JP5135438B2 - 移動電気通信システムにおける相対閾値の使用に基づくセル再選択 - Google Patents

移動電気通信システムにおける相対閾値の使用に基づくセル再選択 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおける方法及び構成に関し、特に、相対閾値に基づく隣接セル測定アクティビティに関する。
ユニバーサル地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)及び進化型UTRAN(E‐UTRAN)におけるセル再選択及びハンドオーバを含むモビリティ決定は、ユーザ機器(UE)によって実行されるダウンリンク測定を利用する。したがって、良好なUEモビリティ性能を保証するために、UEは、ダウンリンク測定品質の点で最良となるいくつかのセルを測定し追跡することが可能である必要がある。
UTRANでは、アクティブ・モードのUEは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)の発行文書である3GPP TS 25.133, "Requirements for support of radio resource management (FDD)"で規定される最低性能要件を満足しながら、少なくとも8つのセル(1つのサービングセルと7つの隣接セル)のダウンリンク品質の測定(即ち、CPICH測定)及び報告を行うことが可能である必要がある。E‐UTRANで使用される測定性能要件は、UTRANの場合と同様であることが予想され、この要件は、3GPP TS 36.801, "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Measurement Requirements"で規定される可能性が最も高い。
基本的には2種類のモビリティが識別され得るが、いずれのモビリティ決定も、以下でより詳細に論じるように、主として同じ種類のダウンリンク測定に基づく。
a)アイドル・モード・モビリティは、主としてUEのサービング・セルが介入しないUEの自律的機能であるセル再選択を含む。しかしながら、このモビリティ・シナリオでも、ブロードキャストされるいくつかのシステム・パラメータ及び性能規定によってUEの挙動をある程度制御することが可能である。
b)接続モード・モビリティは、明示的なUE固有のコマンド及び性能規定を利用してネットワークによって完全に制御されるハンドオーバを含む。しかしながら、この場合のハンドオーバ決定は、UEの測定レポートに大きく依存する。
UTRAN及びE‐UTRANは、周波数リユース1システム、即ち、地理的に最も近い隣接セルが同じ搬送波周波数で動作するシステムである。運営者は、同じカバー・エリア内に複数の周波数レイヤを配備することも可能である。したがって、UTRANとE‐UTRANのいずれのアイドル・モード・モビリティ及び接続モード・モビリティも、広義には以下の3つの主要カテゴリに分類され得る。
●周波数内(intra-frequency)モビリティ(アイドル・モード及び接続モード):周波数内モビリティでは、UEは、同じ搬送波周波数に属するセル間を移動する。周波数内モビリティは、遅延に起因するコストが低い故に、最も重要なモビリティ・シナリオである。また、運営者は、少なくとも1つの搬送波を自由且つ効率的に利用することができる。
●周波数間(inter-frequency)モビリティ(アイドル・モード及び接続モード):周波数間モビリティでは、UEは、異なる搬送波周波数に属するが同じアクセス技術のセル間を移動する。周波数間モビリティは、2番目に重要なシナリオと見なすことができる。
●RAT間(inter-RAT)モビリティ(アイドル・モード及び接続モード):RAT間モビリティでは、UEは、異なるアクセス技術に属するセル間、例えばUTRANからGSM又はその逆に移動する。
UTRANでは、主にモビリティの理由から以下の3つのダウンリンク品質測定が規定される(3GPP TS 25.215, "Physical layer measurements (FDD)"参照):CPICH RSCP、CPICH Ec/No、及びUTRA搬送波RSSI。上記の測定の最初の2つは、UEがセル・レベル・ベースで共通パイロット・チャネル(CPICH)に関して実行する。UTRA搬送波RSSIは、搬送波全体で測定される。上記のCPICH測定は、モビリティ決定で使用される主要な量である。
