JP5140532B2 - オイルセパレータ - Google Patents

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本発明は、冷媒中のオイルを分離するオイルセパレータに関する。
空気調和装置等の冷媒回路は、オイルセパレータ(油分離器)を備えており、このオイルセパレータを用いて圧縮機から吐出される冷媒中のオイルを分離している。
この種のオイルセパレータは、一般に、冷媒をオイルセパレータの側方からオイルセパレータ内に流入してオイルセパレータの下方からオイルを排出し、オイルセパレータの上方からガス冷媒を排出する構造に構成されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2008−101831号公報 特開平5−296610号公報
しかし、従来の構造では、分離後のガス冷媒を外部に導出させる導出管をオイルセパレータの上部に設けるため、オイルセパレータの上方に配管スペースが必要になる。
一方、空気調和装置のレイアウトによっては、オイルセパレータの下方から分離後のガス冷媒の導出管を引き出したい場合があり、例えば、この導出管の接続先となる四方弁の構造上、下から配管接続しなければならない場合である。
単純に、分離後のガス冷媒の導出管をオイルセパレータの下方に付け替えたでは、この導出管は、オイルセパレータ内にある程度のオイル溜まり量を確保する必要からオイルセパレータ内で上方に延出するため、配送時等の振動で導出管が芯ずれするおそれが生じ、また、オイルの分離性能も十分に確保できないおそれが生じてしまう。
そこで、本発明は、ガス冷媒の導出管を下方から引き出しつつ、オイルの分離性能の確保およびガス冷媒の導出管の芯ずれ防止が可能なオイルセパレータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、オイルセパレータ本体が、胴部と、その上下端の鏡板とで構成され、起立した状態で設置されると共に、冷媒の導入管が、上端の鏡板に該鏡板の接線方向に沿って取り付けられて、管路を鏡板の内周面に向けて開口し、ガス冷媒の導出管が、下端の鏡板を貫通し、胴部の軸線に沿って延出し、上端の鏡板の内面に管路を閉塞した状態で固定され、該導出管の中央領域に冷媒ガスの導出孔を備え、該導出孔の周囲を、導出管の外周部に固定した笠体で覆って構成されることを特徴とする。
この発明によれば、オイルセパレータ本体が、胴部と、その上下端の鏡板とで構成され、起立した状態で設置されると共に、冷媒の導入管が、上端の鏡板に該鏡板の接線方向に沿って取り付けられて、管路を鏡板の内周面に向けて開口し、ガス冷媒の導出管が、下端の鏡板を貫通し、胴部の軸線に沿って延出し、上端の鏡板の内面に管路を閉塞した状態で固定され、該導出管の中央領域に冷媒ガスの導出孔を備え、該導出孔の周囲を、導出管の外周部に固定した笠体で覆って構成されるようにしたので、ガス冷媒導出管を上下の鏡板で両持ち支持でき、笠体によりオイルが導出孔に直接入ってしまう事態を防止でき、ガス冷媒の導出管を下方から引き出しつつ、オイルの分離性能の確保およびガス冷媒の導出管の芯ずれ防止が可能になる。
上記構成において、前記導入管から流入した冷媒が、胴部の内周面と導入管の外周面との間の環状空間に流入し、遠心力を付与されて、オイルとガス冷媒に分離し、ガス冷媒が、笠体で覆われた導出孔を通じて、導出管に入り、オイルが、胴部の下方領域に溜まり、オイルおよびガス冷媒が、それぞれ下端の鏡板に設けたオイル管およびガス冷媒の前記導出管を経て、オイルセパレータ本体の下方に導出されるようにしてもよい。この構成によれば、遠心分離により効率よくオイルとガス冷媒とを分離することができる。
