JP5161223B2 - サービス機能修正のための方法及び装置 - Google Patents

Description

本発明は、一般に無線通信に関し、特に、サービスの同時受信をサポートするサービス機能の修正に関する。

無線通信システムでは、ユーザ機器（ＵＥ）としても知られるモバイル局が、専用通信サービスを用いて通信することができる。これらの専用通信サービスは、ＵＥと無線ネットワークシステムとの間の双方向通信を提供する。専用通信サービスは、ＵＥがシステム内で認識された後の何らかの時点で定められる又はネゴシエートされる様々な送信レートで生じうる。一対多タイプの構成において情報を共有する、別の一般に利用可能な通信サービスが、ブロードキャストサービスとして一般に周知となった。一般的に定義され、認められたブロードキャスト通信サービスのうちの１つは、マルチメディアブロードキャスト／マルチキャストサービス（ＭＢＭＳ）として知られている。

単一のＵＥ内のＭＢＭＳと専用サービス（例えばパケットデータや音声）とに対する同時サポートが、ノミナルに定義される。専用サービス（音声コール、ＰＳデータ等）とＭＢＭＳとを同時にサポートする容量を有するＵＥは、必然的に、自身が同時にサポートするサービスのレベルについていくつかの制限を有する。最低でも、ＵＥ無線アクセスケイパビリティ（UE Radio Access Capabilities ）要件は、ＵＥが、ＭＢＭＳの受信と同時に、６４ｋｂｐｓダウンリンクデータレートの専用サービスをサポートすることができることを規定する（３ＧＰＰ技術仕様２５．３０６を参照）。

しかし、この最小ベンチマークを下回ると、サポートの定められたレベルはない。例えば、もしＵＥがＭＢＭＳとともに３８４ｋｂｐｓをサポートすることができても、例えばそれによってこのサポートがネットワークに示されうる定められたＵＥクラスのようなメカニズムがない。更に、ＵＥ機能を超える利用可能なサービスの競合解決は、他のサービスを解放することによってサービスのうちの１つのみを維持しサポートする、非常に一般的な「サービス優先順位付け」手段に限定された（３ＧＰＰ技術仕様２５．３３１のRadio Resource Control (RRC) Protocol Specificationを参照）。

従って、競合している利用可能なサービス要件を決定し、ＵＥの有効なケーパビリティ（能力）の観点から、ＵＥ内でのこれらのサービスの利用を管理するＵＥに対するニーズがある。

本願は、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本願に明確に組み込まれた２００６年９月１５日提出の米国特許仮出願第６０／８４４，７５３号からの優先権を主張する。

ＵＥが、ＵＥの代表的な又は有効なケイパビリティを修正することを可能とし、第２のサービスを同時にサポートするためにＵＥの実際のケイパビリティの一部を割り当てる技術を提供する。上記の技術を実行するデバイス、方法、システム、及び媒体も開示される。

１つの実施形態において、専用サービスをサポートする方法が開示される。この方法は、第２のサービスをサポートしながら、専用サービスを維持するように提供される修正されたケイパビリティを決定することを含む。方法は更に、修正されたケイパビリティを、専用サービスを再構成するために有効なケイパビリティとしてシステムに開示することを含む。

別の実施形態において、無線通信デバイスが開示される。無線通信デバイスは、メモリと、メモリに接続されたプロセッサとを含む。プロセッサは、第２のサービスをサポートしながら専用サービスを維持する修正機能を決定し、修正機能を、専用サービスを再構成するために利用可能な機能としてシステムに開示するように構成される。

また別の実施形態において、装置は、第２のサービスをサポートしながら専用サービスを維持するように提供される修正機能を決定する手段を含む。この装置は更に、修正機能を、専用サービスを再構成するために利用可能な機能としてシステムに開示する手段を含む。

更なる実施形態において、複数のサービスをサポートする方法が開示される。この方法は、第１の機能に従って専用サービスを確立することと、第２の機能に従って専用サービスを再構成することとを含む。方法は更に、第１の機能の少なくとも一部を用いて、第２のサービスを同時に確立することを含む。

また更なる実施形態において、プロセッサ読取可能媒体が開示される。プロセッサ読取可能媒体は、１つ又は複数のプロセッサによって用いられることができる命令群を含む。命令群は、第２のサービスをサポートしながら専用サービスを維持するように提供される修正機能を決定する命令と、修正機能を、専用サービスを再構成するために利用可能な機能としてシステムに開示する命令とである。

図１は、本発明の実施形態に従った、ネットワーク１００の図を示す。 図２Ａは、本発明の実施形態に従って、サービスの同時受信を容易にするフローチャートを示す。 図２Ｂは、本発明の実施形態に従って、サービスの同時受信を容易にするフローチャートを示す。 図３は、本発明の実施形態に従った、競合中のサービスの競合解決のためのフローチャートを示す。 図４は、本発明の別の実施形態に従った、競合中のサービスの競合解決のためのフローチャートを示す。 図５は、本発明の実施形態に従って、同時のサービス受信及び競合解決を容易にするシステムのブロック図を示す。

発明を実施する形態

ここで、様々な実施形態が、同一の参照符号が本明細書を通して同一の要素に用いられる図面に関して説明される。以下の説明において、説明目的のために、１つ又は複数の実施形態の完全な理解を提供するために多くの具体的な詳細が説明される。しかしながら、このような実施形態は、これらの具体的な詳細なしにも実現されうることが明確である。他の例において、１つ又は複数の実施形態の説明を容易にするために、周知の構成及びデバイスがブロック図形式で示される。

