JP5131995B2 - 直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法 - Google Patents

直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法に関し、より詳細には、人体を媒質とする人体通信において、周辺の環境により変わる人体チャンネル特性と雑音を避けるために、アダプティブに送信信号の周波数帯域を選択し、直交性を有する符号を用いて送信符号間の干渉を最小化して受信信号の検出正確度を増加させる直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法に関する。
人体通信とは、伝導性を有する人体を通信チャンネルとして用いて、人体と連結されている機器間に信号を伝達する技術のことをいい、個人携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯型個人コンピュータ、デジタルカメラ、MP3プレーヤー、携帯電話などの多様な携帯機器間の通信及びプリンター、TV、出入システムなどの固定された機器との通信が、ユーザの簡単な接触だけでネットワークが構成される技術である。
さらに詳しくは、人体周辺の雑音電力が他の帯域に比べて集中しているDCから5MHzまでの周波数帯域を避け、人体が導波管の役割をして伝送される信号の強さが、人体外部に放射される信号の強さよりもさらに大きい周波数帯域までの制限された周波数帯域を使用して情報を送信する技術であって、エネルギーの消費が少なく、外部雑音に強いという特性を有する。
また、周波数の選択的基底帯域通信とは、ユーザが所望する周波数帯域に最も優勢な周波数特性を有する符号のみを使用することによって、アナログ送受信部が簡単になる基底帯域の伝送をしながらも、所望の周波数帯域を選択することができる伝送方式技術のことを意味する。
韓国特許公開公報許2001−0102879号
しかしながら、このような人体通信の場合、周辺の環境により人体チャンネルの特性が変わって、特定周波数帯域で雑音が発生する可能性がある。また、人体通信を行うユーザが互いに接近する場合に発生する干渉や電子機器から誘起される強い干渉なども問題になる。従って、特定の条件下よりは、日常生活をしながら通信を行う人体通信の特性上、上記のような問題点は円滑で安定した通信を行うために解決されなければならない課題である。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、周辺の環境によってアダプティブに送信信号の周波数帯域を選択することによって雑音を最小化し、直交性を有する符号を用いて送信符号間の干渉を最小化することによって受信信号の検出正確度を増加させる、直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法を提供することにある。さらに、人体ユーザ間の干渉や電子機器から誘起される強い干渉が発生する条件で、時間ダイバーシティまたは周波数ダイバーシティ利得が得られる方法を提案することによって低電力で安定した人体通信方法を具現した直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一実施例による直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法は、互いに異なる周波数帯域を有する多数の符号のうちいずれか1つの符号を用いて通信を行う通信試験ステップと、上記通信試験ステップから伝送されたテストデータに含まれた多数の符号の相関値を用いて適正符号を選択する適正符号選択ステップと、上記適正符号を用いて通信を行う通信遂行ステップと、既設定された時間が経過するか、または、既設定された基準以上に受信エラーが発生する場合、上記通信遂行ステップから伝送されたテストデータに含まれた多数の符号の相関値を用いて適正符号を新しく選択し、上記通信遂行ステップをさらに行うフィードバックステップと、を含み、上記通信試験ステップ及び上記通信遂行ステップから伝送されるテストデータは、上記互いに異なる周波数帯域を有する多数の符号を全て含む。
この時、上記適正符号選択ステップは、上記通信試験ステップから伝送されたテストデータに含まれた多数の符号別に相関値を計算して、最も小さい相関値を有する符号を適正符号として選択することを特徴とする。
また、上記フィードバックステップは、上記通信遂行ステップから伝送されたテストデータに含まれた多数の符号別に相関値を計算して、最も小さい相関値を有する符号を適正符号として新しく選択し、上記通信遂行ステップをさらに行うことを特徴とする。
また、上記通信試験ステップ及び通信遂行ステップから伝送されるテストデータは、上記通信試験ステップ及び通信遂行ステップから送受信される伝送データのヘッダに含まれることを特徴とする。
