき、RAM 608にロードされるプログラムを記憶するために使用することができる。ROM 606は命令、および、おそらくプログラムの実行の間に読み取られるデータを記憶するために使用される。ROM 606は、典型的に、補助記憶装置604のより大きなメモリ容量と比較して小さいメモリ容量を有する不揮発性メモリ装置である。RAM 608は、揮発性のデータを記憶し、おそらく命令を記憶するために使用される。ROM 606とRAM 608の両方へのアクセスは、典型的に、補助記憶装置604へのアクセスより速い。
少なくとも1つの実施形態が開示され、この技術分野の当業者によって行われる本実施形態、および/または、本実施形態の特徴の変形、組み合わせ、および/または、修正は本開示の範囲内にある。本実施形態の特徴を組み合わせ、統合し、かつ/または、省略することによる代わりの実施形態もまた本開示の範囲内にある。数値の範囲または限定が明示的に述べられるとき、そのような明示の範囲または限定は、明示的に述べた範囲または限定の中にある同様の大きさの繰り返しの範囲または限定を含むと理解すべきである(例えば、約1から約10は、2、3、4、等を含み、0.10より大きいは0.11、0.12、0.13、等を含む)。例えば、下限Rおよび上限Rを有する数値範囲が開示されるときは、その範囲内にある任意の数値が具体的に開示されている。特に、その範囲内の次の数値:R=R+k×(R−R)、ここでkは1%刻みで1%から100%まで変動する変数、すなわち、1%、2%、3%、4%、5%、・・・、50%、51%、52%、・・・、95%、96%、97%、98%、99%、または、100%が具体的に開示されている。さらに、上記で定義されたような2つの数Rによって定義される任意の数値範囲もまた具体的に開示されている。請求項の任意の要素に関して用語“任意選択で”の使用は、その要素が必要とされること、または、その代わりに、その要素が必要とされないこと、両方の選択肢が請求項の範囲内にあることを意味する。備える、含む、有する、のようなより広い用語の使用は、・・・からなる、不可欠に・・・からなる、ほぼ・・・からなる、のようなより狭い用語のためのサポートを提供すると理解すべきである。従って、保護範囲は、上述した説明によって限定されないが、続く請求項によって定義され、その範囲は、請求項に係る発明の全ての均等物を含む。各々の、および、全ての請求項は、さらなる開示として明細書に組み込まれ、請求項は本開示の実施形態である。本開示における参照の記載、特に、本願の優先日の後の公開日を有する任意の参照の記載は先行技術であることを認めるものではない。全ての特許、特許出願、本開示において引用された刊行物の開示は、本開示に例示的、手続き的、または、他の詳細な補足を提供する範囲で、参照によってここに組み込まれる。
本開示においていくつかの実施形態が提供されたが、開示されたシステムおよび方法は、本開示の思想または範囲から逸脱することなく多くの他の具体的な形態で実現されうることを理解すべきである。ここでの例は説明として解釈されるべきであり、限定として解釈されるべきでなく、その意図はここで与えられた詳細に限定されるべきでない。例えば、他のシステムにおいて様々な要素または構成要素が組み合わされ、または、統合され、または、ある特徴が省略され、または、実現されないことが可能である。
さらに、別個に、または、個々に、各種の実施形態において記載され、説明された技術、システム、サブシステム、および、方法は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のシステム、モジュール、技術、または、方法と組み合わされ、または、統合されることが可能である。結合され、直接に結合され、または、互いに通信するように表わされ、または、説明された他の事項は、電気的に、機械的に、または、他の手段で、直接に結合され、または、あるインタフェース、装置、または、中継する構成要素を通して通信することが可能である。変更、置換、および、代替の他の例は、この技術分野の当業者が確かめることができ、ここで開示された思想および範囲から逸脱することなく行うことができる。
100 PON
110 OLT
120 ONU
130 ODN
200 FEC符号語
210 データブロック
212、222 同期ヘッダビット
214、224 ペイロードビット
220 パリティブロック
300、400 FEC符号語ロック状態機械法
500 FEC符号語ロック状態機械の処理時間
510 第1曲線
520 第2曲線
600 ネットワーク構成要素
602 プロセッサ
604 補助記憶装置
606 リードオンリメモリ
608 ランダムアクセスメモリ
610 入力/出力装置
612 ネットワーク接続装置

Claims (19)

  1. 光受信器に結合された前方誤り訂正(FEC)プロセッサを備え、
    前記FECプロセッサは、複数の受信されたブロックの同期ヘッダビットを、複数のパリティブロックを含む複数のFEC符号語ブロックの同期ヘッダビットと比較し、前記受信されたブロックの中で整列されていないブロックを検出すると、残りの受信されたブロックのうち少なくともいくつかのブロックの同期ヘッダビットを前記パリティブロックの同期ヘッダビットと比較するように構成された装置。
