JP5150629B2 - 中央制御マルチチャネル無線ローカルエリアネットワーク用macプロトコル - Google Patents

中央制御マルチチャネル無線ローカルエリアネットワーク用macプロトコル Download PDF

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Description

本発明は、無線システム及び無線通信の方法に関する。
無線通信帯域幅は、チャネル変調技術の進歩とともに大幅に増大し、無線媒体を有線及び光ファイバソリューションの実行可能な代替物にしている。このように、データ及び音声通信における無線接続性の使用は、増加し続けている。これらの装置は、ほんの数例を挙げると、携帯電話、無線ネットワーク(例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLANS))内のポータブルコンピュータ、無線ネットワーク内の固定コンピュータ、ポータブルハンドセットを含む。
各無線ネットワークは、複数の層及び副層を含む。媒体アクセス制御(MAC)副層及び物理(PHY)層は、これらの層の2つである。前記MAC層は、オープンシステムインタコネクション(OSI)スタック内のデータリンク層の2つの副層の下側である。前記MAC層は、同じ無線媒体に対する同時アクセスを必要とする多くのユーザ間の調整を提供する。
MAC層プロトコルは、ネットワーク内のユーザにより供給される放送媒体に対するアクセスを規定する複数の規則を含む。周知のように、複数の異なる多重アクセス技術(しばしばMACプロトコルと称される)は、前記MAC層を規定するプロトコル内で機能するように規定されている。これらは、キャリア分割多重アクセス(CDMA)、キャリアセンス多重アクセス(CSMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)及び時分割多重アクセス(TDMA)を含むが、これらに限定されない。
周知のように、中央集権MACプロトコルを持つWLANにおいて、及び他の機能の中でも、アクセスポイント(AP)は、前記WLANにアクセスする他の無線局(STA)によるシステムに対するアクセスの割り当てに対する制御を提供する。前記APにより前記WLANの制御は、STAと前記APとの間及び前記STA間の通信パケットの衝突を減少させるように機能する。前記媒体に対するアクセスを適切に制御することにより、衝突が回避され、欠損されるパケットを減少させ、前記WLANのスループットを増大させる。
周知のように、多くのWLANは、マルチチャネル(又はマルチキャリア)MAC(MC−MAC)を含む。MC−MACは、STAによるより大きな媒体アクセスを可能にするが、APに対する需要は、多くのチャネルに対する制御を提供する必要性により更に増大される。既知のWLANにおいて、これは、増大された'オーバヘッド'又はシステム要件に帰着することができ、これは、前記システム複雑さ及び実装のコストの両方に不利に影響を及ぼす。
代表的な実施例によると、無線通信の方法は、単一の周波数チャネルにおいて複数の符号チャネル(cch)を提供するステップと、前記符号チャネルの少なくとも1つにおいて少なくとも1つのコンテンションフリー期間(CFP)を割り当てるステップと、他の符号チャネルにおいて前記CFPと同時に開始する少なくとも1つのコンテンション期間(CP)を割り当てるステップとを含む。
他の代表的な実施例によると、無線ネットワークは、複数の無線局(STA)と、前記STAに対して無線媒体に対するアクセスを許可するアクセスポイント(AP)と、単一の周波数チャネルにおいて複数の符号チャネル(cch)を持つスーパーフレームと、前記符号チャネルの少なくとも1つにおける少なくとも1つのコンテンションフリー期間(CFP)と、他のコードチャネルにおいて前記CFPと同時に開始する少なくとも1つのコンテンション期間(CP)とを含む。
本発明は、添付の図面とともに読まれる場合に以下の詳細な記載から最良に理解される。様々なフィーチャが必ずしも正しい縮尺で描かれていないことが強調される。実際に、寸法は、議論の明確性のために任意に増大又は減少されうる。
代表的な実施例によるWLANの単純化された概略図である。 代表的な実施例によるコンテンション期間(CP)及びコンテンションフリー期間(CFP)を持つスーパーフレーム構造の概念図である。 代表的な実施例による送信要求アプリケーションフレーム(RTSapp)フォーマットの概念図である。 代表的な実施例による送信可累積(CTScum)フレームの概念図である。 一実施例によるタイミング図の概念図である。
