JP5140691B2 - 結合テストシステム、結合テスト方法及び結合テストプログラム - Google Patents
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Description
おける信頼性が問題になる。
請求項1、4、5に記載の発明によれば、ドライバが、被テストモジュールを直接起動する検証モジュールを起動する。そして、検証モジュールは、被テストモジュール及び被テストモジュールと連動する関連モジュールが、テストにおいて用いるデータベース設定値を一時的にデータベースバッファエリアに設定する。次に、検証モジュールが、被テストモジュールに対してテストデータを入力して、データベースバッファエリアに設定されたデータベース設定値を用いてテスト動作を実行させる。そして、検証モジュールは、関連モジュールと連動した被テストモジュールから出力された出力値を取得し、この出力値と予測結果とを照合し、照合結果を出力する。これにより、アプリケーション実行環境と同一のテスト環境において、結合テストを行なうことができる。この場合、ドライバが、被テストモジュールを直接起動する検証モジュールを起動するため、複数のモジュールが利用されるアプリケーション実行環境と同一のテスト環境においても、直接、テストデータを被テストモジュールに提供することができる。この結果、結合テストとしての信頼性を高くすることができる。
インフレーム20においては、図4に示すように、共通制御モジュール21が共通制御処理を実行するとともに、個別業務モジュール22が関連モジュール23と連動して個別業務処理を実行する。
(b)データベース参照あり(ルートセグメントのみ)
(c)データベース参照あり(ルートセグメント、従属セグメント)
(d)データベース参照/更新あり(ルートセグメント、従属セグメント)
そして、検証モジュール24は1回の実行の中で複数のテストケースを実施するとともに、そのテスト中に更新したデータを物理書き込みすることなくロールバックする。
予測値は、入力されたテストデータに対して、個別業務モジュール22からの出力が期
待される値である。
まず、外部インターフェイス10を用いて、検証モジュールのモジュール名を入力する。この場合、メインフレーム20の結合テスト手段は、検証モジュールの特定処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、汎用ドライバ211は、外部インターフェイス10から検証モジュール24のモジュール名を取得する。この場合、汎用ドライバ211は、既存の共通制御モジュール21と同様に、共通制御処理を実行する。そして、汎用ドライバ211は、特定された検証モジュール24をコールする。
また、この個別業務モジュール22と、他のモジュール(関連モジュール23)とが連動する場合には、この関連モジュール23も同様に各種情報処理を実行する。
(1)上記実施形態では、複数の個別業務モジュール22から構成されたメインフレーム20において、一部の個別業務モジュール22についての結合テストを行なう。個別業務モジュール22は関連モジュール23のコール及びデータベース参照が可能であるため、スタブ作成が不要になる。そして、単体テスト専用のテストシステムとは異なり、アプリケーション実行環境と同一のテスト環境においてテストが行なわれるため、テスト結果の信頼性が高い。
・ 上記実施形態では、検証モジュール24が使用するデータの登録方式としては、検証モジュール24内に直接定義されたり、テスト仕様書によって検証モジュール24が取り込むCOPY句を生成したりする。検証モジュール24が使用するデータの登録方式は、これらに限定されるものではなく、他の方法を用いることも可能である。例えば、データ量が大量かつバリエーションが複雑等の状況において、上述の登録方式では生産性が悪化するモジュールについては、例えば、検証モジュール24が、テスト用データベースを占有させた上で、テスト実施前にデータベースからテスト前データを取得し、所定のデータ記憶部に蓄積しておく。そして、検証モジュール24と対になったテスト用データをデータベースにロードしてテストを行なう。テスト終了後に、検証モジュール24がテスト実施前に取得したテスト前データを用いて、データベースを元に戻す。
構成されたメインフレーム20において、一部の個別業務モジュール22についての結合テストを行なう場合を想定した。結合テストの対象はメインフレームに限定されるものではなく、複数のモジュールからなるシステムに適用することが可能である。
Claims (5)
- アプリケーション実行環境において共通的なデータ設定を行なう共通制御処理を実行する共通制御モジュールと、個別処理を実行する複数の個別モジュールとからなるシステムにおいて、被テストモジュールとして指定された個別モジュールの結合テストを行なうための結合テストシステムであって、
前記結合テストシステムは、
モジュールが処理に用いるデータを一時的に記憶するデータベースバッファエリアと、
被テストモジュールに対応させるとともに、テスト仕様書から生成されたデータベース設定値、テストデータ、予測結果とを記憶する検証モジュールと、
前記共通制御モジュールにおいて、本来の前記共通制御処理を実行した上で、外部から指定された前記検証モジュールを起動するように加工して作成されたドライバとを備えており、
