JP5133423B2 - 移動通信ネットワークにおける方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信ネットワークにおける方法及び装置に関する。特に、本発明は、アクセスネットワークに関係する情報を収集するための解決策に関する。
本発明は移動通信ネットワーク及び多元接続技術に関する。移動通信ネットワークはGSM、3G、WLANなどのような種々のアクセス技術をベースとするものである。モバイル端末により利用可能な通信ネットワークは端末によってサポートされるアクセス技術をベースとする必要がある。モバイル端末は、接続先となる複数の利用可能なネットワークを備え得る。その場合、利用可能なネットワークは種々のアクセス技術をベースとすることができる。これら種々のアクセス技術を利用する結果、ネットワークによって様々なサービスを端末へ提供することが可能となる。したがって、ネットワークが種々のアクセス技術を介して様々なサービスの管理、並びに、様々なサービスのためのアクセスネットワークの選択を処理できるように、ネットワークベースのアクセスアウエアネス(認識)機能を搭載していることが望ましい。このようなアクセス認識機能の基本構成要素の1つとして、現在係わっているモバイル端末及び利用可能なアクセスネットワークに関する関連情報の収集がある。収集済みの情報が絞り込まれて分析されると、この情報は、アクセス方式の選択とサービスについての潜在的なアダプテーション(適合処理)に関する選択及び決定を行うためのベースを形成する。アクセス認識に関連して、この情報は時として「属性」と呼ばれることもあり、したがってその場合情報の収集は属性収集というラベルが付けられることにも留意されたい。
既存の解決策に関する問題点として、いくつかのアクセスネットワークの場合、正規の情報収集(すなわちネットワークにおいてアクセス認識エンティティ(AE)により実行される情報収集)の実行ができないものがあるという点が挙げられる。この問題点の中には、特にアクセスネットワークの外部エンティティ(すなわちアクセス認識エンティティのようなエンティティ、アクセスネットワークの外側にあるエンティティ、特に別の管理領域に位置するエンティティ)へこのような情報を配布するためのサポートが不足しているアクセスネットワークが存在していることが含まれる。その理由として、例えば、領域(ドメイン)に関連づけられたAEが存在しないこと、あるいは、ネットワーク外部エンティティが関係するネットワークにおいて関連する情報ソースの所在位置を突き止める手段が存在しないことが挙げられる。上記問題点には訪問先アクセスネットワーク、すなわち関係するユーザがローミングしているアクセスネットワークも含まれ、この問題点に対して技術的手段が代わりに存在してはいるものの、情報の収集が何らかの理由により禁止されている。その理由として、アクセスネットワークの通信事業者のポリシーによって、別の通信事業者の制御下にあるエンティティに対する関連情報のいくらかまたは全ての配布が(当該別の通信事業者がアクセスネットワークの通信事業者と特別の契約を結んでいない限り)禁止されているという理由が挙げられる。
前者の理由の場合、問題は技術上の理由であるのに対して、後者の理由の場合の問題の性質は管理上の、政治上の又はビジネス戦略上の理由である。
したがって、本発明の目的は、アクセス認識エンティティによる情報収集を実行できない場合に、情報を収集するための解決策を達成することである。
本発明の第1の観点によれば、モバイル端末内の情報コレクタ(収集装置)が提供される。このコレクタはモバイル端末により利用可能なアクセスネットワークに関連づけられた情報を収集するように適合される。この情報は、測定値及び統計データを通じてモバイル端末により取り出すことも可能であるが、モバイル端末の特性を構成するものでもある。さらに、上記コレクタは、アクセスネットワークを選択するか、アクセスネットワーク機能と端末機能とに関するモバイル端末又は別のモバイル端末の現在の状態に対して、ネットワークにより提供されるサービスを適合させるかの少なくともいずれかを行うために、収集済みの情報を利用できるネットワークベースのアクセス認識エンティティへ、収集済みの情報又はサブセットの該収集済みの情報を通信する手段を備える。上記情報コレクタは、(単複の)アクセスネットワークに関連づけられた情報の収集命令をアクセス認識エンティティから受信するように適合されることが望ましい。
本発明の第2の観点によれば、移動通信ネットワークベースのアクセス認識エンティティ(AAE)が提供される。AAEは、モバイル端末により利用可能なアクセスネットワークに関連する情報を利用する機能を有し、それによって、AAEがアクセスネットワークを選択するか、アクセスネットワーク機能及び端末機能に関するモバイル端末の現在の状態に、ネットワークが提供するサービスを適合させるかの少なくともいずれかを行うことができるようにする。AAEは、前記情報の収集及び該情報のAAEへの転送が、モバイル端末の接続先であるか、接続先であったアクセスネットワークによってサポートされていないことを検出する手段と、前記情報をモバイル端末から受信する手段とを備える。前記情報はモバイル端末によって収集されることが望ましい。その場合収集はAAEからの命令によって開始することができる。
第3の観点によれば、モバイル端末における情報の収集方法が提供される。収集済みの情報は、モバイル端末により利用可能なアクセスネットワーク又はネットワークに関連づけられる。本方法は以下のステップ、すなわち、
(単複の)アクセスネットワークに関連する情報を収集するステップと、
収集済みの情報の利用が可能なネットワークベースのアクセス認識エンティティへ上記収集済みの情報又はサブセットの該収集済みの情報を通信するステップであって、アクセスネットワークを選択するか、アクセスネットワーク機能及び端末機能という観点から、ネットワークが提供するサービスをモバイル端末又は別のモバイル端末の現在の状態に適合させるかの少なくともいずれかを行うことができるようにする通信ステップと、を有する。
