JP5159353B2 - 記憶システム、解除方法及び副側のストレージ装置 - Google Patents

記憶システム、解除方法及び副側のストレージ装置 Download PDF

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Description

本発明は、記憶システム、解除方法及び副側のストレージ装置に関し、特に複数の仮想ボリュームをペア設定するストレージ装置を備えた記憶システムについて適用する。
従来、ストレージ装置を用いてデータを格納する記憶システムにおいては、複数のハードディスクをRAID(Redundant Array of Independent/Inexpensive Disks)方式で管理する方法がある。そして、多数のハードディスクが提供する物理的な記憶領域上には、少なくとも1つ以上の論理的なボリューム(以下、これを論理ボリュームという)が形成される。
近年では、特許文献1に記載されるように、ハードディスクの記憶領域から固定容量の論理ボリュームを作成せず、複数の論理ボリュームによってホスト装置に仮想的なボリューム(以下、これを仮想ボリュームという)を提供する技術が開示されている。この仮想ボリュームには、論理ボリュームの記憶領域が動的に割り当てられる。これにより、実際には複数のストレージ装置に分散する記憶領域を、ホスト装置には単一のボリュームとして提供することができる。
このような仮想ボリュームを、正側の仮想ボリュームと副側の仮想ボリュームとしてペア設定し、正側の仮想ボリュームから副側の仮想ボリュームにデータをコピーしてデータの信頼性を図っている。
特開2003−015915号公報
既に使用されている副側の仮想ボリュームに対して改めてペア設定を行う場合には、副側の仮想ボリュームの使用容量と同じ容量の全データ(ゼロデータを含むデータ)を正側の仮想ボリュームから副側の仮想ボリュームにコピーして両仮想ボリューム間の内容を一致させる方法か、副側の仮想ボリュームの使用領域を初期化した後に正側の仮想ボリュームとペア設定し、正側の仮想ボリュームにあるデータの格納領域のみを副側の仮想ボリュームにコピーして仮想ボリュームの内容を一致する方法か、が行われていた。
しかし、前者の方法では転送量が多いため、転送時間が大幅にかかってしまう、という問題が生じる。また、後者の方法では転送量は少なくなるが、副側の仮想ボリュームの状態を正側の仮想ボリュームが把握する必要があり、正側の仮想ボリュームにあるデータの格納領域に対応した副側の仮想ボリュームの格納領域にデータのコピーを格納しなければならない。
加えて、ユーザがペア設定された両仮想ボリュームの購入容量に比例した購入金額を支払う場合に、前者の方法ではコピーに必要な容量分に加え、予め使用された副側の仮想ボリュームの容量分も購入しなければならない。また、後者の方法では、コピーする容量分だけを購入すればよいが、改めてペア設定を行う直前にユーザ自身がコピー以外の用途で既に使用されていた副側の仮想ボリュームを初期化して再構築する必要があり、ユーザに無駄な費用や無駄な操作が生じてしまう。
そこで、本発明は、ユーザの無駄な費用や無駄な操作を回避し、かつ、不要となる副側の仮想ボリュームの使用容量を有効に活用することを可能とする記憶システム、解除方法及び副側のストレージ装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため、本発明は、複数のディスクの記憶領域から形成される実ボリュームと、実ボリュームの記憶領域を動的に提供することで形成される仮想ボリュームと、を提供するストレージ装置を有する記憶システムであって、実ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、仮想ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、を対応付けるページ領域対応情報と、ホスト装置からのデータを格納する正側の仮想ボリュームのコピーデータを格納するために副側の仮想ボリュームとしてペア設定するペア設定部と、副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域と、の対応付けを解除するページ解除部と、を備えることを特徴とする。
その結果、ペア設定時に副側の仮想ボリューム内の記憶領域が使用されていても、実際のデータが保存されている副側の実ボリュームと副側の仮想ボリュームとの対応付けを解除することで、副側の仮想ボリューム内を初期化することができる。
また、本発明においては、複数のディスクの記憶領域から形成される実ボリュームと、実ボリュームの記憶領域を動的に提供することで形成される仮想ボリュームと、を提供するストレージ装置を有する記憶システムの解除方法であって、実ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、仮想ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、をページ領域対応情報として対応付ける対応付けステップと、ホスト装置からのデータを格納する正側の仮想ボリュームのコピーデータを格納するために副側の仮想ボリュームとしてペア設定するペア設定ステップと、副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域と、の対応付けを解除するページ解除ステップと、を備えることを特徴とする。
その結果、ペア設定時に副側の仮想ボリューム内の記憶領域が使用されていても、実際のデータが保存されている副側の実ボリュームと副側の仮想ボリュームとの対応付けを解除することで、副側の仮想ボリューム内を初期化することができる。