また、上記通信遂行ステップは、時間ダイバーシティ(TD)次数と周波数ダイバーシティ(FD)次数のうち1つ以上を変更するか、または、モジュレーション次数を変更して通信を行うことを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法は、互いに異なる周波数帯域を有する多数の符号のうちいずれか1つの符号を用いて通信を行う通信試験ステップと、受信エラーを検出し、検出された受信エラーを用いて適正符号を選択する適正符号選択ステップと、上記適正符号を用いて通信を行う通信遂行ステップと、通信の遂行中に、引き続き上記適正符号選択ステップ及び通信遂行ステップを順次に繰り返すフィードバックステップと、を含む。
この時、上記適正符号選択ステップは、検出された受信エラーが既設定された基準未満であると、現在使用中の符号を適正符号として選択し、既設定された基準以上であると、上記多数の符号から現在使用中の符号を除いた残りの符号のうちいずれか1つの符号を適正符号として選択することを特徴とする。
また、上記通信遂行ステップは、時間ダイバーシティ(TD)次数と周波数ダイバーシティ(FD)次数のうち1つ以上を変更するか、または、モジュレーション次数を変更して通信を行うことを特徴とする。
本発明による直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法は、周辺の環境の変化によって雑音が最も少ない周波数帯域をアダプティブに選択し、直交性を有する符号を使用することによって受信信号の検出正確度を増加させることができる。さらに、人体ユーザ間の干渉や電子機器から誘起される強い干渉が発生する条件で、時間ダイバーシティまたは周波数ダイバーシティ利得が得られる方法を提示することによって低電力で安定した人体通信方法を構成することができる。
160MHzのシステムクロック(clock)を分周して生成した複数の伝送符号を示した図面である。 各Q値による伝送符号の周波数特性を示した図面である。 送信信号のフレームのヘッダに含まれた伝送符号の相関値を用いて周辺干渉及び雑音状況により適正符号を選択して通信を行う方法を示した図面である。 相関値を計算するためにヘッダに含まれたテストデータを示した図面である。 受信される信号の受信エラーにより適正符号を選択して通信を行う方法を示した図面である。 時間ダイバーシティや周波数ダイバーシティ利得を得て通信環境を改善するための伝送符号及び伝送速度を増加させるための伝送符号を示した図面である。 本発明の一実施例による直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信システムの構成を図示した図面である。
以下、添付された図面を参照して本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明を容易に実施することができるように好ましい実施例を詳しく説明する。但し、本発明を説明するに当たって、関連する公知機能または構成についての具体的な説明が本発明の旨を不要にぼかす虞があると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。また、類似した機能及び作用をする部分については、図面全体において同一の符号を使用する。
なお、明細書全般において、ある部分が他の部分と「連結されている」とするとき、これは、「直接的に連結されている」の場合のみならず、それらの間に他の素子を介して「間接的に連結されている」との場合も含む。また、ある構成要素を「含む」というのは、反対の意味を有する記載が特に無い限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるということを意味する。
最初に、直交符号を使用して通信を行う方法について説明する。
先ず、通信に利用する伝送符号を選択する。その後、上記伝送符号を使用して送信されるデータのビート値が1である場合と0である場合に、互いに180度の位相差がでるように直交符号を生成する。次いで、上記直交符号を使用して送信されるデータをマッピング(mapping)し、これらを伝送符号として使用して通信を行う。
図1は、160MHzのシステムクロックを分周して生成した複数の伝送符号を示した図面である。
それぞれの伝送符号は、Q、TD、FD値で正義される。この時、Qは1つのビートを送る時の伝送符号のサイクル回数、TDは時間ダイバーシティ次数、FDは周波数ダイバーシティ次数を意味する。従って、Q値は伝送符号の主要周波数帯域を決めるようになり、例えば、伝送速度10Mbpsに当たるビート1と0をマッピングする伝送符号が、Q=8、TD=1、FD=1のような値を有する時、このような伝送符号の主要周波数帯域は80MHzである。同様に、伝送速度10Mbpsに該当するビート1と0をマッピングする伝送符号の主要周波数帯域は、(1)Q=4、TD=1、FD=1である場合に40MHz、(2)Q=2、TD=1、FD=1である場合に20MHz、(3)Q=1、TD=1、FD=1である場合に10MHzである。
また、図1は、それぞれの伝送符号を用い、ビートが1または0である場合に、その値によって位相差が180度である直交符号を生成したことを示したものである。上述したように、このような直交符号を使用して送信データをマッピングし、これらを送信符号として使用して通信を行う。
