JP5137930B2 - 鍛造方法 - Google Patents

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本発明は、上金型と下金型との間に加熱した素材を装入した上で、上金型及び下金型の少なくとも一方を移動させ所定のプレス内圧で素材をプレスすることで、素材の鍛造を行う鍛造方法に関するものである。
従来より、特許文献1に示すように、上金型と下金型との間に加熱した素材を挟み込み、両金型でプレスを行うことにより自動車等の部品を製造する方法が開発されている。
特開平1−202334号公報
上述したように、特許文献1に示すような鍛造方法においては、プレス作業を行ったときに、ハンマープレスにおける圧下量などを測定し、この値から上金型と下金型との間の金型隙間を予測して、予測金型隙間が所定値になったときに鍛造を終了していた。
しかしながら、特許文献1に示すような技術では、プレス作業を行ったときに上金型又は下金型が撓むことがあり、ハンマープレスにおける圧下量だけでは金型隙間を正確に把握することは困難であり、金型隙間の調整精度、言い換えれば、素材の加工寸法精度を向上させることが非常に難しいのが実情であった。
そこで、本発明は、プレス作業を行ったときの金型隙間を実測しながらプレス内圧を変化させることにより、金型隙間の調整を容易し、ひいては素材の加工寸法精度の向上を可能とする鍛造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。
即ち、本発明の手段は、上金型と下金型との間に加熱した素材を装入した上で、上金型及び下金型の少なくとも一方を移動させ所定のプレス内圧で前記素材をプレスすることで、前記素材の鍛造を行う鍛造方法であって、前記素材のプレス時において、前記上金型と下金型との間の金型隙間を実測し、前記金型隙間の実測値が金型隙間の目標値となるように、前記プレス内圧を変化させながら鍛造を行う点にある。
i回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)が上限値Pmax未満であるに際しては、前記金型隙間の実測値D(i)が目標値Dfよりも大きい場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)をi回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)より増加させるステップと、前記金型隙間の実測値D(i)が予め定められた目標値Dfよりも小さい場合に、鍛造を終了するステップとのいずれか一方を実行することが好ましい。
i回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)が上限値Pmaxであるに際しては、前記金型隙間の実測値D(i)が金型隙間の実測値D(i−1)よりも減少している場合に、i+1回目のプレス内圧Pa(i+1)を上限値Pmaxにするステップと、前記金型隙間の実測値D(i)が金型隙間の実測値D(i−1)よりも減少していない場合に、素材に対して再加熱を行うステップと、のいずれか一方を実行することが好ましい。
i回目のプレスにおける金型隙間の実測値D(i)と、i−1回目のプレスにおける金型隙間の実測値D(i−1)との差である金型隙間変化量の実測値Dcを求めるステップを実行し、前記金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより大きい場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧をi回目のプレスにおけるプレス内圧と同じに設定するステップと、前記金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより小さい場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧をi回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)より増加させるステップとのいずれか一方を実行することが好ましい。
前記金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより大きく且つi+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)が上限値Pmaxになっている場合に、素材の温度Tiを測定するステップを実行し、前記素材の温度Tiが予め設定された再加熱温度Ttよりも高い場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)をPmaxにして鍛造を行うステップと、前記素材の温度Tiが再加熱温度Ttよりも低い場合に、素材を再加熱するステップと、のいずれか一方を実行することが好ましい。
