JP5150306B2 - 振動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物に設けられ、風力を受けて発電する風車を利用した振動制御装置に関する。
建築物が強風を受けた時、風の向きと直角方向に振動が生じる場合がある。これは、風を受けている建築物の両側の壁面から交互に周期的に発生する風の剥離と、剥離した風の下流に生じるカルマン渦に起因すると言われている。この振動は、入居者に船酔いと同様の嫌悪感を抱かせるものであり、解消が求められている。
そこで、建築物に風力発電装置を設け、建築物の周囲に生じるビル風を利用して発電を行うと共に、強風時には風力発電装置で建築物の振動を抑制する技術が提案されている(特許文献1)。
特許文献1によれば、図14(A)に示すように、建築物12の隅角部に風力発電装置14を設置しない場合には、建築物12で遮られた風Wは、建築物12の両側に分かれて風Waとなり流れてゆく。このとき、両側の壁面13には負圧が生じ、建築物11の後方には流れの弱い領域が形成され、両側の壁面13には風Wと直交方向に揚力Fが作用する。さらに、この直交方向に交互に作用する揚力Fの周期と建築物12の振動の固有周期が一致したときに建築物12の横方向の振動(M)は大きく増大する。
一方、図14(B)に示すように、風力発電装置14を建築物12の隅角部に設置した場合には、建築物12で遮られた風Wは、風力発電装置14によるロータ効果で、両側の壁面13に再付着するように風Wbとなって流れ、両側の壁面13からの剥離が抑制される。これにより、風Wと直交方向に作用する揚力Fが低減され、建築物12の横方向の振動Mが抑制される。
しかし、建築物12の振動Mは、上述のように、建築物12の両側の壁面13から交互に周期的に発生する揚力Fに基づくものであり、建築物12の隅角部に風力発電装置14を設置して自然に回転させたのみの特許文献1の構成では、交互に周期的に作用する揚力Fを効果的に低減することはできず、建築物12の振動Mを十分には抑制できない。
特開2002−98037号公報
本発明は、上記事実に鑑み、風力発電装置で風力を利用して発電を行うと共に、建築物の振動を抑制することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る振動制御装置は、建築物に設置され、風力を受けて発電する複数の風車と、前記建築物に設置され、前記建築物の振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段の検出結果に基づき前記風車の回転速度を変化させる風車制御手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、建築物に設置された風車が風力を受けて発電し、振動検出手段で建築物の振動を検出して風車制御手段に出力する。風車制御手段は振動検出手段の検出結果に基づき風車の回転速度を変化させる。
つまり、建築物が強風を受けたとき、風の方向と直角方向(両側の壁面の外側方向)に振動するが、この建築物の振動に対応させて風車の回転速度を変化させ、両側の壁面から交互に剥離する風の流れを変化させる。この結果、建築物の両側の壁面を流れる風の流れが均一化され、両側の壁面に加わる風圧力をバランスさせることで、両側の壁面に交互に作用する揚力が減少し、建築物の振動が抑制される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の振動制御装置において、前記風車は、回転軸が縦軸の縦軸型風車であることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、風力発電装置の風車として縦軸型風車を使用している。
これにより、建築物の周囲を流れる風を効果的に発電に利用できると共に、風車で、建築物の壁面に沿って流れる風を広い面積に渡り壁面から剥離させ、又は剥離を抑制することができる。また、建物に対する収まりがよい。
請求項3の発明は、請求項1又は2のいずれか1項に記載の振動制御装置において、前記振動検出手段は、前記建築物の振動を検出する振動センサであり、前記風車制御手段は、前記振動センサの検出結果から前記建築物の振動の方向、強さ及び周期を算出する振動分析手段と、算出された前記建築物の振動の方向により回転速度を変化させる風車を選択する風車選択手段と、前記建築物の振動の強さと周期により選択した前記風車の回転速度と回転速度変化パターンを決定する回転速度決定手段と、選択した前記風車の回転速度を、前記回転速度変化パターンに従って変化させる回転速度調整手段と、を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、振動センサが建築物の振動を検出し、振動分析手段が建築物の振動の方向、強さ及び周期を算出し、風車選択手段が建築物の振動の方向から回転速度を変化させる風車を選択し、回転速度調整手段が建築物の振動の強さと周期から選択した風車の回転速度と回転速度変化パターンを決定し、回転速度調整手段が選択した風車の回転速度を回転速度変化パターンに従って変化させる。
