JP5160106B2 - 信号処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、信号処理装置に関し、特に筐体内に、信号処理手段と、この信号処理手段用の電源手段が着脱自在に設けられているものに関する。
上述したような信号処理装置としては、例えば共同受信システム等において使用するブースタがあり、その一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の技術では、上部が開口された筐体内に、増幅部と、この増幅部に対する電源部が着脱自在に取り付けられている。即ち、筐体内の前側に増幅部が収容され、後側に電源部が収容されている。この収容状態において、電源部から増幅部に動作電源を供給するために、増幅部の後面から電源部の下方に基板を突出させ、この基板上に設けたピンを、電源部の底面からその内部に侵入させている。電源部と増幅部が離れた位置で(分離した状態で)使用する場合に備えて、増幅部は、その出力端子が電源通電型に構成され、電源部には、増幅部からの高周波信号が入力される入力端子と、この入力された高周波信号を出力する出力端子とが設けられ、入力端子は動作電源を出力可能に構成されている。筐体内から電源部を取り外し、筐体内の増幅部とを離して使用する場合には、電源部の入力端子と増幅部の出力端子を同軸ケーブルで接続し、この同軸ケーブルによって増幅部から高周波信号を電源部に伝送すると共に、電源部から動作電源を増幅部に供給している。
特開平11−341396号公報
特許文献1の技術によれば、電源部を筐体から取り外して、増幅部と電源部を分離して使用する場合、増幅部しか収容されていない筐体を所定の位置に取り付けることになるが、実際に動作させる必要のある増幅部は筐体よりもかなり小さいので、設置スペースが大きくなり、場合によっては取り付けることが不可能なことがある。その場合、増幅部を筐体から取り出して、増幅部のみを所定の位置に取り付けることも考えられるが、増幅部の後面から電源供給用の基板とその上のピンが露出しており、ピンに人が接触したりすることは好ましくないので、この基板とピンを増幅部から外す作業が必要となり、取付作業の作業性が悪い。
本発明は、取付作業の作業性を向上させた信号処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の信号処理装置は、筐体を有している。この筐体は、第1の面が開口され、第1の面と対向する第2の面が閉じられている。この筐体内に信号処理手段と電源手段とが設けられている。信号処理手段は、この筐体に着脱自在に取り付けられた第1ケースを有し、この第1ケース内に設けられた電源入力端子に動作電源が供給されたとき動作して入力された信号を処理する。前記筐体内に前記第1ケースを取り付けた状態において前記筐体の前記第2の面側に位置する前記第1ケースの面に第1貫通孔が形成されている。第1ケース内には第1プリント基板が配置され、第1プリント基板における第1貫通孔に対応する位置に第1ケースから非突出状態に前記電源入力端子が第1貫通孔側を向いて位置している。信号処理手段としては、例えば入力された高周波信号を増幅する増幅手段とすることもできるし、この増幅手段によって増幅した高周波信号を分岐または分配するもの、入力された高周波信号を周波数変換して出力するもの等種々のものがある。電源手段は、前記筐体内に着脱自在に取り付けられた第2ケースを有し、第2ケース内に設けられた電源出力端子から前記動作電源を出力する。前記筐体内に前記第2ケースを取り付けた状態において前記筐体の第2の面側に位置する前記第2ケースの面に第2貫通孔が形成されている。第2ケースの内部には第2プリント基板が配置され、第2プリント基板における第2開口に対応する位置に第2ケースから非突出状態に前記電源出力端子が第2貫通孔側を向いて位置している。前記筐体の前記第2の面に電源接続手段が設けられている。電源接続手段は直線状部を有し、直線状部は、前記第1貫通孔に対応する位置に一端部を有し、前記第2貫通孔に対応する位置に他端部を有している。この直線状部の前記一端部に前記第1貫通孔を介して第1ケース内に侵入し、先端が前記電源入力端子に接続された第1突出部が設けられ、前記直線状部の前記他端部に前記第2貫通孔を介して第2ケース内に侵入し、先端が前記電源出力端子に接続された第2突出部が設けられている。直線状部、第1突出部及び第2突出部は、一体に形成されている。前記信号処理手段は、処理した信号を出力する出力端子を有し、前記電源手段は、前記出力端子から伝送線路を介して供給された前記処理された信号を受ける入力端子を有し、この入力端子からも前記動作電源を前記出力端子に前記伝送線路を介して供給可能で、前記信号処理手段は、前記出力端子に供給された前記動作電源でも動作可能である。
