JP5129251B2 - 衝撃吸収システムを有するセレクタ式ダンベル - Google Patents

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Description

本発明は、所望の枚数のウエイトプレートをハンドルの両端に結合することによってダンベルの質量を調整するべく使用者が操作するセレクタを有するような、セレクタ式ダンベルに関する。より詳細には、本発明は、ダンベルに対する衝撃を吸収するためのシステムを有するセレクタ式ダンベルに関する。
伝統的なダンベル一式は、例えば、2つ1組の2.27キログラム(5ポンド)のダンベル、2つ1組の4.54キログラム(10ポンド)のダンベルなど、異なる重量を含む様々な対をなすダンベルを有する。そのようなダンベルは、二頭筋カール、三頭筋伸ばしなどのウェイトトレーニングエクササイズに用いられる。個々の体調及びエクササイズの必要性に最も適したサイズがどのようなサイズであれ、各使用者はそのような最も適したサイズのダンベルを使用することになる。例えば、条件が合えば、ある使用者は4.54キログラム(10ポンド)のダンベルを持ち上げることができ、別の使用者は22.7キログラム(50ポンド)のダンベルを持ち上げることができる。
そのようなダンベル一式は、購入するには高価であるばかりか、かなりの収納スペースも必要となる。単に様々な対をなすダンベルを収納するためだけに収納ラックが必要である。実際問題として、個人及び小さなジムやエクササイズクラブは、伝統的なダンベル一式に必要な金銭または収納スペースのいずれかに余裕がないことがある。
セレクタ式ダンベルは、伝統的なダンベルが呈する費用及びスペース占拠の問題を克服する。セレクタ式ダンベルでは、複数のウエイトが一まとめにネスティング(横重ね)される。ウエイトは、ネスティングされた左のウエイトプレートスタック及びネスティングされた右のウエイトプレートスタックを備えている。左右のウエイトプレートスタックは、互いから隙間を開けて離隔している。
セレクタ式ダンベルでは、左右のウエイトプレートスタック間の隙間にハンドルを挿入する。次に、セレクタを操作し、ウエイトのうちハンドルの左端及び右端に結合される左右のウエイトプレートの枚数を決定する。選択された数のウエイトをピックアップするようにセレクタを配置したら、使用者はウエイトプレートスタック間に手を入れてハンドルを持ち上げることができる。選択された数のウエイトはハンドルと共に上に上がり、ダンベルを使う様々なエクササイズを行うのに用いられることになる。
セレクタ式ダンベルの明らかな利点は、購入者が費用及びスペースを節約できることである。購入する必要があるのは2つのダンベルだけで、一式揃える必要はない。それに、これら2つのダンベルは、ネスティングされたウエイトのうちセレクタによってハンドルに結合されるウエイトの数次第で、広範囲に及ぶエクササイズ重量を提供することができる。さらに、必要な収納スペースは、2つのダンベル及びそれらに付随するネスティングされたウエイトに必要な分だけである。これの全てを、ほんの0コンマ数平方メートル(数平方フィート)の床面積を占めるだけの小型ラックに収納することができる。それゆえ、1対のセレクタ式ダンベルは、伝統的なダンベル一式の経済的な代用品となり得る。
セレクタ式ダンベルの種々のウエイトは、滑らかにかつ確実に、互いにネスティングしなければならない。その上、ウエイトは、異なる位置間でセレクタを動かしたときに異なる数のウエイトをピックアップすることができるように、ウエイトの一部分と共働する。このため、ウエイト、セレクタ及びハンドルは全て、かなりの精密許容差内で整合されたままである必要がある。これらの許容差が維持されなければ、セレクタまたはウエイトは動かなくなり、セレクタ式ダンベルを使えなくなることがある。
伝統的なダンベルはかなり損傷を受けにくいが、このことは、より複雑かつ精巧なセレクタ式ダンベル構造には当てはまらない。セレクタ式ダンベルのウエイトは、時として床に落とされる。このようなことは、たった1つのウエイトにはありがちなことで、そのようなウエイトはラックから叩き落とされる。あるいは、1若しくは複数のウエイトが装着されたダンベル全体を、使用者が偶発的に床に落としてしまうことがあり得る。いずれにせよ、約60センチメートル(2フィート)またはそれ以上の高さから床に落とされるような場合、ダンベルのウエイトが曲がってしまったり、ウエイトの位置がずれてしまったりする場合があり、あるいは、セレクタの種々の構成材が曲がってしまったり、構成材の位置がずれてしまったり、構成材が傷付けられたりする場合がある。
セレクタ式ダンベルに用いられる多数のウエイトには、1対のレールに溶接された1対の離間したウエイトプレートが含まれる。これらのウエイトが曲がってしまっても、大半の人は、溶接装置を持っていないし、修理の経験もない。普通は、曲がったウエイトは交換されなければならない。ウエイトの交換は、ダンベルの所有者が自費で行うか、あるいはダンベルの製造者が保証クレームの一部として行う。時として、損傷がセレクタまたはハンドルにも及んでいるようならば、ダンベル全体を交換しなければならないこともある。
その上、他のセレクタ式ダンベルは、金属部または硬質プラスチック部を有するセレクタと共働するウエイト上の硬質プラスチック突起部を用いている。時には、ウエイト上のプラスチック突起部またはセレクタ上のプラスチック部が折れて取れることがある。時には、セレクタの金属部が曲がることがある。こうなってしまうと、特に壊れたプラスチックウエイト突起部またはプラスチックセレクタ部に損傷が生じている場合に損傷部を修復することは一般的には不可能である。
米国特許第5,769,762号明細書 米国特許出願公開第2004/0162198号明細書
従って、著しい損傷を受けることなく衝撃を吸収できるセレクタ式ダンベルを提供できれば、エクササイズの分野における前進となるであろう。
本発明の一態様は、セレクタ式ダンベルに関する。このダンベルは、複数のネスティングされたウエイトと、ハンドルと、選択された数のウエイトをハンドルに結合するセレクタとを含む組合せを含む。ネスティングされたウエイト、ハンドル、セレクタの組合せのどこかに、衝撃吸収システムが取り付けられる。
本発明の更なる態様は、互いから隙間を開けて離隔したネスティングされた左のウエイトプレートスタック及びネスティングされた右のウエイトプレートスタックを提供するように、一まとめにネスティングされることができる複数の個別ウエイトを含むセレクタ式ダンベルに関する。ネスティングされた左右のウエイトプレートスタック間の隙間にハンドルを入れることができる。セレクタが、所望の数のウエイトをハンドルに接続する。各ウエイトは、相隔てられているが少なくとも1つの相互接続部材によって互いに結合されている左のウエイトプレート及び右のウエイトプレートを含み、各ウエイトのウエイトプレート及び相互接続部材は、他のウエイトのウエイトプレート及び相互接続部材からもハンドルからも分離独立している。各ウエイトの相互接続部材は、他のウエイトの相互接続部材と長さが異なっており、それによって、左右のウエイトプレートがそのそれぞれのスタックにおいて互いに対してネスティングされるように異なる重さのウエイトプレートが次第により長い距離で相隔てられるようにした。さらに、各個別ウエイトにおける左右のウエイトプレートは各々、衝撃を吸収するために、ウエイトプレートとそこに固定された相互接続部材の間に可撓結合部を有する。