つまり、選択した風車の回転速度を回転速度変化パターンに従って変化させることで、建築物の両側の壁面から交互に周期的に剥離していた風の流れを均一化させ、両側の壁面に加わる風圧力をバランスさせる。若しくは、風の剥離の周期性を乱し、振動の成長を抑制する。これにより、両側の壁面に交互に作用する揚力を減少させ、建築物の振動を抑制する。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動制御装置において、前記建築物に設置され、風速を検出する風速検出手段と、前記建築物に設置され、風向を検出する風向検出手段と、前記風速と前記風向の検出結果から前記建築物の振動の方向、強さ及び周期を予測する振動予測手段と、を有し、前記振動予測手段の予測結果に基づき、前記風車選択手段が回転速度を変化させる風車を選択し、前記回転速度決定手段が選択した前記風車の回転速度及び回転速度変化パターンを決定し、前記回転速度調整手段が選択した前記風車の回転速度を前記回転速度変化パターンに従って変化させることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、振動予測手段が、風速検出手段と風向検出手段で検出された風速と風向の検出結果から、建築物の振動の方向、強さ及び周期を予測する。
これにより、強風を受けて建築物が振動を開始する前に、風車を選択して回転速度を変化させ、建築物の振動を抑制する。
本発明は、上記構成としてあるので、風力を利用して発電できると共に建築物の振動を抑制できる。
(第1の実施の形態)
図1(A)(B)に示すように、第1の実施の形態に係る振動制御装置10は、風を受けて発電する風車14A〜14H(14G、14Hは図示せず)を備えている。
風車14A〜14Hはいずれも同じ構成であり、風車14A〜14Dは建築物12の壁面13の4つの隅角部の上部に、また、風車14E〜14H(14G、14Hは図4に記載)は建築物12の壁面13の4つの隅角部の下部に、それぞれ取り付けられている。ここで、代表例として風車14Aについて説明する。
風車14Aは、風を受けて回転する羽根車部50を有している。この羽根車部50は、サボニウス型で、回転軸21は縦型とされている。
羽根車部50の回転軸21には、回転軸21の回転速度を制御し羽根車部50の回転速度を変化させる回転速度調整手段である調速器20が設けられている。調速器20で回転軸21の回転速度を変化させる具体的な方法については後述する。
また、回転軸21の下端部は、調速器20を介して発電機40の駆動軸と連結されている。発電機40は壁面13に固定された取付金具76に取付けられている。そして、調速器20と発電機40は外カバー78で覆われ、風雨から保護されている。
このように構成された風車14Aは、図2に示すように、壁面13の近くを流れる風W1を受けて羽根車部50が回転し、羽根車部50の回転を利用して発電機40が発電する。発電した電力を利用する電力系統については後述する。
図1(A)(B)に示すように、建築物12の屋上には振動検出手段である振動センサ16が取付けられている。振動センサ16は水平2成分(X軸、Y軸方向)の加速度が検出可能な構成とされている。
検出された加速度は、建築物12の振動を抑制するために羽根車部50の回転速度をコントロールする中央処理部52に、電圧出力の形で出力される。
また、コントローラ18には、中央処理部52からの指令に従い、振動センサ16から入力されたX軸とY軸の加速度の大きさの比較から建築物12の振動の方向を算出すると共に、X軸及びY軸の加速度の大きさ及び変化周期から建築物12の振動の強さ及び周期を算出する振動分析部48が設けられている。
更に、コントローラ18には、振動分析部48で算出された建築物12の振動の方向から、回転速度を変化させる羽根車部50を選択する風車選択部44が設けられている。
また、コントローラ18には、振動分析部48で算出された建築物12の振動の強さ及び周期から、選択した羽根車部50の回転速度と回転速度変化パターンを決定する、回転速度決定部46が設けられている。
上述した調速器20は、コントローラ18からの指令に基づき、それぞれの風車14A〜14Hの羽根車部50の回転速度を、回転速度変化パターンに従って変化させる。
