JP5158635B2 - パーソナル・サービス支援のための方法、システム、および装置 - Google Patents

パーソナル・サービス支援のための方法、システム、および装置 Download PDF

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Description

本発明は、仮想世界におけるユーザの課題に対する問い合わせを補助するためのパーソナル・サービス支援方法、支援システム、およびパーソナル・サービス支援装置に関する。
コンピュータ上で作り出される仮想世界においては、ユーザの分身であるキャラクタ(以下、アバタという)は様々な場所、場面、および対象物に接し、実世界に似た形で仮想世界内のコミュニティでの経験を重ねていく。しかし、初めての場所、場面、および対象物についての知識がアバタに不足している場合に、アバタの知識不足をフォローするためのヘルプ技術が不可欠である。
また、仮想世界において、ヘルプの主要な提供者が周囲の他のユーザや店員等のアバタであり、現実世界と同様に、アバタ同士の対面対話にてヘルプが提供される可能性が高いという特徴がある。このため、対話形式でのヘルプ履歴を、ヘルプの主要な提供者である周囲の他のユーザや店員等のアバタが利用することができるようにした仮想世界特有のヘルプ技術が必要である。
ヘルプ技術として、主にコールセンターでのユーザからの問い合わせログ等をもとに作成された対話形式のヘルプ履歴から類似検索等の技術で抽出されたテキスト及び提携項目の内容と、ユーザの問い合わせ内容との類似度が高いものをユーザに回答として提示する方法が、いろいろと提案されている。
例えば、特許文献1には、問い合わせに回答するための知識ベースを更新する方法が開示されている。特許文献1に記載の方法によれば、問い合わせまたはコメントを含むメッセージに対して自動的に応答するために、前記メッセージおよび前記メッセージに対する回答や問い合わせ回数等の統計情報を有する知識データベースが使用する方法を提供する。また、知識データベースにて応答できない場合には、主題エキスパートまたは予め作成されているヘルプ・リストの人物にその問い合わせを供給し、前記主題エキスパートが知識ベースを更新する方法を提供する。
また、特許文献2には、問い合わせに対して迅速な応答を入手するために、ヘルプ・リストの人物を補助する方法及び装置を提供する方法が開示されている。特許文献2に記載の方法によれば、特許文献1と同様に、問い合わせまたはコメントを含むメッセージおよび前記メッセージに対する回答や問い合わせ回数等の統計情報を有する知識データベースが使用されており、電子メールに記載された問い合わせまたはコメントを含むメッセージを受信し、知識ベースが前記メッセージに対する適切な応答を含まない場合には、専門家に自動的に前記メッセージを送信し、主題エキスパートに前記メッセージに応答をしてもらう方法を提供する。
また、特許文献3には、過去の質問および回答と専門家が有する知識との両方を用いることにより、業務を遂行するユーザの行動を支援する新たな方法が開示されている。特許文献3に記載の方法によれば、保存された質問内容と回答内容との対応履歴情報を保存し、ユーザからの新規質問の回答要求があった際に、該ユーザ及び他ユーザからの質問回答要求に応答して作成された該ユーザの担当する指定の業務についての対応履歴情報を取得して、それを新規質問に答える回答者または質問者であるユーザが参照する画面に表示する。
特表2001−504960号公報 特開2002−133295号公報 特開2007−115259号公報
しかしながら、特許文献1,2,3に記載のいずれの方法においても用いられているヘルプ履歴は、ユーザからの問い合わせおよびそれに対するエージェントの回答を記録しているに過ぎないため、再利用可能な形で記録されていないという問題点がある。ここで、エージェントとは、ユーザに対する質問に回答する人またはアバタをいう。また、ヘルプ履歴には類似する問い合わせおよび回答が存在し、情報が冗長であるという問題点がある。更に、特許文献1,2,3に記載のいずれの方法もヘルプ履歴から回答を取得する際にテキスト情報の類似検索を用いているが、仮想世界において質問対象となる対象物の位置や対象物自体の連続的な変化が検索条件として記述できないなど、仮想世界におけるヘルプ履歴から回答を取得する際に類似検索を用いるのは不向きであるという問題点がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、仮想世界において取得されたユーザの問い合わせとそれに対するエージェントの回答との対話履歴を再利用可能な形に編集することにより、対話履歴を用いてユーザの課題に対する問い合わせを補助するパーソナル・サービス支援方法、支援システム、支援装置、および、コンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の1つの態様によると、仮想世界におけるユーザの課題に対する問い合わせを補助するパーソナル・サービス支援のための方法を提供する。パーソナル・サービス支援方法は、仮想世界におけるユーザの課題に対する問い合わせに回答するエージェントと前記ユーザの間の対話とを記憶するステップと、前記記憶された対話が前記ユーザと前記エージェントとの発話単位をノードとするリスト構造であることと、前記ノードの情報とに基づいて、前記リスト構造の対話を結合し、分岐木構造の対話を作成するステップと、前記作成された分岐木構造の対話を記録するステップと、を含む。
「仮想世界」とは、ネットワーク上のコンピュータが作り出す仮想世界や環境であり、2次元および3次元のいずれをも含む。また、「対話」とは、アバタが言葉を発することをいい、あるアバタが言葉を発し始めてから、異なるアバタが言葉を発するまでを1つの単位とする。「リスト構造」とは、データが鎖状に、またはリンクでつながれ、次々とデータをたどっていくことができるデータ構造をいう。一方、「分岐木構造」もまた、データ構造の一種であり、ある階層に属する1つのデータから下位階層に位置する、1つまたは複数のデータが、枝分かれした状態で配置されている構造のことである。「分岐木構造」では、各階層は親子関係を持っており、親は1つまたは複数の子を持ち、その子はさらに、自分を親として、1つまたは複数の子を持つことができる。しかし、子は複数の親を持つことはない。なお、分岐木構造は、その特殊な場合、すなわち分岐が常に1つしかないものとして、リスト構造を含む。
本態様によれば、ユーザとエージェントとのリスト構造の対話を結合し分岐木構造の対話を作成することにより、冗長な対話を削除することができ、体系的に対話を記録することができる。また、分岐木構造の対話を作成することにより、ユーザは対話を正引きだけでなく、逆引きすることもできる。