このように構成された信号処理装置では、筐体内から信号処理手段と、電源手段をそれぞれ取り出して、離して使用する場合に、信号処理手段である第1のケースの電源入力端子は非突出であり、電源手段である第2のケースの電源出力端子は非突出であるので、信号処理手段及び電源手段は、そのまま壁板等に取り付けることができ、取付作業の作業性が向上するし、電源入力端子及び電源出力端子が共に第1及び第2のケース内にあり、露出していないので、信号処理手段と電源手段を分離して使用している場合に、これら電源入力端子及び電源出力端子に人が触れることがなく、感電等の事故を生じることが無い。さらに、信号処理手段及び電源手段を共に、筐体の第1の面側から第2の面側に移動させて筐体内の所定位置に挿入するという簡単な作業だけで、自動的に信号処理手段に電源手段から動作電源の供給可能状態とすることができ、例えば信号処理手段は、筐体の上部から、電源手段は筐体の後方からというように取付作業の方向性が互いに異なる場合と比較して、組み立て作業性が向上する。
電源入力端子と電源出力端子は、筐体内に第1及び第2ケースが配置された状態において接近して配置することができる。このように構成すると、電源接続手段の長さを短くすることができ、製造コストを低減させることができる。
前記筐体の前記第2の面は、基準面よりも所定の距離離れた位置にある第1の部分と、基準面からの距離が第1の部分よりも短い第2の部分とを有するものとすることができる。この場合、第1及び第2ケースの一方のものの第2の面側に位置する面からの高さが、他方のものの第2の面側に位置する面からの高さよりも低い。第1の部分に、第1及び第2ケースのうち前記高さが低いものが配置され、第2の部分に第1及び第2ケースのうち前記高さが高いものが配置されている。
前記電源接続手段は、板状に形成することができる。この場合、電源接続手段を、例えばプレス成形によって形成することができ、製造が容易になる。更に、電源接続手段は筐体の底面に一部が埋め込まれ、その埋め込み部分に突起が形成され、筐体の底面に係合している。このように構成すると、電源接続手段を確実に筐体に固定することができ、接続不良が、信号処理手段への電源手段からの電源供給において生じることがない。
前記電源入力端子及び前記電源出力端子は、第1及び第2のプリント基板の第1及び第2の貫通孔側と反対側の面に設けることができる。この場合、前記第1突出部及び前記第2突出部それぞれの先端が第1及び第2のプリント基板を貫通して接触するバネ部材を前記電源入力端子及び前記電源出力端子は、有している。
以上のように、本発明によれば、第1及び第2ケースから電源入力端子、電源出力端子が露出して無く、信号処理手段と電源手段とを離して使用する際、電源入力端子及び電源出力端子に対して特別な作業を行う必要がないので、取付作業の作業性を向上させることができる。
本発明の1実施形態の増幅装置は、図1に示すように、筐体2を有している。筐体2は、第1の面、例えば正面が開口した扁平な直方体状のものである。図1には示していないが、正面開口を開閉するための蓋が筐体2の正面には取り付けられている。筐体2内に、信号処理手段、例えば高周波信号の増幅部4と、電源部6とが、着脱自在に取り付けられる。
増幅部4は、第1ケース、例えばシールドケース8を有している。このシールドケース8は、比較的高さ寸法の短い直方体状に形成され、内部にCATV施設から供給される例えばテレビジョン放送信号(70乃至770MHzのCATV用下り信号)を増幅する高周波増幅手段と、衛星放送中間周波信号を増幅する衛星放送中間周波信号増幅手段を、備えている。
高周波増幅手段には、テレビジョン放送信号が、入力端子10から供給される。入力端子10は、シールドケース8の長手の一側面の一方の端側に設けられている。衛星放送中間周波信号増幅手段には、衛星放送中間周波信号が入力端子12から供給される。入力端子12は、入力端子10の右に設けられている。高周波増幅手段で増幅されたテレビジョン放送信号と、衛星放送中間周波信号増幅手段で増幅された衛星放送中間周波信号は、シールドケース8内の混合手段によって混合され、この混合信号が出力端子14から出力される。出力端子14は、シールドケース8の長手の一側面の他方の端側に設けられている。入力端子12と出力端子14の間には、モニタ端子16が設けられている。モニタ端子16は、出力端子14に供給される混合信号をモニタするためのものである。
