JP5147450B2

JP5147450B2 - ページング信号送信方法及び移動局

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Publication number: JP5147450B2
Application number: JP2008042098A
Authority: JP
Inventors: アンダルマワンティハプサリウリ; 美波石井; ツーゲンマイヤーアルフ; ラガニエジュリアン
Original assignee: NTT Docomo Inc
Current assignee: NTT Docomo Inc
Priority date: 2008-02-22
Filing date: 2008-02-22
Publication date: 2013-02-20
Anticipated expiration: 2028-02-22
Also published as: EP2252089A4; WO2009104749A1; CA2716278A1; KR20100128292A; BRPI0908844A2; RU2010137740A; JP2009200970A; US20110105078A1; MX2010009212A; CN101953182A; AU2009216169A1; US8463236B2; EP2252089A1; CN101953182B

Description

本発明は、ネットワークノードが複数の移動局に対してページング信号を送信するページング信号送信方法及び移動局に関する。

３ＧＰＰでは、地震情報や津波情報等の緊急情報を配信するための「ＥＴＷＳ（ＥａｒｔｈｑｕａｋｅａｎｄＴｓｕｎａｍｉＷａｒｎｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）」を、「ＰＷＳ（ＰｕｂｌｉｃＷａｒｎｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）」のサブセットとして検討を進めている。

図７に示すように、かかるＥＴＷＳは、ネットワークノード１（例えば、無線基地局ｅＮＢ等を含む）と、緊急情報配信サーバ３と、移動局ＵＥとを具備している。

図８に示すように、かかるＥＴＷＳでは、ステップＳ１００１において、緊急情報配信サーバ３が、災害が発生した旨を通知する「ＤｉｓａｓｔｅｒＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（緊急情報）」を、ネットワークノード１に送信する。

ステップＳ１００２において、ネットワークノード１は、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」によって、複数の移動局ＵＥに対して、かかる災害が発生した旨を通知する。

複数の移動局ＵＥの各々は、かかる「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」を受信した場合、かかる「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」に対応する出力（ブザー出力やアラーム出力やディスプレイ表示等）を行う。

ステップＳ１００３において、ネットワークノード１は、「ＳｅｃｏｎｄＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」によって、複数の移動局ＵＥに対して、上述の災害に関する詳細情報を通知する。

ここで、複数の移動局ＵＥの各々は、上述の「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」によって指定されている情報に基づいて、かかる「ＳｅｃｏｎｄＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」を受信し、かかる「ＳｅｃｏｎｄＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」によって通知されている詳細情報を、ディスプレイに表示する。
３ＧＰＰＴＳＧＳＡＷＧ２、寄書Ｓ２-０８０２３８

上述のＥＴＷＳでは、不正な無線基地局による「ＦａｋｅＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」の送信等の脅威が考えられるため、上述のＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎを、セキュアな通信によって移動局に送信する必要がある。

図７に示すＥＷＴＳの構成において、ネットワークノード１と緊急情報配信サーバとの間のインターフェイスでは、専用回線やＩＰｓｅｃを用いたセキュアな通信によって「ＤｉｓａｓｔｅｒＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」を送信しているものと想定できるが、ネットワークノード１と移動局ＵＥとの間の無線インターフェイスでは、セキュリティ通信によって「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」を送信することができないという問題点があった。

すなわち、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」が送信される時点では、ネットワークノード１と移動局ＵＥとの間で、セキュリティ通信用無線リンクが確立されていないため、無線基地局ｅＮＢと移動局ＵＥとの間の無線インターフェイスでは、セキュリティ通信によって「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」を送信することができない。

また、無線基地局ｅＮＢ、交換局ＭＭＥ又はゲートウェイ装置Ｓ-ＧＷ等のネットワークノード１と移動局ＵＥとの間で、セキュリティ通信用リンクが確立されている場合であっても、複数の移動局ＵＥが、受信した同一ページング信号が自身宛てのページング信号であるか否かについて判定する必要があるため、ネットワークが、各移動局ＵＥに対して個別に確立したセキュリティ情報を用いてセキュリティをかけることができない。

そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、複数の移動局に対して、セキュアな通信によってページング信号を送信することができるページング信号送信方法及び移動局を提供することを目的とする。

本発明の第１の特徴は、ネットワークノードが、複数の移動局に対してページング信号を送信するページング信号送信方法であって、前記複数の移動局の各々が、前記ページング信号によって指定されたチャネルを介して、前記ネットワークノードから、セキュリティデータを受信する工程と、前記複数の移動局の各々が、公開されている第１セキュリティ情報及び自身で管理している第２セキュリティ情報を用いて、第３セキュリティ情報を算出する工程と、前記複数の移動局の各々が、算出した前記第３セキュリティ情報と受信した前記セキュリティデータに含まれる第４セキュリティ情報とを比較することによって、前記ページング信号の正当性を検証する工程と、前記複数の移動局の各々が、前記ページング信号の正当性の検証に成功した場合、該ページング信号に対応する出力を行う工程とを有することを要旨とする。

本発明の第１の特徴において、前記複数の移動局の各々が、前記第２セキュリティ情報を管理していない場合、前記第１セキュリティ情報及び受信した前記ページング信号に含まれる第５セキュリティ情報を用いて、前記第６セキュリティ情報を算出し、前記複数の移動局の各々が、算出した前記第６セキュリティ情報と前記第４セキュリティ情報とを比較することによって、前記ページング信号の正当性を検証してもよい。

本発明の第１の特徴において、前記セキュリティデータは、所定タイミングで、前記ネットワークノードによって更新されてもよい。

本発明の第１の特徴において、前記第２セキュリティ情報は、所定タイミングで、或いは、前記ネットワークノードからの通知によって、更新されてもよい。

本発明の第２の特徴は、ネットワークノードが複数の移動局に対してページング信号を送信するように構成されている移動通信システムで用いられる移動局であって、前記ページング信号によって指定されたチャネルを介して、前記ネットワークノードから、セキュリティデータを受信するように構成されているセキュリティデータ受信部と、公開されている第１セキュリティ情報及び自身で管理している第２セキュリティ情報を用いて、第３セキュリティ情報を算出し、算出した前記第３セキュリティ情報と受信した前記セキュリティデータに含まれる第４セキュリティ情報とを比較することによって、前記ページング信号の正当性を検証するように構成されている検証部と、前記ページング信号の正当性の検証に成功した場合、該ページング信号に対応する出力を行うように構成されている出力部とを具備することを要旨とする。

本発明の第２の特徴において、前記検証部は、前記第２セキュリティ情報が管理されていない場合、前記第１セキュリティ情報及び受信した前記ページング信号に含まれる第５セキュリティ情報を用いて、前記第６セキュリティ情報を算出し、算出した前記第６セキュリティ情報と前記第４セキュリティ情報とを比較することによって、前記ページング信号の正当性を検証するように構成されていてもよい。

本発明の第２の特徴において、前記第２セキュリティ情報は、所定タイミングで、或いは、前記ネットワークノードからの通知によって、更新されるように構成されていてもよい。

以上説明したように、本発明によれば、複数の移動局に対して、セキュアな通信によってページング信号を送信することができるページング信号送信方法及び移動局を提供することができる。

（本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの構成）
図１乃至図３参照して、本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。

本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムは、図５に示すＥＴＷＳと同様の構成を具備しており、ネットワークノード１が、複数の移動局ＵＥに対してページング信号を送信するように構成されている。

なお、本発明は、ＬＴＥ（ＬｏｎｇＴｅｒｍＥｖｏｌｕｔｉｏｎ）方式の移動通信システムや、Ｗ-ＣＤＭＡ（Ｗｉｄｅｂａｎｄ-ＣｏｄｅＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ）方式の移動通信システムや、３ＧＰＰ２方式の移動通信システムや、ＵＭＴＳ（ＵｎｉｖｅｒｓａｌＭｏｂｉｌｅＴｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓＳｙｓｔｅｍ）方式の移動通信システムや、ＧＳＭ（ＧｌｏｂａｌＳｙｓｔｅｍｆｏｒＭｏｂｉｌｅＣｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ）方式の移動通信システム等、任意の方式の移動通信システムに適用可能である。