さらに、本発明においては、ホスト装置からのデータを格納する正側の仮想ボリュームを有する正側のストレージ装置と接続し、かつ、複数のディスクの記憶領域から形成される副側の実ボリュームと副側の実ボリュームの記憶領域を動的に提供することで形成される副側の仮想ボリュームとを提供する副側のストレージ装置であって、副側の実ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、副側の仮想ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、を対応付けるページ領域対応情報と、正側の仮想ボリュームのコピーデータを格納するために副側の仮想ボリュームをペア設定するペア設定部と、副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域と、の対応付けを解除するページ解除部と、を備えることを特徴とする。
その結果、ペア設定時に副側の仮想ボリューム内の記憶領域が使用されていても、実際のデータが保存されている副側の実ボリュームと副側の仮想ボリュームとの対応付けを解除することで、副側の仮想ボリューム内を初期化することができる。
本発明によれば、ユーザの無駄な費用や無駄な操作を回避し、かつ、不要となる副側の仮想ボリュームの使用容量を有効に活用することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)記憶システムの構成
図1において、1は全体として本実施の形態による記憶システムを示している。この記憶システム1は、ホスト装置2がネットワーク3を介して正側のストレージ装置5Aと接続され、正側のストレージ装置5Aがコピー用ネットワーク4を介して副側のストレージ装置5Bと接続され、それぞれのストレージ装置がネットワーク3を介してストレージナビゲータ8と接続されることにより構成されている。
本実施の形態では、ホスト装置2からのデータの入出力を直接行うストレージ装置を正側のストレージ装置5Aと呼ぶ。
ホスト装置2は、CPUやメモリ等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレームなどから構成される。またホスト装置2は、キーボード、スイッチ等の情報入力装置(図示せず)と、モニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とを備える。
ネットワーク3及びコピー用ネットワーク4は、例えばSAN(Storage Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、公衆回線又は専用回線などから構成される。例えばネットワーク3がSANの場合には、ファイバチャネルプロトコルに従って行われ、ネットワーク3がLANの場合には、TCP/IPプロトコルに従って行われる。本実施の形態では、ホスト装置2と正側のストレージ装置5Aとを接続するネットワーク3にSANを使用し、その他のネットワーク3及びコピー用ネットワーク4にLANを使用する。
ストレージ装置5は、複数のハードディスク60(HDD)からなるディスク部6と、複数のハードディスク60をRAID方式で管理するコントローラ部7と、を備えて構成される。なお、特に区別する場合を除いて、A,Bの記載はしない。
ハードディスク60は、例えばSCSIディスク等のアクセス性能の高い高価なディスクや、SATAディスクや光ディスク等のアクセス性能の低い安価なディスク等から構成される。
コントローラ部7は、複数のチャネルアダプタ(CHA)、スイッチ71、共有メモリ72、キャッシュメモリ73、複数のディスクアダプタ74(DKA)及びサービスプロセッサ75(SVP)を備えて構成される。
チャネルアダプタ70は、マイクロプロセッサ700、メモリ(図示せず)及び通信インタフェース等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、ネットワークに接続するためのポートPを備える。チャネルアダプタ70は、ホスト装置2から送信される各種コマンドを解釈して、必要な処理を実行する。チャネルアダプタ70のポートPには、複数のチャネルアダプタ70を識別するためのネットワークアドレス(例えば、IPアドレスやWWN)が割り当てられており、これによりチャネルアダプタ70は夫々個別にNAS(Network Attached Storage)として振舞うことができる。
スイッチ71は、チャネルアダプタ70、共有メモリ72、キャッシュメモリ73及びディスクアダプタ74と接続されている。チャネルアダプタ70、共有メモリ72、キャッシュメモリ73及びディスクアダプタ74間のデータやコマンドの授受は、このスイッチ71を介して行われる。
共有メモリ72は、チャネルアダプタ70及びディスクアダプタ74により共有される記憶メモリである。共有メモリ72は、主にシステム構成情報及び各種制御プログラムや、ホスト装置2からのコマンドなどを記憶するために利用される。なお、共有メモリ72内に記憶される各種テーブルやプログラムについては、後述で説明する。
キャッシュメモリ73も、チャネルアダプタ70及びディスクアダプタ74により共有される記憶メモリである。キャッシュメモリ73は、主にストレージ装置に入出力されるデータを一時的に記憶するために利用される。
ディスクアダプタ74は、マイクロプロセッサ700(図示せず)やメモリ(図示せず)等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成され、ディスク部6との通信時におけるプロトコル制御を行うインタフェースとして機能する。ディスクアダプタ74は、例えばファイバチャネルケーブルを介して対応するディスク部6と接続されており、ファイバチャネルプロトコルに従ってディスク部6との間のデータの授受を行う。