このコントローラ18と調速器20で風車制御手段が構成されている。
次に、風車制御手段の作用について説明する。
先ず、コントローラ18の中央処理部52は、振動センサ16から入力されたX軸、Y軸の加速度を振動分析部48に送り、振動分析部48が建築物12の振動の方向、強さ及び周期を算出する。
次に、中央処理部52は、建築物12の振動の方向の算出結果を風車選択部44に送り、風車選択部44が、風車14A〜14Hの中から羽根車部50の回転速度を変化させる風車を選択する。
例えば、風車選択部44は、図4(C)に示すように、建築物12がY軸方向に振動している場合には、Y軸方向に配置されている風車14Aと14B及び風車14Cと14Dとを、それぞれ一対として選択する。
一方、図示は省略するが、建築物12がX軸方向に振動している場合には、X軸方向に配置されている風車14Aと14D及び風車14Bと14Cとを、それぞれ一対として選択する。
次に中央処理部52は、建築物12の振動の強さと周期の算出結果を回転速度決定回路46に送り、回転速度決定部46が、それぞれ一対として選択された風車の回転速度と回転速度変化パターンを決定する。なお、選択した4つの風車14A〜14Dを、それぞれ別個に回転速度と回転速度変化パターンを決定してもよい。
次に、制御概念について説明する。
例えば、図3(A)は、建築物12の壁面W1に作用する力Fw1を縦軸に、時間経過を横軸に示している。特性Z1は何ら制御をしない場合、特性Z2は振動抑制を行った時の特性である。ここに、建築物12に作用する力F、Fw1、Fw2の方向は図3(D)に示している。
図3(A)に示すように、建築物12の壁面W1に作用する力Fw1が、壁面W2に作用する力Fw2より大きくなる範囲Pでは、壁面W1側の風車14C、14Dの回転速度を、それまでの回転速度より速くなるように変化させ(範囲P)、剥離を壁面W1に引き寄せることで、特性Z1で示す何ら制御をしない場合の力Fw1より、特性Z2で示す制御を行った場合の力Fw1を小さくできる。
このとき、建築物12の壁面W1に作用する力Fw1、Fw2は、予め算出している建築物12の振動特性と、連続して検出される振動センサの振動検出結果から、推定して求めることができる。
図3(B)は、建築物12の壁面W2に作用する力Fw2を縦軸に、時間経過を横軸に示している。
図3(B)に示すように、壁面W2に作用する力Fw2が、壁面W1に作用する力Fw1より大きくなる範囲Qでは、壁面W2側の風車14A、14Bの回転速度を、それまでの回転速度より速くなるように変化させ(範囲Q)、剥離を壁面W2に引き寄せることで、特性Z1で示す何ら制御をしない場合の力Fw2より、特性Z2で示す制御を行った場合の力Fw2を小さくできる。
図3(C)は、建築物12の壁面W1、W2に作用する力を合計した最終的な作用力Fを示している。
図3(C)に示すように、特性Z1で示す何ら制御をしない場合の力Fより、特性Z2で示す制御を行った場合の力Fを小さくできる。こういった制御を時々刻々行うことで、建築物12に作用するY方向の力Fを小さくでき、建築物12のY方向の振動が抑制される。
このように、建築物12のY方向の振動を抑制すためには、風車14A〜Dの羽根車部50の回転速度を、建築物12の振動特性と振動センサの振動特性から決定して特性Z2に示すように変化させる必要がある。この特性Z2で示す特性を、以後回転速度変化パターンと呼ぶ。
なお、風下側の風車14C、14Dの羽根車部50も、風上側の風車14A、14Bの羽根車部50と同じ要領で変化させれば、建築物12の振動を効果的に抑制できる。
最後に中央処理部52は、これらの決定された結果を風車14A〜14Hの調速器20に出力し、調速器20が風車14A〜14Hの羽根車部50の回転速度を変化させる。
ここで、風車14Aによる建築物12の振動の制御メカニズムについて説明する。
図4(A)の破線で示すように、建築物12に風車14A〜14Dが取付けられていない場合には、建築物12で流れを遮られたX軸方向からの風Wは、分かれて風W1と風W2となり、交互に強さと流れの方向を交代させながら両側の壁面13から剥離して流れ、風下にはカルマン渦W3、W4が形成される。
この風W1と風W2の剥離とそれに続くカルマン渦の発生に起因して、建築物12の両側の壁面13には交互に揚力Fが作用し、建築物12にY軸方向の振動Mが生じる。
一方、図4(B)に示すように、建築物12の隅角部に風車14A〜14Dが取付けられている場合において、正面から風Wを受けたとき、風車14A〜14Dを何ら制御しないと、風車14A〜14Dの羽根車部50は、風W1と風W2で回転力を与えられ、風W1と風W2の流れの強さと方向に応じた回転速度で、それぞれ回転する。