例えば、本発明が、ＬＴＥ方式の移動通信システムに用いられている場合、ネットワークノード１は、無線基地局ｅＮＢであり、本発明が、Ｗ-ＣＤＭＡ方式の移動通信システムに用いられている場合、ネットワークノード１は、無線制御局ＲＮＣである。

図１に示すように、本実施形態に係る移動局ＵＥは、ページング信号受信部１１と、セキュリティデータ受信部１２と、セキュリティ情報管理部１３と、検証部１４と、出力部１５と、詳細情報受信部１６とを具備している。

ページング信号受信部１１は、図２に示すように、ページングチャネル（ＰＣＨ：ＰａｇｉｎｇＣｈａｎｎｅｌ）を介して、ネットワークノード１によって送信された「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」を受信するように構成されている。

かかる「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」は、「ＭＣＣ（ＭｏｂｉｌｅＣｏｕｎｔｒｙＣｏｄｅ）」と「ＭＮＣ（ＭｏｂｉｌｅＮｅｔｗｏｒｋＣｏｄｅ）」と「ＭＳＩＮ（ＭｏｂｉｌｅＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＩｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎＮｕｍｂｅｒ）」とによって構成されている「ＩＭＳＩ（ＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌＭｏｂｉｌｅＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＩｄｅｎｔｉｔｙ）」を具備している。

基本的に、「ＩＭＳＩ」は、グローバルに移動局ＵＥを識別するための識別子であるが、複数の移動局ＵＥの各々に対して送信すべき特定通信（例えば、地震情報や津波情報等の緊急情報）の存在を示す通信識別子としての役割も果たす。

例えば、緊急通信を通知するための「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に設定されており、緊急情報の存在を示す通信識別子としての役割を果たす「ＩＭＳＩ」では、「ＭＣＣ」が「９０１」と設定されており、「ＭＮＣ」が「０８」と設定されている。

セキュリティデータ受信部１２は、図２に示すように、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」によって指定されたチャネル（例えば、ＭＢＭＳ（ＭｕｌｔｉｍｅｄｉａＢｒｏａｄｃａｓｔＭｕｌｔｉｃａｓｔＳｅｒｖｉｃｅ）用チャネルやＣＢＳ（ＣｅｌｌＢｒｏａｄｃａｓｔＳｅｒｖｉｃｅ）用チャネル）を介して、ネットワークノード１から、セキュリティデータを受信するように構成されている。

図３に示すように、かかるセキュリティデータは、例えば、「Ｐｒｏｔｏｃｏｌｖｅｒｓｉｏｎ（１バイト）」や、「Ｄｉｓａｓｔｅｒｔｙｐｅ（１バイト）」や、「Ｔｉｍｅｓｔａｍｐ（４バイト）」や、「ｓｉｇｎｉｎｇａｕｔｈｏｒｉｔｙ（３バイト）」や、「ｓｉｇｎａｔｕｒｅ（４１バイト）」や、「ＬｏｃａｔｉｏｎＩＤ」等を含む。

「Ｐｒｏｔｏｃｏｌｖｅｒｓｉｏｎ」は、アプリケーションレイヤで用いられるプロトコルのバージョン情報を示すものである。

「Ｄｉｓａｓｔｅｒｔｙｐｅ」は、地震や津波やテロ等の災害の種別を示すものである。

「Ｔｉｍｅｓｔａｍｐ」は、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」或いは当該セキュリティデータが送信された時刻、或いは、当該セキュリティデータに含まれる「ｓｉｇｎａｔｕｒｅ（４１バイト）」が発行された時刻を示すものである。

「ｓｉｇｎｉｎｇａｕｔｈｏｒｉｔｙ」は、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」或いは当該セキュリティデータを発行したプロバイダやオペレータを示すものである。

