JP5132625B2 - パターン形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パターン形成方法に関する。
半導体装置を製造する際のリソグラフィ工程では、微細なパターンを形成するために、実際に形成するパターンの4倍サイズのマスク(レチクル)と、縮小投影光学系から構成される露光装置とを用いる。
ところが、近年ではパターンの微細化に伴い、4倍体のマスクを用いてもマスクパターンの形成が困難になりつつある。また、光学系の設計や部材の物理的な制限により、ウェハ上に形成可能なパターンのサイズも限界に近づいている。こうした問題に対する超解像技術(RET:Resolution Enhancement Techniques)として、ダブルパターニングなどの新規な露光技術が提案されている。このダブルパターニングでは最初の露光と2回目の露光との重ね合わせの際に生じるズレなど、解決しなければならない問題が多数あり容易ではない。
こうした問題を解決する手法として、既存の露光技術で形成したウェハ上のパターンをシフターとして作用させるような全面露光を用いることにより、微細なパターンを形成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1の提案では、パターンサイズの縮小は可能である一方、レジストの凹部と凸部を透過するそれぞれの光の位相をシフトさせて両者を打消しあわせることで微細パターンを形成するため、レジストの凹部と凸部のエッジ下方にしかパターンを形成できず、また、エッジ下方にできるパターンは微細パターンに限られるといったパターン設計の自由度が低いという問題があった。
特開平5−47623号公報
本発明は、微細な種々のパターンを容易に形成できるパターン形成方法を提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、基板上へのパターン形成方法において、前記基板上で、所望パターンの形成に用いるパターン形成層の上層側に第1のレジスト層を積層するレジスト層積層ステップと、所定のピッチpで開口した開口部を有するとともに露光光を回折させる回折パターンを、前記第1のレジスト層よりも上層側に形成する回折パターン形成ステップと、波長λの露光光を前記回折パターン上から照射して前記回折パターンで回折された回折光で、前記露光光に対する屈折率がnとなる前記第1のレジスト層への全面露光を行う全面露光ステップと、前記全面露光された第1のレジスト層を現像して形成されたレジストパターンを用いて前記パターン形成層に所望パターンを形成するパターン形成ステップと、を含み、前記回折パターンの所定ピッチp、前記露光光の波長λ及び屈折率nが、p>λ/nを満たすことを特徴とするパターン形成方法が提供される。
本発明によれば、微細な種々のパターンを容易に形成できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる回折パターンとレジスト層の構成を示す断面図である。 図2は、パターン形成層へのパターン形成処理手順を示す図である。 図3は、第1のレジスト層の配置位置と光強度分布との関係を説明するための図である。 図4は、回折パターンに対するレジストパターンの構成例を示す図である。 図5は、回折パターンの寸法と光強度分布との関係を説明するための図である。 図6は、マスクパターン補正装置の構成を示すブロック図である。 図7は、マスクパターン補正装置のハードウエア構成を示す図である。 図8は、光強度分布に基づいたマスクパターンの補正処理手順を示すフローチャートである。 図9は、上面側から見た場合の回折パターンと光強度分布の一例を示す図である。 図10は、回折パターンとレジスト層との間に配置する種々の層を説明するための図である。 図11は、回折パターンのパターンエッジ部以外の位置に所望のパターンを形成する場合の光強度分布を示す図である。 図12は、孤立パターンを用いた場合の光強度分布を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態にかかるパターン形成方法を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
本実施の形態では、所望のパターン形成を行う層(パターン形成層)よりも上層側に露光光を回折させる回折パターンを形成しておき、回折パターン上から全面露光を行う。これにより、上層の回折パターンよりも微細な所望寸法のパターンを種々形成する。