E‐UTRANでは、主にモビリティの理由から以下の3つのダウンリンク品質測定が規定される(3GPP TS 36.214 "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer measurements"参照):参照シンボル受信電力(Reference Symbol Received Power:RSRP)、参照シンボル受信品質(Reference Symbol Received Quality:RSRQ)、及びE‐UTRA搬送波RSSI。上記の測定の最初の2つは、UEがセル・レベル・ベースで参照シンボルに関して実行する。E‐UTRA搬送波RSSIは、UTRANの場合と同様に搬送波全体で測定される。これらの2つのRSベース測定も、実際にモビリティ決定で使用される可能性が高い主要な量である。
良好なモビリティ性能を保証するために、ダウンリンク品質測定における測定性能のいくつかの側面が規定されており、これらの規定は、UEが少なくとも以下の要件を満たすことを保証する最低要件をカバーする。
●対応する同期及びCPICH信号の所与の受信レベルにおける未知のセルの識別遅延。周波数内セルの場合、最大遅延は800ms。
●UEがCPICH測定値を指定された測定絶対確度及び測定相対確度で報告することが想定される最小識別セル数(N=8、即ち1つのサービング・セルと7つの隣接セルを含む)。
●少なくとも8つのセルの指定された測定確度が200msの測定期間で満足されること。
これらの標準化された最低要件を満足するために、また、様々な無線状態が存在する故に、UEは、隣接セルの識別及び測定を定期的に行う必要がある。このような測定プロセスのスケジューリングは、標準化されているわけではなく、UE実装環境に固有である。ハードウェア・コストを制限し、バッテリー切れを防止するために、UEは、典型的には様々なタイプの測定に関する測定サンプルをいくつかの周期的な間隔で収集することができる。
アイドル・モードでは、UEは、主としてページング時に(即ち、DRXサイクルの終了時の起動時点で)測定を実行する。したがって、アイドル・モードの測定サンプリング・レートは、接続モードのシナリオに比べてかなり低くなる。そのため、アイドル・モードの測定性能は接続モードのそれよりもずっと粗くなるが、アイドル・モードでは、UEが電力を節約することが可能となる。更に、アイドル・モードにおけるモビリティ性能は、測定性能の影響を受けるため、接続モードよりも低需要である必要がある。
3GPP規格のリリース7では、接続モード(より具体的にはCELL_DCH状態)における間欠受信(discontinuous reception:DRX)と呼ばれる新しい機能が規定されている。この機能を用いると、UEは、DRXサイクルに従って周期的な時点でのみ起動されることから、接続状態を維持しながらそれ自体のバッテリーを節約することが可能となる。しかしながら、DRX機能によると、UEは、測定サンプルを主として起動時点で収集することになる。それ故、DRXモードでは測定要件が緩和されている。したがって、アクティブ・モードのDRXは、モビリティ性能に対して何らかの悪影響を及ぼす可能性がある。UEの省電力化を実現するには一定のレベルの性能低下が避けられないが、そのレベルは、一定の最低サービス品質が保証可能なレベルに制限されるべきである。
本発明は、上述の既存の測定に関連する課題を解決する。非DRXシナリオの測定に関して、UEは、DRXを用いない接続モードの基本的な周波数内モビリティ・シナリオでは、すべての所望のセル(即ち、UTRANでは8つのセル)に対するダウンリンク測定を同じ強度で実行する。つまり、各セルの受信品質に関わらず、すべてのセルで同じ測定性能(例えば測定遅延、セル識別遅延、測定確度等)が達成される。一方、これによってUEの処理は増大することになるが、いくつかのシナリオでは、セルのサブセットについて性能を改善すれば十分である可能性もある。そのような場合は、UEの処理を最小限に抑えることができる。DRXシナリオの測定に関して、UEがアクティブ時間の間だけ測定を行う場合には、モビリティ関連測定の測定性能は、非DRXシナリオの場合よりも低くなる。性能低下は、実際に使用されるDRXサイクルに依存する。例えば、DRX動作の故に測定期間が延長され、そのため測定レポート遅延も長くなる可能性があるが、その結果、UEの測定レポートを利用してハンドオーバを実行する基地局のハンドオーバ決定を遅延させる恐れがある。したがって、アクティブ・モードでは、不必要な呼損を防止するために、これらの測定の性能低下は最小限に抑えられるべきである。
測定の性能低下を最小限に抑える従来技術の解決策がいくつか存在する。しかしながら、これらの解決策の主な制約は、モビリティ性能で重要となるサービング・セルとターゲット/隣接セルとの相対的な性能差が考慮されないことである。これまでに以下の方法が提案されている。