以下の説明において、本発明の１つ又は複数の実施形態のある特徴を説明するために、ある用語が用いられる。例えば、「ユーザ機器」（ＵＥ）、「モバイル端末」、「モバイルデバイス」、「無線デバイス」という用語は、モバイル電話、ページャ、無線モデム、携帯情報端末、パーソナル情報マネージャ、パームトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、及び／又は、少なくとも部分的にセルラーネットワークや無線ネットワークを通して通信するその他のモバイル通信デバイス／モバイルコンピュータデバイスを称するために、置換可能に用いられる。

第３世代無線モバイル通信技術において、３ＧＳＭ（第３世代グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション）としても知られるユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム（ＵＭＴＳ）は、無線ネットワーク上の通信に用いられる１つの通信プロトコルである。このようなタイプの無線ネットワークの１つは、ＵＭＴＳ無線ネットワークを形成するために一般に基地局とコントローラとを含むＵＭＴＳ地上無線アクセスネットワーク（ＵＴＲＡＮ）である。一般に３Ｇ（第３世代）ネットワークと称されるこの無線通信ネットワークは、リアルタイム回路交換トラヒックから、インターネットプロトコル（ＩＰ）ベースのパケット交換トラヒックまで多くのトラヒックタイプを搬送することができる。ＵＴＲＡＮは、例えばモバイル電話や無線通信デバイスのようなＵＥ間での接続、及び他の通信ネットワーク上のデバイスへの接続を可能とする。

基地局は一般に、ネットワーク中を自由に移動することができるＵＥと直接通信するために用いられる送信機及び受信機を含む。無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）は、ネットワーク上の基地局の動作を制御することによって、ＵＴＲＡＮ内で通信を統制する。ＲＮＣは、ＵＥから、又はＵＥへ送られるデータのいくつかの移動管理機能及び無線リソース管理機能を実行する。

様々な要因が、ＵＴＲＡＮ内で動作しているＵＥのケイパビリティ（能力）を決定する。例えばＵＥの処理ケイパビリティ、ＵＥの格納及びバッファリングケイパビリティ、ＵＥのイネーブルされたケイパビリティ、及びＵＥの位置のような要因が、ＵＥの実際のケイパビリティを決定する。これらのケイパビリティは、一般に「ＵＥケイパビリティ」として知られ、他の改訂版や関連規格において「クラスマーク情報」としても知られている。従って、ＵＥとＵＴＲＡＮとの間の通信を実現するために、ネットワークは、モバイルデバイスのケイパビリティを知らなくてはならない。

ＵＴＲＡＮにおいて、ＲＮＣは、特定の通信システムパラメータに従って動作するために、ネットワーク内で動作するＵＥを構成することができる（３ＧＰＰ技術仕様２５．３３１を参照）。例えば開始又は再構成中、無線ベアラ再構成メッセージは、無線ベアラ再構成メッセージによって送信されたパラメータ（例えば送信データブロックと受信データブロックとの組み合わせ、チャネルとサービスとの間のマッピング等）に従って動作するために、ＲＮＣによって、ＵＥ内に送信機及び／又は受信機を構成するＵＥへ送信されうる。

従って、本発明の様々な実施形態は、マルチメディアブロードキャスト／マルチキャストサービス（ＭＢＭＳ）を同時にサポートするためにＵＥの実際のケイパビリティの一部を割り当てるために、ＵＥが、ＵＥの代表的ケイパビリティ又は有効なケイパビリティを修正することを可能とするメカニズムを提供する。専用サービスの継続中、ＵＥは、自身のケイパビリティにおける変化をＵＴＲＡＮに通知するために、ＵＥケイパビリティ情報メッセージを送信することが可能である。しかし、従来のネットワーク挙動は予測不可能でありうる。従って、様々な実施形態が、例えばＭＢＭＳのようなブロードキャストサービスの有効性に応じて、ＵＥが専用サービスの継続中セッションのデータレートを調節することを可能とするメカニズムを提供する。

図１は、ＵＴＲＡＮ１２０とコアネットワーク１５０とを含む３ＧＰＰ／ＵＭＴＳネットワーク１００の図を示す。ＵＥ１１０は、ＵＴＲＡＮ１２０内で、ノードＢと通信する。上述したように、ＵＥ１１０は、固定式又は移動式であることができ、無線デバイス、モバイル局、ユーザ端末、加入者ユニット、局、又はその他何らかの用語によって称されることもある。ＵＥ１１０は、セルラー電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ハンドヘルドデバイス、無線モデム等であることができる。「ＵＥ」、「無線デバイス」、及び「ユーザ」という用語は、本明細書では互換性を持って用いられる。ノードＢ１３０は一般に、ＵＥと通信する固定された局であり、基地局、アクセスポイント、又は同様の意味を持つその他何らかの用語によって称されることがある。

ノードＢ１３０は、特定の地理的領域のための通信カバレージを提供し、そのカバレージ領域内にあるＵＥのための通信をサポートする。無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）１４０は、ノードＢ１３０に接続し、ノードＢ１３０の調整及び制御を提供する。コアネットワーク１５０は、例えばパケットルーティング、ユーザ登録、移動管理等のような様々な機能をサポートする、専用サービス１６０及びＭＢＭＳ１７０を含む様々なネットワークエンティティ及びサービスを含むことができる。ＵＥ１１０は、任意の所与の瞬間に、ダウンリンク及び／又はアップリンク上でノードＢ１３０と通信することができる。ダウンリンク（すなわち順方向リンク）は、ノードＢ１３０からＵＢへの通信リンクを称し、アップリンク（すなわち逆方向リンク）は、ＵＢからノードＢ１３０への通信リンクを称する。