図1は、実施の形態にかかる回折パターンとレジスト層の構成を示す断面図である。同図に示すように、本実施の形態では、ウェハなどの基板(図示せず)上にパターン形成を行うパターン形成層4Xを積層し、パターン形成層4Xの上層にレジスト層3Xを積層しておく。さらに、レジスト層3Xの上層に中間層(オフセットレイヤ)2を積層し、中間層2の上層に、回折格子として機能する回折パターン(イニシャルパターン)1Cを形成しておく。中間層2は、レジスト層3Xと回折パターン1Cとの間の距離を制御(調整)するための膜である。回折パターン1Cは、現像後のレジストパターンであってもよいし、現像後のレジストパターンを用いてエッチングされたマスク材(エッチング後パターン)であってもよい。また、回折パターン1Cは、ナノインプリントによって形成されたパターンであってもよいし、側壁プロセスを用いて形成されたパターンであってもよい。
本実施の形態では、パターン形成層4Xに所望パターンを形成する際に、回折パターン1Cの上層側から全面露光を行う。このとき、全面露光なのでフォトマスクや投影光学系は不要であり、露光用の照明を基板上(回折パターン1Cの上層側)に照射する。
また、全面露光として、回折現象が起きる条件にて露光する必要がある。回折現象が起こる条件とは、例えば、回折パターン1Cのピッチpが、全面露光における露光光の波長λ/全面露光における露光光に対する回折パターンの屈折率nよりも大きいこと(p>λ/n)が条件である。ここで、全面露光にEUV光を用いた場合、屈折率nを略1と仮定することが可能であるため、回折パターン1Cのピッチの寸法よりも短い波長の露光光を用いる。
さらに、回折パターン1Cのピッチの最小ピッチは、回折パターン1Cを形成する際に用いた露光光の波長に依存する。このため、全面露光に用いる露光光として、回折パターン1Cを形成する際に用いた露光光の波長よりも小さい波長を有する露光光を用いることが望ましい。例えば、回折パターン1Cを形成する際にi線(波長365nm)を用いた場合、このi線よりも波長の短いKrFエキシマレーザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長193nm)、F2エキシマレーザ(波長157nm)、EUV(Extreme Ultraviolet Lithography)(波長13.6nm)などを用いて全面露光が行われる。なお、回折パターン1Cの形成や全面露光には、液浸露光や電子線を用いてもよい。本実施の形態では、例えばArFエキシマレーザを用いて回折パターン1Cを形成し、EUVを用いて全面露光を行う。
回折パターン1C上から全面露光を行うと、中間層2、レジスト層3X、パターン形成層4Xに光強度分布が表れる。図1では、光強度分布のうち、光強度分布の弱い領域を低強度領域A1で示し、光強度分布の強い領域を高強度領域B1で示している。低強度領域A1は、回折パターン1Cによる露光光の回折によって光の強度分布が弱くなる領域であり、高強度領域B1は、回折パターン1Cによる露光光の回折によって光の強度分布が強くなる領域である。
中間層2、レジスト層3X、パターン形成層4Xのうち、露光後の現像処理によってレジストパターンが形成されるのはレジスト層3Xである。レジスト層3Xがポジレジストの場合、レジスト層3Xの低強度領域A1は、露光後の現像処理によってレジストパターンが残り、レジスト層3Xの高低強度領域B1は、露光後の現像処理によってレジストパターンが除去される。レジスト層3Xを現像処理した後、現像後のレジスト層3Xをマスクとしてパターン形成層4Xをエッチングすることにより、パターン形成層4に所望パターンが形成されることとなる。
つぎに、パターン形成層へのパターン形成処理手順について説明する。図2は、パターン形成層へのパターン形成処理手順を示す図である。図2の(a)〜(j)では、基板の断面を示している。
図2の(a)に示すように、基板(パターン形成層4X)を準備し、図2の(b)に示すようにパターン形成層4X上に第1のレジスト層3Xを積層する。この第1のレジスト層3Xは、この後、全面露光されるレジスト層である。なお、パターン形成層4Xは、半導体基板に限らず、金属層、絶縁層などいずれの層であってもよい。
パターン形成層4X上にレジスト層3Xを積層した後、図2の(c)に示すように、レジスト層3X上に中間層2を積層する。さらに、図2の(d)に示すように、中間層2の上層に第2のレジスト層1Xを積層する。この第2のレジスト層1Xは、回折パターン1Cの形成に用いられるレジスト層である。
中間層2の上層に第2のレジスト層1Xを積層した後、図2の(e)に示すように、第2のレジスト層1Xへの露光(例えばArFエキシマレーザによる露光)を行う。この第2のレジスト層1Xへの露光は、フォトマスク、投影光学系を用いた露光である。これにより、第2のレジスト層1Xのうち、フォトマスクの遮光部に対応する位置(パターン1A)は露光されず、透光部の位置(パターン1B)が露光される。