羽根車部50に回転力を与えた風W1と風W2は減速され、両側の壁面13から剥離して流れる流れが壁面に引き寄せられる。この結果、壁面13からの剥離が小さい風W1は、一点鎖線で示す壁面13に沿った風W5となる。一方、壁面13から大きく離れて流れていた風W2は、壁面13に沿った流れには至らず、一点鎖線で示す壁面13に近づいた風W6となる。
この風W6は、壁面13にY軸方向の揚力Fを作用させる。このように、風車14A〜14Dを何ら制御しない場合には、引き続き、建築物12の壁面13には交互に揚力Fが作用する。この結果、X軸方向の風Wと直交する建築物12のY軸方向の振動Mは十分には抑制できない。
これに対し、図4(C)に示す第1の実施の形態では、振動の方向がY軸方向であるため、風車14A、14Dと風車14B、14Cがそれぞれ対として選択される。次に、選択された風車14A〜14Dの羽根車部50の回転速度を、コントローラ18からの指示に従い変化させる。
このとき、風の強さが弱い風W1側は、風車14Dの羽根車部50を何ら制御しなくても、上記のように、風W5は壁面13に沿って流れているので、制御はしない。
一方、風の強さが強い風W2側は、何ら制御をしないと風W6で示すように、壁面13に沿った流れとはならないので、風車14A、14Bの羽根車部50の回転速度を調速器20で加速させる。
これにより、壁面13の近傍を流れていた風W6は、羽根車部50で更に流れの方向を変えられて、建築物12の両側の壁面13に沿った、実線で示す風W7となる。
この結果、風W5と風W7は建築物12に対して対称な流れとなり、両側の壁面13に交互に作用する、揚力Fによる風圧力のアンバランスは解消する。これにより建築物12のY軸方向の振動Mが抑制される。
このとき、下流側の風車14B、14Cも上流側の風車14A、14Dと同じ要領で回転数を変化させれば、風下の風W3、W4で発生するカルマン渦を抑えることができ、建築物12のY軸方向の振動Mの抑制に寄与する。
次に、調速器20で風車14Aの回転速度を変化させる方法について説明する。
図5に示すように、調速器20のハウジング99には、羽根車部50の回転軸21が上から挿入され、回転軸21の端部には径の大きい羽根側歯車86と、径の小さい歯車87が取付けられている。また、調速器20のハウジング99には、発電機40の駆動軸41が下から挿入され、駆動軸41の端部には駆動側歯車88が取付けられている。
回転軸21と駆動軸41は同軸上に設けられており、回転軸21と駆動軸41と平行に中間歯車を取付ける中間歯車軸91が設けられている。
中間歯車軸91には、羽根側歯車86、87と噛み合う中間歯車96、97がクラッチ100、102を介して取付けられている。また、中間歯車軸91には、駆動側歯車88と噛み合う中間歯車98が取付けられている。
中間歯車軸91の上端はハウジングに設けられた軸受け92に、下端はハウジングに設けられた軸受け93に、それぞれ回転自在に支持されている。
これにより、クラッチ100を接続し、クラッチ102を切り離したとき、径の大きい羽根側歯車86から、中間歯車96を介して中間歯車軸91に回転が伝達され、中間歯車98を介して駆動側歯車88、駆動軸41に駆動力が伝達される。
一方、クラッチ100を切り離し、クラッチ102を接続したときは、径の小さい羽根側歯車87から中間歯車97を介して中間歯車軸91に回転が伝達され、中間歯車98を介して駆動側歯車88、駆動軸41に駆動力が伝達される。
これにより、風車14Aの羽根車部50から発電機40への軸動力の伝達経路における抵抗が変化し、羽根車部50の回転速度を変化させることができる。なお、クラッチ100、102を接続し、若しくは切り離す信号は、コントローラ18から調速器20に出力される信号である。
羽根車部50の回転速度を変化させる方法として、上述した、駆動力を伝達する歯車のギヤ比を変更する方法以外に、羽根車部50の回転軸21に、回転軸21と一体となり回転する円盤状の抵抗板を取付け、この抵抗板に周囲から外力を加え、抵抗板の回転を変化させる方法がある。
即ち、図示は省略するが、調速器20のハウジング内部で、羽根車部50の回転軸21と発電機40の駆動軸41とを連接し、この連接部に羽根車部50の回転軸21と一体となり回転する円盤状の抵抗板を設ける。そして、この抵抗板に、例えば、周囲から摩擦抵抗を加えて抵抗板の回転を変化させる。若しくは、周囲から粘性抵抗を加えて抵抗板の回転を変化させてもよい。
これにより、羽根車部50のブレード51が同じ風力を受けても、羽根車部50の回転軸21の回転速度を変化できる。