1回目のプレスにおけるプレス内圧を、上限値Pmaxより小さい値とすることが好ましい。
i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)をi回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)より増加させるに際しては、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)を、i回目のプレス内圧Pa(i)の所定倍とすることが好ましい。
本発明の最も好ましい技術的手段は、上金型と下金型との間に加熱した素材を装入した上で、上金型及び下金型の少なくとも一方を移動させ所定のプレス内圧で前記素材をプレスすることで、前記素材の鍛造を行う鍛造方法であって、 前記素材のプレス時において、前記上金型と下金型との間の金型隙間を実測し、前記金型隙間の実測値が金型隙間の目標値となるように、前記プレス内圧を変化させながら鍛造を行うこととし、i回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)が上限値Pmax未満であるに際しては、前記金型隙間の実測値D(i)が目標値Dfよりも大きい場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)をi回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)より増加させるステップと、前記金型隙間の実測値D(i)が予め定められた目標値Dfよりも小さい場合に、鍛造を終了するステップと、のいずれか一方を実行する点にある。
本発明によれば、プレス作業を行ったときの金型隙間を実測しながらプレス内圧を変化させることにより、金型隙間の調整を容易し、ひいては素材の加工寸法精度の向上を可能とすることができる。
ハンマープレス装置の全体構成図である。 金型部分の拡大図である。 素材の鍛造方法の流れを示したフローチャートを示したものである。 素材の鍛造方法の流れの変形例を示したフローチャートを示したものである。
本発明の素材の鍛造方法について説明する。
図1は、本発明の素材(加工材)の鍛造方法を行うハンマープレス装置の構成を示したものである。
図1に示すように、プレス装置(ハンマープレス装置)1は、加熱した加工材2をハンマープレスにすることにより鍛造して、例えば、自動車用や船舶用のクランクシャフト等を製造するものである。このレス装置1は、上金型3と、この上金型3の下方に配置された下金型4とを備えている。
上金型3は、空気圧等により下方に移動することにより圧下を行う圧下装置5の上タップ部6に着脱自在に取り付けられている。下金型4は、当該下金型4の下方に設けられた下タップ部7に着脱自在に取り付けられている。
また、上タップ部6及び下タップ部7は、両者を近接離反させる金型移動装置8に取り付けられている。具体的には、金型移動装置8は、回転自在な一対の回転体9と、一端が上金型3に取り付けられると共に他端が下金型4に取り付けられて回転体9により移動する連結体(例えば、金属ベルト)10とを備えている。
したがって、金型移動装置8の回転体9を一方向に回転させることにより上金型3と下金型4とは近接する(互いに近づく)と共に、回転体9を他方向に回転させることにより上金型3と下金型4とは離反する(互いに離れる)ようになっている。
このようなハンマープレス装置1において鍛造(熱間鍛造)を行うには、まず、加熱炉11にて加熱した加工材2を互いに離反した上金型3と下金型4との間に搬送し、その加工材2を下金型4に載置する。
そして、外部から圧下装置5のシリンダ12に空気を供給することにより、上タップ部6を下降させると共に、上タップ部6の下降により金型移動装置8の回転体9が一方向に回転して上金型3と下金型4とを互いに近接させ、上金型3と下金型4とで加工材2を挟み込む。その後、シリンダ12内のプレス内部の空気圧(プレス内圧)を変化させながら、加工材2を圧下(プレス)することによって加工材2を熱間鍛造することができる。なお、シリンダ12内のプレス内圧により上タップ部6が上金型3側へ移動するようになっている。
さて、このような鍛造方法では、プレス時(上金型3と下金型4とを近接させ、素材(加工材2)を圧下している時)において、上金型3と下金型4との間の距離(金型隙間)が予め定められた値(所定値)になったときに、鍛造を終了することにしている。