第2のレジスト層1Xを露光した後、図2の(f)に示すように、現像が行われ、さらに図2の(g)に示すようにPEB(Post Exposure Bake)が行われる。現像によってパターン1Aのみが残り、パターン1Bは除去される。また、PEBによってパターン1Aは硬化し、回折パターン1Cとなる。
この後、図2の(h)に示すように、回折パターン1Cの上面側から全面露光が行われる。このとき、第2のレジスト層1Xを露光する際に用いた波長よりも短い波長の露光光によって全面露光(例えばEUVによる全面露光)が行なわれる。これにより、第1のレジスト層3Xのうち、回折パターン1Cに応じた所定の位置(後述のレジストパターン3Aの位置)は露光されず、レジストパターン3A以外の位置(除去パターン3B)が露光される。
回折パターン1Cの上面側から全面露光を行った後、回折パターン1C、中間層2の除去が行われる。さらに、現像やPEBが行われる。これにより、図2の(i)に示すように、レジストパターン3Aのみが残り、除去パターン3Bは除去される。この後、現像後のレジストパターン3Aをマスクとしてパターン形成層4Xのエッチングが行われ、図2の(j)に示すように、所望パターン(エッチング後パターン)4Aが形成される。
ここで、第1のレジスト層3Xの配置位置と光強度分布との関係について説明する。図3は、第1のレジスト層の配置位置と光強度分布との関係を説明するための図である。図3では、回折パターン1Cのスペース幅とライン幅が同じ寸法である場合について説明する。同図に示すように、回折パターン1Cの上部から全面露光を行うと、回折パターン1Cの下部側には、光強度分布(コントラスト)が発生することとなる。この光強度分布に応じて第1のレジスト層3Xの何れの箇所が露光されるかが決定する。このため、光強度分布に応じて第1のレジスト層3Xの何れの箇所が現像後にレジストパターンとなるかが決定する。したがって、本実施の形態では、回折パターン1Cに対応する光強度分布に基づいて、何れの位置に第1のレジスト層3Xを配置するかを決めておく。
図3では、光強度分布の弱い低強度領域A2と光強度分布の強い高強度領域B2とによって光強度分布が構成されている場合について説明する。この場合において、層間位置Z1〜Z3の高さ(コントラストパターン形成位置)に第1のレジスト層3Xを配置しておくと、各層間位置Z1〜Z3での低強度領域A2に応じた位置にレジストパターンが形成される。
例えば、層間位置Z1の高さでの低強度領域A2の分布(ライン幅)は、回折パターン1Cのライン幅(スペース幅)の2分の1となっている。したがって、層間位置Z1の高さに第1のレジスト層3Xを配置しておくと、回折パターン1Cに対して2倍ピッチとなるレジストパターンを形成することが可能となる。
2倍ピッチのレジストパターンとは、回折パターン1Cのライン幅と比べてライン幅が2分の1となるレジストパターンである。同様に、3倍ピッチのレジストパターンとは、回折パターン1Cのライン幅と比べてライン幅が3分の1となるレジストパターンであり、4倍ピッチのレジスパターンとは、回折パターン1Cのライン幅と比べてライン幅が4分の1となるレジストパターンである。本実施の形態では、レジストパターンのライン幅が回折パターン1Cのライン幅のN分の1となる場合を、N倍ピッチという。
また、層間位置Z2の高さでの低強度領域A2の分布(ライン幅)は、回折パターン1Cのライン幅の4分の1となっている。したがって、層間位置Z2の高さに第1のレジスト層3Xを配置しておくと、回折パターン1Cに対して4倍ピッチとなるレジストパターンを形成することが可能となる。
また、層間位置Z3の高さでの低強度領域A2の分布(ライン幅)は、回折パターン1Cのライン幅の3分の1となっている。したがって、層間位置Z1の高さに第1のレジスト層3Xを配置しておくと、回折パターン1Cに対して3倍ピッチとなるレジストパターンを形成することが可能となる。なお、図3に示した低強度領域A2は一例であり、回折パターン1Cの寸法や全面露光の際の露光波長(全面露光波長)によっては、他の光強度分布が形成される場合もある。
ここで、回折パターン1Cに対して2倍ピッチ、3倍ピッチ、4倍ピッチとなるレジストパターンの構成について説明する。図4は、回折パターン1Cに対するレジストパターンの構成例を示す図である。なお、図4では、図1,3と同様に回折パターン1Cの断面図を示している。
