JP5148359B2 - 超音波トランスデューサ、超音波トランスデューサの製造方法、および超音波プローブ - Google Patents
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Description
また、上記の課題を解決するための請求項9に記載の発明は、電極を有する複数の圧電素子それぞれが一定の間隔で、2次元状に配列されて構成され、かつ一端が前記電極に接続される電極リードを有する3以上の圧電体ブロック形成する工程と、前記圧電体ブロックを、一面において端子が前記素子に対応して配列された接続基板上に対し、前記端子の配列に対応した間隙を挟んで2次元的に配置する工程と、を備えたこと、を特徴とする超音波トランスデューサの製造方法である。
また、上記の課題を解決するための請求項10に記載の発明は、電極を有する複数の圧電素子と、一面において端子が前記圧電素子に対応して配列された接続基板とを有する超音波トランスデューサの製造方法であって、前記複数の圧電素子それぞれが一定の間隔で、2次元的に配列されて構成され、かつ一端が前記電極に接続される電極リードを有する単一の圧電体ブロックを形成する工程と、前記単一の圧電体ブロックを、前記接続基板上に配置する工程と、前記前記接続基板上の単一の圧電体ブロックを、前記端子の配列に対応した間隙によって3以上の分割ブロックに分割する工程と、を備えたこと、を特徴とする超音波トランスデューサの製造方法である。
また、上記の課題を解決するための請求項11に記載の発明は、一面において端子が2次元的に配列された接続基板と、電極を有する複数の圧電素子それぞれが、前記接続基板の前記一面に対して一定の間隔で、2次元的に配列されて構成される圧電体ブロックと、一端が前記電極に、かつ他端が前記端子に接続され、前記圧電素子と前記接続基板との間で電気信号を送受信するための電極リードと、を備え、3以上の前記圧電体ブロックが、間隙を挟み、かつ2次元的に前記一面に配列されて圧電体ブロック群を形成する超音波トランスデューサを備えたこと、を特徴とする超音波プローブである。
この発明の第1実施形態にかかる超音波トランスデューサおよび超音波プローブにつき、製造工程に従って、図1〜5を参照して説明する。図1(A)は、この発明の実施形態にかかる超音波トランスデューサを構成する分割前の超音波トランスデューサ構体101を示す概略斜視図である。また、図1(B)は、この発明の実施形態にかかる超音波トランスデューサの一部分を構成する接続基板110を示す概略斜視図である。図2(A)は、この発明の実施形態にかかる超音波トランスデューサ100の製造工程において、接続基板110に超音波トランスデューサブロック101aを配置している状態を示す概略斜視図である。図2(B)は、この発明の実施形態にかかる超音波トランスデューサ100を示す概略斜視図である。
第1実施形態にかかる超音波トランスデューサにおいては、まず図1(A)に示すような超音波トランスデューサ構体101を形成する。この超音波トランスデューサ構体101は、圧電素子103aを2次元的に配列して形成される圧電体ブロック103を備えている。この圧電体ブロック103における一面に隣接するように、すなわち圧電体ブロック103における各圧電素子103aのそれぞれに隣接するように音響整合層102が設けられている。またこの圧電体ブロック103の他面、すなわち、圧電体ブロック103における音響整合層102側の一面と反対側の面に隣接してバッキング材104が設けられている。
本実施形態における超音波トランスデューサの製造工程においては、超音波トランスデューサ構体101を形成した後、当該超音波トランスデューサ構体101を複数の超音波トランスデューサブロックに分割する。当該ブロックは、接続基板110上に配置される。なお、本実施形態における超音波トランスデューサブロック101a(図2参照)は、本発明における「圧電体ブロック」の一例に該当する。
次に、図3を用いて本実施形態における超音波トランスデューサ100における超音波トランスデューサブロック101aそれぞれの配置について説明する。図3は、この発明の実施形態にかかる圧電体ブロック群120における各超音波トランスデューサブロック101aそれぞれを、圧電素子103aの超音波放射面側から見た状態を示す概略平面図である。なお、図3においては音響整合層102の図示を省略している。
次に、図3および図4を用いて本実施形態における超音波トランスデューサ100における圧電体ブロック群120の間隙zの構造について説明する。図4は、この発明にかかる超音波トランスデューサ100において、接続基板110上に配置された超音波トランスデューサブロック101aの間にある間隙zを示す図3の概略A−A断面図である。
次に図5用いて本実施形態にかかる超音波トランスデューサ100とIC基板130との接続構成の一例について説明する。図5は、超音波トランスデューサ100の接続方法の一例であり、本実施形態における超音波トランスデューサ100とIC基板130とを接続する機構および、IC基板130上のIC131と超音波診断装置本体に接続されるケーブルとを接続する機構を示す概略斜視図である。
以上説明した第1実施形態にかかる超音波トランスデューサ100の作用及び効果について説明する。
次に、本発明の第2実施形態にかかる超音波トランスデューサについて図6を参照して説明する。図6は、この発明の第2実施形態にかかる超音波トランスデューサの製造工程において、接続基板110に超音波トランスデューサ構体101を配置した状態を示す概略斜視図である。