例えば、従来のハンマープレス装置1においては、鍛造を行ったときに、加工材2を鍛造するに際して圧下量又は上タップ部6のストローク量を測定し、これらの値から金型隙間を予測して、当該金型隙間が所定値になったときに鍛造を終了していた。しかしながら、従来のハンマープレス装置1では、圧下量又は上タップ部6のストローク量から金型隙間を予測していたため、予測した金型隙間は、金型の弾性変形などにより実際の金型隙間とは異なることがあり、精度が低下するという問題があった。
このような問題に鑑み、本発明では、上金型3と下金型4との金型隙間を実測することにより、この金型隙間の精度を向上させている。図2に示すように、具体的には、下金型4の左右両側のそれぞれに計測器(例えば、レーザ変位計)13が設けられると共に、左右中央部に計測器13が設けられている。
このように、複数台の計測器13によって金型隙間を計測することにより、鍛造したときの上金型3又は下金型4の弾性変形(たわみ)も加味できるようにしている。本発明では、例えば、各計測器13にて計測した金型隙間の平均値が、予め定められた値になったときに鍛造を終了することにしている。
図3は、鍛造方法の流れをフローチャートで示したものである。図3を用いて鍛造方法の流れを説明する。なお、プレスのことをハンマープレスということがある。
素材(加工材2)の鍛造を行うにあたっては、加熱炉11にて加熱した加工材2加熱し、その後、加工材2を加熱炉11から取り出してデスケーリングを行い、デスケーリング後の加工材2を上金型3と下金型4との間に搬入する(S1)。なお、加工材2を搬入する際は、当然に上金型3と下金型4とは離間している。
そして、金型移動装置8により上金型3と下金型4とを近接させ、圧下装置5による圧下(プレス)は行っていない無負荷状態で、上金型3と下金型4との金型隙間を複数の計測器13により測定し、例えば、各計測器13の平均値を実際の実測金型隙間(金型隙間の実測値)D(1)とする(S2)。
なお、プレスを行っている際には、上金型3と下金型4との距離が徐々に小さくなるのため、上金型3と下金型4との距離が最も近づいたとき(各計測器13における測定値の最小)の値を、実測金型隙間Dに適用するものとする。
この実測金型隙間D(1)が予め定められた目標金型隙間(金型隙間の目標値)Dfよりも大きいか否かを判定し(S3)、実測金型隙間D(1)が目標金型隙間Dfよりも小さければ(S3、No)、鍛造を終了する(S4)。
実測金型隙間D(1)が目標金型隙間Dfよりも大きければ(S3、Yes)、シリンダ12内のプレス内圧(シリンダ12に供給する空気圧)Pa(1)を、鍛造におけるシリンダ12内のプレス内圧の上限値(Pmax)を超えない範囲で設定する(S5、プレス内圧初期設定工程)。シリンダ12内のプレス内圧、即ち、シリンダ12に供給する空気圧は、コンプレッサーや開閉弁13の開放時間などにより調整できるようになっていると共に、シリンダ12内のプレス内圧又はシリンダ12に供給する空気圧は、図示省略の圧力計測器によって計測できるようになっている。この実施形態では、プレス内圧の調整は、シリンダに接続した開閉弁13の開閉時間を変化させる開閉時間制御によって行うようになっている。例えば、開閉弁13の上流側の空気圧を9kg/cm2とし、開閉弁13を開放すると、9×V1(上流側の体積)=P(プレス内圧)×V2(シリンダにおけるプレス側の体積)によってプレス内圧を求めることができる。そして、ベルヌーイの定理により金型初期速度が決まり、この金型初期速度と位置エネルギーにより加工材2(素材)に与えるエネルギーが決定されることになる。
シリンダ12内のプレス内圧の初期設定が完了すると鍛造の実施(金型による圧下)を開始する(S6、鍛造実施工程)。1回目の鍛造実施工程S6では、シリンダ12内のプレス内圧をプレス内圧初期設定工程にて設定した圧力Pa(1)にし、これにより、上タップ部6を介して上金型3にて加工材2を圧下する(ハンマープレスする)。
次に、i回目(i=1,2、3・・・)のPa(i)が、シリンダ12内のプレス内圧の上限値になっていないか否かを判定する(S7、プレス内圧判定工程)。プレス内圧判定工程S7において、i回目のPa(i)がシリンダ12内のプレス内圧の上限値Pmax未満である場合、例えば、1回目のハンマープレス(i=1)では、Pa(1)<Pmaxである(S7、No)ため、金型隙間を測定する工程に進む(S8、金型隙間測定工程)。