ＵＭＴＳにおいて、データは、１つ又は複数のトランスポートチャネルとして高位層で処理される。トランスポートチャネルは、例えば音声、ビデオ、パケットデータ等のような１つ又は複数のサービスのためのデータを搬送することができる。トランスポートチャネルは、物理層すなわち層１（Ｌ１）で、物理チャネルへマッピングされる。物理チャネルは、異なるチャネル化コードによってチャネル化され、コード領域内で互いに直交している。

一般に、ＵＥが通信リンクの確立を望むと、ＵＥは、専用セッションを確立するためにチャネル要求を送信する。一般に、チャネル要求は、ＵＥに関する限定された情報を含み、ＵＥは、ＵＴＲＡＮとの接続モードであり、専用アップリンクチャネル及び専用ダウンリンクチャネルによって特徴付けられたＣＥＬＬ＿ＤＣＨ状態にあると言われる。ＵＥはその後、ＵＥケイパビリティ情報を含むＵＥケイパビリティ情報メッセージをＵＴＲＡＮへ送る。ＵＴＲＡＮは、ＵＥケイパビリティ情報の受信を通知するＵＥケイパビリティＡＣＫメッセージによって応答する。ＵＥは、専用物理チャネル状態へ遷移し、その後、専用サービスリンクを介したデータ（例えばパケットデータ）の交換を開始する。

例えばＭＢＭＳ１７０のような追加のサービスが、専用サービスの専用セッション中に利用可能になると、競合が発生する。専用サービス（例えば、パケットデータサービス、音声コール等）とＭＢＭＳとを同時にサポートする機能を備えたＵＥは、必然的に、同時にサポートすることができるサービスのレベルについていくつかの限定を有するであろう。一般的な状況では、ＭＢＭＳがＵＥに対して利用可能となる場合、ＵＥは、パケットデータサービスのためのＣＥＬＬ＿ＤＣＨ状態にあるだろう。この場合、ＵＴＲＡＮ及び「ベアラ」は、３８４ｋｂｐｓのダウンリンクデータレートをサポートする。もしＵＥが、ＭＢＭＳの処理要求に加えて、小さい専用サービスダウンリンクしかサポートすることができなければ、従来の優先順位付けにより、ＵＥは、競合しているサービスのうちの何れがサポートされ、何れが無視又は解放されるかを判定する。

しかし多くの場合、ＵＥの処理リソースが、排他的選択をすることなく、低減レート専用サービスとＭＢＭＳとの両方に同時にサービス提供することを可能とするレベルまで、専用サービスのビットレートを低下（degrade）又は低減させることが可能であるだろう。上記の例において、もしＵＥが、例えばたった２５６ｋｂｐｓのダウンリンクデータレートのためにＵＴＲＡＮを再構成することをネットワークにどうにか要求することができれば、ＵＥは、専用サービスを維持することができ、更に、ＭＢＭＳ送信を同時に受信することができる。あるいは、もしＭＢＭＳ品質を減少させることができ、未だ受入れ可能であれば、必要な専用サービス帯域幅が維持されうる。このような帯域幅の減少が常に受入れ可能なわけではないが、例えばファイルダウンロードのような多くのデータサービスは、低減されたデータレートで十分に機能しうる。同様に、もし継続中のサービスがＨＳＤＰＡであって、ＵＥのカテゴリが、（例えば限定されたバッファメモリのために）サービスがＭＢＭＳ受信と両立しないようなカテゴリであれば、ＵＥは、ＭＢＭＳの持続時間、自身の示されたカテゴリを作為的に低下させようとするであろう。

図２Ａ乃至図２Ｂは、サービスの同時受信を容易にする実施形態を示す。初めに、ＵＥは、ブロードキャストチャネル上で送信されたシステム情報を受信する（２１２）。任意のタイプのコールを開始するために、ＵＥは、無線リソース制御（ＲＲＣ）接続メッセージによって、ＲＲＣ接続を確立するための要求を送信する（２１４）。ＲＲＣ接続はその後、ＵＴＲＡＮとＵＥとの間のＲＲＣ接続セットアップメッセージの交換（２１６）及びＲＲＣ接続セットアップ完了メッセージの交換（２１８）によって確立されることができる。ステップ２１２乃至２１８は、全てのタイプのコールのために実行することができる。

いったん専用チャネルが割り当てられると、ＵＥは、ＵＴＲＡＮ、特に、ＵＥのケイパビリティ（例えば処理／バッファリングケイパビリティ）のパケットサービス（ＰＳ）ベアラに通知する。その後ＵＥは、ＵＥの特定のケイパビリティを含むユーザケイパビリティ情報メッセージを送信する（２２０）。ＵＴＲＡＮは、ＵＥの特定のケイパビリティをＰＳベアラ（個別には示さない）に通知する。ＵＥの特定のケイパビリティは、例えば３８４ｋｂｐｓのデータレートケイパビリティを含むことができる。ＵＴＲＡＮは、ＵＥのケイパビリティ情報の受信をアクノレッジするＵＥケイパビリティ情報確認メッセージを送信する（２２２）。ＵＥのケイパビリティが変更され、確認された後、ＵＥは、ベアラからの再確認メッセージの受信（２２４）を待つ。その後ＵＥは、無線ベアラ再構成完了メッセージ２２６を用いて応答し、変更したケイパビリティ（例えば３８４ｋｐｂｓのパケットデータレート）に従って、専用サービスが開始される（２２８）。