前記ドライバが、前記共通制御モジュールにおける前記共通制御処理に引き続き、被テストモジュールとして指定された個別モジュールに対応する被テストモジュールをアプリケーション実行環境において直接起動する検証モジュールを起動し、
前記検証モジュールが、
前記被テストモジュール及び前記被テストモジュールと連動する関連モジュールがテストにおいて用いるデータベース設定値を一時的にデータベースバッファエリアに設定し、
前記被テストモジュールに対してテストデータを入力して、前記データベースバッファエリアに設定されたデータベース設定値を用いてテスト動作を実行させ、
前記関連モジュールと連動した前記被テストモジュールから出力された出力値を取得し、この出力値と前記予測結果とを照合し、照合結果を出力することを特徴とする結合テストシステム。 - 前記データベースバッファエリアの更新結果をデータベースに物理書込みせずにロールバックすることを特徴とする請求項1に記載の結合テストシステム。
- 前記検証モジュールがデータベース期待値を更に記憶し、
前記被テストモジュール及び前記関連モジュールのテスト動作において前記データベー
スバッファエリアに書き込まれたデータベース更新値を取得し、
前記データベース更新値とデータベース期待値とを照合し、照合結果を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の結合テストシステム。 - アプリケーション実行環境において共通的なデータ設定を行なう共通制御処理を実行する共通制御モジュールと、個別処理を実行する複数の個別モジュールとからなるシステムにおいて、被テストモジュールとして指定された個別モジュールの結合テストを行なうための結合テストシステムを用いて、結合テストを行なう方法であって、
前記結合テストシステムは、
モジュールが処理に用いるデータを一時的に記憶するデータベースバッファエリアと、
被テストモジュールに対応させるとともに、テスト仕様書から生成されたデータベース設定値、テストデータ、予測結果とを記憶する検証モジュールと、
前記共通制御モジュールにおいて、本来の前記共通制御処理を実行した上で、外部から指定された前記検証モジュールを起動するように加工して作成されたドライバとを備えており、
前記ドライバが、前記共通制御モジュールにおける前記共通制御処理に引き続き、被テストモジュールとして指定された個別モジュールに対応する被テストモジュールをアプリケーション実行環境において直接起動する検証モジュールを起動し、
前記検証モジュールが、
前記被テストモジュール及び前記被テストモジュールと連動する関連モジュールがテストにおいて用いるデータベース設定値を一時的にデータベースバッファエリアに設定し、
前記被テストモジュールに対してテストデータを入力して、前記データベースバッファエリアに設定されたデータベース設定値を用いてテスト動作を実行させ、
前記関連モジュールと連動した前記被テストモジュールから出力された出力値を取得し、この出力値と予測結果とを照合し、照合結果を出力することを特徴とする結合テスト方法。 - アプリケーション実行環境において共通的なデータ設定を行なう共通制御処理を実行する共通制御モジュールと、個別処理を実行する複数の個別モジュールとからなるシステムにおいて、被テストモジュールとして指定された個別モジュールの結合テストを行なうための結合テストシステムを用いて、結合テストを行なうプログラムであって、
前記結合テストシステムは、
モジュールが処理に用いるデータを一時的に記憶するデータベースバッファエリアと、
被テストモジュールに対応させるとともに、テスト仕様書から生成されたデータベース設定値、テストデータ、予測結果とを記憶する検証モジュールと、
前記共通制御モジュールにおいて、本来の前記共通制御処理を実行した上で、外部から指定された前記検証モジュールを起動するように加工して作成されたドライバとを備えており、
前記ドライバを、前記共通制御モジュールにおける前記共通制御処理に引き続き、被テストモジュールとして指定された個別モジュールに対応する被テストモジュールをアプリケーション実行環境において直接起動する検証モジュールを起動する手段として機能させ、
前記検証モジュールを、
前記被テストモジュール及び前記被テストモジュールと連動する関連モジュールがテストにおいて用いるデータベース設定値を一時的にデータベースバッファエリアに設定し、
前記被テストモジュールに対してテストデータを入力して、前記データベースバッファエリアに設定されたデータベース設定値を用いてテスト動作を実行させ、
前記関連モジュールと連動した前記被テストモジュールから出力された出力値を取得し、この出力値と予測結果とを照合し、照合結果を出力する手段として機能させることを特徴とする結合テストプログラム。
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JP2010051599A JP5140691B2 (ja) | 2010-03-09 | 2010-03-09 | 結合テストシステム、結合テスト方法及び結合テストプログラム |
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