サービスプロセッサ75は、ストレージ装置4の保守のために操作されるコンピュータ装置であり、例えばノート型のパーソナルコンピュータから構成される。サービスプロセッサ75は、ネットワーク3を介してホスト装置2が接続されており、ホスト装置2からデータ或いは命令を受信することができる。
ストレージナビゲータ8は、ストレージ装置4の管理のために操作されるコンピュータ装置であり、例えばパーソナルコンピュータから構成される。ストレージナビゲータ8は、複数のストレージ装置からペアとなるストレージ装置を設定、後述する仮想ボリュームVのペア設定、又は、後述する仮想ボリュームVと論理ボリュームとの関連づけの管理等を行う。ストレージナビゲータ8は、このような設定処理や管理処理を管理画面80に表示できる。
また、本実施の形態による記憶システムでは、複数のハードディスク60のうち、4台のハードディスク60ごとに1つのレイドグループを構成する。そしてこの1つのレイドグループが提供する記憶領域上に、1又は複数の論理ボリュームLUが定義される。
論理ボリュームLUは、固有の識別子LUN(Logical Unit Number)が割り当てられる。データの入出力は、この識別子及び論理ボリューム内を論理的に分割したブロックに割り当てられる固有の番号LBA(Logical Block Addressing)を組み合わせたアドレスを、指定して行われる。
(2)ハードディスクの論理的な構成
図2は、記憶システム1における複数のハードディスク60の論理的な構成を示した概念図である。
論理ボリュームLUの属性としては、ホスト装置2がアクセスする論理ボリュームである仮想ボリュームVと、この仮想ボリュームVと関連づけられる実ボリュームRとに大別される。実ボリュームRの記憶領域は、ハードディスク60の実際の記憶領域と対応付けられている。そして、複数の実ボリュームRによってプール領域POOLが形成される。
仮想ボリュームVはプール領域POOLの実ボリュームRと関連づけられるハードディスク60の記憶領域が動的に割り当てられることにより、記憶領域が提供される。仮想ボリュームVは、ボリュームの容量を仮想的に作成することで、物理容量に依存しない任意容量のボリュームをホスト装置2に提供することができる。
また、仮想ボリュームVは、ボリューム内の記憶領域をスロットSと呼ばれる記憶領域で区切られている。スロットSは、上述したデータが格納される最小の記憶領域であり、上述したブロックに相当する。図2には、仮想ボリュームVの記憶領域内の状況を反映させたビットマップMを示している。ビットマップMの目はスロット単位で区切られている。
また、仮想ボリュームVと実ボリュームRとは、ページPと呼ばれる最小の記憶領域で関連づけられている。1つのページPは複数のスロットSで形成され、記憶領域を区切っている。
そして、本実施の形態では、ホスト装置2が認識する仮想ボリュームVにペア設定ができる構成である。ホスト装置2が直接アクセスする仮想ボリュームVを正側の仮想ボリュームV(以下、正側仮想ボリュームPV)と呼び、正側仮想ボリュームPVに格納されるデータ(実際には、正側仮想ボリュームPVに割り当てられるハードディスク60ドライブの記憶領域に格納されるデータ)をコピーするコピー先の仮想ボリュームVを副側の仮想ボリュームSV(以下、副側仮想ボリュームSV)と呼ぶ。
さらに、正側仮想ボリュームPVと対応付けられる実ボリュームを正側実ボリュームPRと呼び、副側仮想ボリュームSVと対応付けられる実ボリュームを副側実ボリュームSRと呼ぶ。
また、正側、副側を特に区別する場合を除いて、仮想ボリュームV、実ボリュームRとして説明する。
(3)テーブル構成
図3は、共有メモリ72に格納されている各種テーブル及びプログラムの一例を示している。
共有メモリ72には、仮想ボリュームテーブル720、ボリューム管理テーブル721、ページ初期化テーブル722、ページ使用可能テーブル723、ペア設定プログラム724、ページ解除プログラム725、ページ解除実行プログラム726、及び、コピープログラム727が格納される。
(3−1)仮想ボリュームテーブル
仮想ボリュームテーブル720は、ポート番号ごとに保持されるテーブルであって、ストレージ装置5が認識できる全ての仮想ボリュームVの情報を管理するテーブルである。このテーブルは、仮想ボリュームVのペアを設定する際に使用される。
図4に示すように、仮想ボリュームテーブル720は、「ポート番号」欄7200、正側仮想ボリュームPVの番号を示す「仮想ボリューム番号」欄7201、その正側仮想ボリュームPVがペア状態か否かを示す「ペア状態」欄7202、副側仮想ボリュームSVのページPを解除するか否かを示す「ページ解除」欄7203、副側のストレージ装置5Bの番号を示す「副側ストレージ装置番号」欄7204、副側のポート番号を示す「副側ポート番号」欄7205、副側仮想ボリュームSVの番号を示す「副側仮想ボリューム番号」欄7206、ペアを設定した仮想ボリュームPV、SV間でのコピーが同期又は非同期かを示す「タイプ」欄7207、及び、ペアを設定した仮想ボリュームPV、SV間でのデータの一致率を示す「一致率」欄7208、から主に構成されている。
例えば、ペア状態が「SNPL」の場合には、ペア設定したのみでデータのコピーがいまだ実行されていない状態を示し、ペア状態が「COPY」の場合には、データのコピーが実行中である状態を示し、ペア状態が「PAIR」の場合には、データのコピーが完了している状態を示している。
また「ページ解除」欄7203にチェックがある場合には、データのコピー時に副側仮想ボリュームSVのページPが自動的に解除されることを示している。なお、ページP解除とは、仮想ボリュームVと実ボリュームRとに対応付けられるページ(記憶領域)を解除して仮想ボリュームVを削除することをいい、具体的には実ボリュームR内のページ(記憶領域)に記憶されているデータを消去し、当該ページ(記憶領域)が新たなデータを格納できるように使用可能な状態にすることをいう。