本発明については、以下の図面と共に、以下の詳細な説明においてより完全な形で説明する。図面においては、全体を通して、類似の符号は類似の要素を指す。
本発明に従うセレクタ式ダンベルの一実施形態の正面平面図。 図1のセレクタ式ダンベルの側面図。 図1のセレクタ式ダンベルの1つのウエイトの一端の斜視図。特に、ウエイトプレートを1対のレールに保持する保持部と共にウエイトのウエイトプレートの1つを示している。 図2の円で囲まれた部分を拡大して一部を取り去った側面図。 図1のセレクタ式ダンベルに似ているセレクタ式ダンベルの一方の端部の斜視図。特に、6つのネスティングされた左または右のウエイトプレートスタックと、そのようなスタックにおいてウエイトプレート及び接続レールがどのように一まとめにネスティングするかを示している。 本発明に従うセレクタ式ダンベルの別の実施形態の斜視図。特に、衝撃吸収セレクタによってウエイトがハンドルに選択的に結合されるような、そしてウエイトが離間した左右のウエイトプレートを有し、各左右のウエイトプレートがエラストマー被覆部を有する内側のウエイトプレートを含むようなダンベルを示している。 図6に示したダンベルのウエイトのウエイトプレートの1つの側面図であって、特に内側のウエイトプレートを露出するようにエラストマー被覆部の一部が取り去られた、エラストマーで包み込まれた内側のウエイトプレートの1つを示している。 図7に示したウエイトプレートの正面図。 図7の9−9断面図であって、特にサイドレールの一端と被覆部の一部としてエラストマー被覆部から外向きに延在するエラストマー取付ラグ間の第1の取付部を示している。 図9に類似の断面図であって、特にサイドレールとエラストマー取付ラグ間の第2の取付部を示している。 図10に示した第2の取付部の分解斜視図。 図6のダンベルまたは他のダンベルのための衝撃吸収セレクタの代替実施形態の斜視図。 本発明の更なる実施形態に従うダンベルに用いられるウエイトの1つの正面図。 ウエイトのサイドレールが衝撃吸収材料から作られているような、本発明のさらに追加の実施形態に従うダンベルに用いられるウエイトの1つの正面図。
本発明に従うセレクタ式ダンベルの一実施形態が、符号2を付されて図1に示されている。ダンベル2は、本願出願人の米国特許第5,769,762号(特許文献1)に示されているダンベルに類似している。特許文献1は引用を以って本明細書の一部となす。ダンベル2は、本願出願人の米国特許出願公開第2004/0162198号(特許文献2)に示されているダンベルにも類似しており、特許文献2もまた引用を以って本明細書の一部となす。本明細書では、本発明に関連するダンベル2の機能についてのみ詳細に説明する。読者がダンベル2の全体構造及び操作に関するその他の情報を欲するかまたは必要とする場合、上記の参考文献はそのような情報を提供することができる。
3つのネスティングされたウエイト4を有するダンベル2が図1に示されている。ウエイト4は、ネスティングされた左のウエイトプレートスタック6及びネスティングされた右のウエイトプレートスタック6を提供する。ネスティングされたウエイト4の数は、当然、変えることができる。例えば、図5に示されているダンベル2は、左または右の各ウエイトプレートスタック6または6において6つのウエイトプレート6を備えた6つのネスティングされたウエイト4を有している。必要に応じて、ダンベルハンドル8は、図1に示されているように、ダンベルハンドル8の各端部にウエイトプレート7を取り外し不能に保持することもできる。あるいは、図5に示されているように、ハンドル8の各端部は、単に、ハンドルに保持されるウエイトプレートを含まないサイドフランジ9のみを構成するという場合もある。
ハンドル8は、ネスティングされた左右2つのウエイトプレートスタック6と6の間の隙間に挿入される。セレクタ10(ピンなど)の位置が、ハンドル8に結合されるネスティングされたウエイト4の個数を決める。使用者は、このようにして、すなわちセレクタ10を調整することによって、セレクタ式ダンベル2のエクササイズ重量を変える。セレクタ10は、多くの形状、すなわち、挿入式ピン、回転式ダイアル、複数の回転式ダイアルなどをとることができる。
本発明の一態様は、ダンベル2を構成するネスティングされたウエイト4とハンドル8とセレクタ10の組合せのどこかへの衝撃吸収システムの取付けを含む。本発明の好適実施形態は、衝撃吸収システムをネスティングされたウエイト4に取り付けるが、本発明はこの特定の取付け形態に限定されるものではない。衝撃吸収システムは、ハンドル8またはセレクタ10に取り付けられることもできる。
本明細書中で用いられる「衝撃吸収システム」なる語は、ダンベル2に衝撃が加えられたとき、例えばダンベル2が落下して床にぶつかったときなどに、撓むか、変形するか、あるいは別な方法で正常な位置姿勢から変化することになるような、そして衝撃がダンベル2を通過した後に正常な位置姿勢に復元するような、何らかの構造を意味すると定義される。これは、ダンベル2が衝撃を吸収できるようにし、それによってダンベル2の破損のリスクを小さくする。
種々のウエイト4の各ウエイトプレート6が、叉状の保持部14の1対のアーム12間に保持される。図1及び図3に示されているように、アーム12は、保持部14の基礎にある基部16から上向きに延在する。保持部14の基部16は、実質的に硬質である。アーム12は、保持部14の基部16から上に行くにつれて内向きに先細になり、概ね三角形の形状をなす。アーム12は、アーム12間に保持されるウエイトプレート6より実質的に小さい。
保持部14のアーム12は、弾力があってよく撓う。このため、保持部14のアーム12及びアーム12によって保持されるウエイトプレート6は、図1に実線で示されているような、正常な、実質的に直立位置姿勢を有することができる。しかし、ダンベル2に衝撃負荷が加えられたら、保持部14のアーム12は、図1に破線で示されているように側方に撓む場合がある。衝撃荷重が通過した後、保持部14のアーム12は、自身をその正常な位置姿勢に復元することになる。それゆえ、前述の衝撃吸収システムなる語の定義によれば、保持部14の可撓アームは衝撃吸収システムを構成する。