図２Ｂに示すように、ＵＥとＵＴＲＡＮとの間の専用サービスに従事している過程中、ＵＥは、利用可能なＭＢＭＳを示すインジケーションを検出する（２３０）。もしＵＥが、現在のデータレートで（すなわち、ＵＥの特定のケイパビリティの変更中に適合したデータレートで）、ＭＢＭＳと専用サービスとの両方を同時に維持することができれば、ＵＥは、（ｉ）ＵＥのケイパビリティに以前適合したデータレートでの専用サービスと、（ｉｉ）ＭＢＭＳとの両方に同時にサービス提供することができる。しかし、もしＵＥが、（ｉ）ＵＥのケイパビリティにおける以前の適合に従う専用サービスと、（ｉｉ）ＭＢＭＳとの両方を同時に処理するために十分な処理ケイパビリティを持たなければ、ＵＥは、修正されたケイパビリティ情報を含むようにＵＥのケイパビリティ情報を再告知又は再開示することによって、専用サービスからのＵＥの処理義務のうちのいくつかをリクレームしようとする。

具体的には、ＭＢＭＳがいったん検出され（２３０）、ＵＥのケイパビリティが現在のデータレートで両方のサービスを同時に処理するために十分でない場合、ＵＥはＵＴＲＡＮに通知する。更に詳しくは、ＵＥは、ＵＥが修正されたレベルのＵＥのケイパビリティ情報を再告知又は再開示したいと望むＰＳベアラに通知する。その後、ＵＥは、ＵＥの特定の修正されたケイパビリティを含むユーザケイパビリティ情報メッセージを送信する（２３２）。一例によると、ＵＥの特定の低減された機能は、例えば２５６ｋｂｐｓのデータレート機能を含むことができる。ＵＴＲＡＮは、ＵＥの修正されたケイパビリティ情報の受信をアクノレッジするＵＥケイパビリティ情報確認メッセージを送信する（２３４）。ＵＥのケイパビリティが変更され、確認された後、ＵＥは、ベアラからの再構成メッセージの受信（２３６）を待つ。その後、ＵＥは、再構成完了メッセージによって応答し（２３８）、専用サービスは、修正されたケイパビリティ（例えば２５６ｋｂｐｓのパケットデータレート）に従って継続する（２４０）。

ＭＢＭＳが終了した時（２４２）、もし専用セッションが未だアクティブであれば、ＵＥは、利用可能な処理ケイパビリティを専用サービスに再び割り当てることができる。その後ＵＥは、ＵＥの特定のケイパビリティを含むユーザケイパビリティ情報メッセージを送信する（２４４）。一例によると、ＵＥの特定のケイパビリティは、３８４ｋｂｐｓのデータレートケイパビリティを含むことができる。ＵＴＲＡＮは、ＵＥのケイパビリティ情報の受信をアクノレッジするＵＥケイパビリティ情報確認メッセージを送信する（２４６）。ＵＥのケイパビリティが変更され、確認された後、ＵＥは、ベアラからの再構成メッセージの受信（２４８）を待つ。その後ＵＥは、再構成完了メッセージによって応答し（２５０）、専用サービスは、再び修正されたケイパビリティ（例えば３８４ｋｂｐｓのパケットデータレート）に従って継続する（２５２）。

図３は、サービスの同時受信を容易にするための可変機能を持つシステムにおいて競合を解決する実施形態を示す。以前告知された機能の修正を要求することができるＵＥは、それに応じて再構成されることができるが、ＵＥがインタラクトすることができるＵＴＲＡＮは、セッション内再構成に関連する機能及び知識の可変レベルを有することができる。本実施形態において、図２Ａ乃至図２Ｂに関して上述したように、専用サービスが開始される（２２８）。

同様に、ＵＥとＵＴＲＡＮとの間の専用サービスに従事している過程中、ＵＥは、有効なＭＢＭＳを示すインジケーションを受信する（２３０）。ＵＥは、専用サービスとＭＢＭＳとの両方を同時にサポートすることが望ましいと判定するが、ＵＥのケイパビリティ（例えば処理、格納等）は、現在のデータレート（すなわち、ＵＥの特定のケイパビリティの変更中に適合したデータレート）でＭＢＭＳと専用サービスとの両方を同時に保持するためには不十分である。

従って、ＭＢＭＳがいったん検出され（２３０）、ＵＥのケイパビリティが現在のデータレートで同時に両方のサービスを処理するために不十分である場合、ＵＥは、修正されたレベルのＵＥのケイパビリティ情報を再告知又は再開示したいと望んでいることを、ＵＴＲＡＮ、より詳しくはＰＳベアラに通知する。その後ＵＥは、上述したようにＵＥの特定の修正されたケイパビリティを含むユーザケイパビリティ情報メッセージを送信する（２３２）。ＵＴＲＡＮは、ＵＥの修正されたケイパビリティ情報の受信をアクノレッジするＵＥケイパビリティ情報確認メッセージを送信する（２３４）。ＵＥのケイパビリティが変更され、確認された後、ＵＥはタイマを設定し、ベアラからの再構成メッセージの受信を待つ（２６０）。しかしＵＴＲＡＮは、新たなケイパビリティ情報で動作するために、継続中の専用サービス中に無能力となる。このような無能力は、ＵＴＲＡＮ又は特定のベアラ内でのプログラミング欠陥から生じうる。その後、ベアラからの再構成メッセージは二度と受信されないので、タイマはＵＥ内でタイムアウトする（２６０）。その後ＵＥは、内部の優先順位に基づいて、サービスのうちの１つを選択しサポートする（２６２）。

