JP5138396B2 - 生産プロセス異常検知方法および生産プロセス異常検知システム、上記生産プロセス異常検知方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
生産プロセス異常検知方法および生産プロセス異常検知システム、上記生産プロセス異常検知方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDFInfo
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Description
生産品に対して処理を施す製造工程と上記製造工程を経た生産品の検査を行う検査工程とを含む生産プロセスにおいて異常が発生したことを検出する生産プロセス異常検知方法であって、
上記生産プロセスで順次処理される複数の生産品のうち第1の生産品群と第2の生産品群とについて、それぞれ上記検査工程における互いに異なる検査項目で得られたデータ同士の間で数値である相関係数を算出し、上記相関係数の時間変化に基づいて上記生産プロセスに異常が発生したか否かを判断することを特徴とする。
上記第1の生産品群と第2の生産品群を、上記生産プロセスで順次処理される複数の生産品の中から予め指定された処理時間単位または又は予め指定された処理数単位で順次選定し、
選定された生産品群毎に、上記検査工程における互いに異なる検査項目で得られたデータ同士の間で数値である相関係数を算出し、
上記各生産品群について上記相関係数を算出する度に、第1の生産品群に対して算出した相関係数と第2の生産品群に対して算出した相関係数との差分をそれぞれ対応する相関係数同士の間で上記時間変化として算出し、いずれかの対応する相関係数同士の間で上記差分の絶対値が予め設定された第1の閾値以上であるときに異常が発生したと判断することを特徴とする。
上記第1の生産品群と第2の生産品群を、上記生産プロセスで順次処理される複数の生産品の中から予め指定された処理時間単位または又は予め指定された処理数単位で順次選定し、
選定された生産品群毎に、上記検査工程における互いに異なる検査項目で得られたデータ同士の間で数値である相関係数を算出し、
或る生産品群についての上記相関係数を基準として所定の記憶部に記憶し、
上記各生産品群について上記相関係数を算出する度に、上記記憶部に記憶された基準としての相関係数と今回算出した相関係数との差分をそれぞれ対応する相関係数同士の間で上記時間変化として算出し、いずれかの対応する相関係数同士の間で上記差分の絶対値が予め設定された第1の閾値以上であるときに異常が発生したと判断することを特徴とする。
生産品に対して処理を施す製造工程と上記製造工程を経た生産品の検査を行う検査工程とを含む生産プロセスにおいて異常が発生したことを検出する生産プロセス異常検知システムであって、
上記検査工程で収集されたデータを記憶する記憶部と、
上記生産プロセスで順次処理される複数の生産品のうち第1の生産品群と第2の生産品群とについて、上記記憶部から上記検査工程で得られたデータを読み出し、それぞれ上記検査工程における互いに異なる検査項目で得られたデータ同士の間で数値である相関係数を算出し、上記相関係数の時間変化に基づいて上記生産プロセスに異常が発生したか否かを判断する判定部を備えたことを特徴とする。
図4は、生産プロセス異常検知システム300による異常検出のフローを示している。
例えば図7(A)に模式的に示すように、或る生産プロセス701は製造工程702と検査工程703とを含んでいるものとする。この図7(A)に示す通常時(異常発生が無い時)の状態aでは、製造工程702に含まれた各詳細工程(「組立A」、「組立B」、「組立C」で表す。)と検査工程703における各検査項目(「検査D」、「検査E」、「検査F」で表す。)とが例えば矢印706で示されるような物理的な関係を有している。双方向の矢印704は工程間に強い相関関係があることを示している。ここで、生産プロセス701の一部が外乱などの影響を受けて、例えば図7(B)に示す状態bのように、検査Dと検査Eの間の関係707が切れたとする。このように検査Dと検査Eの間の関係707が切れると、お互いの相関がなくなるため、検査Dと検査Eとで得られたデータ同士の相関係数が0に近くなる。上述の異常検出フローによれば、この変化を相関係数の変化として捉えることで、異常検出が可能である。