高周波増幅手段と、衛星放送中間周波信号増幅手段は、出力端子14に外部から供給される動作電源、例えば+15Vの直流動作電圧によって動作する。或いは、図2に示すように、シールドケース8内の高周波増幅手段と、衛星放送中間周波信号増幅手段が構成されているプリント基板18上に設けた2つの電源入力端子20に+15Vの直流動作電圧が供給されることによって動作する。
増幅部4は、図1に示すように、筐体2内の底面2a側に収容され、入力端子10、12、出力端子14及びモニタ端子16は、筐体2の底面2aに設けた円筒状部22、24、26、28を介して筐体2の外部に突出している。
増幅部4が配置された筐体2内の開口部上方に電源部6が収容されている。電源部6は、第2ケース、例えばケース30内に電源回路を有し、この電源回路は、例えば、ケース30の開口から内部に導入された電源コード32によって供給された商用交流電圧を+15Vの直流動作電圧に変換する。ケース30の一面30aには、増幅部4の出力端子14から出力された混合信号が供給される入力端子34と、この混合信号を出力する出力端子36も設けられている。入力端子34には、電源回路によって生成された+15Vの直流動作電圧も供給されている。また、+15Vの直流動作電圧は、図2に示すように、電源回路が構成されているプリント基板38上に設けた2つの電源出力端子40にも供給されている。図1に示すように、電源部6は、その入力端子34及び出力端子36が筐体2の側面を向くように筐体2内に収容されている。
電源部6のケース30は、その高さ寸法がシールドケース8の高さ寸法よりも大きい概略直方体状である。電源部6のケース30と増幅部4のシールドケース8との高さ寸法の相違を吸収し、筐体2の高さ寸法を小さくするために、図2に示すように、筐体2の第2の面、例えば背面部は、基準面Rからの寸法が長い第1の部分42と、上記基準面Rからの高さ寸法が短い第2の部分44とからなる。基準面Rは、例えば筐体2の背面を水平な面に配置したとき、この水平な面と平行な筐体2の背面側にある面である。第1の部分42側に増幅部4のシールドケース8が配置され、第2の部分44側に電源部6のケース30が配置されている。
図2に示すように、上述した2つの電源入力端子20はいずれもシールドケース8内に設けられている。2つの電源出力端子40はいずれもケース30内に設けられている。即ち、2つの電源入力端子20及び2つの電源出力端子40は、シールドケース8及びケース30内にあり、非突出状態である。
2つの電源入力端子20は導電性材料、例えば金属製で、かつ同一形状に形成されている。図3に示すように、側面形状が概略逆U字状になるように、側壁20a、20aと、これらを繋ぐ底部20bとを、電源入力端子20は有している。これら電源入力端子20は、プリント基板18の上側に配置されている。両側壁20a、20aの中央に形成された脚部20c、20cがプリント基板18を貫通してプリント基板18上の電源ラインに半田付けされている。一方の電源入力端子20は、正の電源ラインに接続され、他方の電源入力端子は、基準電位電源ラインに接続されている。2つの電源入力端子20の両側壁20a、20aにおいて、脚部20c、20cの両側にはそれぞれバネ部材20d、20dが形成されている。これらバネ部材20d、20dは、脚部20c、20cの下端からそれぞれ底部20bの中央に向かって斜め上方に伸びている。プリント基板18における脚部20c、20cの間に相当する部分には、貫通孔46が形成されている。これら電源入力端子20は、図2に示すようにカバー48によっていずれも覆われている。
2つの電源出力端子40も電源入力端子20と同様に構成されているので、詳細な説明は省略する。なお、符号50によって貫通孔46に対応する貫通孔を示し、符号52によってカバー48に対応するカバーを示す。