以下の詳細な記載において、限定ではなく説明の目的で、特定の詳細を開示する実施例が、前記実施例の徹底的な理解を提供するために記載される。しかしながら、ここに開示される特定の詳細から逸脱した他の実施例は、本開示の利益を得る当業者に明らかである。更に、周知の装置、方法、システム及びプロトコルの説明は、本発明の説明を分かりにくくしないように省略されうる。それでもなお、当業者の視野内にあるこのような装置、方法、システム及びプロトコルは、前記実施例によって使用されることができる。最後に、実際的であればどこでも、同様の参照番号が、同様のフィーチャを示す。
ここに記載される具体的実施例において、ネットワークが、中央集権アーキテクチャを持つ無線ネットワークでありうることに注意する。無線ネットワークは、更新された(より新しい)変調及びフレームフォーマットを持つ無線局(STA)並びにレガシーSTAを含む。実例的に、前記ネットワークは、IEEE802.11規格(レガシー)下で機能し、IEEE802.11n又はその後継のいずれかに準拠するMAC層を持つ1以上の無線局を含むものであることができる。本開示の見直しから理解されるように、前記具体的実施例のMC−MACは、CDMAベースシステムである。しかしながら、本教示は、IEEE802.11規格により規定されるMAC層に限定されず、前記共時の応用は、他のネットワーク/プロトコルにおいて考えられる。これらは、セルラネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、時分割多重アクセス(TDMA)プロトコル、CSMA、衝突回避を持つCSMA(CSMA/CA)及び周波数分割多重アクセス(FDMA)を含むが、これらに限定されない。これらのプロトコルが単に具体例であり、特に述べられたもの以外のプロトコルが前記実施例から逸脱することなく使用されることができると強調される。更に、前記実施例は、更新された変調及びフレームフォーマットの下で機能するSTA並びにレガシーSTAを含む様々な中央集権ネットワークに適用可能である。
図1は、一実施例による無線ネットワーク100の概略図である。無線ネットワーク100は、実例的に複数の上で参照された具体的なプロトコルの1つによって動作するAP(HOST)102内の中央集権MAC層を含む。AP102は、選択されたプロトコルによって複数の第1のSTA(無線装置)101にサービスを提供する。実例的に、ネットワーク100は、WLAN、広域ネットワーク(WAN)又は携帯電話ネットワークであり、STA(装置)101は、コンピュータ、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント、又は典型的にはこのようなネットワーク内で動作する同様の装置である。2方向矢印により示されるように、装置101は、双方で通信することができ、AP102及び装置101は、双方で通信することができる。
特定のMAC層プロトコルによると、前記STAの1つの装置から前記STAの他の装置への通信は直接的ではなく、むしろこのような通信が、ホスト102を通過し、次いでホスト102が前記通信を(既知のスケジュール方法を使用して)正しい受け手装置101に送信することに注意する。
少数のSTA101のみが示されているが、これは単に議論を簡単にするためであることに更に注意する。明らかに、多くの他の装置101が使用されることができる。最後に、装置101が必ずしも同じではないことに注意する。実際に、前記選択されたプロトコルの下で機能する大量の異なる装置が、ネットワーク100内で使用されることができる。
図2は、前記実施例による時系列であり、代表的な実施例によるWLANにおける時分割の基本的フィーチャを示す。時系列200は、図1の具体的実施例と併せて見直される場合に最良に理解される。ビーコン201の送信で開始し、持続時間がターゲットビーコン送信時間(TBTT)に等しい図示された間隔は、スーパーフレーム201として規定され、中央集権モードの基本的要素からなる。