本発明は、オイルセパレータ本体が、胴部と、その上下端の鏡板とで構成され、起立した状態で設置されると共に、冷媒の導入管が、上端の鏡板に該鏡板の接線方向に沿って取り付けられて、管路を鏡板の内周面に向けて開口し、ガス冷媒の導出管が、下端の鏡板を貫通し、胴部の軸線に沿って延出し、上端の鏡板の内面に管路を閉塞した状態で固定され、該導出管の中央領域に冷媒ガスの導出孔を備え、該導出孔の周囲を、導出管の外周部に固定した笠体で覆って構成されるようにしたので、ガス冷媒の導出管を下方から引き出しつつ、オイルの分離性能の確保およびガス冷媒の導出管の芯ずれ防止が可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明のオイルセパレータを使用した空気調和装置の一実施形態を示す図である。なお、この図は、ガスヒートポンプ(GHP)型の空気調和装置に使用される室外ユニット100内の回路構成を示しており、冷媒回路110を実線で示し、冷却水回路120を実線の太線で示している。ここで、GHPとは、ガスエンジンによって圧縮機を駆動するものをいう。
室外ユニット100内の冷媒回路110は、ガスエンジン1と、このガスエンジン1とVベルト2で連結された圧縮機3と、この圧縮機3から冷媒配管を介して左回りに順に接続されるオイルセパレータ4、四方弁5、ファン17、17による吸込空気によって冷却される室外熱交換器6、並設された電動弁7、プレート熱交換部36、アキュームレータ11とを備え、このアキュームレータ11が圧縮機3に接続されて冷媒が循環するようになっている。また、図1の紙面左側には、図示しない室内ユニットを備えており、この室内ユニットに開閉弁9、10を介して冷媒配管が接続されている。
また、図1において実線で示す矢印は、冷凍サイクルの場合の冷媒の流れを示し、点線で示す矢印は、暖房サイクルの場合の冷媒の流れを示し、四方弁5を切り換えることで、それぞれ冷暖房運転を切り換えることができるようになっている。
なお、この冷媒回路110には、図1に示すように、電動弁であるバイパス弁12、電動弁であるリキッド弁13、圧力スイッチ14、高圧側の圧力センサ15、低圧側の圧力センサ16、逆止弁18、サブクーラー19、ドライコア8が設けられている。
一方、室外ユニット100内の冷却水回路120は、ガスエンジン1から冷却水配管を介して順に接続される温水三方弁37(電動クーラー三方弁ともいう)と、冷却水三方弁20と、ラジエータ39と、電動弁40と、リザーバタンク22と、冷却水ポンプ21とを備え、この冷却水ポンプ21がガスエンジン1の排気ガス熱交換器23に接続されて冷却水が循環するようになっている。なお、符号38は、排気ガス熱交換器23に接続されるバッファータンクである。また、排気ガス熱交換器23には、排気マフラー24が接続されており、この排気マフラー24には、排気トップ25及びドレンフィルター26が接続されている。
また、ガスエンジン1には、図1に示すように、燃焼ガス遮断弁27、27、ゼロガバナー28、電動弁である燃料調整弁29、エアクリーナ30、ステッピングモータ31、オイルレベルスイッチ33を内蔵したサブオイルパン32、オイルポンプ34、オイルキャッチャー35がそれぞれ接続されている。この燃焼ガス遮断弁27の開閉およびステッピングモータ31の動きによって、燃料であるガスがガスエンジン1に供給されることになる。
冷却水回路120において、図1における太線の実線で示す矢印は、冷凍サイクルの場合の冷却水の流れを示している。この冷凍サイクルの場合には、ガスエンジン1から流出するの冷却水は、温水三方弁37、冷却水三方弁20へと流れ、さらにラジエータ39へと流れて冷却水が冷却される。そして、電動弁40を通過して冷却水ポンプ21に引き戻されることになる。
また、図1における太線の点線で示す矢印は、暖房サイクルの場合の冷却水の流れを示している。この暖房サイクルの場合には、ガスエンジン1から流出する冷却水は、温水三方弁37から90%以上の流量が冷却水ポンプ21に引き戻されることになる。