  2. 前記受信されたブロックおよび前記FEC符号語ブロックの各々は、前記パリティブロックまたはデータブロックのうち1つである請求項1に記載の装置。
  3. 前記パリティブロックおよびデータブロックの各々は、複数の同期ヘッダビットおよび複数のペイロードビットを含む請求項2に記載の装置。
  4. 前記FEC符号語ブロックは27個のデータブロックおよび4個のパリティブロックを含み、前記データブロックの各々は2個の同期ヘッダビットおよび64個のペイロードビットを含み、前記パリティブロックの各々は2個の同期ヘッダビットおよび64個のペイロードビットを含む請求項3に記載の装置。
  5. 前記データブロックの同期ヘッダビットの合計は1に等しく、前記パリティブロックの同期ヘッダビットの合計は0または2に等しい請求項4に記載の装置。
  6. EC符号語のパリティブロックの同期ヘッダビットの合計は固定されている請求項5に記載の装置。
  7. EC符号語のパリティブロックの同期ヘッダビットの合計4個は0、2、2、0に等しい請求項6に記載の装置。
  8. 受信されたブロックの同期ヘッダビットの合計がFEC符号語内の同じ位置における対応するブロックの同期ヘッダビットの合計に等しくないとき、前記整列されていないブロックが検出される請求項3から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前方誤り訂正(FEC)プロセッサの作動方法であって、
    複数の第1ブロックを受信するステップを有し、受信された第1ブロックの数はFEC符号語内のブロックの数に等しく、
    前記受信された第1ブロックのうち1つを選択するステップと、
    前記選択されたブロックの同期ヘッダビットが前記FEC符号語の同期ヘッダビットと整列されているか否かを判定するステップと、
    前記選択されたブロックの同期ヘッダビットが前記FEC符号語の同期ヘッダビットと整列されていないとき、残りのブロックの同期ヘッダビットが前記FEC符号語の同期ヘッダビットと対応するか否かを判定するステップと、
    をさらに有する方法。
  10. 前記残りのブロックの同期ヘッダビットが前記FEC符号語の同期ヘッダビットと対応しないとき、1ブロックまたは1ビットだけブロックをずらすステップをさらに有する請求項9に記載の方法。
  11. 前記選択されたブロックの同期ヘッダビットが前記FEC符号語の同期ヘッダビットと整列されているか、または、前記残りのブロックの同期ヘッダビットが前記FEC符号語の同期ヘッダビットと対応するとき、複数の第2ブロックを受信し、前記第2ブロックの同期ヘッダビットが前記FEC符号語の同期ヘッダビットと整列されているか否かを判定するステップをさらに有し、
    前記第2ブロックの数は前記FEC符号語内のブロックの数に等しい請求項10に記載の方法。
  12. 前記FEC符号語の最後4個のブロックは、複数の同期ヘッダビットの合計の固定された列を有する請求項9から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記残りのブロック内の複数の同期ヘッダビットの合計が前記FEC符号語の同期ヘッダビットの合計に等しいとき、前記残りのブロックは前記FEC符号語と対応する請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記選択されたブロックがビット誤りを含むとき、または、前記選択されたブロックの複数の同期ヘッダビットの合計が前記FEC符号語内の同じ位置における対応するブロック内の複数の同期ヘッダビットの合計に等しくないとき、前記選択されたブロックは整列されていない請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. EC符号語ブロックは27個のデータブロックおよび4個のパリティブロックを含み、前記データブロックの各々は2個の同期ヘッダビットおよび64個のペイロードビットを含み、前記パリティブロックの各々は2個の同期ヘッダビットおよび64個のペイロードビットを含む請求項9から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記データブロックの同期ヘッダビットの合計は1に等しく、前記パリティブロックの同期ヘッダビットの合計は0または2に等しい請求項15に記載の方法。
  17. 前記FEC符号語のパリティブロックの同期ヘッダビットの合計は固定されている請求項16に記載の方法。
  18. 前記FEC符号語のパリティブロックの同期ヘッダビットの合計4個は0、2、2、0に等しい請求項17に記載の方法。
  19. 請求項9から18のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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