図2の前記スーパーフレームは、1つの周波数チャネルの帯域幅割り当てを示す。必然的に、WLAN100のAP102及びMC−MACにより制御される原則は、複数の周波数チャネルに有用に使用される。具体的実施例の説明を分かりにくくすることを防ぐために、1つのチャネルのみが詳細に論じられる。前記チャネルは、時間及び符号においてサブチャネルに分割され、前記サブチャネルは、図2に示される、符号チャネル(cch)と称される。前記符号チャネルの時分割は、CP及びCFPを提供する。CPの間、ネットワーク動作は、G. Orfanos, J. Habetha, L Liu, "MC-CDMA based IEEE 802.11 wireless LAN," Proc. IEEE MASCOTS 2004, Oct. 2004に記載されたC−DCFの規則に従い、CFPの間、AP102は、802.11a/eにより提供されるように前記ネットワークを制御する。参照されたIEEE文献は、明確に参照によりここに組み込まれる。
理解されるように、CPの間、STA101は、サブチャネル又は符号チャネル(cch)に本質的に拘束されずにアクセスすることができ、CFPの間、cchアクセスは、AP102により割り当てられる。利用可能なリソースの分割は、ビーコンに含まれる放送情報によって、時間及び符号領域の両方で行われる。特に、一例の割り当てられた帯域が図2に示され、ここでCPは、スーパーフレーム持続時間の60%に対して符号チャネル(cch)3及びcch4において動作される。
選択された間隔において、(中央集権)ネットワーク100のAP102は、前記ビーコンを送信する。周知のように、ビーコン202間の期間は、しばしばスーパーフレームと称される。前記ビーコンは、ネットワーク100の範囲内で受信される。一実施例において、STA101は、ネットワーク100内のサービスを要求する。例えば、STA101は、802.11プロトコルの下で動作することができる。このようなプロトコルは、しばしば'リッスンビフォアトーク(listen before talk)'プロトコルと称される。このように、STA101とAP102との間の送信要求(RTS)及び送信可(CTS)交換は、前記ビーコンの受信後に生じうる。理解されることができるように、このプロセスは、前記装置の1以上がホスト101の範囲内にとどまる間に続行する。第1のスーパーフレーム間隔が終了すると、第2のスーパーフレーム間隔の開始を示す他のビーコンが送信される。
AP102は、初期化の直後のビーコン期間202の間に前記(第1の)ビーコンを送信し、前記ネットワークに動作特性を信号通知する。IEEE802.11aビーコンに含まれる情報の他に、AP102は、図2に示されるように各cchに対するCFP204の持続時間を提示する。前記cch間のCFP/CPのこのような異なる割り当ては、前記ネットワークに柔軟性を加える。新しい接続を開始するSTAは、第1の送信に対して前記CPを使用することができ、したがってCFPに対するリソースを許可されるまでの遅延を減少させる。加えて、より低い負荷又はベストエフォートトラフィックを持つSTAは、CPにおいて連続的に動作することができる。CFPの総持続時間が、ネットワークトラフィックに依存し、スーパーフレームごとにcchごとに前記APにより調整されることができることに注意しなくてはならない。
前記ビーコン期間の終了時に、及びガード間隔(図示されない)の終了後に、累積(cumulative)CTS(CTScum)203送信が、AP102により行われる。代表的な実施例において、CTScum203送信は、全てのCTSコマンドをネットワーク100の全てのSTA101に提供する。このために、各STA101は、1以上のRTSをAP102に送信する。CTScum203は、全てのcchにおいて送信され、各cchにおけるCFP中の来るべき送信に対する情報を含み、これにより要求するSTAに媒体アクセス許可を提供する。各アクセス許可(CFP)は、接続を確立する対応する送信器及び受信器のアドレスを含む。代わりに、前記アクセス許可は、接続識別子を含む。
実例的に、追加のバイトCTScumは、オーバヘッドを減少させるために、スーパーフレームの終了まで従来技術のアクセス許可の周期的な繰り返しを信号通知する。このように、各STA101は、各cchにおいて前記CFPを知らされている。各STA101は、この放送から媒体にアクセスするために割り当てられた時間及びサブチャネルを獲得する。有益には、CTScum203は、MC−MACのオーバヘッドを減少させ、結果としてサービス品質(QoS)を向上させる。