セル数の減少:1つの解決策は、UEがDRXモードで測定することになるセル数を単純に減少させることである。例えば、測定セル数は、非DRXでは8であるが、DRXでは4となる。これにより、UEがサンプリングを必要とするセル数が少なくなるので、測定遅延が低減される。この解決策の主な欠点は、UEが必要とされるよりも少ない数のセルしか追跡しないことである。無線状態は急激に変化する可能性があり、それによってセルの状態が改善することも悪化することもある。この理由から、UEは、所望の数のすべてのセル、例えばUTRANでは8つのすべてのセルを測定することが妥当である。
より高いSCH及びCPICH受信レベルを有するセルの測定:現在合意されている解決策は、そのセルの同期チャネル(SCH)及び共通パイロット・チャネル(CPICH)上の最低受信レベルがかなり高い(例えば、DRXの場合よりも3dB高い)場合に、DRXにおけるUEが非DRXの場合と同じ数のセルに対して測定を実行することである。したがって、セルの平均強度が相対的に高くなるため、測定遅延が幾分低減される。
測定に基づく絶対閾値:ネットワークは、CPICH Ec/Io又はCPICH RSCPレベルに関する絶対閾値をUEに提供する。サービング・セルから受信されるCPICH Ec/No及び/又はCPICH RSCPがこれらのシグナリングされる閾値を上回る限り、UEは、他の周波数内セルを測定する必要はない。この条件が満たされなくなったときに、UEは他の隣接セルの測定を開始する。アイドル・モードでも、UEのバッテリーを節約するために同様のメカニズムが使用される。UTRANにおけるアイドル・モードとアクティブ・モードの1つの差異は、アイドル・モードでは、UEが復号化で使用するセルが1つだけであるのに対し、アクティブ・モードでは、UEがソフト・ハンドオーバの際に複数のセルからチャネルを受信する可能性がある点である。そのため、UEがアクティブ・モードの2つ以上のセルを追跡することが重要となる。更に、アクティブ・モードでは呼損のリスクがある故に、対応する測定量が閾値を下回るまでUEがサービング・セルのみに対して測定を実行することは、実現可能でない。
絶対閾値及び測定アクティビティに基づく測定:この測定は、上述の方式の改良として説明される。このアイデアは、ネットワークがCPICH Ec/No及び/又はCPICH RSCPの絶対閾値及び何らかの測定アクティビティ係数をシグナリングするというものである。後者のパラメータは、アクティブ・セット内の最も強い監視対象セルのCPICH Ec/Io及び/又はCPICH RSCP受信レベルに応じて測定アクティビティ(例えばセル識別時間や測定期間等)をスケーリングするのに使用される。UEは、サービング・セルの受信レベルに応じた様々なアクティビティ・レベルでターゲット・セルを測定する。1つの欠点は、UEの測定頻度が必然的に高くなり、UEをDRX長の非アクティブ時間の間も起動する必要が生じ得ることである。これによってUEのバッテリーが消耗し、その結果DRX動作の利点が損なわれる。
セル境界領域における連続モード(非DRX)への切り替え:UTRAN規格では、アクティブ・モードのネットワークが低レベルのシグナリングを利用して、UEをDRXモードと非DRXモードの間で迅速に切り替えることが可能となる。そのため、測定プロセスを高速化する1つの可能な解決策は、UEがセル境界領域に入ったときに非DRXモード(又はごく短いDRXサイクル)に復帰させることである。ネットワークは、UEから報告されたダウンリンク・チャネル品質(例えばCPICHレベル)をある閾値と比較することにより、そのUEがセル境界領域に所在するか否かを判定することができる。典型的には、25〜35%のユーザがセル境界領域で動作する。そのため、この手法では、平均65〜75%のUEしかDRXを維持することができない。UEがDRXを十分に利用することができないため、この手法は、UEのバッテリー節約の観点から望ましくない。
国際特許出願公開第WO01/19100号には、通信ユニットのサービング・サイトの信号品質を使用して当該通信ユニットの隣接サイト測定特性が判定される、隣接サイト測定実行方法が開示されている。
Senarath G等の論文("Adaptive Handoff Algorithms Using Absolute and Relative Thresholds for Cellular Mobile Communications Systems", IEEE 1998, VTC '98, pages 1603-1607)には、不必要なハンドオフを識別し防止する適応的相対閾値アルゴリズムと、この適応的相対閾値アルゴリズムと共に使用される絶対閾値アルゴリズムとが開示されている。