「ｓｉｇｎａｔｕｒｅ」は、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」或いは当該セキュリティデータを発行したプロバイダやオペレータの電子署名（第４セキュリティ情報）である。

「ＬｏｃａｔｉｏｎＩＤ」は、災害が発生したエリアを識別するものである。

なお、かかるセキュリティデータは、所定タイミングで、ネットワークノード１によって更新されるように構成されている。

セキュリティ情報管理部１３は、第１セキュリティ情報及び第２セキュリティ情報を管理するように構成されている。

ここで、第１セキュリティ情報は、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」或いは当該セキュリティデータを発行したプロバイダやオペレータの公開鍵である。

ここで、セキュリティ情報管理部１３は、上述の「ｓｉｇｎｉｎｇａｕｔｈｏｒｉｔｙ」に基づいて、使用すべき第１セキュリティ情報（公開鍵）を決定するように構成されている。

また、第２セキュリティ情報は、ネットワークノード１から、所定タイミングで配布されるものである。

具体的には、セキュリティ情報管理部１３は、当該移動局ＵＥによる位置登録処理（Ａｔｔａｃｈ処理）時や位置登録更新処理（ＴＡＵ：ＴｒａｃｋｉｎｇＡｒｅａＵｐｄａｔｅ処理）時等に、ネットワークノード１から、第２セキュリティ情報を取得するように構成されている。

なお、セキュリティ情報管理部１３は、所定タイミングで（例えば、定期的に）、或いは、ネットワークノード１からの通知によって、かかる第２セキュリティ情報を更新するように構成されている。

検証部１４は、セキュリティ情報管理部１３によって管理されている第１セキュリティ情報及び第２セキュリティ情報を用いて第３セキュリティ情報を算出し、算出した第３セキュリティ情報とセキュリティデータ受信部１２によって受信されたセキュリティデータに含まれる「ｓｉｇｎａｔｕｒｅ（第４セキュリティ情報）」とを比較することによって、かかる「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」の正当性を検証するように構成されている。

具体的には、図４に示すように、検証部１４は、セキュリティ情報管理部１３によって管理されている第１セキュリティ情報及び第２セキュリティ情報を、セキュリティ関数（例えば、ハッシュ関数）に入力することによって得られた第３セキュリティ情報と、セキュリティデータに含まれる「ｓｉｇｎａｔｕｒｅ（第４セキュリティ情報）」とが一致する場合に、当該検証に成功したと判定するように構成されていてもよい。

また、検証部１４は、セキュリティ情報管理部１３によって第２セキュリティ情報が管理されていない場合、上述の第１セキュリティ情報及び受信した「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に含まれる「セキュリティビット（第５セキュリティ情報）」を用いて第６セキュリティ情報を算出し、算出した第６セキュリティ情報と上述の第４セキュリティ情報とを比較することによって、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」の正当性を検証するように構成されていてもよい。

具体的には、図５に示すように、検証部１４は、セキュリティ情報管理部１３によって管理されている第１セキュリティ情報及び受信した「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に含まれる「セキュリティビット（第５セキュリティ情報）」を、セキュリティ関数（例えば、ハッシュ関数）に入力することによって得られた第６セキュリティ情報と、セキュリティデータに含まれる「ｓｉｇｎａｔｕｒｅ（第４セキュリティ情報）」とが一致する場合に、当該検証に成功したと判定するように構成されていてもよい。

検証部１４は、上述の比較結果が一致する場合で、かつ、上述の「Ｔｉｍｅｓｔａｍｐ」に設定されている時刻と当該移動局ＵＥのクロックにて規定される時刻とが所定時間幅で一致している場合にのみ、当該検証に成功したと判定するように構成されていてもよい。

また、当該移動局ＵＥは、上述の比較結果が一致する場合で、かつ、ＧＰＳ等の位置測位方法を用いて、自身が「ＬｏｃａｔｉｏｎＩＤ」に設定されているエリア（災害が発生したエリア）と同じエリアにいると判断した場合にのみ、当該検証に成功したと判定するように構成されていてもよい。