CTScum203の終了後に、各cchは、それぞれのCFP205内にある。CFP205は、上で組み込まれた参照されたIEEE文献の教示下又はIEEE802.11x下の機能を必要とする。この期間の間、AP102は、前記媒体に対するアクセスがビーコン期間202又はCTScum203の間に許可されているという条件で、前記媒体の制御を維持する。AP102は、各cchに対するCFP205の持続時間をも提示する。
CFP205の終了後に、それぞれのcchは、スーパーフレーム201の期間206の下でCP又はCFPの一方に入る。スーパーフレーム201のこの部分の間に、前記cchの一部は、STA101によるCFPアクセスに制限されるが、一部は、STA101による前記チャネルに対する拘束されないアクセスを可能にする。期間206を終了すると、次のスーパーフレームは、図2に示されるように次のビーコン期間で開始する。
少数の一般的な観測結果は、議論する価値がある。第一に、CFP期間205及び期間206の順序は単に具体例である。特に、これらの期間の時間順序は、図2に示されるものから反転されることができる。更に、AP102は、期間205及び206の割り当て、並びに特に期間206内のそれぞれ制御される(CP)cch及び拘束されないアクセス(CFP)を可能にするcchの数、識別及びタイミングを放送する。AP102は、以前のスーパーフレーム中にSTA101から受信されたRTSパケットに基づいて必要条件を決定し、要求に応え、他の既知の利益の中でも十分なQoSを提供しようと試みて適宜に前記アクセスを割り当てる。
本開示の利益を得る当業者により理解されるように、期間206内の前記cchの中でのCFP/CPの割り当ては、ネットワーク100にフレキシビリティを加える。例えば、STA101とAP102との間に及びSTA101間に新しい接続を開始するSTA101は、第1の送信に対して前記CPを使用することができ、したがってCFPに対するリソースを許可されるまでの遅延を減少させる。加えて、より低い負荷又はベストエフォートトラフィックを持つSTA101は、CPにおいて連続的に動作することができる。CFPの総持続時間がネットワークトラフィックに依存し、スーパーフレームごとにcchごとにAP102により調整されることができることに注意しなくてはならない。
具体的実施例によると、多くの並列cchへのチャネル帯域幅分割は、中央集権及び非中央集権モードの動作を並列に可能にし、これは、ネットワーク内の異なるトラフィック特性のサポートに非常に重要である。可変拡散率(SF)を持つシステムにおいて、1つのcchは、前記拡散率が容量を規定する場合に、CP中の送信及び信号通知のために予約されることができる。このようなチャネルは、少なくとも以下の理由で有用である。
1.STA101はいつでもCFPに対するアクセス要求を送信するのにこのcchを使用することができるので、アクセス遅延が減少する。
2.2つの送信期間の分離が、IEEE802.11a/eの通常の時分割デュプレックス(TDM)方法ではなく符号領域において行われるので、予測不可能なビーコン遅延並びに同じチャネル上のCP及びCFPの動作からの衝突が、より容易に回避されることができる。
3.高いサービス品質(QoS)要件を持つSTA101(例えば、医療又は緊急アプリケーションにおいて使用されるSTA)は、送信遅延が保証されることができるCFPの時間を通して送信することができる。
加えて、本教示は、前記ビーコンに含まれる放送情報によって、時間及び符号領域の両方でCP及びCFPの中で利用可能なリソースの分割を更に意図している。符号領域におけるCPの位置及び持続時間は、各スーパーフレームにおいて異なりうる。更に、RTSappフレームの送信により、前記AP若しくは前記ネットワークの他の制御エンティティ、又はピア受信器に対して、送信されるべきデータの量を信号通知することである。前記RTSappフレームは、トラフィッククラスによって送信されるべきデータの量又は送信に対する要求のいずれかを含む。また、制御フレーム(例えばCTScum)内のCFP中に送信されるべきダウンリンク、アップリンク、直接リンク、転送トラフィックの信号通知である。このフレームは、各cch内のCFP中の来るべき送信に対する情報、いわゆるアクセス許可を含む。各媒体アクセス許可は、接続を確立する対応する送信器及び受信器のアドレスを含む。