図2に示すように、2つの電源入力端子20及び2つの電源出力端子40とは、接近して設けられている。例えば2つの電源入力端子20は、シールドケース8の後面に近い位置に並べて設けられ、2つの電源出力端子40は、シールドケース8の後面と接するケース30の側面に近い位置に並べて設けられている。一方の電源入力端子20と一方の電源出力端子40とは同一直線上に位置し、他方の電源入力端子20と他方の電源出力端子40も一直線上に位置している。シールドケース8の後面と、これに接するケース30の側面とは、第1の部分42と第2の部分44との境界にある勾配部54上にある。なお、図2から明らかなように、シールドケース8内のプリント基板18とケース30内のプリント基板38との基準面Rからの寸法は、プリント基板18の方が大きい。これは、第1の面部42を第2の面部44よりも基準面Rから離れた位置に配置したことによる。
図2に示すように、シールドケース8の底面、即ち第1部分42に接する面における2つの貫通孔46に対応する位置にも2つの貫通孔56が形成されている。同様に、ケース30の底面、即ち第2の部分44に接する面における2つの貫通孔50に対応する位置にも2つの貫通孔58が形成されている。
これらシールドケース8の2つの貫通孔56、ケース30の2つの貫通孔58及びプリント基板18の2つの貫通孔46、プリント基板38の2つの貫通孔50を介して2つの電源入力端子20と2つの電源出力端子40とを接続するために、2つの端子接続手段、例えば2つのU字状金具60が、筐体2の底面にある勾配部54にそれぞれ形成されている。一方のU字状金具60は、同一直線上に位置する2つの貫通孔56、58間に直線状に伸びる水平部62を有している、この水平部62の一端部に突出部64を有し、他端部に突出部66を有している。突出部64は、水平部62に対して垂直に形成され、貫通孔56を介してシールドケース8内に侵入し、プリント基板18の貫通孔46を介して先端が電源入力端子20の両脚部20c、20cのバネ部材20d、20d間に挿入され、これらに接触している。突出部66も水平部62に対して垂直に形成され、貫通孔58を介してケース30内に侵入し、プリント基板38の貫通孔50を介して先端部が電源出力端子40の両脚部のバネ部材間に挿入され、これらバネ部材に接触している。他方のU状金具60も同様にして、他方の電源入力端子20と電源出力端子40を接続している。突出部64は、突出部66よりも長さ寸法が長い。これは、図2に示すように、プリント基板18、38の高さ位置の相違による。他方のU字状金具60も同様に構成されている。2つのU字状金具60による2つの電源入力端子と2つの電源出力端子40を接続している状態を図4に示す。
2つのU字状金具60は、それぞれ平板状に形成されており、それらの水平部62は、筐体2の勾配部54に形成した細い溝内に圧入されて固定されている。さらに、図2に示すように水平部62の両端部には、シールドケース8側及びケース30側に突出する突起68、68が形成され、これら突起68、68が溝に突き刺さって、U字状金具60の抜け止めとして機能している。
このように構成された増幅装置では、図1に示すように筐体2の背面側を水平に配置した状態において、増幅部4及び電源部6を筐体2の正面開口から筐体2内に収容することができる。この収容作業は、増幅部4のシールドケース8の貫通孔56、56にU字状金具60の突出部64を挿通するように、かつ電源部6のケース30の貫通孔58、58にU字状金具60の突出部66を挿通するように、筐体2の正面開口からシールドケース8とケース30を筐体2内に収容するだけであるので、非常に容易である。しかも、シールドケース8もケース30も、筐体2の正面開口から背面側へと同一方向にそれぞれ移動させることで収容できるので、作業性が良好である。この作業によって、2つのU字状金具60が、図2に示すように、シールドケース8内にある2つの電源入力端子20とケース30内にある2つの電源出力端子40をそれぞれ接続する。
従って、例えばこの増幅装置を家庭内で使用する場合には、上述したように筐体2内に増幅部4及び電源部6を収容した状態として、図示しないCATV施設から伝送されてきたテレビジョン放送信号を図示しない伝送線路を介して筐体2内の入力端子10に供給し、かつ図示しない衛星放送受信用アンテナで受信された衛星放送信号を衛星放送受信用アンテナに付属するコンバータで周波数変換した衛星放送中間周波信号を図示しない伝送線路を介して筐体2内の入力端子12に供給し、電源部6の電源コード32を家庭のコンセントに接続すると、テレビジョン放送信号と衛星放送中間周波信号がそれぞれ各増幅手段で増幅され、混合されて、混合信号が筐体2内の出力端子14に出力される。出力端子14に図示しない伝送線路を接続してテレビジョン受信機に混合信号が供給される。