次にこの空気調和装置に使用されるオイルセパレータ4について説明する。
圧縮機3から吐出された冷媒は、圧縮機3の潤滑用のオイルを含んでいる。
オイルセパレータ4は、図1に示すように、冷媒回路110中の圧縮機3の吐出側に配設され、圧縮機3から吐出されたオイルを含んだ冷媒からオイルを分離し、分離したオイルを圧縮機3の吸込側に戻し、オイルを除去したガス冷媒を四方弁5に供給する。
図2はオイルセパレータ4の側面図であり、図3は図2のIII−III断面図であり、図4は図2のIV−IV断面図である。
図2及び図3に示すように、オイルセパレータ4は、円筒状容器であるオイルセパレータ本体50と、このオイルセパレータ本体50内に圧縮機3が吐出したオイルを含んだ冷媒を導入させる冷媒導入管60と、オイルセパレータ本体50内のガス冷媒を外部に導出させるガス冷媒導出管70と、オイルセパレータ本体50内のオイルを外部に導出させるオイル管80とを備えている。
オイルセパレータ本体50には、左右一対の脚部51、51が設けられ、この脚部51、51によりオイルセパレータ本体50が起立した状態で、かつ、接地面(室外ユニット100の底板)との間に間隔を空けた状態で縦置き設置される。
このオイルセパレータ本体50は、円筒状の胴部52と、この胴部52の上下開口を閉塞する上下一対の鏡板53、54とで構成され、下端の鏡板54の外周部分に上記左右一対の脚部51、51が溶接等で接合される。
上記冷媒導入管60は、上端の鏡板53に取り付けられ、オイルセパレータ4の上方から冷媒をオイルセパレータ本体50内の上部に導入させる管である。詳述すると、冷媒導入管60は、図4に示すように、上面視で、上端の鏡板53の壁の接線方向に沿ってまっすぐに鏡板53を貫通して鏡板53の内周面の所定領域に近接する位置で一端側を開口させ、かつ、側面視では、図3に示すように、略水平方向に鏡板53を貫通するように上端の鏡板53に固定される。これによって、冷媒導入管60は、図4に示すように、オイルセパレータ本体50の軸線(胴部52の軸線と一致)L0を避けて鏡板53の内周面近傍位置に配置され、圧縮機3から突出された高圧の冷媒(オイルを含む冷媒)を鏡板53の内周面に沿わせてオイルセパレータ本体50内に導入させることができる。
また、この冷媒導入管60の鏡板53内側の開口部62は、上面視で、上記軸線L0側の開口縁60Aの方が、上記軸線L0から離れた鏡板53の内周面側の開口縁60Bよりも管路方向に長くなるように斜めにカットされた開口形状に形成され、冷媒導入管60の開口部62を鏡板63の内周面に沿う向きにしている。
これによれば、冷媒導入管60から冷媒が排出される際に、冷媒が軸線L0側に拡がらず、鏡板63の内周面により沿わせて冷媒をオイルセパレータ本体50内に導入させることができる。また、この冷媒導入管60の鏡板53外側部分(上流側部分)は、図3に示すように、上方に向けて略L字状に屈曲し、オイルセパレータ4上方で圧縮機3の吐出側と配管接続可能に構成されている。
上記ガス冷媒導出管70は、オイルセパレータ本体50内でオイルが分離されたガス冷媒をオイルセパレータ4の下方から導出させる管であり、図2及び図3に示すように、下端の鏡板54を真下から上方へ貫通し、胴部52の軸線L0に沿って上端の鏡板53の内面に当接するまで延出し、上端の鏡板53の天面(内面)53Hで管路を閉塞した状態で固定される。
また、このガス冷媒導出管70のオイルセパレータ本体50内で上下に延びる部分の略中央領域には、冷媒ガスをガス冷媒導出管70内に導出させるために180度間隔で形成された複数(本例では2個)の導出孔72、72が設けられると共に、この導出孔72、72の周囲を覆う笠体75が固定される。
この笠体75は、ガス冷媒導出管70に挿通されて固定される部材であり、この状態で、ガス冷媒導出管70の軸線(軸線L0と一致)を中心とする円周方向に沿って環状に延出する笠(傘)形状を有すると共に(図4参照)、上部の内径75Aがガス冷媒導出管70の外径と同径に形成されてガス冷媒導出管70との間で隙間がない状態でガス冷媒導出管70に支持される。