図2は、各Q値による伝送符号の周波数特性を示した図面である。
該当の符号は各Q値によって制限された周波数帯域を主要周波数帯域として有するようになる。図2を参照すると、伝送符号のQ値がそれぞれ8、4、2、1であるとき、伝送符号の主要周波数帯域はそれぞれ80MHz、40MHz、20MHz、10MHzになることが分かる。また、これは上記図1の場合と一致する。
図3は、送信信号のフレームのヘッダに含まれた伝送符号の相関値を用いて周辺干渉及び雑音状況によってアダプティブに周波数帯域を選択、即ち、適正符号を選択して通信を行う方法を示した図面である。
図3に開示された方法を説明するに当たって、相関(correlation)値について説明する。
デジタルデータの相関値を計算する過程は、ビート毎にXOR(Exclusive−OR)を取ってビート毎の結果値を全部足し合わせることからなる。例えば、1010と1011の間の相関値は1になり、1010と1111の間の相関値は2になる。即ち、2つのデジタルデータが一致しない部分が多いほど相関値は大きく、一致する部分が多いほど相関値は小さくなり、2つのデジタルデータが完全に一致すると相関値は0になる。
従って、送信信号と受信信号に含まれた一定のテストデータの相関値を計算して、その値が大きい場合は歪みが多く発生したもので、その値が小さい場合は歪みが少なく発生したものである。
図3を参照すると、先ず、送信機と受信機間の通信を開始し、その時には複数の伝送符号のうち予め約束したいずれか1つの伝送符号を使用する。(S301)
S305では、受信機から受信された信号のヘッダに含まれた各伝送符号ごとに相関値を計算して、最も小さい相関値を有する符号を適正符号として選択し、これを送信機に送る。この時に前提としては、ヘッダに全ての伝送符号が含まれていなければならない。従って、送信機では送信信号のヘッダにテストデータの各ビートを全ての伝送符号でマッピングして送る。上記テストデータは各伝送符号の相関値を計算するために使用され、従って、受信機側でも上記テストデータの値を知っている。図4はこのようなテストデータの一例を示した図である。
S307における送信機は受信機が送った適正符号を使用して通信を行う。上記適正符号を用いて直交符号を生成し、上記直交符号で送信データをマッピングして通信を行う具体的な通信遂行方法は、上述のような方法である。
S309において、(1)上記S307で通信の遂行を開始した後、約束された一定時間が経過した場合、または、(2)CRC(Cyclic Redundancy Check)エラーなどの受信エラーが既設定された一定の基準以上に発生する場合は、上記S305に戻って行った後、上記S307を繰り返すようになる。
図5は、受信される信号の受信エラーによってアダプティブに周波数帯域を選択して通信を行う方法を示した図である。
図5を参照すると、先ず、送信機と受信機間の通信を開始し、この時は複数の伝送符号のうち予め約束したいずれか1つの伝送符号を使用する。(S501)
S505において、受信機は受信される信号のCRCエラーなどの受信エラーを検出する。
若し、既設定された基準以上に受信エラーが発生しなければ、S511に進み、現在使用している伝送符号をそのまま使用して引き続き通信を行う。
しかし、既設定された基準以上に受信エラーが発生すると、S507で上記受信機は現在使用している伝送符号を除いた他の伝送符号のうちいずれか1つを適正符号として選択し、これを用いて通信を行うようにするメッセージを送るようになる。上記メッセージを受信した送信機は、S509で上記適正符号を用いて通信を行う。
この時、上記S507において現在使用している伝送符号を除いた他の伝送符号のうちいずれか1つを選択するためには様々な方法があり得る。図5では現在使用している伝送符号の主要周波数帯域から最も遠くの主要周波数帯域を有する伝送符号を選択し、その後は、徐々に近くの主要周波数帯域を有する伝送符号を選択する方法を例として示した。
上記S509の以後は、さらに上記S505に戻って、引き続き受信エラーが既設定された基準以上に発生するかを検査して上記S507及びS509、または上記S511を行う。
図6は、時間ダイバーシティや周波数ダイバーシティ利得を得て通信環境を改善するための伝送符号の例を示した図である。
このような伝送符号を使用して通信環境を改善する方法としては、特に、上記図3または図5に提示された方法を使用しても周辺の環境やユーザ間の干渉がひどくて通信環境が良くない場合に有用である。
図6(a)では、時間ダイバーシティ利得が得られる符号を図示した。
例えば、Q=8、TD=2、FD=1の値を有する伝送符号を選択すると、Q=8、TD=1、FD=1の値を有する伝送符号に比べて同一のデータを2倍の時間の間に伝送して時間ダイバーシティ利得が得られる。即ち、時間ダイバーシティ利得は時間ダイバーシティ次数であるTD値のみに関係がある。
図6(b)では、周波数ダイバーシティ利得が得られる符号を図示した。