代わりに、前記アクセス許可は、接続識別子を含む。追加のバイトCTScumは、スーパーフレームの終了まで以前に提示されたアクセス許可の周期的な繰り返しを信号通知する。加えて、ウルティモ(ultimo)接続に対して、前記APは、前記CTScumフレームにおいて制御の領域内のすべてのホップにおける送信をスケジューリングすることができ、マルチホップ接続における媒体アクセス試行の遅延及び数を減少させる。また、ヘッダ圧縮は、接続中に各MACエンティティが前記APによるユニークなIDを得る場合に、達成されることができる。前記MACエンティティは、この場合、所定のID及びAP MACアドレスにより区別されることができる。また、上記の方法を使用するハードウェア装置も開示される。
図3は、代表的な実施例による送信要求アプリケーションフレーム(RTSapp)フォーマットの概念図である。前記STAは、前記APに前記RTSappフレームを送信することによりCFPリソースに送信を要求する。このフレームは、CP中に送信され、C−DCFアクセス規則に従い、トラフィッククラスによって送信されるべきデータの量又は送信に対する要求のいずれかを含む。後者は、送信速度を規定し、このMSに対する送信を適切にスケジューリングするように前記APをガイドする。これの他の詳細は、S. Heier. Leistungsbewertung der UMTS Funkschnittstelle. Dissertation, Aachen University, 2003, ISBN 3-86073-167-9において見つけられることができる。更に、最大許容遅延は、例えば、IEEE 802.11e/D9: "Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and physical layer (PHY) specifications: Medium Access Control (MAC) Enhancements for Quality of Service (QoS), Technical Specification, IEEE LAN/MAN Standard Committee. IEEE, August 2004"によって与えられることができる。前記論文及び前記IEEE仕様書の開示は、明確に参照によりここに組み込まれる。
図4は、代表的な実施例による送信可累積(CTScum)フレームの概念図である。ビーコン送信は、例えば、1スロットのガード間隔の後に、送信可累積(CTScum)フレームにより後に続かれる。以前に述べたように、及び前記ビーコンと同様に、CTScumは、全てのcchにおいて送信され、各cch内のCFP中の来るべき送信に対する情報、いわゆるアクセス許可を含む。各アクセス許可は、接続を確立する対応する送信器及び受信器のアドレスを含む。代わりに、前記アクセス許可は、接続識別子を含む。追加のバイトCTScumは、オーバヘッドを減少させるために、スーパーフレームの終了まで以前の提示されたアクセス許可の周期的な繰り返しを信号通知する。
オーバヘッドを更に減少させるために、本教示は、中央集権モードにおけるアドレス圧縮を意図する。このために、STA101は、AP102と接続すると、規格の6バイト長アドレスの代わりに識別子として使用されるユニークな1バイト長アドレスを獲得する。1バイトは、サブネットワーク内の255のSTAをサポートするのに十分であり、サブネットワーク識別子と一緒に、各STAに独特なアドレスを提供する。更に、STA間の明示的な区別に必要とされるMAC内のアドレスの数は、ソース、目的地及びサブネットワークアドレスからなる、最小で(4から)3バイトに減少されることができる。他の詳細は、IEEE802.11無線LAN媒体アクセス制御(MAC)及び物理層(PHY)仕様書、すなわちWireless LAN Medium Access Control (MAC) and physical layer (PHY) specifications, Technical Specification, IEEE LAN/MAN Standard Committee. IEEE, July 1999及び無線LAN媒体アクセス制御(MAC)及び物理層(PHY)仕様書、すなわちWireless LAN Medium Access Control (MAC) and physical layer (PHY) specifications, Technical Specification, IEEE LAN/MAN Standard Committee. IEEE, July 1999において見つけられることができる。参照されたIEEE仕様書の開示は、明確に参照によりここに組み込まれる。