1つのウエイトプレート6を保持する1つの保持部14のみが撓んだ状態で図1に示されているが、そのような撓みは、典型的には、少なくとも衝撃荷重に近い他の保持部14において生じることになる。単に図面を見やすくするために他の保持部14の撓みは図1には示さない。
各保持部のアーム12は、ウエイトプレート6をその正常な実質的に直立の位置姿勢に支持するのに十分な程度に堅い必要がある。同時に、ダンベル2が、固定物に強くぶつかったり落下したりした場合に生じ得るような衝撃荷重を受けると仮定すると、アーム12は、曲がったり屈曲したりするのに十分な程度に撓みやすい必要がある。本願出願人は、超高分子量ポリエチレン(UHMW−PE)プラスチック製の保持部14を使うと良いということを発見した。そのようなUHMW−PE材料は、米国ペンシルバニア州ニューヨークのケルトロール・エンタープライゼス社(Keltrol Enterprises, Inc.)が製造するTUFLAR(登録商標)またはインディアナ州フォートウェインのポリハイソリジュール社(Poly Hi Solidur)が製造するTIVAR(登録商標)などの商品名で販売されている。図2中にhで示されるような高さ101.6mm(4”)及び図3中にtで示されるような厚さ1.575mm(0.062”)ないし3.175mm(0.125”)のアームを持つ保持部14は、2.27キログラム(5ポンド)のウエイトプレートをきちんと支持するために不撓性と可撓性が程よく混ぜ合わさっている。
アーム12を形成するために用いる材料は、当然、変えることができる。その上、より軽いかまたはより重いウエイトプレートを支持するために、アーム12の形状、高さ及び厚さを変えることもできる。アーム12は幾分かもともとツルツルしたプラスチック材料でできているので、それにアーム12はアーム12よりもずっと大きいウエイトプレート6と比べて相対的に細くて小さいので、1つのウエイト4を上に滑らせるようにしてスタックから取り出したり、下に滑らせるようにしてスタックの中に入れたりすることがより容易である。アーム12は、互いに係合し、ウエイトプレート6が互いに対して単に直接ネスティングされただけであるとしたらウエイトプレート6が互いに滑り合うであろうよりもずっと容易に、互いに滑り合う。それゆえ、ウエイトプレート6とウエイトプレート6とを保持部14のアーム12によって隔てることは好都合である。
保持部14は、図1及び図3に示されているような2つの半分部分14及び14を有し、半分部分14、14間の分割線15によって保持部14が半々に分けられている。各保持部にアーム12が1対あるうち、各保持部半分部分14、14は、一方の可撓アーム12を保持する。保持部半分部分14、14は、図3に示す複数の取付ボルト18及びナット20によって一まとめに固定される。一まとめに固定されるとき、ボルト18及びナット20は、保持部14の基部16の左右の側面を越えて横向きに外に突き出ないように、保持部14の基部16の左右の側面に凹部が設けられる。保持部半分部分14、14はまた、半分部分14、14間の分割線15に沿って保持部14の基部16の正面及び背面の各側面にスロット22を提供するように形成される。各保持部14は、ハンドル8の軸に対して垂直に延在する。
保持部14のアーム12の上端部は各々、アーム12間にウエイトプレート6を取り付けるための内向きに突出する円筒形スタブシャフト24を有する。1対のアーム12上のスタブシャフト24は、各ウエイトプレート6に設けられた中心取付穴5の内部に、穴5の左右いずれかの側から部分的に突き出ている。対をなすアーム12の上端部を一まとめに固定するために、別の取付ボルト26及びナット28が与えられる。こうしたとき、スタブシャフト24は互いに隣接し、実質的に円筒形のハブを形成する。このハブはまた、保持部14のアーム12上のスタブシャフト24によって形成されたハブ上にウエイトプレート6の穴5が同心に受容されるようにしてアーム12間にウエイトプレート6を保持する。この場合もやはり、取付ボルト26のヘッド及びナット28は、取付ボルト及びナットがアーム12の外面を越えて突き出ないように、アーム12内の凹部に収容される。
各ネスティングされたウエイト4は、1対の保持部14及び1対のウエイトプレート6、すなわち、左のウエイトプレート6を保持する第1の保持部14と、右のウエイトプレート6を保持する第2の保持部14とを含むことが好ましい。各ウエイト4を構成するウエイトプレート6は、互いから横向きに相隔てられている。フロントレール30及びバックレール30を含む1対の相互接続部材が、横向きに相隔てられているウエイトプレート6を合体させるかまたは結合する。異なるウエイト4において用いられるフロントレール及びバックレール30は、各スタックにおいて内部のウエイト4から外部のウエイト4へと進むにつれて長さが徐々に増加する。これは、各ウエイト4において左右のウエイトプレート6と6の間の間隔を徐々に増加させ、異なるウエイト4を一まとめにネスティングできるようにする。レール30は、実質的に平らな断面プロファイルを有するストラップ様の鋼製レールから成る。
レール30の両端部をL字形に曲げ、内折(内側に折り曲げられた)端部34を提供することは容易である。端部34は、半分部分14、14間の分割線15に沿って形成されたスロット22内に受容される。レール30の各内折端部34は、保持部半分部分14、14を一まとめに固定する取付ボルト28の一方を通過させるための開口部36を含む。レール30の長さのように、レール30の内折端部34は、各スタックにおいて、内部のウエイト6に用いられるレール30から外部のウエイト6に用いられるレール30へと進むにつれて、深さが徐々に増加する。これにより、図5に示されているように異なるウエイト4のレール30を互いに入れ子にすることができる。
図4を参照すると、レール30の内折端部34は各々、各保持部半分部分14、14内の成形ポケット38内に受容されている。保持部半分部分14内のポケット38はスロット22の一方の半分を形成し、保持部半分部分14内の全く同じポケット38はスロット22の他方の半分を形成する。ポケット38は、図4中で角度αによって示されるように横線に対して僅かに下向きに角度をなしている。これにより、レール30の本体、すなわち両内折端部34間に延在するレール30の長寸部分は、頂部から底部へと及ぶ対応する角度をなす傾斜角で配置される。換言すれば、レール30の頂部はまた、図4に示されているようにレール30の底部に対して同じ角度αだけ外向きに角度をなしている。αは極めて小さく、約3°ほどであるのが好ましい。
その上、保持部14のアーム12は、保持部14のアーム12もまた上向きに延在するにつれてダンベル2の外側に向かって外向きに角度をなすように、基部16に成型されている。換言すれば、フロントレール及びバックレール30の内折端部34で保持部半分部分14、14が一緒にボルト締めされるとき、左のウエイトプレート6を保持するために用いられる保持部14のアーム12は、左に向かって外向きに角度をなすことになり、右のウエイトプレート6を保持するために用いられる保持部14のアーム12は、右に向かって外向きに角度をなすことになる。これは、図1に角度βによって示されている。角度βもまた約3°である。