(3−2)ボリューム管理テーブル
ボリューム管理テーブル721は、夫々のストレージ装置5ごとに保持されるテーブルであって、仮想ボリュームVと実ボリュームRとの対応付けを管理するテーブルである。
ボリューム管理テーブル721は、図5に示すように、仮想ボリューム番号を示す「仮想ボリューム番号」欄7210、仮想ボリュームVの記憶領域を示す「仮想ページ番号」7211、仮想ボリューム番号に対応付けられる「実ボリューム番号」欄7212、仮想ボリュームVのスロット番号に対応付けられる「実ページ番号」欄7213、及び、実ボリュームRに対応付けられる「ハードディスク番号」欄7214、とから構成されている。

(3−3)ページ初期化テーブル
ページ初期化テーブル722は、実ボリュームR内に記憶されているデータの消去を対象とする記憶領域をページ単位で管理するテーブルである。本実施の形態では、ページ解除によって記憶領域が初期化されるのは副側仮想ボリュームSV内の記憶領域のため、このテーブル722は、特に副側のストレージ装置5Bの共有メモリ72に格納されている必要がある。
また図6に示すように、ページ初期化テーブル722は、初期化を対象とする記憶領域をページ番号で示した「初期化対象のページ番号」欄7220から構成される。
(3−4)ページ使用可能テーブル
ページ使用可能テーブル723は、実ボリュームR内の記憶領域のうち、データを記憶できる記憶領域をページ単位で管理するテーブルである。
また図7に示すように、ページ使用可能テーブル723は、データを記憶できる記憶領域をページ番号で示した「使用可能なページ番号」欄7230から構成される。
(4)各種の処理
本実施の形態では、図8に示すように、正副仮想ボリュームPV、SV間において、ペア設定処理P1、ページ解除処理P2、コピー処理P3と順次行うことができる。以下では各処理について説明する。
(4−1)ペア設定処理
上述した各種テーブルを用いて、仮想ボリュームVのペアを設定する処理について説明する。ペア設定処理は、管理者が正側のストレージ装置5Aを管理するストレージナビゲータ8Aの管理画面80で行う。ペア設定処理P1は、管理者がストレージナビゲータ8Aの管理画面から操作すると、ストレージナビゲータ8A内のCPUがペア設定プログラム724を呼び出して実行される。
まず、図9に示すように、管理者がペア設定を希望する正側仮想ボリュームPVを選択する(S1)。具体的には、図10に示すように、ストレージナビゲータ8Aの管理画面80Aに、ペア操作画面S1が出力される。画面左欄C1には、正側のストレージ装置5Aのポート番号がツリー構造で示されている。そのポート番号の1つを選択すると、選択したポート番号と接続される仮想ボリュームリストが仮想ボリュームテーブル720として画面右上欄C2に出力される。管理者は、この仮想ボリュームテーブル720から、任意の仮想ボリュームVを選択する。
このとき、管理者は、選択した任意の仮想ボリュームVを正側仮想ボリュームPVとして設定する場合には、画面右下にある「適用」ボタンB1を押す。一方、管理者は、ペア操作自体をキャンセルする場合には「キャンセル」ボタンB2を押す。
なお、画面右下欄C3には、ペア設定として選択した副側仮想ボリュームSVに関する情報が出力される。現時点においてはペア設定前なので、画面右下欄C3は何の情報も出力されていない。また、画面中央欄C4も副側仮想ボリュームSVに関する情報のため、後述する。
管理者が「適用」ボタンB1を押すと、図11に示すような設定画面S2が管理画面80Aに出力されるので、管理者は副側仮想ボリュームSVを選択する(S2)。設定画面S2には、ステップS1で選択した正側仮想ボリュームPVの番号及びポート番号が表示されているので、管理者がこの正側仮想ボリュームPVとペア設定を希望する副側仮想ボリュームSV番号等、副側仮想ボリュームSVに関する情報を画面S2から選択する。
管理者は、副側仮想ボリュームSV番号欄C4をプルダウンし、任意の副側仮想ボリュームSVを選択できる。同様に、管理者は副側のストレージ装置番号欄C5から任意の副側のストレージ装置5Bを選択できる。また管理者は、副側ポート番号欄C6から使用する副側のポートPについて選択できる。そして、管理者は個数欄C7から作成する副側仮想ボリュームSVの個数を選択できる。
また、管理者は、ページ解除欄C8から副側仮想ボリュームSVのページ解除の有無についても選択できる。このページ解除欄C8をプルダウンすることにより、管理者が、ペア設定する副側仮想ボリュームSVに対し、現在副側仮想ボリュームSVの記憶領域に割り当てられるページPの全てを解除するか、否かを選択できる。
例えば、管理者は、副側仮想ボリュームSVに関する情報として、副側仮想ボリューム番号「0001」、副側ストレージ装置番号「63507」、副側ポートP番号「0001」、個数「02」、及びページP「全解除」を選択する。
このように選択した副側の情報を設定する場合には、管理者は、画面S2の右下にある「設定」ボタンB3を押す。一方、副側の情報をキャンセルする場合には、管理者は、画面S2の右下にある「キャンセル」ボタンB4を押す。
管理者が「設定」ボタンB3を押すと、副側仮想ボリュームSVに関する情報を設定する(S3)。図12のペア操作画面S3に示すように、画面S3の右下欄に、ステップS2で選択した副側仮想ボリュームSVに関する情報が表形式で出力される。例えば、5番の正側仮想ボリュームPVに対応する副側仮想ボリュームSVを設定する場合には、ペア設定する予定の副側仮想ボリュームSVに関する情報が画面S3の右下欄C3に表示される。