以上のように、本実施形態に係るパターン形成方法では、各層間位置において低光強度領域の形状・位置を調整することが可能となるため、最終的に得られるパターンの寸法・位置を種々に調整することが可能である。また、図3では、省略しているが、レジスト上に中間層を設け、その中間層の膜厚を適宜調節することで、レジスト膜厚等を調整することなく、レジストに形成される光強度分布を調整することができる。
図4の(a)は、回折パターン1Cに対して2倍ピッチとなるレジストパターン3aを形成した場合の断面構成を示している。図4の(b)は、回折パターン1Cに対して3倍ピッチとなるレジストパターン3bを形成した場合の断面構成を示している。図4の(c)は、回折パターン1Cに対して4倍ピッチとなるレジストパターン3cを形成した場合の断面構成を示している。
つぎに、回折パターン1Cの寸法と光強度分布との関係について説明する。本実施の形態では、回折パターン1Cによる露光光の回折を利用して第1のレジスト層3Xにレジストパターンを形成しているので、回折パターン1Cの寸法(ライン幅やスペース幅)に応じて、第1のレジスト層3Xに表れる光強度分布も異なることとなる。換言すると、回折パターン1Cの寸法(バイアス量)によって、形成されるレジストパターンの寸法や形状も異なることとなる。
図5は、回折パターンの寸法と光強度分布との関係を説明するための図である。図5の(a)では、回折パターン1Cとして、開口部の寸法が36nmである回折パターン1Dを用いた場合を示し、図5の(b)では、回折パターン1Cとして、開口部の寸法が44nmである回折パターン1Eを用いた場合を示している。なお、図5では、中間層2やパターン形成層4Xにおける光強度分布の図示を省略している。
例えば、図5の(a)に示すように、回折パターン1Dの開口部の寸法が36nmの場合、回折パターン1Dに対して2倍ピッチのレジストパターンを形成できる低強度領域A3と高強度領域B3が形成される。また、図5の(b)に示すように、回折パターン1Eの開口部の寸法が44nmの場合、回折パターン1に対して4倍ピッチのレジストパターンを形成できる低強度領域A4と高強度領域B4が形成される。なお、図5の(a)や(b)に示した低強度領域A3,A4と高強度領域B3,B4は一例であり、中間層2の厚さや全面露光波長によっては、他の光強度分布が形成される場合もある。
本実施の形態では、回折パターン1Cの寸法、全面露光波長、レジスト層3Xの配置位置などに基づいて、光強度分布を算出する。このため、回折パターン1Cの寸法、全面露光波長、レジスト層3Xの配置位置などを予め決定しておく。そして、算出した光強度分布に基づいて、回折パターン1Cを変更(補正)する。このとき、所望パターンを形成可能な光強度分布となるよう回折パターン1Cを変更する。なお、算出した光強度分布に基づいて、所望パターンを形成可能な光強度分布となるよう、レジスト層3Xの配置位置を変更してもよいし、全面露光波長を変更してもよい。回折パターン1Cを変更する場合には、回折パターン1Cを形成する際に用いるマスクのマスクパターンを補正する。また、レジスト層3Xの配置位置を変更する際には、中間層2などの厚さを変更する。
回折パターン1Cを形成する際に用いるマスクパターンの補正は、マスクパターン補正装置(マスクパターン作成装置)によって行う。図6は、マスクパターン補正装置の構成を示すブロック図である。マスクパターン補正装置20は、マスクパターンを補正するコンピュータなどであり、入力部21、記憶部22、光強度算出部26、マスクパターン補正部27、出力部28を有している。
入力部21は、記憶部22に格納する種々の情報などを入力し、記憶部22に送る。記憶部22は、入力部21から送られてくる情報としてマスクパターン情報23、全面露光情報24、レジスト配置位置情報25を記憶するメモリなどである。マスクパターン情報23は、回折パターン1Cを形成する際に用いるマスクパターンに関する情報である。全面露光情報24は、全面露光の条件に関する情報であり、例えば全面露光に用いる波長の値、この波長における上層膜の光学定数などである。レジスト配置位置情報25は、第1のレジスト層3Xの配置位置(回折パターン1Cからの厚さ方向の距離)に関する情報である。
光強度算出部26は、記憶部22内のマスクパターン情報23、全面露光情報24、レジスト配置位置情報25を用いて、回折パターン1Cの下部に形成される光強度分布を算出する。
マスクパターン補正部27は、光強度算出部26が算出した光強度分布に基づいて、所望パターンを形成できるよう、マスクパターン情報23内のマスクパターンを補正する。出力部28は、マスクパターン補正部27が補正したマスクパターン情報23を外部出力する。