角度α及びβによって、ハンドル8をウエイトプレート6のスタック間の隙間から持ち上げたり隙間に下ろしたりする場合に複数のウエイト4を互いから離したり互いにネスティングしたりすることがより容易になる。ハンドル8上に保持されたこれらのウエイト4が、ラック(図示せず)に残っている他のウエイト4の中に落とされたとき、角度αによって与えられるレール30の本体の外向きの傾斜は、レール30を一緒に案内する働きをする。図5は、複数のウエイト4が共にネスティングされるとき、レール30の本体がどのように互いにネスティングされるかを示している。同様に、角度βによって与えられるウエイトプレート6の外向きの傾斜は、より容易にウエイトプレート6を互いから離したり元のように一まとめにネスティングしたりできるようにする同様の機能を果たす。
角度α及びβは、本発明にとって目新しいことではないが、本発明の譲受人によって製造された先行技術のセレクタ式ダンベルに見ることができる。しかし、角度α及びβは、成型工程中に容易にかつあまり費用をかけずに保持部14に与えられる。例えば、角度αは単純に、保持部半分部分14、14における成型されたポケット38を下向きに所望の角度α傾けることによって与えられる。同様に、角度βは、保持部14の基部16に対して僅かに角度をなしてアーム12を成型することによって与えられる。
各ウエイト4は、図1に符号40で示されているようなウエイト選択部を有し、ウエイト選択部は、セレクタ10と共働して、どのウエイト4がハンドル8によってピックアップされ、どれがピックアップされないかを決定する。ウエイト選択部40の機能は、セレクタ10の機能に応じて変わる。セレクタ10に挿入式ピンが含まれるとき、ウエイト選択部40は、レール30に設けられた様々な特有の一連の穴及びスロットを含むことができ、それは、どの一連の穴及びスロットがピンを受容するために用いられるかによって異なる数のウエイト4をピックアップすることになる。特許文献1を参照されたい。しかし、特定のセレクタ及びウエイト4のウエイト選択部40の固有機能は変えることができ、本発明の一部を形成しない。
基本的に、各ウエイト4において、各保持部14の硬質基部16は鋼レール30に堅く固定される。同時に、保持部14及びレール30は、複数のウエイトプレート6を保持するためのウエイトフレームを形成する。このウエイトフレームの一部分、すなわち保持部14の硬質基部16と、基部16がボルト締めされている硬質レール30とからなる部分は、硬い。このウエイトフレームの別の一部分、すなわち保持部14の種々の可撓アーム12を構成する部分は、撓みやすい。
使用者は、単一のウエイト4または複数のウエイト4が装着されたセレクタ式ダンベル2全体のいずれかを床に落としてしまうことがあり得るし、しばしば落とす。本発明のダンベル2の場合は、ウエイト4に組み込まれた衝撃吸収システムが、保持部14のアーム12を撓ませることによってこれらの衝撃の多くを吸収することになる。保持部14のアーム12は、多くの場合、ダンベル2のいかなる部分も損傷することなく、衝撃が過ぎ去った後で自身をリセットまたは復元することになる。最低限でも、本発明の衝撃吸収システムは、損傷が生じる確率と、損傷が少しでも生じたときは損傷の程度とを、大いに最小化する。
その上、保持部14の可撓アーム12によって形成される衝撃吸収システムが存在しているにも拘らずダンベル2のウエイト4に損傷が生じたならば、そのような損傷はしばしば曲がったレール30となって現れる。本発明のダンベル2のウエイト4の場合は、単に各保持部の保持部半分部分14、14のねじを緩めて外し、レール30を自由にすることによって、特定のウエイト4の取り外しが容易である。その後、レール30を取り除いて交換することができる。あるいは、レール30がただ曲がっているだけであれば、単にハンマ及び万力を用いてレール30の好ましくない曲げを真っ直ぐに伸ばすことも可能である。レール30が真っ直ぐになったら、レール30を保持部半分部分14、14の間で容易に交換することができ、保持部半分部分14、14を、両者の間にレール30の内折端部34を把持するように再度一まとめに固定することができる。
上記の全ての結果として、本発明のダンベル2は、先行技術のセレクタ式ダンベルよりも損傷しにくくなる。このことは、損傷のために使用者がセレクタ式ダンベル2を使用できない時間を減らすことで、使用者の満足感を増すことになる。その上、製造者が負担する品質保証に関連する経費が削減されることになるので、製造者の利鞘が増える。製造者は、より信頼性の高い製品の営業活動を行うことによってもたらされる更なる営業上の信用を享受することにもなる。
保持部14の可撓アーム12は、使用できる衝撃吸収システムを1つしか含まない。そうしないで、アーム12を基部16同様に硬質のものにすることができるが、そのときには、衝撃吸収システムとして機能するライブヒンジ(live hinge)によって、基部16に接続されることができる。あるいは、左右に枢動するための枢動ピンによって1対の硬質アーム12を基部16に枢動可能に取り付けることができ、複数のばねを用いて、基部16上でアーム12を中央に配置し、アーム12の枢動動作に対抗するようにすることができる。
さらに、前述のように、衝撃吸収システムの位置は、ウエイトプレート6を保持するために用いられる保持部14または本明細書に示したタイプのセレクタ式ダンベル2に限定されない。
例えば、特許文献1の図4に示されているように、ダンベル2は、各ウエイトの離間した左右のウエイトプレートが1対のレールすなわちフロントサイドレール及びバックサイドレールによって結びつけられているタイプのダンベルであることができる。レールは金属製であり、その端部で左右のウエイトプレートの正面側及び背面側に溶接される。さらに、異なるウエイトのためのレールはそれぞれ異なる高さにあり、垂直に相隔てられている複数のスロット内にあって互いにラップしている。
このタイプのダンベル2では、セレクタは二叉接続ピンを含む。接続ピンは、一連のネスティングされたウエイトのうち特定のウエイトのために選択的にレールの下に挿入される。挿入は、ハンドルの各垂直端部上に保持される一連の垂直に離間したスロットのうち2つのスロットの中に接続ピンの2つの叉部を滑り込ませることによって行われる。各叉部は、選択されたウエイトのレールの下を通過するように、ハンドルの一方の端部上のスロットの中に滑り込む。その結果、使用者がハンドルを持ち上げるとき、ハンドルは、接続ピンの叉部によって係合されるレールを有するウエイト及びそのレールが選択されたウエイトのレールの上にある全てのウエイトと共に持ち上げられる。