U字状金具60は、それぞれ水平部62の両端に突出部64、66を有し、これら突出部64、66が、シールドケース8の貫通孔56、ケース30の貫通孔58からシールドケース8、ケース30内にそれぞれ侵入して、シールドケース8内の電源入力端子20、ケース30内の電源出力端子40にそれぞれ接続する構成であるので、電源入力端子20、電源出力端子40をシールドケース8、ケース30の外部に露出させる必要がない。また、電源入力端子20と電源出力端子40とは、シールドケース8とケース30との隣接する面の近傍に接近して配置されているので、U字状金具60の水平部62の長さを短くすることができ、製造が容易である。また、U字状金具60も平板状に形成されているので、プレス成型によって容易に製造できる。
例えばこの増幅装置を設置したい場所の近傍に電源コンセントが無く、その設置したい場所に筐体2を取り付けるスペースがある場合、電源部6のみを筐体2から取り出して、電源部6を電源コンセントの近く、例えば屋内のテレビジョン受信機の近傍に配置する。また、図1に示すように筐体2に設けた取付部80を利用して筐体2を設置したい場所の壁等に取り付ける。そして、筐体2内の入力端子10には上述したように伝送線路を介してテレビジョン放送信号を供給し、筐体2内の入力端子12にも上述したように伝送線路を介して衛星放送中間周波信号を供給する。また、筐体2内の出力端子14を電源部6の入力端子34に伝送線路を介して接続すると共に、電源部6の出力端子36を伝送線路を介してテレビジョン受信機に接続し、電源部6の電源コード32を家庭のコンセントに接続する。この状態では、電源部6の入力端子34から+15Vの直流動作電圧が伝送線路を介して増幅部4の出力端子14に供給され、筐体2内の増幅部4が動作し、テレビジョン放送信号と衛星放送中間周波信号とがそれぞれ増幅され、混合されて、混合信号が出力端子14、伝送線路を介して電源部6の入力端子34に供給され、電源部6内において出力端子36に出力され、出力端子36から伝送線路を介してテレビジョン受像機に供給される。
例えばこの増幅装置を設置したい場所の近傍に電源コンセントが無く、その設置したい場所に筐体2を取り付けるスペースが無い場合、増幅部4及び電源部6を共に筐体2から取り出す。増幅部4のみを設置したい場所の壁等に図4に示すようにシールドケース8に設けた取付部82を利用して取り付け、電源部6を屋内のテレビジョン受信機の近傍に配置する。そして、露出している増幅部4の入力端子10には伝送線路を介して放送信号を供給し、露出している増幅部4の入力端子12にも伝送線路を介して衛星放送中間周波信号を供給する。また、露出している増幅部4の出力端子を電源部6の入力端子34に伝送線路を介して接続すると共に、電源部6の出力端子36を伝送線路を介してテレビジョン受信機に接続し、電源部6の電源コード32を家庭のコンセントに接続する。この状態でも、上述したように、電源部6の入力端子34から+15Vの直流動作電圧が伝送線路を介して増幅部4の出力端子14に供給され、増幅部4が動作し、テレビジョン放送信号と衛星放送中間周波信号とがそれぞれ増幅され、混合されて、混合信号が出力端子14、伝送線路を介して電源部6の入力端子34に供給され、電源部6内において出力端子36に出力され、出力端子36から伝送線路を介してテレビジョン受像機に供給される。
このように増幅部4と電源部6とを共に筐体2から分離して使用している状態では、増幅部4の電源入力端子20はシールドケース8から非突出であり、電源部6の電源出力端子40もケース30から非突出である。従って、電源入力端子20と電源出力端子40をシールドケース8やケース30から取り外したりする作業が全く不要であり、取付作業が効率的に行える。
上記の実施の形態では、U字状金具60は、筐体2の底面に設けたが、例えば筐体2の側面に設けることもできる。但し、その場合、電源入力端子20、電源出力端子40の設置位置を変更する必要がある。また、上記の実施形態では、電源入力端子20、電源出力端子40は、シールドケース8、ケース30の内部に設けたが、シールドケース8の底面やケース30の底面等に非突出の状態で露出させることもできる。上記の実施形態では、本発明を増幅装置に実施したが、これに限ったものではなく、信号を処理する処理手段と、この処理手段への電源手段とを備え、処理手段と電源手段とを1つの筐体に収容して使用する場合と、筐体からそれぞれ取り出して分離使用する場合とがある機器に実施することができる。