また、本態様の別の形態によると、更に、前記ユーザまたは前記エージェントが要求する所定の条件に基づいて、前記記録された分岐木構造の対話を検索するステップを備える。本形態によれば、記録されている分岐木構造を、課題を有するユーザ自身が検索することで、課題を自己解決することができる。また、エージェントも記録されている分岐木構造を検索することができ、ユーザからの要求に対して回答がわからない場合にも分岐木構造を検索することで回答を行うことができる。
また、本態様の別の形態によると、前記ノードの情報は、前記対話の内容および前記対話の状況に関する定型情報である。「対話状況に関する定型情報」とは、例えば、対話を行ったユーザIDやエージェントID、ユーザやエージェントの位置、対話の際に近傍にある対象物等の情報である。本形態によれば、これらの情報により、関連のある対話を特定し、結合することができる。
また、本発明は更に別の態様として、パーソナル・サービス支援システム、支援装置、およびコンピュータにおいて実行されるコンピュータ・プログラムとしても提供できる。
本発明によれば、仮想世界において取得されたユーザの問い合わせとそれに対するエージェントの回答との対話履歴を再利用可能な形に編集することにより、対話履歴を用いてユーザの課題に対する問い合わせを補助するパーソナル・サービス支援方法、支援システム、支援装置、および、コンピュータ・プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用したサービス支援システム1の一実施態様の構成を示す図である。クライアント端末200−1、200−2・・・200―n(以下、ユーザのクライアント端末200−1とし、エージェントのクライアント端末を200−2とする。また、ユーザのクライアント端末200−1とエージェントのクライアント端末200−2を区別する必要がない場合は、単にクライアント端末200という。)は、インターネットやイントラネットに代表されるネットワーク300と接続され、サーバ装置100と送受信が行えるようになっている。また、ユーザのクライアント端末200−1とエージェントのクライアント端末200−2とは、ネットワーク300およびサーバ装置100を介して情報のやり取りを行うことができる。なお、本構成におけるサーバ装置100は必ずしも1台とは限らず、複数台で構成されてもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図2は、本実施形態にかかるサービス支援システム1のクライアント端末200とサーバ装置100の基本システム構成図を示す図である。サーバ装置100は、通信部101、対話制御部110、および対話ログデータベース120(以下、簡略化のためデータベースをDBという)を備える。対話制御部110は、対話セッション管理部111、対話セッション分析部112を有する。一方、クライアント端末200は、通信部201、出力部204、入力部205、および対話ログDB220を備える。なお、クライアント端末200も、対話セッション管理部、および対話セッション分析部を有することができる。図2において、対話ログDBは、サーバ装置100およびクライアント端末200の両方に備えられているが、必ずしも両方に備えなくてもよい。
以下にサーバ装置100およびクライアント端末200の各機能部について説明する。通信部101,201は、ユーザのクライアント端末200−1とエージェントのクライアント端末200−2間で行われる対話情報や、クライアント端末200からサーバ装置100への操作情報の送受信を行う。対話セッション管理部111は、ユーザとエージェントとの対話ログを取得し、対話ログの編集を行う。対話セッション分析部112は、ユーザまたはエージェントの要求により、対話ログの検索を行う。
サーバ装置100の対話ログDB120およびクライアント端末200の対話ログDB220は、ユーザとエージェントとの質問および回答の対話ログを記録する。サーバ装置100の対話ログDB120は、複数のユーザと複数のエージェントとの対話ログを記憶することにより、様々な事象の対話ログが記憶されている。一方、複数のユーザおよび複数のエージェントから参照されるため、個人情報保護の観点から名前や住所といった個人情報を、サーバ装置100の対話ログDB120に記憶する対話ログから除く必要がある。また、不特定多数のユーザやエージェントに公開するために、対話ログDB120に記憶する際に対話を行ったユーザの許可が必要となる場合もある。更に、サーバ装置100の対話ログDB120は、所定の分類毎に分けることができ、例えば、仮想世界内の場所毎に設け、複数備えることも可能である。
一方、クライアント端末200の対話ログDB220は、クライアント端末200の対話ログDB220を備えるクライアント端末200のユーザまたはエージェントに関する対話ログのみを記録し、参照するのはクライアント端末200のユーザまたはエージェントのみである。そのため、クライアント端末200の対話ログDB220に記憶する対話ログは、個人情報を含むことができるため対話をそのままの形で記憶することができる。また、様々な事象は記憶されていないが、対話をそのままの形で記憶することができるため、具体的なFAQとして利用することができる。以下、対話ログDBとした際には、特記しない限りは、サーバ装置100の対話ログDB120、ユーザのクライアント端末200−1の対話ログDB220、エージェントのクライアント端末200−2の対話ログDB220のいずれも示す。
通信部101は受信部の一例であり、対話ログDB120および対話ログDB220は対話記憶部の一例であり、対話セッション管理部111は対話作成部の一例であり、対話セッション分析部112は対話検索部の一例である。なお、各記憶部はハード・ディスク上のDBに限らず、メモリ、磁気テープやフレキシブル・ディスク等の外部記憶装置でもよい。サーバ装置100とクライアント端末200のハードウェア構成については後述する。
ここで、ユーザおよびエージェントについて説明する。ユーザとは質問を行う人であり、エージェントとはユーザの質問に回答する人である。ユーザであった人がエージェントになることも、エージェントであった人がユーザとなることもできる。ユーザもエージェントも、仮想世界に自己の分身であるアバタを有し、アバタのチャット、例えば、テキストや音声、を通じて質問と回答のやり取りを行う。
図3は、新規対話ログ取得処理のフローチャートである。ユーザのクライアント端末200−1の入力部205にて入力されたヘルプ要求(ユーザの課題に対する問い合わせ)が、通信部201,101を介してサーバ装置100の対話制御部110に送られると、処理が開始する。ユーザはヘルプ要求を様々な形で行うことができ、例えば、チャットを用いて質問を行うことや、ある動作をすることにより自動的にヘルプ要求を行うことができる。ここでは、ユーザの質問により、ヘルプ要求がなされた場合について説明する。