また、この笠体75は、図3に示すように、側面視で、下方へ行くに従って徐々に拡径する拡径形状を有し、これによって、この笠体75の外表面とオイルセパレータ本体50の内周面(胴部52の内周面)との間の隙間を徐々に狭くするようにしている。
また、上記オイル管80は、オイルセパレータ本体50内の下方領域に溜まったオイルをオイルセパレータ4の下方から導出させる管であり、図2及び図4に示すように、ガス冷媒導出管70に比して格段に小径の管が適用される。このオイル管80は、下端の鏡板54を上記ガス冷媒導出管70から離れた位置で下方から上方へ貫通し、その上端をオイルセパレータ本体50内に開口させて固定される。
次にこのオイルセパレータ4のオイル分離動作を説明する。
オイルセパレータ4には、圧縮機3から吐出されたオイルを含んだ冷媒が冷媒導入管60を介してオイルセパレータ本体50の上端の鏡板53内へ流入される。この圧縮機3の吐出冷媒は高圧冷媒であり、かつ、冷媒導入管60が鏡板53の内周面に沿わせて冷媒を導入させるので、冷媒は、オイルセパレータ本体50の内周面に沿って旋回する流れ(図4に矢印で示す流れ)となって激しく旋回しながら重力方向(下方)に向けて降下することになる。
この結果、冷媒とオイルとの密度の差により、冷媒に含まれるオイルが遠心力によって径方向外側に飛散し、ガス冷媒とオイルとに分離される。すなわち、このオイルセパレータ4は、遠心分離によりガス冷媒とオイルとを分離する、いわゆるサイクロン式に構成されている。
この場合、このオイルセパレータ4では、オイルセパレータ本体50の軸線L0に沿ってガス冷媒導出管70が配置されるため、オイルセパレータ本体50の内周面とガス冷媒導出管70の外周面とが同軸上に位置し(図4参照)、該内周面と外周面との間の間隔を周方向で均一にすることができる。このため、冷媒が旋回する環状空間の通路幅を均一にすることができ、冷媒の流れを妨げないようにすることができる。
また、冷媒が笠体75の位置まで降下した際には、笠体75の外周面に沿って環状空間(旋回通路に相当)の幅が狭くなるので、幅が狭くなる分だけ流速が上がり、遠心分離を促進することができる。また、この笠体75は、ガス冷媒導出管70に設けられた導出孔72、72を上方から覆うので、笠体75の上方で飛散した冷媒やオイルが導出孔72、72に直接入ってしまう事態を確実に防止することができる。
要するに、このオイルセパレータ4で分離されたオイルは、笠体75よりも上方では笠体75によってガス冷媒導出管70に入ってしまう事態が防止され、笠体75よりも下方では、液体のオイルは上方に流れにくいため、ガス冷媒導出管70へ入ってしまう事態を防止できる。したがって、分離されたオイルは、オイルセパレータ本体50の底部に溜まり、この底部に設けられたオイル管80を経て圧縮機3の吸込側に戻される。
一方、オイルセパレータ4内でオイルが分離されたガス冷媒は、気体であるため、笠体75よりも下方へ流れた後に上方へ流れて笠体75内へ容易に入ることができ、導出孔72、72を経てガス冷媒導出管70へ入り、四方弁5へと供給されることになる。
以上説明したように、本実施の形態のオイルセパレータ4では、冷媒導入管60が、上端の鏡板53に該鏡板53の接線方向に沿って取り付けられて、管路を鏡板53の内周面に向けて開口し、ガス冷媒導出管70が、下端の鏡板54を貫通し、胴部52の軸線L0に沿って延出し、上端の鏡板53の内面である天面53Hに管路を閉塞した状態で固定され、該導出管70の略中央領域に冷媒ガスの導出孔72、72を備え、該導出孔72、72の周囲を、導出管70の外周部に固定した笠体75で覆って構成したので、ガス冷媒導出管70を上下の鏡板53、54で両持ち支持することができ、ガス冷媒導出管70の支持強度を十分に確保できる。このため、ガス冷媒導出管70を下方から引き出すためにこの導出管70が長くなってしまう場合でも、このガス冷媒導出管70の支持強度を十分に確保でき、搬送時の衝撃やエンジン振動等で芯ずれ等が生じる事態を確実に防止することができる。