図7は、マスクパターン補正装置20のハードウエア構成を示す図である。マスクパターン補正装置20は、半導体装置製造工程の露光処理に用いるフォトマスクのマスクパターン(パターンデータ)を作成するコンピュータなどの装置であり、CPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)93、表示部94、入力部95を有している。マスクパターン補正装置20では、これらのCPU91、ROM92、RAM93、表示部94、入力部95がバスラインを介して接続されている。
CPU91は、マスクパターンの補正を行うコンピュータプログラムであるマスクパターン補正プログラム97を用いてマスクパターンを補正する。表示部94は、液晶モニタなどの表示装置であり、CPU91からの指示に基づいて、マスクパターン情報23、全面露光情報24、レジスト配置位置情報25、光強度分布、補正後のマスクパターンなどを表示する。入力部95は、マウスやキーボードを備えて構成され、使用者から外部入力される指示情報(マスクパターンの補正に必要なパラメータ等)を入力する。入力部95へ入力された指示情報は、CPU91へ送られる。
マスクパターン補正プログラム97は、ROM92内に格納されており、バスラインを介してRAM93へロードされる。CPU91はRAM93内にロードされたマスクパターン補正プログラムを実行する。具体的には、マスクパターン補正装置20では、使用者による入力部95からの指示入力に従って、CPU91がROM92内からマスクパターン補正プログラム97を読み出してRAM93内のプログラム格納領域に展開して各種処理を実行する。CPU91は、この各種処理に際して生じる各種データをRAM93内に形成されるデータ格納領域に一時的に記憶させておく。
つぎに、光強度分布に基づいたマスクパターンの補正処理手順について説明する。図8は、光強度分布に基づいたマスクパターンの補正処理手順を示すフローチャートである。まず、回折パターン1Cのピッチを決定する(ステップS10)。この回折パターン1Cのピッチは、パターン形成層4Xに形成するパターン(所望パターン)の寸法に基づいて決定される。例えば、回折パターン1Cの3倍ピッチでパターン形成層4Xにパターンを形成する場合、回折パターン1Cは、形成対象パターンの3倍の寸法で形成しておけばよい。また、回折パターン1Cのピッチは、全面露光波長や第1のレジスト層3Xの配置位置に基づいて決定してもよい。
この後、所望パターン(パターン形成層4Xに形成するパターン)に対応する光強度分布を形成することができる回折パターン1Cのマスクパターンを生成する(ステップS20)。生成されたマスクパターンはマスクパターン情報23としてマスクパターン補正装置20に入力される。また、全面露光波長や光学定数は、全面露光情報24としてマスクパターン補正装置20に入力され、第1のレジスト層3Xの配置位置は、レジスト配置位置情報25としてマスクパターン補正装置20に入力される。具体的には、マスクパターン情報23、全面露光情報24、レジスト配置位置情報25は、入力部21から入力されて記憶部22に送られる。記憶部22は、マスクパターン情報23、全面露光情報24、レジスト配置位置情報25を記憶しておく。
この後、光強度算出部26は、生成したマスクパターン(回折パターン1C)上から全面露光した場合の光強度分布を算出する。具体的には、光強度算出部26は、記憶部22内のマスクパターン情報23、全面露光情報24、レジスト配置位置情報25を用いて、回折パターン1Cの下部に形成される光強度分布を算出する(ステップS30)。
マスクパターン補正部27は、算出された光強度分布とレジスト配置位置情報25とに基づいて、光強度分布のコントラストパターン形成位置(低強度領域と高強度領域)が適切であるか否かを判断する(ステップS40)。コントラストパターン形成位置が不適切である場合(ステップS40、NG)、マスクパターン補正部27は、回折パターン1Cを形成するためのマスクパターンを補正する(ステップS50)。なお、マスクパターン補正部27は、コントラストパターン形成位置が不適切である場合に、第1のレジスト層3Xの配置位置(中間層2などの厚さ)を変えてもよい。
この後、マスクパターン補正装置20は、光強度分布のコントラストパターン形成位置が適切になるまで、ステップS30〜S50の処理を繰り返す。すなわち、マスクパターンを補正した後、光強度算出部26は、補正後のマスクパターン上から全面露光した場合の光強度分布を算出する(ステップS30)。そして、マスクパターン補正部27は、算出された光強度分布とレジスト配置位置情報25とに基づいて、光強度分布のコントラストパターン形成位置が適切であるか否かを判断する(ステップS40)。