本発明は、無線ネットワーク・ノードにおいて、ユーザ機器がターゲット・セルに対してダウンリンク測定を実行すべきかどうかを判定することが可能となるようにするための測定閾値を前記ユーザ機器にシグナリングする方法を提供する。前記方法は、1つ又は複数の相対閾値であって、前記ユーザ機器が前記相対閾値を使用して、前記ターゲット・セルの測定量と参照セルの測定量とを比較することにより、前記ターゲット・セルのダウンリンク測定アクティビティ・レベルを判定することが可能となるような前記相対閾値を、前記ユーザ機器にシグナリングするステップを含むことを特徴とする。
別の態様では、本発明は、ユーザ機器において、ターゲット・セルに対してダウンリンク測定を実行すべきかどうかを判定する方法を提供する。前記方法は、無線ネットワークから前記ターゲット・セルと参照セルとの相対的な性能差に対応する1つ又は複数の相対閾値を受信するステップと、前記相対閾値を使用して、前記ターゲット・セルの測定量と前記参照セルの測定量とを比較することにより、前記ターゲット・セルのダウンリンク測定アクティビティ・レベルを判定するステップと、を含むことを特徴とする。
他の態様では、本発明は、セルラー電気通信システムのユーザ機器においてダウンリンク測定を実行する方法を提供する。前記方法は、前記セルラー・システムの複数の各ターゲット・セル毎に、前記ターゲット・セルと参照セルとの相対的な性能差を判定するステップと、前記ターゲット・セルと前記参照セルとの前記相対的な性能差に基づいて、前記ターゲット・セルのダウンリンク測定アクティビティ・レベルを設定するステップと、を含むことを特徴とする。
このようにすれば、ユーザ機器は、DRXを十分に利用しながら、それ自体のバッテリーを可能な限り節約できる可能性がある。
本発明に係るセルラー通信ネットワークを示す図である。 本発明の一態様に係る第1の方法を示すフローチャートである。 本発明の一態様に係る第2の方法を示すフローチャートである。
図1は、本発明に従って動作するセルラー通信ネットワークの概略図である。
ネットワーク・カバー・エリアは、セル10、12、14、16、18、20、22等に分割される。ユーザ機器(UE)24は、セル12内に位置し、当該セル内の基地局(eNode B)26と通信する。したがって、eNode B 26は、当該UEにとってのサービング・セルとなる。よく知られるように、UEは、潜在的な隣接セルを識別するために他のセルから受信される信号の測定を実行しなければならない。本明細書では主に、本発明をロング・ターム・エボリューション(LTE)・ネットワークに関して説明するが、本発明は他の様々なネットワークに適用され得ることが理解されるだろう。
図2は、無線ネットワーク・ノードで実行される本発明に係る第1の方法を示すフローチャートである。
ステップ50で、無線ネットワーク・ノードは、UEがアイドル・モードにあるのかそれともアクティブ・モードにあるのかを判定する。ステップ52で、無線ネットワーク・ノードは、1つ又は複数の相対閾値をUEにシグナリングする。以下、これらのステップについてより詳細に説明する。
図3は、ユーザ機器で実行される本発明に係る第2の方法を示すフローチャートである。
ステップ60で、UEは、本方法で使用される相対閾値を決定する。以下でより詳細に説明するいくつかの実施形態では、無線ネットワーク・ノードからUEに1つ又は複数の相対閾値がシグナリングされる。一方、他の実施形態では、1つ又は複数の相対閾値は、何らかの標準に基づいてプレコーディングされる固定値とすることができ、したがってUEにシグナリングする必要はない。この場合は、ステップ60で閾値をメモリから検索するだけでよい。ステップ62で、UEは、UEが通常の強度又は高い強度で測定を実行し得る最大隣接セル数を表すパラメータを受信する。ステップ64で、UEは、第1のターゲット・セルと第2の参照セルとを比較する。ステップ66で、UEは、第1のセルで使用すべきダウンリンク測定アクティビティを決定する。以下、これらのステップについてより詳細に説明する。
本発明の基本的な概念は、UEが隣接セルに対してダウンリンク測定を実行するが、それらの(測定期間/サンプリング/確度等に関する)測定性能はサービング・セルとターゲット・セルとの相対的な性能差に依存する、というものである。本発明の他の実施形態は、サービング・セルが必ずしも最も強いセルである必要はなく、したがって、ターゲット・セルの測定性能は最も強いセルとターゲット・セルとの相対的な性能差に依存することを考慮する。
本発明は、ネットワークが重要なセルの測定性能を低下させずに必要とされる数のターゲット・セルを追跡することが可能となる利点をもたらす。一方、UEは、DRXを十分に利用しながら、それ自体のバッテリーを可能な限り節約することができる。したがって、本発明の一利点は、適度に良好なセル変更性能又はハンドオーバ性能が維持されることである。