ステップS301において、対話制御部110は、ユーザからのヘルプ要求がエージェント指定であるかを判断する。エージェントを指定することにより、例えば、過去に対話を行って好印象だったエージェントや著名なエージェントと対話を行うことができる。エージェントが指定されている場合には、対話制御部110は、ユーザを指定されたエージェントと接続する(ステップS305)。一方、エージェントが指定されていない場合には、対話制御部110は、特定のトピック指示があるかを判断する(ステップS302)。特定のトピックは、ユーザの質問から抽出され、例えば、靴の販売サイトにおいて、「○○ブランドの靴を探しています」という質問からは、特定のトピックとして「○○ブランド」および「靴」が抽出される。
特定のトピックが指定されている場合には、対話制御部110は、そのトピックに回答可能なエージェントをエージェントリストから検索し、接続する(ステップS303)。エージェントリストとは、そのサイトにエージェントとして登録している人のリストであり、エージェントが詳しいトピック等の情報を有する。また、回答可能なエージェントとは、エージェントリストに登録しているエージェントのうち仮想世界にログインしていて、チャット可能なエージェントである。一方、特定のトピックが指定されていない場合には、対話制御部110は、その場面で回答可能なエージェントをエージェントリストから検索し、接続する(ステップS304)。
ステップS303、ステップS304、およびステップS305にて対話制御部110により接続されたエージェントとユーザは対話を行い、対話が終了すると、対話セッション管理部111はその対話ログを対話ログDBに記憶し(ステップS306)、処理は終了する。ユーザとエージェントとの対話が行われている間は、対話セッション管理部111は、対話制御部110内に対話ログを一時記憶する。
ステップS306にて、対話セッション管理部111が対話ログDBに記憶する対話ログについて説明する。対話ログは、対話に関する情報、発話内容、および発話に関する情報を含む。対話セッション管理部111は、対話開始時に、対話に関する情報としてユーザID、エージェントID、トピック等の情報を取得する。これらの情報は、対話ログの最初の発話に対応付けて対話ログDBに記憶され、ユーザID等の情報は対話ログ検索時のキーワード、または、後述する対話ログの合成時のキーワードとして使用される。
また、対話セッション管理部111は、発話内容、および発話に関する情報として、発話された時刻、発話場所、発話場所近傍のオブジェクト、ユーザやエージェントの移動、ユーザやエージェントの動作等をユーザおよびエージェントの発話毎に取得し、発話に対応付けて対話ログDBに記憶する。これらの情報は、ユーザID等の情報と同様に、対話ログ検索時のキーワード、または、後述する対話ログの合成時のキーワードとして使用される。また、発話内容や動作は、ユーザが自分で問題を解決するため、または、エージェントが質問の回答を行うために使用される。
対話ログの対話に関する情報は、仮想世界特有の情報、例えば、対話場所や対話場所近傍の対象物を含む。仮想世界において行われるユーザのヘルプ要求およびエージェントの回答は仮想世界特有の情報と関係しているからである。例えば、ユーザがある店舗サイトを訪れ商品を見ている場合に、ユーザが商品Aについて説明を求めるヘルプ要求をし、商品Aの前でユーザとエージェントとの対話が行われると、商品Aについての対話と対話場所が商品Aの前であるという状況は密接に関係しているからである。
次に、対話の構造について説明する。図4は、対話の1つの発話を1つノードとして置き換えた対話ログ構造図である。図4においては、ユーザの質問10に対して、エージェントの回答11がなされ、エージェントの回答11に対して、更にユーザが質問12をするという構造になっている。図4に示すように、対話は、ユーザとエージェントの1つの発話を1つのノードとし、ノード間を方向性のある線で結んだ有効グラフで表される。ノード間を方向性のある線で結ぶことができるのは、ユーザまたはエージェントの発話に基づいて次の発話が行われることにより、ノードどうしは相対順序が決まっているからである。また、対話は、ユーザとエージェントの発話が交代で出現する分岐のないリスト構造である。対話ログの場合には、始点ノードに対話に関する情報、各ノードに発話内容および発話に関する情報が付属されている。
対話ログDBに記録されている対話ログには、同一内容の質問を含む対話ログや同一の対象物に対する対話ログが含まれ、対話ログDBには対話ログが冗長に格納されている。また、同一内容の質問に対して異なる回答が行われた対話は別の対話ログとして対話ログDBに記憶されている。そのため、ユーザやエージェントは対話ログを有効に再利用することが難しい。
そこで、対話ログDBに記録された対話ログを体系的な対話ログとすることで、ユーザやエージェントが対話ログDBから質問に対する回答を検索した際の検索結果の冗長を防ぎ、ユーザやエージェントが対話ログを有効に再利用することができる。リスト構造である対話ログを編集し、分岐木構造とすることで、対話ログDBに記録された対話ログを体系的な対話ログとすることができる。以下に、分岐木構造の対話ログを作成する処理について説明する。
分岐木構造の対話ログは、対話ログDB管理者が対話ログDBに記憶されている対話ログを編集することで作成される。図5は、対話ログDBに記憶されている対話ログの編集処理のフローチャートである。対話ログDB管理者からの対話ログ編集要求が、対話セッション管理部111に送られると処理が開始する。サーバ装置100の対話ログDB120に記憶されている対話ログの編集の場合には、対話ログDB管理者はサーバ装置管理者であり、クライアント端末200の場合には、そのクライアント端末の管理者、つまりユーザまたはエージェントである。ステップS501において、対話セッション管理部111は、対話ログDB管理者からの対話ログ編集要求に、対話ログ検索条件があるか否かを判断する。検索条件には、対話ログに対話と合わせて記憶されているユーザIDや対話場所近傍にある対象物等が指定される。
検索条件がある場合には、対話セッション管理部111は、対話ログDBを検索し、検索条件に該当する対話ログを取得する(ステップS502)。検索条件を指定することにより、編集を行う対話ログを絞り込むことができる。検索条件がない場合には、対話ログDBに記録されている全対話ログが編集対象となる。次に、対話セッション管理部111は、対話ログ編集要求が2つの対話ログの連結指示であるか判断する(ステップS503)。連結を行う2つの対話ログは対話ログ管理者によって指定される。連結指示は、例えば、ディスプレイに編集対象の対話ログを表示し、対話ログ管理者が表示されている対話ログの中から連結を行う2つの対話ログを選択し、2つの対話ログの連結箇所を指定することにより行うことができる。対話ログ編集要求が2つの対話ログの連結指示である場合には、対話セッション管理部111は、指定された2つの対話ログを連結する(ステップS504)。