このとき、右下欄C3に表示される副側仮想ボリュームSVに関する情報を選択すると、画面中央欄C4のボリューム使用容量に、現在の副側仮想ボリュームSVの使用容量が表示される。ここでは、既に使用済の使用容量X、全容量Yが表示される。
管理者は「適用」ボタンB1を押すと、右下欄C3に出力された副側仮想ボリュームSVに関する情報が仮想ボリュームテーブル720に登録される(S4)。図13のペア操作画面S4に示すように、画面S4の右上欄C2に、登録された内容が反映される。特に、管理者がステップS2で「ページ全解除」の設定をした場合には、「ページ解除」欄7203にチェック表示がなされる。
内容が反映されると、ペア設定処理P1は終了する。
(4−2)ページ解除処理
次に、ペア設定をした正副仮想ボリュームPV、SV間でコピーを実行する前に、副側仮想ボリュームSVに対して行うページ解除処理P2について説明する。この処理は、正副ストレージ装置5のチャネルアダプタ70内のマイクロプロセッサ700(図示せず)が、それぞれのページ解除プログラム725に基づいて実行する。またこの処理は、特に副側仮想ボリュームSVの記憶領域が既に管理者やユーザによって使用されている場合に有効である。さらにこの処理は、ペアを設定するタイミング又は管理者やユーザが指示するタイミングで副側のストレージ装置5Bが実行する。
まず、管理者が正側のストレージナビゲータ8Aの管理画面80Aからページ解除の指示を行い、正側のストレージ装置5Aがその指示を受信すると、このページ解除処理P2が開始する。
次に、図14に示すように、正側のストレージ装置5Aは、ページ解除の指示を副側のストレージ装置5Bに送信する(S10)。
副側のストレージ装置5Bは、ページ解除の指示を受信すると(S11)、解除指示を受けた副側仮想ボリュームSVのページ番号を確認し、このページ番号に対応する副側実ボリュームSRのページ番号を、ボリューム管理テーブル721で確認する。
副側のストレージ装置5Bは、副側仮想ボリュームSVと副側実ボリュームSRとが対応付けされているページを解除する(S12)。その後、副側のストレージ装置5Bは、ページ初期化テーブル722に対応付けを解除した副側実ボリュームSRのページ番号を登録する(S13)。
例えば、図8に示すように、16個分のスロットSに分割される副側仮想ボリュームSVの記憶領域が使用済みの領域であるとする。そして、4個分のスロットSで1個分のページPが形成されるとする。この場合、副側仮想ボリュームSVと実際の副側実ボリュームSRとはページ単位により4箇所の対応付けがなされていることになる。
図15にページ解除の概念図を示す。このページ解除処理P2を実行することで、副側仮想ボリュームSVと実際の副側実ボリュームSRとの対応付けが解除される。副側実ボリュームSRの記憶領域である4箇所のページ番号を5、8、10、11とすると、これらのページ番号をページ初期化テーブル722に登録する。
その後、副側のストレージ装置5Bは、副側実ボリュームRに対してページ解除実行処理を行って、副側実ボリュームR内の記憶領域を使用可能な領域にする(S14)。
副側のストレージ装置5Bは、副側仮想ボリュームSVに対して副側仮想ボリュームSVのページPと対応付けられる副側実ボリュームSRのページPを解除し、全てのページ解除が終了するまで繰り返しページ解除実行処理を実行する(S15:NO)。
こうして全てのページ解除が終了すると(S15:YES)、副側のストレージ装置5BはページP解除の完了報告とコピー開始の指示とを正側のストレージ装置5Aに送信し(S16)、副側のストレージ装置5Bでのページ解除処理は終了する(S17)。
正側のストレージ装置5Aは、ページ解除の完了報告とコピー開始の指示とを受信すると(S18)、ページ解除処理P3を終了する(S19)。
以上のように、ペア設定した時点で副側仮想ボリュームSVの記憶領域が使用済である場合にも、ページ解除処理により、副側仮想ボリュームSVの記憶領域をすべて初期化することができる。
(4−3)ページ解除実行処理
では、ステップS12において、副側のストレージ装置5B側で副側仮想ボリュームSV内のページ解除を実行する処理について説明する。ページ解除実行処理は、副側のストレージ装置5Bのチャネルアダプタ70B内のマイクロプロセッサ700Bが、ページ解除実行プログラム726に基づいて実行する。
図16に示すように、マイクロプロセッサ700Bは、ページ解除の指示を受信すると、ページ解除実行処理を開始する(S20)。
そして、マイクロプロセッサ700Bは、共有メモリ72B内にあるページ初期化テーブル722を参照し、ページ番号がページ初期化テーブル722に登録されている場合には(S21:YES)、登録されたページ番号の記憶領域を初期化して、データを消去する(S22)。
その後、マイクロプロセッサ700Bは、初期化したページ番号をページ使用可能テーブル723に登録する(S23)。
例えば図15に示すように、副側実ボリュームSRについて初期化したページ番号が「5」番であるとすると、マイクロプロセッサ700Bは、初期化した5番のページPをページ使用可能テーブル723に登録する。
そうして、マイクロプロセッサ700Bは、ページ初期化テーブル723に登録されたページ番号がなくなるまでステップS21からS23の処理を実行すると(S21:NO)、ページ解除実行処理を終了する(S24)。
このように、副側仮想ボリュームSVと副側実ボリュームSRとのページの対応付けが解除されると、実際のデータが記憶される副側実ボリュームSR内の記憶領域を初期化し、使用可能な記憶領域とすることができる。
(4−4)コピー処理