本発明の第4の観点によれば、移動通信ネットワークベースのアクセス認識エンティティ(AAE)における方法が提供される。AAEは、モバイル端末により利用可能なアクセスネットワークに関連する情報を利用する機能を有し、それによって、AAEがアクセスネットワークの選択を行うか、アクセスネットワーク機能及び端末機能に関するモバイル端末の現在の状態に、ネットワークが提供するサービスを適合させるかの少なくともいずれかを行うことができるようにする。本方法は以下のステップ、すなわち、
前記情報の収集及び該情報のAAEへの転送は、モバイル端末の接続先であるか、あるいは接続先であったアクセスネットワークによってサポートされていないことを検出するステップと、
モバイル端末から前記情報を受信するステップと、を有する。
本発明のいくつかの効果として以下の効果が挙げられる:
本発明は、技術的サポートの不足又は(管理上の、政治上の、ビジネス戦略上の)ポリシーに関する障害に起因して、(正規の手段を用いて)アクセス認識エンティティによる直接の情報収集が禁止されているアクセスネットワークから情報の取り出しを行うことを可能にするものである。
収集される情報の範囲に対して見込まれる情報の細かさは広範囲にわたり、例えば、(IPサブネット、SSID/ESSID又はアクセスネットワークのタイプと通信事業者との組み合わせなどによって定義された)アクセスネットワーク毎の統計データや、アクセスネットワークタイプ毎の統計データや、個々のアクセスポイント毎の統計データなどが含まれる。
収集済みの情報は時間とともにリファイン(精製処理)が可能であり、この情報の中にはアクセスが行われる複数の別個の期間にわたる累積データが含まれる。
端末によって抽出された情報は、たとえ情報検索が一般に禁止されていない場合であっても、正規の情報検索手段を介しては入手できないデータタイプ及び測定値の形で検索される情報を(正規の手段を介して)直接補完することが可能となる。
アクセス認識エンティティは、端末により取り出された情報を正規の手段を介して取り出された情報と合成して(組み合わせて)、データにおけるさらに高い精度の達成を図ることが可能となる。
アクセス認識エンティティは異なる端末によって取り出された情報を組み合わせ、それによってさらに高い精度を達成するとともに、情報品質の改良が可能となる。
本発明を実施することができる、ネットワーク要素間で機能するアクセス認識機能と、ユーザネットワークアクセスプロファイルサービス(UAccP)として示されるアプリケーション及びサービスとを示す概略図である。 本発明を実施することができるアクセス認識エンティティを示す概略図である。 本発明の実施形態に従う端末とアクセス認識エンティティ間での情報フローを概略的に示す図である。 本発明の実施形態に従う端末及びアクセス認識エンティティを概略的に示す図である。 本発明の複数の実施形態に従う方法を示すフローチャートである。 本発明の複数の実施形態に従う方法を示すフローチャートである。
以下において、本発明の好適な実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明についてさらに詳細に説明する。しかしながら、本発明は、数多くの様々な形態で実施可能であり、本明細書で説明している実施形態に限定されない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が詳細で完全なものであり、当業者に対して本発明の範囲を十分に伝えるものとなるように提供されている。図面では、同じ参照番号は同じ要素を指すものとする。
上述のように、本発明はネットワークベースのアクセス認識機能に関するものである。以下において、このようなネットワークベースのアクセス認識機能を示す実装例について説明する。
サードパーティのサービス並びにオペレータドメイン内部のシステムが、或るユーザの状態に関連するアクセスを認識できるように改善されてもよい。これを達成するために、ネットワーク要素とアプリケーション及びサービスとの間にアクセス認識機能が挿入されることになる。アクセス認識機能によって、ユーザのネットワークアクセス関連情報の収集と、フィルタリングと、抽出と、通信とが実行される。この機能はユーザネットワークアクセスプロファイルサービス(UAccP)として示されている。
図1はUAccPアーキテクチャを概観する概略図である。
期待通りに動作すれば、様々なサービスプロバイダ110は、UAccP100によって、(アクセス技術、帯域幅、QoS、遅延などの)ユーザの現在のアクセス状態に関する情報を共通のAPI120を介して得ることが可能となる。UAccP100によってサービスによるアクセス認識が可能となる。このアクセス認識によって、サービスプロバイダはサービス/コンテンツを適合させることが可能になり、したがって、より好適なエンドユーザ経験を提供することが可能となる。
UAccPの目標は、明確な属性交換などをサポートしていない既存のレガシーシステムを包み隠し、アクセスに関連する属性交換のための拡張可能なアーキテクチャを形成することである。UAccPは、(端末機能、通信事業者専用構成、現在の会員登録などの)静的情報、(ある範囲内にある現在のカバーエリア/ネットワーク、3G、WLAN、現在のユーザ基本設定などの)半静的情報、及び、(現在のアクセスセッション、利用可能なベアラなどの)動的情報を好適な方法でアプリケーション開発者に提供するとともに、(情報がどこから来るか、どの規格が用いられているかなどの)実装構成に関する詳細な情報については隠蔽して、複雑なイベントに対応する加入/通知メカニズムを可能にするものであることが望ましい。
サービスのための共通API120と、ユーザ/アクセス関連情報の中央からの(単一ソースの)供給とはUAccPの重要な特徴である。UAccPは、(「DIAMETERベースプロトコル」(RFC3588)に記載のDIAMETER又は「リモート認証ダイアルインユーザサービス(RADIUS)」(RFC2865)に記載のRADIUSなどの)AAAプロトコル、又は、「シンプルネットワーク管理プロトコル(SNMP)管理フレームワークを記述するためのアーキテクチャ」、RFC3411)に記載のSNMPなどの)O&Mプロトコルのような異種のソース依存プロトコルを用いて種々のソース130からの情報の収集を行う。しかし、これとは対照的に、単一のAPIを介してアプリケーションへ向けられる単一ソースの情報も存在する。