2つの対話ログの連結には、3つのパターンがある。2つの対話を対話ログ1、対話ログ2とすると、第1パターンは、対話ログ1の最後のノードと対話ログ2の対話の最初のノードを連結するパターンである。第2パターンは、ある対話の中に別の対話を組み込むパターンである。最後に、第3パターンは、対話ログ1と対話ログ2の同一ノードをマージし、分岐木を作成するパターンである。以下に、それぞれのパターンについて図を用いて説明する。
図6は、連結パターンを示す図である。図6(a)は、対話ログ1の最後のノードと対話ログ2の対話の最初のノードの連結する第1パターンを示す図である。対話ログ1の最後のノードと対話ログ2の最初のノードを方向性のある線で結ぶことで、対話ログ1と対話ログ2は連結される。対話ログ管理者が第1パターンの連結を行うのは、例えば、対話ログ1の最後のノードと対話ログ2の最初のノードとが有する対話が行われた位置情報が同一の場合や、対話場所近傍のオブジェクトが同一の場合である。
具体的には、対話ログ1も対話ログ2もA地点についての対話である場合や、対話ログ1も対話ログ2も商品Bを購入した時の対話である。ただし、対話の内容は異なっている必要がある。同一の内容の対話を繰り返しても意味がないからである。また、対話ログ1の最後のノードの有するユーザやエージェントの位置情報が対話ログ2の最初のノードの有するユーザやエージェントの位置情報と連接している場合にも第1パターンの連結が行われる。具体的には、隣り合うA駅とB駅があり、対話ログ1の最後のノードの位置情報がA駅であり、対話ログ2の最初のノードの位置情報がB駅である場合である。連接する場所が、何らかのつながりを有することがあるからである。このように2つの対話を連結することにより、複数の短い対話ログをつなげて、長い1つの新規対話ログを作成することができる。
次に、第2パターンについて説明する。図6(b)は、対話ログ1の中に対話ログ2を組み込む第2のパターンを示す図である。対話ログ1のノード間に対話ログ2を挿入し、方向性のある線で結ぶことで第2パターンの連結を行うことができる。対話ログ管理者が第2パターンの連結が行うのは、例えば、対話ログ1のあるノードに対して対話ログ2の最初のノードが従属関係にある場合に第2パターンの連結が行われる。具体的には、対話1が商品Aについての対話であり、対話2が対話1の中に使用されている用語についての対話である場合がある。対話2を挿入する位置は、対話の連結を行う対話ログDB管理者が決定する。
最後に、第3パターンについて説明する。図6(c)は、対話ログ1と対話ログ2の同一質問に対応するノードをマージし、分岐木を作成する第3のパターンを示す図である。対話ログ1に対話ログ2を連結する場合には、対話ログ2において対話ログ1と同一質問に対応するノード以下のリスト構造を、対話ログ1の同一質問に対応するノードの下に連結することで分岐木が作成される。逆に対話ログ2に対話ログ1を連結してもよい。対話ログ管理者が第3パターンの連結が行うのは、例えば、対話ログ1および対話ログ2が同一トピックに対する対話であり、同一質問に対して、対話ログ1と対話ログ2とが異なる回答がされている場合がある。具体的には、商品Aの購入方法を尋ねる対話において、「ショッピングは初めてですか」という質問に対し、「はい」と答えた場合の対話と、「いいえ」と答えた場合の対話である。
図5に戻って、ステップS505において、対話セッション管理部111は、対話ログ編集要求が複数の対話ログのAND連結指示であるか判断する。対話ログ編集要求が複数の対話ログのAND連結指示である場合には、対話セッション管理部111は、指定された複数の対話ログをAND連結する(ステップS506)。AND連結とは、指定された複数の対話ログ全てが実行される必要があるということを陽に表現するためのものである。ステップS506においてもステップS503と同様に、連結を行う複数の対話ログは対話ログDB管理者によって指定される。
図7は、AND連結およびOR連結を示す図である。図7(a)は、AND連結作成方法を示す図である。対話ログDB管理者は連結指示を行った複数の対話ログにANDノードを親ノードとして作成し、この親ノードに対話ログを連結し、分岐木を作成する。親ノードには、連結された複数の対話ログの共通情報が対応付けられる。例えば、指定された対話のユーザIDが同一であるならば、親ノードにはユーザIDが対応付けられる。このように、同一ユーザの過去の対話を1つに合成することにより、ユーザの備忘録や高頻度で対話するエージェントの検索に利用することができる。
続いて、対話セッション管理部111は、対話ログ編集要求が複数の対話ログのOR連結指示であるか判断する(ステップS507)。対話ログ編集要求が複数の対話ログのOR連結指示である場合には、対話セッション管理部111は、指定された複数の対話ログをOR連結する(ステップS508)。OR連結とは、指定された複数の対話ログのうちただ1つの対話だけを実行すればいいということを陽に表現するためのものである。
図7(b)は、OR連結作成方法を示す図である。対話ログ管理者は連結指示を行った複数の対話ログにORノードを親ノードとして作成し、この親ノードに対話ログを連結し分岐木を作成する。AND連結の場合同様に、親ノードには連結された対話の共通情報が対応付けられる。ある対象物についての対話を集め、ORノードを親ノードとして作成することにより、ある対象物についてのFAQを作成することができる。
続いて、対話セッション管理部111は、対話ログDB管理者が対話の編集が完了したかの判断をし(ステップS509)、対話の編集が完了した場合には、編集後の対話ログを対話ログDBに記録し(ステップS510)、処理を終了する。対話の編集が完了していない場合には、ステップS501に戻り、対話ログの編集処理を繰り返す。ステップS510において、編集後の対話ログを編集前の対話ログと同じ対話ログDBに登録しているが、編集前の対話ログは対話ログDB管理者のみが検索可能とし、一方、編集後の対話ログをユーザやエージェントが検索可能とすることで、ユーザやエージェントは編集後の対話ログのみを参照するようにすることができる。ただし、クライアント端末200においては、対話ログDB管理者がユーザまたはエージェント自身であることにより、編集前の対話ログも編集後の対話ログも参照される。編集前の対話ログの複製をとって編集後の対話ログに利用するか、もとの対話ログは消去して編集後の対話ログのみを残すことにより、編集前後の対話ログDBの内容を制御できる。
以上のように、対話ログDBに記録されている対話ログから作成された編集後の対話ログは、ユーザが自分で問題を解決するために、または、エージェントが質問の回答を行うために使用される。詳細は後述する。