例えば、Q=8&Q=2、TD=1、FD=2の値を有する伝送符号は互いに異なる2つの主要周波数帯域を有するため、周波数ダイバーシティを得て受信性能が向上する。この時FD=2であると、互いに異なる2つの周波数帯域を有するので、互いに異なる2つのQ値を有することは自明である。
図6(c)では、時間ダイバーシティ及び周波数ダイバーシティ利得を同時に得ることができる伝送符号を図示した。
図6(d)では、モジュレーション次数を増やして伝送速度を増加させる伝送符号を図示した。図面を参照すると、Q=8&Q=2、TD=1、FD=1の値を有する伝送符号を使用して、送信データの各ビートが1または0である場合をマッピングするものではなく、互いに異なる2つの周波数帯域を使用するため、送信データのビートが00、01、10、11である場合を全てマッピングすることができ、これによって伝送速度は2倍になる。このような伝送符号を使用して伝送速度を増加させる方法は、通信環境の雑音が小さい場合、または、チャンネル利得が大きくて受信信号検出マージンが十分な場合に使用すると特に有用である。
図7は、本発明の一実施例による直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法を行うためのシステムの構成を図示した図面である。
本発明による直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法を行うためのシステムは、大きく、人体通信MAC処理部710と、人体通信物理階層モデム720と、人体通信アナログ処理部730と、信号電極761と、接地電極762とからなる。
具体的に説明すると、人体通信MAC処理部710は、MAC送信処理器711と、MAC受信処理器712とからなる。
人体通信物理階層モデム720は、送信機740と受信機750とからなる。
送信機740は、プリアンブル生成器741と、ヘッダ生成器742と、データ生成器743と、HCS(Header Check Sequence)生成器744と、スクランブラ745と、直交符号マッピング器746と、適応型直交符号マッピング器747と、多重化器748とからなる。
受信機750は、ヘッダ処理器751と、データ処理器752と、HCS検査機753と、ディスクランブラ754と、直交符号逆マッピング器755と、適応型直交符号逆マッピング器756と、逆多重化器757と、フレーム同期部758と、共通制御信号生成器759とからなる。
人体通信アナログ処理部730は、CDR(Clock Recovery&Data Retiming)731と、増幅器732と、雑音除去フィルター733と、送信/受信スイッチ734とからなる。
先ず、以下に送信過程について説明する。
MAC送信処理器711は、上位階層から受けた伝送するデータとデータ情報を処理して人体通信物理階層モデム720内の送信機740に伝達する。
プリアンブル生成器741は、すべてのユーザが知っている初期値でセッティングされ、一定の長さのプリアンブルを生成して多重化器748に提供する。
上記ヘッダ生成器742は、上記人体通信MAC処理部710から送られるデータ情報(伝送速度、変調方式、ユーザID、データの長さなど)の入力を受けて、約束されたヘッダフォーマットで構成し、HCS生成器744に提供する。HCS生成器744がHCSを生成して直交符号マッピング器746に提供すると、直交符号マッピング器746は、HCSを直交符号でマッピングして多重化器748に提供する。
データ生成器743は、MAC送信処理器から送られるデータを受け、所望の時間にデータを出力する。ユーザIDにより初期化されたスクランブラ745は直交符号を出力し、この直交符号はデータ生成器743の出力とXORされ、データスクランブリングが完成する。適応型直交符号マッピング器747は、適正符号を用いて直交符号を生成し、このような直交符号を用いてスクランブラ745の出力であるスクランブリングされたデータをマッピングして多重化器748に提供する。
多重化器748は、フレーム構成に合うようにプリアンブルと、ヘッダと、データとを出力して人体通信アナログ処理部730内の送信/受信スイッチ734に提供する。最後に、送信信号は信号電極761を経て人体内に伝達されるようになる。
次いで、以下に受信過程について説明する。
信号電極761を通じて入力された受信信号は、送信/受信スイッチ734を経て人体内に送信される時に付加された雑音を除去するための雑音除去フィルター733を経た後、増幅器732により所望する大きさの信号に増幅される。増幅された信号は、CDR731に入力され、受信信号と受信端クロックとのタイミング同期及び周波数オフセットを補償する。CDR731の出力は、人体通信物理階層モデム720内の受信機750に入力される。
逆多重化器757は、人体通信アナログ処理部730から信号の入力を受けて直交符号逆マッピング器755と適応型直交符号逆マッピング器756に提供する。しかし、若し、フレーム同期化の以前であれば、フレーム同期部758はプリアンブルを使用したフレーム同期化を行い、共通制御信号生成器759は、共通制御信号を生成して受信機750全体の動作を制御する。