コントラストパターン形成位置が不適切である場合(ステップS40、NG)、マスクパターン補正部27は、回折パターン1Cを形成するためのマスクパターンを再び補正する(ステップS50)。一方、コントラストパターン形成位置が適切である場合(ステップS40、OK)、マスクパターン補正装置20は、コントラストパターン形成位置が適切であると判断されたマスクパターンを、回折パターン1Cのマスクパターンに決定する。決定したマスクパターンは、必要に応じて出力部28から外部出力される。この後、決定したマスクパターンを用いてフォトマスクが作成される。そして、図2で説明した処理手順に従って所望パターン4Aが形成される。
ここで、上面側から見た場合の回折パターン1Cと光強度分布について説明する。図9は、上面側から見た場合の回折パターンと光強度分布の一例を示す図である。図9の(a)は、回折パターン1Cの一例である。図9の(a)では、回折パターン1Cのうち実際のマスクパターンをパターンPとして示している。回折パターン1Cは、例えば周期パターンと非周期パターンとを含んでいる。
図9の(b)は、回折パターン1Cを用いて2倍ピッチの所望パターン4Aを形成する場合の光強度分布を示している。図9の(b)では、低強度領域を低強度領域A11で示し、高強度領を高強度領B11で示している。
図9の(c)は、回折パターン1Cを用いて3倍ピッチの所望パターン4Aを形成する場合の光強度分布を示している。図9の(c)では、低強度領域を低強度領域A12で示し、高強度領を高強度領B12で示している。
半導体デバイスなどの半導体装置(半導体集積回路)を製造する際には、回折パターン1Cを用いた全面露光、現像処理、エッチング処理によって所望パターン4Aを形成する処理が各レイヤで繰り返される。これにより半導体装置が作製される。
なお、本実施の形態では、回折パターン1Cとレジスト層3Xの間に中間層2を配置する場合について説明したが、回折パターン1Cとレジスト層3Xとの間には、中間層2以外の他の層を積層しておいてもよい。
図10は、回折パターンとレジスト層との間に配置する種々の層を説明するための図である。図10の(a)は、回折パターン1Cとレジスト層3Xの間に中間層2aを配置した場合を示しており、図1などで説明した基板の断面構成に対応している。
図10の(b)は、回折パターン1Cとレジスト層3Xの間に下層膜5と中間層2bを配置した場合を示している。下層膜5は、回折パターン1Cを露光する際に用いるBARC(Bottom Anti Reflective Coating)であってもよいし、プロセス上必要とする保護膜であってもよい。図10の(b)に示す構成の場合であっても、図10の(a)に示す構成の場合と同様に、光強度分布に基づいて下層膜5や中間層2の厚さを決定すればよい。
また、図10の(c)は、回折パターン1Cとレジスト層3Xの間に下層膜5を配置した場合を示している。図10の(c)に示す構成の場合であっても、図10の(a)に示す構成の場合と同様に、光強度分布に基づいて下層膜5の厚さを決定すればよい。
図10の(a)〜(c)に示すように、回折パターン1Cとレジスト層3Xの間に種々の膜を積層するとともに、積層する膜の膜厚を調整しておくことにより、レジスト層3Xに所望の光強度分布を形成することが可能となる。これにより、レジスト層3Xを用いて所望のレジストパターンを形成でき、このレジストパターンをマスクとして所望のパターンをパターン形成層4Xに転写することが可能となる。
なお、図1や図9などでは、回折パターン1Cのパターンエッジ部(回折パターン1Cの直下近傍)に所望のパターンを形成する場合について説明したが、回折パターン1Cのパターンエッジ部以外の位置に所望パターンを形成することもできる。図11は、回折パターンのパターンエッジ部以外の位置に所望のパターンを形成する場合の光強度分布を示す図である。回折パターン1Cのパターン形状、中間層2の厚さなどを調整しておくことによって、全面露光後に、パターンエッジ部以外の位置に所望のパターンを形成可能な光強度分布を形成することが可能となる。図11では、光強度分布の弱い低強度領域A5と光強度分布の強い高強度領域B5とによって光強度分布が構成されている。そして、光強度分布の弱い低強度領域A5が回折パターン1Cのパターンエッジ部以外の位置に形成されている。図11では、回折パターン1Cのライン幅が幅d1である場合に、回折パターン1Cの直下近傍(幅d1よりも大きい幅d2の領域)には所望パターンを形成せず、幅d2よりも外側の領域に所望パターン(幅d3,d4のパターン)を形成する場合を示している。