ここで、UAccPのコンセプトに基づく別のアプローチ構成をある程度まで示す図2を参照する。このアプローチ構成は、認識エンティティ(AE)200とラベルが付けられた対応するエンティティを用いて、ソース240から情報250を収集するための構成である。この情報はポリシーマシンの中へ送出され。このポリシーマシンの中心エンティティはポリシーサーバ及び意思決定機能(DMF)として示される決定エンジン230である。DMFの処理結果はネットワークサービス及びサービス260へ転送される。これにより、これらのサービスは、現在の状況と、ポリシー実施装置(ポリシーエンフォーサ)270との少なくともいずれかに適合するようになる。ポリシー実施装置270は、サービス及びデータフローが既存のポリシー及びDMFの結果に従うことを保証する機能である。個々の管理領域が固有のAEを有し、かつ、ホームドメイン(AEh)内のAEと、訪問先領域(AEv)内のAEとの双方が情報収集時に関与するものと仮定する。このような場合、ホームドメイン内に常に位置するDMFはAEhと通信を行い、次いで、このAEhが必要な場合に順次AEvとコンタクトを行うことになる。
UAccPのコンセプトの場合、アクセス認識とは、アクセス能力と端末能力という観点から、ターゲットユーザの現在の状態にサービスを適合させることである。図2に示した本提案による認識エンティティのメカニズムは、或るサービス用の最も好適なアクセスをマルチアクセス端末用として選択するという考えを加えることにより上記アクセス認識コンセプトを拡張するメカニズムである。
現在の3GPPアーキテクチャには、汎用ユーザプロファイル(GUP)サーバとして示されるUAccP/AEと類似のコンセプトが存在する。この汎用ユーザプロファイル(GUP)サーバについては、3GPP TS22.240V6.5.0、「第3世代パートナプロジェクト;技術仕様グループサービス及びシステムアスペクト;汎用ユーザプロファイル(GUP)の3GPPサービス要件」、2005年1月;ステージ1(リリース6)と、3GPP TS23.240V6.7.0「第3世代パートナプロジェクト;技術仕様グループサービス及びシステムアスペクト;3GPP汎用ユーザプロファイル(GUP);アーキテクチャ(ステージ2)(リリース6)」(2005年3月)と、3GPP TS29.240V6.1.0「第3世代パートナプロジェクト;技術仕様グループコアネットワーク及び端末;3GPP汎用ユーザプロファイル(GUP);ステージ3;ネットワーク(リリース6)」(2005年6月)とに記載がある。
一般に、アクセス認識とは、ネットワークされたサービスの配信全体に関与するすべてのプレイヤ(すなわちネットワーク通信事業者、サービスプロバイダ、アプリケーション開発者並びにエンドユーザ)に利益をもたらすものであると予想されている。要するに、これらの利益の中には、新たなサービス機会、複雑性の緩和化、単純化されたサービスの統合化、アプリケーション開発の単純化、サービスの適合性の増加、サービス品質の向上及びエンドユーザの利便性の改善が含まれる。
上述したように、既存の解決策に関する問題点として、いくつかのアクセスネットワークの場合、正規の情報収集(すなわちネットワークにおいてアクセス認識エンティティにより実行される情報収集)の実行ができないものがあるという点が挙げられる。この問題には、特にアクセスネットワークの外部エンティティ(すなわちアクセス認識エンティティ(AE)のようなエンティティ、アクセスネットワークの外側にあるエンティティ、特に別の管理領域に位置するエンティティ)へこのような情報を配布するためにはサポートが不足しているアクセスネットワークが含まれる。その理由として、例えば、領域に関連づけられたAEが存在しないという理由、あるいは、ネットワーク外部エンティティが関係するネットワークの中で関連する情報ソースの所在位置を突き止める手段が存在しないという理由が挙げられる。上記問題点には訪問先アクセスネットワークすなわち関係するユーザがローミングしているアクセスネットワークも含まれ、この問題点に対して技術的手段が代わりに存在してはいるものの、情報収集が何らかの理由により禁止されている。その理由として、アクセスネットワークの通信事業者のポリシーによって、別の通信事業者の制御下にあるエンティティに対する関連情報のいくつかの配布または全ての配布が(当該別の通信事業者がアクセスネットワークの通信事業者と特別の契約を結んでいない限り)禁止されているという理由が挙げられる。
前者の理由の場合、問題は技術上の理由であるのに対して、後者の理由の場合の問題の性質は管理上の、政治上の又はビジネス戦略上の理由である。本発明は上記双方のケースにおける問題を解決、あるいは緩和するものである。
本発明の基本コンセプトはネットワークにおいて情報の収集をアシストする補助情報コレクタとして端末を利用することである。その場合、正規の属性収集は(上述した政治上の又は技術上のいずれかの理由により)不可能となる。補助的情報コレクタとして端末を利用する場合と同様の重要な理由として、この端末利用によって、アクセス認識エンティティが直接収集した情報であって、かつ、(情報収集が一般に禁止されていない場合であっても)通常単独では収集できない情報を補完する情報をアクセス認識エンティティに提供することが可能となるという点が挙げられる。上記後者の理由は前者の理由と同様に重要な理由ではあるが、本発明のさらなる説明は、アクセス認識エンティティがその正規の情報収集の実行が禁止されているネットワークにおいて端末を利用することに焦点を当てるものである。
端末は明確に利用可能な情報の検索を介して直接的に、かつ、測定値及び統計データを介して間接的にアクセスネットワークの関係情報の収集を行う。収集済みの情報はネットワークベースのアクセス認識エンティティへ配信される。アクセスネットワークに関連する情報は様々な種類の情報であってもよい。いくつかの例の中に含まれるものとして、アクセスネットワークのタイプ、利用可能な帯域幅、利用可能なサービス品質(QoS)、現在のトラフィック負荷、ネットワークアドレストランスレータ(NAT)の存在、(アプリケーションレベルのゲートウェイ(ALG)又はシンプルにNATを通過させる(STUN)サーバなど)所定位置にあるNAT通過メカニズム、(禁止されているビデオコーデックなどの)サービス/ポリシー上の制約、ファイアウォール情報などが挙げられる。上記解決策が図3aに概略的に示されている。さらに、情報コレクタ及びアクセス認識エンティティが別図3bに示されている。