金型隙間測定工程S8では、加工材2に対して金型による圧下している状態[予め設定したプレス内圧Pa(i)にて上タップ部6に圧力を掛けて上金型3にて加工材2をハンマープレスしている状態]において、複数の計測器13により上金型3と下金型4との距離(隙間)を測定し、計測器13の平均値を、i回目のハンマープレスにおける実測金型隙間D(i)とする。
そして、金型隙間測定工程S8にて測定した実測金型隙間D(i)が予め定められた目標金型隙間Dfよりも大きいか否かを判定する(S9、鍛造工程)。実測金型隙間D(i)が目標金型隙間Dfよりも小さければ(S9、No)、十分にハンマープレスにより加工材2を鍛造したと考えて鍛造を終了する(S10)。目標金型隙間Dfは、例えば、0〜10mmである。
実測金型隙間D(1)が目標金型隙間Dfよりも大きければ(S9、Yes)、再度ハンマープレスを行わなければならないため、次回のハンマープレスにおけるプレス内圧を設定する。具体的には、まず、今回のプレス内圧Paに予め設定された倍率f(i)を掛けることにより次回のプレス内圧Pa(i+1)を求める(S11、プレス内圧算出工程)。なお、倍率f(i)は1倍以上としている。
そして、プレス内圧算出工程S11にて求めた次回プレス内圧Pa(i+1)がプレス内圧の上限値Pmax以下であるか否かを判定し(S12、プレス内圧上限判定工程)、次回プレス内圧Pa(i+1)がプレス内圧の上限値Pmax以下であれば(S12、Yes)、プレス内圧算出工程S11にて求めた次回プレス内圧Pa(i+1)を次回プレス内圧に設定する(S13)。
一方、プレス内圧算出工程S11にて求めた次回プレス内圧Pa(i+1)がプレス内圧の上限値Pmaxを超えていれば(S12、No)、プレス内圧の上限値Pmaxを次回の空気に設定する[Pa(i+1)=Pmax、S14]。
その後、S12〜S14の次回プレス内圧設定工程にて設定したプレス内圧Pa(i+1)にて、i+1回目のハンマープレスを行う(i=1、2、3・・・)。即ち、i回目(i=2、3、・・・)の鍛造実施工程S6では、一端、上金型3を加工材2から離間させた後、シリンダ12内のプレス内圧Pa(i)を次回プレス内圧設定工程S12〜S14にて設定した次回プレス内圧にし、これにより、上タップ部6を介して上金型3にて加工材2を圧下する(ハンマープレスする)。
このように、S8〜S14においては、加工材2の鍛造を行うに際して、i回目(iパス目)のプレス内圧Pa(i)が上限値maxとなっていない場合、次回のパス(i+1)におけるプレス内圧を上昇させて鍛造を行うこととしている。
次に、加工材2の鍛造を行うに際して、i回目(iパス目)のプレス内圧Pa(i)が上限値maxとなった場合について説明する。即ち、プレス内圧判定工程S7において、i回目のPa(i)がシリンダ12内のプレス内圧の上限値Pmaxである場合は、シリンダ12内のプレス内圧を上限値Pmaxとしてハンマープレスした回数Jをカウントする(Pmaxで圧下した回数Jをカウントアップ、上限圧下回数測定工程、S15)。
そして、加工材2に対して金型による圧下している状態[予め設定したプレス内圧Pa(i)にて上タップ部6に圧力を掛けて上金型3にて加工材2をハンマープレスしている状態]において、複数の計測器13により上金型3と下金型4との距離(隙間)を測定し、計測器13の平均値を、i回目のハンマープレスにおける実測金型隙間D(i)とする(金型隙間測定工程S16)。
金型隙間測定工程S16にて実測した当該ハンマープレスにおける実測金型隙間D(i)と、前回(1回前)のハンマープレスにおける実測金型隙間D(i−1)とを比較し(前後金型隙間比較工程、S17)する。そして、前後金型隙間比較工程S17において、当該ハンマープレスにおける実測金型隙間D(i)が前回のハンマープレスにおける実測金型隙間D(i−1)に比べて減少している場合(S17、Yes)は、プレス内圧を上限値にしてハンマープレスを行ったときの効果があると考え、鍛造判定工程S18に進む。
鍛造判定工程S18では、当該ハンマープレスにおける実測金型隙間D(i)が予め定められた目標金型隙間Dfよりも大きいか否かを判定し、実測金型隙間D(i)が目標金型隙間Dfよりも小さければ(S18、No)、十分にハンマープレスにより加工材2を鍛造したと考えて鍛造を終了する(S19)。
一方、鍛造判定工程S18において、実測金型隙間D(i)が目標金型隙間Dfよりも大きければ(S18、Yes)、再度ハンマープレスを行わなければならないため、次回のハンマープレスにおけるプレス内圧を上限値Pmaxに再び設定して(S20)、鍛造実施工程S6に戻る。