なお、回折パターン1Cの上面側から全面露光を行う場合、回折パターン1CのDuty(ライン寸法とスペース寸法との比)が異なると、第1のレジスト層3Xでの光強度分布も異なる。したがって、回折パターン1CのDutyやピッチを種々変更することによって、同一レイヤで種々の寸法を有したレジストパターン(任意のレジストパターン)を形成することもできる。また、回折パターン1Cの高さは、レジストに形成される光強度分布に影響を与える。したがって、回折パターン1Cの高さを調整することによって、レジストに形成される光強度分布を調整することができる。
また、回折パターン1Cを孤立パターンとすることによって、回折パターン1Cよりも大きな寸法のレジストパターンを形成できる。図12は、孤立パターンを用いた場合の光強度分布を示す図である。図12では、回折パターン1Cを孤立パターンとした場合の光強度分布を示している。
孤立パターンは、回折パターン1Cのピッチ(スペース幅)が回折パターン1Cの寸法(ライン幅)よりも所定値または所定比以上大きなパターンである。この場合も回折パターン1Cのパターン形状、中間層2の厚さなどを調整しておくことによって、全面露光後に、パターンエッジ部以外の位置に所望のパターンを形成可能な光強度分布を形成することが可能となる。図12では、光強度分布の弱い低強度領域A6と光強度分布の強い高強度領域B6とによって光強度分布が構成されている。そして、光強度分布の弱い低強度領域A6が回折パターン1Cのパターン寸法よりも大きな幅を有している。図12では、回折パターン1Cのライン幅が幅d5である場合に、幅d5よりも大きな寸法(幅d6)の所望パターン4Aを形成する場合を示している。例えば、パターンピッチが200nmで回折パターン1Cの寸法幅が20nmの場合、80nm幅の所望パターン4Aを形成することが可能となる。
なお、同一レイヤにおいて回折パターン1Cよりも大きな寸法のレジストパターンと、2倍ピッチなどの回折パターン1Cよりも小さな寸法のレジストパターンと、の両方を同時に形成する場合、この両方のレジストパターンを形成できるよう、回折パターン1Cのパターン形状、中間層2の厚さなどを調整しておく必要がある。したがって、回折パターン1Cよりも大きな寸法のレジストパターンを形成できる回折パターン1Cのパターン形状および中間層2の厚さであって、かつ回折パターン1Cよりも小さな寸法のレジストパターンを形成できる回折パターン1Cのパターン形状および中間層2の厚さとなるよう回折パターン1Cと中間層2を調整しておく。
なお、本実施の形態では、回折パターン1Cのピッチ寸法よりも短い波長の露光光を全面露光に用いる場合について説明したが、回折パターン1Cのピッチ寸法よりも長い波長の露光光を全面露光に用いてもよい。この場合、近接場光露光を用いた露光処理となる。回折パターン開口部寸法よりも長い波長の露光光を全面露光に用いた場合、光の偏光状態で近接場光の分布が偏光の向きによって異なる方向をそれぞれ有しているので、回折パターン1Cの直下に2倍ピッチのレジストパターンを形成することが可能となる。
全面露光波長が回折パターン開口部寸法よりも長い場合も、図2、図8で説明した手順によって、所望パターン4Aを形成することが可能となる。これにより、全面露光波長が回折パターン開口部寸法よりも長い場合であっても、回折パターン1Cよりも微細なパターン(2倍ピッチのパターン)を形成することが可能となる。なお、全面露光波長が回折パターン開口部寸法よりも長い場合に、全面露光で形成したレジストパターンを用いてさらに全面露光を行ってもよい。換言すると、全面露光によるレジストパターンの形成処理を複数回繰り返してもよい。
具体的には、図2に示したパターン形成処理手順において、レジスト層3Xとパターン形成層4Xとの間に、新たな中間層2(第2の中間層2)と第3のレジスト層3Xとを積層しておく。具体的には、パターン形成層4Xの上層に第3のレジスト層3Xを積層し、第3のレジスト層3Xの上層に第2の中間層2を積層する。そして、第2の中間層2の上層に第2のレジスト層3Xを積層する。さらに、図2で説明したように、第2のレジスト層3Xの上層に中間層2と第1のレジスト層1Xをこの順番で積層しておく。そして、図2の(h)に示したように、第1のレジスト層3Xにレジストパターン3Aを形成する。このとき、第1のレジスト層1Xを露光する際に用いた波長よりも長い波長の露光光によって全面露光を行う。この後、レジストパターン3Aを回折パターンとして、レジストパターン3Aよりも下層に形成しておいた第3のレジスト層3Xを全面露光する。このとき、第2のレジスト層1Xを露光する際に用いた波長よりも長い波長の露光光によって全面露光を行う。これにより、回折パターン1Cよりも微細なレジストパターン3Aよりも、さらに微細なパターン(2倍ピッチのパターン)を形成することが可能となる。したがって、回折パターン1Cに対して4倍ピッチのパターンを形成することが可能となる。