上述した対話ログDBに記憶されている対話ログの編集処理において、あるノードから複数の分岐があるときには、そのノードがデフォルトとして「OR」とすることで、陽に生成するノードは「AND」に対応するノードとすることができる。このような場合に、例えば、対話場所近傍の対象物についての対話ログの説明における分岐ノードはORノードだと考えられるので、それに続く分岐木を該当のノードに連結するだけでよい。よって、分岐ノードをデフォルトとして「OR」であるとすることで、ノードへの連結作業が定型化し、編集処理の一部を自動的に行うことができる。このように、人の作業が定型化する場合には、編集作業は自動化することが可能である。あるいは、編集作業や合成される対話ログにスコアを付与する機構を考えることで、自動的に最大のスコアの合成結果を提示することにより、人の作業を軽減することができる。合成とは、図5に示すステップS503、ステップS505、およびステップS507の連結処理を示す。
図8は、2つの対話を連結する処理の具体例を示す図である。エージェントAとユーザBとの対話ログ(以下、対話ログABという)、およびエージェントXとユーザYとの対話ログ(以下、対話ログXYという)を例として用いる。最初のユーザからの質問「ディスプレイされた商品の購入方法を教えてください」と、それに対するエージェントからの質問「この店でのショッピングは初めてですか?」とが、対話ログABと対話ログXYとに共通することから対話ログDB管理者によって対話ログABと対話ログXYの連結を行い、対話ログを編集することが判断される。ここで、行われる連結は、第3パターンである。
対話の編集を行う際に、対話ログDB管理者は対話ログに見出しをつけることができる。見出しは、対話の始点ノードに対応付けられる。見出しのつけ方としては、例えば、ユーザからの質問に答える対話ログであれば、最初の質問文をそのまま見出しとし、ある対象物についての対話ログであれば、対象物名を見出しとする。見出しをつけることにより、対話ログDB管理者が対話ログの内容が一目でわかり、ログの編集することや重複を削除することが容易になる。図8において、対話ログには、対話ログABおよび対話ログXYのユーザの最初の質問である「ディスプレイされた商品の購入方法を教えてください」が見出しとして付けられる。最初の質問は見出しとされたので、対話ログのノードには含めない。
対話ログABと対話ログXYは、「この店でのショッピングは初めてですか?」との質問に「はい」および「いいえ」の異なる回答を行っているので、この質問のノードを「OR」とし、2つの異なる回答の分岐木を対応させる。このようにして、「ディスプレイされた商品の購入方法を教えてください」という場合の対話ログが編集され、この店でのショッピングが初めての場合と、初めてではない場合の2つのパターンを含むことユーザからの質問を体系的にまとめることができる。
以上、対話ログの編集について説明した。次に対話ログの利用について説明する。まず、エージェントが対話ログを利用してユーザと対話を行う場合について説明する。ユーザとの対話に、対話ログを利用することができることにより、誰もがエージェントとなることができる。図9は、エージェント要求による対話ログ検索処理と合成処理のフローチャートである。エージェント要求による対話ログ検索処理と合成処理には、エージェントのクライアント端末200−2に備えられている対話ログDB220およびサーバ装置100に備えられている対話ログDB120を用いることができる。サーバ装置100に備えられている対話ログDB120を用いる場合には、上述した理由により、エージェントは編集後の対話ログが利用される。一方、エージェントのクライアント端末200−2に備えられている対話ログDB220を用いる場合には、上述した理由により、編集前および編集後の対話ログの両方が利用される。
まず、対話セッション分析部112は、エージェントからの対話ログ検索要求に条件検索指示があるか否かの判断を行う(ステップS903)。ここで指定される検索条件は、キーワード、場所、対象物、アバタの動作等の対話ログの始点に対応付けられている情報とする。また、検索条件は複数設定してもよい。対話ログの絞込みを行うための検索であるので、検索条件はエージェントが任意で決めることができる。
条件検索指示がある場合には、対話セッション分析部112は、指定された条件にて対話ログの始点に対応付けられている情報を検索する(ステップS904)。例えば、「商品A」を条件とした場合には、始点に対応付けられている情報に商品Aを含む全ての対話ログが取得される。ステップS905において、対話制御部110は、エージェントのクライアント端末200−2の出力部204、例えば液晶ディスプレイに対話ログを表示する。エージェントからの対話ログ検索要求に検索指示がある場合には、ステップS904の検索結果の対話ログが表示され、検索指示がない場合には、対話ログDBに記録されている対話ログ全てが表示される。ディスプレイに表示された対話ログから使用する対話ログを選択し、選択した対話ログに基づいてユーザと対話を行う。
次に、対話セッション分析部112は、特定の対話ログにエージェントから連結指示があるか判断する(ステップS906)。対話を行っている中で、エージェントが対話ログどうしの連結を行うことがある。例えば、ユーザがA地点についての案内をエージェントに要求した場合に、案内後ユーザとエージェントがB地点に着き、ユーザがB地点の案内を要求するような場合である。特定の対話ログとは、エージェントが連結を行うと判断した対話ログである。ここでの連結指示は、上述した第1パターンである。
ステップS906において、エージェントから連結指示がある場合には、対話セッション分析部112は、エージェントから指定された対話ログの終点ノードに連結可能な対話ログを表示する(ステップS907)。それを基に、エージェントは対話ログの連結を行い、エージェントが指示した対話ログを連結して表示する(ステップS908)。対話ログには短い対話のものが多く含まれているため、エージェントが必要に応じて対話ログを連結し、ユーザとの対話に利用するのが望ましいからである。エージェントから連結指示がある場合にはエージェントが連結した対話ログに基づいて、エージェントから連結指示がない場合にはステップS905で表示された対話ログの中からエージェントが選択した対話ログに基づいてユーザと対話を行う(ステップS909)。
次に、ユーザが対話ログを利用して自分で課題を解決する場合について説明する。図10は、ユーザ要求による対話ログ検索処理と合成処理のフローチャートである。まず、対話セッション分析部112は、エージェント指名による対話ログの検索か否かを判断する(ステップS1001)。エージェントが指名された場合には、対話セッション分析部112は、指名されたエージェントのクライアント端末200−2の対話セッション分析部112に検索要求を渡す(ステップS1002)エージェントのクライアント端末200−2の対話セッション分析部112へ検索要求が渡されると、上述した図9のステップS903からステップS909の処理が行われる。