また、前後金型隙間比較工程S17において、当該ハンマープレスにおける実測金型隙間D(i)が前回のハンマープレスにおける実測金型隙間D(i−1)に比べて変化がない場合(S17、No)は、プレス内圧を上限値にしてハンマープレスを行ったときの効果がないと考え、上限圧下判定工程S21に進む。
上限圧下判定工程S21では、プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行った回数Jが3回以上であるか否かを判定し、プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行った回数Jが3回以上であれば(S21、Yes)、再加熱工程S22に進む。再加熱工程S22では、まず、上金型3と下金型4とを離反させることにより圧下を中断し、加工材2を当該金型から取り出した後、当該加工材2を加熱炉11へと運搬して再加熱する。
一方、プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行った回数Jが3回未満であれば(S21、No)、再度、プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行った場合に加工材が変形する可能性があるため、プレス内圧を上限値Pmaxに再び設定して(S20)、鍛造実施工程S6に戻る。
以上のように、前後金型隙間比較工程S17では、まず、プレス内圧を上限値Pmaxしてハンマープレスしたときの効果、即ち、加工材2がプレスにより圧縮されているか否かを判定している。そして、上限圧下判定工程S21及び再加熱工程S22では、3回以上プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行ったとしても前後の実測金型隙間が同じであって加工材2が圧下による変形がない場合は、これ以上、プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行っても加工材2を変形できないと考え、加工材2を再加熱し、加熱により次回の鍛造において加工材2の変形が起こりやすくしている。
なお、上限圧下判定工程S21において、プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行った回数Jが3回未満であれば、次回のハンマープレスにおいて、プレス内圧を上限値Pmaxしてハンマープレスすることにより加工材2を変形させることができると考え、次回のハンマープレスにおけるプレス内圧を上限値Pmaxに再び設定して鍛造実施工程S6に戻ることとしている。
図3に示した鍛造方法においては、まず、シリンダ12内のプレス内圧(シリンダ12に供給する空気圧)をハンマープレス毎に次第に増加しながらハンマープレスを行っている。また、シリンダ12内の空気圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行ったときの加工材2の変形度合いを実測金型隙間にて判定し、プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行ったときに加工材2が変形している状況下では、プレス内圧を上限値Pmaxのままでハンマープレスを繰り返す。一方、プレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行ったときに加工材2が変形していない場合[今回の実測金型隙間(i)=前回の実測金型隙間(i−1)]は、3回まではプレス内圧を上限値Pmaxにしてハンマープレスを行うとし、3回以上ハンマープレスしても加工材2が変形しない場合は、その加工材2を加熱炉11に運搬して加熱し、再び鍛造する際に加工材2が変形し易いようにしている。
即ち、図3の鍛造方法においては、i回目のハンマープレス(プレス)におけるプレス内圧圧Pa(i)が上限値Pmax未満であるに際しては、金型隙間の実測値D(i)と目標値Dfとを比較し、金型隙間の実測値D(i)が目標値Dfよりも大きい場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)をi回目のハンマープレスにおけるプレス内圧Pa(i)より増加させている。また、金型隙間の実測値D(i)が予め定められた目標値Dfよりも小さい場合には、鍛造を終了している。
また、i回目のハンマープレスにおけるプレス内圧Pa(i)が上限値Pmaxであるに際しては、当該ハンマープレスにおける金型隙間の実測値D(i)と1つ前の金型隙間の実測値D(i−1)とを比較し、当該ハンマープレスにおける実測値D(i)が1つ前の金型隙間の実測値D(i−1)よりも減少している場合に、i+1回目のプレス内圧Pa(i+1)を上限値Pmaxにしている。一方、当該ハンマープレスにおける実測値D(i)が1つ前の金型隙間の実測値D(i−1)よりも減少してない場合に、加工材2に対して再加熱を行うようにしている。