ステップS18において、正側のストレージ装置5A側でページ解除完了報告とコピー開始指示とを受信した場合に、正副仮想ボリュームPV、SV間でデータのコピーをする処理ついて説明する。コピー処理P3は、管理者からの指示を管理画面80Aを介して受信した正副ストレージ装置5のチャネルアダプタ70内のマイクロプロセッサ700が、それぞれのコピープログラム727に基づいて実行する。
まず、正側のストレージ装置5Aは、ページ解除完了報告とコピー開始指示とを受信した場合に、コピー処理P3を開始する。
次に、正側のストレージ装置5Aは、正側仮想ボリュームPV内の全てのページPが副側仮想ボリュームSVにコピー済が否かをチェックする(S30)。正側のストレージ装置5Aは、正側仮想ボリュームPV内の全てのページPについてコピーが完了していないと判断すると(S30:NO)、チェック対象のページPにデータが格納されているか否かをチェックする(S31)。
そして、正側のストレージ装置5Aは、チェック対象のページPにデータが格納されている場合には(S31:YES)、当該ページP内のデータを、対応付けられている副側仮想ボリュームSVのページPに送信する(S32)。
正側のストレージ装置5Aは、ページ単位でデータが格納されているか否かを繰り返しチェックし(S31:NO)、データが格納されている場合には(S31:YES)、その都度、対応付けられている副側仮想ボリュームSVのページPに送信する(S32)。
副側のストレージ装置5Bは、ステップS16において、正側のストレージ装置5AにページP解除完了報告とコピー開始指示とを送信した時点で、コピー処理P3を開始している。このため、副側のストレージ装置5Bは、ページ単位で送信されるデータを受信すると、対応する副側仮想ボリュームSVのページPに当該データが格納される(S33)。すなわち、副側仮想ボリュームSVのページPに対応付けられる副側実ボリュームSRのページPにデータが随時格納されることとなる。全ての副側仮想ボリュームSV内の対応する全てのページPへのコピーが終了すると、コピー処理を終了する(S34)。
一方、正側のストレージ装置5Aは、全てのページPが副側仮想ボリュームSVにコピー済であることをチェックすると(S30:YES)、コピー処理P3を終了する(S35)。
例えば、図8に示すように、正側仮想ボリュームPVのスロットS1〜16のうち、スロットS1〜8にデータが格納されているとする。このコピー処理P3を実行することで、スロットS1〜8に格納されるデータのみを、対応する副側仮想ボリュームSVのスロットS1〜8にページ単位でコピーすることができる。したがって、副側仮想ボリュームSVのスロットS9〜16は、有効に当該記憶領域を使用することができる。
図18は、任意の時刻での副側仮想ボリュームSVのページ使用容量及びその履歴を出力した画面S5である。画面左の棒グラフG1は、任意の時刻での副側仮想ボリュームSVのページ使用容量を示している。また画面右のグラフG2は、任意の時刻での副側仮想ボリュームSVのページ使用容量の履歴を示している。ページ使用容量が多いということは、それだけ副側実ボリュームSRと対応付けられるページ(記憶領域)が多いということである。グラフG2は、ポイントPO1時点でページ解除が始まり、ポイントPO2時点で徐々に副側仮想ボリュームSVのページ使用容量が減少し、ポイントPO3時点で再び副側仮想ボリュームSVのページ使用容量が増加していることがわかる。これにより、一旦ポイントPO2〜PO3までの間でページ解除処理P3により、副側仮想ボリュームSVを有効に使用できる記憶領域が増えたことがわかる。
このように、従来では、図19に示すように、ペア設定のみをした時点で副側仮想ボリュームSVが5TB使用されていた場合に、正側仮想ボリュームPVからは1TBのデータをコピーするのみであっても、ゼロデータを含む5TBのデータを転送して、初めて正副仮想ボリュームPV、SV間が一致していた。そのため、正側仮想ボリュームPVの使用容量が1TBにも関わらず、副側仮想ボリュームSVでは5TBの使用容量となっていた。特に使用容量に応じて課金するシステムでは、費用を支払うユーザにとって多大な負担となっていた。
本実施の形態では、副側仮想ボリュームSVのページPを解除することで、使用容量も解除されるので、正側仮想ボリュームPVからは本来のデータ分である1TBを転送するだけでよいため、副側仮想ボリュームSVの使用容量も1TBですむ。このため、図20に示すように、副側仮想ボリュームSVの使用容量を有効に活用することができる。
なお、本実施の形態では、ページ単位で管理やコピーを実施したが、スロット単位で管理やコピーを実施してもよい。
また、ペア設定処理、ページ解除処理、コピー処理は、ストレージナビゲータ8Aの管理画面80Aから管理者が操作することを記載したが、ストレージナビゲータ8Bの管理画面80Bやホスト装置2から操作してもよい。
本実施の形態では、副側仮想ボリュームと副側実ボリュームとのページ解除について説明をしたが、正側仮想ボリュームと正側実ボリュームとのページ解除についても適用される処理である。
(5)本実施の形態の効果
以上のように、本実施の形態では、ペア設定する際に副側仮想ボリュームの記憶領域が使用済であっても、副側仮想ボリューム内のデータが実際に格納される実ボリュームの記憶領域を初期化して、副側仮想ボリューム内の記憶領域を使用できる状態にするので、ユーザの無駄な費用や無駄な操作を回避し、かつ、不要となる副側の仮想ボリュームの使用容量を有効に活用することができる。
本発明は、1又は複数のストレージ装置を有する記憶システムや、その他の形態の記憶システムに広く適用することができる。