以下において本発明の1実施形態に準拠して、アクセス認識エンティティ及び端末について説明する。
モバイル端末310用の情報コレクタ300が提供される。このコレクタはモバイル端末により利用可能な単複のアクセスネットワークに関連づけられる情報340を収集するように適合される。上記コレクタは、収集済みの情報の利用が可能なネットワークベースのアクセス認識エンティティ330へ収集済みの情報340又はサブセットの該収集済みの情報を通信する手段320を備え、アクセスネットワークを選択するか、アクセスネットワーク機能及び(端末の帯域幅のサポート又は表示サイズなどの)端末機能という観点から、ネットワークにより提供されるサービスをモバイル端末310又は別のモバイル端末の現在の状態に適合させるかの少なくともいずれかを行うことができる。情報コレクタ300は、アクセス認識エンティティからの命令の受信時に収集を開始する手段350、又は、連続的に情報を収集する手段350を備えることができる。1つの実施形態によれば、コレクタは、情報340が変更されると、収集済みの情報をアクセス認識エンティティ330へ通信する手段320を備える。
さらに、移動通信ネットワークベースのアクセス認識エンティティ330が提供される。アクセス認識エンティティ330は、モバイル端末により利用可能な単複のアクセスネットワークに関連づけられた情報を利用する機能を有し、それによって、アクセス認識エンティティがアクセスネットワークを選択するか、アクセスネットワーク能力及び端末能力に関してネットワークが提供するサービスをモバイル端末の現在の状態に適合させるかの少なくともいずれかを行うことができるようにする。アクセス認識エンティティ330は、前記情報の収集及び該情報のアクセス認識エンティティへの転送が、(技術上の又は管理上の理由によって)モバイル端末の接続先であるか、あるいは、接続先であったアクセスネットワークによりサポートされていないことを検出する手段360と、収集済みの情報及びモバイル端末からのモバイル端末の情報収集機能のような他の情報の受信手段380とを備える。さらに、アクセス認識エンティティは(単複の)アクセスネットワークに関連する情報を収集するようにモバイル端末に命令する手段370を備えることが望ましい。モバイル端末310から受信され、かつ、モバイル端末310によって収集される情報340をアクセス認識エンティティによって収集される情報395と組み合わせる手段390も提供される。さらにアクセス認識エンティティは、情報を収集する旨のモバイル端末への命令を、モバイル端末の受信情報収集機能に基づいて適合させる手段を備えてもよい。
結局のところ、アクセス認識エンティティとは、UAccP/AE又はDMFあるいはこれらの組み合わせと同等の機能を有するエンティティを意味するものであることに留意されたい。
以下において本発明の実施形態についてさらに説明する。
正規の情報収集を行うにはサポート不足であることの検出
アクセス認識エンティティは、端末の接続先である(あるいは接続先であった)アクセスネットワークであって、アクセス認識エンティティが必要とする情報の情報源であるアクセスネットワークが正規のネットワークベースの情報収集をサポートしていないことを検出したとき、端末での情報収集の活用が望ましい旨を決定する。
アクセス認識エンティティは、設定データかまたは動的発見メカニズムのいずれかを介して情報源(最初の送信元又は別のアクセス認識エンティティ)を突き止めることができる。動的発見メカニズムは典型的にはDNS(ドメインネームシステム)のサービス要求により実現される。DNSサービス要求とともに、アクセス認識エンティティが、FQDN(完全修飾ドメイン名)を返信するようにDNSシステムに要求する。このFQDNは、順次IP(インターネットプロトコル)アドレスをリゾルブすることができる。最終的なIPアドレスは、FQDNとともに又は他のDNS要求の結果としてDNS応答時に返信される。サービス要求は、探索(シーク)されたアクセス認識エンティティ領域の(定義済みプレフィックスが先頭に付加された)ドメイン名にセットされたQNAME(クエリ名)パラメータを有することが望ましい。QTYPE(クエリタイプ)サービス要求のパラメータは、サービスリソースの保存が要求されている旨を示す「SRV」にセットされることが望ましい。
一例として、アクセス認識エンティティが、ドメイン「other-domain.com」において他のアクセス認識エンティティの発見を必要とする場合、アクセス認識エンティティがシークされていることを示す上述の定義済みプレフィックスが「_aae」であると想定すると、そのサービス要求は、例えば「aae.other-domain.com」とすることも可能である。
アクセス認識エンティティが構成済み情報ソースの位置データに依拠している場合、或るアクセスネットワーク用の設定データの不足として、このアクセスネットワークからの正規の情報収集に対するサポートが不足している旨を示す小さなインジケーションが通知される。
アクセス認識エンティティが動的な位置情報ソース、又は、設定ベースの位置と動的な位置との組み合わせを用いる場合(設定された位置データが存在しない場合には動的な位置へ戻るような場合)、アクセスネットワークからの正規の情報収集を行うためのサポート不足は、DNSサービス要求が失敗したことによって判明する。
端末がどのような情報収集機能を有しているか、すなわち端末がどのような種類の情報をアクセス認識エンティティに提供できるかがアクセス認識エンティティによって検出されることは有益なことでもある。特に、以下で説明するように、アクセス認識エンティティが直接収集した情報の代替物というよりはむしろ、上記直接収集した情報の補完情報として、アクセス認識エンティティが端末により抽出された情報を利用する場合に有益である。この利用は端末との直接通信を通じて行われることが望ましい。
アクセス認識エンティティと端末間での通信:
本発明を利用するためにアクセス認識エンティティと端末とが通信を行う必要があることは明らかである。アクセス認識エンティティは、端末をトリガして、情報収集と、アクセス認識エンティティへの収集した情報の転送との少なくともいずれかを起動することができる。但しこれらのトリガは以下に説明するようにオプションにしてもよい。何らかの理由により、ある時点における端末はアクセス認識エンティティへ収集済みの情報を転送する必要がある。さらに、アクセス認識エンティティが端末からどのような種類の情報を取り出せるか、すなわちどのような情報収集機能を端末が有しているか、並びに、現在の状況においてどのような種類の情報が端末により利用可能であるかを調べることができることもまた有用である。
端末の現在の接続先であるアクセスネットワークにおいて正規の情報収集を行うにはサポート不足であることがアクセス認識エンティティによって検出されると、アクセス認識エンティティは、端末をトリガして情報収集を起動させることができる。この時点での情報収集の起動は、回避可能な望ましくない遅延であると推論される場合がある。代わりに端末が連続的に情報収集を行えば、アクセス認識エンティティが情報を必要とするとき、常時情報の利用が可能となる。代替的なトリガ手法の利点として、アクセス認識エンティティが、どのような種類の情報収集を端末に対して望んでいるかを正確に指定できるという点が挙げられる。この仕様は、明示的なトリガ手法と同様、情報収集時の端末が関与する状態を絶対的に必要なものに限定することができる。代替案である連続収集の利点として、アクセス認識エンティティが必要とする(かつ端末による収集が可能な)任意の情報が実際の情報収集に関連する遅延を伴うことなくすぐに利用可能となるという点が挙げられる。さらに、端末が頻繁に情報を収集し、アクセス認識エンティティへこの情報を送信する場合、情報におけるさらに高い精度の達成が可能となることが予想される。代替案の連続収集の問題点として、情報収集の際に、また、このような関与を行う必要がないときでさえ、端末が常時関与し、それによって、端末自体の中で、並びに、おそらくネットワークにおいて容量が不必要に消費されることになるという点が挙げられる。
最も魅力的な方法となり得る妥協的方法として、アクセス認識エンティティがトリガを行う必要性を初めて理解したとき、情報収集の起動を端末においてトリガする方法が挙げられる。この方法は、或るアクセスネットワークにおいて正規の情報収集を行うにはサポート不足であることがアクセス認識エンティティによって検出されたという理由か、あるいは、(たとえアクセスネットワークが一般に情報収集をサポートする場合であっても)アクセス認識エンティティには単独で取り出すことができない有益な情報を端末が提供できることがアクセス認識エンティティによって理解されたという理由かのいずれかの理由のために行われる。これに続いて、端末は、この特定のアクセスネットワークに接続されているとき、(あるいは、この特定タイプのアクセスネットワークにおいて、又は、アクセス認識エンティティから受信した命令の種類に応じてすべてのアクセスネットワークにおいてさえ)連続的に情報収集を行うべきであることを記憶する。
また、アクセス認識エンティティは端末からの収集した情報の要求と、該情報の転送とをトリガしてもよい。上述した第1の代替例で説明したように、アクセス認識エンティティが特定情報の収集を必要に応じてトリガする場合、このトリガは、ひとたび特定情報が収集されると、関係情報のアクセス認識エンティティへの送信を求める、端末への暗黙裡の要求でもある。
第2の代替例及び上述した第3の代替例のように(ある程度制約された形で)端末が連続的に情報収集を行う場合、アクセス認識エンティティは、必要に応じて特定の収集した情報の転送を行うように明示的に要求することが好ましい。
情報転送要求を行うためのさらに高度のメカニズムを用いることも可能である。アクセス認識エンティティは、多かれ少なかれ別の情報ソース(又はピアアクセス認識エンティティの代替物)として端末を扱うことも可能であるとともに、アクセス認識エンティティがどのような種類の情報を所望するかを指定するだけでなく、どのような状態の下で端末を望んでいるかを指定することも可能である。これは、或る一定帯域の稼働率のような或る種の要求指定条件に従うイベントへの登録(すなわち特定イベントの通知や、測定値が或るしきい値を超えている旨の通知を受信する旨の要求)であると言い換えられる。このタイプの収集情報が過度に動的なものでなければ、情報が変化したときはいつでも、端末はこの情報を単にアクセス認識エンティティへ転送することも可能である。収集済みの情報を定期的に端末に転送させ、かつ、特定の条件に何ら注意を払うことなく該情報を更新させることも単に可能である。
また、端末とアクセス認識エンティティとは通信を行って、端末がどのような種類の情報を供給できるかについてアクセス認識エンティティに知らせるようにしてもよい。これは、2つの部分、すなわち、端末内の固有の情報収集機能と、現在の状況において端末により利用可能な種類の情報とから構成される。端末はアクセス認識エンティティからの要求時にこの情報を供給することが望ましい。また、アクセス認識エンティティは(例えば状況の変化や、新たなアクセスネットワークへの移動や、端末の能力の変更などに起因して)情報に変化が生じた場合/ときに更新を受けるように要求してもよい。
メッセージの単純なトリガと要求とを行うためには、おそらく新たなUDPベースのプロトコルか、TCPベースのアプリケーションレベルのプロトコルを用いたり、FTPやHTTPのようなかなり汎用的な情報転送プロトコルを再使用したりすることが望ましい。さらに高度の要求を行うためには、会員登録とイベント通知用メカニズムを予め含むプロトコルを再使用する方が好適な場合もある。このような1つのプロトコルとして、Rosenberg氏他による「SIP:セッション開始プロトコル」(RFC3261、2002年6月)に記載のSIPがある。SIPには、A.B.Roach氏による「セッション開始プロトコル(SIP):特定イベントの通知」(RFC3265、2002年6月)に記載のような会員登録/通知方法及びイベントパッケージフレームワークが含まれている。オープンモバイルアライアンス(OMA)によって開発されたSIPの変形又はパッケージ(OMA SIPプッシュと表示される)をOMA装置管理メカニズム用として使用することもできる。いずれのプロトコルが使用されるかにかかわらず、端末とアクセス認識エンティティ間の通信は、例えば、IPsec(IPセキュリティ)、TLS(トランスポート層セキュリティ)、又はS−HTTP(安全なハイパーテキスト転送プロトコル)を用いて、暗号化及びメッセージ認証の双方の観点から保護されることが好ましい。