測定アクティビティ・レベルは、ネットワークからシグナリングされる相対閾値によって決定される。相対閾値は、例えば測定量(UTRANではCPICH Ec/No、E‐UTRANではRSRQ等)、SCH受信レベル、セル識別遅延等に関して表現され得る。
特定のセルに対する測定の測定アクティビティは、UEによってサービング・セルとの比較が行われた後に決定される。したがって、ネットワークは、UEによるセル間の比較で使用され得る少なくとも1つの相対閾値をシグナリングする。UEは、すべてのセル(サービング・セル及び隣接セル)又はそれらのサブセットに対して測定を実行する。しかしながら、測定アクティビティは、サービング・セルとターゲット・セルの測定量の差と、相対閾値との大小関係に依存する。
相対閾値は、UEによるセル間の比較で使用される測定量を決定する。換言すると、相対閾値は比較基準を決定する。かかる閾値は、例えば以下のパラメータのうちの1つ又は複数を利用して表現することができる。
●隣接セル測定レベル(例えばUTRANではRSCP及び/又はEc/No、E‐UTRANではRSRP及び/又はRSRQ);
●SCH受信レベル(例えば、SCH SINR、BER、又は受信信号強度);
●任意の既知のパイロット又は参照シンボル上の受信レベル;
●セル識別遅延。
閾値は、隣接レベル測定に基づく値とすることができる。最新のシステムでは、CPICH Ec/No又はCPICH RSCPレベルに関する絶対閾値もシグナリングされる。したがって、想定される本発明の一実施形態では、UEが各セルのCPICHレベル(又はE‐UTRANではRSRP/RSRQ)を測定することによってセルの判定を行い、測定差と相対閾値との比較を行う。本発明の他の実施形態によれば、この比較は、上述の基準のうちの1つ又は複数に従って行うことができる。更に、上記の相対閾値は、それぞれシングル・レベルとすることもマルチ・レベル(M)とすることもできる。前者の手法では、ネットワークが1つの基準につき1つの閾値だけをシグナリングするので、2つのレベル(通常レベル又は高/低レベル)の測定アクティビティが得られる一方、後者の手法では、ネットワークが1つの基準につき複数の相対閾値をシグナリングするので、UEは、複数(即ち、Mの閾値に対してM+1)の測定アクティビティ・レベルを提供する必要がある。
ネットワークは、UEが相対閾値に基づいてセル間の比較を行う必要が生じる頻度(即ち、比較の周期)を指定することも可能である。この頻度は、シグナリングされるパラメータであることも、例えばフレーム数、DRXサイクル数、又は一定の固定継続時間によって指定されることもある。
上記の閾値及び他の関連パラメータ(例えばセル間の比較周期)は、最新の方法では無線リソース制御(RRC)又は任意の適切なより高いレイヤのシグナリングを使用してシグナリングされ得る。閾値は、ブロードキャスト・チャネルを介してすべてのUEにシグナリングすることも、UE固有の制御チャネルを介して特定のUEにシグナリングすることも可能である。更に、アイドル・モード及びアクティブ・モードでは、同じ基準に関して様々な閾値が使用される可能性がある。
UTRANでは、無線ネットワーク・コントローラ(RNC)内に無線リソース制御(RRC)機能が存在するため、無線ネットワーク・コントローラがこれらの閾値のシグナリングを制御するが、E‐UTRANでは、これらの閾値は基地局(即ち、eNode B)によってシグナリングされる。原理上、測定アクティビティが相対閾値に従って変化する場合は、測定性能の以下の側面に影響が及ぶ可能性がある。
●測定量の測定期間;
●測定量の相対確度及び絶対確度;
●セルの識別遅延。
パラメータの測定期間と測定確度をトレードすることが可能である。例えば、測定確度は、測定期間中にUEによって取得される測定サンプル数に大きく依存する。したがって、UEが十分な数の測定サンプルを収集することが可能であることを条件として、(通常のアクティビティで達成可能な測定確度と)同じ測定確度を単純に測定期間を延長することによって維持することも可能となる。更に、UEは、通常動作で使用されるセルと同じ数(例えば8つ)のセルのダウンリンク測定を実行することもできる。このようにして、UEは、いくつかのより弱いセルのサンプリング頻度が低くなることを除いて、必要とされる数のすべてのセルを追跡することが可能となる。