以上説明したように、建築物12の振動の方向、強さ及び周期に対応させて、風車14A〜14Dの羽根車部50の回転速度を変化させ、建築物12の両側の壁面13から交互に周期的に剥離する風を制御する。これにより、建築物12の両側の壁面13に作用する揚力Fをバランスさせて建築物12の振動Mを抑制できる。
なお、風車14A〜14Dの下部に設けられた、風車14E〜14Hも同様に、羽根車部50の回転速度を変化させ、建築物12の両側の壁面13から交互に周期的に剥離する風を制御することで、風車14E〜14Hの位置における建築物12の両側の壁面13に作用する揚力Fをバランスさせ、建築物12の振動Mを抑制できる。
次に、風車14A〜14Hの発電部40で発電した電力について説明する。
図6に示すように、風車14A〜14Hの、それぞれの発電機40で発電された電力QA〜QHは、電力合成部26で1つ(QT)に合成される。合成された電力QTは、トランス28で定格電圧に維持された状態(QV)で、建築物12で使用される照明等の負荷34に供給される。
このとき、風車14A〜14Hの発電機40で発電されたそれぞれの電力QA〜QHを、電力合成部26で合成する前にコントローラ18に入力すれば、風車14A〜14Hの発電量の把握や回転速度の制御に利用できる。
また、環境に配慮し、コントローラ18の電源PWとしても利用できる。
なお、風が弱くて、風車14A〜14Hで発電した電力では発電量が不足する場合に備え、保護装置30を介して商用電源(AC)と接続している。これにより、コントローラ18に安定して電力が供給される。
次に、風車15の建築物への取付け位置について説明する。なお、風車15は上述した風車14Aと同じ構成である。
図7に示すように、建築物58には、正面から見て、隅角部とコーナー部に、風車15が取付けられている。なお、建築物58への複数の風車15の取り付け位置については、建築物58の高さ方向及び水平方向共に制約はなく、風車15が回転し発電できる風が得られる位置であればよい。
しかし、より強い風を受けるという見地からは高い位置に配置するのが望ましい。また、風車15の風を受ける範囲をより広くするという見地からは、建築物58の隅角部に配置するのが望ましい。また、1つの建築物58に取付けることのできる、風車15の最大取付け数についても特に制約はなく、建築物58の振動が制御できる数量以上であればよい。
さらに、図8(A)に示すように、矩形断面の建築物62では、建築物62を平面視した場合の取り付け位置については、既述したように、風車15が、風を受ける範囲を広くできる隅角部に取付けるのが望ましい。
なお、図8(B)に示す円形断面の建築物64の場合には、隅角部がないため、風車15は、隣の風車15と所定の間隔を開けて外壁に並べて取付けるのが望ましい。
一方、図8(C)に示す三角形断面の建築物66の場合には、風車15は隅角部の3ヶ所に取付けるのが望ましい。なお、図8(D)に示すように、隅角部に凹部を形成した矩形断面の建築物68の場合には、凹部に風車15を取付ければよい。
また、図9に示すように、風車15を、建築物70の屋上の全体に並べて取り付けることも可能である。屋上の位置では風速が最も速くなるため、強い風力を風力発電に利用できる。また、屋上の有効活用ができる。
上記の風車14Aと風車15の説明は、回転軸が縦型のサボニウス形の風車を例にとり説明したが、これに限定されるものではなく、回転軸が縦型の風車であれば他の構造の風車、例えばダリウス型、ジャイロミル型、クロスフロー型などでもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の振動制御装置80は、第1の実施の形態における調速器20を、異なる構成としたものである。変更部分のみについて説明する。
図10、11に示すように、風車82Aは風を受けて回転する羽根車部83を有している。羽根車部83の上下の端部には、縦型の回転軸21と同軸上に、2つの調速器84、85が設けられ、羽根車部50と一緒に回転している。
回転軸21の下端部は、発電機40の駆動軸と連結されている。発電機40は壁面13に固定された取付金具76に取付けられている。そして、発電機40は外カバー77で覆われ、風雨から防護されている。
羽根車部83を構成するブレード86は、外周側の先端部86Sが弾性変形可能な材質(例えば、板ばね)とされ、ブレード86の迎え角を大きくするS1方向、及び迎え角を小さくS2方向に移動させることができる。
この先端部86SのS1方向及びS2方向への移動は、先端部86Sの上下方向の両端部に調速器84、85に設けられた偏心カム(図示せず)で行う。即ち、この偏心カムを先端部86Sに押し当て、モータで偏心カムを回転させることで先端部86Sを移動させる。