このタイプのダンベル2に衝撃吸収システムを組み込むために、ハンドルの各端部上のスロットを形成する棚状部を弾性材料のみで成型することができる。この材料は、ゴムまたは他の弾性エラストマーまたはプラスチック材料である場合がある。弾性材料は、ダンベル2の通常の使用下では変形しない程度に十分堅いが、ダンベル2が落下するようなことがあれば、変形して衝撃を吸収することになる。そのようなダンベルでは、完全にまたは部分的に弾性端部を有するハンドルを使用することにより、通常はステンレス鋼などの金属材料で作られる接続ピンの叉部への損傷を防ぐことになる。
あるいは、そのようなダンベル2では、ハンドル8は、通常そうであるように、スロットを受容する硬質叉部を備えた硬質端部を有することができる。そうしないで、少なくとも部分的に、上記したUHMW−PEなどの衝撃吸収材料からセレクタ10を製造することができる。例えば、接続ピンの各叉部を、または両叉部を含む接続ピン全体を、UHMW−PEから成型することができる。この場合には、ダンベル2が衝撃荷重を感じたら、接続ピンの叉部は、曲がり、その後、自身を復元することになる。
図6は、最後の4つの段落で述べた一般的なタイプのセレクタ式ダンベル2’を示している。ダンベル2’では、破線で示されているハンドル8’は、スペーサまたはクロスチューブ11によってつながれた互いに反対側にある1対の左右の端部9及び9を有する。使用者は、2つの上部クロスチューブ11間に下向きに自分の手を入れ、クロスチューブ11に平行にハンドル8’の端部9と9の間に延在するハンドグリップ(図示せず)を把持することができる。ハンドグリップは、ハンドル8’の端部9及び9のほぼ中心でハンドル8’の横向きに離間した端部9及び9に接続している。
ハンドル8’の各端部9及び9は、ハンドル8’の前面から背面までハンドル8’の端部9及び9を貫通して縦走するような、垂直に並んだ複数のスロット13を有する。スロット13は、ハンドル8’の端部9及び9の中に刻まれたかあるいは形成された実質的に水平の溝または棚状部である。これらのスロット13は、ハンドル8’に取り付けられるウエイトの個数を調整するために用いられるセレクタ10’上で、1対の水平叉部を受容するように適合されている。
ダンベル2’の各ウエイト4’は、1対の相互接続部材によって、すなわち1対のサイドレール30’、32’によってつながれた左のウエイトプレート6’及び右のウエイトプレート6’を含む。4つのそのようなウエイト4’が、図6に示されているダンベル2’に示されている。図6には、フロントサイドレール30’のみが示されている。図6のダンベル2’の後側には同様なリアサイドレール32’が用いられているが、図6では見ることができない。図7では、フロントサイドレール30’及びリアサイドレール32’の両方が示されている。これまで説明したダンベル2’の構造は、パワーブロックとして知られている先行技術のダンベル及び特許文献1の図4に示されているダンベルに概ね対応している。
図6に示したダンベル2’は、二部分からなる構成を含むような、すなわち金属製の内側のウエイトプレート42及び外側のエラストマー被覆部44から成るような、ウエイトプレート6’及び6’を含むのが好ましい。エラストマー被覆部44は、内側のウエイトプレート42を完全に囲繞するのが好ましいが、必ずしもそうなっていなくてもよい。例えば、エラストマー被覆部44は、内側のウエイトプレート42の周辺端部付近にのみ延在し、内側のウエイトプレート42の中心部分は露出されていることがある。しかし、内側のウエイトプレート42全体が包み込まれるにせよ内側のウエイトプレート42の一部のみが包み込まれるにせよ、エラストマーで包み込まれた内側のウエイトプレート42は、使用時にそれほど騒々しい音を立てず、ダンベル2’が置かれるであろう表面に跡を付けたりかき傷を付けたりしにくい。
違う材料を用いてエラストマー被覆部44を形成することもできる。1つの好適な材料はポリウレタンである。しかし、他の材料と同様にゴムまたはビニールを代わりに用いることができる。
エラストマー被覆部44の実質的に垂直な前端部及び後端部の各々には、一体に形成あるいは成型された水平に外向きに延在するエラストマー取付ラグ46が含まれていることが好ましい。所与のウエイト4’のウエイトプレート6’及び6’上のラグ46は、所与のウエイト4’のサイドレール30’、32’が同じ高さになるように、図7に示されているように同じ垂直高さにする。
図6を見て分かるように、そして市販されている既知のパワーブロックセレクタ式ダンベルについても当てはまるように、隣接するウエイト4’のサイドレール30’、32’は、個別ウエイト4’を図6に示されているように一まとめにネスティングできるように、ウエイトプレート6’及び6’間の距離が大きくなるにつれて次第に低くなるように配置される。それゆえ、異なるウエイト4’上にラグ46が設けられる高さを次第に低くすれば、同じ効果を得ることになる。例えば、図6を見ると、4つの異なるウエイト4’上のラグ46は、1つのウエイトから次のウエイトへと次第に高さが低くなっており、サイドレール30’、32’の配置と類似して垂直に配置されたかまたはスタックされた複数のスロットの中にレール30’、32’を入れられるようになっていることが容易に見て取れる。ラグ46はまた、ウエイト4’が一まとめにネスティングされるときに、互いに隣り合うウエイト4’のうち高さが高い方のウエイト4’のラグ46が、高さが低い方のウエイト4’のラグ46の実質的にすぐ内側に、低い方のウエイト4’のサイドレール30’、32’の上に置かれるように高さを設計される。図6を参照されたい。
図8を参照すると、各ラグ46は、ウエイトプレート6’そのものの全厚、すなわち内側のウエイトプレート42の厚さtと、内側のウエイトプレート42の互いに反対側の左右の面を覆っているエラストマー被覆部44の部分の厚さtとを合わせた厚さに概ね相当する厚さtを有するのが望ましい。その上、図7及び図8を参照すると、ラグ46は、サイドレール30’、32’の外径dより幾分か大きい外向きに延在する長さlを有する。サイドレール30’、32’の長軸方向に延在する水平の貫通通路48をラグ46内に与えるようにラグ46に穴があけられており、通路48はラグ46の厚さtを完全に貫通して延在している。ラグ46及び通路48は、サイドレール30’または32’のための取付構成の一部分を形成する。
通路48は、上方へ延在するにつれて各ウエイトプレート6’及び6’が僅かに外向きに傾くように、約3°ほどの小さな角度で傾斜させるのが好ましい。これは、図1ないし図5の実施形態に関して述べたのと同じようにして左右のウエイトプレート6’及び6’を一まとめにネスティングする助けとなる。この点については、上記の角度をなすポケット38の説明及び図4中にαで示されている角度を参照されたい。