上記説明したように第2実施形態にかかる超音波トランスデューサは、接続基板110に対し、超音波トランスデューサ構体101を配置してから、複数の超音波トランスデューサブロックに分割して接続される。したがって第1実施形態にかかる超音波トランスデューサと同様に、接続基板110に対する接触面積を低減させて、超音波トランスデューサブロック101aにおける電極リードが露出した面の反りを低減させることが可能である。その結果、電極リードと接続パッド110aとを確実に接続させ、被検体に対し送波または受波する超音波パルスを確実に伝達させることが可能となるため、超音波診断装置における超音波画像を確実に生成することが可能となる。
以上説明した第1実施形態および第2実施形態にかかる超音波トランスデューサの変形例について図7を参照して説明する。図7は、この発明の実施形態にかかる超音波トランスデューサの変形例を示す概略斜視図である。なお、図7においては音響整合層の図示を省略している。
101 超音波トランスデューサ構体
101a 超音波トランスデューサブロック
102 音響整合層
103 圧電体ブロック
103a 圧電素子
104 バッキング材
110 接続基板
110a 接続パッド
120 圧電体ブロック群
130 IC基板
140 ケーブル接続基板
141 コネクタ
150 超音波プローブ
Claims (11)
- 一面において端子が2次元的に配列された接続基板と、
電極を有する複数の圧電素子それぞれが、前記接続基板の前記一面に対して一定の間隔で、2次元的に配列されて構成される圧電体ブロックと、
一端が前記電極に、かつ他端が前記端子に接続され、前記圧電素子と前記接続基板との間で電気信号を送受信するための電極リードと、を備え、
3以上の前記圧電体ブロックが、間隙を挟み、かつ2次元的に前記一面に配列されて圧電体ブロック群を形成すること、
を特徴とする超音波トランスデューサ。 - 前記電極は、少なくとも前記圧電素子における前記接続基板側の面に設けられており、
前記圧電体ブロックそれぞれに対して、前記圧電素子それぞれの前記電極に接するようにバッキング材が設けられており、
前記バッキング材は、前記間隙によって、前記圧電体ブロック群と同じ配列で区分されていること、
を特徴とする請求項1に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記接続基板における前記端子の配列間隔は、前記圧電素子の配列ピッチと同じであり、
前記圧電体ブロック群における前記間隙の間隔は、前記圧電体ブロックにおいて配列されている各圧電素子それぞれの隣り合う面の間の距離と、前記配列ピッチの整数倍の長さとを加算した長さであること、
を特徴とする請求項1に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記接続基板における前記端子の配列間隔は、前記圧電体ブロックにおいて、隣接する各圧電素子同士の間隔と同じであり、
前記圧電体ブロック群における前記間隙は、前記圧電素子の配列間隔の整数倍の長さであること、
を特徴とする請求項1に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記圧電体ブロック群における、各圧電体ブロックの大きさは複数あり、当該各圧電体ブロックにおける前記圧電素子の配列は複数種類あること、
を特徴とする請求項1に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記圧電体ブロック群における前記圧電体ブロック間の前記間隙の少なくとも一端は、当該間隙と直交する他の間隙に突き当たり、当該間隙と、当該他の間隙とによって略T字を形成すること、
を特徴とする請求項5に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記圧電体ブロック群は、6以上の前記圧電体ブロックによって構成され、
前記圧電体ブロック群および前記圧電体ブロックの形状は方形であること、
を特徴とする請求項6に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記圧電体ブロックのうち、最も面積の大きいものは、前記圧電体ブロック群の面積の1/2以下の面積であること、
を特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の超音波トランスデューサ。 - 電極を有する複数の圧電素子それぞれが一定の間隔で、2次元的に配列されて構成され、かつ一端が前記電極に接続される電極リードを有する3以上の圧電体ブロックを形成する工程と、
前記圧電体ブロックを、一面において端子が前記素子に対応して配列された接続基板上に、前記端子の配列に対応した間隙を挟んで2次元的に配置する工程と、
を特徴とする超音波トランスデューサの製造方法。 - 電極を有する複数の圧電素子と、一面において端子が前記圧電素子に対応して配列された接続基板とを有する超音波トランスデューサの製造方法であって、
前記複数の圧電素子それぞれが一定の間隔で、2次元的に配列されて構成され、かつ一端が前記電極に接続される電極リードを有する単一の圧電体ブロックを形成する工程と、
前記単一の圧電体ブロックを、前記接続基板上に配置する工程と、
前記接続基板上の単一の圧電体ブロックを、前記端子の配列に対応した間隙によって3以上の分割ブロックに分割する工程と、を備えたこと、
を特徴とする超音波トランスデューサの製造方法。 - 一面において端子が2次元的に配列された接続基板と、
電極を有する複数の圧電素子それぞれが、前記接続基板の前記一面に対して一定の間隔で、2次元的に配列されて構成される圧電体ブロックと、
一端が前記電極に、かつ他端が前記端子に接続され、前記圧電素子と前記接続基板との間で電気信号を送受信するための電極リードと、を備え、
3以上の前記圧電体ブロックが、間隙を挟み、かつ2次元的に前記一面に配列されて圧電体ブロック群を形成する超音波トランスデューサを備えたこと、
を特徴とする超音波プローブ。
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