先端部86Sの移動の方向と移動量はコントローラ18から指示される羽根車部50の回転速度と回転速度変化パターンに従って決定される。
これにより、羽根車部50が同じ風を受けていても、風を受ける受圧面積が変わるので、ブレード86に生じる回転力が変化し、羽根車部50の回転速度を変化できる。
調速器84、85で風車82Aの回転速度を変化する他の方法として、ブレード86の先端部86Sの一部をスライド可能な二重構造とし、調速器84、85でスライド部をスライドさせ、スライドの前後でブレード86の受圧面積を変更させる方法や、ブレード86の中心部に支持軸を設け、支持軸でブレード86を回転可能に支持し、調速器84、85に設けたモータで支持軸を回転させてブレード86の方向を変える方法がある。これにより、ブレード86の受圧面積を変化させることで、羽根車部50の回転速度を変化させることができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、風車14A〜14Hにより、建築物12の両側の壁面13を流れる流れの方向を、第1の実施の形態における流れの方向と異ならせたものである。その他の内容は第1の実施の形態と同じである。異なる点のみについて説明する。
図12(A)は、既述した、建築物12に風車14A〜14Dを取付けていないときの、風W1〜W4の流れを示し、図12(B)は、風車14A〜14Dを取付けた場合で、何ら制御をしないときの、風W5、W6の流れを示している。
第3の実施の形態では、図12(C)に示すように、ある瞬間に風の強さが強い風W6側の風車14Aの回転速度は制御せず、そのまま壁面13から剥離して流れる状態とする。一方、風の強さが弱い風W5側の風車14D、14Cの回転速度を小さくする。
これにより、建築物12の壁面13を流れていた風W5が、風車14Dによる風を壁面に引き寄せる効果が抑えられ、壁面13から大きく剥離する方向に流れる。
これを時々刻々、交互に行うことで、建築物12の両側の壁面13を流れる風W6と風W8の流れの強さを、同じ強さとすることができる。風W6と風W8を同じ強さとし、バランスさせることで、風W6と風W8により生じる揚力Fがバランスし、風圧力のアンバランスが解消される。これにより、建築物12のY軸方向の振動Mを抑制できる。
なお、風車14A〜14Dの羽根車部50の回転速度は、発電機40の発電特性から、発電効率の最も高くなる回転速度を例えば標準回転速度とし、建築物12の振動Mを抑制するときには、必要に応じて発電機40の負荷を重くすることで、羽根車部50の回転速度を小さくすることができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態は、第1の実施の形態に風速センサ22と風向センサ24を追加した構成である。第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
図13に示すように、振動制御装置60は、風速検出手段である風速センサ22と、風向検出手段である風向センサ24を有している。
風速センサ22と風向センサ24は建築物72の屋上に設けられ、風速センサ22で検出された風速と、風向センサ24で検出された風向の検出結果は、コントローラ42の中央処理部56に出力される。
コントローラ42には、検出された風向から建築物72の振動の方向を予測すると共に、検出された風向と風速及び予め記録されている建築物12の振動特性から、建築物12の振動の強さ及び周期を予測する、振動予測部54が設けられている。
次に、第4の実施の形態の作用について説明する。
先ず、中央処理部56は、風速センサ22と風向センサ24から入力された検出結果を振動予測部54に送り、振動予測部54が建築物72の振動の方向、強さ及び周期を予測する。
次に、中央処理部56は、振動の方向の予測結果を風車選択部44に送り、風車選択部44が予測結果に基づき回転速度を変化させる風車を選択する。
また、中央処理部56は、振動の強さ及び周期の予測結果を回転速度決定部46に送り、回転速度決定部46が選択された風車14A〜14Dの回転速度と回転速度変化パターンを決定する。
最後に、中央処理部56は、選択された風車14A〜14Dの調整器20に、決定された回転速度と回転速度変化パターンを送る。
調整器20は送られた指令に従って風車14A〜14Dの回転速度と回転速度変化パターンを変化させる。
これにより、建築物72が振動を開始する前から振動を抑制する予測制御ができ、建築物72の振動を抑制できる。
なお、風速センサ22と風向センサ24は建築物72の屋上に設けた例について説明したが、設置場所に制限はなく、風車14A〜14Dの近傍に設けてもよい。