特定のターゲット・セルに関するUEの測定アクティビティは、当該ターゲット・セルと参照セルとの相対的な性能差に基づいて行われる。広義には2つの可能性、即ち、サービング・セルとの比較又は最良のセルとの比較が考えられる。参照セルがサービング・セルである場合は、UEは常に、先に概説した基準のうちの1つ又は複数を使用してターゲット・セルとサービング・セルとを比較する。この比較に基づいて、UEは、ターゲット・セルを同じ強度で測定すべきかそれともより低い強度で測定すべきかを決定する。この方法は、サービング・セルが最も強いセルであるか否かに関わらず、UEが常にそのサービング・セルを十分な強度又は高い強度でサンプリングすることを保証する。一例として、信号品質(E‐UTRANではRSRQ、UTRANではCPICH Ec/No)と信号強度(例えばE‐UTRANではRSRP、UTRANではRSCP)の両方を使用して測定アクティビティが決定されるものと仮定する。更に、RSRQ(又はCPICH Ec/No)及びRSRP(又はRSCP)のそれぞれについてシングル・レベルの相対閾値、即ち、α及びβだけが存在するものとする。この場合、UEは、ターゲット・セルとサービング・セルSの測定量の一方又は両方の差が対応する閾値を下回る場合は、ターゲット・セルKの測定頻度を低くする(その結果ダウンリンク測定性能は粗くなる)。即ち、
IF(Q−Q≦α)OPERATOR(P−P≦β)
THEN(その場合は)ターゲット・セルKに対する測定アクティビティを低下させ、
ELSE(そうでなければ)ターゲット・セルKを通常のアクティビティで測定する。
但し、Qは、E‐UTRANのRSRQ、及びUTRANのCPICH Ec/Noを示し、Pは、E‐UTRANのRSRP、及びUTRANのRSCPを示す。「OPERATOR」という用語は、E‐UTRANとUTRANの両方に関する一構成では「AND」、E‐UTRAN及びUTRANの両方に関する一代替構成では「OR」と定義され得る。本発明のまた別の実施形態では、UEは、上記のアルゴリズムで一方の測定量(Q又はP)だけを使用してターゲット・セルの測定アクティビティ・レベルを決定する。
参照セルが最良のセルである場合は、UEは常に、ターゲット・セルを最良のセルと比較する。但し、最良のセルは、必ずしも常にサービング・セルでなくてもよい。上述のとおり、UEは、先に概説した基準のうちの1つ又は複数を使用する。この比較に基づいて、UEは、ターゲット・セルを同じ強度で測定すべきかそれともより低い強度で測定すべきかを決定する。一例として、信号品質(E‐UTRANではRSRQ、UTRANではCPICH Ec/No)と信号強度(例えばE‐UTRANではRSRP、UTRANではRSCP)の両方を使用して測定アクティビティが決定されるものと仮定する。更に、RSRQ(又はCPICH Ec/No)及びRSRP(又はRSCP)のそれぞれについてシングル・レベルの相対閾値、即ち、α及びβだけが存在するものとする。この場合、UEは、ターゲット・セルと最良のセルBの測定量の一方又はいずれかの差が対応する閾値を下回る場合は、ターゲット・セルKの測定頻度を低くする(その結果ダウンリンク測定性能は粗くなる)。
即ち、
IF(Q−Q≦α)OPERATOR(P−P≦β)
THEN(その場合は)ターゲット・セルKに対する測定アクティビティを低下させ、
ELSE(そうでなければ)ターゲット・セルKを通常のアクティビティで測定する。
シンボルQ、P、及びOPERATORの意味は、上記の例と同じである。
測定されたすべてのターゲット・セル(N)がサービング・セル/最良のセルと比較して良好であることが相対閾値によって判定される状況が発生する可能性もある。つまり、そのようなシナリオでは、UEは、それらのすべてのセルを高い強度又は通常の強度で測定せざるを得なくなる。大部分のシナリオでは、ハンドオーバを実行するのに十分な数の良好なセルが存在するので、UEは、そのようなすべてのセルを同じ強度で測定する必要はない。このような状況を防止するために、高い強度で測定すべき最大セル(L)と呼ばれるもう1つのパラメータを導入することができる。このパラメータは、UEが最大L(L<N)個のセルを通常の強度又は高い強度で測定する必要があることを意味する。但し、Nは、測定対象となる識別セルの最小数(又は総数)である。Nがシグナリングされないときのデフォルト値は、L=Nである。この場合も、Nの値は、標準で固定とすることができる。それ故、Nの値は、シグナリングする必要がなくなるようにUEに記憶することができる。
以上、あるセルとサービング・セル、又はサービング・セルよりも良好な別のセルとの比較に基づいて当該セル内のダウンリンク測定アクティビティを判定することが可能となるシステムについて説明した。

Claims (29)

  1. 無線ネットワーク・ノードにおいて、ユーザ機器(24)がターゲット・セルに対してダウンリンク測定を実行すべきかどうかを判定することが可能となるようにするための測定閾値を前記ユーザ機器にシグナリングする方法であって、