図４は、サービスの同時受信を容易にする可変アビリティ（能力）からなるシステムにおいて、競合を解決する別の実施形態を示す。以前告知されたケイパビリティの修正を要求することができるＵＥは、それに応じて再構成されることができるが、ＵＥがインタラクトすることができるＵＴＲＡＮは、セッション内再構成に関してケイパビリティ及び知識の可変レベルを有することができる。本実施形態において、図２Ａ乃至２Ｂに関して上述したように、専用サービスが開始された（２２８）。

同様に、ＵＥとＵＴＲＡＮとの間の専用サービスに従事している過程中、ＵＥは、有効なＭＢＭＳを示すインジケーションを検出する（２３０）。ＵＥは、専用サービスとＭＢＭＳとの両方を同時にサポートすることが望ましいと判定するが、ＵＥのケイパビリティ（例えば処理、格納等）は、現在のデータレート（すなわち、ＵＥの特定のケイパビリティの変更中に適合したデータレート）で、ＭＢＭＳと専用サービスとの両方を同時に保持するためには不十分である。

従って、一度ＭＢＭＳが検出され（２３０）、ＵＥのケイパビリティが、現在のデータレートで両方のサービスを同時に処理するために不十分である場合、ＵＥは、修正されたレベルのＵＥのケイパビリティ情報を再告知又は再開示したいと望んでいることを、ＵＴＲＡＮ、より詳しくはＰＳベアラに通知する。本実施形態において、１つ又は複数のフラグは、専用セッションの確立において実行されたようなＵＥケイパビリティの元の状態ではなく、ＵＥケイパビリティへの要求されたセッション内修正を示すユーザケイパビリティ情報メッセージに関連する。ＵＴＲＡＮは、現在のセッションを維持するために、インアビリティ（無能力）を示すインジケーションとして要求を解釈することではなく、修正に対する要求を解釈することができる。

その後ＵＥは、上述したようなＵＥの特定の修正されたケイパビリティを含むユーザケイパビリティ情報メッセージと、既に告知されたＵＥケイパビリティの修正を通知するフラグとを送信する（２７０）。ＵＴＲＡＮは、ＵＥの修正されたケイパビリティ情報の受信をアクノレッジするＵＥケイパビリティ情報確認メッセージを送信する（２７２）。ＵＥのケイパビリティが変更され確認された後、もし再構成メッセージが受信されれば、ＵＥは、図２Ｂに従って再構成するために図３に従ってタイミングを開始することができる。あるいは、もし再構成メッセージを受信しなければ、ＵＥは、優先順位に基づいて選択する（２６２）ことができる。

また別の実施形態において、ＵＴＲＡＮは、修正要求が許可される（２７４）か、拒否される（２７６）かを示す別のフラグをＵＥケイパビリティ情報確認メッセージ内に含むことができる。もし修正が許可されれば（２７４）、図２Ｂに関して上述したように、ＵＥは再構成メッセージを予期し（２３６）、処理は継続する。もし修正が拒否されれば（２７６）、図３に関して上述したように、ＵＥは、内部の優先順位に基づいて、サポートするサービスのうちの１つを選択する（２６２）。

図５は、図１のＵＢ１１０、ノードＢ１３０、及びＲＮＣ１４０の実施形態のブロック図を示す。アップリンクでは、ＵＥ１１０によって送信されるデータ及びシグナリングが、符号器３２２によって処理（例えばフォーマット、符号化、及びインタリーブ）され、変調器（Ｍｏｄ）３２４によって更に処理（例えば変調、チャネル化、及びスクランブル）されて、出力チップが生成される。送信機（ＴＭＴＲ）３３２はその後、出力チップを調整（例えばアナログ変換、フィルタ、増幅、及び周波数アップコンバート）し、アンテナ３３４を介して送信されるアップリンク信号を生成する。ダウンリンクでは、アンテナ３３４は、ノードＢ１３０によって送信されたダウンリンク信号を受信する。受信機（ＲＣＶＲ）３３６は、アンテナ３３４からの受信信号を調整（例えばフィルタ、増幅、周波数ダウンコンバート、及びデジタル化）し、サンプルを提供する。復調器（Ｄｅｍｏｄ）３２６は、サンプルを処理（例えばデスクランブル、チャネル化、及び復調）し、記号推定値を提供する。復号器３２８は、記号推定値を更に処理（例えば、デインタリーブ及び復号）し、復号済データを提供する。符号器３２２、変調器３２４、復調器３２６、及び復号器３２８は、モデムプロセッサ３２０内に実現することができる。これらのユニットは、ネットワークによって用いられる無線技術（例えばＷ−ＣＤＭＡ又はｃｄｍａ２０００）に従って処理を実行する。