前記アクセス許可によって、STAは、所定の順序で前記cchにおいて送信を開始する。データパケットの正しい受信は、短フレーム間隔(SIFS)の時間後に送信される承認(ACK)フレームで承認される。SIFSは、送信器のターンアラウンドタイムにより主に規定されるので、同じMSからのデータパケットの連続的な送信を可能にするために、同じ間隔が、前記ACKを次のデータフレームから分離させる。一例は図5に与えられる。
図5に示されるように、CFPは、2つのcchにおいてスーパーフレーム持続時間の40%後に終了する。CP動作は、この場合、cch2及びcch4において可能にされる。最新のビーコンフレーム内のTBTT通知によって、前記APは、点座標関数フレーム間隔(PIFS)の間隔に対して空いているチャネルを感知した後に、ビーコン送信を開始する。ビーコンとの衝突を防止するために、CFPに対するリソース許可はTBTTを考慮し、以前のビーコンを受信したCP内で動作するSTAは、TBTTが近づく場合に送信を控えるべきである。
この開示の観点から、ここに記載された様々な方法及び装置が、ハードウェア及びソフトウェアで実装されることができることに注意する。更に、様々な方法及びパラメータが、限定的な意味ではなく、例としてのみ含まれる。この開示の観点から、当業者は、添付の請求項の範囲内にとどまりながら、前記当業者の独自の技術及びこれらの技術を達成するのに必要とされる機器を決定して様々な例の装置及び方法を実施することができる。

Claims (14)

  1. 無線通信の方法において、単一の周波数チャネルにおいて複数の符号チャネルを提供するステップと、前記符号チャネルの少なくとも1つにおいて少なくとも1つのコンテンションフリー期間を割り当てるステップと、他の符号チャネルにおいて前記コンテンションフリー期間と同時に開始する少なくとも1つのコンテンション期間を割り当てるステップとを有する方法。
  2. それぞれの符号チャネルにおいて同時に開始する複数のコンテンション期間を提供するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. ビーコン期間後に累積送信可を提供するステップを更に有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記提供するステップ及び前記割り当てるステップが、スーパーフレーム内で達成される、請求項1に記載の方法。
  5. トラフィッククラスによって無線局により送信されるべきデータの量又は送信に対する要求のいずれかをアクセスポイントに信号通知するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記信号通知するステップが、RTSappフレームの送信を更に有する、請求項5に記載の方法。
  7. 制御フレームにおいて前記コンテンションフリー期間中に送信されるべきトラフィックを信号通知するステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記フレームが、前記符号チャネルの各々におけるコンテンションフリー期間中の来るべき送信に対する情報を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 接続を確立する対応する送信器及び受信器のアドレスを提供するステップを更に有する、請求項8に記載の方法。
  10. 接続識別子を更に有する、請求項8に記載の方法。
  11. 複数の無線局と、前記無線局に対して無線媒体に対するアクセスを許可するアクセスポイントと、単一の周波数チャネルにおいて複数の符号チャネルを持つスーパーフレームと、前記符号チャネルの少なくとも1つにおける少なくとも1つのコンテンションフリー期間と、他の符号チャネルにおいて前記コンテンションフリー期間と同時に開始する少なくとも1つのコンテンション期間とを有する無線ネットワーク。
  12. 前記スーパーフレームが、それぞれの符号チャネルにおいて同時に開始する複数のコンテンション期間を更に有する、請求項11に記載の無線ネットワーク。
  13. 前記スーパーフレームが、ビーコン期間後に累積送信可を更に有する、請求項11に記載の無線ネットワーク。
  14. ビーコン期間後に全ての符号チャネルにおいて累積送信可を提供するステップを有する、請求項1に記載の方法。
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