また、第2のレジスト層3Xよりも下層側に形成しておいた下層膜からの反射光と、第2のレジスト層3Xへの照射光との干渉を利用して第2のレジスト層3Xにレジストパターン3Aを形成してもよい。
このように実施の形態によれば、回折パターン1Cの最小ピッチの寸法とは異なる波長で、回折パターン1C上から全面露光を行うので、パターンの解像性を高めることができ、回折パターン1Cよりも微細な種々のパターンを容易に形成することが可能となる。
また、中間層2や下層膜5を用いてレジスト層3Xを全面露光しているので、レジスト層3Xと回折パターン1Cとの間の距離を容易に調整することができ、光強度分布に基づいたパターン形成を容易に行うことが可能となる。
また、光強度分布に基づいてパターン形成を行うので、回折パターン1Cのパターンエッジ部(回折パターン1Cの直下近傍)以外の位置に所望のパターンを形成することができる。したがって、種々の位置に種々のパターンを形成することが可能となる。
また、回折パターン1CのDutyやピッチを種々変更することによって、種々の寸法で回折パターン1Cが形成されているので、パターン形成層4Xに種々のパターンを形成することが可能となる。また、光強度分布に基づいて回折パターン1Cのマスクパターンを補正するので、パターン形成層4Xへのパターンを容易に形成することが可能となる。
1C 回折パターン、2,2a,2b 中間層、3A,3a〜3c レジストパターン、3X レジスト層、4A 所望パターン、4X パターン形成層、5 下層膜、20 マスクパターン補正装置、A1〜A4,A11,A12 低強度領域、B1〜B4,B11,B12 高強度領域。

Claims (5)

  1. 基板上へのパターン形成方法において、
    前記基板上で、所望パターンの形成に用いるパターン形成層の上層側に第1のレジスト層を積層するレジスト層積層ステップと、
    所定のピッチpで開口した開口部を有するとともに露光光を回折させる回折パターンを、前記第1のレジスト層よりも上層側に形成する回折パターン形成ステップと、
    波長λの露光光を前記回折パターン上から照射して前記回折パターンで回折された回折光で、前記露光光に対する屈折率がnとなる前記第1のレジスト層への全面露光を行う全面露光ステップと、
    前記全面露光された第1のレジスト層を現像して形成されたレジストパターンを用いて前記パターン形成層に所望パターンを形成するパターン形成ステップと、
    を含み、
    前記回折パターンの所定ピッチp、前記露光光の波長λ及び屈折率nが、p>λ/nを満たすことを特徴とするパターン形成方法。
  2. 基板上へのパターン形成方法において、
    前記基板上で、所望パターンの形成に用いるパターン形成層の上層側に第1のレジスト層を積層するレジスト層積層ステップと、
    前記第1のレジスト層よりも上層側に第2のレジスト層を形成し、前記第2のレジスト層に第1の波長の露光光を用いたリソグラフィプロセスを適用して、所定の開口部を有するとともに露光光を回折させる回折パターンを形成する回折パターン形成ステップと、
    前記第1の波長よりも小さい第2の波長の露光光を前記回折パターン上から照射して前記回折パターンで回折された回折光で前記第1のレジスト層への全面露光を行う全面露光ステップと、
    前記全面露光された第1のレジスト層を現像して形成されたレジストパターンを用いて前記パターン形成層に所望パターンを形成するパターン形成ステップと、
    を含むことを特徴とするパターン形成方法。
  3. 前記回折パターンは、前記第1のレジスト層上に形成された中間層上に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  4. 前記所望パターンは、前記回折パターンのエッジ位置下部とは異なる位置に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のパターン形成方法。
  5. 前記全面露光を、EUV光を用いて行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のパターン形成方法。
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