コントローラ／プロセッサ３４０は、ＵＥ１１０の様々なユニットの動作を指示する。コントローラ／プロセッサ３４０は、図２Ａ乃至図４に示した処理やステップ、及び／又は本明細書で説明した技術のためのその他の処理を実行することができる。メモリ３４２は、例えば専用サービス及びＭＢＭＳにサービス提供するＵＥケイパビリティ、データレート、及びタイマーのような、ＵＥ１１０のためのプログラムコード及びデータを格納する。

図５はまた、ノードＢ１３０及びＲＮＣ１４０の実施形態を示す。ノードＢ１３０は、ＵＥ１１０と通信するための様々な機能を実行するコントローラ／プロセッサ３５０と、ノードＢ１３０のためのプログラムコード及びデータを格納するメモリ３５２と、ＵＥ１１０との無線通信をサポートするトランシーバ３５４とを含む。コントローラ／プロセッサ３５０は、図２Ａ乃至図４に示した処理やステップ、及び／又は本明細書で説明した技術のためのその他の処理を実行することができる。ＲＮＣ１４０は、ＵＥ１１０のための通信をサポートする様々な機能を実行するコントローラ／プロセッサ３６０と、専用サービス及びＭＢＭＳにサービス提供するＲＮＳ１４０のためのプログラムコード及びデータを格納するメモリ３６２とを含む。

当業者は、情報及び信号が、任意の様々な異なる技術や技法を用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通して参照されたデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界又は磁気粒子、光場又は光粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表すことができる。

当業者は、本明細書に開示された実施形態に関連して説明された様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップが、電子工学的ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はこれら両方の組み合わせとして実現されうることを更に理解するであろう。このハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に示すために、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、それらの機能の観点から一般的に説明された。このような機能は、システム全体に課された設計制約及び特定のアプリケーションに依存して、ハードウェア又はソフトウェアとして実現される。当業者は、各特定のアプリケーションのために様々な方法で上記機能を実装することができるが、このような実現の決定は、本発明の範囲から逸脱すると解釈されてはならない。

本明細書に開示された実施形態に関連して説明された様々な論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ（ＦＰＧＡ）、又はその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートやトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたこれら任意の組み合わせによって実現又は実行することができる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることができるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機器を用いることもできる。プロセッサは、例えばＤＳＰとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアに接続された１つ又は複数のマイクロプロセッサ、又はこのような任意の構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することもできる。

本明細書に開示した実施形態に関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって、又はそれら２つの組み合わせによって具現化される。ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、又は当該技術分野で知られているその他の形式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサがそこから情報を読み取り、またそこへ情報を書き込むことができるように、プロセッサに接続される。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。プロセッサと記憶媒体とは、ＡＳＩＣ内に存在することができる。ＡＳＩＣは、ユーザ端末内に存在することができる。あるいはプロセッサと記憶媒体とは、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在することもできる。