アクセスネットワークからの端末ベースの情報収集:
以下において、アクセスネットワークに関するどの情報を端末によって取り出し得るかについて、及び、どのようにして情報を取り出し得るかについて説明する。この情報は、技術のタイプ表示と一般的属性の表示から動的状態の現状までの範囲に及び得る情報である。情報検索のための利用可能な手段は明示的情報及び測定値としてカテゴリ化され得るものであるとともに、この情報はアクセスネットワーク又は端末自身のいずれかから取り出され得るものである。
最も簡単に取り出される情報は端末自身において使用されるインタフェースのタイプである。このシンプルな1つの情報によって、適正な帯域期待値、QoSクラスの稼働率や唯一のベストエフォート、予想可能なエラー率の影響、アクセスネットワークでの再伝送の往復遅延などのようなアクセスネットワークの属性及び現在のアクセスリンクの属性に関する重要な結論を引き出すことが可能となる。この明示的でかつ導き出された情報、並びに、インタフェース/アクセス技術自体のタイプがアクセス認識エンティティに関連する非常に有益な情報になり得る場合がある。
WLANビーコンメッセージのような、アクセスポイントからのブロードキャスト情報も同様の情報を提供することが可能であり、かつ、同じ種類のさらに正確な結論の提供を可能にする。
端末は、該端末が関係するタイプのアクセスネットワーク、又は、IEEE802.11のSSID(サービスセット識別子)やESSID(拡張サービスセット識別子)などと比較される、関係する特定のアクセスネットワーク用として構成されたQoSプロファイルを有しているかどうかのチェックを行うことも可能である。このようなQoS(サービス品質)プロファイルは、どのようなQoSが予想され得るかに関するきわめて明示的な情報を提供することも可能である。また、IEEE802.11のSSIDとESSIDの少なくともいずれかもそれら自体アクセス認識エンティティへ転送される有益な情報になり得る。
しかし、利用可能になり得る非常に有用な情報源はローカルネットワークプロファイルであり、このプロファイルは技術情報及びブロードキャスト情報のタイプから導き出し得る情報を上回る明示的な情報の提供が可能である。この追加情報は、例えば、(容認可能なコーデック又は容認不能なコーデックなどのリスト、ファイアウォール情報、NAT(ネットワークアドレス変換装置)の存在、ALG又はSTUN(シンプルNAT通過)サーバのようなNAT越えメカニズム、HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)プロキシなどのポリシーなどを含んでもよい。端末は、D.Petrie他による「セッション開始プロトコルユーザ・エージェント・プロフィル配信用フレームワーク」(Internet-Draft draft-ietf-sipping-config-framework-10 、2007年9月)に記載のメカニズムを用いてローカルネットワークプロファイルを取り出すことができる。
端末が有益な情報を収集する別の方法として、種々の測定値を介して、及び、統計データを累積することによって収集を行う方法がある。
端末のインタフェースの中を通過するトラフィックをモニタすることによって端末はアクセスネットワークから該端末が受信するビットレート及びQoSの表示を取得する。時間にわたって測定値の累積と積分とを行うことによって、端末は段階的改良と、平均値及び標準偏差のようなますます正確な統計データを獲得することが可能となる。このような中期及び長期の統計データはアクセスセッションの間端末に保存され得るものであり、それによって端末は或る種のアクセスネットワーク(又は或るタイプのアクセスネットワーク)に接続されている個々の時間の間データの改良を図ることが可能となる。このような統計データに対応するアクセスネットワークの「粒度」には、アクセスネットワークのタイプ毎に収集される統計データのようなきめの粗い粒度のもの、(IPサブネット、SSID/ESSID又はアクセスネットワークタイプの組み合わせ及び通信事業者などによって定義される)アクセスネットワークのタイプ毎の統計データのような中間の粒度のもの、あるいは、個々のアクセスポイント毎の統計データのようなきめの細かな粒度のものがあり得る。さらに、端末ではなく別のアクセスセッションから得られる統計データをアクセス認識エンティティに組み合わさせるというオプションがある。上記の利点として、たとえユーザが異なる端末間で切り替えを行ったとしても、ユーザ毎に統計データの累積が可能となるという利点が考えられる。別の利益として、端末が統計データデータの永久記憶装置からオフロードされるという点がある。
端末は、アクティブな測定技術を用いて、アクセスネットワークの特性と、受信ビットレートと、QoSとに関するデータを取得することも可能である。このようなアクティブな測定メカニズムには、例えば、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のエコー要求/応答をネットワーク内のノードと交換して、IPヘッダ内のますます増大する生存時間値と、例えばTPTEST(http://www.tptest.se)のようなブロードバンド接続で受信ビットレートを測定するための現在利用可能な(又は同様の)プログラムとを用いて、ネットワークにおいてボイド(void)UDP(ユーザデータグラムプロトコル)パケットによるノードへの伝送を行うことによって、往復遅延の測定と、ルートの追跡と、ホップ遅延毎の発見とのうちの少なくともいずれかを行うようにするステップ(「ルート追跡用」アプリケーションを参照のこと)が含まれる。
端末によって収集された情報をアクセス認識エンティティが利用する方法:
アクセス認識エンティティは、関係するアクセスネットワークから定期的に(直接)収集される情報の代わりに、又は、該情報を補完する情報として、端末から受信した情報を利用する。このデータは、アクセス認識エンティティ自身が定期的に収集するタイプのデータとは異なる性質のデータであってもよい。このデータは、アクセス認識エンティティの正規の処理に送り込まれる前に、処理を必要とするか、拡張されるかの少なくともいずれかを行うことができる。
上述したように、アクセス認識エンティティは、アクセスネットワーク(又はあるタイプのアクセスネットワークやアクセスポイントなど)との複数の別個の期間と期間との間に端末によって収集された統計データの累積とリファインとを行うことができる。しかし、中心位置にあるため、アクセス認識エンティティはそれ以上のことを行うことが可能である。アクセス認識エンティティは、同じアクセスネットワーク(又はあるタイプのアクセスネットワークやアクセスポイントなど)における同じ量の測定値に関して、複数の異なる端末から受信したデータを組み合わせる(又は比較する)ことが可能であり、それによって、統計データをさらに拡張し、かつ、その精度を上げることが可能となる。この組み合わされ、かつ、拡張された情報/統計データは、(情報/統計データの収集に寄与しなかった端末も含む)複数の端末に対するアクセスの選択とサービスの適合化との少なくともいずれかに対する入力データとして利用することができる。
異なるアクセスネットワークから得られたデータの比較から関連性のある結論を引き出せるように、異なるアクセスネットワークから得られた比較可能なデータの取得が望まれる場合が多い。このことは、例えば、異なるアクセスネットワークから得られたデータが同等の量又は属性を表していることを意味し、かつ、測定を通じて生成されたデータであれば、異なるアクセスネットワークにおいて同等の測定方法が用いられたことを意味することになる。端末により収集されたデータが関与する場合、上記のことは必ずしもあてはまるとは限らない。端末において行われた測定により生成されたデータは、アクセス認識エンティティによって(正規の手段を介して)直接取り出されたデータと比較したり、異なる測定方法又は異なる測定時間の長さを用いて生成されたデータと比較したりすることができる。このような場合、アクセス認識エンティティは端末から受信したデータの中から比較可能なデータを引きき出すように努力することが望ましい。このような多くのケースにおいて、例えば統計的方法を用いて、端末から受信したデータの標準偏差や統計的エラー間隔という観点から精度の評価を行うことは有益となる。
上記解決策に従って情報収集のために端末を利用する主たる目的は、アクセス認識エンティティがその正規の情報収集を実行できない場合にそのギャップを満たすことではあるが、この解決策の利用が唯一の可能な方法というわけではない。上述したように、正規の手段を介して同じアクセスネットワークから収集されたデータと併行して、アクセス認識エンティティが端末により収集された情報を利用することも同様に有用となる場合がある。次いで、端末から受信したデータは、正規の手段を介して取り出されたデータを補完して、例えば様々なデータによって異なるデータを組み合わせることにより、さらにその精度を上げるようにすることも可能となる。この端末からの受信データは、(エンド・ツー・エンド間での遅延測定などの)正規の収集手段による達成が不可能と考えられるような、あるいは、端末によって生成された方がより良好な精度が達成されるような属性や量の測定結果の表示を提供することによって、正規の手段を介して同じアクセスネットワークから取り出されるデータを補完することも可能である。
本発明の別の観点によれば、本発明はモバイル端末における、並びに、アクセス認識エンティティにおける方法に関する。ここで、1つの実施形態に従うモバイル端末において実行される方法ステップを示す図4aを参照する。本方法は以下のステップを有する:
401. モバイル端末の情報収集機能をアクセス認識エンティティへ送信する。
402. (単複の)アクセスネットワークに関連する情報を収集する。その場合、アクセス認識エンティティからの命令によって収集をトリガすることが可能であるか、あるいは情報が連続的に収集される。
403. 収集済みの情報の利用が可能なネットワークベースのアクセス認識エンティティへ該収集済みの情報を通信して、アクセスネットワークを選択するか、該ネットワークにより提供されるサービスを、アクセス及び端末機能という観点からモバイル端末の現在の状態に適合させるかの少なくともいずれかを行うことができるようにする。上記収集済みの情報は情報が変更された場合にのみ伝送されるようにしてもよい。
ここで、1つの実施形態に従うアクセス認識エンティティにおいて実行される方法ステップを示す図4bを参照する。本方法は以下のステップを有する:
404. モバイル端末からそのモバイル端末が備える収集機能を示す情報を受信する。
405. モバイル端末の接続先である(あるいは接続先であった)アクセスネットワークであるとともに、アクセス認識エンティティが必要とする、(単複の)アクセスネットワークに関連づけられた情報の情報源であるアクセスネットワークが正規のネットワークベースの情報収集をサポートしていないことを検出する。
406. (単複の)アクセスネットワークに関連する情報の収集をモバイル端末に命令する。
407. 収集済みの情報をモバイル端末から受信する。
408. モバイル端末から受信した(単複の)アクセスネットワークに関連する情報をアクセス認識エンティティによって収集された情報と組み合わせる。
本発明は上述の推奨実施形態に限定されるものではない。様々な代替、修正、および均等物が用いられてもよい。したがって、上記の実施形態は本発明の範囲を限定するものと受け取られるべきではなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲により規定される。

Claims (12)

  1. アクセスネットワークに関係した情報であって移動端末から利用可能な情報を収集する、前記移動端末に設けられた情報収集装置であって、