図9を参照すると、サイドレール30’または32’を取り付けるための第1の取付構成は、ラグ46の形成時にラグ46の中央に埋め込まれる円形座金50を含む。座金50の中央開口部(図示せず)は通路48の径より小さい径を有し、座金50はサイドレール30’または32’の端部に対して通路48の内側に環状の内向きに突出する当接部を提供している。換言すれば、サイドレール30’または32’の端部は、通路48内に内向きに突出する座金50の部分に当接するところまで、通路48内に延在する。サイドレール30’または32’の端部は、その中に、座金50の中央開口部の径よりも僅かに小径のねじ穴52を有する。
次に、マシンボルトなどのねじ付き留め具54が通路48の反対側からラグ46の通路48内に挿入され、サイドレール30’または32’の端部に形成されたねじ穴52の中へねじ締めされる。留め具54のシャンクは、座金50の中央開口部を通過できるくらい小さい。留め具54が締められると、留め具54のヘッド56は最終的に座金50に当接することになる。留め具54が締められると、サイドレール30’または32’の端部は、包み込まれた座金50により、座金50に対してサイドレール30’または32’を固定するための留め具54を用いて、ラグ46にしっかりと取り付けられる。
図9に示されているような包み込まれた座金50を用いることが好ましい。というのも、この取付構成はラグ46の厚さtの外に出ないので、ウエイト4’をよりコンパクトにネスティングできるからである。しかし、必要に応じて、座金50及び留め具54のヘッド56は、ここではウエイト4’の長さが座金50の厚さの分及び留め具54のヘッドの長さの分だけ長いことを考慮して、ラグ46の外面上に外的に配置されることができる。
図10及び図11は、サイドレール30’または32’の端部をラグ46に結合するための代替取付構成を示している。この取付構成では、底部60を備えた円筒形のカップ形ハブ59をそれぞれに有する2つの金属ブシュ58及び58が、ラグ46が形成された後にラグ46内の通路48の両側にとまりばめにより圧入されている。サイドレール30’または32’の端部は内側のブシュ58上のハブ59に挿入され、留め具54は外側のブシュ58上のハブ59に挿入される。留め具54がサイドレール30’または32’の端部でねじ穴52内へねじ締めされるとき、留め具54は、留め具54のヘッド56が同様に外側のブシュ58上でハブ59の底部60にしっかりと係合するまで内側のブシュ58上のハブ59の底部60にしっかりと係合するように、サイドレール30’または32’を引っ張ることになる。このようにして、サイドレール30’または32’はラグ46にしっかり取り付けられるが、エラストマー被覆部44の形成前にラグ46にブシュ58及び58を埋め込む必要はない。ラグ46の各対面は、ブシュ58及び58のフランジ部分57の厚さを収容するために僅かな凹部を有する。
内側のウエイトプレート42を包み込むため及び取付ラグ46を提供するために用いられるエラストマー被覆部44は、エラストマー材料としては比較的柔らかいのが好ましい。例えば、エラストマー被覆部がポリウレタンで形成されるとき、好適にはショアAスケールで100以下でありショアAスケールで約80〜85であるポリウレタンを用いることができる。このことは、ウエイトプレート6’に衝撃を吸収する性質を与える。というのも、ダンベル2’に加えられる衝撃は、多くの場合、ウエイトプレート6’に、図8に破線で示されているようにサイドレール30’、32’を取り付けるための取付構成の周りで枢動させるかまたは回転力(トルク)を与えさせることになるからである。実際には、ラグ46は、衝撃に応じてねじれるかまたは変形できる可撓結合部として働く。そのような変形は、衝撃が通過し、もはやウエイトプレート6’がそのねじれた位置姿勢に摩擦で保持されないとき、すなわちウエイト4’が例えば床から拾い上げられた後、ラグ46を通常の位置姿勢に復元する傾向がある付勢力をラグ46に集中させる。それゆえ、内側のウエイトプレート42のエラストマー被覆部44が十分に柔らかくかつここに示したタイプのラグ46を備えているとき、エラストマー被覆部44のラグ46は、衝撃吸収システム(衝撃吸収システムの少なくとも1つの部分)を構成することができる。
内側の金属ウエイトプレート42の周りにエラストマー被覆部44を使用する代わりに、各ウエイトプレート6’は、単にラグ46がウエイトプレート42上に一体形成された金属ラグであるような金属製のウエイトプレート42から成る場合がある。すなわち、被覆部44の無いものになる。このデザインでは、ブシュ58及び58がエラストマー被覆部44で用いる上記に開示した軟質ポリウレタンなどの比較的軟質エラストマーから形成されることになることを除いては、図10及び図11のブシュ58及び58及び取付構成を用いることができよう。そのようなエラストマーブシュは、ウエイトプレート6’がサイドレール30’または32’に対して回転力が与えられるかまたはねじられるようなことがあれば、復元力を生み出すことになるであろう。エラストマーブシュ58及び58は、ここではウエイトプレート6’とサイドレール30’または32’間に可撓性の衝撃吸収結合部を含むことになる。しかし、そのような代替デザインは、エラストマー被覆部44の消音及び耐傷特性に欠けるので好ましくない。
図6に示されているように、衝撃吸収システム、またはエラストマーラグ46と連携して動作する衝撃吸収システムの少なくとも別の部分を、セレクタ10’そのものに含めることもできる。図6に示されているようなセレクタ10’では、セレクタ10’には、硬質プラスチックまたは金属材料から作られる比較的硬い基部64を有するU字形接続ピン62が含まれる。基部64の各端部には、内向きに延在する実質的に水平な連結叉部66が含まれる。各叉部66は、所与のウエイト4’のサイドレール30’、32’の一方の下でハンドル8’の各端部のスロット13の1つの中に収まるかまたは滑り込むように適合される。接続ピン62がそのように挿入されるとき、叉部66は、ウエイト4’のサイドレール30’、32’(その下には、当該ウエイト4’及び選択されたウエイト4’の上の全てのウエイト4’をハンドル8’に結合するために、ピン62が挿入された)を持ち上げることになる。このようにして、ダンベル2’のウエイトが使用者によって選択的に調整される。
ところで、図6に示したピン62の形状に関して、またはピン62が如何にハンドル8’の端部上のスロット13に収まるかあるいはウエイト4’のサイドレール30’、32’と相互作用するかに関して、目新しいことは何もない。これは従来技術のパワーブロックダンベルにおいて既知のセレクタであり、繰り返しになるが、このタイプのセレクタは特許文献1の図4に示されている。本発明のセレクタ10’で異なるのは、UHMW−PEでできている叉部66を備えた基部64に対して、ピン62の叉部66が撓みやすいことである。ここで、ダンベル2’が衝撃を受けるとき、ピン62の叉部66は、破損することなく、曲がり、究極的には自身をその通常の形状に復元することができる。それゆえ、ピン62自身の少なくとも一部分すなわちピン62の可撓叉部66もまた衝撃吸収システムの一部である。このことは、品質保証に関連する経費及び修理費用を下げることになるが、その理由は、ピン62は曲げられたり破壊されたりしやすくない、すなわちピン62の叉部66は、破損することなく曲がり、復元することになるためである。