    1つ又は複数の相対閾値であって、前記ユーザ機器(24)が前記相対閾値を使用して、前記ターゲット・セルの測定量と参照セルの測定量とを比較することにより、前記ターゲット・セルのダウンリンク測定アクティビティ・レベルを決定することが可能となるような前記相対閾値を、前記ユーザ機器にシグナリングするステップ(52)を含み、
    前記決定されたダウンリンク測定アクティビティ・レベルは、前記測定量の測定期間、セルの識別遅延、および前記ターゲット・セルの測定量の確度、のうちの1つ又は複数に影響し、前記決定されたダウンリンク測定アクティビティ・レベルが通常のダウンリンク測定アクティビティ・レベルと比較して低いダウンリンク測定アクティビティ・レベルである場合には、前記ダウンリンク測定の測定性能はより粗くなる、ことを特徴とする方法。
  2. 前記ターゲット・セルの測定量が前記1つ又は複数の相対閾値のうちの少なくとも1つを下回る場合には、前記決定されたダウンリンク測定アクティビティ・レベルを、前記低いダウンリンク測定アクティビティ・レベルとする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記低いダウンリンク測定アクティビティ・レベルは、通常のダウンリンク測定アクティビティ・レベルの場合と比較して、隣接セルの測定量の相対的に長い測定期間、相対的に長いセルの識別遅延、相対的に粗い確度の隣接セルの測定量、のうちの1つ又は複数に対応する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記参照セルは、前記ユーザ機器(24)が現在キャンプ・オンしている又は接続されているサービング・セル(12)である、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記参照セルは、既知の参照信号のダウンリンク品質又は信号強度の点で最良のセルである、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記相対閾値は、アイドル・モードの前記ユーザ機器(24)に送信される、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記相対閾値は、アクティブ・モードの前記ユーザ機器(24)に送信される、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記1つ又は複数の相対閾値は、マルチ・レベル閾値である、請求項1乃至のいずれかに記載の方法。
  9. 前記ユーザ機器が通常の強度又は高い強度でダウンリンク測定を実行することが可能な最大隣接セル数を表すパラメータを前記ユーザ機器にシグナリングするステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  10. ユーザ機器(24)において、ターゲット・セルに対してダウンリンク測定を実行すべきかどうかを判定する方法であって、
    無線ネットワークから前記ターゲット・セルと参照セルとの相対的な性能差に対応する1つ又は複数の相対閾値を受信するステップ(60)と、
    前記相対閾値を使用して、前記ターゲット・セルの測定量と前記参照セルの測定量とを比較することにより、前記ターゲット・セルのダウンリンク測定アクティビティ・レベルを決定するステップ(64)と、
    を含み、
    前記決定されたダウンリンク測定アクティビティ・レベルは、前記測定量の測定期間、セルの識別遅延、および前記ターゲット・セルの測定量の確度、のうちの1つ又は複数に影響し、前記決定されたダウンリンク測定アクティビティ・レベルが通常のダウンリンク測定アクティビティ・レベルと比較して低いダウンリンク測定アクティビティ・レベルである場合には、前記ダウンリンク測定の測定性能はより粗くなる、ことを特徴とする方法。
  