開示された実施形態における上記記載は、当業者をして、本発明の製造又は利用を可能とするために提供される。これらの実施形態への様々な変形例もまた、当業者に対しては明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本発明の精神又は範囲を逸脱することなく他の実施形態にも適用されうる。従って、本発明は、本明細書に示す実施形態に限定することは意図されておらず、本明細書に開示した原理及び新規特徴と整合が取れた最も広い範囲と一致するように意図されている。
追記
［１］専用サービスをサポートする方法であって、 第２のサービスをサポートしながら、前記専用サービスを維持するために提供される修正機能を決定することと、 前記修正機能を、前記専用サービスを再構成するために利用可能な機能としてシステムに開示することとを備えた方法。
［２］前記修正機能に従って、前記専用サービスを再構成することを更に備えた［１］の方法。
［３］前記第２のサービスが終了すると、前記専用サービスを元の機能に従って再構成することを更に備えた［２］の方法。
［４］前記専用サービスを再構成することが、前記修正機能の開示に応答して生じなかった場合、前記専用サービスか前記第２のサービスかのうちの何れか１つをサポートすることを更に備えた［１］の方法。
［５］前記専用サービスを再構成することが生じないと判定するために、前記修正機能を開示することからタイムアウトすることを更に備えた［４］の方法。
［６］前記修正機能を開示することは更に、前記修正機能が、元の機能ではなく、セッション内修正であることを示すフラグを立てることを備えた［１］の方法。
［７］前記専用サービスの到来する任意の再構成の許可フラグか拒否フラグかのうちの１つを送信することを更に備えた［６］の方法。
［８］前記第２のセッションがブロードキャストサービスである［１］の方法。
［９］前記修正機能は、前記専用サービスと前記第２のサービスとをサポートするために必要なバッファリング機能と処理機能とのうちの少なくとも１つに基づいている［１］の方法。
［１０］メモリと、前記メモリに接続され、第２のサービスをサポートしながら専用サービスを維持するために修正された修正機能を決定し、前記修正機能を、前記専用サービスを再構成するために利用可能な機能としてシステムに開示するように構成されたプロセッサとを備えた無線通信デバイス。
［１１］前記プロセッサは更に、前記修正機能に従って、前記専用サービスを再構成するように構成された［１０］の無線通信デバイス。
［１２］前記プロセッサは更に、前記第２のサービスが終了すると、前記専用サービスを元の機能に従って再構成するように構成された［１１］の無線通信デバイス。
［１３］前記プロセッサは更に、前記専用サービスが、前記修正機能の開示に応答して再構成されない場合、前記専用サービスか前記第２のサービスかのうちの何れか１つをサポートするように構成された［１０］の無線通信デバイス。
［１４］前記プロセッサは更に、前記専用サービスが、前記修正機能の開示に応答して再構成されない場合、タイムアウトするように構成された［１３］の無線通信デバイス。
［１５］前記プロセッサは更に、前記修正機能が、元の機能ではなく、セッション内修正であることを示すフラグを立てるように構成された［１０］の無線通信デバイス。
［１６］前記プロセッサは更に、前記専用サービスの到来する任意の再構成の許可フラグか拒否フラグかのうちの１つを受信するように構成された［１５］の無線通信デバイス。
［１７］前記第２のセッションがブロードキャストサービスである［１０］の無線通信デバイス。
［１８］前記修正機能は、前記専用サービスと前記第２のサービスとをサポートするために必要な前記メモリの機能か前記プロセッサの機能かのうちの少なくとも１つに基づいている［１０］の無線通信デバイス。
［１９］第２のサービスをサポートしながら、専用サービスを維持するために提供される修正機能を決定する手段と、前記修正機能を、前記専用サービスを再構成するために利用可能な機能としてシステムに開示する手段とを備えた装置。
［２０］前記修正機能に従って、前記専用サービスを再構成する手段を更に備えた［１９］の装置。
［２１］前記第２のサービスが終了すると、前記専用サービスを元の機能に従って再構成する手段を更に備えた［２０］の装置。
［２２］前記専用サービスを再構成することが、前記修正機能の開示に応答して生じない場合、前記専用サービスか前記第２のサービスかのうちの何れか１つをサポートする手段を更に備えた［１９］の装置。
［２３］前記専用サービスの再構成が生じないと判定するために、前記修正機能の開示からタイムアウトする手段を更に備えた［２２］の装置。
［２４］前記修正機能を開示する手段は更に、前記修正機能が、元の機能ではなく、セッション内修正であることを示すフラグを立てる手段を備えた［１９］の装置。
［２５］前記専用サービスの到来する任意の再構成の許可フラグか拒否フラグかのうちの１つを受信する手段を更に備えた［２４］の装置。
［２６］前記第２のセッションがブロードキャストサービスである［１９］の装置。
［２７］前記修正機能は、前記専用サービスと前記第２のサービスとをサポートするために必要なバッファリング機能と処理機能とのうちの少なくとも１つに基づいている［１９］の装置。
［２８］複数のサービスをサポートする方法であって、第１の機能に従って、専用サービスを確立することと、第２の機能に従って、前記専用サービスを再構成することと、 前記第１の機能の少なくとも一部を用いて、第２のサービスを同時に確立することとを備えた方法。
［２９］１つ又は複数のプロセッサによって用いられることができる命令群を含むプロセッサ読取可能媒体であって、前記命令群は、第２のサービスをサポートしながら専用サービスを維持するために提供される修正機能を決定する命令と、 前記専用サービスを再構成するために利用可能な機能として、前記修正機能をシステムに開示する命令とを備えたプロセッサ読取可能媒体。

Claims (38)