図6に示すダンベル2’では、衝撃吸収システムは、接続ピン62の可撓連結叉部66と、ポリウレタン取付ラグ46の両方から構成されることができる。しかし、衝撃または衝突に応じて取付ラグ46が実際に曲がったりねじれたりせず、それゆえに何ら著しい復元力を生み出さないような非常に硬いエラストマーまたは非エラストマー被覆部44を用いて、ダンベル2’のウエイトを形成することも可能であろう。本実施形態の被覆部44は、消音耐傷機能のみを果たす。例えば、このことは、ポリウレタン被覆部44がショアDスケールで50以上であるようなウエイトに当てはまる場合がある。あるいは、ダンベル2’のウエイトは、被覆部を有さず、単に外向きに突出する金属ラグを備えた金属製のウエイトプレートを含むだけの場合もある。これらの場合、接続ピン62の可撓叉部66のみが衝撃吸収システムを形成することになる。
図6に示されているような1対の可撓UHMW−PE連結叉部66を備えた接続ピンが用いられるとき、連結叉部66は、ウエイト4’を持ち上げ、ウエイト4’をハンドル8’に結合するのに十分な強さを有するように、比較的幅広、すなわち25.4mm(1”)のオーダーでなければならない。このことは不都合であり、その理由は、ハンドル8’のスロット13も同様により幅広でなければならないので、接続ピンがハンドル8’の全長を長くするためである。その結果、ダンベル2’は、円形の金属製叉部66を備えた従来のピン62が用いられるときよりも長くなる。
この不都合を避けるために、図12に示されているように、接続ピン62上の各可撓叉部66は、互いに垂直にラップしている上下のフォーク68及び68を備えた音叉の形であることができる。ここで、各叉部66上には、ウエイト4’をハンドル8’に結合するするために、1つよりはむしろ2つの可撓フォーク68がある。叉部66の各フォーク68及びハンドル8’の各スロット13は、図6のスロットより狭小に、すなわち9.525ミリメートル(3/8インチ)のオーダーで作られることができる。これは、従来技術のパワーブロックダンベルのピン62の円形の金属製叉部66の径と同じ大きさである。それゆえ、音叉形の叉部66を備えた図12のセレクタ10’は、ハンドル8’の長さまたはダンベル2’の長さの長くすることにはならず、しかし尚も、全てのウエイト4’を持ち上げ、ウエイト4’をハンドル8’に結合させるのに妥当な強さを与える。これは好都合である。
その上、接続ピン62の基部64は、ハンドル8’に結合される最も外側のウエイト4’のサイドレール30’または32’に、すなわち、使用者によってピン62がその下に挿入されるように意図されたウエイト4’のサイドレール30’または32’に、磁気的に引きつけられ、磁気的に結合させるための1若しくは複数の磁石70を内蔵している。図6の形状のセレクタ10’を用いる場合、所望のウエイトのサイドレール30’または32’の下に叉部66を滑り込ませるときにセレクタ10’が非意図的に反転されるならば、そのようなセレクタ内の磁石70は、使用者が選択しようとしているウエイト4’のサイドレール30’または32’の下でサイドレール30’または32’に非意図的に磁気的に結合されることになるであろう。これは、セレクタ10’の操作に混乱及び困難を生じさせる。というのも、磁石70はセレクタ10’が通常の位置に挿入されるときにのみ目的のサイドレール30’または32’に引きつけられ、非意図的に反転されないからである。
しかし、図12に示したセレクタ10’を用いる場合、叉部66の上下のフォーク68及び68は、使用者が結合しようとしているウエイトのサイドレール30’または32’に単に跨嵌されるに過ぎず、一方のフォーク68はサイドレール30’または32’の下に通され、他方のフォーク68は同じサイドレール30’または32’の上に通されている。磁石70は、上下のフォーク68及び68間で基部64上に対称的に配置されるので、セレクタ10’がどのように挿入されるかに拘らず、すなわち、セレクタ10’が直っすぐ挿入されるにせよ逆にされるにせよ、磁石70は、使用者が結合しようとしているウエイト4’のサイドレール30’または32’に磁気的に引きつけられることになる。それゆえ、図6の様式のセレクタに関して存在し得た混乱は、図12の様式のセレクタを用いれば未然に防がれる。接続ピン62がハンドル8’のスロット13の中へ滑り込んでいるので、使用者が叉部66の2つのフォーク68を右のウエイト4’のサイドレール30’または32’に跨嵌する限り、磁石70は常にそのサイドレールに引きつけられることになる。図12のタイプのセレクタ10’が用いられるならば、ダンベル2’のハンドル8’の端部9及び9は、最内側のウエイトのサイドレール30’または32’すなわち図6に示した最も上側のサイドレール30’の上に更なるスロット13を追加するように変更されなければならない。
ここで図13を参照すると、衝撃吸収システムを有するセレクタ式ダンベル2の別の実施形態のウエイト4’の1つが示されている。このウエイトでは、左右のウエイトプレート6’及び6’を接続するサイドレール30’、32’は、左右のウエイトプレート間の全距離にわたり延在せず、左右の部分サイドレール区間72、74に分割されている。サイドレール区間72、74は、比較的堅いが撓みやすい中央に配置されたエラストマースリーブ76によって1つに結合される。
通常、スリーブ76は、図13に実線で示されているように互いに整合されたウエイトプレート6’及び6’を保持する程度に十分に堅い。しかし、スリーブ76は、衝撃に応じて図13に破線で示されているように屈曲するかまたは曲がる場合がある。衝撃が通過し、ダンベル2’が床から持ち上げられてウエイトプレート6’及び6’にかかる摩擦力が取り除かれると、スリーブ76は、自身及びウエイトプレート6’及び6’を元の位置に復元することができる。図13に示されているダンベル2’において、ウエイトプレート6’及び6’は、図13に示されている左右のサイドレール区間72、74の外端部に溶接された単なる金属製のウエイトプレートである。
図14は、サイドレール30’、32’全体をUHMW−PEなどの可撓性材料から作ることができるような更に別の代替実施形態を示している。この場合、サイドレール30’、32’の端部は、金属ウエイトプレート6’及び6’のエッジ部に単にボルト締めまたはピン留めされているに過ぎない。サイドレール30’、32’そのものが、衝撃に応じて図14に破線で示されているように曲がるかまたは屈曲する。衝撃が通過し、ウエイトプレートをその変形された位置姿勢に保持する傾向がある摩擦力が取り除かれると、サイドレール30’、32’は、自身を元の位置に復元し、ウエイトプレート6’及び6’を図14に実線で示されている通常の位置姿勢に復元させることになる。