    前記収集した情報を使用してアクセスネットワークを選択する処理と、前記アクセスネットワークの能力および移動端末の能力の観点から前記アクセスネットワークによって提供されるサービスを前記移動端末もしくは他の移動端末の現在の状態に適合させる処理とのうち少なくとも一方の処理を実行する、ネットワークベースのアクセス認識エンティティに対して、収集した情報または前記収集した情報の一部を通信する手段と、
    前記移動端末の情報収集能力を示す情報を前記アクセス認識エンティティに対して送信する手段と
    を備えることを特徴とする情報収集装置。
  2. 前記情報収集装置は、前記アクセスネットワークに関係した前記情報を収集するよう要求するための命令を前記アクセス認識エンティティから受信することを特徴とする請求項1に記載の情報収集装置。
  3. 前記情報収集装置は、前記アクセスネットワークに関係した前記情報を連続的に収集することを特徴とする請求項1に記載の情報収集装置。
  4. 前記情報収集装置は、前記情報が変更されると、前記収集した情報を前記アクセス認識エンティティに対して通信する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報収集装置。
  5. 移動通信ネットワークをベースとしたアクセス認識エンティティ装置であって、アクセスネットワークに関係した情報であって移動端末から利用可能な情報を使用して、前記アクセスネットワークを選択する処理と、前記アクセスネットワークの能力および前記移動端末の能力の観点から前記アクセスネットワークによって提供されるサービスを前記移動端末の現在の状態に適合させる処理とのうち少なくとも一方の処理を実行するアクセス認識エンティティ装置であって、
    前記移動端末が接続しているか、または、接続していたアクセスネットワークによって前記情報の収集と前記アクセス認識エンティティ装置への転送とがサポートされていないことを検出する手段と、
    前記移動端末から前記情報を受信する手段と
    前記移動端末から受信した前記情報のうち前記移動端末の情報収集能力を示す情報にしたがって、前記移動端末に情報を収集するよう命令する手段と、
    を備えることを特徴とするアクセス認識エンティティ装置。
  6. 前記アクセスネットワークに関係した前記情報を収集するよう前記移動端末に命令する手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のアクセス認識エンティティ装置。
  7. 前記移動端末から受信した前記アクセスネットワークに関係した前記情報を、前記アクセス認識エンティティ装置によって収集した情報と組み合わせる手段をさらに備えることを特徴とする請求項5または6に記載のアクセス認識エンティティ装置。
  8. 前記移動端末から収集した前記情報は、
    前記移動端末において使用されているインタフェースのタイプに関連した情報と、
    前記アクセスネットワークからブロードキャストされたシステム情報から抽出された情報と、
    サービス品質を示すサービス品質情報と、
    測定処理を通じて受信したデータを含む情報と、
    累積された統計情報を含む情報と
    のうち少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項5ないしのいずれか1項に記載のアクセス認識エンティティ装置。
  9. 移動端末において情報を収集する方法であって、前記情報は1つまたは複数のアクセスネットワークに関係した情報であって、前記移動端末から利用可能な情報であり、
    前記方法は、
    前記1つまたは複数のアクセスネットワークに関係した情報を収集するステップと、
    前記収集した情報を使用してアクセスネットワークを選択する処理と、前記アクセスネットワークの能力および移動端末の能力の観点から前記アクセスネットワークによって提供されるサービスを前記移動端末もしくは他の移動端末の現在の状態に適合させる処理とのうち少なくとも一方の処理を実行する、ネットワークベースのアクセス認識エンティティに対して、収集した情報または前記収集した情報の一部を通信するステップと
    前記移動端末の情報収集能力を示す情報を前記アクセス認識エンティティに対して送信するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  10. 前記1つまたは複数のアクセスネットワークに関係した前記情報を収集するよう要求するための命令を前記アクセス認識エンティティから受信するステップをさらに有することを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のアクセスネットワークに関係した前記情報を連続的に収集するステップをさらに有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 移動通信ネットワークをベースとしたアクセス認識エンティティ装置において実行される方法であって、前記アクセス認識エンティティ装置は、アクセスネットワークに関係した情報であって移動端末から利用可能な情報を使用して、前記アクセスネットワークを選択する処理と、前記アクセスネットワークの能力および前記移動端末の能力の観点から前記アクセスネットワークによって提供されるサービスを前記移動端末の現在の状態に適合させる処理とのうち少なくとも一方の処理を実行するエンティティであり、
    前記方法は、
    前記移動端末が接続しているか、または、接続していたアクセスネットワークによって前記情報の収集と前記アクセス認識エンティティ装置への転送とがサポートされていないことを検出するステップと、
    前記移動端末から前記情報を受信するステップと
    有し、
    前記アクセスネットワークに関係した前記情報を収集するよう前記移動端末に命令するステップと、
    前記移動端末の情報収集能力を示す情報を前記移動端末から受信するステップと、
    前記移動端末から受信した前記移動端末の情報収集能力を示す情報にしたがって、前記移動端末に情報を収集するよう命令するステップと
    をさらに有することを特徴とする方法。
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