以上、本発明によれば、ハンマープレスを行ったときの金型隙間を実測しながらプレス内圧(空気圧)を変化させているために、金型隙間の調整を容易し、その結果、加工材2の加工寸法精度の向上させることができる。
図4は、鍛造方法の流れの変形例を示したものである。図4を用いて鍛造方法の流れを説明する。図3と同じ部分は、同符号を付して説明を省略する。
シリンダ12内のプレス内圧の初期設定が完了すると鍛造の実施(金型による圧下)を開始する(S30、鍛造実施工程)。1回目の鍛造実施工程S30では、シリンダ12内のプレス内圧をプレス内圧初期設定工程にて設定した圧力Pa(1)にし、これにより、上タップ部6を介して上金型3にて加工材2を圧下する(ハンマープレスする)。
次に、加工材2に対して金型による圧下している状態[予め設定したプレス内圧Pa(i)にて上タップ部6に圧力を掛けて上金型3にて加工材2をハンマープレスしている状態]において、複数の計測器13により上金型3と下金型4との距離(隙間)を測定し、計測器13の平均値を、i回目のハンマープレスにおける実測金型隙間D(i)とする(金型隙間測定工程S31)。
そして、金型隙間測定工程S31にて実測した当該ハンマープレスにおける実測金型隙間D(i)と、前回のハンマープレスにおける実測金型隙間D(i−1)との差である実測金型隙間変化量(金型隙間変化量の実測値)Dcを求める(変化量算出工程、S32)。
i回目の実測金型隙間D(i)が予め定められた目標金型隙間(金型隙間変化量の目標値)Dfよりも大きいか否かを判定し(S33)、実測金型隙間D(i)が目標金型隙間Dfよりも小さければ(S33、No)、鍛造を終了する(S34)。
鍛造を終了しない場合は、変化量算出工程S32で求めた実測金型隙間変化量Dcが、予め設定した規定変化量Dctより大きいか否かを判定する(S35、変化量判定工程)。規定変化量Dctは、例えば、0.1mm〜20mmである。変化量判定工程S35において、実測金型隙間変化量Dcが規定変化量Dctより大きい場合(S35、Yes)は、設定したプレス内圧にて加工材2を圧下したときにおいて十分に加工材2が変化していると考え、次回のプレス内圧を今回のプレス内圧に設定する[Pa(i+1)=Pa(i)、次回プレス内圧設定工程S36]。
このとき、次回プレス内圧Pa(i+1)がシリンダ12内のプレス内圧の上限値Pmaxになっていないか否かを判定する(S37、プレス内圧判定工程)。プレス内圧判定工程S37において、i回目のPa(i)がプレス内圧の上限値Pmaxになっていない場合(S37、No)は、鍛造実施工程S30に戻る。
鍛造実施工程S30では、一端、上金型3を加工材2から離間させた後、シリンダ12内のプレス内圧Pa(i)[i=2、3・・・]を次回プレス内圧設定工程S36にて設定した次回プレス内圧にし、これにより、上タップ部6を介して上金型3にて加工材2を圧下する(ハンマープレスする)。
一方、プレス内圧判定工程S37において、次回プレス内圧Pa(i+1)がシリンダ12内のプレス内圧の上限値Pmaxになっている場合(S37、Yes)、まず、加工材2の中央部の温度Ti(例えば、加工材2の表面中央部の温度)を測定する(S38、加工材2温度測定工程)。
そして、加工材2温度測定工程S38にて測定した加工材2の温度Tiが、予め設定された再加熱温度Ttよりも大きいか否かを判定し(S39、温度判定工程)、加工材2の温度Tiが再加熱温度Tt(例えば、600℃〜1000℃)よりも高ければ(S39、Yes)、加工材2を加熱しなくてもハンマープレス時に変形すると考え、鍛造実施工程S30に戻る。一方、加工材2の温度Tiが再加熱温度Ttよりも低ければ(S39、No)、再加熱工程S40に進む。再加熱工程S40では、まず、上金型3と下金型4とを離反させることにより圧下を中断し、加工材2を当該金型から取り出した後、当該加工材2を加熱炉11へと運搬して再加熱する。
このように、S31〜S40においては、加工材2の鍛造を行うに際して、まず、今回の実測金型隙間D(i)と前回のハンマープレスにおける実測金型隙間D(i−1)との差である実測金型隙間変化量Dcを測定している。そして、実測金型隙間変化量Dcが規定変化量Dctよりも大きく、ハンマープレスによって加工材2が変形している場合は、今回のハンマープレス時のプレス内圧によって加工材2を変形でき、当該プレス内圧が有効であると考えて、次回のプレス内圧も今回のプレス内圧と同じにしている。ただし、次回のプレス内圧が上限値Pmaxであるときは、加工材2の温度を測定して、この温度が再加熱を判定する再加熱温度Ttよりも大きければ、次回のプレス内圧も上限値Pmaxに維持し、そうでなければ、加工材2を加熱することにしている。