1. 通信システム方法であって、
   受信局が、ブロードキャストサービスである第２のサービスをサポートしながら、専用サービスの受信を維持するために前記受信局の修正されたケイパビリティを決定することと、
   前記修正されたケイパビリティを、前記専用サービスを再構成するために有効なケイパビリティとして示すことを送信局に通信すること、
   前記専用サービスと関連し、使用中である前のケイパビリティと比較して前記修正されたケイパビリティをセッション内修正であるとして示すこと、を含む方法。
2. 前記修正されたケイパビリティに従って、前記専用サービスを再構成することを更に備えた、請求項１の方法。
3. 前記第２のサービスが終了すると、前記専用サービスを元のケイパビリティに従って再構成することを更に含む、請求項２の方法。
4. 前記専用サービスが前記修正されたケイパビリティを示すことを通信することに応答して再構成されないときにタイムアウトすることを更に含む、請求項１の方法。
5. 前記修正されたケイパビリティを示すことを通信することは元のケイパビリティではなく、セッション内修正であるとして前記修正されたケイパビリティをフラグ立てすることを含む、請求項１の方法。
6. 前記修正されたケイパビリティを示すことに応答して許可フラグ又は拒否フラグの一方を送信することを更に含む、請求項５の方法。
7. 前記修正されたケイパビリティは、前記専用サービスと前記第２のサービスとをサポートするために必要なバッファリングケイパビリティと処理ケイパビリティとのうちの少なくとも１つに基づいている、請求項１の方法。
8. 前記修正されたケイパビリティを示すことの前記通信からの経過時間のためにタイマをモニタすることを更に含む、請求項１の方法。
9. 前記専用サービスの再構成が所定時間内に行われないときにタイムアウトを指示することを更に含む、請求項８の方法。
10. 前記経過時間が所定時間を超えることを決定したことに応答して前記専用サービス及び前記第２のサービスの一方をサポートすることを更に含む、請求項８の方法。
11. 前記専用サービスの前記再構成の許可又は拒否の指示を受信することを更に含む、請求項１の方法。
12. メモリと、
    前記メモリに接続され、ブロードキャストサービスである第２のサービスをサポートしながら専用サービスの受信を維持するための受信局の修正されたケイパビリティを決定するように構成されるプロセッサと、
    を具備し、前記プロセッサは前記修正されたケイパビリティを、前記専用サービスを再構成するために有効なケイパビリティとして示すことを送信局に通信するように更に構成され、
    前記プロセッサは前記専用サービスと関連し、使用中である前のケイパビリティに比較して前記修正されたケイパビリティをセッション内修正であるとして示すように更に構成される、無線通信機器。
13. 前記プロセッサは更に、前記修正されたケイパビリティに従って、前記専用サービスをシステムと共に再構成するように構成される、請求項１２の無線通信機器。
14. 前記プロセッサは更に、前記第２のサービスが終了すると、前記専用サービスを元のケイパビリティに従って再構成するように構成される請求項１３の無線通信機器。
15. 前記プロセッサは更に、前記専用サービスが、前記修正されたケイパビリティを示すことを通信することに応答して再構成されないときにタイムアウトするように構成される、請求項１２の無線通信機器。
16. 前記修正されたケイパビリティを示すことを通信することは元のケイパビリティではなく、前記セッション内修正であるとして前記修正されたケイパビリティをフラグ立てするように構成される、請求項１２の無線通信機器。
17. 前記プロセッサは更に、前記修正されたケイパビリティを示すことを通信することに応答して許可フラグ又は拒否フラグの１つを受信するように構成される、請求項１６の無線通信機器。
18. 前記修正されたケイパビリティは、前記専用サービスと前記第２のサービスとをサポートするために必要な前記メモリのケイパビリティ又は前記プロセッサのケイパビリティのうちの少なくとも１つに基づいている、請求項１２の無線通信機器。
19. 前記プロセッサは前記修正されたケイパビリティを示すことの通信から経過時間のためにタイマをモニタするように構成される、請求項１２の無線通信機器。
20. 前記プロセッサは前記専用サービスの再構成が所定時間内に行われないときにタイムアウトを指示するように更に構成される、請求項１９の無線通信機器。
21. 前記プロセッサは前記経過時間が所定時間を超えることを決定したことに応答して前記専用サービス及び前記第２のサービスの一方をサポートするように更に構成される、請求項１９の無線通信機器。
22. 前記プロセッサは前記専用サービスの前記再構成の許可又は拒否の指示を受信するように更に構成される、請求項１２の無線通信機器。
23. ブロードキャストサービスである第２のサービスをサポートしながら、専用サービスの受信を維持するために受信局の修正されたケイパビリティを決定する手段と、
    前記修正されたケイパビリティを、前記専用サービスを再構成するために有効なケイパビリティとして示すことを送信局に通信する手段と、
    前記専用サービスと関連し、使用中である前のケイパビリティと比較して前記修正されたケイパビリティをセッション内修正として示す手段と、を備えた装置。
24. 前記修正されたケイパビリティに従って、前記専用サービスを再構成する手段を更に備えた、請求項２３の装置。
25. 前記第２のサービスが終了すると、前記専用サービスを元のケイパビリティに従って再構成する手段を更に備えた、請求項２４の装置。
26. 前記修正されたケイパビリティを示すことを通信することをタイムアウトする手段を更に備えた、請求項２３の装置。
27. 前記修正されたケイパビリティを示すことを通信する手段は更に、元のケイパビリティではなく、前記セッション内修正であるとしてフラグ立てする手段を備えた、請求項２３の装置。
28. 前記修正されたケイパビリティを示すことを通信することに応答して許可フラグ又は拒否フラグのうちの１つを受信する手段を更に備えた、請求項２７の装置。
29. 前記第２のサービスがブロードキャストサービスである、請求項２３の装置。
30. 前記修正されたケイパビリティを示すことの通信からの経過時間のためにタイマをモニタする手段を更に含む、請求項２３の装置。
31. 前記専用サービスの再構成が所定時間内に行われないときにタイムアウトを指示する手段を更に含む、請求項３０の装置。
32. 前記経過時間が所定時間を超えることを決定したことに応答して前記専用サービス及び前記第２のサービスの一方をサポートする手段を更に含む、請求項３０の装置。
33. 前記専用サービスの前記再構成の許可又は拒否の指示を受信する手段を更に含む、請求項２３の装置。
34. ブロードキャストサービスである第２のサービスをサポートしながら専用サービスの受信を維持するために受信局の修正されたケイパビリティを決定すること、
    前記修正されたケイパビリティを、前記専用サービスを再構成するために有効なケイパビリティとして示すことを送信局に通信すること、
    前記専用サービスと関連し、使用中である前のケイパビリティと比較して前記修正されたケイパビリティをセッション内修正であるとして示すこと、
    をコンピュータにさせるために前記コンピュータによって実行可能な命令を含むコンピュータ可読記録媒体。
35. 前記命令は前記修正されたケイパビリティを示すことの通信からの経過時間のために前記コンピュータにタイマをモニタさせるため前記コンピュータによって更に実行可能である、請求項３４のコンピュータ可読記録媒体。
36. 前記命令は前記専用サービスの再構成が所定時間内に行われないときに前記コンピュータにタイムアウトを指示させるために前記コンピュータによって更に実行可能である、請求項３５のコンピュータ可読記録媒体。
37. 前記命令は前記経過時間が所定時間を超えることを決定したことに応答して前記専用サービス及び前記第2のサービスの一方を前記コンピュータにサポートさせるため前記コンピュータによって更に実行可能である、請求項３５のコンピュータ可読記録媒体。
38. 前記命令は前記専用サービスの前記再構成の許可又は拒否の指示を前記コンピュータに受信させるため前記コンピュータによって更に実行可能である、請求項３４のコンピュータ可読記録媒体。

Images