また、導出孔72、72を上方から覆う笠体75によりオイルが導出孔72、72に直接入ってしまう事態を防止でき、かつ、冷媒導入管60の冷媒出口と上記導出孔72、72との間に冷媒が旋回する同幅の環状空間を連続して確保できるので、オイルの分離性能が向上する。
すなわち、本構成のオイルセパレータ4では、ガス冷媒導出管70を下方から引き出しつつ、オイルの分離性能を十分に確保することが可能になる。この場合、導出孔72、72等の高さを調整することによって、冷媒が旋回する環状空間長を容易に調整でき、オイル分離に好適な距離を容易に確保でき、また、この距離を微調整することも容易である。
また、本構成では、冷媒導入管60から流入した冷媒が、胴部52の内周面と冷媒導入管60の外周面との間の環状空間に流入し、遠心力を付与されて、オイルとガス冷媒とに分離するようにしたので、遠心分離により効率よくオイルとガス冷媒とを分離することができる。
また、オイルセパレータ4の冷媒導入管60とガス冷媒導出管70とが両方とも上方に配管されると、上部空間に配管が偏ることになるが、本構成では、冷媒導入管60とガス冷媒導出管70とを上下に振り分けて配管するので、上下に偏りなく配管のレイアウトができる。また、ガスエンジン1の振動により配管に作用する応力に着目すれば、オイルセパレータ4単体の重量バランスを考慮する上でも、上下に配管を接続した方が有効である。
以上、本発明を実施するための最良の形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、本実施の形態では、ガスヒートポンプ(GHP)型の空気調和装置に使用されるオイルセパレータに本発明を適用する場合を説明したが、これに限らず、他の空気調和装置等に使用されるオイルセパレータに本発明を適用してもよい。
本発明のオイルセパレータを使用した空気調和装置の一実施形態を示す図である。 オイルセパレータの側面図である。 図2のIII−III断面図である。 図2のIV−IV断面図である。
符号の説明
1 ガスエンジン
3 圧縮機
4 オイルセパレータ
5 四方弁
50 オイルセパレータ本体
51 脚部
52 胴部
53、54 鏡板
60 冷媒導入管
70 ガス冷媒導出管
72、72 導出孔
80 オイル管
100 室外ユニット
110 冷媒回路
120 冷却水回路
L0 軸線

Claims (2)

  1. オイルセパレータ本体が、胴部と、その上下端の鏡板とで構成され、起立した状態で設置されると共に、
    冷媒の導入管が、上端の鏡板に該鏡板の接線方向に沿って取り付けられて、管路を鏡板の内周面に向けて開口し、
    ガス冷媒の導出管が、下端の鏡板を貫通し、胴部の軸線に沿って延出し、上端の鏡板の内面に管路を閉塞した状態で固定され、該導出管の中央領域に冷媒ガスの導出孔を備え、該導出孔の周囲を、導出管の外周部に固定した笠体で覆って構成されることを特徴とするオイルセパレータ。
  2. 前記導入管から流入した冷媒が、胴部の内周面と導入管の外周面との間の環状空間に流入し、遠心力を付与されて、オイルとガス冷媒に分離し、
    ガス冷媒が、笠体で覆われた導出孔を通じて、導出管に入り、
    オイルが、胴部の下方領域に溜まり、
    オイルおよびガス冷媒が、それぞれ下端の鏡板に設けたオイル管およびガス冷媒の前記導出管を経て、オイルセパレータ本体の下方に導出されることを特徴とする請求項1に記載のオイルセパレータ。
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