次に、検査項目EBと検査項目FDで得られたデータの分布が図9(a)(異常検出直前)から図9(b)(異常検出時)に示すように変化した現象が発生した。図9中のReb,Rfdはそれぞれ検査項目EBと検査項目FDにおける許容範囲を示している。この事例は、データの分布だけでは異常発生の有無を判断しにくい。しかし、上述の異常検出フローによれば、検査項目EBと検査項目FDで得られたデータ同士の相関係数が、前回は−0.05であったのに対して今回は−0.24へ変化していた。そして、相関係数の差分が異常検出の閾値TH1として設定していた0.15を超えたため、異常発生として検出された。
図10は、生産プロセス異常検知システム300による、図4のフローとは別の異常検出のフローを示している。
201 製造工程
204 検査工程
302 データ収集装置
303 記憶装置
306 演算装置
307 相関係数算出部
308 トレンド分析部
309 異常発生判定部
310 入力装置
311 出力装置
Claims (8)
- 生産品に対して処理を施す製造工程と上記製造工程を経た生産品の検査を行う検査工程とを含む生産プロセスにおいて異常が発生したことを検出する生産プロセス異常検知方法であって、
上記生産プロセスで順次処理される複数の生産品のうち第1の生産品群と第2の生産品群とについて、それぞれ上記検査工程における互いに異なる検査項目で得られたデータ同士の間で数値である相関係数を算出し、上記相関係数の時間変化に基づいて上記生産プロセスに異常が発生したか否かを判断することを特徴とする生産プロセス異常検知方法。 - 請求項1に記載の生産プロセス異常検知方法において、
上記第1の生産品群と第2の生産品群を、上記生産プロセスで順次処理される複数の生産品の中から予め指定された処理時間単位または又は予め指定された処理数単位で順次選定し、
選定された生産品群毎に、上記検査工程における互いに異なる検査項目で得られたデータ同士の間で数値である相関係数を算出し、
上記各生産品群について上記相関係数を算出する度に、第1の生産品群に対して算出した相関係数と第2の生産品群に対して算出した相関係数との差分をそれぞれ対応する相関係数同士の間で上記時間変化として算出し、いずれかの対応する相関係数同士の間で上記差分の絶対値が予め設定された第1の閾値以上であるときに異常が発生したと判断することを特徴とする生産プロセス異常検知方法。 - 請求項1に記載の生産プロセス異常検知方法において、
上記第1の生産品群と第2の生産品群を、上記生産プロセスで順次処理される複数の生産品の中から予め指定された処理時間単位または又は予め指定された処理数単位で順次選定し、
選定された生産品群毎に、上記検査工程における互いに異なる検査項目で得られたデータ同士の間で数値である相関係数を算出し、
或る生産品群についての上記相関係数を基準として所定の記憶部に記憶し、
上記各生産品群について上記相関係数を算出する度に、上記記憶部に記憶された基準としての相関係数と今回算出した相関係数との差分をそれぞれ対応する相関係数同士の間で上記時間変化として算出し、いずれかの対応する相関係数同士の間で上記差分の絶対値が予め設定された第1の閾値以上であるときに異常が発生したと判断することを特徴とする生産プロセス異常検知方法。 - 請求項2または3に記載の生産プロセス異常検知方法において、
上記いずれかの対応する相関係数同士の間で上記差分の時間変化の絶対値が予め設定された第2の閾値以上であるか否かを判断し、上記差分の時間変化の絶対値が上記第2の閾値以上であるときに異常が発生したと判断することを特徴とする生産プロセス異常検知方法。 - 請求項1から4までのいずれか一つに記載の生産プロセス異常検知方法において、
上記異常が発生したと判断したとき、その判断の基礎になった上記相関係数に関する検査項目を所定の表示部に表示することを特徴とする生産プロセス異常検知方法。 - 生産品に対して処理を施す製造工程と上記製造工程を経た生産品の検査を行う検査工程とを含む生産プロセスにおいて異常が発生したことを検出する生産プロセス異常検知システムであって、
上記検査工程で収集されたデータを記憶する記憶部と、
上記生産プロセスで順次処理される複数の生産品のうち第1の生産品群と第2の生産品群とについて、上記記憶部から上記検査工程で得られたデータを読み出し、それぞれ上記検査工程における互いに異なる検査項目で得られたデータ同士の間で数値である相関係数を算出し、上記相関係数の時間変化に基づいて上記生産プロセスに異常が発生したか否かを判断する判定部を備えたことを特徴とする生産プロセス異常検知システム。 - 請求項1から5までのいずれか一つに記載の生産プロセス異常検知方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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