次に、加工材2の鍛造を行うに際して、実測金型隙間変化量Dcが規定変化量Dctよりも小さく(S35、No)、当該プレス内圧による加工材2の変化が小さいと考えられる場合について説明する。このような場合は、次回のハンマープレスにおけるプレス内圧を増加させる。具体的には、まず、今回のプレス内圧Paに予め設定された倍率aを掛けることにより次回のプレス内圧Pa(i+1)を求める(S41、プレス内圧算出工程)。プレス内圧算出工程S41では、a=1.01以上1.5以下としている。
そして、プレス内圧算出工程S41にて求めた次回プレス内圧Pa(i+1)がプレス内圧の上限値Pmax以下であるか否かを判定し(S42、プレス内圧上限判定工程)、次回プレス内圧Pa(i+1)がプレス内圧の上限値Pmax以下であれば(S42、Yes)、プレス内圧算出工程S41にて求めた次回プレス内圧Pa(i+1)を次回プレス内圧に設定する(S43)。一方、プレス内圧算出工程S41にて求めた次回プレス内圧Pa(i+1)がプレス内圧の上限値Pmaxを超えていれば(S12、No)、プレス内圧の上限値Pmaxを次回の空気に設定する[Pa(i+1)=Pmax、S44]。
このように、次回プレス内圧を設定すると、鍛造実施工程S30に戻り、次回プレス内圧設定工程S42〜S44にて設定した次回プレス内圧にてハンマープレスを行う。
図4に示した鍛造方法においては、ハンマープレスを行った際に、前後のハンマープレスにおける実測金型隙間変化量Dcを求め、この実測金型隙間変化量Dcが予め設定した規定変化量Dctよりも大きく、今回のハンマープレスにおけるプレス内圧によって加工材2を十分に変形できるのであれば、次回のプレス内圧も今回のプレス内圧と同じに設定している。このとき、次回のプレス内圧がプレス内圧の上限値Pmaxよりも小さい場合には、加工材2の温度を測定して再加熱が必要が否かを判定して、再加熱が必要であれば、加工材2を加熱するものとしている。一方、実測金型隙間変化量Dcが予め設定した規定変化量Dctよりも小さく、今回のハンマープレスにおけるプレス内圧では、加工材2の変形が十分でない場合には、次回のプレス内圧を増加させてハンマープレスを行うことにしている。
一方、実測金型隙間変化量Dcが予め設定した規定変化量Dctよりも小さく、今回のハンマープレスにおけるプレス内圧では、加工材2の変形が十分でない場合には、次回のプレス内圧を増加させてハンマープレスを行うことにしている。
即ち、図4の鍛造方法においては、i回目のハンマープレスにおける金型隙間の実測値D(i)と、i−1回目のハンマープレスにおける金型隙間の実測値D(i−1)との差である金型隙間変化量の実測値Dcを求めた上で、金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより大きい場合には、i+1回目のハンマープレスにおけるプレス内圧をi回目のハンマープレスにおけるプレス内圧と同じに設定している。一方、金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより小さい場合には、i+1回目のハンマープレスにおけるプレス内圧をi回目のハンマープレスにおけるプレス内圧Pa(i)よりも増加させている。
また、金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより大きく且つi+1回目のハンマープレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)が上限値Pmaxになっている場合には、加工材2の温度Tiを測定し、加工材の温度Tiが予め設定された再加熱温度Ttよりも高い場合には、i+1回目のハンマープレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)を上限値Pmaxにして鍛造を行っている。一方、加工材2の温度Tiが再加熱温度Ttよりも低い場合には、加工材2を再加熱している。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ハンマープレス装置
2 加工材
3 上金型
4 下金型
5 圧下装置
6 上タップ部
7 下タップ部
8 金型移動装置
9 回転体
11 加熱炉
12 シリンダ
13 計測器

Claims (6)