本実施の形態における記憶システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態における論理ボリュームを説明する概念図である。 本実施の形態における共有メモリの内容を示すブロック図である。 本実施の形態における仮想ボリュームテーブルを示す図表である。 本実施の形態におけるボリューム管理テーブルを示す図表である。 本実施の形態におけるページ初期化テーブルを示す図表である。 本実施の形態におけるページ使用可能テーブルを示す図表である。 本実施の形態における各種処理を説明する説明図である。 本実施の形態におけるペア設定処理を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるペア設定画面を示す画面図である。 本実施の形態におけるペア設定画面を示す画面図である。 本実施の形態におけるペア設定画面を示す画面図である。 本実施の形態におけるペア設定画面を示す画面図である。 本実施の形態におけるページ解除処理を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるページ解除処理を示す説明図である。 本実施の形態におけるページ解除実行処理を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるコピー処理を示すフローチャートである。 本実施の形態における副側仮想ボリュームのページ使用容量及びページ使用容量の履歴を出力した画面図である。 従来の仮想ボリュームの使用容量を説明する説明図である。 本実施の形態における仮想ボリュームの使用容量を説明するグラフである。
符号の説明
1……記憶システム、2……ホスト装置、3……ネットワーク、4……コピー用のネットワーク、5A……正側のストレージ装置、5B……副側のストレージ装置、60A、60B……ハードディスク、70……チャネルアダプタ、700……マイクロプロセッサ、71……スイッチ、72……共有メモリ、73……キャッシュメモリ、74……ディスクアダプタ、8……ストレージナビゲータ、80……管理画面、720……仮想ボリュームテーブル、721……ボリューム管理テーブル、722……ページ初期化テーブル、723……ページ使用可能テーブル、724……ペア設定プログラム、725……ページ解除プログラム、726……ページ解除実行プログラム、727……コピープログラム。

Claims (14)

  1. 複数のディスクの記憶領域から形成される実ボリュームと、前記実ボリュームの記憶領域動的に提供される仮想ボリュームとを提供するストレージ装置を有する記憶システムであって、
    前記実ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、前記仮想ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域とを対応付けるページ領域対応情報と、
    ホスト装置からのデータを格納する正側の仮想ボリュームのコピーデータを格納するために副側の仮想ボリュームとしてペア設定するペア設定部と、
    前記副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除するページ解除部とを備え
    前記ペア設定部は、
    ペア設定の対象として、既に使用されて前記実ボリュームのページ領域が割当て済みの副側の仮想ボリュームが選択された場合、選択された既に使用済みの副側の仮想ボリュームを前記副側の仮想ボリュームとしてペア設定し、
    前記ページ解除部は、
    前記ペア設定部により前記既に使用済みの副側の仮想ボリュームがペア設定されたタイミングで、前記既に使用済みの副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除する
    ことを特徴とする記憶システム。
  2. 前記正側の仮想ボリュームのページ領域に前記データが格納されている場合には、ページ解除部により前記副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の仮想ボリュームにコピーデータを格納するコピー処理部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1記載の記憶システム。
  3. 前記副側の仮想ボリュームは、
    前記ホスト装置からのデータを格納する正側のストレージ装置に接続される副側のストレージ装置によって提供される
    ことを特徴とする請求項1記載の記憶システム。
  4. 前記副側の仮想ボリュームのページ領域と前記副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の実ボリュームのページ領域を初期化対象のページ領域として管理するページ初期化情報と、
    初期化した前記副側の実ボリュームのページ領域を使用可能なページ領域として管理するページ使用可能情報とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1記載の記憶システム。
  5. 前記ページ解除部は、
    前記ページ初期化情報に基づいて、前記副側の仮想ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の実ボリュームのページ領域を初期化し、
    初期化した前記副側の実ボリュームのページ領域を使用可能なページ領域として前記ページ使用可能情報に登録する
    ことを特徴とする請求項4記載の記憶システム。
  6. 複数のディスクの記憶領域から形成される実ボリュームと、前記実ボリュームの記憶領域動的に提供される仮想ボリュームとを提供するストレージ装置を有する記憶システムの解除方法であって、
    前記実ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、前記仮想ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域とをページ領域対応情報として対応付ける対応付けステップと、