出力部１５は、検証部１４による「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」の正当性の検証に成功した場合、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に対応する出力（ブザー出力やアラーム出力やディスプレイ表示等）を行うように構成されている。

ネットワークノードによって、１つのページングチャネルを介して、複数の「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」が送信されている場合、出力部１５は、複数の「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」の中から、上述の検証に成功した「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に対応する出力を行うように構成されていてもよい。

また、出力部１５は、詳細情報受信部１５によって受信された緊急情報の詳細情報（「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に対応する情報）を、ディスプレイに表示するように構成されている。

例えば、詳細情報としては、地震の震度や避難地や食料の配布時間・場所等を示す情報が想定される。詳細情報は、小容量のテキストデータであってもよいし、大容量のデータであってもよい。

詳細情報受信部１６は、上述の検証に成功した場合に、上述の「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」によって指定されている情報に基づいて、上述の詳細情報を受信するように構成されている。

例えば、詳細情報受信部１６は、上述の検証に成功した場合に、上述の「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に含まれている「ＣｈａｎｎｅｌＴｙｐｅ」や「Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ」等によって特定されるチャネルを介して、上述の詳細情報を受信するように構成されていてもよい。

（本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの動作）
図４を参照して、本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムにおける移動局ＵＥの動作について説明する。

図４に示すように、ステップＳ１０１において、移動局ＵＥは、ネットワークノード１から、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」を受信する。

ステップＳ１０２において、移動局ＵＥは、受信した「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」によって指定されたチャネルを介して、セキュリティデータを受信する。

ステップＳ１０３において、移動局ＵＥは、受信したセキュリティデータに含まれている上述の第４セキュリティ情報と、自身が管理している上述の第１セキュリティ情報及び第２セキュリティ情報を用いて、当該移動局ＵＥによる当該「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」の正当性の検証を行う。

なお、移動局ＵＥは、上述の第２セキュリティ情報を管理していない場合、受信したセキュリティデータに含まれている上述の第４セキュリティ情報と、自身が管理している上述の第１セキュリティ情報及び上述の第５セキュリティ情報を用いて、当該移動局ＵＥによる当該「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」の正当性の検証を行う。

かかる検証に成功した場合、本動作は、ステップＳ１０４に進み、かかる検証に失敗した場合、本動作は、ステップＳ１０７に進む。

ステップＳ１０４において、移動局ＵＥは、かかる「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に対応する出力（例えば、緊急情報の速報等のディスプレイ表示）を行う。

移動局ＵＥは、ステップＳ１０５において、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」に対応する「ＳｅｃｏｎｄＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」を受信し、ステップＳ１０６において、当該「ＳｅｃｏｎｄＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ」によって通知された詳細情報を、ディスプレイに表示する。

ステップＳ１０７では、移動局ＵＥでは、ステップＳ１０３における検証が失敗した旨を示す出力を行う。

（本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果）
本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局ＵＥが、受信したセキュリティデータに含まれている第４セキュリティ情報及び自身で管理している第１セキュリティ情報及び第２セキュリティ情報に基づいて、当該「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」の正当性の検証を行うように構成されているため、セキュアな通信によるページング信号の送信を実現することができる。

また、本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムによれば、セキュリティデータは、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」ではなく、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」で指定されるチャネルを介して送信されるため、「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」で送信可能なデータ量が制限されている場合であっても、セキュアな通信によるページング信号の送信を実現することができる。

なお、上述の移動局ＵＥやネットワークノード１の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。

ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）や、フラッシュメモリや、ＲＯＭ（ＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）や、ＥＰＲＯＭ（ＥｒａｓａｂｌｅＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ）や、ＥＥＰＲＯＭ（ＥｌｅｃｔｒｏｎｉｃａｌｌｙＥｒａｓａｂｌｅａｎｄＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ）や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、ＣＤ-ＲＯＭといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。

かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ＡＳＩＣ内に設けられていてもよい。かかるＡＳＩＣは、移動局ＵＥやネットワークノード１内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局ＵＥやネットワークノード１内に設けられていてもよい。

以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

本発明の第１の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。本発明の第１の実施形態に係るネットワークノードによって送信される「ＦｉｒｓｔＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ページング信号）」及び「セキュリティデータ」について説明するための図である。本発明の第１の実施形態に係るネットワークノードによって送信される「セキュリティデータ」について説明するための図である。本発明の第１の実施形態に係る移動局によって行われる検証について説明するための図である。本発明の第１の実施形態に係る移動局によって行われる検証について説明するための図である。本発明の第１の実施形態に係る移動局の動作を説明するためのフローチャートである。ＥＷＴＳの全体構成図である。ＥＷＴＳにおける緊急情報を送信する動作について説明するためのシーケンス図である。

符号の説明

１…ネットワークノード
３…緊急情報配信サーバ
ＵＥ…移動局
１１…ページング信号受信部
１２…セキュリティデータ受信部
１３…セキュリティ情報管理部
１４…検証部
１５…出力部
１６…詳細情報受信部

Claims

ネットワークノードが、複数の移動局に対してページング信号を送信するページング信号送信方法であって、
前記複数の移動局の各々が、前記ページング信号によって指定されたチャネルを介して、前記ネットワークノードから、セキュリティデータを受信する工程と、
前記複数の移動局の各々が、公開されている第１セキュリティ情報及び自身で管理している第２セキュリティ情報を用いて、第３セキュリティ情報を算出する工程と、
前記複数の移動局の各々が、算出した前記第３セキュリティ情報と受信した前記セキュリティデータに含まれる第４セキュリティ情報とを比較することによって、前記ページング信号の正当性を検証する工程と、
前記複数の移動局の各々が、前記ページング信号の正当性の検証に成功した場合、該ページング信号に対応する出力を行う工程とを有することを特徴とするページング信号送信方法。
前記複数の移動局の各々が、前記第２セキュリティ情報を管理していない場合、前記第１セキュリティ情報及び受信した前記ページング信号に含まれる第５セキュリティ情報を用いて、前記第６セキュリティ情報を算出し、
前記複数の移動局の各々が、算出した前記第６セキュリティ情報と前記第４セキュリティ情報とを比較することによって、前記ページング信号の正当性を検証することを特徴とする請求項１に記載のページング信号送信方法。
前記セキュリティデータは、所定タイミングで、前記ネットワークノードによって更新されることを特徴とする請求項１に記載のページング信号送信方法。
前記第２セキュリティ情報は、所定タイミングで、或いは、前記ネットワークノードからの通知によって、更新されることを特徴とする請求項１に記載のページング信号送信方法。
ネットワークノードが複数の移動局に対してページング信号を送信するように構成されている移動通信システムで用いられる移動局であって、
前記ページング信号によって指定されたチャネルを介して、前記ネットワークノードから、セキュリティデータを受信するように構成されているセキュリティデータ受信部と、
公開されている第１セキュリティ情報及び自身で管理している第２セキュリティ情報を用いて、第３セキュリティ情報を算出し、算出した前記第３セキュリティ情報と受信した前記セキュリティデータに含まれる第４セキュリティ情報とを比較することによって、前記ページング信号の正当性を検証するように構成されている検証部と、
前記ページング信号の正当性の検証に成功した場合、該ページング信号に対応する出力を行うように構成されている出力部とを具備することを特徴とする移動局。
前記検証部は、前記第２セキュリティ情報が管理されていない場合、前記第１セキュリティ情報及び受信した前記ページング信号に含まれる第５セキュリティ情報を用いて、前記第６セキュリティ情報を算出し、算出した前記第６セキュリティ情報と前記第４セキュリティ情報とを比較することによって、前記ページング信号の正当性を検証するように構成されていることを特徴とする請求項５に記載の移動局。
前記第２セキュリティ情報は、所定タイミングで、或いは、前記ネットワークノードからの通知によって、更新されるように構成されていることを特徴とする請求項５に記載の移動局。