11. 前記ターゲット・セルの測定量が前記1つ又は複数の相対閾値のうちの少なくとも1つを下回る場合には、前記決定されたダウンリンク測定アクティビティ・レベルを、前記低いダウンリンク測定アクティビティ・レベルとする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記低いダウンリンク測定アクティビティ・レベルは、通常のダウンリンク測定アクティビティ・レベルの場合と比較して、隣接セルの測定量の相対的に長い測定期間、相対的に長いセルの識別遅延、相対的に粗い確度の隣接セルの測定量、のうちの1つ又は複数に対応する、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記参照セルは、前記ユーザ機器(24)が現在キャンプ・オンしている又は接続されているサービング・セル(12)である、請求項10から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記参照セルは、既知の参照信号のダウンリンク品質又は信号強度の点で最良のセルである、請求項10から12のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記相対閾値は、アイドル・モードの前記ユーザ機器(24)によって受信される、請求項10から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記相対閾値は、アクティブ・モードの前記ユーザ機器(24)によって受信される、請求項10から14のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記ユーザ機器(24)は、前記1つ又は複数の相対閾値をマルチ・レベル閾値として受信する、請求項10から16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記ユーザ機器(24)は、比較された前記ターゲット・セルの測定量が前記参照セルの測定量よりも前記相対閾値だけ低い場合は、前記ターゲット・セルの前記ダウンリンク測定アクティビティ・レベルを低下させる、請求項10から17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記ユーザ機器(24)は、比較された前記ターゲット・セルの測定量が前記参照セルの測定量と等しい場合、又は前記参照セルの測定量よりも前記相対閾値だけ高い場合は、前記ターゲット・セルの通常のダウンリンク測定アクティビティ・レベルに復帰する、請求項10から17のいずれか一項に記載の方法。
  20. ユーザ機器がターゲット・セルに対してダウンリンク測定を実行すべきかどうかを判定することが可能となるようにするための測定閾値を前記ユーザ機器にシグナリングするように適合された無線ネットワーク・ノードであって、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法を実行する手段を備える無線ネットワーク・ノード。
  21. 無線ネットワークから測定閾値を受信し、それらの測定閾値を使用してターゲット・セルに対してダウンリンク測定を実行すべきかどうかを判定するように適合されたユーザ機器(24)であって、請求項10乃至19のいずれか一項に記載の方法を実行する手段を備えるユーザ機器。
  22. セルラー電気通信システムのユーザ機器においてダウンリンク測定を実行する方法であって、
    前記セルラー・システムの複数の各ターゲット・セル毎に、
    前記ターゲット・セルと参照セルとの相対的な性能差を判定するステップと、
    前記ターゲット・セルと前記参照セルとの前記相対的な性能差に基づいて、前記ターゲット・セルのダウンリンク測定アクティビティ・レベルを設定するステップと、
    を含み、
    前記ダウンリンク測定アクティビティ・レベルは、前記測定量の測定期間、セルの識別遅延、および前記ターゲット・セルの測定量の確度、のうちの1つ又は複数に影響し、前記ダウンリンク測定アクティビティ・レベルが通常のダウンリンク測定アクティビティ・レベルと比較して低いダウンリンク測定アクティビティ・レベルである場合には、前記ダウンリンク測定の測定性能はより粗くなる、ことを特徴とする方法。
  23. 前記参照セルは、サービング・セルである、請求項22に記載の方法。
  24. 前記参照セルは、最も強いセルである、請求項22に記載の方法。
  25. 前記ターゲット・セルと前記参照セルとの相対的な性能差を判定する前記ステップは、前記性能差が閾値を超えるかどうかを判定するステップを含む、請求項22に記載の方法。
  26. 前記閾値を、前記セルラー通信システムのネットワーク・ノードからのシグナリングの際に受信するステップを更に含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記閾値は、前記ユーザ機器に記憶される、請求項25に記載の方法。
  28. 前記ターゲット・セルの前記ダウンリンク測定アクティビティ・レベルは、測定を実行する測定期間を含む、請求項22に記載の方法。
  29. 請求項22乃至28のいずれか一項に記載の方法に係るダウンリンク測定を実行するように適合されたユーザ機器。
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