    ホスト装置からのデータを格納する正側の仮想ボリュームのコピーデータを格納するために副側の仮想ボリュームとしてペア設定するペア設定ステップと、
    前記副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除するページ解除ステップとを備え
    前記ペア設定ステップでは、
    ペア設定の対象として、既に使用されて前記実ボリュームのページ領域が割当て済みの副側の仮想ボリュームが選択された場合、選択された既に使用済みの副側の仮想ボリュームを前記副側の仮想ボリュームとしてペア設定し、
    前記ページ解除ステップでは、
    前記ペア設定ステップにおいて前記既に使用済みの副側の仮想ボリュームがペア設定されたタイミングで、前記既に使用済みの副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除する
    ことを特徴とする解除方法。
  7. 前記正側の仮想ボリュームのページ領域に前記データが格納されている場合には、ページ解除部により前記副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の仮想ボリュームにコピーデータを格納するコピー処理ステップをさらに備える
    ことを特徴とする請求項6記載の解除方法。
  8. 前記副側の仮想ボリュームは、
    前記ホスト装置からのデータを格納する正側のストレージ装置に接続される副側のストレージ装置によって提供される
    ことを特徴とする請求項6記載の解除方法。
  9. 前記副側の仮想ボリュームのページ領域と前記副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の実ボリュームのページ領域を初期化対象のページ領域としてページ初期化情報で管理するステップと、
    初期化した前記副側の実ボリュームのページ領域を使用可能なページ領域としてページ使用可能情報で管理するステップとをさらに備える
    ことを特徴とする請求項6記載の解除方法。
  10. 前記ページ解除ステップでは、
    前記ページ初期化情報に基づいて、前記副側の仮想ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の実ボリュームのページ領域を初期化し、
    初期化した前記副側の実ボリュームのページ領域を使用可能なページ領域として前記ページ使用可能情報に登録する
    ことを特徴とする請求項9記載の解除方法。
  11. ホスト装置からのデータを格納する正側の仮想ボリュームを有する正側のストレージ装置と接続し、かつ、複数のディスクの記憶領域から形成される副側の実ボリュームと前記副側の実ボリュームの記憶領域動的に提供される副側の仮想ボリュームとを提供する副側のストレージ装置であって、
    前記副側の実ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域と、前記副側の仮想ボリュームの記憶領域を所定の記憶領域に区切ったページ領域とを対応付けるページ領域対応情報と、
    前記正側の仮想ボリュームのコピーデータを格納するために前記副側の仮想ボリュームをペア設定するペア設定部と、
    前記副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除するページ解除部とを備え
    前記ペア設定部は、
    ペア設定の対象として、既に使用されて前記実ボリュームのページ領域が割当て済みの副側の仮想ボリュームが選択された場合、選択された既に使用済みの副側の仮想ボリュームを前記副側の仮想ボリュームとしてペア設定し、
    前記ページ解除部は、
    前記ペア設定部により前記既に使用済みの副側の仮想ボリュームがペア設定されたタイミングで、前記既に使用済みの副側の仮想ボリュームのページ領域と予め対応付けられている副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除する
    ことを特徴とする副側のストレージ装置。
  12. 前記正側の仮想ボリュームのページ領域に前記データが格納されている場合には、ページ解除部により前記副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の仮想ボリュームにコピーデータを格納するコピー処理部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項11記載の副側のストレージ装置。
  13. 前記副側の仮想ボリュームのページ領域と前記副側の実ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の実ボリュームのページ領域を初期化対象のページ領域として管理するページ初期化情報と、
    初期化した前記副側の実ボリュームのページ領域を使用可能なページ領域として管理するページ使用可能情報とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項11記載の副側のストレージ装置。
  14. 前記ページ解除部は、
    前記ページ初期化情報に基づいて、前記副側の仮想ボリュームのページ領域との対応付けを解除した前記副側の実ボリュームのページ領域を初期化し、
    初期化した前記副側の実ボリュームのページ領域を使用可能なページ領域として前記ページ使用可能情報に登録する
    ことを特徴とする請求項13記載の副側のストレージ装置。
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