本発明の1実施形態の増幅装置の組み立て図である。 図1の増幅装置の要部の拡大縦断面図である。 図1の増幅装置に使用する電源入力端子の斜視図である。 図1の増幅装置において、増幅部に電源部からU字状金具によって動作電源を供給している状態の斜視図である。
符号の説明
2 筐体
4 増幅部(信号処理手段)
6 電源部(電源手段)
8 シールドケース(第1ケース)
14 増幅部4の出力端子
20 電源入力端子
30 ケース(第2ケース)
34 電源部6の入力端子
40 電源出力端子

Claims (5)

  1. 第1の面が開口され、第1の面と対向する第2の面が閉じられている筐体と、
    この筐体に着脱自在に取り付けられた第1ケースを有し、この第1ケース内に設けられた電源入力端子に動作電源が供給されたとき動作して入力された信号を処理し、前記筐体内に前記第1ケースを取り付けた状態において前記筐体の前記第2の面側に位置する前記第1ケースの面に第1貫通孔を形成し、前記第1ケースの内部に第1プリント基板を配置し、第1プリント基板における前記第1貫通孔に対応する位置に第1貫通孔側を向いて前記電源入力端子が前記第1ケースから非突出状態に位置する信号処理手段と、
    前記筐体内に着脱自在に取り付けられた第2ケースを有し、第2ケース内に設けられた電源出力端子から前記動作電源を出力し、前記筐体内に前記第2ケースを取り付けた状態において前記筐体の第2の面側に位置する前記第2ケースの面に第2貫通孔を形成し、前記第2ケースの内部に第2プリント基板を配置し、第2プリント基板における前記第2貫通孔に対応する位置に第2貫通孔側を向いて前記第2ケースから非突出状態に前記電源出力端子が位置する電源手段と、
    前記筐体の前記第2の面に設けられ、前記第1貫通孔に対応する位置に一端部を有し、前記第2貫通孔に対応する位置に他端部を有する直線状部と、この直線状部の前記一端部に設けられ前記第1貫通孔を介して前記第1ケース内に侵入し先端が前記電源入力端子に接続された第1突出部と、前記直線状部の前記他端部に設けられ前記第2貫通孔を介して前記第2ケース内に侵入し先端が前記電源出力端子に接続された第2突出部とを有し、前記直線状部、前記第1突出部及び前記第2突出部が一体に形成されている電源接続手段とを、
    具備し、
    前記信号処理手段は、処理した信号を出力する出力端子を有し、前記電源手段は、前記出力端子から伝送線路を介して供給された前記処理された信号を受ける入力端子を有し、この入力端子からも前記動作電源を前記出力端子に前記伝送線路を介して供給可能で、前記信号処理手段は、前記出力端子に供給された前記動作電源でも動作可能である
    信号処理装置。
  2. 請求項1記載の信号処理装置において、前記電源入力端子と前記電源出力端子とは、前記筐体内に第1及び第2ケースが配置された状態において接近して配置されている
    信号処理装置。
  3. 請求項1記載の信号処理装置において、
    前記筐体の前記第2の面は、基準面よりも所定の距離離れた位置にある第1の部分と、基準面からの距離が第1の部分よりも短い第2の部分とを有し、
    第1及び第2ケースの一方のものの第2の面側に位置する面からの高さが、他方のものの第2の面側に位置する面からの高さよりも低く、
    第1の部分に、第1及び第2ケースのうち前記高さが低いものが配置され、第2の部分に第1及び第2ケースのうち前記高さが高いものが配置されている
    信号処理装置。
  4. 請求項3記載の信号処理装置において、前記電源接続手段は、板状に形成され、前記筐体の第2の面に前記直線状部が埋め込まれ、前記直線状部の両端部に突起が形成され、その突起が前記筐体の底面に係合している
    信号処理装置。
  5. 請求項1記載の信号処理装置において、前記電源入力端子及び前記電源出力端子は、第1及び第2のプリント基板の第1及び第2の貫通孔側と反対側の面に設けられ、前記電源入力端子及び前記電源出力端子は、前記第1突出部及び前記第2突出部それぞれの先端が第1及び第2のプリント基板を貫通して接触するバネ部材を有している
    信号処理装置。
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