また、第1の実施の形態で説明した振動センサ16の検出結果を用いる制御と、第4の実施の形態で説明した、風速センサ22と風向センサ24の検出結果を用いる制御とを組み合わせ、建築物72が振動を開始した後の、選択された風車の回転速度と回転速度変化パターンの制御に利用してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る振動制御装置の基本構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る風車の取付け状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る風車による振動の抑制原理を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る振動制御装置の制御概念を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る風車の回転速度の可変手段を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る風車の電力系統の基本構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る風車の取付け状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る風車の取付け状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る風車の取付け状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る振動制御装置の基本構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る風車の回転速度の可変手段を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る振動制御装置の制御概念を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る振動制御装置の基本構成を示す図である。 従来例の振動制御装置の制御概念を示す図である。
符号の説明
10 振動制御装置
12 建築物
14 風車(風力発電装置)
16 振動センサ(振動検出手段)
18 コントローラ(風車制御手段)
20 調速器(回転速度調整手段)
22 風速センサ(風速検出手段)
24 風向センサ(風向検出手段)
44 風車選択部(風車選択手段)
46 回転速度決定部(回転速度決定手段)
48 振動分析部(振動分析手段)
54 振動予測部(振動予測手段)

Claims (4)

  1. 建築物に設置され、風力を受けて発電する複数の風車と、
    前記建築物に設置され、前記建築物の振動を検出する振動検出手段と、
    前記振動検出手段の検出結果に基づき前記風車の回転速度を変化させる風車制御手段と、
    を有する振動制御装置。
  2. 前記風車は、回転軸が縦軸の縦軸型風車であることを特徴とする請求項1に記載の振動制御装置。
  3. 前記振動検出手段は、前記建築物の振動を検出する振動センサであり、
    前記風車制御手段は、前記振動センサの検出結果から前記建築物の振動の方向、強さ及び周期を算出する振動分析手段と、算出された前記建築物の振動の方向により回転速度を変化させる風車を選択する風車選択手段と、前記建築物の振動の強さと周期により選択した前記風車の回転速度と回転速度変化パターンを決定する回転速度決定手段と、選択した前記風車の回転速度を、前記回転速度変化パターンに従って変化させる回転速度調整手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の振動制御装置。
  4. 前記建築物に設置され、風速を検出する風速検出手段と、
    前記建築物に設置され、風向を検出する風向検出手段と、
    前記風速と前記風向の検出結果から前記建築物の振動の方向、強さ及び周期を予測する振動予測手段と、
    を有し、
    前記振動予測手段の予測結果に基づき、前記風車選択手段が回転速度を変化させる風車を選択し、前記回転速度決定手段が選択した前記風車の回転速度及び回転速度変化パターンを決定し、前記回転速度調整手段が選択した前記風車の回転速度を前記回転速度変化パターンに従って変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動制御装置。
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