エージェントが指名されない場合には、対話セッション分析部113は、ステップS1003からステップS1008の処理を行うが、この処理は図9のステップS903からステップS908と同じである。ただし、図9に示す処理はエージェントのクライアント端末200−2に備えられている対話ログDB220またはサーバ装置100に備えられている対話ログDB120から対話ログを取得するが、図10に示す処理はユーザのクライアント端末200−1に備えられている対話ログDB220またはサーバ装置100に備えられている対話ログDB120から対話ログを取得する点にて異なる。なお、ステップ1003〜ステップS1008は、従来のWebサイトが提供しているセルフヘルプ機能と同様である。
ユーザは、課題を解決する際に、対話ログを利用して解決するか、エージェントと直接対話を行うことによって解決するかを選択しなければならない。ただし、指定のエージェントが不在であった場合等には、対話ログを利用することに変更することができ、対話ログから必要な回答が得られなかった場合等には、エージェントとの直接対話に変更することができる。
図11は、エージェントの分岐木を用いたFAQ合成シナリオの一例を示す図である。エージェントは対話ログを利用して、FAQを作成することができる。ここで。使用される対話ログは、エージェントのクライアント端末200−2の対話ログDB220に記憶されているものである。図11において、エージェントはヘルプ要求を、(1)ユーザからの指名によるヘルプ要求、(2)特定の対象物に関するヘルプ要求、(3)一般話題や内容に関するヘルプ要求、および(4)仮想世界で自発的にエージェントが行うヘルプ要求の4つに分類している。ただし、上記(1)と上記(4)の場合には、その後のエージェント等の回答により上記(2)または(3)に分類されることがある。これらの4つの分類に、過去に行ったエージェントの対話履歴や、特定の対象についてのFAQを対応付けることにより、エージェント独自のヘルプ要求に対するFAQを作成することができる。
図12は、ユーザの分岐木を用いたFAQ合成シナリオの一例を示す図である。図11において、ユーザは対話ログを利用して、FAQを作成することができる。ここで。使用される対話ログは、ユーザのクライアント端末200−1の対話ログDB220に記憶されているものである。図12において、ユーザは課題が生じた際の対応を、(1)エージェントや対象物の指定によりヘルプ要求、(2)特定の対象物に関するセルフヘルプ、または(3)一般的話題や内容に関するセルフヘルプの3つに分類している。上記(1)においては、エージェントが対応を行うため対話ログやFAQは対応付けられない。上記(2)および(3)については、特定の対象にFAQを対応付けることにより、ユーザ独自のヘルプ要求に対するFAQを作成することができる。
本発明を適用した場合における、ユーザへの動作候補の提示について実施例を用いて説明する。
実施例として、ユーザまたはエージェントの動作がヘルプ要求のトリガーとなる方法について説明する。ユーザまたはエージェントの動作をヘルプ要求のトリガーとするためには、対話セッション管理部111が対話ログを取得する際に、ユーザまたはエージェントの動作を対話と合わせて記憶する必要がある。動作は、対話の始点ノードのみに対応付けてもよいし、各ノードに対応付けてもよい。本例においては、対話ログの始点ノードにユーザ20が商品「くつ」を手に取るという動作が対応付けられているとする。また、ユーザまたはエージェントの動作ヘルプ要求であると判断する処理部が必要であり、判断する処理部はサーバ装置100に備えてもよいし、クライアント端末200に備えてもよい。
図13は、店舗にディスプレイしてある商品「くつ」をユーザ20が手に取った場面を示す図である。ユーザ20が商品「くつ」を手に取ったことをトリガーとして、対話ログが検索される。つまり、ユーザ20の動作をトリガーとなって対話ログが検索されることにより、ユーザ20やエージェント21が、質問を行う等して自発的に対話ログ検索要求を行うことなしに、自動で必要な情報を取得することができる。ユーザ20が商品「くつ」を手に取ったことをトリガーにエージェント21のクライアント端末200−2にて対話ログが検索される場合には、エージェント21は、該当する対話ログが取得されると過去に商品「くつ」を手に取った他のユーザが行った対話を知ることができる。対話ログから得られた情報を基に、エージェント21は、ユーザ20に対して先手を打って商品「くつ」について説明を行うことができる。
一方、ユーザ20が商品「くつ」を手に取ったことをトリガーにユーザ20のクライアント端末200−1にて対話ログが検索される場合には、ユーザ20は、過去に自分が行った商品「くつ」についての対話ログが取得できる。過去に自分が行った対話を知ることができることにより、ユーザ20はエージェント21に同じ質問をすることがなくなる。また、エージェント21に、前回とは異なった質問をすることができる。
実施例として、ユーザやエージェントに対し過去のユーザやエージェントが行った動作の画像を再生して見せる方法について説明する。動作の画像を再生して見せるためには、対話セッション管理部111が対話ログを取得する際に、ユーザやエージェントの動作の画像を対話と合わせて記憶する必要がある。ユーザやエージェントの動作の画像は各ノードに対応付けられる。本例においては、ゲーム機24の操作方法がわからずエージェントに質問を行ったユーザの動作画像が記憶されているとする。
図14は、ゲーム機24の操作方法を過去のユーザ23の動作を再生することにより説明している図である。図14(a)には、ユーザ22がゲーム機24の前いることを示している。ユーザ22はゲーム機24の操作方法がわからず、対話ログ検索を行うとする。ここで、対話ログ検索はエージェントを指定して行ってもよいし、ユーザ22自身が行ってもよい。ここでは、ユーザ22自身が検索を行うとし、「ゲーム機24」を検索条件として対話ログを検索する。実施例1で説明したように、ユーザ22がゲーム機24に触ることで、自動的に対話ログを検索させることも可能である。
取得された対話ログに動画が3つ添付されているとする。図14(b)は、ユーザ22のユーザが1つ目の動画を再生した時の画面を示す。1つめの動画は、ユーザ23がゲーム機のボタンを押している動画である。これは、ユーザ23が「ゲーム機24の使い方を教えてください」と質問を行った際に、エージェントからされた「ゲーム機前面にあるボタンを押してください」との回答にしたがってユーザ23が行った動画であり、エージェントの回答に対応付けられて対話ログに記憶されている。