上記した実施形態は全て、ウエイト4、4’、セレクタ10、10’またはハンドル8、8’またはその組合せのどこかに何らかの形の衝撃吸収システムを有するが、この開示のいくつかの態様は、本明細書に示したタイプの、衝撃吸収システムがないかあるいは別になっているセレクタ式ダンベル2’において有用である。例えば、本明細書に示したタイプのエラストマーで包み込まれたウエイトプレート6’及び6’及びそれらをサイドレール30’、32’に接続する方法は、ウエイトプレート6’及び6’自身が非常に硬いエラストマー被覆部44を有するとしても、そして金属叉部66を備えた従来のセレクタ10が用いられるとしても、不快音を軽減しかつ傷を防止するという点で望ましい効果を与える。同様に、図12に示されているセレクタ10’の形状は、作動中により安全なフールプルーフになるであろうし、セレクタ10’の反転が起こり得るにも拘らず選択されたウエイトのサイドレール30’または32’に磁石70が常に引きつけられることになるので、たとえ叉部66が金属であり、曲がりやすくなくとも、従来のパワーブロックダンベルにも有用であろう。連結叉部66のためのそのような音叉形状は、そのような叉部66を1つ備えた接続ピン62においてすら有用であろう。すなわち、ウエイト4’は、複数のスロット13の1つに挿入されるただ1つの叉部66を用いてハンドル8’に結合されることができよう。
本発明の様々な他の変更は、当業者には明らかであろう。それゆえ、本発明の範囲は、特許請求の範囲の請求項によってのみ限定されるものである。

Claims (9)

  1. セレクタ式ダンベルであって、
    (a)左のウエイトプレート(6、6’)及び右のウエイトプレート(6、6’)からなる1対のウエイトプレート(6、6’)並びに前記両ウエイトプレートを互いに離隔して保持するための少なくとも1つの相互接続部材(30、30’)を各々が有し、前記1対のウエイトプレート間の距離が各々異なり、該距離が長くなるに従って前記相互接続部材の長さが大きくなっており、ネスティングされることによって左のウエイトプレートスタック及び右のウエイトプレートスタックを提供するような複数のウエイト(4、4’)と、
    (b)軸線に沿って延在しかつ互いに離反する左右両端部を有し、前記左右のウエイトプレートスタック間に配置された長寸のハンドル(8、8’)と、
    (c)選択された数の前記ウエイト(4、4’)の前記左右のウエイトプレート(6、6’;6、6’)を前記ハンドル(8、8’)の前記各端部に接続するセレクタ(10、10’)とを含み、
    前記各ウエイトの前記ウエイトプレート(6、6’)及び相互接続部材(30、30’)が、他のウエイトの前記ウエイトプレート及び相互接続部材からも前記ハンドルからも分離独立しており、
    前記各ウエイト(4、4’)における各左右のウエイトプレート(6、6’;6、6’)と前記相互接続部材(30、30’)の間に両者間の衝撃を吸収するための可撓弾性結合部(12;46;58及び58)が設けられ、
    前記可撓弾性結合部(12;46;58及び58)が互いに協働して、通常は、前記ウエイトプレート(6)を前記ハンドル(8)の前記軸線に対しての実質的に直立の位置姿勢に支持し、衝撃が加えられた場合には、前記ウエイトプレート(6)を前記通常の位置姿勢から外れて前記ハンドル(8)の前記軸線に対して側方に回動または傾斜させ、さらに、前記ウエイトプレート(6)が前記通常の位置姿勢から外れた位置姿勢にあるときに、前記ウエイトプレート(6)に対して、前記衝撃が無くなった後に前記ウエイトプレート(6)を前記通常の位置姿勢に復元させるのに十分な付勢力を与えるべき衝撃吸収システムを構成することを特徴とするダンベル。
  2. 前記各ウエイトプレートの前記可撓弾性結合部が、前記ウエイトプレートを保持する少なくとも1つの可撓アーム(12)を含むことを特徴とする請求項1に記載のダンベル。
  3. 前記各ウエイトプレートの前記可撓弾性結合部が、可撓エラストマー結合部(46;58及び58)であることを特徴とする請求項1に記載のダンベル。
  4. 前記可撓エラストマー結合部(46)が、前記ウエイトプレートの外側の被覆を形成するエラストマー被覆部(44)の一体部分であることを特徴とする請求項3に記載のダンベル。
  5. 前記各ウエイト(4’)の前記相互接続部材(30’)が、前記各ウエイト(4’)の前記左右のウエイトプレート(6’、6’)の正面側部同士の間に延在するフロントレールと、前記各ウエイト(4’)の前記左右のウエイトプレート(6’、6’)の背面側部同士の間に延在するリアレールとから構成され、前記各ウエイト(4’)のフロントレール及びリアレール(30’)は互いに同じ垂直高さに位置するが、異なるウエイトについては、前記複数のフロントレール及びリアレール(30’)のそれぞれが、前記左右のウエイトプレート(6’、6’)間の距離が大きくなるにつれて次第に低い位置に配置されるように、垂直高さが互いに異なり、
    前記ダンベルが、前記各ウエイトプレート(6’、6’)の前記エラストマー被覆部(44)と一体となっている1対の結合部(46)をさらに含み、該結合部(46)が、前記フロントレールの一端を取り付けるための、前記被覆部の正面側部から外向きに突出したフロントラグと、前記リアレールの一端を取り付けるための、前記被覆部の背面側部から外向きに突出したリアラグとから構成されることを特徴とする請求項4に記載のダンベル。
  6. 前記セレクタ(10’)が、異なる数のウエイト(6’)を前記ハンドル(8’)に結合するために前記ハンドル(8’)上の複数の開口部(13)内に挿入可能な少なくとも1つの連結叉部(66)を有する接続ピン(62)を含み、該接続ピンの各連結叉部(66)が、さらなる衝撃吸収のために可撓性及び弾性を有することを特徴とする請求項5に記載のダンベル。
  7. 前記接続ピン(62)の各連結叉部が、互いから離間しているが互いに重なり合う上下のフォーク部(68及び68)を備えた音叉の形をなし、前記上下のフォーク部(68及び68)が、異なるウエイトを前記ハンドル(8)に結合するために1対の互いに隣接する開口部(13)内に受容されることを特徴とする請求項6に記載のダンベル。
  8. 前記接続ピン(62)が、基部(64)を備えた1対の連結叉部(66)を有するU字形ピンを含むことを特徴とする請求項7に記載のダンベル。
  9. 前記セレクタ(10、10’)もまた、衝撃を吸収するように、少なくとも部分的に可撓性自己復元材料から形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダンベル。
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