  1. 上金型と下金型との間に加熱した素材を装入した上で、上金型及び下金型の少なくとも一方を移動させ所定のプレス内圧で前記素材をプレスすることで、前記素材の鍛造を行う鍛造方法であって、
    前記素材のプレス時において、前記上金型と下金型との間の金型隙間を実測し、前記金型隙間の実測値が金型隙間の目標値となるように、前記プレス内圧を変化させながら鍛造を行うこととし、
    i回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)が上限値Pmax未満であるに際しては、
    前記金型隙間の実測値D(i)が目標値Dfよりも大きい場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)をi回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)より増加させるステップと、
    前記金型隙間の実測値D(i)が予め定められた目標値Dfよりも小さい場合に、鍛造を終了するステップと、
    のいずれか一方を実行することを特徴とする鍛造方法。
  2. i回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)が上限値Pmaxであるに際しては、
    前記金型隙間の実測値D(i)が金型隙間の実測値D(i−1)よりも減少している場合に、i+1回目のプレス内圧Pa(i+1)を上限値Pmaxにするステップと、
    前記金型隙間の実測値D(i)が金型隙間の実測値D(i−1)よりも減少していない場合に、素材に対して再加熱を行うステップと、
    のいずれか一方を実行することを特徴とする請求項1に記載の鍛造方法。
  3. i回目のプレスにおける金型隙間の実測値D(i)と、i−1回目のプレスにおける金型隙間の実測値D(i−1)との差である金型隙間変化量の実測値Dcを求めるステップを実行し、
    その後、
    前記金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより大きい場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧をi回目のプレスにおけるプレス内圧と同じに設定するステップと、
    前記金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより小さい場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧をi回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)より増加させるステップと、
    のいずれか一方を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の鍛造方法。
  4. 前記金型隙間変化量の実測値Dcが規定変化量Dctより大きく且つi+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)が上限値Pmaxになっている場合に、素材の温度Tiを測定するステップを実行し、
    その後、
    前記素材の温度Tiが予め設定された再加熱温度Ttよりも高い場合に、i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)をi回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)と同じにして鍛造を行うステップと、
    前記素材の温度Tiが再加熱温度Ttよりも低い場合に、素材を再加熱するステップと、
    のいずれか一方を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鍛造方法。
  5. 1回目のプレスにおけるプレス内圧を、上限値Pmaxより小さい値とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の鍛造方法。
  6. i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)をi回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i)より増加させるに際しては、
    i+1回目のプレスにおけるプレス内圧Pa(i+1)を、i回目のプレス内圧Pa(i)の所定倍とすることを特徴とする請求項1又は3に記載の鍛造方法。
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