図14(c)は、ユーザ22が2つ目の動画を再生した時の画面を示す。2つめの動画は、ゲーム機からでてきたボールをユーザ23が手に持つ動画である。これは、ユーザ23が続いて行った「次はどうしたらいいですか」という質問に対し、エージェントからされた「ボールを手に取ってください。」という回答にしたがってされたユーザ23の動作であり、動画1同様にエージェントの回答に対応付けられて対話ログに記憶されている。
図14(d)は、ユーザ22のユーザが3つ目の動画を再生した時の画面を示す。3つめの動画は、ユーザ23が手に持っていたボールをゴール目掛けてシュートする動画である。これは、ユーザ23が更に続いて行った「このボールをどうしたらいいですか」という質問に対し、エージェントからされた「ゲーム機24のゴールにシュートしてください。」という回答にしたがってされたユーザ23の動作であり、動画1,2同様にエージェントの回答に対応付けられて対話ログに記憶されている。このように、過去に同様のヘルプ要求を行ったユーザの動作を動画にて見ることができることにより、言葉だけよりもよりわかりやすくヘルプ要求に対する回答を得ることができる。対話ログに動画を対応付けることにより、セルフアシスト機能を提供することも可能である。
図15は、図2で説明したサーバ装置100の典型的なハードウェア構成例として情報処理装置400を示した図である。以下、この情報処理装置400のハードウェア構成の一例を示す。情報処理装置400は、CPU(Central Processing Unit)1010、バスライン1005、通信I/F1040、メインメモリ1050、BIOS(Basic Input Output System)1060、パラレルポート1080、USBポート1090、グラフィック・コントローラ1020、VRAM1024、音声プロセッサ1030、I/Oコントローラ1070、ならびにキーボードおよびマウス・アダプタ等1100の入力手段を備える。I/Oコントローラ1070には、フレキシブル・ディスク(FD)ドライブ1072、ハード・ディスク1074、光ディスクドライブ1076、半導体メモリ1078等の記憶手段を接続することができる。
音声プロセッサ1030には、増幅回路1032、およびスピーカ1034が接続される。また、グラフィック・コントローラ1020には、表示装置1022が接続されている。
BIOS1060は、情報処理装置400の起動時にCPU1010が実行するブートプログラムや、情報処理装置400のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。FD(フレキシブル・ディスク)ドライブ1072は、フレキシブル・ディスク1071からプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050またはハード・ディスク1074に提供する。
光ディスクドライブ1076としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この際は各ドライブに対応した光ディスク1077を使用する必要がある。光ディスクドライブ1076は光ディスク1077からプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ1070を介してメインメモリ1050またはハード・ディスク1074に提供することもできる。
情報処理装置400に提供されるコンピュータ・プログラムは、フレキシブル・ディスク1071、光ディスク1077、またはメモリカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。このコンピュータ・プログラムは、I/Oコントローラ1070を介して、記録媒体から読み出され、または通信I/F1040を介してダウンロードされることによって、情報処理装置400にインストールされ実行される。コンピュータ・プログラムが情報処理装置に働きかけて行わせる動作は、既に説明した装置における動作と同一であるので省略する。
前述のコンピュータ・プログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としてはフレキシブル・ディスク1071、光ディスク1077、またはメモリカードの他に、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体を用いることができる。また、専用通信回線やインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハード・ディスクまたは光ディスク・ライブラリ等の記憶装置を記録媒体として使用し、通信回線を介してコンピュータ・プログラムを情報処理装置400に提供してもよい。
以上の例は、情報処理装置400について主に説明したが、コンピュータに、情報処理装置で説明した機能を有するプログラムをインストールして、そのコンピュータを情報処理装置として動作させることにより上記で説明した情報処理装置と同様な機能を実現することができる。したがって、本発明において1つの実施形態として説明した情報処理装置は、方法およびそのコンピュータ・プログラムによっても実現可能である。
本発明の装置は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせとして実現可能である。ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによる実施では、所定のプログラムを有するコンピュータ・システムでの実施が典型的な例として挙げられる。かかる場合、該所定のプログラムが該コンピュータ・システムにロードされ実行されることにより、該プログラムは、コンピュータ・システムに本発明にかかる処理を実行させる。このプログラムは、任意の言語、コード、または表記によって表現可能な命令群から構成される。そのような命令群は、システムが特定の機能を直接実行すること、または(1)他の言語、コード、もしくは表記への変換、(2)他の媒体への複製、のいずれか一方もしくは双方が行われた後に、実行することを可能にするものである。もちろん、本発明は、そのようなプログラム自体のみならず、プログラムを記録した媒体を含むプログラム製品もその範囲に含むものである。本発明の機能を実行するためのプログラムは、フレキシブル・ディスク、MO、CD−ROM、DVD、ハード・ディスク装置、ROM、MRAM、RAM等の任意のコンピュータ可読媒体に格納することができる。かかるプログラムは、コンピュータ可読媒体への格納のために、通信回線で接続する他のコンピュータ・システムからダウンロードしたり、他の媒体から複製したりすることができる。また、かかるプログラムは、圧縮し、または複数に分割して、単一または複数の記録媒体に格納することもできる。