さらに、逆多重化器757の後の過程ついて説明すると、(1)受信された信号のヘッダ部分は直交符号逆マッピング器755及びHCS検査機753を経た後、ヘッダ処理器751で受信信号データの制御情報を抽出してMAC受信処理器712に伝送される。(2)受信された信号のデータ部分は、適応型直交符号逆マッピング器756に入力され、送信機から周波数の選択的に使用された直交符号を用いて相関値を計算した後、最も小さな値でデータビートを出力する。そして、これはディスクランブラ754に入力され、ヘッダで抽出されたユーザIDにより初期化された直交符号発生器から出力される直交符号でディスクランブリングされてデータ処理器752に提供される。
MAC受信処理器712は、人体通信物理階層モデム720内の受信機750により受信されたデータとデータ情報を受けて処理した後、上位階層に伝達する役割を行う。
本発明は、前述した実施例及び添付された図面によって限定されるものではない。本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を外れない範囲内で本発明による構成要素を置換、変形及び変更が可能であるということが自明である。

Claims (8)

  1. 互いに異なる周波数帯域を有する多数の符号のうちいずれか1つの符号を用いて通信を行う通信試験ステップと、
    前記通信試験ステップから伝送されたテストデータに含まれた多数の符号の相関値を用いて適正符号を選択する適正符号選択ステップと、
    前記適正符号を用いて通信を行う通信遂行ステップと、
    既設定された時間が経過するか、または、既設定された基準以上に受信エラーが発生する場合、前記通信遂行ステップから伝送されたテストデータに含まれた多数の符号の相関値を用いて適正符号を新しく選択し、前記通信遂行ステップをさらに行うフィードバックステップと、
    を含み、前記通信試験ステップ及び前記通信遂行ステップから伝送されるテストデータは、前記互いに異なる周波数帯域を有する多数の符号を全て含み、前記適正符号は、符号のサイクル回数(Q)、時間ダイバーシティ(TD)次数及び周波数ダイバーシティ(FD)次数で定義され、1及び0がトグルされる信号であることを特徴とする直交符号を用いた適応型周波数の選択的基底帯域通信方法。
  2. 前記適正符号選択ステップは、
    前記通信試験ステップから伝送されたテストデータに含まれた多数の符号別に相関値を計算して、最も小さい相関値を有する符号を適正符号として選択することを特徴とする請求項1に記載の直交符号を用いた適応型周波数の選択的基底帯域通信方法。
  3. 前記フィードバックステップは、
    前記通信遂行ステップから伝送されたテストデータに含まれた多数の符号別に相関値を計算して、最も小さい相関値を有する符号を適正符号として新しく選択し、前記通信遂行ステップをさらに行うことを特徴とする請求項1に記載の直交符号を用いた適応型周波数の選択的基底帯域通信方法。
  4. 前記通信試験ステップ及び通信遂行ステップから伝送されるテストデータは、
    前記通信試験ステップ及び通信遂行ステップから送受信される伝送データのヘッダに含まれることを特徴とする請求項1に記載の直交符号を用いた適応型周波数の選択的基底帯域通信方法。
  5. 前記通信遂行ステップは、
    時間ダイバーシティ(TD)次数と周波数ダイバーシティ(FD)次数のうち1つ以上を変更するか、または、モジュレーション次数を変更して通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法。
  6. 互いに異なる周波数帯域を有する多数の符号のうちいずれか1つの符号を用いて通信を行う通信試験ステップと、
    受信エラーを検出し、検出された受信エラーを用いて適正符号を選択する適正符号選択ステップと、
    前記適正符号を用いて通信を行う通信遂行ステップと、
    通信の遂行中に、引き続き前記適正符号選択ステップ及び通信遂行ステップを順次に繰り返すフィードバックステップと、
    を含み、前記適正符号は、符号のサイクル回数(Q)、時間ダイバーシティ(TD)次数及び周波数ダイバーシティ(FD)次数で定義され、1及び0がトグルされる信号であることを特徴とする直交符号を用いた適応型周波数の選択的基底帯域通信方法。
  7. 前記適正符号選択ステップは、
    検出された受信エラーが既設定された基準未満であると、現在使用中の符号を適正符号として選択し、既設定された基準以上であると、前記多数の符号から現在使用中の符号を除いた残りの符号のうちいずれか1つの符号を適正符号として選択することを特徴とする請求項6に記載の直交符号を使用する周波数の選択的基底帯域通信方法。
  8. 前記通信遂行ステップは、
    時間ダイバーシティ(TD)次数と周波数ダイバーシティ(FD)次数のうち1つ以上を変更するか、または、モジュレーション次数を変更して通信を行うことを特徴とする請求項6に記載の直交符号を使用する適応型周波数の選択的基底帯域通信方法。
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