以上、本発明を実施形態に則して説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態または実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明を適用したサービス支援システムの一実施態様の構成を示す図である。 本実施形態にかかるサービス支援システムのクライアント端末とサーバ装置の基本システム構成図を示す図である。 新規対話ログ取得処理のフローチャートである。 対話の1つの発話を1つノードとして置き換えた対話ログ構造図である。 対話ログDBに記憶されている対話ログの編集処理のフローチャートである。 連結パターンを示す図である。 AND連結およびOR連結を示す図である。 2つの対話を連結する処理の具体例を示す図である。 エージェント要求による対話ログ検索処理と合成処理のフローチャートである。 ユーザ要求による対話ログ検索処理と合成処理のフローチャートである。 エージェントの分岐木を用いたFAQ合成シナリオの一例を示す図である。 ユーザの分岐木を用いたFAQ合成シナリオの一例を示す図である。 店舗にディスプレイしてある商品「くつ」をユーザが手に取った場面を示す図である。 ゲーム機の操作方法を過去のユーザの動作を再生することにより説明している図である。 サーバ装置の典型的なハードウェア構成例として情報処理装置を示す図である。
符号の説明
100 サーバ装置
101 通信部
110 対話制御部
111 対話セッション管理部
112 対話セッション分析部
120,220 対話ログDB
200 クライアント端末
201 通信部
204 出力部
205 入力部

Claims (17)

  1. 仮想世界におけるユーザの課題に対する問い合わせを補助するためのパーソナル・サービス支援方法であって、
    前記ユーザの課題に対する問い合わせに回答するエージェントと前記ユーザの間の対話を記憶するステップと、
    前記記憶された対話が前記ユーザと前記エージェントの対話単位をノードとするリスト構造であることと、前記ノードの情報とに基づいて、前記リスト構造の対話を結合し、分岐木構造の対話を作成するステップと、
    前記作成された分岐木構造の対話を記録するステップと、
    を含むパーソナル・サービス支援のための方法。
  2. 更に、前記ユーザまたは前記エージェントが要求する所定の条件に基づいて、前記記録された分岐木構造の対話を検索するステップを含む請求項1に記載のパーソナル・サービス支援のための方法。
  3. 前記ノードの情報は、前記対話の内容および前記対話の状況に関する定型情報を有し、前記ユーザまたは前記エージェントが要求する所定の条件が前記定型情報である請求項1に記載の方法。
  4. 前記定型情報に、前記ユーザと前記エージェントの近傍にある前記仮想世界内のオブジェクトの情報が含まれる請求項3に記載の方法。
  5. 前記分岐木構造の対話を作成するステップは、第一の対話のノードと第二の対話のノードの少なくとも1つが前記定型情報にて一致する際に、前記第一の対話と前記第二の対話とを前記定型情報が一致したノードにて結合し、新たな分岐木構造の対話を作成する請求項3に記載の方法。
  6. 前記分岐木構造の対話を作成するステップは、第一の対話の連続する2つのノードの前記定型情報と、第二の対話の始点ノードおよび終点ノードの前記定型情報とが一致する際に、前記第二の対話を前記第一の対話の連続する2つのノードの間に挿入し、新たな分岐木構造の対話を作成する請求項3に記載の方法。
  7. 前記分岐木構造の対話を作成するステップは、前記定型情報が一致する前記対話の始点ノードを子ノードとする親ノードを作成し、前記対話を前記親ノードにて結合し、新たな分岐木構造の対話を作成する請求項3に記載の方法。
  8. 請求項1乃至7までのいずれか一項に記載の方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータ・プログラム。
  9. 仮想世界におけるユーザの課題に対する問い合わせを補助するためのパーソナル・サービス支援システムであって、
    前記ユーザの課題に対する問い合わせに回答するエージェントと前記ユーザの間の対話を記憶する対話記憶部と、
    前記記憶された対話が前記ユーザと前記エージェントの発話単位をノードとするリスト構造であることと、前記ノードの情報とに基づいて、前記リスト構造の対話を結合し、分岐木構造の対話を作成する対話作成部と、
    を備え、
    前記対話記憶部は、前記対話作成部にて作成された分岐木構造の対話を記憶するパーソナル・サービス支援システム。
  10. 更に、前記ユーザまたは前記エージェントが要求する所定の条件に基づいて、前記対話記憶部の分岐木構造の対話を検索する対話検索部を備える請求項9に記載のパーソナル・サービス支援システム。
  11. 前記対話記憶部は、前記ノードの情報として前記対話の内容および状況に関する定型情報を記憶し、
    前記対話検索部は、前記ユーザまたは前記エージェントが検索条件として要求する所定の前記定型情報を条件として検索する請求項10に記載のパーソナル・サービス支援システム。
  12. 前記対話記憶部は、前記定型情報として前記ユーザと前記エージェントの近傍にある前記仮想世界内のオブジェクトの情報を記憶する請求項11に記載のパーソナル・サービス支援システム。
  13. 前記対話作成部は、第一の対話のノードと第二の対話のノードの少なくとも1つが前記定型情報にて一致する際に、前記第一の対話と前記第二の対話とを前記定型情報が一致したノードにて結合し、新たな対話を作成する請求項11に記載のパーソナル・サービス支援システム。
  14. 前記対話作成部は、第一の対話の連続する2つのノードの前記定型情報と第二の対話の始点および終点ノードの前記定型情報とが一致する際に、前記第二の対話を前記第一の対話の連続する2つのノードの間に挿入し、新たな対話を作成する請求項11に記載のパーソナル・サービス支援システム。
  15. 前記対話作成部は、前記定型情報が一致する前記対話の始点ノードを子ノードとする親ノードを作成し、前記対話を前記親ノードにて結合し、新たな対話を作成する請求項11に記載のシステム。
  16. 仮想世界におけるユーザの課題に対する問い合わせを補助するためのパーソナル・サービス支援装置であって、
    前記ユーザの課題に対する問い合わせに回答するエージェントと前記ユーザの間の対話を受信する受信部と、
    前記受信された対話が前記ユーザと前記エージェントの発話単位をノードとするリスト構造であることと、前記ノードの情報とに基づいて、前記リスト構造の対話を結合し、分岐木構造の対話を作成する対話作成部と、
    を備えるパーソナル・サービス支援装置。
  17. 前記エージェントと前記ユーザの間の対話および前記対話作成部にて作成された分岐木構造の対話を記憶する対話記憶部を備える請求項16に記載のパーソナル・サービス支援装置。
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